オリバー・ストーン監督が史上最大の内部告発劇“スノーデン事件”の全貌に迫った衝撃の問題作『スノーデン』。2017年の幕明けに、主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットの“メガネ男子”の新場面写真がシネマカフェに到着。スノーデンの恋人役を演じた共演者のシャイリーン・ウッドリーからもコメントが届いている。本作は、元CIA職員 のエドワード・スノーデンが国家の機密事項を暴露した“スノーデン事件”を描いたヒューマン・ドラマ。これまでアカデミー賞監督賞を2度受賞している巨匠オリバー・ストーンが、この人物を独自の視点で描き切る。本作の主人公、エドワード・スノーデンを演じたのはハリウッドきっての若手俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。愛国心のある平凡な若者だったスノーデンが、アメリカ政府による個人情報監視の実態を知り、自身の理想が打ち砕かれていく過程を見事に演じている。ジョセフといえば、これまで、日本でも多くの映画ファンを魅了したロマンティック・コメディ『(500日)のサマー』では“運命の恋”を信じるナイーヴな青年を、『メタルヘッド』では長髪に半裸の謎のヘビメタ男、『ダークナイト ライジング』では正義感の強い熱血警官を演じるなど、作品によってまったく異なる表情を見せ、その演技力の高さはハリウッドでも随一といえる。近年の『ザ・ウォーク』でも、ワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつないで命綱なしの空中闊歩を敢行した、実在の人物フィリップ・プティを演じた際、仏語のイントネーションやスタントにも強いこだわりを見せていた。そして本作でのジョセフは、スノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種を完全にマスター。恋人役を演じた共演者のシャイリーンも「エドワード・スノーデンに命を吹き込むジョセフを見て感動したわ。彼はスノーデンの声で話し、スノーデンの歩き方で歩き、スノーデンの動き方で動く。俳優が誰かの中に入り込み、ほんの些細な個人のマンネリズムさえも習得していくのを見ると、いつも驚かされる」と語り、ジョセフの“憑依”ぶりに驚嘆している。シャイリーンが言う“些細”な箇所は、劇中レヴィットが着用するメガネにも表れている。役作りのために、入手可能なスノーデンに関する書籍を読み、彼のビデオを見てクセを研究したは、スノーデンの兵役時代、除隊後時代、CIA時代、NSA時代で4種類のメガネを使い分けている。ジョセフのメガネ姿にも、ぜひ着目してみて。『スノーデン』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月03日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが声色さえも変え、アメリカ最大の国家機密を暴いた元CIA職員を熱演する『スノーデン』。本作でメガホンをとったのは、ハリウッド随一の社会派監督オリバー・ストーンだ。これまで『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と、3人のアメリカ合衆国大統領を映画で描いてきた監督が、つい先日、次期大統領に選ばれたばかりのドナルド・トランプ氏を撮影していたことが分かった。1年半に渡って繰り広げられてきた米大統領選。日本時間11月9日、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が破れ、共和党で不動産王のトランプ氏が次の第45代大統領に選出された。トランプ氏がどのような大統領になり、これからのアメリカをどのようにかじ取りをするのか、いま世界中の人々から注目を集めている。そのトランプ氏が、『ホーム・アローン2』(’92)にカメオ出演していたり、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(’89)の悪役ビフ・タネンのモデルであったことはすでに報道されているが、実はオリバー・ストーン監督もまた、2011年に公開された、マイケル・ダグラス主演の名作『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』で彼をとらえていた。同作は、長い刑務所生活を終えたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が、娘の婚約者である若き投資家のジェイコブ(シャイア・ラブーフ)と再びウォール街で一旗揚げようとする様を描いている。トランプ氏が登場するのは、ダグラス演じるゲッコーと床屋で会話を交わすシーン。ストーン監督は、「彼は文句なしに素晴らしかったですよ。ただ彼から、2ページにわたる事前要求事項があった。例えば、こっち側から撮ってはいけないなど。なので彼とも話をしました。彼はとてもチャーミングな人だと思います」と当時をふり返っている。結局、そのシーンはカットされ、日の目を見ることはなかった。ストーン監督は、その理由を「脚本の問題でした。映画の中ではあまり長いシーンではなかったので。そのときは彼が大統領選挙に立候補するなんて考えてなかったよ。(カットは)単なる脚本と、編集の問題のためだったんだ」とコメント。さらにストーン監督は、国家主導の個人情報監視の事実を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデンを描いた本作『スノーデン』にも、トランプ氏を“出演”させている。