こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。【シネマの時間】第40回は、世界16の国と地域でサプライズ大ヒットを記録し、そのうち、中国・香港・台湾・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・マカオ・フィリピンではタイ映画史上歴代興収第1位の座につきアジアを席捲した話題の映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』をお送りします。タイ・アカデミー賞とよばれる第27回スパンナホン賞で監督賞、主演女優賞、主演男優賞をはじめとした史上最多12部門を受賞した本作は、米批評家サイトRotten Tomatoesでも堂々の92%FRESHを記録。ひとりの天才少女をリーダーに、高校生の犯罪チームが頭脳と度胸だけを武器に世界を股にかけたカンニング・プロジェクトを仕掛ける第一級のクライム・エンタテインメントです。物語の背景になっているのは、近年発展目覚ましいアジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争と格差社会。中国で実際に起きた集団不正入試事件をモチーフに、カンニングをスタイリッシュ、かつスリリングに描き、“まるで高校生版『オーシャンズ11』だ!”(米ヴァラエティ紙)などと世界各国のメディアで絶賛されています。ヒロインの女子高生リンを演じるのは、モデル出身で今回が映画初出演となるチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。クールビューティーの9頭身のルックスで、映画公開後人気が爆発し、インスタグラムのフォロワーは約40万人、さらに2017年のアジアン・フィルム・アワードで最優秀新人賞を獲得し、今アジアで最も注目されている女優のひとりとなりました。リンを筆頭にした高校生たちが、あの手、この手のカンニング・テクニックを披露するのも見どころのひとつ。クライマックスに用意された28分に及ぶ史上最大のカンニング・シーンに、観る者は釘付けになるでしょう。監督・脚本は、長編デビュー作『Countdown』が第86回米アカデミー賞外国語映画賞タイ代表に選ばれ、2作目となる本作がメガヒット、一躍時の人となった37歳の俊英ナタウット・プーンピリヤ。今回、光栄なことにそのナタウット・プーンピリヤ監督にお会いして、映画撮影の裏話やタイの社会事情、監督イチオシの見どころなどを直接伺って参りました。映画を観る前にどうぞご覧くださいね!■映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』ナタウット・プーンピリヤ監督インタビューーー映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』タイのアカデミー賞(第27回スパンナホン賞)で監督賞、主演女優賞、主演男優賞など史上最多12部門を受賞、おめでとうございます。鑑賞させていただきましたが、カンニングというテーマを興味深くスタイリッシュでスリリングに展開しとても面白かったです!この映画は、どのような経緯で生まれたのですか?ありがとうございます。まずプロデューサーから「時差を使ったカンニングをテーマに映画を撮らないか?」と言われたときにすごく面白いと思いました。子どもの頃からアクション映画やスパイ映画を見るのが好きだったので、カンニングをテーマにアクション・スパイ映画風に製作しようと挑戦したのです。ーーなるほど。アクション・スパイ映画が参考になってるんですね。カンニングを仕掛ける天才的な高校生を主人公にスリル満点で最初から最後までハラハラドキドキし通しでした。一方で、アジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争や格差社会がリアルに描き出され、近年日本でも問題になっており、考えさせられました。監督自身は、そのような社会の現状をどのようにお考えですか?格差社会は確かに大きな問題があると思いますが、双方が理解し合うという落としどころはあるでしょうね。