ドリュー・バリモア主演のヒューマンドラマ『だれもがクジラを愛してる。』が7月14日(土)から日本公開される前に、本作を手がけたケン・クワピス監督のコメントが届いた。その他の写真本作は、冷戦真っ只中の1988年にアラスカで起こった実話を基にしている。事の起こりはひとりのTVレポーターが凍った海に3頭のクジラが閉じ込められているのを発見したことだ。その後、事件を利用してキャリアアップを狙うレポーターを筆頭に、クジラを救出してイメージアップを図ろうとする石油会社や政治家、クジラを「食用として捕獲したほうがいい」と主張する地元の狩猟民族、自然環境保護活動家、さらには近海を航行中のソビエト船など様々な立場の人々の思惑が入り乱れていく。クワピス監督は初めて脚本を目にしたとき「主役は3頭のクジラでそれ以外の登場人物は脇役だ」と思ったという。「とにかくたくさんの物語が入り組んでいるんだ。全員が氷にあいたひとつの穴に押しかけている。彼らひとりひとりのストーリーなんて、それだけでは何の意味も持たない。早急に手をほどこさない限り 3頭の動物が死んでしまうという、ひとつの情動ポイントが中心にない限り、どれひとつとして人の心に響かず、心をつかまないんだよ」。そこでクワピス監督は、登場人物それぞれの思惑や狙いが、“閉じ込められたクジラの行く末”にどう関連するのかを整理して演出。しかし、複雑に絡み合った状況はそう簡単に解決できるものではない。「この物語の何がもどかしくて、同時に何がパワフルかというと、クジラを苦境から救い出すための唯一の正解が存在しないことなんだ」と語るクワピス監督は、クジラの命を救おうとする立場も、クジラを捕獲して食べることで暮らしが潤うと考える立場も描く。その鋭い視線は、登場人物が抱える“善意”にも向けられる。「レイチェル(バリモア)はとても情熱的なんだけど、ときに自分の首を自分で絞めてしまうところがあるんだ。世界を救いたくて仕方がないんだけど、それには代償があることに気付いていない。それが彼女の人間関係までもめちゃくちゃにしてしまうんだ」。人々が凍った海に集まり、クジラを前に奔走する。本作は心温まる物語でありながら、異なる正義をもつ人々の駆け引きを描いた人間ドラマでもある。クワピス監督が「最初は全員に“隠された動機”があったが、クジラへの愛着が湧いて初めて、その違いを乗り超え、共通の目標を見出し、解決に向けて協力できたんだ」と解説する物語は、どのような結末を迎えるのか? 基になった実話を知らない人は、映画館でその“驚くべき結末”を見届けてほしい。『だれもがクジラを愛してる。』7月14日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
2012年06月12日ドリュー・バリモアが2日(現地時間)、今年1月に婚約を発表したアート・ディーラーのウィル・コペルマン氏とカリフォルニア州サンタバーバラのモンテシートの自宅で挙式した。式はラビが執り行い、今年3月にリース・ウィザースプーンの結婚式も手がけたセレブご用達のウェディング・プランナーがプロデュースしたセレモニーは「クラシックでシンプルなガーデン・ウェディングでした」と、関係者は「People.com」に語った。ウェディング・ドレスはコペルマン氏の父、アーロンさんがかつてCEOを務めた「シャネル」製だという。式にはリース・ウィザースプーン&ジム・トス夫妻、『2番目のキス』でドリューと共演し、彼女が監督・出演した『ローラーガールズ・ダイアリー』にも出演したジミー・ファロン&ナンシー・ジュヴォネン夫妻が出席。ナンシーはドリューの製作会社「フラワー・フィルムズ」のパートナーでもある。そしてドリューの親友で、ウェディング・ドレスのフィッティングにも同伴したキャメロン・ディアスももちろん出席。彼らの多くは前夜にモンテシートの高級ホテル、サン・イシドロ・ランチで行われたディナー・パーティにも参加していた。現在、ドリューは妊娠中。2度の離婚経験がある彼女は最近まで、あまり家庭を持つことに興味がない様子だったが、いまは違うようだ。彼女の知人はこう語る。「周囲に『やっと、静かで家庭的な生活を送る心の準備ができた』と話しています」。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/アフロ■関連作品:だれもがクジラを愛してる。 2012年7月14日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS.All Rights Reserved.
