パナソニックは4月6日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」(H-HS030)を発表した。発売は4月23日で、希望小売価格は税別57,000円だ。LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が60mmとなるマクロレンズ。2015年2月に海外発表されていたものが、このたび正式に国内でも発表された。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む9群9枚構成だ。最短撮影距離は10.5cmで、風景撮影から等倍マクロ撮影まで幅広く使用できる。開放絞りはF2.8と明るく、マクロ撮影のみならず通常撮影においても美しいボケ味を発揮するという。また、240fps駆動の高速AFに対応し、高精度かつすばやい合焦が可能だ。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載している。主な仕様は、焦点距離が30mm(35mm判換算で60mmの画角に相当)、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形虹彩絞り)、最短撮影距離が0.105m(撮像面より)、最大撮影倍率が1倍(35mm判換算で2倍)。フィルター径は46mm、本体サイズは最大径が58.8mm、全長が63.5mm、重量は180g。
2015年04月06日サイコムは1日、過去に同社製BTO PCを購入したユーザーを対象とした「リピーター様限定特典キャンペーン」の開催を発表した。キャンペーン期間は2015年4月1日より5月10まで。以前にサイコム製BTO PCを購入したユーザーが、キャンペーン期間中に新たにBTO PCを購入すると、「送料無料」と「500円分のQUOカードプレゼント」が特典として適用される。キャンペーンを利用するには、直販サイトからの注文、見積依頼時に、過去に注文した際の注文番号(シリアル番号)と氏名が必要となる。また、過去のサイコム製BTO PC購入台数にかかわらず、特典は1度だけの適用となる。
2015年04月01日2015年1月に発売された、ニコンの「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」は、NIKKORレンズでは初めてのPFレンズ(フレネルレンズ)を搭載した小型軽量の望遠レンズ。手振れ補正機能のVRはノーマル時で約4.5段分の補正効果があり、従来のレベルを超えた反射防止効果を持つナノクリスタルコートにより、ゴーストやフレアを抑えてよりクリアな描写力を発揮する。AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは、300mmの望遠レンズとは思えないぐらい小さく、手に取るとびっくりするほど軽い。全長は約147.5mmで、重量は755g。レンズの薄肉化や比重の小さいガラス材を使用することで軽量化を進め、従来の「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」に比べ、重さは半分近くに(約42%・545g減)。長さもおよそ3分の2(75mm減)にコンパクト化された。D750やD5500のように最近はデジタル一眼レフカメラが小型軽量化しているので、ボディとレンズのバランスを考えるとこれぐらいのサイズ感がちょうどいいと思う。ニコンが開発したPFレンズは、光の回折現象を利用し、高い色収差補正能力を提供する。また、ナノクリタルコートによる光学性能や手振れ補正が優れているので、逆光時や暗い場面などでの撮影においても安定感がある。手振れ補正VRには「NOMAL」に加えて、動きや変化が激しい被写体の撮影に適した「SPORT」モードがあり、流し撮りでも有効に使える。AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは、フルサイズセンサーのFXフォーマット向けレンズだが、APS-CサイズのDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラでも使える。FXフォーマットでは300mmの焦点距離だが、DXフォーマットでは450mm相当になり、1.3倍クロップ機能と組み合わせると585mm相当まで伸びる。コンパクトなのに、大砲のような超望遠レンズ並みの写真を撮ることができるレンズだ。
2015年03月31日キリンシティは4月10日より、東京都内にビアレストラン「キリンシティ」を2店舗、順次オープンする。4月10日には「キリンシティ タワーホール船堀店」(東京都江戸川区船堀)、20日には「キリンシティ 東京ダイヤビルディング店」(東京都中央区新川)が登場する。「タワーホール船堀店」は、都営地下鉄船堀駅の目の前という立地。昼には新鮮野菜のサラダビュッフェ付きランチ、カフェタイムにはスイーツメニューを用意するほか、江戸川区産の小松菜を使用したオリジナルメニューも楽しめるとのこと。最大30人収容可能な個室には、カラオケを完備。そのほか、カウンター席やテーブル席も設ける。「東京ダイヤビルディング店」は、東京メトロ八丁堀駅または茅場町駅から徒歩10分のところに位置する。店内は、大人数での集まりに適した広々空間になっているという。「タワーホール船堀店」同様、新鮮野菜のサラダビュッフェ付きランチが楽しめるほか、ケータリングメニューも充実しているとのこと。店舗所在地は、「タワーホール船堀店」が東京都江戸川区船堀4-1-1 「タワーホール船堀」1F。「東京ダイヤビルディング店」が東京都中央区新川1-28-38 「東京ダイヤビルディング1号館」1F。
2015年03月30日ドスパラは27日、スマートフォン用7倍率望遠レンズ「DN-12739」を同社直営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は税込2,999円。スマートフォンのカメラレンズに装着すると、7倍の望遠で撮影できるアタッチメントレンズ。カメラレンズに挟み込むように装着するクリップ式のため、多くの機種で使用できる。保護ケースが付属する。本体サイズは、直径4.5×厚さ3.1cm(※クリップホルダー含まず)、重さは78g。
2015年03月30日サイコムは27日、CPUとGPUのデュアル水冷システムを搭載した「G-Master Hydro」シリーズの新モデルとして、NVIDIAの最新GPU「NVIDIA GeForce GTX TITAN X」搭載モデルを発表した。即日販売を開始する。「G-Master Hydro」シリーズは、水冷CPUクーラーに加え、グラフィックスカードに水冷ユニットを取り付け、独自に水冷化したデュアル水冷システムを採用するBTOシリーズ。「G-Master Hydro-X99II」「G-Master Hydro-GK3-FFXIV」「G-Master Hydro-Z97」「G-Master Hydro-Mini2」の4モデルそれぞれに、独自に水冷化した「NVIDIA GeForce GTX TITAN X」を搭載する。○G-Master Hydro-X99IIハイエンドモデル「G-Master Hydro-X99II」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K (3.3GHz)、チップセットがIntel X99 Express(ASRock X99 Extreme4)、メモリはPC4-17000 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は341,660円から。○G-Master Hydro-GK3-FFXIVFF14推奨PC「G-Master Hydro-GK3」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i5-4460S(2.9GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Extreme4)、メモリはPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は311,050円から。○G-Master Hydro-Z97「G-Master Hydro-Z97」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i5-4460S(2.9GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Extreme4)、メモリはPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は287,280円から。○G-Master Hydro-Mini2ミニタワーPC「G-Master Hydro-Mini2」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i5-4460S(2.9GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASUS GRYPHON Z97)、メモリはPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は290,370円から。