学歴社会については、本来は皆が等しくチャンスがあるはずなのに、やはり教育においても格差があって、本当は受けるべき教育を受けれない子どもがいるという事実があります。確かに受験戦争のような経験も受験のチャンスがある人にはあって、ない人がいるという現実は問題ですね。ーーカンニングについては、実際に中国で起こったカンニング事件がモチーフだそうですが、本当にこんなことがあるなんてすごいですね。そのニュースを聞いたときに、すごくびっくりしたのですが、時差を使ってカンニングをしたという事実しか知らなかったので、監督として詳細を詰めたりテーマを決めたりして製作しました。ーーピアノの手の動きでのカンニングは、監督のアイデアですか?あれは、脚本チームの誰かが考えたのですが、ビジュアル的に(観客に)興味を持ってもらえるようなやり方、リンのキャラクターを際立たせるやり方にしました。ーー映画でもあのシーンは見どころですね。今回、数々の賞を受賞、世界各国で大ヒットされて、いよいよ日本で公開となりますが、今のお気持ちをお聞かせください。こんなに世界各国で絶賛されるとは思ってなかったです。スタッフやキャストにただただ感謝しています。ーー監督自身も監督賞を受賞したり、一躍脚光を浴び、どこが特に評価されているのだと思いますか?やはり、映画は自分ひとりで撮るのではなくチームワークが大切だと思うので、皆に感謝したいです。例えば、脚本も僕以外のふたりもできる人たちだし、プロデューサーも常にアドバイスをくれました。監督としては、多分一番疲れが少ないんじゃないかと思っています(笑)。あと役者さんが、伝えたいことを魅力的に伝えてくれているので、本当にいろいろな褒め言葉をもらったら、皆に伝えたいと思っています。ーー皆さん演技がとても素晴らしくて、ヒロインの女子高校生リンを演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジンなどは映画初出演だそうですが、クールビューティーに見事に演じ上げていてぴったりの配役ですね。キャスティングはどのように決められたのですか?この4人を学生を選ぶために2〜3カ月かけて100人以上のオーディションをしました。一番は、キャラクターが合っている人物ということで選んだのですが、撮影の2〜3カ月前から、ワークショップを開催してワークティングコーチに演技指導をしてもらい、誰がどんな弱点があるのかなど鍛えてもらいました。ーーしっかりとした準備期間を経て、素晴らしいチームワークになりましたね。やっぱり2時間、映画を引っ張っていけるような魅力のある人が必要だったからです。ーー本作は、クライム・エンターテイメントとしても、友情やほんのり恋心も描いて青春ドラマの側面もあり、社会問題にも切り込んで、そこは脚本を描く段階で最初から考えて製作されたのですか?はい。そこは、最初から意図していたことなんですが、やっぱりバランスをとるのがすごく難しくて、脚本を何度も何度も推敲して1年半かかりました。ーー監督自身のプロフィールを見ると、タイのシーナカリンウィロート大学の芸術学部演劇・舞台演出専攻にて修士号を取得、短編映画を撮りながら、ワコール、ブラザーといった有名企業のテレビCM監督として活動。その後、ニューヨーク・ブルックリンにあるプラットインスティテュートで、グラフィック・デザインを学ばれるなど、学生の頃から優秀で映画監督の道を順調に歩まれていますが、子どもの頃はどんなお子さんだったのですか?映画が好きな、いたって普通の子どもでした。毎回、映画を撮り終わったときに思うのですが、自分は映画監督の道を選んで本当に良かったと、続けてきて良かったと思います。確かに映画を撮ると疲れるのですが、このようにたくさんの人に観てもらえることで、その疲れが報われるような気がしますし、とても幸せな気持ちになります。ーー子どもの頃から映画が好きだったのは、家庭環境によるところですか?そうです。実は、親戚の家がレンタルビデオ屋をやっていて、それで子どもの頃から映画をいろいろと観てたんですよね。最初は、楽しみだけで観てたんですけれども、映画を観ることで普段日常では経験できない2時間を過ごせるのは素晴らしいと思って、本当に映画を観ることが好きでした。ーー素敵ですね。この映画で監督が特にオススメする見どころを教えてください。