この“スノーデン事件”が全世界で報道された際、メディアや一般人の間では、スノーデンを擁護する人と非難する人に意見が真っ二つに割れたが、本作中では、あるニュース報道の中でのトランプ氏のコメント、「(スノーデンは)死刑という手もある」が紹介される場面が登場する。トランプ氏の声と本人の顔画像が映し出されるたった1カットだけだが、彼が大統領に就任した直後(就任式は現地時間1月20日)に劇場で流れることを思えば、強烈な印象として残るはずだ。『ウォール・ストリート』の撮影が終わった後、監督に「僕の演技、素晴らしかったか?」と自信をのぞかせていたというトランプ氏。まさかの結果となった米大統領選だが、米国史上初めて公職についたことのない大統領となる彼を勝利に導いた要因の一端は、その“自信”にあったのかもしれない。『スノーデン』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日映画『スノーデン』が2017年1月27日(金)に日本公開される。ハリウッドの社会派監督オリバー・ストーンが史上最大の内部告発“スノーデン事件”の全貌に迫った最新作、映画『スノーデン』。物語りは、米国最大の機密を暴き、世界中から追われた男・スノーデンを主人公に描かれる。彼は、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在を暴露し、世界に大きな衝撃を与えた。その内容は、米国政府が“テロリスト発見のため"という大義名分のもと、不当に一般人のパソコンに侵入しているということ。対象者は日本人を含めた全世界の人々。この事実を公表しようとしたスノーデンに世界最強の情報機関が迫りくる。匿名ではなく自らカメラの前に立ち、エドワード・スノーデンと名乗って素性を明かしたその青年は、なぜ輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで重大な告発を決意したのか。映画『スノーデン』では、国を愛する平凡な若者だったスノーデンが、恐るべき現実に理想を打ち砕かれていった過程を描いていく。主人公・スノーデン役には、『(500)日のサマー』『インセプション』『ザ・ウォーク』などで日本でも多くのファンを獲得している若き実力派俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットが起用された。恋人リンゼイに扮するのは、『ダイバージェント』シリーズや『きっと、星のせいじゃない。』でハリウッドの若きスター女優となったシャイリーン・ウッドリー。また、ニコラス・ケイジがCIAの指導教官役で登場する。【詳細】映画『スノーデン』監督:オリバー・ストーン脚本:オリバー・ストーン、キーラン・フィッツジェラルド原作:「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」著 ルーク・ハーディング(日経BP社)出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、リス・エヴァンス、ニコラス・ケイジ原題:SNOWDEN/PG-12©2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年11月07日米国最大の機密を暴き、世界中から追われた男“エドワード・スノーデン”の半生を描いた映画『スノーデン』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。2013年6月――。それは、まさしく世界中に激震が走った瞬間だった。イギリスのガーディアン紙が報じたスクープで、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露されたのだ。さらに驚くべきは、ガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供した人物は、NSA(米国国家安全保障局)の職員であり、ごく普通の29歳の若者だった。匿名ではなく、自らカメラの前に立ち「エドワード・スノーデン」と名乗ったその青年は、なぜ輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで、重大な告発を決意したのか――。本作は、元CIA職員のエドワード・スノーデンが、国家の機密事項を暴露した“スノーデン事件”を描いたヒューマン・ドラマ。過去に『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と、アメリカ合衆国大統領をテーマにした映画を3本撮ってきたハリウッド随一の社会派監督オリバー・ストーンが、いま映画で最も伝えたかった人物“スノーデン”とは一体何者なのか。史上最大の内部告発劇、スノーデン事件の全貌に迫った衝撃の問題作となっている。このほど到着した予告編では、母国アメリカのために寄与することを決意した、スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、CIAでメキメキと頭角を現し、その後全世界のメールや携帯電話での通話が監視されている実態を知り、驚愕する様子がスリリングに映し出されている。米国政府は、“テロリスト発見のため”という大義名分のもと、不当に一般人のパソコンに侵入し、Webカメラなども自在に起動させることもできた。その対象者は日本人を含めた全世界の人々。この事実を公表しようとしたスノーデンに世界最強の情報機関が迫りくる!今回の予告編は、その衝撃さがひしひしと伝わってくる映像となっている。また併せて、「兵士」「ハッカー」「スパイ」「ヒーロー」「愛国者」「裏切り者」などと、スノーデンを形容する様々な言葉が英字で刷り込まれ、スノーデンに扮した眼鏡姿のジョセフ・ゴードン=レヴィットが写し出された日本版ポスタービジュアルも解禁されている。