今月10日(現地時間)、デヴィッド・ボウイが亡くなったというニュースは、生前親交の深かったケイト・モスにかなり影響を与えているようだ。デヴィッド死去の直後、ケイトはデヴィッドの顔がプリントされたTシャツに、彼が好きだったチャンキーヒールのブーツを履いて、ファッションアイコンの彼女らしい方法で悼んだ。さらに16日には、「デヴィッド・ボウイ」をテーマに自身の42歳の誕生パーティーを自宅で開いた。イギリスの「The Daily Mirror」誌によると、ケイトは招待客に「デヴィッドを表現した80年代の格好で着てね」と頼んだという。参加者の1人、ボーイ・ジョージはツイッターに「コッツウォルズでケイト・モスの誕生日をお祝いしてとっても楽しい夜を過ごした。デヴィッド・ボウイの曲に合わせて踊ったの。ていうか、デヴィッドの人生に敬意を表した誕生パーティーだったわ」とツイートしている。友人に「自分の誕生日を祝うのと同時に、デヴィッドの人生を称えたいの」と語っていたというケイト。パーティーの間はずっとデヴィッドの往年のヒットソングをかけ、デヴィッドを偲んだ。新年早々、大事な友人の訃報にとても落ち込んでしまったケイト。少しは気が晴れただろうか…。(Hiromi Kaku)
2016年01月19日今月10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんの27枚目の最新アルバム『ブラックスター』が、発売初週にして18万1,000枚を売り上げ、米アルバムチャート・ビルボード200で、アデルの『25』を追いて1位を獲得した。同チャートは、デヴィッドさんが死を迎える2日前に発売となった同アルバムの純粋なセールス17万4,000枚とアルバムと同等とみなされるストリーミング視聴回数を踏まえてランキング結果を出しており、1991年に音楽の電子的販売が開始されて以降、デヴィッドさんにとって最も大きな売り上げを記録した週となる。さらに、デヴィッドさんの過去の9作品が同ランキング内に入っており、中でも2002年に最高70位どまりだったベスト盤『ベスト・オブ・ボウイ』が4位と健闘を見せ、『シギー・スターダスト』が21位となっている。一方、デヴィッドさんの出身国イギリスのチャートでは、『ブラックスター』は15万枚のセールスを記録して同じく1位を獲得。過去のデヴィッドの作品をすべてあわせると、先週だけで計50万枚売れており、19作品がチャート100位以内にランクイン、そのうち10作品がトップ40入りを果たしている。(C)BANG Media International
2016年01月19日10 日(現地時間)に亡くなったデヴィッド・ボウイの葬儀は行なわれず、近親者のみで追悼の式が執り行われることになるという。14日(現地時間)にボウイのFacebook公式ページに掲載された家族の声明文には「家族は現在、愛する夫、父親、そして友人であったデヴィッド・ボウイを弔う内輪の式を準備中です。いま一度、最もつらいこの時期にプライバシーを尊重していただきたくお願いいたします」とある。そして「世界中から寄せられた愛とサポートに心から感動し、感謝しています」とファンからの追悼への感謝も綴られている。イギリスの大衆紙「Daily Mail」は、ニューヨークで荼毘に付されたボウイの遺灰は、故人が生前に伝えた希望の場所に撒かれる予定だと報じているが、同紙の取材に遺族の代理人は回答拒否したという。友人によると、ボウイは友人だった故フレディ・マーキュリーと同じように墓所や遺灰の所在も明らかにしたくないと考えていたそうだ。「墓や葬儀は望んでいませんでした。彼は自分の人生を記憶してもらいたかったんです。モニュメントとしてではなくね」。突然の訃報を受け、さまざまな形での追悼イベントや3月にはメモリアル・コンサートも予定されているが、家族は「今後予定されているコンサートやトリビュートはありがたいことですが、いずれも家族によって計画されたものや支援されたものではないことをお伝えします」とコメント。「みなさんそれぞれがデヴィッドの音楽からユニークなものを見出したように、それぞれの視点から彼の人生を讃えてくださることを歓迎します」と結んでいる。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月18日アップルは、Apple Music/iTuens Storeで10日に逝去したDavid Bowieの追悼ページを公開した。ともに「デヴィッド・ボウイを偲んで」というタイトルの特設ページで、遺作となった「★(Blackstar)」をはじめとしたアルバムやEP、ミュージックビデオのほか、Apple Musicでは「Beats 1」のZane Loweによるトリビュートプログラムやさまざまなプレイリスト、iTuens Storeでは出演映画やブック/オーディオブックが紹介され、Ziggy Stardust時代のギャラリーも併設されている。16日に開設された両ページでは、69歳の誕生日(1月8日)にリリースされた「★(Blackstar)」をはじめ「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」「"Heroes" 」「Let’s Dance」や「1.OUTSIDE」などのオリジナルアルバムのほか、コンピレーションアルバムや「Stage」などのライブアルバム、リミックス版に「Absolute Beginners」などのサウンドトラック、EPやミュージックビデオが紹介されている。Apple Musicでは「New」のメニューに追悼ページが設置され、「Beats 1」のZane Loweによるトリビュートプログラム、「デヴィッド・ボウイ:ブラックスターに参加したミュージシャン」など、さまざまなプレイリストをピックアップ。iTuens Storeにおいては、「Masters for iTunes」としてリリースされたリマスター作品、デラックス/エクステンデッド版、「最後の誘惑 The Last Temptation of Christ」などの映画出演作、ブック/オーディオブックといった「コレクション」に加え、Brian WardによるZiggy Stardust時代に撮影した有名な写真が「ギャラリー」の中で紹介されている。David Bowieは、2004年に敢行された「Realityツアー」中、ハンブルクで動脈瘤による前胸部の痛みを訴え緊急入院、以後、活動を休止し、引退同然の状態であるとも言われていたが、2011年の誕生日に新曲「Where Are We Now?」とアルバム「The Next Day」のリリースがアナウンスされ、シーンにカムバック。2015年には、映画主演作『地球に落ちてきた男』が舞台化され、自身もプロデュースを担当することが発表された。今年になって、前述の通り、69歳の誕生日に「★(Blackstar)」をリリースしたのだが、その3日後、オフィシャルWebサイトなどを通じて、癌により死去したことが公表された。同サイトでは、彼は18カ月、癌との勇気ある闘いの後、家族に囲まれ穏やかに息を引き取った、と伝えている。
