リーアム・ニーソン主演の新作映画『フライト・ゲーム』にジュリアン・ムーアが出演している。飛行中の航空機の中で繰り広げられる“連続殺人”を描いたアクション大作で、ムーアは主人公と行動を共にする乗客ジェン・サマーズを演じているが、彼女は事件の容疑者のひとりでもある。果たしてジェンは何者なのか? ムーアは彼女をどう演じたのか? 国際電話で話を聞いた。その他の写真本作でニーソンが演じるのは、警備のために乗客を装って飛行機に乗り込む保安官のビル。離陸後、「1億5千万ドル送金しなければ、20分ごとに1人殺す」という脅迫メールを受け取ったビルは、自身にも疑惑がかけられる中、偶然に隣の席に座ったサマーズらの協力を得て146人の乗客の中から犯人を見つけ出すべく奔走する。ムーアが演じるジェンは、ビルと隣の席になったことで彼の捜査に協力をするが、彼女がどんな人物なのか物語の冒頭では明かされない。ムーアは「それこそが演じていて本当に楽しい部分でした!」と声を弾ませる。「実生活でも、人は自分の明かしたい部分しか見せないですよね? 飛行機で隣同士になっても、プライバシーを保ちたいから自分の言いたいことだけを言うし、何かを言っても実は嘘かもしれない。このようなミステリアスな作品では、何か演じることで観客はその“意味”を推察してくれます。だから本当に演じがいのある役でした」本作は完全密室内で起こった連続殺人のトリックや息詰まるアクションを描きながら、同時に、キャラクターたちの感情のやりとりも見事に描いている。「それこそがこの映画の重要なポイントです。例えば、ジェンは明確な理由がないのに、ビルを信用します。でも人間というのはミステリアスなもので、なぜ人に惹かれたり、信用したりするのかわからないわけです。この映画ではロジカルなミステリーと、人間の感情の不思議な部分をうまくミックスして描いている点がとても素晴らしいと思います」。ジェンはビルは本当に “仲間”なのか?ふたりは本当に事件の犯人ではないのか? 次々に犠牲者が出る緊迫したサスペンスを描いた本作は、ニーソンやムーアら演技派俳優たちの繊細な演技と駆け引きも楽しめる1作に仕上がっている。『フライト・ゲーム』9月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年09月04日パリを本部に世界各国でモデル事務所を展開する世界最大のモデル・エージェンシー「エリート・モデル・マネジメント」創始者の1人である、ジョン・カサブランカス氏(John Casablancas)が7月20日、癌のため死去した。享年70歳。「エリート・モデル・マネジメント」はニューヨーク出身のジョン氏と、アラン・キットラー(Alain Kittler)によって72年にパリで創立。その後、77年にニューヨークに初の国外支社を設立し、現在では約30ヶ国に事務所を展開。2,000名を超えるモデルが在籍している。ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やシンディ・クロフォード(Cindy Crawford)、タチアナ・パティッツ(Tatjana Patitz)、ヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)、ミラナ・ケラー(Milana Keller )、ヘレン・スウェディン(Helen Swedin)らを輩出し、現在は女優として活躍するキャメロン・ディアス(Cameron Diaz)やキルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(Milla Jovovich)、ユマ・サーマン(Uma Thurman)らもエリートからモデルとしてそのキャリアをスタートさせている。日本のエリートジャパンでは小西真奈美や松下奈緒、今宿麻美らが所属していた。ジョン氏は2000年に「エリート」から引退。その後もモデル学校やスカウト組織を立ち上げるなど、ファッション界に貢献し続けた。なお、アメリカのロックバンド「ザ・ストロークス(The Strokes)」のヴォーカルであるジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas )は実の息子である。
2013年07月25日新作映画の撮影で留守中を狙われる先日、エミー賞でミニシリーズ・映画部門の主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーア。華やかな喜びの陰で、なんと12万7000ドル(日本円にして約1000万円)相当の宝石を盗まれるという大変な被害に遭っていたことが分かった。年を重ねてなお美しく輝き続ける女優の代表的存在でもある彼女。オフブロードウェイやテレビでの活躍から、映画女優へと進み、インディペンデント映画から大作映画まで、数々の名作で、豊かな演技をみせている。現在も新作映画に携わっているようで、その撮影のため自宅を離れていた。それにあわせて、今年の6月6日から8月28日にかけ、改装工事を行っていたそうで、その間に盗難に遭ったとみられている。早期解決が望まれるニューヨーク・ポストなどが伝えるところによると、10個の宝石が盗まれたそうで、そのうち7個はCartier(カルティエ)のものといい、プラチナ・ダイヤモンド・テニス・ブレスレットや高級時計など、まさに名品といえる高価なものばかり。この被害で自宅に捜査は入っているものの、セキュリティーカメラなどもなく、犯人特定につながる証拠はまだ見つかっていないようだという。彼女の美しさを引き立てる、愛用の品々だったはず。一刻も早く事件が解決し、宝石もジュリアンのもとに戻ってほしいものだ。元の記事を読む
2012年10月06日