「(おいしい、たのしい、おもしろい、)北海道ショールーム」の一大コピーを旗印に、日本最大級の空港グルメや数々のエンターテイメント施設を盛り込んだ『新千歳空港ターミナルビル』が7月15日(金)にオープンした。美味しいもの満載の道産子空港グルメは当然ながら気になるけれど、とにかくこのターミナルビルの特筆すべき魅力は、大人も子どもも一緒に楽しめる体験型施設が充実した「エンターテイメント空港」であること。なかでも、特に親子でぜひ訪れたいのが、ドイツの老舗ぬいぐるみメーカー、シュタイフ社が、ドイツ国外で初めて展開する『シュタイフ ネイチャーワールド』だ。© Margarete Steiff GmbH 2011動物のぬいぐるみとのふれあいをテーマにしたミュージアムで、中には約20メートルにわたりドイツの賑やかな街並みをからくり仕掛けのぬいぐるみたちが再現する「フェスティバルプラザ」や、テティベア誕生秘話を紹介する「マルガレーテハウス」、世界の限定ベアなど希少なテディベアを多数展示した「ミュージアム」、様々な大型ぬいぐるみと思い切り遊べる「ファンハウス」など、とにかく夢あふれるぬいぐるみたちにとことん浸れる企画が充実している。施設内にはその他にも、野生動物の生活環境をぬいぐるみで再現した知的感動ゾーンなどもあるので、大人も子どもも一緒になって遊べる見どころは盛りだくさん。併設のシュタイフ社・オフィシャルショップも、オープン記念で1000体限定発売されたオリジナルテディベアが既に完売するなど、その人気ぶりがうかがえる。© Margarete Steiff GmbH 2011ターミナルビル内には、他にも3D映画にも対応した迫力の映像が楽しめる国内空港初の映画施設『じゃがポックルシアター』や、同じく国内空港で初の本格温泉施設『新千歳空港温泉 万葉の湯』、生チョコレートで有名な北海道を代表するチョコレートメーカーRoyce’s Chocolateが空港内初の試みとして展開する『Royce’s Chocolete World』(ロイス・チョコーレートの製造過程が見学できるファクトリーや、チョコレートの歴史などの展示が楽しめるミュージアムを内包)、ドラえもんをテーマにした空港併設型としては世界初のテーマパーク『ドラえもん わくわくスカイパーク』と、国内空港初となるエンタメ施設が盛りだくさん。© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADKもはや空港は“飛行機に乗る”だけじゃない、親子で一緒に楽しめる『シュタイフ・ワールド』と、新感覚の「エンターテイメント空港」に注目したい。『シュタイフ ネイチャーワールド』(連絡施設3F・スマイルロード)営業時間:10:00〜18:00(ショップのみ〜19:00まで)入場料金:一般600円 中学・高校生400円 小学生以下300円 3歳未満無料 ★新千歳空港ターミナルビル 取材/松浦明
2011年08月11日