2016年01月16日1月10日、この世を去ったデヴィッド・ボウイの思いもよらない訃報に世界中がショックで包まれた。ジャンポール・ゴルチエ、ポール・スミスらデザイナーや、マドンナ、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、カニエ・ウェストらアーティストも続々とコメントを発表し、ニューヨークの自宅前では大勢のファンが花をたむけ、彼の死を偲んでいる。この度、そんな彼の追悼の意を込めて、イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」を捉えたドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が、23日から1週間限定で上映されることが急遽決定した。上映映画館は、東京の新宿ピカデリーと大阪のなんばパークスシネマの2館にて。
2016年01月15日デヴィッド・ボウイの訃報が僕の耳に飛び込んできたのは、友人からのSMSだった。レインボウに飾った顔、グラムロックの先駆けであり、巨大新星だったが、僕自身はマーク・ボランの「使い捨てポップスター」という割り切り、ロック感、ポップ感のほうが当時は好きだった。しかし、デヴィッド・ボウイはアルバムのレコーディングを重ねるごとに、まるで1960年代後半に入ったビートルズのように、進化し続けカラーを変えボウイ自身のサウンドを変化させていった。変わらないのはあの「シャウト」の魅力だ。1972年発表の「ジギー・スターダスト」はもちろんぶっ飛んだ。25歳だ、若い!1983年「レッツ・ダンス」でももっとも印象的なのはMTV全盛期も相まっての「モダン・ラブ」だった。ド派手なステージングを再現したような生き生きとした彼のパフォーマンスに心酔できた。頭の中でなり続けるようなリフレインの嵐にヤラレタ。ヤツ36歳、そうは思えない完成度の高さだった。翌1984年の「ブルー・ジーン」のプロモーションビデオではボウイ自身の二役のコミカルな演出と超ポップなメロディーと歌詞にデヴィッド・ボウイのセンスと才能の豊かさが、1980年代ポップスという偉大なミュージックシーンを牽引したと懐かしく思う。そして、アラン・リックマンである。最近では『ハリー・ポッター』シリーズ初期の悪役、本当は勇敢で最高の正義の魔術師「スネイプ先生」でなじみ深いイギリス俳優が1月14日にこの世を去った。ハリー・ポッターの映画を観て、スネイプ先生という意地悪な魔法使いが出てきて「あれ、この人、どこかで見おぼえあるんだよな」と映画館の中で必死で頭の中を探しまくっていた。帰りの電車の中で、最初につながったのはSFコメディーとして最高に面白かった『ギャラクシー・クエスト』(1998年)である。「へんてこなかぶりもので大真面目に宇宙人役をやってた彼か~」などとギャップを楽しんでいた彼は52歳、さらに驚いたのは、『ダイ・ハード』(1988年)の最後まで戦っていた「ハンス」役のあのタフで切れ者で悪い奴であった。ちょっと結びつかない。思い出せば「ああ~!」と高層ビルから落ちていく幅のある、味な役者だった。ともに1970~2000年代を突っ走った素晴らしいスターに冥福を。(C)BANG Media International(C) 2009 Warner Bros. Ent.Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C)Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2016年01月15日1月10日、この世を去ったアーティスト、デヴィッド・ボウイ。WOWOWでは彼の功績を偲び、1月24日にライブ『デヴィッド・ボウイジギー・スターダスト 1973』と映画『ラビリンス』を追悼特集として緊急放送する。『デヴィッド・ボウイジギー・スターダスト 1973』は1973年、イギリス・ロンドンのハマースミス・オデオンで行われたツアー最終公演の模様を収録。ボウイはアルバム『ジギー・スターダスト』からのヒット曲はもちろん、ローリング・ストーンズの『Let’s Spend The Night Together』をカバーし、アンコールではルー・リードと共にヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『White Light/Whit e Heat』を熱唱。"伝説"となった一夜を目撃するまたとないチャンスとなっている。そして映画『ラビリンス』はジョージ・ルーカス製作総指揮による1986年公開のファンタジー映画。ボウイは主演として迷宮の魔王・ジャレスを演じ、ここでも圧倒的な存在感を発揮している。『デヴィッド・ボウイジギー・スターダスト 1973』は1月24日(日曜 12:55~)、映画『ラビリンス』は同じく24日(日曜 14:30~)WOWOWプライムにて放送。
2016年01月15日69歳の誕生日に、3年ぶりとなるニューアルバム「★(ブラックスター)」を発表し、その2日後にこの世を去ったデヴィッド・ボウイ。文字通り、星になった希代の天才ミュージシャンは、俳優としてスクリーンでも異才を放つ存在だった。キャリア初期に実験映画への出演もあったが、本格的な俳優デビューを飾ることになったのが、1976年に公開された『地球に落ちてきた男』だ。不毛の大地と化した故郷を救うため、地球に舞い降りる宇宙人という魅惑的なキャラクターは、持ち前の美貌に加えて、星や宇宙に関する楽曲を数多く手がけていた当時のパブリックイメージと相まって、ボウイにぴったり。絶望的な未来を前に、精神をむしばまれる主人公の姿は、創作活動のプレッシャーから薬物に溺れた時期のボウイ本人にも重なり、痛々しくもリアリティを伴っていた。アルバム「レッツ・ダンス」でワールドワイドな商業的成功を手にした1983年には、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』に出演し、日本での人気・知名度はピークを迎える。