エレン・ペイジが、『フラットライナーズ』リメイク版に主演することがわかった。共演にはディエゴ・ルナの名前が挙がっている。監督は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴ。プロデューサーには、オリジナルをプロデュースしたマイケル・ダグラスも名を連ねる。撮影は7月にスタートの予定。その他の情報心臓を停止させ、死後の世界を見ようとする医学生たちを主人公にしたSFスリラーで、1990年に公開されたオリジナルには同年、『プリティ・ウーマン』を大ヒットさせたばかりのジュリア・ロバーツが主演した。共演はキーファー・サザーランド、ケビン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンら。音響効果編集部門でオスカーにノミネートされた。文:猿渡由紀
2016年03月02日夜中に甘いものが食べたくなったら、コレ!日本ハムグループの日本ルナが9日、期間限定商品として「夜中のスイーツヨーグルト苺のカタラーナ風味」を発売した。商品は4月上旬まで販売されるそうだ。夜ゆっくり過ごしているときや寝る前、ちょっとだけ甘いものが食べたいけれど、カロリーが気になるから…と思う人も多いだろう。そんな人でも罪悪感なく、かつ満足度をもって楽しめるスイーツヨーグルトに仕立てた点がポイントだそうだ。注目のカタラーナを人気の苺フレーバーで今回の「苺のカタラーナ風味」は、スペインのカタルーニャ地方伝統の洋菓子“クレマ・カタラーナ”をベースに開発されたもの。クレマ・カタラーナは、材料としてはカスタードプリンに近く、オーブンで焼成後、冷凍庫で凍らせて食べる、いわばプリンとアイスの中間のようなデザートだ。昨今飲食店などでもメニューに加えられ、注目のスイーツとなっている。そのクレマ・カタラーナをヨーグルトで風味として再現。人気の苺のフレーバーで、この季節限定とした。脂肪分は0%で、カロリーも69kcal。110gと満足できる容量ながら、うれしい低カロリーだ。ヨーグルトなら美容にもよく、摂取しやすい。カロリーコントロール中で、甘いものが食べたくなったときにもおすすめだ。なお、日本ルナは、乳がん検診の受診率向上および乳がんの撲滅を啓蒙・推進する「ピンクリボン運動」のオフィシャルサポーターとしても積極的に参加している。輝ける女性を応援してくれる企業としてうれしい存在といえるだろう。元の記事を読む
2012年01月10日ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが惚れ込み、揃って製作総指揮に名を連ねた映画『闇の列車 光の旅』。中南米・ホンジュラスから“夢の国”アメリカを目指し、列車で危険な旅をする移民たちを題材に、移民の少女とギャングとして列車に乗り込んだ少年の美しく、そして切ないドラマが展開する。監督を務めたのは32歳の新鋭キャリー・ジョージ・フクナガ。日本人の血を引き、カリフォルニアで生まれ育った彼が、なぜ移民を扱ったこの作品でデビューを飾ることになったのか?サンダンス映画祭では見事、監督賞を受賞した本作について話を聞いた。学生時代から短編映画を撮っていたというフクナガ監督。現実に起こったニュースを題材に短編映画を撮ろうとリサーチしていたときに、この中南米の移民の現実に出会ったという。「彼らは貨物列車に乗ってメキシコを通過し、アメリカを目指すわけだが、その間、あらゆる危険に直面する。盗賊、ギャング、そして警察に自然環境。僕が聞いたこともないようなことばかりで強い興味を持ったんだ。それに、画としても“列車”は古きよき時代を思わせる。僕にすれば、この題材でまだ誰も映画を撮っていないということが信じられないほどだったよ」。実際に、映画制作に当たっては様々なリサーチを敢行した。「まずは学術的な調査から入り」、その後、実際に列車に乗り込んだという。「旅に出るごとに新たな発見があった。移民の人々と時間を共有し、理解し、彼らが自分の人生について話してくれる内容に耳を傾けたよ。そして、リサーチのほかに学んだことは、罪の意識だ。