タイの若者文化と日本の若者文化は違いますが、映画を観ることで新しい世界を知ることができると思うんです。映画を観て、なぜこの人たちはカンニングをしなきゃいけなかったのか考えるきっかけとなり、カンニングをしたことのない日本人にもその理由を少なからずわかってもらえるかもしれない。とにかく楽しく観られる映画になっているので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。ーー日本でもカンニングはやはり問題になっています。日本ではこれからまさに受験シーズンで、ちょうどタイムリーな話題になる映画だと思います。リンの台詞で「私たちは生まれついての負犬。人より努力しないとダメなの。明日から世界は私たちの思いのまま」という映画を象徴するシーンがあって印象的だったのですが、最後に映画の中で監督自身が特に好きなシーンはどこですか?ありがとうございます。高校生の4人の若者はミッションを果たそうとがんばっているのですが、僕が特に好きなのはリンと父親のシーンで、父親というのは、この映画の心臓になる部分なんです。父親にタネートさんという演技の上手い役者さんに演じてもらえたのは本当に良かった。父と娘の場面を見せることで映画に重みが増しました。ーーそうですね。良いお父さんで私も好きな場面です。どんなときでも見守っていてくれて、心温まるシーンですよね。本日は貴重なお時間をありがとうございました。映画のご盛況、監督の今後のご活躍を心よりお祈りしております!■ナタウット・プーンピリヤ監督のプロフィールナタウット・プーンピリヤ( Nattawut Poonpiriya )1981年3月24日、バンコク生まれ。タイのシーナカリンウィロート大学の芸術学部演劇・舞台演出専攻にて修士号を取得後、短編映画を撮りながら、ワコール、ブラザーといった有名企業のテレビCM監督として3年ほどタイ国内で活動。その後、ニューヨーク・ブルックリンにあるプラットインスティテュートにグラフィック・デザインを学びに渡米。2011年にタイに戻り、再びテレビCMそしてMVの監督としても、数々の作品を手がけるようになり注目を浴びます。2012年、長編監督1作目の『Countdown』(12・未)が公開され、タイ・アカデミー賞と呼ばれるスパンナホン賞で最優秀脚本賞、編集賞、主演男優賞を受賞、さらに第86回米アカデミー賞外国語映画賞のタイ代表に選出。その後も精力的に映画作りを続け『The Library』『Present Perfect』という短編作品を相次いで公開。そんな折に、本作のプロデューサーであるジラ・マリクンとワンリディー・ポンシティサックから、カンニング事件をモチーフにして映画を作らないかと話を持ちかけられます。この提案を面白がったプーンピリヤ監督は、1年以上をかけて脚本を執筆し本作を制作。2017年5月に本国で公開、タイ国内映画として2017年年間興行収入第1位を記録。さらに、第27回スパンナホン賞では最優秀監督賞をはじめ、史上最多12部門で受賞、またカナダのファンタジア映画祭で監督賞を受賞するなど国内外の映画賞を多数受賞。これから世界的な活躍が、ますます期待される注目の監督です。■映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』あらすじーー高校生の”犯罪チーム”が仕掛けた史上最大の頭脳ゲーム!タイ・バンコク。小学生の頃からずっと成績はオールA、さらに中学時代は首席と天才的な頭脳を持つ女子高生リン。教師である父親との父子家庭で、決して裕福とは言えない生活を送っているリンでしたが、その明晰な頭脳を見込まれ、晴れて国内有数の進学校に特待奨学生として転入を果たします。転入初日にリンは、勉強はできないけれど天真爛漫な明るい性格で、女優を目指しているグレースと友達になり、勉強を教えることに。しかし中間テストの本番、グレースは教えたはずの問題も解けない始末。見かねたリンは、試験の最中にある方法でグレースを助けます。リンのおかげで見事に成績が上がったグレースは大喜び。リンを彼氏の御曹司バットの家での祝賀会に誘います。グレースから紙面の話を聞き、自らも良い成績を簡単に手に入れたいと考えていたバットは、リンにあるビジネスを持ちかけます。それは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金を支払うというもの。