同年にはトニー・スコット監督の『ハンガー』で吸血鬼、1986年公開のファンタジー大作『ラビリンス/魔王の迷宮』ではヒロイン(演じるのは当時16歳のジェニファー・コネリー)の弟をさらう迷宮の主と、いずれも“異界の住人”を好演。片や1991年に公開された最後の主演映画『ニューヨーク恋泥棒』では、イギリスからプレイボーイ役で軽妙な(微妙でもあった)演技を披露していた。こうした主演、助演級の作品に加えて、キテレツなFBI捜査官を怪演したデヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』、なりきり演技でアンディ・ウォーホルを完コピした『バスキア』、本人役で登場した『ズーランダー』など、「登場は一瞬でも、インパクトは絶大」な芝居も俳優・ボウイの大きな魅力。クリストファー・ノーラン監督の『プレステージ』では、発明家のニコラ・テスラを貫録たっぷりに演じ、共演したヒュー・ジャックマンのお株を奪った。さて、ボウイと映画にまつわるトピックとして注目したいのが、先日発表された第73回ゴールデン・グローブ賞のミュージカル/コメディ部門作品賞に輝いた『オデッセイ』。探査ミッション中の事故で、たったひとり火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いた本作では、ボウイの代表曲である「スターマン」が絶妙なタイミングで流れ、物語をポジティブに押し上げる推進力になっている。また、ボウイの息子で映画監督のダンカン・ジョーンズ(『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』)の最新作『ウォークラフト』が、今年公開される予定だ。(text:Ryo Uchida)
2016年01月14日今月10日に1年半ものがんとの闘病の末に69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんは、死の数週間前にはがん克服に前向きな姿勢を見せていたという。デヴィッドさんの友人であり映画や舞台プロデューサーのロバート・フォックスは、前月デヴィッドに会った際には、長生きするために希望をかけて実験的な新薬を試す準備をし、前向きに治療をしている様子がみられたことをザ・タイムズ紙に明かした。「デヴィッドは具合が悪かったみたいだけど、それについて悩んではいなかったよ。かなり実験的だけど、何人かで成功例がみられた新たな治療を始めようとしているところだったね」「新たなよりよい治療法がまた出てくるという希望と共にそれで命を延ばすことができると前向きだったよ」そんな中、デヴィッドさんは肝臓がんで命を落としたと、舞台『ラザルス』でデヴィッドさんと仕事をしていたイヴォ・ヴァン・ホーヴェ監督が発言。「1年はこのことを知っているよ。僕らの舞台『ラザルス』でのコラボが始まって、ある時に病気のためにいつもいることができないと伝えてきたよ。僕に、がん、肝臓がんを患っているって言っていたよ」「出演者はこのことを最後まで知らなくて、『ブラックスター』を一緒にレコーディングしたミュージシャンたちさえも知らなかったよ。この2つのプロジェクトを時間内に終わらせるために、病気が勝ってしまわないように、デヴィッドはできるすべてのことをしていたよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年01月14日10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんの追悼コンサートが、3月にアメリカ・ニューヨークで開催されることになった。同コンサートは、デヴィッドが他界するわずか数時間後に発表されていたが、記念コンサートとして予定通りカーネギー・ホールで開催される。コンサート主催者は、声明文で「予期せぬ悲報により、記念コンサートとして開催することになりました」を発表した。そして、「過去には数々のサプライズ出演や受賞者によるパフォーマンスなどがされてきましたが、今回はデヴィッドの友人や仲間、ファンたちによって彼の音楽をたたえるものとなることは間違いないでしょう」とコメント。「今回のニュースに私たちは深く悲しんでおり、チケットの販売開始のタイミングは奇妙なものとなりましたし、ショー自体にさまざまな感情が入り交じっています。デヴィッド、安らかにお眠りください。神のご加護がありますように…」と続けた。デヴィッドの長年のコラボレーターであるトニー・ヴィスコンティが同イベントでバンドを率いる方向になっており、ザ・ルーツ、シンディ・ローパー、マウンテン・ゴーツ、ベティ・ラベット、ロビン・ヒッチコック、ペリー・ファレル、ジェイコブ・ディラン、ハートのアン・ウィルソンなどのパフォーマンスが予定されている。そのほかにも今後数々のアーティストが参加するのではないかと見られている。この記念コンサートからの収益は、ヤング・オーディエンス・ニューヨーク、リトル・キッズ・ロック、チャーチ・ストリート・スクール・オブ・ミュージック、ザ・センター・フォー・アーツ・エデュケーション、ザ・アメリカン・シンフォニー・オーケストラ、グラミー・イン・ザ・スクールズへと寄付される。(C)BANG Media International
2016年01月13日solid ITはこのほど、「Oracle is the DBMS of the Year」において、2015年に最も多くの関心を引いたデータベースとして、Oracleが2015年のデータベース・オブ・ザ・イヤーに輝いたと伝えた。solid ITは3年前からデータベースの人気ランキングを「DB-Engines Ranking - Trend Popularity」において公開している。同ランキングでは、Oracleの後にMongoDBとCassandraが続いている。第2位のMongoDBは2013年と2014年にデータベース・オブ・ザ・イヤーを獲得しており、2015年も1位のOracleに匹敵する値を出している。それ以外に2015年に優れた値を示したデータベースとして、PostgreSQL、MySQL、SQLite、MariaDBも挙げられている。なお、2016年1月におけるデータベース人気は1位がOracleで、これに2位 MySQLと3位 Microsoft SQL Serverが続いている。4位以降はMongoDB、PostgreSQL、DB2、Microsoft Access、Cassandra、SQLite、Redis、SAP Adaptive Server、Elasticsearch、Solr、Teradata、Hiveが続いている。
