たとえば彼とキスするとき。歯みがきをするなどして、口臭に気を使うことはあっても、ピアスホールの臭いにまで気を使っている人は少ないのでは?ピアスホールは、実は知らず知らずのうちに、臭いが出ていることがあるのです……。彼との距離が近づいたとき「なんかこの子クサい?」「毎日お風呂に入ってないの?」なんて思われたら、恋愛における次のステージに進むのに支障が!今回は、自分では気が付かないけれど意外とニオってる!?ピアスホールのケアをご紹介します。【夏注意!】なぜピアスホールが臭う?そもそも耳の後ろは、もともと臭いが出やすい部位。すれ違いざまなどに他人に臭い気づかれることも……!しかし自分の鼻からは遠いため、自分自身は気づきにくいのです。なぜ、耳の後ろから臭いが出てしまうのでしょうか?原因を探りましょう。1:耳には皮脂を分泌する皮脂線が集中しているワキなどの汗が臭うのと同じように、皮脂分泌が多いと、臭いが発生しやすい環境となります。2:シャンプー時の洗い残しが多いシャンプーをする際に、意外と盲点になるのが耳周り。髪の毛はしっかりすすいでいても、耳周りまで意識している人は、あまり多くないと思います。シャンプーの洗い残しがあると、そこに汚れが付着してしまい臭いの原因になってしまいます。3:「ノネナール」が発生しやすいノネナールとは、不飽和アルデヒドの一種であり、脂くさくて青臭い臭いが特徴。人の体内にも存在しており、加齢臭のもとといわれています。ノネナールは皮脂腺から出るそうで、皮脂腺が集中している耳の後ろは加齢臭が発生しやすいのです。【耳全体】臭いを発生させない!今すぐやるべき対策術1:こまめに耳掃除を!皮脂分泌が活発な人は耳垢が溜まりやすいという特徴があります。まずは、こまめに耳掃除をしましょう。綿棒にベビーオイルをしみこませると汚れが取れやすく、肌にも安心です。お風呂あがりの習慣にしてもよいと思います。。耳掃除の範囲は耳の入り口1cmまでで大丈夫。2:耳をやさしくマッサージ洗顔フォームを泡立て、クルクルと円を描きながら、耳たぶから耳の付け根まで、やさしくマッサージしましょう。しっかり洗い流すのも忘れずに。耳の周りには様々なツボやリンパ管も集まっているので、やさしくなでるように洗うと老廃物も流れやすくなりますよ。とくに臭いが気になる人は、42度程度のシャワーを30秒ほど耳の裏にかけると皮脂を洗い流すことができるので効果的です。3:【基本】食生活を改善する!動物性タンパク質や、脂質が多く含まれた肉や乳製品を食べていると、皮脂の分泌が増えてしまいます。できれば、ビタミンが豊富な野菜中心の食生活を心掛けるようにしましょう。加齢臭のもととなる脂肪酸の分泌を減らすことができます。また、ごぼうやレンコンなどの食物繊維が豊富に含まれた野菜は、腸内環境を整えるだけでなく、無駄な脂分を外に排出する働きがあるので、過剰な皮脂を抑える効果を期待できます。【ピアスホール】洗浄から!ホールケアの方法ピアスホール専用のケア用品も出ていますが、わざわざ買うのが面倒な人は、家にある薬用石鹸などで代用することもできます。ピアスを外してお風呂に入ったときに、石鹸を泡立ててしっかり洗いましょう。洗い方は、先ほどご紹介した「耳をやさしくマッサージ」に書かれていることを参考にしてください。また、お手入れ後はタオルや綿棒で水気をしっかりふき取ることも忘れずに。そのほか、天然塩をお湯に溶かしたもの(ホットソーク)のコットンパックもオススメ。代謝も促進されて、臭い改善になります。ホットソークの作り方は、人肌程度(36~38度)のお湯に天然塩(100ccに対し0.9%)を溶かします。それをコットンにしみこませてピアスホールを3分程度コットンパック。パックのあとは、清潔なタオルでやさしくふき取ってあげましょう。市販のもので手軽にケアしたい!ならコチラPhoto by Amazonピアジェリージェルタイプなので塗りやすく、お手入れ簡単。ピアスホールだけでなく、耳たぶ全体にも使えます。Photo by Amazonピアスホールクリーナークリーナーと綿棒がセットになっているので便利!思い立ったときにすぐケアできます。ケアを怠っていると、ピアスホールが腫れたり、膿が出たりすることも……。そんなときは自己判断でケアせずに、必ず皮膚科の診察を受けるようにしましょう。かゆみや痛みがあるときも同様です。せっかく素敵なピアスをしていても、臭いが出ていたら周りの人はドン引き。見えないところもしっかりケアしてこそ、大人の女性ですよ。
2016年07月12日タムロンが主催する「第9回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」は、5月1日から作品募集を開始する。8月25日に募集を締め切り、9月中旬に審査結果を発表する。一般の部と小・中・高校生の部を設けている。タムロン鉄道風景コンテストは、鉄道とその周辺を写した写真風景を広く募集するもの。風景、スナップなどのスタイルを問わず、撮影機材や撮影場所、カラーや白黒といった制限も設けていない。審査員は写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏。一般の部の大賞には現金30万円、小・中・高校生の部の大賞には現金10万円が贈呈され、どちらの大賞にも副賞としてタムロンレンズが贈られる。また、全応募作品からユーモアフォト賞、車輌写真賞、タムロン賞が選出される。応募作品はプリントのみを受け付け、JPEGファイルなどデジタルデータでの応募ではエントリーできない。応募の詳細は、こちらのコンテストWebページに記載されている。
2016年04月04日神奈川県・パシフィコ横浜で開催の「CP+2016」。タムロンのブースでは、先日発表されたポートレート向けレンズの意欲作「SP 85mm F/1.8 Di VC USD」と、名作レンズをリニューアルした「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」を、多くの来場者がチェックしていた。中望遠のSP 85mm F/1.8 Di VC USDは、F1.8という明るいレンズで、手ブレ補正機構「VC」を搭載している(キヤノン用、ニコン用)。タムロンによると、ポートレートに最適なレンズを目指して設計したとのこと。手ブレ補正機構を搭載することで、これまでよりも暗い場所や動きのあるポートレートにも期待が持てる。なお、ソニー用には手ブレ補正機能は搭載されておらず、これはカメラ側が手ブレ補正機能を備えるためだ。一方のSP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDは、現行モデルとレンズ構成は同じで、手ブレ補正機構やAF速度の改良を行ったリニューアルモデルだ。手ブレ補正はこれまでのジャイロセンサーを使った傾き方向に加え、加速度センサーを搭載して上下左右(平行移動)の動きに対応できるようになった。さらにAFも速くなったことで、被写体ブレにも強くなっている。タムロンの対応レンズをパソコンと接続して、フォーカスポイントなどを調整する「TAMRON TAP-in Console(タムロン タップ・イン・コンソール)」は、ガラスケース内のみの展示だ。ある程度の慣れは必要だろうが、レンズの各種調整をユーザーが自分で行えるのはうれしい。個人的にもぜひ試してみたいアクセサリーだ。さて、CP+のタムロンブースでは恒例となった、無料のレンズクリーニングコーナーが今年もある。時間帯によってはかなり混雑するため、今年は待っている人のイスが用意されていた。