“リン先生”の元には、瞬く間に学生たちが殺到しました。リンが編み出したのは、“ピアノレッスン”方式。指の動きを暗号化して多くの生徒を高得点に導いたリンは、クラスメートから賞賛され、報酬も貯まっていきます。しかし、学校が誇るもうひとりの天才・生真面目なバンクとの出会いが、波乱の種に。そのビジネスの集大成として、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」を舞台に、最後の、最大のトリックを仕掛けようとするリンたちは、バンクを仲間に引き入れようとするのですが……。■映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』作品紹介映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』は、2018年9月22日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!公式HP:原題:Chalard Games Goeng監督:ナタウット・プーンピリヤ脚本:ナタウット・プーンピリヤ、タニーダ・ハンタウィーワッタナー、ワスドーン・ピヤロンナエグゼクティブプロデューサー:ジーナ・オーソットシン、ブッサバー・ダーオルアン、バイブーン・ダムロンチャイタムプロデューサー:ジラ・マリクン、ワンリディー・ポンシティサック、スウィモン・デーチャスピナンチェンチョニー・スントーンサラトゥン、ウィーラチャイ・ヤイクァヲン撮影:パクラオ・ジランクーンクム編集:チョンラシット・ウバ二キッド音楽:フアランポン・リディム、ウィチャヤー・ワタナサッププロダクションデザイン:ベッチャラー・ルートガイ衣装デザイン:ペアレット・ウォンガラム美術:ターンタップ・ルアンターラー製作年:2017年製作国:タイ上映時間:130分字幕翻訳:小田代和子監修:高杉美和提供:マクザム配給:ザジフィルムズ/マクザム後援:タイ王国大使館、タイ国政府観光庁©GDH 559 CO., LTD. All rights reserved.■映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』キャストチュティモン・ジョンジャルーンスックジン=リンチャーノン・サンティナトーンクン=バンクティーラドン・スパパンピンヨー=パットイッサヤー・ホースワン=グレースタネート・ワラークンヌクロ=リンの父【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年09月20日アナ・ケンドリックが恋に落ち、暗殺の能力に目覚める“覚醒ラブ・アクション”『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』。このほど、キュートな“暗殺者”カップルのデート写真をはじめ、本作の見どころが詰まった場面写真が一挙に解禁となった。本作は、ダメ男にばかり恋して失敗を繰り返すマーサが、伝説の殺し屋と恋に落ちることで暗殺能力が覚醒する、奇想天外な“ガール・ミーツ・ボーイ”ムービー。マーサを演じるのは、『ピッチ・パーフェクト』シリーズで知られるアナ。本作では銃やナイフを使った本格アクションに挑戦、“イタイ女子”と“殺し屋”という2つの顔を併せ持つニューヒロインを誕生させた。さらにその恋人、伝説の殺し屋フランシスを軽快に演じるのは、『月に囚われた男』から『チャーリーズ・エンジェル』などまで幅広い演技を見せるサム・ロックウェル。今回、そんな本作から一挙に解禁となったのは、アナとサムのカップルの命がけデート写真や名優ティム・ロス、ラッパーのRZAをとらえた場面写真。まずは、本作の“バッド・バディ”アナ演じるマーサとサム演じるフランシスの初デートの1コマ。ロマンティックなダンスをしているように見えるが、実はフランシスを狙う銃弾を巧みによけているのだった。続いては、傷つきながらもしっかりと銃をかまえ、狙ったら外さない“伝説の殺し屋”フランシスの姿。さらに、本作ではフランシスを狙う敵役として『ヘイトフル・エイト』などで知られる名優ティム・ロスと、『キル・ビル』の音楽を担当し、映画『アイアン・フィスト』(’12)では監督・原案・脚本・音楽・主演を担当するなど、多才なラッパ―のRZAの姿が。