2016年01月13日「U2」を世界一のバンドに押し上げ、レディー・ガガを創造した男として知られる人物を描いた『アーサー・フォーゲル~ショービズ界の帝王~』にて、1月10日(現地時間)に亡くなったデヴィット・ボウイの貴重なライブ秘話が披露されることが明らかとなった。アーサー・フォーゲルとは、グローバル・ツアーと世界への音楽発信を手がける「Live Nation」の会長であり、業界No.1現役プロモーターとして、業界唯一利益をもたらすとされる知られる人物。大規模ツアーの仕掛け人としても活躍し、先日シンガポールでの公演が「成人指定」を受け話題を呼んだマドンナのコンサートのプロモーターを手がけている。本作では、本年度ゴールデン・グローブ賞にて、TV・ドラマ部門で最優秀女優賞を受賞したレディー・ガガをはじめ、アーサー・フォーゲルを知る数多くのミュージシャンによるインタビューや当時の映像を交えて、アーサー・フォーゲルという人物そのものや、音楽業界の裏側に迫っていく。「U2」のボノが「業界で最もビジネスをしやすい人物」 と語り、スティングが「ミュージシャンをビジネスの“コマ”ではなく、アーティストとして扱ってくれるミュージシャンでありビジネスマン」と語るアーサーだが、先日亡くなったデヴィッド・ボウイのプロモーターを25年にもわたり担当。本作では、彼の貴重なライブ秘話も満載の内容になっているそう。69歳の誕生日に「Blackstar」をリリースした二日後の突然の訃報に、多くのミュージシャンやファンから哀悼の辞が寄せられているデヴィッド・ボウイ。ライブ活動は2006年以来行っていない彼だが、本作で披露される貴重なライブの裏話は、大きな注目を集めそうだ。『アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~』は2016年3月5日(土)~18日(金)、新宿シネマカリテほか、全国にてモーニング&レイトショー限定公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日デヴィッド・ボウイが10日(現地時間)、18か月に及ぶガンとの闘病の末に69歳で亡くなった。8日に誕生日を迎え、合わせて新作を発表したばかりだった。ボウイの公式アカウントに「デヴィッド・ボウイは18か月にわたってガンと闘病した末、家族に見守られながら安らかに亡くなりました。喪に服す家族のプライバシー尊重をお願いいたします」というコメントが投稿されている。ボウイは誕生日である1月8日にニュー・アルバム「Blackstar」を発表したばかり。このタイミングにネット上にはデマを疑う声もあふれたが、息子で映画監督のダンカン・ジョーンズがツイッターの公式アカウントで「お伝えするのは本当に残念で悲しいですが、事実です。しばらくの間オフラインにします。みなさんに愛を」と訃報を認める投稿をした。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月11日カシオ計算機は12月10日、iPhone向けの無料アプリとして、ダンスミュージックを1曲まるごと自動作曲できる「CHORDANA TRACKFORMER」(コーダナ トラックフォーマー)を公開した。App Storeから無料でダウンロードできる。対応OSはiOS 8.0以降。CHORDANA TRACKFORMERは、EDM(Electronic Dance Music)とヒップホップの創作に特化した無料アプリ。iPhoneのマイクを使って口笛や歌声を数秒間入力すると、65小節~110小節程度からなる楽曲を自動作曲してくれる。自動作曲する曲のジャンルは、EDM(3種類)、EDM BASS、Hip hopの5種類から選ぶ。もととなるメロディーは、口笛や鼻歌のほかにも、画面上のドレミボタンや鍵盤、五線譜に音符を配置といった方法でも入力できる。入力した短いメロディーのパーツは、曲のなかで使う場所、小節単位のメインメロディー変化幅、サブメロディーの有無といった設定にも対応。完成した曲は、メールで送信したり、静止画のスライドショーを付加してYouTubeで公開したりできる。また、カシオのデジタルダンスミュージックギア「TRACKFORMER」(XW-PD1/ XW-DJ1)と連携させることも可能。
2015年12月14日クロエ(Chloe)のクリエイティブ・ディレクターであるクレア・ワイト・ケラーが、UK版『ハーパーズ バザー』主催のウーマン・オブ・ザ・イヤー2015でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。授賞式は11月3日にロンドンメイフェアのクラリッジホテルにて開催された。当日はクレアのプレゼンテーターとして、16SSコレクションを着用したフランスの女優、クレマンス・ポエジーが登場。また、カレン・エルソンは15AWコレクションを着用し授賞式に出席した。
2015年11月13日映画『サウンド・オブ・ミュージック』の公開は1965年。つまり今年は制作・公開50周年であり、物語の舞台であり撮影地のオーストリア・ザルツブルクでは記念式典として10月17日、ガラ・コンサートが開催された。○あの子役たちも立派な大人にエプロンをつけた金髪ショートカットの女性が丘をかけあがり、大自然の中を美しい声でのびのびと歌う映画。それだけ聞いてもすぐに『サウンド・オブ・ミュージック』と分かる人も多いだろう。「え、知らない」という人でも、「ドレミの歌」ならおなじみなのではないか。これはミュージカル仕立ての映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中で歌われる、同作の代表的な曲といっていい。公開以来、世界的なメガヒットを成し遂げたクラシックムービーである。50周年を祝うコンサートには、1,340人の観光客と世界12カ国から集められた50人にものぼる各種メディアの数々。ファンで埋め尽くされた会場の祝祭大劇場は、最後には舞台俳優と観客の大合唱となり興奮と感動に包まれた。また、会場には50年前の当時は子役であった長男フリードリッヒ役のニコラス・ハモンド、次女ルイーズ役のヘザー・メンジーズ、次男クルト役のデュアン・チェイス、そして四女マルタ役のデビ―・ターナーのほか、実際のトラップ家(映画の主人公)の末裔たちが駆けつけ、さらに盛り上がる。