フランス在住のカメラマン、松永学さんによるフランスの猫さま紹介!第69回目はスコティッシュストレートのロメオ(Romeo)さま。飼い主を元気にした猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.69猫さまの話をもっと聞かせて!スコティッシュストレートのロメオさまは、2歳の男性猫さまです。飼い主と暮らしているのは20平方メートルの小さなアパルトマン。食事は自動給餌機から出てきます。1日あたり50グラムのカリカリを、10グラムずつ5食にわけてタイマーセットされています。留守番中はよく眠り、少し遊んでいます。飼い主が家に帰ってくると、嬉しくて嬉しくてたまりません。たくさん遊んでくれるし、たくさんの言葉もかけてもらいます。ネズミのおもちゃを投げられると、飼い主のところまで何度も咥えて持って行きます。まるで犬のようだと言われています。おもちゃをシャワーや水入れに入れて飼い主の気を引きます。飼い主がやってくると、4本の足すべてを空に向けて仰向けに転がって見せるのです。普段は留守が多い飼い主も、休みの日には僕をいろんなところに連れていってくれます。電車の旅も大好きです。カントリーハウスに滞在し、リードを背負って外出もします。雪が積もっていた時に散歩できたのがとてもいい思い出です。飼い主から見たロメオさまとは?2020年の新型コロナウイルス蔓延によるロックダウンは、私の士気を損ない、心理的にもよくありませんでした。猫を飼うことにしたのは、猫が私を幸せにしてくれることを知っていたからです。私は何か月もの間、猫を飼うことを考えていました。最初、私は苦しんでいる猫の里親になるために保護協会に目を向けましたが、夢の猫を見つけるのは非常に困難でした。それから、インターネットを通じてロメオに出会いました。ブリーダー個人から電話があり、ロメオに会いに行く約束をしました。 2020年8月16日、車で1時間かけて引き取りに行きました。それは魔法のような出会いでした。ロメオは親切で、遊び心があり、好奇心が強く、かわいく、いたずらで、おしゃべりで、面白くて、頭がいい猫です。私は幼い頃に実家で猫を飼っていました。その彼は今18歳です。現在南仏にいて、最高の生活を送っています。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2022年10月16日