2015年03月27日サイコムは23日、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」推奨ゲーミングPCのリニューアルを発表した。グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 960を標準で搭載し、即日販売を開始する。リニューアルしたのは、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の推奨を取得した「G-Master Cutlass3-ITX-FFXIV2」「G-Master Spear Z97 Mini-FFXIV」「G-Master Spear Z97-FFXIV2」の3モデル。○G-Master Cutlass3-ITX-FFXIV2キューブ型PC「G-Master Cutlass3-ITX-FFXIV2」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460 (3.2GHz)、チップセットがIntel H97 Express(GIGABYTE GA-H97N-WIFI)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8.1 64bit。ケースがBitfenix Prodigy、電源が650W 80PLUS SILVER(OWLTECH RAIDER RA-650S)。本構成での価格は130,770円から。○G-Master Spear Z97 Mini-FFXIVミニタワー型PC「G-Master Spear Z97 Mini-FFXIV」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460 (3.2GHz)、チップセットがIntel Z97 Express (ASRock Z97M Pro4)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8.1 64bit。ケースがFractal Design ARC Mini R2、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP)。本構成での価格は130,300円から。○G-Master Spear Z97-FFXIVミドルタワー型PC「G-Master Spear Z97-FFXIV」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460 (3.2GHz)、チップセットがIntel Z97 Express (ASRock Z97 Pro4)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8.1 64bit。ケースがCoolerMaster CM690III、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP)。本構成での価格は135,890円から。
2015年03月23日サイオステクノロジーは、3月19日に公開されたOpenSSLに関する脆弱性の、LifeKeeper製品への影響度とその対策をユーザーサイトに掲載した。この脆弱性によって同社のLifeKeeper製品が影響を受けるのは、CVE-2015-0204、 CVE-2015-0286、 CVE-2015-0287、 CVE-2015-0293の4件で、これらの影響を受ける製品のバージョンと環境、影響の範囲、そして暫定の回避策を記載している。恒久対策については、次期リリースで対応する予定。詳細はブログを参照のこと。
2015年03月23日サイバーエージェントは3月19日、エンジニアおよびクリエイターを対象とした採用活動強化の一環として、現役エンジニア向けの無料講座「Unityエンジニアアカデミー」を2015年4月より開講すると発表した。同社は、「Ameba」で提供中の各種サービスおよびWebサイト制作ツール「AmebaOwnd」、現在準備中の音楽ストリーミングサービス「AWA」や、今後開発予定の新しいスマートフォン向けサービスの開発・運営に携わるエンジニアやクリエイターの採用活動を強化していく方針だ。その第1弾として、ゲーム業界などで活躍する人材のスキルアップ支援とサービス開発・運営体制の強化を目的に、同社以外でエンジニア職に就いている人を対象とした無料講座「Unityエンジニアアカデミー」が開講される。同講座は、4月18日から全8回にわたって休日に実施されるプログラム。参加者は、現在の仕事を続けながら、今後ネイティブアプリ・エンジニアとして活躍するために、ゲーム開発に重要なスキルとして注目度が高いUnityの技術習得を目指す。参加条件は、「コンシューマゲーム開発、サーバサイドの開発、FlashによるPCコンテンツ開発のいずれかの経験を有すること」「全講座参加可能であること」「ノートPC持参可能であること」で、スマートフォンのネイティブエンジニアとして活躍したいという意向があり、スキルアップに対する意欲の高い人材が求められている。参加者は書類審査及び事前面接により決定される。なお、全過程終了後に合格基準を満たした優秀者には、同社への内定パスが付与される予定だという。
2015年03月19日バットマンが誕生する前のゴッサム・シティを舞台にしたクライム・アクションドラマ『GOTHAM/ゴッサム』のブルーレイ&DVDが夏にリリースされる。これを記念してゴッサム・シティの住民として認定される新企画が実施されている。その他の写真ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』は、バットマン=ブルース・ウェインの信頼できる協力者で、のちにゴッサム市警の本部長となるジェームズ・ゴードンを主人公に、彼の若き刑事時代を描いた作品。ゴードンと犯罪現場で出会う12歳のブルースとの交流を主軸に、なぜゴッサム・シティは“闇の騎士(ダークナイト)”の存在を必要とする街へと変貌をとげたのかが明かされる。『The OC』で人気を博したベン・マッケンジーがゴードン刑事を演じ、『メンタリスト』『ROME [ローマ]』を手掛けたブルーノ・ヘラーが製作総指揮と脚本を担当している。“ゴッサム・シティ住民企画”は、特設サイトにアクセスし、会員登録をすると特別住民票と住所が発行され、架空都市ゴッサム・シティの住民として認定される。住民になると、住民同士で交流できるゴッサム・シティBBSや、街に関するニュース“ゴッサム・タイムズ”が配信されるほか、4月に開催予定の『GOTHAM/ゴッサム』特別試写会へ応募できる。『GOTHAM/ゴッサム』夏ブルーレイ&DVDリリース、デジタル配信開始(C)GOTHAM and all pre‐existing characters and elements TM and (C)DC Comics.Gotham series and all related new characters and elements TM and (C)Warner Bros. Inc. All Rights Reserved.