2012年06月04日『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『2番目のキス』など、女優だけでなく製作者、監督としても活躍するドリュー・バリモアを主演に、1988年10月、アラスカの氷海に閉じ込められた3頭のクジラ救出事件の実話を基に映画化した『だれもがクジラを愛してる。』のポスタービジュアルが完成し、このほど公開となった。当時この事件に関わったジャーナリスト、トム・ローズによる「Freeing the Whales」を原作に、『そんな彼なら捨てちゃえば?』のケン・クワピス監督がメガホンを握った本作。テレビ局のリポーター兼ディレクターのアダムがアラスカ・バロー岬沖の氷上で、小さな穴から息苦しそうに頭を出す3頭のクジラを発見し、ニュースとして流したことを発端に物語は展開する。いまのようにインターネットが普及していない時代、地方の小さなニュース報道が全米で流れ、環境保護活動家、石油採掘会社、地元民が協力して取り組む救出活動がやがてホワイトハウス、そして冷戦国だったソ連までも巻き込んで、世界が注目するニュースとなっていくさまを描く。全編アラスカ州内で撮影され、当時のニュース映像を織り交ぜるなど、事件当時のリアリティを見事に表現した本作。今回、公開となったポスターにはクジラを救うべく奔走する環境保護団体職員に扮するドリュー・バリモアを始め、それぞれの思惑でこの救出作戦に関わる個性豊かなキャラクターたちが描かれている。共演には、『恋するベーカリー』のジョン・クラシンスキー、『J・エドガー』のダーモット・マローニー、『バーレスク』のクリスティン・ベル、『3時10分、決断のとき』のヴィネッサ・ショウらが顔を揃える。クジラ救出劇をめぐる人間模様や加熱するマスコミ報道に対して、あなたは何を思うだろうか――?そして、彼らはクジラを助けることができるのか?『だれもがクジラを愛してる。』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。■関連作品:だれもがクジラを愛してる。 2012年夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS.All Rights Reserved.
2012年04月04日ドリュー・バリモアが、アート・コンサルタントのウィル・コペルマンと今夏にも挙式することを決めたと「Us Weekly」誌が報じている。2人は1年近く交際した後に昨年12月、アイダホ州サン・ヴァレーで休暇中にコペルマン氏が4カラット近いダイアモンドの婚約指輪を贈り、プロポーズした。2月下旬にはビバリーヒルズのクリニックからエコー検査画像と思しきものを手に出てくる2人が目撃され、ドリューの妊娠説が流れている。友人の1人はドリューの妊娠を認めたうえで、彼らが夏にカリフォルニアで挙式を予定していると語る。「彼女は赤ちゃん誕生の前に結婚したいんです。それもあまりお腹が大きくならないうちに」。今月中旬には2人でパリへ行き、シャネルでウェディングドレスを選んで1度目のフィッティングを行ったという。ちなみにコペルマン氏の父親はシャネルの元CEOのアリー・コペルマン氏だ。バツ2になって以降、恋はしても結婚に対して消極的だったドリューだが、今回ばかりは特別のよう。“3度目の正直”で、ぜひ幸せをつかんでほしい。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO
2012年03月27日先日、アート・コンサルタントのウィル・コペルマン氏との婚約を発表したドリュー・バリモアがロサンゼルスで、エコー検査の画像とおぼしき写真を手に病院から出てくるところを目撃され、第一子妊娠か?とのうわさが流れている。うわさのきっかけは、ゴシップ・サイト「TMZ.com」に投稿された、ビバリーヒルズにある病院から出てくるドリューとウィルの写真だった。2人をよく知る人物は「People」誌の取材に「ドリューはとても母性が強いし、ウィルもパパになりたがっています。彼にとって家族はとても重要ですから」と明かす。ドリューも’06年、同誌に「自分で産むにせよ、養子をもらうにせよ、どんな形であれ絶対に家庭を持ちたいわ」と語っている。ここ数週間、ドリューの外出時のスタイルは身体のラインがはっきり見えないものが多いこともうわさに拍車をかけているようだが、「People」誌の取材にドリューの代理人はノーコメント、23日現在、本人たちからも妊娠については一言も語られていない。(text:Yuki Tominaga)© Abaca USA/AFLO