2016年02月27日タムロンは22日、同社製レンズのファームウェア更新やカスタマイズが行えるアクセサリ「TAMRON TAP-in Console」発表した。キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。3月24日に発売する(ソニー用は順次発売)。価格は5,500円(税別)。対応するタムロン製レンズに取り付けて、パソコンを使ってレンズのファームウェア更新や各種カスタマイズが行えるアクセサリ。本体をパソコンのUSBポートに接続し、専用ソフト「TAMRON TAP-in Utility」をパソコンに導入して利用する。インターネット環境も必要だ。カスタマイズできるのは、ピント調整と、オートフォーカスでの駆動範囲の調整など。ピント調整は、近距離・中距離・遠距離の3領域、および焦点距離で最大8領域、合計最大24領域において調整可能だ。手ブレ補正機構「VC」も調整でき、ファインダー像の安定性を優先させる「ファインダー像優先」、ファインダー像の安定性と手ブレ補正効果とのバランスを取ったモード「スタンダード」、静止画撮影の際に安定した手ブレ補正効果が得られる「補正効果優先」という3種類のモードを選べる。そのほか、フルタイムマニュアルフォーカスを有効化・無効化したり、フォーカスリングを回してマニュアルフォーカスに切り替わる回転量を調整したりできる。カスタマイズ情報のファイル保存や、「TAMRON TAP-in Console」自身のファームウェア更新も可能だ。2016年3月現在で対応しているレンズは、「SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)」、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)」、「SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)」、「SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)」。インタフェースはUSB 2.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズは直径72mm、高さ26mm、重量70g(本体のみ)。
2016年02月22日タムロンは22日、35mm判フルサイズ一眼レフカメラに対応した焦点距離85mmの大口径中望遠レンズ「SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)」を発表した。キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。3月24日に発売する(ソニー用は順次発売)。価格は110,000円(税別)。焦点距離85mmのモデルとして世界で初めて手ブレ補正機構を搭載する(タムロン調べ)。なお、ソニー用には手ブレ補正機能「VC」は搭載されていない(カメラ側に手ブレ補正機能を搭載するため)。作動音が小さく、静粛性に優れるリング型超音波モーター「USD」を内蔵し、フルタイムマニュアルフォーカスにも対応する。レンズ構成は9群13枚で、特殊硝材LDレンズ1枚と、XLDレンズ1枚を採用。光の分散性を極限まで抑え、軸上色収差と倍率色収差を良好に補正する。コマ収差や非点収差を抑制し、画面周辺部までシャープな描写が得られ、ピント面からアウトフォーカス部へのなだらかなボケ味を追及した。タムロンは「立体感のある美しい描写が楽しめるポートレート撮影に最適なレンズ」としている。最前面のレンズには防汚コートを施して撥水性と撥油性を高め、レンズ内部に水滴が侵入しにくい簡易防滴構造も採用した。ゴーストやフレアを低減するeBANDコーティングとBBARコーティングも施されている。内蔵モーターで絞り羽根を制御する電磁絞りを、キヤノン用だけでなくニコン用にも採用している。主な仕様は、焦点距離が85mm、明るさがF/1.8、画角が28度33分、最小絞りがF16、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.8m、最大撮影倍率が1:7.2だ。フィルター径は67mmで、丸形フードが付属する。本体サイズは最大径が約84.3mm、長さはキヤノン用が91.3mm、ニコン用が88.8mm、重量はキヤノン用が700g、ニコン用が660g。
2016年02月22日タムロンは1月15日、「第12回 タムロン マクロレンズフォトコンテスト」の審査結果を発表した。グランプリ作品には、鈴木彦三さんの「ウォーミングアップ」が選出された。タムロンは同コンテストを2004年から実施。メーカー問わず、マクロレンズで撮影した作品を募集している。第12回となる今回は応募のべ人数1,665人から合計4,489点の作品応募があった。審査員にはネイチャーの部に石井孝親氏、ノンジャンルの部に岡本洋子氏を迎え、全入賞作品29点を選出。グランプリは福島県の鈴木彦三さんの「ウォーミングアップ」が受賞した。全入賞作品はタムロンのWebページにて発表されている。
2016年01月16日タムロンは、35mm判フルサイズ用の大口径超広角ズームレンズ「SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)」と、APS-C用の高倍率ズームレンズ「18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)」のソニー用を12月24日に発売する。希望小売価格(税別)はSP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)が140,000円、18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)が36,000円。いずれの交換レンズもすでにキヤノン用とニコン用が発売されているが、このたびソニー用の発売日が決定した。ソニー製のカメラボディ側が手ブレ補正機能を持つため、レンズには手ブレ補正機構「VC」を搭載していない。SP 15-30mm F/2.8 Di USD (Model A012)は、2014年9月に開発発表された超広角ズームレンズ。レンズ構成は13群18枚。XGM(eXpanded Glass Molded Aspherical)レンズを前群に配置し、LD(LowDispersion:異常低分散)レンズ複数枚を適切に位置に置くことで、歪曲収差や倍率色収差などを抑制する。18-200mm F/3.5-6.3 Di II (Model B018)は、2015年8月に発表された高倍率ズームレンズ。「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)」の後継モデルに当たり、光学設計を最新にしたほか、DCモーターのAFユニットなど刷新した。