2015年03月17日○買収によりBelden傘下となったTripwire米Tripwireは、96カ国で9.000社以上もの顧客を抱えるサイバーセキュリティのリーディング企業だ。従業員は世界各国で450名以上、2014年度の売り上げは前年比20%増となる1億6000万ドルに達している。そして1月5日にこのTripwireを、大手通信ケーブルメーカーとして知られる米Beldenが買収。TripwireはBelden傘下の企業として、新たなスタートを切った。米Tripwire マーケティング担当バイスプレジデントのエリザベス・アイルランド氏は「金融機関などだけでなく、近年は放送業界や産業用制御システムといったBeldenのビジネス領域においても、サイバーセキュリティのニーズは高まっています。そこでBeldenの製品群と、弊社が持つサイバーセキュリティのプラットフォームを統合化することにより、双方の強みを活かしたソリューション提供が実現可能になります」と、買収の背景について語る。さらに「買収という形式ではありますが、経営幹部や従業員はもちろん、実際の業務内容からブランドまでTripwireとして従来の体制をそのまま継続しています。それどころか、Beldenが研究開発への積極的な投資を行うことにより、買収以前の計画を前倒しで進められるようになりました。これは弊社にとっても非常に嬉しい出来事です」と、Tripwireにとっても今回の買収が大きなメリットであることを強調した。○迅速かつ多面的な検知・防衛が求められるサイバーセキュリティ市場は、ここ1年半ほどで大きく変わってきたという。従来、大半の企業では多くの時間と費用をかけて"予防"に注力してきた。しかし現在は、攻撃を受けているか否かをいち早く見極め、もし攻撃を受けていた場合は迅速に影響範囲を割り出すなど、"検知のギャップを埋める"ことが求められている。「攻撃を受けていたことが発覚するまで、平均200日以上かかっているという調査結果もあります。これは前年と比べると短縮されていますが、これだけの期間があれば、悪意ある第三者は企業の重要な情報を発見して盗み出し、そこからさらなる犯罪を犯すことが十分に可能です。そこで、価値ある情報が企業から流出していないかをいち早く見極める手段が必要になってきます」と、アイルランド氏は注意を呼びかける。また、企業の重要な情報へアクセスする手口が巧妙化してきているのも近年の特徴といえる。たとえば2013年末には、小売大手の米Targetで最大7000万人分もの個人情報漏えい事件が発生したが、その際に犯人はまずヒーターやエアコンの制御システムへと侵入。そこから盗み出したパスワードでエンタープライズのネットワークに侵入し、クレジットカードのデータを盗み出したのである。「悪意ある第三者は、IPアドレスが付与されている機器すべてに侵入できると捉えられます」と語るアイルランド氏。ネットワークへ接続できるデバイスは、今後さらに増加してくる。Cisco IBSG(Internet Business Solutions Group)は、2020年にインターネットへ接続可能な機器が500億台に達すると予測。米金融機関グループのMorgan StanleyではCiscoのデータに基づき、さらに高い750億デバイスという数値を予想している。このような背景から、現在のサイバーセキュリティには多面的に検知・防衛する機能が求められるのである。○Tripwire製品で迅速かつ正確にリスクを見極めるこうした現代企業のニーズに応えるべく、米Tripwireが提供しているソリューションセットが「Adaptive Threat Protection」だ。これは、脅威/脆弱性/エンドポイント/ログ&イベントなどに関して、サードパーティを含む各種インテリジェンスを統合したもの。脅威分析やゼロデイ検知、フォレンジックス、脅威への対応を含めて、企業は迅速かつ正確にリスクを見極められるようになるという。インテリジェンスプロバイダやベンダー各社と連携した「Threat Intelligence Integration」の存在も、脅威を迅速に検知する上で重要な存在となっている。このThreat Intelligence Integrationには、米Ciscoや米Checkpointなど大手企業をはじめ数多くの企業が参画。APIをオープン化することで、各社とTripwireの製品を統合化できるのである。たとえば、ある企業でシステムに何らかの変更が加えられた場合、インテリジェンスプロバイダやベンダーを通じて既知のマルウェアなのか、未知の脅威なのかといった検証結果がTripwireに送られてくるため、迅速な対応が行えるわけだ。○日本市場では100%チャネル制で販売を実施日本市場における販売戦略については、トリップワイヤ・ジャパン 代表取締役社長の杉山富治郎氏が「米国では80%が直接販売ですが、日本では100%チャネル制で販売を行っていきます。日本の場合、企業がセキュリティ関連のプロジェクトをベンダーへ発注する際、1社の製品のみで構成されることはあまりありません。そうした意味で、さまざまなインテリジェンスプロバイダと連携した弊社の製品は大きな強みとなります。今後はセキュリティプロジェクトなどに対するアンテナを常に広げていきたいですね」と語ってくれた。最後に「皆さんもご存じの通り、サイバーセキュリティは極めて難しい分野ですが、弊社ではこの市場で長年培ってきた技術やノウハウを基に、お客様のニーズにベストマッチするソリューションをご提供することができます。セキュリティに関する課題がありましたら、ぜひお問い合わせください」と、日本の企業へメッセージを送るアイルランド氏。近い将来、日本においてもさまざまな分野でTripwireの名前が聞かれるようになりそうだ。
2015年03月17日サイオステクノロジーは、Red Hat Enterprise Linux 7のサポートの開始を発表した。現時点では、いくつかのアプリケーション用のRecovery Kitに未対応のものがあるが、これはRecovery Kitの保護対象となるアプリケーションにRHEL7対応を正式に発表していないものがあるためであり、今後、順次の対応を行っていく予定だ。LifeKeeper for Linux v8.4.0 / LifeKeeper Single Server Protection v8.4.0から、Red Hat Enterprise Linux 7(以下 RHEL7)でもLifeKeeper製品を利用できるようになり、あわせて、CentOS 7、Oracle Linux 7 等のOSもサポートする。なお、LifeKeeperの使用に際してRHEL7系を利用する際の注意点として、LifeKeeperをインストールするパーティションにXFSではなく、ext3やext4といった従来標準とされてきたファイルシステムを利用するよう注意が必要となる。これは、Red Hat Enterprise Linux 7 における大幅な変更として、デフォルトのファイルシステムが ext4 から XFS に切り替わっているためである。詳細はこちらのブログを参照のこと。