撮影秘話なども披露され、ファンにとっては忘れられない一夜となった。(C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2015年10月20日西田敏行や愛川欽也などがパーソナリティを務めた、人気深夜ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」のオフィシャルブック『パック・イン・ミュージック』(2,500円)が、9月18日に発売される。1967年から15年間に渡り放送された「パック・イン・ミュージック」は、“ラジオブームの元祖”とも言われる伝説の深夜ラジオ番組。歴代パーソナリティは、西田敏行、愛川欽也、小島一慶、久米宏、吉田拓郎、南こうせつ、近田春男、おすぎとピーコ、山本コウタロー、野沢那智などの豪華メンバーが務め、番組終了時には終了に反対するリスナーの抗議デモが起こるほどの人気を集めていた。中でも放送開始から終了まで改編されることのなかった「金曜ナチチャコ・パック」の傑作選を4枚のCDに収録した「金曜ナチチャコ・パック 今、よみがえる伝説のスター投稿者・傑作選」も発売されている。今回発売される『パック・イン・ミュージック』は、今年の4月までTBSラジオの取締役を務めていた伊藤友治が手掛けたもの。番組の制作関係者や出演者への取材、調査を基に、「パック・イン・ミュージック」と“ラジオが最も熱く、若者が熱狂していた時代”が蘇る。また9月24日には、東京・神保町の書泉グランデにてトークイベントも開催される予定だ。【書籍情報】『パック・イン・ミュージック』著者:伊藤友治、TBSラジオ出版社:DU BOOKS言語:日本語並製/512ページ/四六判発行:9月18日価格:2,500円
2015年09月01日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の新映像が公開になった。遠隔操作で飛行する無人戦闘機を駆使した現代の戦争の姿を描いた衝撃的な映像だ。『ドローン・オブ・ウォー』衝撃映像本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。このほど公開された映像でも、パイロットは静かで快適な部屋で椅子に腰掛け、モニタを見ながらボタンを押して、モニタの向こうで音もなく煙があがるのを確認するだけだ。攻撃の指令はすべて電話で伝えられ、パイロットは相手が攻撃するべき相手なのか自分で判断することなく、指示されるままにボタンを押す。電話によると、畑の隣にひっそりと建つ小屋は“爆弾工場”で、非戦闘員が近くいる民家は“米国の脅威”だという。映画は、戦場から遠く離れた場所で“戦争”を続ける者たちの日常と、彼らの精神の変化をスリリングなタッチで描き出していく。『ドローン・オブ・ウォー』10月1日(木) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年08月28日●iCloudミュージックライブラリとは8月14日に配信されたiOS 8.4.1では、修正された項目の中に「iCloudミュージックライブラリをオンにできない問題を解決」とある。これまでiTunes Storeで曲を買ったことがある人でも、iCloudミュージックライブラリについてはあまり意識してこなかった人も多いのではないだろうか。そもそもこれは一体どんな機能なのだろうか?○ユーザーのライブラリをクラウドへiCloudミュージックライブラリはApple Musicの機能として提供されるもので、一言でいえば「iCloudにアップロードしたiTunesライブラリ」のことだ。Apple Musicでは、ライブラリをクラウドにアップロードして解析することで、ユーザーがどんな曲を聴いているのかなどの嗜好を分析し、お勧めのプレイリスト作成などに利用している。そのためにライブラリをアップロードするのだ。Apple Musicでは曲やアルバム、プレイリストを「マイミュージック」に追加する場合、iCloudミュージックライブラリをオンにすることが求められる。ミュージックライブラリをオンにしなくても構わないが、その場合はユーザーがアップロードした曲は利用できず、iTunes Storeで購入した曲だけが対象となる。アップロードしたライブラリは、同一Apple IDを使用するMacやiOS機器10台までの間でストリーミング/ダウンロード再生が可能だ。なおiCloudミュージックライブラリをオンにするとき、ほかの機器のローカルライブラリの曲をアップロードしてライブラリに「結合」するか、クラウド側のライブラリでローカルのライブラリを「置き換え」するか選択できる。●iTunes Matchとの違い○iTunes Matchとは何が違うの?ユーザーのライブラリをクラウドにアップロードするというと、日本でも昨年からサービスを開始した「iTunes Match」がある。こちらは年間3,980円のサービスで、アップロードしたファイルがiTunes Storeで販売されている場合、ダウンロードするとファイルが元のファイルではなく、iTunes Storeで販売されている曲に置き換えられる。たとえば昔購入してMP3の128kbpsでリッピングしていたCDが、iTunes Matchでアップロードすると、AACの256kbpsとしてダウンロードできるわけだ。このとき、元のファイルの素性は問われずiTunes Storeで正規に購入した曲と同じ扱いになるため、一部では違法にダウンロードした曲を合法ファイルに置き換える「ロンダリング」とも言われていた。ユーザーがアップロードしたファイルがiTunes Storeで販売されているとき、AACファイルに置き換えられる点はiCloudミュージックライブラリでも同じだが、iTunes Matchでは著作権保護機能(DRM)のないファイルがダウンロードできるのに対し、iCloudミュージックライブラリでは、Apple Musicで配信されている曲の場合、DRM付きのファイルがダウンロードされる(手持ちにない、Apple Musicからダウンロードしたファイルと同じDRM)。このDRMは「ミュージック」アプリおよび「iTunes」上でしか再生できない(ほかのアプリから利用できない)というものだ。通常はそれほど気にする必要はないのだが、もしクラウドにアップロードしたからローカルのファイルを処分してしまってもいいや、とファイルを削除してしまうと、あとでダウンロードしたファイルがすべてDRM付きになってしまうわけだ。ローカルのファイルは捨てないように、バックアップをとっておこう。なお、iTunes MatchとiCloudミュージックライブラリを同時に利用していると、iTunes Matchが優先されるようだ。