『スノーデン』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月04日米国による膨大な個人情報監視の事実を暴いた男“エドワード・スノーデン”の半生を描いた映画『スノーデン』。この度、本作から新たに場面写真が到着した。2013年6月――。それは、まさしく世界中に激震が走った瞬間だった。イギリスのガーディアン紙が報じたスクープで、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露されたのだ。さらに驚くべきは、ガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供した人物は、NSA(米国国家安全保障局)の職員であり、ごく普通の29歳の若者だった。匿名ではなく、自らカメラの前に立ち「エドワード・スノーデン」と名乗ったその青年は、なぜ輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで、重大な告発を決意したのか――。ハリウッド随一の社会派監督オリバー・ストーン監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えて贈る本作は、元CIA職員のエドワード・スノーデンが、国家の機密事項を暴露した“スノーデン事件”を描いたドラマ。そんな世界中に影響を与えた大事件が、映画作りにも影響を及ぼしているようで、現在公開中の『ジェイソン・ボーン』にもその影響が見てとれる。『ボーン』シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン』は、アクションの凄まじさは継続しつつ、ストーリーの面白さが際立つ。本作は、CIAの暗殺者養成プログラムが生んだ<最高傑作>ジェイソン・ボーンの新たな謎を追う物語となっているが、非常に現実味のある設定で構築されており、政府の諜報機関による膨大な個人情報の監視が現実に起きていることがリアルに描かれており、これは元CIA職員のエドワードが2013年に暴露した告発劇に通じるもので、SNSやITの大企業と政府が関与している設定もまさに現実そのものとリンクしているのだ。また、来年公開予定のケビン・コスナー主演『クリミナル 2人の記憶を持つ男』も、CIAエージェントと謎のハッカーが絡むスパイアクション映画で、現実のスノーデン事件に酷似する設定。映画は時代を映すと言うが、2011年の9.11同時多発テロ、そしてそのテロ事件に端を発したアフガン戦争やイラク戦争以降、『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』『アメリカン・スナイパー』など、それらを題材にした作品が数多く製作、アカデミー賞をも受賞し、映画史にその名を刻んできた。スノーデン事件は、9.11やイラク戦争に匹敵するほどの歴史的出来事であり、スノーデン事件以降に製作されている社会派映画、スパイ映画の前提を大きく変動させていると言える。このほど到着した場面写真では、スノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種をマスターしたジョセフの姿を始め、スノーデンの長年の恋人であるリンゼイ(シャイリーン・ウッドリー)と仲睦まじく過ごしている様子や、趣味のルービックキュービックに興じる、どこにでもいそうなごく普通の青年の姿を垣間見ることが出来る。その一方で、全世界のメールや携帯電話での通話が監視されている実態を知ってしまい、世界最強の情報機関を相手取り、危機感にさらされるスノーデンの様子も写し出されている。なお、来年1月にはストーン監督の3年半ぶりとなる来日も予定されている。『スノーデン』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月21日米国による膨大な個人情報監視の事実を暴いたエドワード・スノーデンの半生を描くオリバー・ストーン監督の新作『スノーデン』(原題:SNOWDEN)が、来年1月27日(金)から全国公開されることが決定した。その他の情報本作は、国を愛するひとりの若者が、なぜ素性を明かし、輝かしいキャリアや恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで重大な告発を決意したのか? その過程を映し出して行く衝撃作。CIA(中央情報局)職員で、NSA(米国国家安全保障局)の職員でもあったスノーデンの告発の一部始終を記録したドキュメンタリー映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』から9年前にさかのぼり、平凡な若者だったスノーデンが、恐るべき現実に理想を打ち砕かれていった過程や、長年にわたってパートナーとして寄り添うリンゼイ・ミルズとの出会いを描く。スノーデンを演じるのはジョセフ・ゴードン=レヴィット。恋人リンゼイ役は、『ダイバージェント』『きっと、星のせいじゃない』のシャイリーン・ウッドリー。そのほかメリッサ・レオ、ザッカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、リス・エヴァンスが脇を固め、ニコラス・ケイジがCIAの指導教官役で登場する。『プラトーン』『7月4日に生まれて』など、国家の責任やあり方を問う作品を数多く手がけてきたストーン監督が、世界を震撼させた内部告発劇“スノーデン事件”を通して今、伝えたいことは何か? 70歳の巨匠が、世界を変えた29歳の若者の真実に迫る『スノーデン』は来年1月27日(金)に日本公開される。『スノーデン』1月27日(金)TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
2016年09月15日