僕はリサーチが終われば、みんなを列車に残し、メキシコのどこかほかのところで執筆作業をするか、ミーティングなどのために去っていかなければならない。2〜3日を一緒に過ごした彼らは僕と別れて、自分たちの旅を続けなければならない。彼らは先へと進み、僕たちはもう二度と会うことはない。それはとても難しいことだった。なぜなら、僕には彼らがその先、もっと多くの困難に出くわすであろうことが分かっていたから。僕自身はまた元の生活に戻るだけだった」。監督はほんの短い時間であれ、共に旅をした人々に思いを馳せ、こう続ける。「(彼らが映画を)誇りを感じる必要はないけれど、もし、仲間の誰かが僕を覚えていて、映画を観て、旅を思い出してくれることがあればとても嬉しいね。彼らともう一度会えたら、それはとても特別なことだよ。でも、僕は目標を掲げてこの映画を作ったわけではないんだ。この映画とはずっと長い間共存してきた。かれこれ5年になるかな。自分と切り離して考えることはできない。この経験にどんな意味があったのかを悟るまでには、あと5年、10年はかかるような気がする。最初に作った長編映画というだけでなく、移民の人たちと一緒に長い旅を経験したし、長期間に渡ってこの題材にのめり込んでいたっていうことも含めてね」。ギャングとして列車に乗り込むも、少女を暴行しようとしたリーダーを殺してしまい、組織から追われることになる少年・ウィリーを演じたエドガー・フローレスは映画初出演。「(エドガーにとっては)辛かったと思うよ。国を離れるのも初めてなら、飛行機も初めてだし、こんな責任がのしかかってくるのも初めてだった。まだ若いし、子供みたいな19歳で、時々キレたりしたので、プロデューサーや僕がエドガーのトレイラーに行って、一緒に腰を降ろしていろいろ助言してやる必要があった。規律を教え込んだりね。すると、エドガーはちょっと泣いちゃったりしてね(笑)。彼はいろんなことで泣くんだ。熱血漢で熱いヤツだからね。ものすごく緊張していて…でも、心は優しい子なんだ」。劇中、エドガー演じるウィリーと少女・セイラ(ポリーナ・ガイタン)が徐々に親密になっていくが…。「うん、エドガーは実際にポリーナのことが好きだったんだと思うよ(笑)。それも助けになったんじゃないかな。2人とも、自分の役柄と共通点がいっぱいあって、それもまたリアリズムを与えていた。ポリーナは、セイラに似た経験をしているし、エドガーは路上生活がどういうものか知っている。2人が演じたことは、実際の経験からかけ離れたものではないんだ」。さらに、監督の中に流れる日本の血、日系人としてのアイデンティティについても聞いてみた。「(日系人のアイデンティティを)確かに感じるよ。僕の家族にはしきたりがあって、それはきっと日本的な古風なものなんだと思う。例えば、僕は新年を必ず家族と一緒に祝うんだ。ガレージで餅つきをしたり、てんぷらを揚げたりとかしてね。仏教的な行事もやっている。僕の祖母が最近亡くなったんだけど、仏教的な儀式が家の中ですぐに始まって、みんなが出席した。カリフォルニアでは、日系の家族の絆はとても強いんだ。それから、21歳のときに半年ほど日本で暮らしたことがあるんだ。北海道でスノーボーディングをするためにね。日本での暮らしはとても気に入ったんだけど、同時に、日本的とはどういうことなのか?という意味で、自分と日本で生まれ育った人たちとの違いを知った。アメリカ育ちの僕には全然分からない(苦笑)、たくさんのデリケートなルールがあるから。でも、文化的には、自分は何よりも、第一に日本人的であると思いたい。特にどんなことが、というのは分からないんだけど…苗字は日本人だよね?」いつの日か日本で、もしくは日本についての映画を撮りたいか?と尋ねると「もちろん!」と即答してくれたフクナガ監督。その日を待ちつつ、まずは彼が切り取った移民の現実、そしてそこからすくい上げた“希望”に目を凝らしてほしい。■関連作品:闇の列車、光の旅 2010年6月19日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2010年06月18日ディエゴ・ルナの監督デビュー作『Abel』(原題)が招待作品としてカンヌで公式上映され、大きな拍手で迎えられた。