2015年08月14日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の新画像が公開になった。主人公がたくさんのモニターの前に座っている画像だが、ここで行われているのは“戦争”だ。その他の画像本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。かつては実際に戦闘機に乗り込み、何度も戦場で危険と隣り合わせの状態で戦ってきたトミーは、配置転換され、エアコンのきいた快適なコンテナからドローンを操って、ボタンひとつで敵を殺している。ドローンには精巧なカメラが仕掛けられていて、地上で行動する人々の姿や行動がしっかりと認識できるが、彼らは遥か上空にあるドローンの存在には気づいていない。そんな状況で彼らは予告もなく、何かに気づくこともなくいきなり爆撃されて、この世を去る。そして、爆撃をした本人は勤務時間が終わると、ネオンに囲まれたラスベガスの華やかな街を通り抜けて帰宅し、愛する家族と夕食をとる。本作ではテクノロジーの進歩によって、大きく変化を遂げつつある現代の戦争のイメージを描きだす。そして、安全で快適な環境にいながら、再び戦地で戦闘機に乗りたいと願う主人公トミーが苦悩し、周囲や家族との関係に亀裂が生じていくドラマが重厚なタッチで描かれる。現在の戦争は一体、どんな姿をしているのか? そこで生きる人々の精神は? 本作は多くの観客に衝撃を与えるのではないだろうか?『ドローン・オブ・ウォー』10月1日(木) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年08月13日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の予告編映像が公開になった。無人機ドローンを操る軍人を主人公に“現代の戦争”を描く衝撃作だ。『ドローン・オブ・ウォー』予告編『ロード・オブ・ウォー』では武器商人を主人公に冷戦終結後の戦争のあり方や怨念の連鎖、テロの現状を描いたニコル監督が新作の舞台に選んだのは、戦場でも紛争地域でもなく静かで快適なコンテナの中だ。本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。このほど公開された映像でもまず登場するのはドローンが捉えた“映像”で、彼らはエアコンのきいた快適な部屋で映像を見ている。過酷な戦場から遠く離れ、“勤務”が終われば家族の待つ家に帰ることができるイーガンが行っているのは“戦争”なのか? 映像には現代の戦争の姿と苦悩するイーガンの姿が交互に描かれる。『ドローン・オブ・ウォー』10月上旬 TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年07月31日王道ファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作(2001年~2003年)や『ホビット』三部作(2012年~2014年)の美術制作を手がけた「Weta」のアーティストによるコレクタブルアイテムを展示・販売するイベント「Weta Cave展3 in AKIHABARA Weta Cave Shop」が、7月16日~20日に東京・コトブキヤ 秋葉原館「コトブキヤベース・アキバ」(5Fイベントスペース)にて開催される。「Weta Cave展」は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』などの美術制作会社「Weta」社のアーティストが手がける、コレクタブルグッズを展示・販売するイベントで、今回が3度目の開催。迫力のスタチューやプロップなどを実際に見ることができ、映画シリーズ最終作『ホビット 決戦のゆくえ』(2014年)に因んだ新商品などが販売されるという。開催期間は7月16日~20日で、入場は無料。また、大阪・コトブキヤ日本橋においても物販イベント遠征も予定されている。詳細は公式サイトで追って発表予定。「Weta」社は、映画監督ピーター・ジャクソンやクリエーターのリチャード・テイラーらによってニュージーランドのウェリントンに創立されたVFXポストプロダクション会社で、CGを手がける「ウェタデジタル」と、特殊メイクやプロップ製作などを手がける「ウェタワークショップ」の2社で構成。ファンタジー小説『指輪物語』を映画化した、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作では、突出したVFXが高く評価され、3作品で"アカデミー視覚効果賞"を受賞している。また、2005年に公開された『キング・コング』でも同賞を受賞。さらにクリーチャーの表現技術が評価され、ジェームス・キャメロン監督の『アバター』(2009年)に参加し、異星人ナヴィやパンドラの世界観を見事に表現してオスカーを手にしている。現在、世界有数のVFX工房として、アメリカの映画産業で確固たる評価を得ている。(C)Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. THE HOBBIT: THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Middle-earth Enterprises under license to New Line Productions, Inc. (s15)(C)2015 New Line Productions, Inc. All rights reserved. The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring, The Lord of the Rings: The Two Towers, The Lord of the Rings: The Return of the King and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Middle-earth Enterprises under license to New Line Productions, Inc.
