夏に限らず、「とりあえず」の代名詞のようなビール。黄金色のキリッと冷えた液体は、渇いた喉を炭酸の刺激でピリピリと潤してくれる。そんなビールをあまり飲まなくなったのは、何故だろう?同じ泡でも、スパークリングワインやシャンパーニュを好むようになったのは、この数年のこと。まず、中ジョッキの量を飲めなくなったように思える。エアコンの効きすぎた室内にいる時間が増えたから、キーンと冷えた飲み物はあまり受け付けなくなっているのかもしれない。なんて、考えながら、この夏、渋谷に1ヶ月限定でオープンするビアガーデンのレセプションに行ってきました。「Hoegarden Beer Gaarden(ヒューガルデンビア・ガルデン)」。Hoegarden(ヒューガルデン)は、ベルギーのヒューガルデン村で修道士たちがビールを作り始め、味を調整するために、オレンジピールやコリアンダーシードを加えたことから始まりました。世界中で愛されるホワイトビールと言われています。 ホワイトビールとは?私たちが日頃飲んでいるビールは、原料に大麦を使用しています。その大麦に対して小麦を多くの割合で使用しているビールをホワイトビールといいます。色も、クリアな黄金色ではなく、少し白濁しています。とても滑らかな泡だち、ほのかに甘く、そして酸味も感じる、穏やかな味わいです。 喉ごしで、グイッ、グイッと喉で飲むようなイメージではなく、ゆったりした気分で味わいながら飲めるビールです。 Hoegarden Beer Gaarden(ヒューガルデンビア・ガルデン)場所は、明治通り沿いのSHIBUYA CASTの一階にあります。夜訪れたビア・ガルデンは、来ているお客さんたちも、開放的なリゾートを楽しんでいるようなおしゃれな人が多く、ビーチにいるような雰囲気が漂っていました。 列に並んで、待ちます。この日は、ヒューガルデンホワイトとヒューガルデンロゼのみを販売していて、大盛況です。それもそのはず、ドラフトビールですから。日頃目にするのは、瓶に入ったヒューガルデンですけど、こちらではドラフトビールが楽しめます。 こんな可愛い緑もビア・ガルデンを都会のオアシスにしてくれています。ヨーロッパの雰囲気ですね。 渋谷駅から原宿方面に明治通りを歩いて10分ほどで、このサインが目印です。夜の雰囲気がとても素敵なので、「生命の危険を感じる暑さ」の昼間に行くより、少し涼しくなった夜に行くのがオススメです。
2018年07月30日