2015年03月17日サイコムは13日、Cherry MXスイッチ(茶軸)採用のメカニカルキーボードと2-way SLI仕様のNVIDIA GeForce GTX 980Mを搭載したMSI製ゲーミングノートPC「GT80 2QE-051JP」の取り扱い開始を発表した。本日の18時より販売を開始し、標準構成時の価格は498,000円から。「GT80 2QE-051JP」は、独ZF Electronics製Cherry MXスイッチの茶軸を採用したメカニカルキーボードを、ノートPCとして初めて搭載した(MSI調べ)ゲーミングノートPC。物理キーボードの右側スペースは、タッチ式のテンキーとタッチバッドを切り替えて利用可能となっている。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4720HQ(2.6GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがDDR3L-1600 16GB、ストレージが128GB M.2 SSD×4(512GB/RAID 0) + 1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980M 8GB×2(2-way SLI)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが18.4型フルHD(1,920×1,080ドット)ノングレア液晶、OSがWindows 8.1 64bit。インタフェースは、USB 3.0×5、HDMI×1、Mini DisplayPort×2、ギガビット対応有線LAN(Killer E2200)、IEEE802.11ac対応無線LAN(クアルコム・アセロス Killer 1525)、Bluetooth 4.0、SDカードリーダ、Webカメラ(1,080p)、オーディオポートなど。本体サイズはW456×D330×H49mm、重量は約4.5kg。
2015年03月13日東京ステーションシティ運営協議会は3月14日~29日、北陸新幹線開業に合わせ、東京ステーションシティ(東京・東京駅内)にて「北陸新発見フェア」を開催する。同イベントでは、北陸新幹線沿線にある富山・石川・福井・新潟・長野各県の特産品を集めた物産展や、同5県の観光PRイベント、北陸新幹線開業を記念したノベルティの配布などを行う。各県の地域特産品を販売する「出張! 日本百貨店」は地下1階の「びゅうスクエア」にて行われる。北陸地方のグルメや、北陸新幹線をかたどった雑貨などの商品をそろえるという。また、改札内1階では3月14日~31日に、北陸3県の名産品や「北陸新幹線(E7系)・北陸」をテーマに開発した限定のオリジナルグッズを販売する「HOKURIKU BOX(ホクリクボックス)」の第2弾を開催。トートバッグや「ツバメノート」など、石川県輪島市出身の漫画家・永井豪氏の代表作『マジンガーZ』とE7系新幹線とのコラボレーションアイテムもとりそろえる。ほかにも、3月11日~3月29日には、北陸新幹線沿線の5県で伝統的に伝わる"ご当地料理"やそのアレンジ料理、"ご当地素材"を使用したメニュー15種を東京ステーションシティ内の各飲食店が展開する。「うどん酒房 杵屋」の「揚げ白海老の丼ぶり定食」(1,200円・1日10食限定)や、「リッショマニア キッチン」の「ずわい蟹とうにの釜めし+板うに付き」(3,024円・1日10食限定)、「とんかつ寿々木」の「たれかつ丼」(1,200円・1日15食限定)などが販売される。なお、メニューにより提供時間が異なる。駅内「駅弁屋 祭」「駅弁屋 踊」をはじめとする日本レストランエンタプライズの弁当売店では、3月14日から「北陸新幹線開業記念弁当」(1,300円)を販売。二段重ねの折に、"マスの寿司"や"合鴨スモーク串"など北陸をイメージした料理屋食材を詰め合わせた一品となる。そのほか、「ニッポンの駅弁」では「新幹線E7系弁当」(1,300円)、「浅草今半」では「能登牛 すき焼弁当」(2,700円・1日15食限定)が提供される。※価格は全て税込
2015年03月10日サイオステクノロジーは3月2日、「LifeKeeper for Linux」と「LifeKeeper Single Server Protection for Linux」の最新バージョンである8.4を提供開始したと発表した。今回のアップデートにより、Red Hat Enterprise Linux 7, Oracle Linux 7, CentOS 7といった3つのOSをサポートする。加えて、PostgreSQL, MySQL, Oracleといった主要DBのRecovery Kit対応のほか、v8.2、v8.3の各種バグの修正等が行われている。そのほか、アップデート概要は以下の通り。LifeKeeper for Linux v8.4対象となるRecovery KitPostgreSQL, MySQL, Oracle, DB2, Apache, Postfix, DMMP, LVM, NFS, NAS, Samba, MD, EC2, Route53, OpenswanMySQL Recovery Kitが、MariaDB 5.5をサポート、並びにHULFT Recovery Kitが、HULFT8をサポート。LifeKeeper Single Server Protection for Linux v8.4対象となるRecovery KitPostgreSQL, MySQL, Oracle, DB2, Apache, Postfix, NFS, NAS, SambaMySQL Recovery Kitが、MariaDB 5.5をサポート
2015年03月03日サイバーエージェントの連結子会社で、投資育成事業・ベンチャーキャピタル事業を展開するサイバーエージェント・ベンチャーズは2月25日、動画制作プラットフォーム「Crevo(クレボ)」を運営するCrevoに対して出資したと発表した。「Crevo」は2014年3月にリリース後、250社が活用しており、累計依頼総額も2015年3月末時点で1億円を突破する見込みだという。今後、増加する動画制作ニーズに応えるために、より多くのクリエイターが動画制作に携われるようセミナーや勉強会も開催。企画・制作から動画広告の配信・運営まで支援することで、効果・結果を踏まえて、より効果を高める一貫した動画ソリューションを提供する。登録クリエイターの7割は海外のクリエイターで、海外とコラボレーションする制作フローの特長を活かして、アジアやアメリカでも事業展開を予定している。