2015年12月17日タムロンは、「第8回タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景コンテスト」の入賞作品写真展を、そごう大宮店3階特設会場(ビックカメラ連絡通路)にて開催している。期間は10月9日から10月31日まで。入場は無料。本稿では、入賞作品授賞式と入賞作品写真展の様子をお伝えする。タムロン鉄道写真コンテストは、今年で8回目の開催となるフォトコンテスト。風景、スナップなどのスタイルを問わず、鉄道が写った写真を広く募集するもの。撮影機材や撮影場所、カラー・白黒といった制限もない。一般の部と小・中・高校生の部を設けており、小学生未満も応募可能だ。2015年5月1日から8月20日までの期間に作品募集を行い、1,753名から6,554点の応募があった。審査員は鉄道写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏が務め、一般の部「大賞」には富澤涼一さんの「新種!電車桜」、小・中・高校生の部「大賞」には北村伶奈さんの「いすみ鉄道女子会」、「ユーモアフォト賞」には西河博美さんの「夏のおもてなし」を選出。それぞれ、賞金とタムロン製レンズが進呈された。入賞作品受賞式では、さいたま市長である清水勇人氏と、さいたま市商工会議所 会頭の佐伯鋼兵氏が祝辞を述べた。清水市長は、「どの写真も、努力なしでは撮影できない個性を持った写真ばかり。写真や鉄道に対するあたたかい想いが伝わってきて、微笑ましかった」とコメント。また、さいたま市商工会議所の佐伯鋼兵氏は、「一瞬のシャッターチャンス狙って、撮影している感じが伝わった。幅広い世代の作品が展示されているので、多くの人に見てもらいたい」と話した。審査員を務めた鉄道写真家の広田氏と、フォトライターの矢野氏は、「年々応募作品のレベルが上がってきている。今年の夏は暑かったが、その熱気をはらんだような作品ばかりだった。今年の傾向として個性的な作品が目立ちましたね」と述べた後、今後のアドバイスとして、「プリントをもう少し頑張れば、もっと良くなる写真が多かった。デジタル写真は簡単にプリントできる分、プリントを良くすると、もっと審査員に伝わりやすい作品になる。撮影技術だけでなく、プリント技術を磨くこともおろそかにしないでほしい」と講評を締めくくった。
2015年10月09日タムロンは10月8日、望遠ズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)」専用の別売アクセサリーとして、「レンズケース A011(Model LA011)」と「A011 専用アクセサリー・ロング型三脚座リング(Model A011TL)」を発表した。発売はいずれも10月15日。希望小売価格はレンズケースが6,900円、ロング型三脚座リングが15,000円(ともに税別)。○レンズケース A011 (Model LA011)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD専用のレンズケース。ダブルファスナー方式を採用しており、2つのファスナーが結ばれたストラップをスライドするだけですばやく開閉可能だ。ケースの両サイドにはスマートフォンなども入れられるポケットを2つ備える。ショルダーストラップは着脱可能だ。外寸はW155×D140×H320mm、内寸はW110×D110×H300mm。重さは370g。○ロング型三脚座リング (Model A011TL)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)に標準で付属する三脚座よりも、台座面を長くし、安定感、汎用性、携行時のグリップ感を高めたもの。三脚固定用のねじ穴は1カ所から2カ所に増えている。重量は300g。
2015年10月09日タムロンは9月2日、一眼レフ用の新作交換レンズ2本の発表会を開催した。この日発表されたのは、「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」(Model F012)と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」(Model F013)。会場内には、さっそく試写を行えるタッチ&トライコーナーも設置され、その画質やフォーカスフィーリングなどを体験できた。○タムロンの顔、SPレンズ最初に登壇したのは、タムロン 専務取締役の大瀬英世氏。2015年で65周年を迎えるにあたり、タムロン製品の中でも秀でた光学性能と高機能、持つ喜びを満たす「SP(=SUPER PERFORMANCE)レンズ」を刷新すると発表した。タムロンのSPレンズ、と聞いて誰しも思いつくのが90mmマクロだろう。1978年登場の「SP90mm F2.5(Model 52B)」以来、90mmマクロはタムロンを代表するレンズとなった。また、2012年以降には、F2.8シリーズを発売。MTF(レンズ性能を評価する指標のひとつ)の全数検査を行うなど、品質への徹底した姿勢が好評を博した。そのSPシリーズを今回リニューアルする理由を、タムロン 上席執行役員 千代田路子氏は次のように語る。「現在、市場におけるデジタル一眼レフカメラの高画素化といった性能向上やユーザーの裾野の広がりに伴い、光学性能、アクチュエーターの進化、防振など新機能の搭載、デザインの向上といった開発課題がより重要性を増しています。そこで、SPレンズの強化をさらに推進する必要があると考えました」(千代田氏)また、「今後はSPの称号を高性能レンズとして確たるものにしたい」とも。そのため、今回のリニューアルでは外観にも力を入れたという。10年間にわたって親しまれたトレードマークの金リングも、意匠を変えた。「タムロンは他にないレンズの開発を常に念頭に置いています。オリジナリティを尊重し、写真ファンに新たな選択肢を提供することがレンズ専門メーカーの役目だと思っています」と、千代田氏は語る。確かに、35mmと45mm、それもF1.4ではなくF1.8のレンズを同時発売するなど、前代未聞かもしれない。○3つの特長「キレイ、寄れる、ブレない」続いて、タムロン 商品企画部 部長の佐藤浩司氏が登壇。各製品について説明した。まず、今回発表した「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」に共通する特長として「開放から使える高い描写性能」「新しい映像表現を可能にする短い最短撮影距離」「高画素機で目立ちやすいブレを抑える大口径用手ブレ補正機構の搭載」の3点を挙げ、佐藤氏は「キレイ、寄れる、ブレない」と言い換えてみせた。続いて、35mmと45mmという近い焦点距離のレンズを同時発表したことについて、以下の3つの理由を挙げた。タムロンはこれまで標準域の単焦点レンズを開発してこなかった。そこで、基本に立ち返ろうと考えた単焦点は標準域がほしいという要望が多かったフルサイズ用として考えると広角好き、標準好きどちらのユーザーにも常用レンズとして選んでもらえる。APS-C機で使えば、35mmは54mmの標準レンズとして、45mmは72mmの中望遠ポートレートレンズとしておすすめできる余談だが、質疑応答で千代田氏は、45mmという珍しい焦点距離について「50mmはすでに銘玉が数多く存在するが、他にないレンズの開発を目指しているタムロンとして、45mmのレンズを開発した」「開発者が45mm好き、というのもある」と、半分ネタのようなコメントも述べている。また、開放絞り値をF1.4ではなくF1.8とした理由について、佐藤氏は以下のように述べた。「前出の特長(キレイ、寄れる、ブレない)と、使いやすいサイズをベストなバランスで作り上げるためF1.8としました。