RZAは普段たくわえているあご髭をそって役作りし、本作に出演するという熱の入れようだとか。雇われてフランシスを狙うものの、次第にフランシスと分かり合ってしまう(!?)と人間味あふれる敵キャラは見どころの1つとなっている。ほかにも、暗殺能力を覚醒したマーサとフランシスの2ショット写真と、フランシス流暗殺スタイルの赤鼻姿の写真も登場。恋に落ちたら暗殺能力も覚醒しちゃった、彼らの危険なデートにますます期待が高まる。『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』は5月13日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バッド・バディ!私とカレの暗殺デート 2017年5月13日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 Right Productions, LLC
2017年04月06日アナ・ケンドリックが、イタイ失恋女子から殺し屋に覚醒する(!?)『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』。このほど、イタイ失恋女子と“伝説の殺し屋”がおそろいコーデで見せるペアルック写真がシネマカフェにて解禁となった。ダメ男にばかり恋して失敗を繰り返すマーサが、伝説の殺し屋フランシスと恋に落ちることで“暗殺能力”が覚醒するという奇想天外なストーリーとなる本作。マーサを演じるのは、『ピッチ・パーフェクト』シリーズや『ザ・コンサルタント』など話題作への出演が続くアナ・ケンドリック。“イタイ女子”と“殺し屋”という2つの顔を併せ持つニューヒロインを誕生させた。また、『月に囚われた男』から『チャーリーズ・エンジェル』まで幅広いジャンルでさまざまな役柄を演じてきた個性派サム・ロックウェルが、伝説の殺し屋を軽快に演じている。『ピッチ・パーフェクト』ではDJを目指すクールな女子大生を演じたアナは、本作では女の子らしさが炸裂。失恋しちゃって“イタイ”感じも、殺し屋を相手に新たな恋に夢中な“イタイ”感じも共感必至!?そんななか今回解禁となったのは、『ピッチ・パーフェクト』ならぬ“パーフェクト・ビッチ”なコーデのペアルック写真。マーサとフランシス、初デートで盛り上がった2人のおそろいTシャツには、あのNGワードが!もちろん、子どもの前では使っちゃいけない言葉の1つ。でも、最強に“バッド”なカップルにはそんなのおかまいなし!もはやサングラスとカクテルを手にした2人が着ると、なんだか真似したくなってくるキュートさが…。「殺人は間違っている」と暗殺の依頼者を逆に殺す、ぶっとんだ殺し屋と、そんな彼に恋をして自分の新たな才能を覚醒させちゃった女の子の“イタイ”恋模様と華麗なアクションと共に、2人のデートファッションにも大注目!なお、本作の前売りチケット購入特典は、この“BitchTシャツ” を模したステッカーとなっている。『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』は5月13日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バッド・バディ!私とカレの暗殺デート 2017年5月13日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 Right Productions, LLC