2015年02月26日○135mm以上が望遠レンズ今回は「望遠レンズ」について解説しましょう。焦点距離で言えば、135mm以上のレンズが望遠レンズになります。数字が200mm、400mm、500mmと大きくなるほど遠くの被写体を写すことができ、なかには1000mmという超望遠レンズもありますが、一般的な用途では200~400mm程度あればほとんどカバーできます。○遠くを写すには望遠レンズがないとはじまらない望遠レンズを使うと、遠くにある被写体を大きく写すことができます。「遠くのものをよく見たい」、これは昔から人が持っている願望ですね。双眼鏡であったり望遠鏡であったりと、人はいろいろな道具を発明して対応してきました。それはカメラでも同様で、被写体を間近で見たように写せるのが望遠レンズの一番の特徴です。○写せる範囲は狭く、背景をボカしやすい望遠レンズは被写体を大きく撮影できる反面、画角が狭いので被写体の周囲はあまり広く写りません。たとえば、300mmの焦点距離だと画角は約8度ほどしかありませんので、撮影の際はしっかりと構図を決める必要があります。そして焦点距離が長くなることにより、ピントの合う範囲(被写界深度)も狭くなります。どういうことかと言うと、ピントを合わせた部分以外は大きくボケやすいということです。画角が狭いことから少しのズレやブレでもピントがはずれるので、しっかり構えて撮らなくてはいけません。でも、そのボケを上手に活かしたり、背景を整理することで被写体をより印象的に見せることができるのも望遠レンズの面白いところです。○遠くも近くもみんなまとめる「圧縮効果」望遠レンズの特徴には「圧縮効果」もあります。圧縮効果とは、実際には距離が離れている被写体が、互いに近くにあるかのように前後の距離が凝縮されて写るものです。たとえば、道路のすぐ後ろに山があるような風景写真、密集して咲くお花畑の写真などが代表的なものです。望遠レンズならではの特色を活かすには、「狙って撮る」という心構えや動作が必要になります。広角レンズに比べるといくぶんテクニックを求められますが、カメラをはじめると欲しくなる、いや必携になるレンズと言えます。
2015年02月25日○焦点距離35mm以下が広角レンズ広角とは字のごとく「広い画角」を表します。カメラのレンズは、焦点距離の数字が小さくなれば画角が広くなっていき、数字が大きくなると画角が狭くなって望遠になります。一般的に焦点距離35mm以下のレンズを「広角レンズ」、さらに24mm以下のものを「超広角レンズ」と呼びます。画角の広さだけで言えば、周囲180度を写せる「魚眼レンズ」がありますが、こちらは特殊なレンズなのでまた別の機会にご紹介しましょう。○大パノラマを一枚に写せる画角の広さ広角レンズの特徴はなんといっても、広い範囲を写せることです。景色を大きく切り取れるので風景撮影にはもってこいのレンズといえるでしょう。旅先で出会った雄大な山並みやどこまでも続く大海原、歴史的な建造物などを一枚の写真として収めてくれるので、とっても重宝します。というより、筆者にとっては無いと困るレベルです。レンズキットに付属する標準ズームレンズが必ず広角の焦点距離に対応しているのもそのためです。○誇張される遠近感を利用して広角ならではの一枚にもう一つの特徴は、遠近感(パースペクティブ)が誇張されることです。人の目でも、近いものは大きく、遠くのものは小さく見えますが、これがことのほか強調され、広角レンズならではの奥行きのある写真になります。誇張される度合も35mmよりは28mm、28mmよりは24mmというように、画角が広くなるにつれ大きくなります。この特性を活かせば、たとえばそれほど大きな橋や道路でなくても、果てしなく続くようなイメージで写すことができます。周辺が歪むので人物写真には向きませんが、手足を上手に入れて撮ってあげると通常よりも長~く見えるので撮影者の株が上がるかもしれません。○ブレに強いのでスナップにも最適ブレに強いのも広角レンズの特徴と言えます。焦点距離が短いのでピントの合う範囲が大きく、被写体一つ一つが小さく写るので、ブレたりボケたりしていても目立ちにくいためです。サッと構えて素早く撮れる、そのことからも人の目よりも少し広い画角である28~35mmのレンズはスナップ撮影用として人気があります。次回は「望遠レンズ」について解説します。
2015年02月24日ライカカメラジャパンは2月24日、ライカTカメラシステム用の広角レンズ「ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.」と望遠レンズ「ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.」の発売日および価格を発表した。ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.とライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.は、2014年9月開催のカメラ展示会「Photokina 2014」にて発表された。発表当初、2015年中とされていた発売日がこのたび正式に決定。いずれのレンズも2015年3月1日に発売し、価格は税込243,000円だ。ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.は、35mm判換算で約17mm-35mmの焦点距離をカバーする広角ズームレンズ。本体は高級感のあるブラックアルマイト仕上げだ。広域撮影で優れた鮮明度を発揮する。ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.は、35mm判換算で約80mm-200mmの焦点距離をカバーする望遠ズームレンズ。ポートレート撮影やスポーツなどのアクションを撮影するのに適している。