特に防振については、大口径用の手ブレ補正ユニットをいかに収めるかに苦心しました。光学設計と機構設計のせめぎ合いを、工夫を重ねて乗り切っています。結果、非常に実用性の高いレンズとして仕上がったと思います」(佐藤氏)。手ブレ補正の効果については、SP 35mm F/1.8 Di VC USDが3.0段、SP 45mm F/1.8 Di VC USDが3.5段(ともにCIPA基準)とのこと。各製品の詳細な仕様等については、こちらの記事をご参照いただきたい。○新しいアイコン、ルミナスゴールドのリング千代田氏の言葉にもあったように、今回のSPレンズのリニューアルでは、その外観デザインも重要な要素となっている。デザインを担当したタクラム デザイン エンジニアリング代表 田川欣哉氏は、タムロンの開発者約50人と密に対話を繰り返し、以下の3つのポイントを導き出したという。高品質でトータルバランスの良いデザインひと目見てタムロンの製品と判るアイデンティティレンズキャップやボックスも含め、統一された世界観の構築特に、2つめのアイデンティティについては、ユーザーにお馴染みの金リングを一歩進める形で新たなデザインに昇華。新たなルミナスゴールドのリングとして、レンズ下端(マウント縁)に配置し、新たな意匠とした。「普通、こういったブランドリングは4~5mm幅ですが、今回はこれを8mmとしました。このブランドリングは、SPレンズの新たなアイコン(象徴)であると同時に、その位置からカメラとの結合性や、ユーザーとタムロンの契約、クオリティなどを表現したものでもあるんです」(田川氏)なお、このリング部分にはわずかに丸みを帯びた逆テーパーが付けられている。カメラを構えてレンズに左手を添えたとき、この逆テーパーが気持ちよく指に沿うのだ。また、AF/MF切り替えスイッチと手ブレ補正のON/OFFスイッチも親指の幅に合わせており、今までにない形であるだけでなく、ファインダーをのぞき込んだままのブラインド操作も可能にしている。○タッチ&トライ会場にはタッチアンドトライコーナーが設置され、多くの試用実機が用意された。筆者も実際に試写させてもらったが、フォーカスの迷いのなさ、静音性、手ブレ補正効果ともに十分納得できるレベル。開放値のピントに関しても、会場に用意されたフルサイズ機では見事な精度を見せてくれた。装着したカメラ個体とのマッチングによる精度アップの可能性を差し引いても、その実力は十分に期待できそうだ。
2015年09月03日タムロンは9月2日、フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の交換レンズとして、大口径広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)」と大口径標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)」を発表した。両レンズとも手ブレ補正機構を搭載する。発売はキヤノン用とニコン用が9月29日。ソニー用は順次発売する。希望小売価格はいずれも税別90,000円。なお、今回発表されたSP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)とSP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)から、タムロンはSPシリーズを刷新。描写性能の向上だけでなく、外観デザインや機能性、操作性においても全面的にリニューアルした。デザインコンセプトは、各所に曲線を取り入れた「ヒューマンタッチ」というもの。レンズとカメラボディの間にルミナスゴールドの「ブランドリング」を配置したほか、「SP」エンブレムを施すなどデザインを一新した。AF/MFの切り替え、手ブレ補正VCのオン・オフを切り替えるスイッチの形状においても改善が図られている。○SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)GM(ガラスモールド非球面)レンズ2枚とLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ1枚、XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ1枚を含む9群10枚で構成される。2枚のGMレンズによって像面湾曲を補正し、平坦性を確保しながら、球面収差やコマ収差も補正。LDレンズとXLDレンズによって、大口径レンズで発生しやすい色収差も良好に補正し、色にじみを抑えたクリアな描写を実現する。一般的に大口径レンズでは周辺光量が低下しやすいが、絞り開放でも画面全体で豊富な光量を確保した。手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を搭載(※)。低照度下での撮影をサポートするほか、高画素カメラで目立ちやすい細かなブレも抑えられるという。最短撮影距離は0.2m、撮影倍率は1:2.5。マクロレンズのように被写体へ寄って撮影可能だ。静粛性に優れ、スピーディーにピント合わせを行えるリング型超音波モーター「USD」を搭載する。 ※:ソニー用は手ブレ補正機構「VC」非搭載。そのほか、反射防止性能を発揮する「eBAND(Extended Bandwidth & Angular-Dependency)コーティング」や「BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティング」を採用。ゴーストやフレアの原因となる光の反射を抑え、クリアな描写を実現する。最前面のレンズには撥水性、撥油性に優れるコーティングも施す。主な仕様は、焦点距離が35mm、開放絞りがF1.8、最小絞りがF16。レンズ構成は9群10枚。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.2m、最大撮影倍率が1:2.5。フィルター径は67mm。本体サイズはキヤノン用が最大径80.4mm×長さ80.8mm、ニコン用が最大径80.4mm×長さ78.3mm、重量はキヤノン用が480g、ニコン用が450g。花型フード、レンズキャップが付属。シーリングによる簡易的な防滴性能を持つ。○SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)レンズ構成は、GM(ガラスモールド非球面)レンズ2枚とLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ1枚を含む8群10枚。SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)と同様、諸収差を良好に補正する。キヤノン用とニコン用は、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を採用。フルサイズ対応の単焦点標準レンズ(45mmと50mm)として世界で初めて、手ブレ補正機構を搭載した(タムロン調べ)。そのほか、USDの搭載やeBANDコーティングとBBARコーティングの採用、周辺光量落ちの低減などはSP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)とほぼ同様だ。主な仕様は、焦点距離が45mm、開放絞りがF1.8、最小絞りがF16。レンズ構成は8群10枚。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.29m、最大撮影倍率が1:3.4。フィルター径は67mm。本体サイズはキヤノン用が最大径80.4mm×長さ91.7mm、ニコン用が最大径80.4mm×長さ89.2mm、重量はキヤノン用が540g、ニコン用が520g。花型フード、レンズキャップが付属。シーリングによる簡易的な防滴性能を持つ。