2017年02月28日ジェシー・アイゼンバーグ&クリステン・スチュワートが覚醒するCIAエージェントカップルを演じた『エージェント・ウルトラ』の脚本家が手掛ける最新作『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』。このほど、アナ・ケンドリック演じるヒロインの“ガール・ミーツ・ボーイ”のラブとアクションが融合した、最高にキュートで“バッド”な予告編&ビジュアルが解禁となった。本作は、恋に落ちた女の子が殺し屋の能力に目覚める“覚醒ラブ・アクション”。ダメ男とばかり付き合い、失恋を繰り返すマーサ(アナ・ケンドリック)。ある日突然、彼女の前に“理想の男”フランシス(サム・ロックウェル)が現れ、2人は急速に惹かれあっていくが、彼は人殺しが許せず、依頼人までも殺す変わったヒットマンだった。世界中の殺し屋から狙われるフランシスと行動を共にしていく中、マーサは自分では気づかなかった“最強の殺し屋”としての素質に目覚めていく――。マーサを演じるのは、『ピッチ・パーフェクト』シリーズや『イントゥ・ザ・ウッズ』で知られ、『ザ・コンサルタント』ではベン・アフレックと萌えコンビ(?)を組んだアナ・ケンドリック。本作では銃やナイフを使った本格アクションに挑戦、男運ナシの“イタイ女子”と“殺し屋”という2つの顔を併せ持つニューヒロインに扮している。また、『チャーリーズ・エンジェル』『アイアンマン2』などのサム・ロックウェルが、伝説の殺し屋を軽快、かつユーモアたっぷりに演じていることにも注目。解禁となった予告は、マーサのイタすぎる失恋シーンから始まり、コンビニで“伝説の殺し屋”フランシスと運命的な出会いを果たすと、展開が大きく動き始める。その後、2人は“バッド”なデートを楽しむ一方、フランシスは暗殺の依頼人を殺すためデートの最中も命を狙われる。バーでお酒を飲んでいるときにも、フラッと接近戦で1人瞬殺。「駐車場でマヌケを1人殺してきた」とサラリ。公園デート中にも狙撃にあうも、情熱的なダンスで華麗に銃弾をかわしていく!マーサは、そんな伝説的な殺し屋のカレから、飛んでいるナイフを素手でつかむ方法を伝授。見事素手でつかんだマーサは、「目覚めちゃったみたい」とキュートな笑顔で暗殺能力を覚醒!2人の“バッド”な恋の行く末が、気になるばかりだが…。併せて解禁となったビジュアルは、「恋せよ」ならぬ「殺せよ、乙女。」となんとも恐ろしいコピーが。赤いドレス姿で銃を持ったアナ・ケンドリックがキュートだが、それだけではない奇想天外なストーリーを予感させるビジュアルとなっている。『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』は5月13日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バッド・バディ!私とカレの暗殺デート 2017年5月13日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 Right Productions, LLC
2017年02月20日1993年に公開されたリチャード・リンクレイター監督の『バッド・チューニング』の続編が製作されることになった。タイトルは『That’s What I’m Talking About(原題)』。オリジナルと同じく大学生を描くコメディで、主人公は野球チームのピッチャー。主要キャストはほぼ全員がニューフェイスだ。この夏、北米公開されたリンクレイター監督の最新作『6才のボクが、大人になるまで。』は、アメリカで大ヒット上映中。批評家は大絶賛で、来年のオスカー候補入り間違いなしと考えられている。リンクレイター監督は、昨年のオスカーにも『ビフォア・ミッドナイト』で脚本賞部門にノミネートされている。『バッド・チューニング』は日本未公開だが、アメリカではカルト的人気を保ち続けてきた作品。『ビフォア・ミッドナイト』、『6才のボク…』の大成功の後押しで、この続編も相当に注目を集めそうだ。文:猿渡由紀
2014年10月01日キャメロン・ディアスと元恋人のジャスティン・ティンバーレイクが共演したことでも話題を呼んだ暴走婚活ラブコメディ『バッド・ティーチャー』。キャメロン扮するやる気ゼロのキュートなセクシー教師・エリザベスが、玉の輿に乗るためあの手この手で意中のカレを手に入れようとする姿を描いた本作のDVDリリースを記念して、シネマカフェでは「恋を手に入れるためなら手段を選ばない?」というテーマでアンケートを実施!果たして気になるみんなの恋愛事情は?アンケートの結果は、「いいえ」が75%と恋には奥手な女性が圧倒的に多いよう。しかし、そんな中「はい」と答えた人たちの中には驚きのエピソードをもつ女性も!まず、恋に積極的な女性たちの中で多かったのが、「絶対手に入れるために周りの人を全員味方につけて“フル装備”で立ち向かいます!」