2015年02月24日パナソニックは2月23日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」と「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」を海外発表した。日本での発売については明らかになっていない。○LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が約60mmとなるマクロレンズ。ステッピングモーターの採用によって、高速かつ静粛なAFが可能となった。LUMIX Gシリーズとの組み合わせにおいては、240fpsの合焦検知スピードに対応する。主な仕様は、焦点距離が30mm(35mm判換算で60mmの画角に相当)、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が40度、最短撮影距離が0.105m、最大撮影倍率が1倍(35mm判換算で2倍)。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載。フィルター径は46mm、本体サイズは最大径が58.8mm、全長が63.5mm、重量は180g。レンズキャップ、レンズリアキャップ、収納用ケースが付属する。○LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が約85mmとなる中望遠のポートレートレンズ。速くて小さい動きだけでなく、ゆっくりで大きな動きも補正する光学手ブレ補正機構「POWER O.I.S.」を採用している。AFシステムについてはLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.と同様だ。主な仕様は、焦点距離が42.5mm(35mm判換算で85mmの画角に相当)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が29度、最短撮影距離が0.31m、最大撮影倍率が0.2倍(35mm判換算で0.4倍)。フィルター径は37mm、本体サイズは最大径が55mm、全長が50mm、重量は130g。レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフード、デコレーションリング、収納用ケースが付属する。カラーはブラックとシルバー。
2015年02月24日サンコーは2月23日、リモコン式の超小型ビデオカメラ「DIYちっちゃい組込み式カメラHC 広角レンズ」を販売開始した。直販サイト「サンコーレアモノショップ」にて販売し、直販価格は税込8,480円となっている。DIYちっちゃい組込み式カメラHC 広角レンズは、RCヘリやヘルメット、鉄道模型などに取り付けて使用する小型のアクションカメラ。レンズは画角170°で、広い範囲の撮影が可能だ。MOV(H.264)・720p/30fpsでの動画撮影、JPEG・5,200×3,900ピクセルの静止画撮影を行える。人や動物などの動きを検知して自動で録画を開始する動作検知機能も持つ。付属のケーブルでテレビなどのRCA入力端子へ接続し、映像を出力可能だ。出力しながらの撮影にも対応する。本体のサイズはW55×D12×H28mm、重量は23g。420mAhのバッテリーを内蔵し、約40分から60分間、連続で撮影できる。充電時間は約2~3時間。充電しながらの撮影も行える。記録メディアは別売のmicroSDカード(最大32GBまで対応)。microSDカードスロットとmicroUSB端子を装備。録画・停止などの操作を行うリモコンが付属する。
2015年02月24日サイオステクノロジーは、3月18日(水)に アマゾンデータサービスジャパン、アプレッソと共催で、データ活用を中心テーマにその最新動向について、デモンストレーションも交えながら、紹介するセミナーを実施する。このセミナーでは、新たにビックデータの活用を開始しようとする企業向けに、自社で比較的楽に応用可能なシステムを中心に紹介する。セミナーの詳細および申し込みはこちら。BigData最新動向~クラウド&ビッグデータ時代のデータ活用から日時:2015/3/18(水) 13:30~17:00会場:アマゾン目黒オフィス(目黒区下目黒1-8-1アルコタワー19F)定員:120名講演内容:・AWSだからこそ実現できるビックデータ統合基盤・クラウド&ビッグデータ時代のデータ活用の5つのポイント・クラウドビッグデータプラットフォームを使ったデータ活用(仮)対象者:情報システム部門担当者、インフラ構築に携わるエンジニア参加費:無料締め切り:2015/3/16(月)12:00まで
2015年02月24日サイオステクノロジーは2月13日、パートナー向けの「サイオステクノロジー LifeKeeper 戦略説明会 2015」を開催。2014年度の活動報告とともに、2015年度の戦略・製品説明を行った。開催にあたり、まず、サイオステクノロジーの常務執行役員岩尾昌則氏が挨拶に立ち、2014年の業績と注力分野について説明。2月2日に発表した2014年12月決算は、売上高が73億6,700万円で前年比2桁の伸び。中期計画で研究開発投資と人材投資を進めるなか、営業利益こそ落ちたもの、いくつかのプロジェクトが新規に立ち上がるなど、将来に向けて堅調な業績であるとした。発表会の趣旨である、HAソフトの「LifeKeeper」をはじめとした事業継続(BC)ソリューション事業については、「LifeKeeper Single Server Protection for Linux」と「DataKeeper」を加えた3製品で、クラウド対応を強化していくことを強調。「クラウドとどう連携して、(パートナーの)提案のなかに入れていただけるかが1つのポイントになってくる」と話した。クラウド対応は、昨年からパートナーとともに取り組んでおり、連携、評価テストを繰り返してきた。「今後は、オンプレとクラウド、両方に対応する製品を出していきたい」とした。具体的な事業戦略と製品戦略、チャネル戦略は、BC事業企画部 部長 御舩洋氏、同部の五十嵐久理氏と大徳貴子氏が説明した。○「顔の見える化」を推進事業戦略については、御舩氏が、2014年の振り返りとして「No.1 HAクラスターソフトベンダーへ」というビジョンのもと、クラウド/大規模仮想化への最適化、運用負荷の軽減/運用の自動化、高速ストレージ連携/レプリケーション性能向上を進めてきたことを紹介した。「昨年は、2014年からの3カ年計画の初年度で、投資のスタートをテーマに、開発拠点の米国から日本への変更、2月に米国でリリースした新製品SIOS iQのように、R&Dへの積極投資を行いました。体制としても、サポートの強化、専任営業の採用を行って、サービスレベル向上、ユースケースの提供などに取り組みました。2015年からは、これを引き継ぎ、さらに発展させていきます」(御舩氏)2015年のテーマは「事業基盤の強化」。具体的には、事業部制を採用したうえで、品質部門の新設、次期新製品の開発に取り組む。新製品としては、第三四半期にはV9をリリース予定という。