2012年02月23日ドリュー・バリモアがロサンゼルスのバンド「Best Coast」のPVを監督。PVに出演した『キック・アス』、『モールス』のクロエ・グレース・モレッツを絶賛している。今夏来日し、フジロックにも出演したBest Coastの「Our Deal」のPV監督を依頼されたドリューは、クロエを念頭に脚本を執筆したという。「幸運なことにクロエは出演をOKしてくれたの」と語るドリューはこのPVを、様々なストーリーを描きながらも個人的なものにしたかったと語る。クロエともう1人の出演者、ミランダ・コスグローヴ(『スクール・オブ・ロック』)について「彼女たちと自分に共通する何かを感じた」と言う。出世作である『キック・アス』のヒット・ガールから一転、スウェーデン映画『ぼくのエリ200歳の少女』のハリウッド版『モールス』で憂いを帯びた少女を見事に演じ切ったクロエはまだ14歳ながら卓越した演技力を披露している。ドリューも彼女の才能に魅了されたひとり。「私は本物の笑顔や泣き顔が好き。俳優が無理やり涙を流しているかどうかは見ればわかる。でも、クロエは本当に役になりきるのよ。自分の感情をそこまで追い込むことができる。彼女を撮りながら、隣で私も一緒に泣き続けていたわ。すごい、これこそ私が望んでいたものだって思いながら」と興奮気味にその魅力を語った。© AP/AFLO■関連作品:モールス 2011年8月5日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Fish Head Productions, LLC All Rights Reserved.キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:『モールス』で描かれる“純愛”をどう捉える?アンケート結果発表クロエ・グレース・モレッツ インタビュー恋愛映画は初体験、14歳の新しい挑戦映画監督を夢見た少年達の想いが交錯『モールス』&『SUPER8』に見るノスタルジーこの20年のアメリカでNo.1スリラー『モールス』試写会に25組50名様ご招待今夏No.1の切ない系ホラー『モールス』試写会に20組40名様ご招待
2011年08月12日『そんな彼なら捨てちゃえば?』、『遠距離恋愛彼女の決断』で共演したジャスティン・ロングと、恋人になったり友人同士に戻ったり、を繰り返してきたドリュー・バリモアだが、ついに新しい恋人を見つけたようだ。ドリューは21日、ロサンゼルスのセレブご用達のレストラン「Joan’s On Third」でアート・コンサルタントのウィル・コペルマン氏とランチを楽しんだが、23日にもビバリーヒルズのイタリアン・レストランから腕を組んで出てくるのを目撃されている。前日の22日はドリューの36回目の誕生日だった。コペルマン氏はドリューより3歳年下の33歳で、父親はシャネルの元CEO、アリー・コペルマン氏。ジャスティンやその前の恋人でミュージシャンのファブリツィオ・モレッティのときと同様に年下キラーぶりを発揮するドリューだが、俳優やミュージシャンではない一般男性との交際はめずらしい。新鮮な感覚を味わっているのかも。一方のコペルマン氏は『ディスタービア』や『HACHI約束の犬』に出演している女優のサラ・ローマーと交際していたこともあり、女優との付き合い方には心得あり?意外とうまくいく組み合わせになるかも。(text:Yuki Tominaga)写真は23日、ランチ後に腕を組んで歩くウィル・コペルマン氏とドリュー・バリモア。© Splash/AFLO■関連作品:遠距離恋愛彼女の決断 2010年10月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© MMX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ドリュー・バリモア主演!『遠距離恋愛』オンデマンド視聴権を15組30名様にプレゼントジャスティン・ロング、自動車事故で軽傷を負って映画祭を欠席遠距離恋愛の秘訣教えます!恋と仕事…究極の選択の答えは?アンケート大発表悩み、誘惑…リアルな恋愛事情『遠距離恋愛』女性限定試写会に30組60名様ご招待リアル恋愛モード全開!ドリュー&ジャスティン共演『遠距離恋愛』ポスター完成