2015年09月02日6人組女性アイドルグループ、チームしゃちほこが9月30日(水)より愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホールよりホールツアーを開催する。【チケット情報はこちら】ツアータイトルは「“約東海3県ホールツアー”チームしゃちほこホールツアー2015 さきどりハロウィンパーティー~あそんでくれないと踊っちゃうぞ~」。10月12日(月・祝)静岡・アクトシティ浜松 大ホールまで、5会場で行われる。チケットの一般発売は9月5日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、9月30日(水)愛知公演、10月10日(土)大阪公演のオフィシャル先行を実施中。受付は8月28日(金)昼12時まで。■“約東海3県ホールツアー”チームしゃちほこホールツアー2015さきどりハロウィンパーティー~あそんでくれないと踊っちゃうぞ~9月30日(水)名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知県)10月3日(土)バロー文化ホール(多治見市文化会館)大ホール(岐阜県)10月4日(日)鈴鹿市民会館ホール(三重県)10月10日(土)大阪国際会議場グランキューブ大阪 メインホール(大阪府)10月12日(月・祝)アクトシティ浜松 大ホール(静岡県)料金:5,000円(税込・全席指定)※チケットはお一人様2枚までとなります。※3歳未満入場無料(ただし保護者1名に対しお子様1名まで膝上観覧可能、お席が必要な場合は有料)
2015年08月24日タムロンは6日、APS-Cデジタル一眼レフカメラ専用の高倍率ズームレンズとして、焦点距離が18-200mmとなる「18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC (Model B018)」を発表した。キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。8月20日に発売する(ソニー用は順次)。価格は36,000円(税別)。発売から10年が経過した「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)」の後継モデル。最新の光学設計とともに、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を採用した(ソニー用は非搭載)。DCモーターのAFユニットも新設計となっており、AFスピードと静音性が向上。レンズ構成は14群16枚で、LD(異常低分散)レンズを採用することで色収差を抑制している。主な仕様は、焦点距離が18-200mm、明るさがF/3.5-6.3、画角が75度33分-7度59分、最小絞りがF22-40。レンズ構成は14群16枚で、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。最短撮影距離は、焦点距離35mm時で0.77m、180mm時で0.49m、18mm時と200mm時で0.5m、最大撮影倍率は1/4だ。フィルター径は62mmで、花形フードが付属する。本体サイズは最大径が約75mm、長さが96.6mm、重量は400g。
2015年08月06日タムロンは3日、天体写真のコンテスト「星空風景フォトコンテスト」を開催することを発表した。募集期間は2015年8月3日から11月1日まで。募集テーマは、星雲や星団、月、惑星、太陽などの天体や天文現象を撮影した「天体写真」と、天体や天文現象とともに風景を写し込んだ写真を撮影した「星景写真」の2テーマ。応募資格は、タムロンレンズで撮影した未発表の写真。データ応募のみ受け付け、フィルム作品もスキャンデータで応募可能。専用サイト上から受付・アップロードを行うことで申し込める。応募点数は2テーマ合わせ一人合計10点まで。応募は無料。グランプリは両テーマ含む全作品の中から1点で、賞品としてタムロンレンズ「SP15-30mm」もしくは「SP150-600mm」のどちらか一本を贈呈。「テーマ賞」はテーマごとに各1点選出され、賞品はタムロンレンズ「SP15-30mm」もしくは「SP150-600mm」のどちらか一本が贈られる。入選は両テーマから各5点。賞品はタムロンレンズ「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD Macro [Model B016]」。入賞作品は、2015年11月下旬にタムロン公式ページにて発表される。8月下旬からは、コンテストWebサイトにて、応募作品を公開する(応募時に公開の有無が選択可能)。
2015年08月04日タムロンは、同社のメガピクセルIPカメラ「300QV-P-CM」向け近赤外線LED照明ユニット「300QV-IR」を7月17日より発売すると発表した。同製品は、300QV-P-CMの後付けアクセサリとして提供されるもので、これにより、従来はユーザーが別途手配していた夜間監視用の近赤外線LED照明を、手軽に活用することが可能となる。また、近赤外線LEDの照射範囲は10mで、照射角度は180度になるように設計されているほか、近赤外線照射光量は3段階のスイッチで調整することが可能となっている。さらに、近赤外線LEDや基板が透過しないよう、300QV-IRの外観には近赤外線を透過する樹脂素材を採用したほか、長寿命設計により、交換の頻度を減らしており、設置工事費用の低減を図ることも可能だとしている。
2015年07月10日WEAVERが10月24日(土)大阪・オリックス劇場よりホールツアーを開催。同ツアーは11月28日(土)東京・NHKホール公演まで、全国10か所で行われる。WEAVERは2009年にシングル『白朝夢』でデビュー。これまで5枚のオリジナルアルバムと1枚のベストアルバムをリリース。今年は4月から5月にかけてライブハウスツアーを行った。チケットの一般発売に先がけて、ぴあではプレイガイド先行プレリザーブ二次を実施。受付は6月27日(土)昼12時から7月2日(木)午前11時まで。■WEAVER HALL TOUR 201510月24日(土)オリックス劇場(大阪府)10月31日(土)福岡国際会議場 メインホール(福岡県)11月2日(月)アステールプラザ 中ホール(広島県)11月4日(水)横浜関内ホール(神奈川県)11月6日(金)香川県民ホール アルファあなぶきホール(香川県)11月7日(土)愛知県芸術劇場 大ホール(愛知県)11月13日(金)道新ホール(北海道)11月14日(土)若林区文化センター(宮城県)11月22日(日)新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)(新潟県)11月28日(土)NHKホール(東京都)