『Abel』は父親に家出されて以来、2年間言葉を話さなかった10歳のアベルが、突然口を開いた途端、姉弟の父親、そして母親の夫として振舞うようになるという物語。コミカルな場面をはさみつつ、子供の視点から大人の身勝手、そして一人で子育てをしなければならない母親の困難さを描いた感動作で、ディエゴの亡き母に捧げられている。プロデューサーを務めた親友ガエル・ガルシア・ベルナルはカメラ・ドール(新人監督賞)の審査委員長のため上映には立ち会えなかったが、ディエゴは「ガエルや多くの友人のおかげで完成でききた映画を、カンヌで上映できて本当に嬉しい」と興奮気味に挨拶。さらに会場にいた父親を観客に紹介していた。ディエゴだけでなく、今年のカンヌには俳優の監督作が目立つ。コンペ入りしたマチュー・アマルリックの『On Tour』(原題)、グザビエ・ブーヴォワの『Of Gods and Men』(原題)に加え、批評家週間部門ではキルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコの短編監督作が上映されている。もしかするとここからイーストウッドに続く、次の巨匠が出てくるかもしれない。(text:Ayako Ishizu)第63回カンヌ国際映画祭 現地レポート■関連作品:第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕© Brigitte Lacombe – ad design graphique■関連記事:【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?雨の日に観たい映画ランキング大発表!1位はあのミュージカルの傑作【カンヌレポート 05】パルムドールのゆくえ…現地評価&T・バートンの選択は?審問に出廷しなかったリンジー・ローハンに逮捕状発布【カンヌレポート 04】たけし、批評家の採点は辛口も観客からは5分の拍手の嵐
2010年05月23日ラテン映画界の貴公子、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが7年ぶりに共演し、親友ならではの息の合ったテンポで“ダメ兄弟”を演じる生粋のメキシコ映画『ルド and クルシ』が2月20日(土)より公開される。本作で、甘いマスクと高い演技力でファンを魅了するガエルがなんと歌手デビューを果たしている!ガエルが演じるのは、歌手になることを夢見るも、ひょんなことからサッカーのスター選手になり、ついでに歌手デビューも果たしてしまう青年・タト。そのコミカルな演技に注目が集まる中、劇中では、チープ・トリックの大ヒット曲「甘い罠(I Want You to Want Me)」のスペイン語カバーをダサダサに歌っているが、これがなんと本国メキシコでヒットチャートの第1位に。ヘタなのに(失礼!)、一度聴いたら頭から離れない、この歌手デビュー曲は映画オリジナル・サウンドトラック(MUSIC CAMPより発売中)にも収録。本編では、キメキメのカウボーイ・ルックで、劇中のあだ名「クルシ(=自惚れや)」の名前どおり嬉々として歌と踊りを披露する、衝撃のビデオクリップが見られる。ちなみに、このPVはYouTubeで既に100万人に視聴されており、パロディ映像を投稿する人も続出しているのだとか…。さらに、メキシコでは結婚式ソングの定番曲となるほどの国民的ヒットとなった。あの甘いマスクからどんな歌声が発せられるのか?注目の『ルド and クルシ』は2月20日(土)よりシネマライズほか全国にて公開。■関連作品:ルドandクルシ 2010年2月20日よりシネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて順次公開© 2008 CHA CHA CHA, INC. All rights reserved.■関連記事:タフでダサい兄弟が描く成り上がりライフ『ルドandクルシ』特製お守りを3名様にプレゼント
2010年02月06日