御舩氏は、事業基盤の強化にあたって、克服すべき課題を3つ挙げた。1つは、「特定の業種に偏った実績」であること。販売チャネルの開拓と拡大し、製品ベンダーとして情報を幅広く提供することで、サイオスという会社と製品、社員がよく見えるようにする「顔の見える化」に取り組んでいくという。2つめは、「成熟しつつあるテクノロジー」であること。HA機能やLifeKeeper自体はオンプレミス環境で成熟したテクノロジーだが、それに満足するのではなく、製品力をよりいっそう強化し、成長市場にフォーカスした機能開発に取り組んでいく。3つめは、「オンプレ市場の成長鈍化」。オンプレだけでなく、クラウド環境と組み合わせて利用できる「クラウドイネーブルド」な製品として展開していく。具体的には、認定環境を20社にまで拡大すること、サブスクリプション化し初期コストを低く利用できるようにすることなどに取り組んでいく。こうした取り組みの一例として、日本マイクロソフトとの協業を挙げた。LifeKeeperをLinux市場にとどまらずWindows環境向けに拡大してくこと、また、Azureといったクラウド環境でも展開していく。また、2016年は、これをうけて「事業の拡大」をテーマに、No.1 HAベンダーを目指して、新製品のリリースに取り組んでいくとした。○マルチクラウド対応、Windows対応強化続いて、製品戦略について、五十嵐氏が説明した。2014年の振り返りとしては、各クラウドで動作検証を実施し、現在、「Amazon EC2」「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5」「Nifty Cloud」「U-Cloud」「NTTコミュニケーションズ ビズホスティング」「Microsoft Azure」が認定クラウドになったことを説明。特に、EC2上では、東京とシンガポールのデータセンターといったように、クロスリージョンのフェイルオーバーに対応し、大規模災害への万全な対策を提供できるようになったとした。また、Azure上では、Windows Server FailOver ClusteringとDataKeeper Cluster Editionを組み合わせたHAソリューションの提供も開始した。ストレージ分野では、HP StoreVirtual Scale Out Storageや、Lenovo Enterprise Solutionsとの協業による、高速ストレージ連携、レプリケーションの性能向上がある。五十嵐氏は「クラウドや大規模仮想化環境、ストレージなどは、今後の大きく成長する分野として期待している」と見通しを語った。2015年の製品戦略としては、4つの強化策を挙げた。1つは、「爆発的に増殖する仮想環境への最適化」。具体的には、運用負荷の増加に対応するソリューション、すばやく確実なデプロイメントを実現するソリューションを提供していく。オンプレで作った環境をクラウドにひとつひとつ展開するといった方法ではなく、「クローンを作ってクラウドにばら撒く」(五十嵐氏)ような、デプロイメントを実現していくという。2つめは「マルチクラウドへの対応」。認定クラウド20社を目指すとともに、コストパフォーマンスにすぐれたDR環境をハイブリット環境として提案していく。また、各クラウドのコンセプトに即した柔軟な提供モデルを開発していく。3つめは、「NoLinux (Not only Linux)」。Azure環境やWindows Server 10といった新しいプラットフォームに対応し、Linuxだけにとどまらないソリューションの提供を行う。4つめは「徹底した品質向上」。品質保証部を交えた新たなフレームづくりを進める。ロードマップとしては、3月にV8.4、6月に8.4.1をリリースし、第3四半期にいよいよ、9.0.0が登場する見込み。特徴としては、Cloning機能、Clouster設定比較、パッケージングの見直し、価格体系の一部見直し、ダウンロード販売、クラウド対応機器エンハンスメントなどがある。第4四半期には、バグフィックス版の9.0.1をリリース予定。一方、Windows版は、4月に8.2.1、第2~3四半期に8.3をリリース予定。8.3では、Windows Server 10サポート、DataKeeperのGUI拡張などが施される予定になっている。○新たにクラウドインテグレーションパートナーを追加チャネル戦略は大徳氏が説明した。まず、2014年の振り返りとして、アマゾンデータサービスジャパン、富士通、日本ヒューレッドパッカード、レノボエンタープライズソリューションズとの共同検証や事例発表、共同セミナーなどを行ったことを紹介。また、クラウドパートナーとして、NTTコミュニケーションズ、富士通、ニフティ、ユニアデックスが加入し、共同検証を行ったことを紹介した。「2015年もクラウドパートナー様との連携を促進しています。クラウドインテグレーションパートナーというカテゴリも新設。今後も、セールス支援、テクニカル支援、マーケティング支援といった3つの角度から、パートナー様のビジネスをご支援します。また、Webサイト、技術ブログ、Facebookを使ってさまざまな情報を提供していきます」(大徳氏)パートナーカテゴリは現在、ディストリビューション、SI&サポート、SI、ハードウェア、ソフトウェア、クラウド、アソシエイトの7カテゴリで計123社。ここにクラウドインテグレーションが加わることになる。その後、2015年度のパートナーアワードが発表された。販売本数により、シルバー、ゴールド、プラチナに分かれている。シルバーは、SRA OSS, Inc.日本支社、SCSK、ディ・アイ・ティの3社、ゴールドはNTTデータ先端技術、日本HP、CTCSPの3社、プラチナは、富士通、横河レンタ・リース、日立ソリューションズ、沖電気工業の4社となった。
2015年02月24日ヤマハ発動機は23日、同社初の市販マルチホイールモデル「トリシティ MW125」にABSを標準装備した「トリシティ MW125 ABS」を4月20日に発売すると発表した。車両区分は「第二種原動機付自転車(原付二種)」となり、運転には「小型限定普通二輪車(AT含む)免許」以上が必要となる。トリシティ MW125は、特徴的な2輪フロントの車体に水冷125ccYMJET-FIエンジンを搭載したコミューター。今回発売されるABS標準装備モデルは、フロント2輪とリヤ1輪に取り付けられたセンサーがスリップを感知すると、独立した3つのブレーキを最適に制御して車輪のロックを抑制する。トリシティ MW125 ABSのカラーリングは、「ブルーイッシュホワイトカクテル1」「マットディープレッドメタリック3」「ブラックメタリックX」の3色を展開し、価格は39万9,600円(税込)。