2015年06月26日タムロンは6月22日、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5Ds」と「EOS 5Ds R」でライブビュー撮影をした際、一部のタムロン製レンズでオートフォーカスが正常に動作しない現象を改善するサービスを開始すると発表した。同日から受付を開始している。このたびのサービスは、タムロンのキヤノン用交換レンズ6製品を「EOS 5Ds」と「EOS 5Ds R」に装着した際、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが正常に動作しない現象が発生したことを受けて開始された。サービスに申し込むと、ライブビュー時のオートフォーカスが正常に動作するようになる。同サービスは無償で行う。対象となるタムロンのキヤノン用交換レンズは以下のとおり。ただし、2015年5月11日以降の出荷・製造分は、すでにライブビューAFに対応しており、無償修理の対象外となる。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO (Model B016)サービスを希望するユーザーは、東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年06月22日タムロンは5月8日、超望遠ズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)」において、手ぶれ補正機構「VC」をオンにした状態で流し撮りできるようになったと告知した。これまで、SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)を用いて流し撮りをする際には、手ぶれ補正機構「VC」をオフにするよう案内されていたが、オンにしたままでも流し撮りできるようになった。VCオンでの流し撮りに対応している製品のシリアルナンバーは、キヤノン用が「059102」以降、ニコン用が「046722」以降。それ以前の製品については、無償で調整サービスを行う。希望者は東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年05月09日タムロンは5月8日、一部のキヤノン用レンズにおいて無償修理を実施すると発表した。キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」でライブビュー撮影をした際、一部製品でオートフォーカスが正常に動作しない不具合があったため。同日から受付を開始している。このたびのサービスは、タムロンのキヤノン用交換レンズ6製品を「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」に装着した際、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが正常に動作しない現象が発生したことを受けて開始された。サービスに申し込むと、ライブビュー時のオートフォーカスが正常に動作するようになる。同サービスは無償で行う。対象となるタムロンのキヤノン用交換レンズは以下のとおり。ただし、2015年5月11日以降の出荷・製造分は、すでにライブビューAFに対応しており、無償修理の対象外となる。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO (Model B016)サービスを希望するユーザーは、東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年05月09日タムロンは4月1日、「第8回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」および「第12回 タムロン マクロレンズフォトコンテスト」を開催すると発表した。募集期間は鉄道風景コンテストが5月1日から8月20日まで、マクロレンズフォトコンテストが5月1日から10月31日まで。○タムロン鉄道風景コンテスト鉄道風景コンテストは、風景、スナップなどのスタイルを問わず、鉄道が写った写真を広く募集するもの。撮影機材や撮影場所、カラー・白黒といった制限もない。一般の部と小・中・高校生の部を設けており、小学生未満も応募可能だ。応募するには、タムロンホームページからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入して、応募作品を裏面に貼付し郵送する。1人10点まで応募可能だ。作品サイズはキャビネサイズ(2L)から四ツ切りワイドプリントまで(B6、A5、B5、A4、B4は範囲内)。応募作品は返却されない。なお、JPEGファイルなどデジタルデータでの応募は受け付けていない。審査員は写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏が務める。一般の部の大賞には現金30万円とタムロンレンズ、小・中・高校生の部の大賞には現金10万円とタムロンレンズが贈呈される。そのほか、ユーモアフォト賞や車輌写真賞、タムロン賞なども用意。入賞作品は10月下旬にそごう大宮店にて行われる写真展で展示される。○タムロン マクロレンズフォトコンテストマクロレンズフォトコンテストは、マクロレンズで撮影した作品を募集するもの。マクロレンズであればメーカーを問わず応募可能だ。ただし、ズームレンズのマクロ機能を利用したもの、マクロレンズ以外の単焦点レンズで撮影したものは応募不可となっている。植物や虫などを被写体とする「ネイチャーの部」と、人物や料理、アクセサリーなどテーマを限定しない「ノンジャンルの部」の2つの部門を設置。データ応募とプリント応募のどちらでも受け付ける。カラー・白黒問わず、レタッチも可(レタッチ内容を応募票に明記のこと)。データ応募の場合、短辺1,500ドット以上、データ容量10MBまでの「JPEG」ファイルのみを受け付ける。データ応募では、両部門あわせて1人4点まで応募可能だ。プリント応募の場合は、作品サイズがキャビネサイズ(2L)から四ツ切りワイドプリントまで(B6、A5、B5、A4、B4は範囲内)。プリント応募の場合は応募点数の制限はない。審査員は、ネイチャー部門を写真家の石井孝親氏、ノンジャンル部門を写真家の岡本洋子氏が務める。2部門あわせた全応募作品の中からグランプリ1名を選出し、グランプリには賞金30万円を贈呈。そのほか、部門別に金賞、銀賞、銅賞、入選、タムロン賞を設ける。