(26歳・女性)というような、カレの周りの友人や家族を味方につけてから、アプローチを仕掛けるという意見。「彼の妹とまず友達になり、いいお姉さんになる。紹介してもらい、計画通り彼女に上り詰めました(笑)」(27歳・女性)、「共通の友人に頼んでプロポーズしてくれるように仕向けたことがあります。その彼は現在、私の夫です」(37歳・女性)など、彼にとって身近な人物の信頼を勝ち取るのが恋愛成就の一番の近道かも?さらにエピソードは「“友情”をとるか、“愛情”をとるか」という究極の選択にまで発展!「親友と好きな人が被っても遠慮なくがっつく」(22歳・女性)、「友だちも同じ人を好きだと薄々気づいていたけど、知らん顔して彼をゲットしました♪」(33歳・女性)というかなり肉食系な意見が多く寄せられたのが印象的。さらには、男性を落とす“小技テク”として「相手の予定表を勝手に私で埋め尽くす!」(25歳・女性)、「貧血のふりして彼の家まで」(35歳・女性)、「会社を休んで出張についていく」(35歳・女性)、「女の武器を駆使して頑張る」(29歳・女性)、「本当は偶然でないのに偶然会ったふりをした」(29歳・女性)といったものまで。玉の輿に乗るための武器として豊胸手術にこだわるエリザベス。ホットパンツ姿でセクシーな洗車まで披露する大胆さを持ち合わせる彼女までとはいかないが、みなさん、独自の駆け引きやアピール術を持っているよう。ガールズ・パワー全開の『バッド・ティーチャー』でこの秋、さらなる“恋愛術”を取り入れてみては?『バッド・ティーチャー』[Blu-ray]価格:4,935円(税込)『バッド・ティーチャー』[DVD]価格:3,990円(税込)発売元/販売元:エイベックス・マーケティング公式サイト:© 2011Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年10月22日先週末より公開中のキャメロン・ディアス主演の恋愛エンターテイメント『バッド・ティーチャー』より、“元カレ”で共演のジャスティン・ティンバーレイクとの素の掛け合いが収められた爆笑必至のNGシーン集映像がシネマカフェに到着した。お金も夢も熱意もないアラサー女性教師・エリザベスが“女の幸せ=玉の輿”に乗るため、豊胸手術の費用を稼ぐことを決意。クラスの生徒や周りの教師を巻き込みながら騒動を繰り広げていく。劇中ではお色気攻撃を含む、あの手この手でジャスティン扮するイケメン&金持ちの代理教師・スコットを堕としにかかる、俗に言う計算高い“肉食系女子”を演じているキャメロン。“コメディ・クイーン”の名に偽りなしと言わんばかりの弾けたキャラクターで「気分がアガる」と本作を鑑賞した女子たちにも大好評だが、劇中の彼女とは裏腹に今回届いたNGシーンでは誰よりも先にセリフを噛み、誰よりも先に爆笑してしまうハチャメチャぶりを披露している。なんだか見ている側までつられて頬が緩んでしまうのは、キャメロンがもつ天然のキュートさによるところ。さらに公開前から話題となっていた元カレ・ジャスティンとの共演シーンのNG映像も。いまだに交際中かと疑ってしまうほどの仲睦まじい素の2人の様子がうかがえる。狙いを決めたら攻め続けるエリザベスの生き方に、恋活中の女子たちの気分は間違いなく“アガる”はずの本作。さらに現在、本作を絶賛上映中の渋谷HUMAXシネマでは、“玉の輿神社”なる、恋を通り越して婚活にまでご利益があるオリジナル神社が登場!ぜひこの機会に、あなたも恋の成就を祈願してみては?『バッド・ティーチャー』は渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:元SDN・芹那、27歳の抱負は恋活!AKB48にも「負けたくない!」と宣戦布告ミシェル・ウィリアムズの新恋人は、やはりあの人!うわさの彼が交際を認めるキャメロン&ジャスティン元恋人コンビで競演!『バッド・ティーチャー』予告編が到着