2015年02月23日サイバーエージェントは2月20日、写真を利用したSNS「Instagram(インスタグラム)」を活用したマーケティング商品を開発、販売を開始したと発表した。Instagramは全世界の利用者が3億人を越え、1日7000万件超の写真や動画が投稿されている。第一弾の取り組みとして、サントリースピリッツの新製品「澄みわたる柚子酒」でプロモーションを1月28日~2月24日に実施。「澄みわたる柚子酒」アンバサダーなどに選ばれたInstagramersJapanユーザーが、製品の写った作品に特定のハッシュタグを付け、instagramに投稿を行い、後日、サントリーが選定する優秀作品10名をサイト上で発表する。同社は今回、Instagramの愛用者が集う日本最大級のユーザーグループ「InstagramersJapan」と協業し、Instagramを活用した企業のマーケティング活動を支援していく。広告主の商材やサービスなどを「InstagramersJapan」のユーザーグループに提供することで、彼らの作風に合わせて商材やサービスを表現してもらう。今後も、ハッシュタグを活用した写真投稿・動画投稿キャンペーンの展開や作品を集約した企画などを展開していく。
2015年02月23日サンワサプライは17日、iPhone 6専用の望遠カメラレンズキット「iPhone 6 望遠レンズキット(光学 12倍・ミニ三脚&専用ケース付) 400-CAMO46」を発売した。同社の直販サイト「サンワダイレクト」で購入でき、価格は税別4,148円。「iPhone 6 望遠レンズキット(光学 12倍・ミニ三脚&専用ケース付) 400-CAMO46」は、iPhone 6に専用ケースを装着し、レンズを取り付けるだけで望遠撮影が可能になる望遠レンズキット。光学の12倍ズームにより、倍率が上がっても画質を落とすことなく撮影できる。ピント調節は、レンズ先のフォーカスリングと端末のオートフォーカスで調整可能。専用ケースは、装着したままでも各ボタンの操作や、ケーブル・イヤフォンの接続に対応している。「iPhone 6 望遠レンズキット(光学 12倍・ミニ三脚&専用ケース付) 400-CAMO46」の主な仕様は次の通り。専用ケースのサイズ/重量は、幅約70mm×高さ約142mm×厚さ約10mm/約16g。レンズのサイズ/重量は、直径約28mm×厚さ約83mm/約65g(キャップ含む)。倍率は光学12倍。付属の三脚の高さは約12.3cmから18cm。重量は約77g。
2015年02月17日サイコムはこのほど、メモリモジュールや水冷クーラーなどのPCパーツで知られるCorsairとのコラボレーションPC「Vengeance」シリーズのラインナップに、Intel X99マザーボードを採用した「G-Master Vengeance X99」「G-Master Vengeance X99-Mini」 を追加し、販売を開始した。Corsairとの協業により、サイコムのみに与えられた「Vengeance」の称号を用いたゲーミングPC。Corsair製品を中心にシステムを構築している。「G-Master Vengeance X99」では、電源に「RM750」、ケースに「Carbide Air 540」、「G-Master Vengeance X99-Mini」では、電源に「RM650」、ケースに「Carbide Air 240 Black Edition」を採用するほか、2モデル共通でメモリに「Vengeance LPX CMK16GX4M4A2133C13」を搭載する。○G-Master Vengeance X99基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.30GHz)、チップセットがIntel X99 Express(MSI X99S GAMING 7)、メモリがDDR4 PC4-17000 4GB×4、ストレージが500GB SATA3 HDD(Seagate ST500DM002)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ(LG GH24NSB0 BL)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB、OSはオプション。本構成での価格は268,500円から。○G-Master Vengeance X99-Mini基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.30GHz)、チップセットがIntel X99 Express(GIGABYTE GA-X99M-Gaming5)、メモリがDDR4 PC4-17000 4GB×4、ストレージが500GB SATA3 HDD(Seagate ST500DM002)、光学ドライブがなし、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB、OSはオプション。本構成での価格は262,610円から。
2015年02月16日コレガは16日、ガラスレンズを搭載したオートフォーカス対応のWebカメラ「CG-WC200」を発表した。2月中旬より発売する。価格は4,170円。ガラスレンズを搭載し、くっきりした映像を撮影できるWebカメラ。1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsでの撮影が可能で、オートフォーカスに対応。遠景だけでなく、最短3cmからの接写も行える。マイクを内蔵するため、通話にも利用可能。センサーには、有効画素数200万画素のCMOSセンサーを採用。最低照度は30ルクスで、画角は50度。フレキシブルアームにより、厚みのあるディスプレイなどにも取り付け可能。カメラ部は横方向に360度回転でき、上下にも可動する。インタフェースはUSB 2.0でケーブル長は1.5m、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW70×D23×H30mm、重量は90g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2015年02月16日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾、第2弾に続いて、第3弾をお届けしよう。
2015年02月16日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾に続いて第2弾をお届けしよう。
2015年02月14日