2015年04月02日2月12日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」。タムロンはタッチ&トライコーナーをブースの中心に配置し、一眼レフ向けの交換レンズを多くの人が手に取れるようにしている。○15-30mmの超広角ズームレンズ2014年12月に発売された「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」がひとつの目玉。35mmフルサイズ対応の超広角ズームレンズで、このクラスでは初めて手ブレ補正機構を搭載しているのが特徴だ。現在は生産が追い付かないほどの人気という。○16mmからの高倍率ズームレンズタムロンはフィルムカメラ時代から、高倍率ズームレンズで高い評価を得ているメーカーだ。その最新モデルが「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」で、広角端が16mm、望遠端が300mmの18.8倍ズーム比率を誇る。こちらもタッチ&トライコーナーに各メーカー用レンズが用意されていた。○最高画質の超望遠ズームも「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD」も、2013年12月にキヤノン用、2014年4月にニコン用が発売されて注目を集めた製品だ。ブース中心あたりに展示されているが、超望遠レンズのため、ここではその良さが分かりにくいかもしれない。そこで、会場を見下ろす場所でも(ブース隅にある階段を上がる)、この製品を試用できるようになっていた。ここならある程度は遠くまで見渡せた。ちなみに、超広角ズームレンズの「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD」も試用できるようになっている。○レンズクリーニングコーナーCP+のタムロンブースではおなじみのレンズクリーニングサービス。タムロンレンズを持参すると、レンズとボディ部を無料で掃除してくれる。
2015年02月13日タムロンは1月21日、全域F/1.0の明るさを実現し、標準スクリューマウントに対応した遠赤外用望遠3倍ズームレンズ「LQZ3X3510V」を発表した。1月28日より発売する。同製品は、全域F/1.0の明るさを持った遠赤外線レンズで、4群4枚で構成されている。独自の設計的工夫により、レンズ枚数を削減しながら、3倍望遠ズームを達成した。さらに、大幅な赤外光透過率向上を目指し、透過率の良いゲルマニウムレンズを採用。これにより、遠赤外監視にとっては厳しい環境である被写界内の温度差が極小の場合においても、画面ノイズの発生による映像の荒れを防ぎ、鮮明度の高い映像再現を可能にした。また、マウント形状は、遠赤外線カメラ市場で主流となっているM34 P0.5スクリューマウントを採用した他、レンズ制御は一般的な調歩同期式シリアル通信に対応させた。こうした汎用性の追及により、さまざまなアプリケーションに展開されることを期待しているという。そして、写真用交換レンズで定評のあるVC(防振抑制)機構を、遠赤外線レンズ用に新たに設計し、対応振動周波数、耐久性を最適化している。例えば、監視用途でカメラはポール構造で設置されることが多くある。こうした状態でのポールの振動周波数の主波長帯を独自に分析し、最適な帯域を有した防振機構とした。加えて、従来の3ボール、3コイル駆動式のメリットを継承しながらも、24時間監視に必要な耐久性を持たせた駆動方式を採用した。これにより、従来ではカメラ自体の振動が起因して被写体が動いているように撮像されることによって発生していた誤検知を低減し、カメラ本体の動体検知精度の向上に寄与するとしている。この他、レンズ内蔵のFB(フランジバック)調整プログラムにより、レンズとカメラの組み合わせごとにフランジバックを簡単に調整でき、ズーミングによるピントのずれを極小に抑えることができる。
2015年01月23日タムロンは1月15日、第11回 タムロン マクロレンズフォトコンテストの審査結果を発表した。グランプリ作品には、参木正之さんの「光溢れる地」が選出された。同コンテストは2004年から開催されている、マクロレンズに特化した写真コンテスト。タムロン製のマクロレンズだけでなく、他社製のマクロレンズを使用した作品でも応募できる。11回目となる今回は、4,806点の応募作品が集まり、ネイチャーの部の審査員は江口愼一氏、ノンジャンルの部の審査員は川合麻紀氏が務めた。総評として、江口氏は「入賞した作品は、どれもが個性的で、それぞれの作者の意図や狙いどころが伝わる」と寄せ、単純に被写体に寄っただけの写真ではなく、「さらにひと味、ひと工夫を加えた作者なりのオリジナリティーある表現や絵づくりに挑戦してもらいたい」とマクロ写真愛好家にエールを送った。川合氏は「写真の技術が高いばかりでなく、被写体に対するアプローチに工夫を加えた作品や、心の底から楽しんで撮られた作品が入賞を勝ち取ったような気がします」として、今回の審査結果は「撮影者の感性やユニークな着眼点が写真の技能を凌駕した」と結んだ。
2015年01月16日タムロンは1月13日、画素ピッチ3.1μmのイメージセンサに対応した焦点距離が50mmでF値が1.8の工業用単焦点レンズ「M111FM50」を発表した。1月20日より発売する。製造装置、基板実装装置、各種検査装置、各種工作機器をはじめ、マシンビジョン用途で使用されているメガピクセルカメラは、一層の高画素化が進んでいる。同製品は、業界トップクラスの解像力を誇り、1.1型12メガピクセル相当の画素ピッチ3.1μmのイメージセンサに対応する。また、使用頻度の高い至近距離撮影での良好な画質を実現している他、回転トルクを高く設定し、フォーカシングや絞り調整時の操作性を向上させている。さらに、最新の光学設計技術により、大口径でありながら画面の中心から周辺に至るまで高解像、高コントラストな画像を提供する。同製品により、同社の工業用メガピクセルレンズシリーズは、1/1.8型「M118」シリーズ6機種、2/3型「M23」シリーズ7機種に、1.1型が加わり、さらに充実したラインアップとなった。これにより、用途に応じたさまざまな高画素対応のレンズを提案できるようになったとコメントしている。
2015年01月15日タムロンは、フルサイズデジタル一眼レフカメラ用の大口径超広角ズームレンズ「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(Model A012)」のキヤノン用とニコン用を12月25日に発売すると発表した。希望小売価格は140,000円となっている(税別)。なお、ソニー用については順次発売予定とされている。2014年9月に開発発表された超広角ズームレンズ。35mmフルサイズ対応でF2.8対応のデジタル一眼レフカメラ用大口径超広角ズームレンズとして初めて(2014年12月17日時点)、手ブレ補正機構「VC」を搭載する。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応する超音波モーター「USD」やレンズ面の反射を抑える「BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)」コーティング、ゴーストやフレアを抑制する「eBANDコーティング」を採用。「BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)」コーティングを改良することで、光の透過率を均一にして色の再現性を向上した。主な仕様は、焦点距離が15-30mm、明るさがF/2.8、画角が35mm判フルサイズ一眼レフカメラ使用時で110度32分~71度35分、APS-Cサイズ一眼レフカメラ使用時で85度51分~49度53分、最小絞りがF22となっている。レンズ構成は13群18枚、絞り羽枚数は9枚(円形絞り)、最短撮影距離は0.28m、最大撮影倍率が1:5。被せキャップとリアキャップが付属し、本体サイズは最大径が98.4mm、長さが145mm(キヤノン用)、143mm(ニコン用)、重量は1,100gだ。