2012年05月25日ラブコメクイーン、キャメロン・ディアスが主演した映画『バッド・ティーチャー』で、実生活で元恋人同士だったジャスティン・ティンバーレイクとの共演シーンが公開された。『バッド・ティーチャー』動画本作は、お金もなく仕事にも熱意のないアラサー中学教師のエリザベス(ディアス)が、赴任してきた代理教師でお金持ちのスコット(ティンバーレイク)を口説き落とし、玉の輿に乗ろうと奮闘するラブコメディ。このほど公開されたシーンは、学校でのダンスイベントでエリザベスとスコットがいい感じの雰囲気になり、ダンス中にスコットに「ふたりで話せない?」と廊下に呼び出されたエリザベスが、とうとう告白されるのか!? と意気揚々とするが、彼の口から出たのは別の女性の話で、エリザベスが失恋してしまうというコミカルな場面。実生活では3年半交際するも、2007年に破局したふたり。ちょうどその頃からジャスティンは今のパートナーであるジェシカ・ビールと交際がスタートし婚約も果たしたのだが、そんな過去があるディアスとティンバーレイクだけに、本作での共演は当然話題となった。果たして映画ではどのような恋の結末を迎えることになるのか、エンディングが気になるところだ。『バッド・ティーチャー』は5月19日(土)より全国にて公開。『バッド・ティーチャー』5月19日(土)渋谷HUMAXシネマほか全国ロードショー
2012年05月14日ラブコメディの女王、キャメロン・ディアスが不良教師に扮した映画『バッド・ティーチャー』が5月19日(土)より公開されるのを前に、いち早く本作を鑑賞した照英から熱いコメントが届いた。本作は、お金もなく仕事にも熱意のないアラサー教師のエリザベス(ディアス)が、赴任してきた代理教師でお金持ちのスコット(ジャスティン・ティンバーレイク)を口説き落とし、玉の輿に乗ろうと奮闘するラブコメディ。実生活で元恋人同士だったディアスとティンバーレイクが共演し、話題となった。ディアスが演じたエリザベスは、強制参加の学校行事をサボり、生徒に対しても不真面目。狙いを定めたスコットの元彼女が巨乳だと知ると、豊胸手術代を稼ごうと生徒達をも利用するという正真正銘のダメ教師だが、「キレイごとじゃ幸せはつかめない」というまっすぐな信念があるからこその言動であり、そんなエリザベスの破天荒で無茶苦茶ぶりに共感する人も多い。本作を鑑賞した照英も、「試練を乗り越える。誰もが経験する事だからこそ、素直になれる自分って大切にするべき! 本当の自分ってかっこいい!」と話しており、エリザベスから“素直になれる自分を大切にすること”を学んだようだ。『バッド・ティーチャー』5月19日(土)渋谷HUMAXシネマほか全国ロードショー
2012年04月26日キャメロン・ディアスとジャスティン・ティンバーレイクの元カップルの競演で贈る痛快ラブコメディ『バッド・ティーチャー』。本作でキャメロン演じる、恋も仕事もダメダメな女性教師・エリザベスの破天荒っぷりが収められたキュートで“バッド”な予告編がいち早くシネマカフェに到着!金ナシ、夢ナシ、熱意ナシのアラサー女子の教師・エリザベス(キャメロン・ディアス)。“女の幸せ=玉の輿”だと信じて結婚相手を探す毎日だが、そんなある日、幸運にもお金持ちの代理教師・スコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が赴任してくる。「運命の彼をゲットするためには武器が必要」と豊胸手術にこだわるエリザベスの大暴走が始まる!“ラブコメ・クイーン”ことキャメロンが演じる主人公・エリザベスのインパクト大なキャラクター像が垣間見えるこちらの予告編。麗しい美貌とは裏腹に、下品な毒舌、自己中心的な性格に加えて、教鞭を取る際もホットパンツ姿、仕舞いには居眠りも…とそのダメ女っぷりは尽きない。しかし、そんな彼女がお金持ちの代理教師・スコットを落とすため、あの手この手で金策に奔走する姿は何ともかわいらしい。色気満載の洗車シーンでは、キャメロンは今年40歳とは思えない見事なセクシーボディで男子たちを次々と悩殺していく。さらに、人気ブランド「クリスチャン・ルブタン」の赤いソールのピンヒールなど、セレブ御用達の様々なファッションを着こなしており、女子必見の映像に仕上がっている。そして、かつて実生活でも恋人関係にあったキャメロン&ジャスティンの掛け合いはもちろん息ピッタリ。あわやキス!?というドキドキのシーンも収められたこちらの映像をまずはチェック!『バッド・ティーチャー』は5月19日(土)より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年03月15日