海岸などに打ち上げられた漂着物を集めたり観察したりする「ビーチコーミング」。波打ち際には色とりどりの美しい貝殻や、宝石のような“シーグラス”がたくさんあふれています。集めて観察するだけでも楽しいビーチコーミングですが、収集して持ち帰り、それをインテリアのひとつとして楽しむのも一興です。そこで今回は、思い出の欠片を使ったインテリアアレンジを3つご紹介してみようと思います。■ 1. 貝殻を使った「標本風フレームボード」小さな貝殻たちはまるでジュエリーパーツのよう。繊細な造形美とやさしい色合いは、自然の創り出すアートといっても過言ではありません。ガラスの器に並べておくだけでもご覧の通り。立派なインテリアアイテムとして使うことができます。ユニークな形や柄の貝殻は、フレームやボードに貼って「標本風」に。フレームに貝殻を接着するだけで、おしゃれな標本風フレームボードの完成です。あまりかしこまらず、余裕をもってラフに並べるのがポイント。部屋を彩りながら、楽しかった海での思い出をふりかえることができます。■ 2.シーグラスを使った「ワックスオブジェ」海の宝石ともいわれるシーグラス。まるで氷砂糖のようなかわいらしい形とやわらかな色合いは、子どもだけでなく大人たちをも魅了します。このシーグラスを溶かしたロウに浮かべた「ワックスオブジェ」を作ってみようと思います。小さく切った紙コップに湯煎で溶かしたロウを流し、ロウが完全に冷え固まらないうちに上からシーグラスをデコレーションします。ロウが完全に固まったら紙コップを手で破り剥がします。バリをカッターで整えれば、美しいワックスオブジェの完成です。思わず手にとってしまいたくなるような、乙女心をくすぐるかわいらしいオブジェができました!■ 3. 小石を使った「インテリアストーン」海辺や河原で拾った小石も、ちょっと一工夫で立派なインテリアアイテムに!100均の転写シールを貼るだけで、おしゃれな「インテリアストーン」に大変身します。インテリアオブジェとしてだけでなく、ペーパーウエイトとして使ってみてもGOOD!市販では手に入れることができない、ユニークなペーパーウエイトができました。貝殻を使ったフレームボード同様、ボードに小石を接着すればおしゃれな「ストーンボード」に。まるで博物館のパネルのような、一風変わったストーンボードの完成です。■ 作って楽しい「思い出インテリア」になるビーチコーミングいかがでしたか?海辺で集めた小さな宝物たちをインテリアアイテムとしてお部屋に飾れば、その思い出とともにいつまでも楽しむことができます。シーズンオフの今の季節はビーチコーミングにぴったり!みなさんもぜひ海辺で宝物探しをしてみてください。
2018年10月24日