2015年07月13日LINE MUSICは7月10日、6月30日にユニバーサル ミュージック(UMJ)を新たに株主に加えた新体制を発表した。LINE MUSICは、音楽市場のさらなる発展と活性化を目指し、エイベックス・デジタル(ADG)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、LINEの三社共同出資により、2014年12月に会社を設立した。6月11日にサービスをスタートしたが、6月4日にUMJが新たに共同出資企業として、資本参加することに基本合意していた。6月30日に、SMEおよびLINEからUMJへ株式譲渡を行い、LINE MUSICは四社による共同出資となった。なお、株式譲渡後の持ち株比率は、ADG:20%、SME:33.4%、UMJ:13.2%、LINE:33.4%となる。また、同日、新たに取締役として、千葉龍平(ADG 代表取締役副社長)・田中宏和(UMJ 執行役員)の2名を選任している。
2015年07月13日ポール・マッカートニー、山下達郎、村上春樹も絶賛するポピュラー・ミュージックの伝説的バンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」。その中心的存在であるブライアン・ウィルソンの知られざる半生を、本人公認のもと二人一役で描く『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』から、待望の日本オリジナル版予告編が解禁された。舞台は1960年代のカリフォルニア。人気の頂点にいた「ザ・ビーチ・ボーイズ」のメンバーのブライアン(ポール・ダノ)は、新たな音を求めてスタジオで曲作りに専念していた。だが、新作へのプレッシャーから心が完全に折れてしまう。それから20年余、ブライアン(ジョン・キューザック)に再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダとの出会いだった――。60年代と80年代のブライアンを『リトル・ミス・サンシャイン』のポール・ダノ、『ハイ・フィデリティ』から『シャンハイ』『グランドピアノ~狙われた黒鍵~』などまで、数々の名作に出演している名優ジョン・キューザックが、それぞれ演じている本作。『それでも夜は明ける』の製作を務めたビル・ポーラッドがメガホンを取った。60年代のブライアンは、史上不朽の名盤「ペット・サウンズ」制作に没頭する。「ビートルズに人気を奪われる」と焦りを感じたブライアンが、楽器演奏にこだわらず斬新なサウンドを生みだそうと奮闘する姿や、研ぎすまされた感覚ゆえ次第に精神的に追い込まれていく様子が描かれる。ブライアンが「神のみぞ知る」を歌うシーンは、撮影前に入念なボイストレーニングを行ったダノ本人の生歌というから、要注目。一方、長い年月が過ぎ、精神科医ユージン(ポール・ジアマッティ)の支配下に置かれていた80年代のブライアンは、現在の妻であるメリンダ(エリザベス・バンクス)との出会い、そして彼女の愛の力で闇の中から再び光を見出していく様子を描いている。「天才とは何か、天才を愛するとはどういうことか…」というナレーションが印象的で、その世界観に惹かれる予告編からも、天才と呼ばれたひとりの男が孤独の果てに希望を見つけていく姿が見える本作。時代を超えて愛され続けている名曲を生みだしたブライアンの半生を、この予告編から覗いてみて。『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』は8月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ&マーシー 終わらないメロディー 2015年8月1日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2015 Malibu Road, LLC. All rights reserved.
2015年06月29日マッキントッシュ(MACKINTOSH)が10月、バンド オブ アウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)とコラボレーションした「マッキントッシュ×バンド オブ アウトサイダーズ(MACKINTOSH×BAND OF OUTSIDERS)」の第3弾を発売する。“アメリカンプレッピー”を表現するバンド オブ アウトサイダーズのフィルターを通して「伝統的なマッキントッシュのイメージを再構築すること」をコンセプトとする同コレクション。3シーズン目にしてラストとなる今回は、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルの作品に見られる“家族営業の商店の美学”からインスピレーションを得て制作された。40年代から50年代のアメリカの生活に息づいていた日曜大工といったDIY精神に敬意を表したコレクションとなっている。ラインアップは木目プリントのゴム引きコートや、デニム生地に白いペンキのブラッシュストロークが映えるトレンチコートなど。随所にDIY精神を表現したデザインが施された。
2015年06月05日LINEは6月4日、エイベックス・デジタル(ADG)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、LINEの三社共同出資によって設立したLINE MUSICについて、新たにユニバーサル ミュージック(UMJ)の資本参加に関して基本合意に至ったと発表した。LINE MUSICは、音楽市場のさらなる発展と活性化を目指し、2014年12月にADG、SME、LINEの三社共同出資により会社を設立。以降、定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」の提供開始に向け、ADGとSMEの持つコンテンツや音楽サービスの展開実績、LINEが持つユーザー基盤やスマートフォンサービスの開発・運営経験など、各社が持つ経営資源を活かしながら、協議・開発を行ってきた。今回、UMJが新たに共同出資企業として資本参加することに基本合意し、今後、四社でユーザーと音楽コンテンツの新たな接点や楽しみ方を創出することを目指し、事業を推進するという。なお、定額制音楽聴き放題サービス「LINE MUSIC」は近日中に公開を予定しており、サービスの詳細などについては、改めて告知するとしている。