2014年12月18日伊勢丹新宿店本館1階アクセサリー売り場ではこの秋から冬にかけ、トレンド傾向がある耳にピアスホールが空いていない「ノンホール派」のための耳アクセを豊富に揃えて展開している。「ノンホール派」のためのイヤーフックやイヤークリップは、数年前からじわじわと人気が高まっていたが、昨今、TV番組で取り上げられたことなどがきっかけとなり一気にブレイク。伊勢丹には、これまでイヤーアクセサリーへの関心が薄かった50代以上の女性からも問い合わせが入るなどしていたという。そこで同店では、今年トレンドの片耳につけるタイプを紹介。いずれも、1万円から2万円前後と手に取りやすい値段だ。「ミミカザリ(MiMiKaZaRi)」「ジュミッテ ミミカザリ(Jouete mimikazari)」「アデル(ADER)」「ソワリー(Soierie)」などを中心に紹介している。同時に、冬に似合うアクセサリーをバラエティー豊かにそろえ、館内に置かれているカタログ『アクセリウム』などで、アウターとの斬新なコーディネート「ウィンター アクセサリー スタイリング」を提案している。これに対して伊勢丹は「自分では思い付きにくいが、真似してみたいと思える」ことを意識してスタイリングしたとコメント。アウターもモデルも変えずに、アクセサリーのみ総替えして二つのスタイリングを見せるなどして、消費者に冬のおしゃれを楽しむためのポイントを提案している。同カタログは、今季のディレクションテーマである地球や大地をイメージして作られている。地球の呼吸を肌で感じることができ、寒い冬も力強く乗り切れそうな1冊となっている。
2014年10月31日タムロンは10月28日、画素ピッチ3.1μmの1.1型イメージセンサに対応した工業用単焦点レンズ「M111FM50」を発表した。基板実装装置・各種検査装置・各種工作機器をはじめとして、マシンビジョン用途で使用されているメガピクセルカメラは、一層の高画素化が進んでいる。その中でも、一部の製造装置、基板検査装置、印刷機などでは高精細な画像が求められている。同製品は、1.1型1200万画素相当のイメージセンサに対応する他、使用頻度の高い至近距離撮影での良好な画質を実現している。さらに、回転トルクを高く設定し、フォーカシング、絞り調整の際の操作性を向上させている。そして、最新の光学設計技術により、大口径でありながら画面中心から周辺に至るまで高解像、高コントラストな画像を提供する。なお、同社の工業用メガピクセルレンズシリーズのラインナップは、1/1.8型対応の「M118」シリーズ6機種、2/3型対応の「M23」シリーズ7機種に、1.1型対応品が加わり、さらに充実化した工業用レンズラインナップとなる。これらにより、ユーザーの用途に応じた様々な高画素対応のレンズを提案することが可能になるとしている。
2014年10月30日タムロンは10月28日、1/1.8型 有効画素数200万画素対応の超高性能FA/マシンビジョン用単焦点レンズとして、6mmの「Model M118FM06」、12mmの「Model M118FM12」2機種を発表した。基板実装装置・各種検査装置・各種工作機器をはじめとして、マシンビジョン用途で使用されているメガピクセルカメラは、システムの多様化が進み、多面的な用途に対応したラインアップの強化が求められるようになった。また、様々なカメラとの組み合わせが試みられるようになり、販売当初想定していたイメージセンサ以外とも組み合わせられる可能性が見えてきた。同製品は、使用頻度の高い至近距離撮影での画質性能を、従来からの最短撮影距離0.1mを維持しながら、さらに改善した。また、最新の光学設計技術により、画面中心から周辺に至るまで均一で高解像、高コントラストな画像を提供する。さらに、操作性の向上を考慮し、フォーカス、アイリスロックビスの位置は、3カ所から操作可能となっている。そして、高精度な部品、高度な製造技術により、本来の光学性能を維持する他、耐振動性を向上させるため、機構構造のコア部分であるレンズ枠、レンズ固定方法を強化している。同製品により、単焦点レンズシリーズは、4機種から6機種へと拡充され、ユーザーニーズの多様化への対応力を増すことになるとしている。
2014年10月30日タムロンは10月27日、光学設計を一新したフルサイズデジタル一眼レフカメラ用高倍率ズームレンズ「28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD(Model A010)」ソニー用を発表した。発売は10月月30日で、希望小売価格は80,000円となっている(税別)。関連記事タムロン、光学設計一新のフルサイズ用高倍率ズーム「28-300mm F/3.5-6.3」(2014年6月19日)従来モデルから光学設計が一新された焦点距離28~300mmの高倍率ズームレンズ。キヤノン用とニコン用が6月に発表、発売されていた。超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」と、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を搭載し、本体はコンパクトにまとめられている。主な仕様は、焦点距離が28-300mm、開放F値がF/3.5-6.3、画角が75度23分-8度15分(35mm判フルサイズ一眼レフカメラ使用時)、最小絞りがF22-40。レンズ構成は15群19枚で、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.49m(ズーム全域)、最大撮影倍率が1:3.5。フィルター径は67mm。本体サイズは最大径が約74.4mm、長さが96mm、重量は540g。
2014年10月27日タムロンは10月23日、高倍率ズームレンズの生産本数が9月末時点で累計500万本に達したことを発表した。同社では7倍以上のズーム倍率を持つレンズを「高倍率ズームレンズ」として定義している。1992年に発売したフィルム一眼レフカメラ用の「AF28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical (Model 71D)」を起点に22年にわたって開発を続け、累計生産500本を達成した。同社は初の高倍率ズームレンズ「Model 71D」以降、マイルストーン的なレンズとして、2004年にはデジタル一眼レフに最適化した「Diシリーズ」の第1号「Model A061」を発売。2005年にはAPS-Cセンサー向けでデジタル専用設計とした「Model A014」、2007年には手ブレ補正機能「VC」を初搭載した「Model A20」、2010年には超音波モーター「PZD」を初搭載した「Model B008」を送り出してきた。そして2014年現在、世界最大ズーム倍率(※)となる18.8倍を実現したAPS-C一眼レフ向けの「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)」をはじめ、フルサイズ一眼レフ向けの「28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)」。ミラーレス向けの「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011)」、「14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)」など、7種類の高倍率ズームレンズをラインナップしている。※デジタル一眼レフ用交換レンズとして、2014年8月、同社調べ。
2014年10月23日