COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月9日から6月14日にかけて「職場へのお土産の金額に関するアンケート」を実施した(N=1,000)。■社内の通例や、コミュニケーションツールとして購入「旅行や出張などの際、職場へお土産を買うか」という問いに対して、74.6%の人が「はい」と回答した(図1)。男女別で見ると、購入する人は女性の方が13ポイント多かった(図2)。また、「どういったときにお土産を買ってくるか」と聞いたところ、「国内旅行のとき」が57.5%と過半数を占め次いで「出張のとき」が30.3%となった。また、帰省や海外旅行でお土産を買ってくるのは、それぞれ5%程度に留まった(図3)。男女別では大きな差は出なかった。お土産を買ってくる理由として多かったものは、「おいしいお菓子があったら職場の雰囲気がよくなるので甘いものを買ってくる。(女性/26才/年収200~300万円未満)」や「コミュニケーションを取るため。(男性/25才/年収200~300万円未満)」といった人間関係への気づかいや、「長期休暇のときは、お土産を買ってくるのが会社の伝統みたいになっている。また、1週間も休むのは他の方に申し訳ないので。(女性/23才/年収200~300万円未満)」、「なんとなく、他の人も買っているから。(女性/25才/年収300~400万円未満)」といった会社の通例を理由として挙げる人が多かった。■一人当たり平均は560円。同じ課やチームへの購入が64.2%お土産を購入すると回答した人へ、「一人当たりいくらくらいのお土産を購入するか」と聞いたところ、「0~100円」35.4%、「201~500円」が24.3%となり1,000円以下の回答が約9割を占めた(図4)。なお、全体の平均は約560円となった。「お土産を社内のどのくらいの範囲に渡しているか」の問いに対しては、64.2%が「同じ課やチームだけに渡している」と回答した。また、「事業部や店舗など自分に関わる全ての人へ渡す」という人も14.1%おり、席の両隣、やや広い範囲など社内の組織で区切れない範囲にお土産を渡すと答えた人は少数であった。■うれしくないお土産は「残るもの」最後に、今までにもらったあまりうれしくないお土産の内容を聞いた。多かったのは、趣味に合わないものや置き場所に困るなど、食べ物のように消えない「物」や「高価な物」が多く挙がった。●キーホルダー。使わないし、趣味じゃないし、親戚の子供にあげようとしたら拒否された……。(女性/30才以上/年収400~500万円未満)●ガラス細工。役に立たないから。(男性/26才/年収200万円未満)●木彫りのコアラ(オーストラリアのお土産)。置き場所に困った。(男性/29才/年収400~500万円未満)●インドの木彫りの仏像。捨てるとバチがあたりそうでこわい……。(女性/23才/年収200~300万円未満)●シャネルの口紅。以前にもらったことがあったが、肌質に合わず結局1回しか使えなかった。その事を言わずにいたら、また買ってきてくれた……。(女性/23才/年収200~300万円未満)●海外(US)で買ってきたコンドーム。完全にネタだけど、会社でそれを女子に渡すって一歩間違えればセクハラです。でも、それが許されるキャラだと思われていたことに苦笑でした。(女性/26才/年収400~500万円未満)●マリオネットのような人形。使わないし怖かったから。(女性/27才/年収400~500万円未満)COBS ONLINE会員アンケート「職場へのお土産の金額に関するアンケート」より抜粋(期間:2009年6月9日~6月14日、集計人数:1,000名)完全版(画像などあり)を見る
2009年07月01日