2011年02月25日エレン・ペイジ主演の『ローラーガールズ・ダイアリー』で初めてメガホンを握ったドリュー・バリモアの動画インタビューが到着した。4歳での映画デビューを皮切りに数々の映画に女優として参加してきた彼女だが、“監督”として描きたかったものは――?映画は、田舎で母親が望む通りに生きてきた少女が、“格闘技”と言えるような激しさを持つ“ローラーゲーム”に出会い、新たな自分を発見していく姿を描いた作品。ドリューはこの映画を通じて「メッセージを送りたい」と言う。「自分自身を発見すること。手の届かないゴールなんてない。限界なんてないのだということを信じるの。女の子にできないことはないと信じているわ」。天才子役として名声を手にし、その後、紆余曲折を経て、いまなおハリウッドで活躍を続けるドリューの言葉だからこそ、重みを持つ。また、ドリューは主演のエレンを絶賛!「彼女には自信と力強さがある。この役の彼女は一味違うわ。魅力的で素晴らしい女性なの。弱さもセクシーさも、お転婆なところもあって…」とその魅力を挙げてくれた。悩んだり、周囲とぶつかり合ったりしながらも少しずつ成長し、“自分”を見出していく主人公・ブリスの姿から、ドリュー自身の生き方が垣間見えてくる。『ローラーガールズ・ダイアリー』は5月22日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ローラーガールズ・ダイアリー 2010年5月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.
2010年05月21日破局から一転、春から関係が復活したドリュー・バリモアとジャスティン・ロングがニューヨークにあるセントラル・パークのボート上でキスをしているところをキャッチされた。と言っても、実は2人が共演する新作『Going the Distance』(原題)の1シーンを撮影中のときのこと。仕事の関係で恋人と離れ離れになった中学教師の女性が遠距離恋愛を持続させるために奮闘するロマンティック・コメディ作だ。2人が最初に交際するきっかけとなった共演作『そんな彼なら捨てちゃえば?』でドリューはプロデューサーも兼任し、彼女の意向でジャスティンが起用されたが、今回は先に主演に決まっていたジャスティンがドリューを相手役に推薦したようだ。2年前の8月から約1年間交際して1度は破局した2人だが、今年に入ってからはしばしばデートを目撃されるようになり、ドリューの主演作『Grey Gardens』(原題)のニューヨーク・プレミアのような公の場でもツーショットで登場。いつの間にかよりを戻していた2人は仕事面でも息の合うパートナーのようだ。ちなみに『Going the Distance』のプロデューサーの言によると、ドリューとジャスティンの役は「台本の5ページごとにセックスをしてる」ほど熱愛中のカップルだという。(text:Yuki Tominaga)7月13日、『Going the Distance』撮影現場で仲睦まじい様子を見せるドリューとジャスティン。© Splash/AFLO■関連作品:そんな彼なら捨てちゃえば? 2009年8月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© MMVIII IFP BLACKSWAN GMBH & CO. KG TM NEW LINE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:恋愛映画歌うCrystal Kay理想の恋は?「一目惚れも全然ありです(笑)」『そんな彼なら捨てちゃえば?』ハートフレグランスストラップを3名様にプレゼント恋愛のホンネをトーク!座談会付き『そんな彼なら捨てちゃえば?』試写会に30組60名様をご招待女性映画人のための授賞式スピーチで、ジェニファー・アニストンが自虐ネタを披露スカーレット・ヨハンソン、男を落とすコスプレ7変化は必見!「予測不可能な女よ」
2009年08月07日