2015年06月05日LINE MUSICは4日、ユニバーサルミュージック合同会社が同社に資本参加すると発表した。これにより、近日公開を予定している定額制音楽聴き放題サービス「LINE MUSIC」の取扱い楽曲が増えそうだ。LINE MUSICは、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、LINEの3社共同出資によって設立された株式会社。ユニバーサルミュージック合同会社が資本参加することで、今後は4社でLINE MUSICの提供を目指していく。なお、同サービスの提供時期・詳細については、後日改めてアナウンスするという。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月04日17日(現地時間)に開催されたビルボード・ミュージック・アワードでトップ・デュオ/グループ賞を受賞したワン・ダイレクション(1D)が、この賞をグループから脱退したゼイン・マリクに捧げた。ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行なわれた授賞式に出席した「1D」の4人(ルイ・トムリンソン、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン)は受賞スピーチで、3月にグループを脱退したゼインの名前を挙げた。「これを分かち合う人物がもう1人います。僕らの兄弟、ゼインです」と語ったのはリアム。彼は14日(現地時間)にアメリカでトーク番組に出演した際にも、ゼインから脱退の意志を告げられたときには皆動揺したが、怒りはすぐに収まったとコメントしている。ゼインは「1D」のアジア・ツアー中に突然脱退、その理由は「普通の22歳になりたい」というものだった。だが、脱退直後からソロ・デビューの計画が浮上。音楽プロデューサーのノーティ・ボーイがゼインのソロ音源をインターネットにアップしたことから、ルイとノーティ・ボーイの間でTwitterを介した言い争いが発生し、「1D」ファンやゼインも巻き込む騒ぎになっていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月19日「エイチ&エム(H&M)」は、2015年3月5日(木)より、デヴィッド・ベッカムがお気に入りのアイテムをセレクトした"Modern Essentials selected by David Beckham"(モダン・エッセンシャルズ・セレクテッド・バイ・デヴィッド・ベッカム)のコレクションの販売を開始する。同コレクション発表に伴い、デヴィッド・ベッカム本人が出演したキャンペーンムービーを公開。過去にH&Mとデヴィッド・ベッカムがタイアップした"David Beckham Bodywear"のムービーは、どちらもアンダーウェアにフォーカスしていた。そのため、過去に制作したムービーでは、いかに洋服が脱げるかといったベッカムの肉体美にこだわった撮影だった。今回はベッカムが初めて洋服を着たままの新しい撮影スタイルで実行。ムービー内で着用している洋服は、全てベッカムがセレクトしている。今回のキャンペーンムービーの監督は、著名な映画監督マーク・フォースターが務めた。マーク・フォースターとベッカムは、ポール・ニューマン主演『The Hustler』のファンでもあり、ハスラーへのトリビュートの意味を込めたムービーとなっている。ムービーでは、現役時代の特長であるウィンクを象徴的に活用。繰り出すビリヤード技やポーズといった本ムービーならではの演技もポイント。特に、ベッカムを語る上で欠かせない代名詞である「フリーキック」を彷彿させるテクニックをビリヤード対決の終盤で披露。そして、ムービー内で表現している『Modern Essentials selected by David Beckham』の着こなしと機能性にも注目。ベッカムがセレクトしたアイテムを『Modern Essentials selected by David Beckham(モダン・エッセンシャルズ・セレクテッド・バイ・デヴィッド・ベッカム)』は、すべてのワードローブに必須のアイテム。2015 年春に向けての新鮮な素材、カラー、フィット感となっており、メンズのクラシックアイテムを所々アップデート。クオリティが高く、モダンなこだわりがディテールまで詰まっている。【アイテム情報】Modern Essentials selected by David Beckham(モダン・エッセンシャルズ・セレクテッド・デヴィッド・ベッカム)発売日:2015 年3 月5 日(木)取り扱い店舗:日本国内のH&M 全店、及び世界各地のメンズ取り扱い店舗(David Beckham Bodywearの取り扱い店舗:渋谷店、新宿店、名古屋松坂屋店、心斎橋店、梅田店「Modern Essentials selected by David Beckham」公式サイトURL:元の記事を読む
2015年03月26日イタリアのカジュアルブランド「ガス(GAS)」が、日本人写真家の鋤田正義による写真展「David Bowie“HEROES“」とのコラボレーションTシャツ(1万1,000円)を4月中旬に発売する。デヴィッド・ボウイは50年間に渡り音楽界をリードし続けているミュージシャン。「ジギー・スターダスト」「シン・ホワイト・デューク」「ハロウィン・ジャック」などのアルバム写真で表現されたボウイの架空的人物像は、彼らの分身ともいえるほどの強烈なインパクトを残してきた。3月5日よりイタリア・ボローニャのONO Arte Contemporaneaで開催されている同写真展では、鋤田が撮り続けてきたボウイのアーカイブ作品の数々が展示されている。中でもボウイ出演映画『地球に落ちてきた男』の関連作品は、過去最大規模となる40点を初公開した。今回のコラボでは、ブランドのクリエーティブチームが「Bowie V-2 シュナイダー」と「ボウイ MY-MY / MY-MY 」で使用された2枚の写真をセレクト。ブランドロゴとともにプリントされたこれらの写真は、写真用フィルムの上にオリジナル写真をレイヤリング加工することで、そのインパクトが更に強調されている。ガスイタリア本社のマーケティング&コミュニケーション部門のトップを務めるバーバラ・グロットは、今回のコラボについて「独創性、確実性、自由への欲望、そしてほんの少しの反乱心は、音楽の世界とデニムの世界を結び合うこと、そしてそれはずっと私たちのものであるという考え方を象徴しています」と語っている。コラボTシャツはシリアルナンバーが付けられ、限定2,000枚を発売。取り扱い店舗は、GAS キャットストリート店、名古屋クレアーレ店、京都店、なんばパークス店、キャナルシティ店、及びブランドの公式オンラインストア。
2015年03月19日