今年で36年目に突入する、夏のファンタジーミュージカル『ピーターパン』(演出・振付・上演台本/玉野和紀)が東京と大阪で上演される。現在、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務める高畑充希から、9代目ピーターパンとして16歳の時にバトンを受け継いだ唯月ふうか。「みんなのヒーローになりたい!」と、4年目のアツい夏が始まる。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報ある夜、ウェンディ、ジョン、マイケルの3姉弟は、ピーターパンと妖精のティンカーベルの導きで、永遠に子供でいられる「ネバーランド」を訪れる。四季が入り交じる不思議な島でインディアンらと存分に遊んだ3人。そろそろ家に帰ろうとした時、フック船長率いる海賊たちが現れる。なんと、ウェンディを自分たちの「お母さん」にしようというのだ。助けに来たピーターパンやインディアンのリリーを巻き込み、海賊船上で大乱闘が始まる。ピーターパンといえば、フライング。ウェンディらと夜空を旅したり、海賊との戦闘では宙を舞いながらのアクションも披露する。「妖精の粉を撒く昨年の客席フライングでは、3年目にしてようやく子供たちの表情を見られるまでになりました。歓声を上げながら舞い落ちる粉を待っているみんなの姿が嬉しくて、自分はピーターパンなんだなと改めて実感しました」座長として本番前には必ず円陣を組み、共演者らに言葉をかける。毎公演100%の喜怒哀楽を出し切るため、毎日の腹筋背筋も欠かさない。「観に来てくれる子供たちが本当にパワフルなので、そこから元気を貰いまた舞台に返せる、相乗効果がある。チームワークも万全で、出演者みんなが『ピーターパン大好き』と公演が終わる度に言うくらい。私も『もう終わりね』と言われるまで出演し続けたいとブログに書くほど、特別な思い入れのある作品です」今年は宿敵のフック船長役に吉野圭吾が初参戦。唯月にとって3人目のフック船長だ。「橋本じゅんさんには毎回のアドリブで対応力を鍛えられ、2番目の大貫勇輔さんには体格や力では敵わないので、声の大きさで勝とうと頑張っていました(笑)。吉野圭吾さんは面白い方と伺っているので、どんな仕上がりになるのか私も楽しみです」東京公演は7月24日(日)から8月3日(水)まで東京国際フォーラムホールC、大阪公演は8月17日(水)に梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。「子供から大人まで楽しめる作品です。劇場ではネバーランドの住人気分で、一緒にアツい夏を過ごしましょう!」取材・文:石橋法子
2016年06月21日レスポートサック(LeSportsac)は、ピーター・イェンセン(Peter Jensen)とのコラボレーションコレクション第2弾を2016年5月18日(水)より発売する。着目したのは、ベルギーの画家ルネ・マグリットからインスパイアされたシュールレアリズムとポップアート。2つの要素をミックスさせて、独創的なコレクションを完成させた。黒×白のボーダーの上に、ピーター・イェンセンのシグネチャーであるラビットをカラフルに描いた「ジェフリー(Jeffrey)」や、ハート柄をベースにラビットをあしらった「リチャード(Richard)」など、遊び心のあるプリントが揃う。夏のバケーションに最適なボストンバッグや、クロスボディとしても使用できるトートバッグなど大小さまざまなバッグが揃う。また、コンパクトながら収納力のあるポーチ「レクタンギュラー コスメティック」などの小物もラインナップする。【アイテム詳細】レスポートサック パートナーズ ウィズ ピーター・イェンセン フォー サマー 2016発売日:2016年5月18日(水)取り扱い:全国レスポートサック店舗及び、公式オンラインストア詳細URL:【問い合わせ先】レスポートサックジャパンTEL:0120-141-333
2016年05月19日フィリップス ライティング ジャパンは、Apple社のApple HomeKitに対応したスマートLED照明「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」を発売した。全国のApple Store店舗、およびApple Online Store他で順次販売が開始されている。価格はオープン、スターターセットの実売価格は2万4,800円前後(税別)。同製品は、新しい照明システムに加え、日本においても関連するサービスが順次登場しているIoT(Internet of Things:インターネットオブシングス)を牽引する製品として注目されている。2013年9月に日本で発売を開始した同シリーズだが、今回発売された新バージョンの「Philips Hue」は、Apple社のスマートホーム規格「Apple HomeKit」に対応し、iOSのアプリケーション「Siri」による音声コントロールで照明を操作できるのが特徴となっている。照明のオンオフや、Hue専用アプリで設定したシーンの変更、明るさの調整などを音声でコントロールでき、また、これまで通りスマートフォンやタブレット端末、別売りの「Hue Tap Switch(ヒュー タップ スイッチ)」でも操作は可能となっている。また、「Philips Hue スターターセット v2」には、800lm(ルーメン)のLEDランプ3つと、Hueを操作するためのブリッジが同梱されている。Hueは遠隔操作により外出先から家の照明をコントロールしたり、朝起きる時間に合わせ徐々に明るく 照らすようタイマーを設定したりと、生活の様々なシーンで活用でき、家庭で照明とインターネットが繋がるIoT体験をすることができる。また、1,600万色以上の色を再現できるため、好みの色に設定することもできるということだ。また、専用アプリには、照明が人体に与える生物学的影響を研究して作られたオリジナルの「ライトレシピ」機能が搭載しされており、“くつろぐ”、“本を読む”、“集中する”、“やる気を出す”といった、それぞれのシチュエーションで最適な明かりを選ぶことができるようになっている。ブリッジは、Apple HomeKitに対応し、従来製品のラウンド型から、スクエア型に変更となっている。また、これまで単体で取り扱いのなかったブリッジのみの販売も開始し、LEDランプを含めたHue製品から好きな組み合わせでHueの使用を始められるということだ。
2016年04月06日フィリップスは23日、4K対応の42.5型ワイド液晶ディスプレイ「BDM4350UC/11」を発表した。4月中旬から発売する。店頭予想価格は79,800円前後。3,840×2,160ドット(4K)の解像度を持つ42.5型ワイド液晶ディスプレイ。視野角の広いIPS液晶パネルを採用し、リフレッシュレートは60Hzに対応。「MultiView機能」では、画面を最大4分割して同時に表示するピクチャーバイピクチャー(PbP)表示が可能で、小窓で別システムの映像を表示するピクチャーインピクチャー(PiP)機能も備える。ベゼルは薄くデザインされており、7W+7WのスピーカーとUSB 3.0のハブポートを4基(1基は急速充電対応)を内蔵。画像を正確な明るさで表示する「SmartUniformityモード」や、表示するコンテンツに合わせて画像設定の最適化を行う「SmartImage」などの機能も搭載する。主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、液晶パネルがIPSの非光沢(ノングレア)、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(スマートコントラスト比が50,000,000:1)。応答速度は8msで、スマートレスポンス時には5msとなる。映像入力インタフェースはHDMI(2.0)×2、D-sub×1、DisplayPort×2。VESAマウントは200mmに対応。本体サイズはW968×D259×H630mm、重量は9.72kg。
2016年03月24日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは3月17日、フィリップスブランドのBluetoothスピーカー「izzy」(イージー)シリーズを発表した。発売は3月下旬で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、BM50が33,000円前後、BM5が17,000円前後。ともに、スマートフォンなどとBluetooth接続したizzyシリーズのスピーカーをマスターに設定し、マスターと他のスピーカーを5台まで接続して同じ音楽を楽しめる「izzylink機能」に対応している。○BM50BM50は、Bluetooth経由での音楽再生に加え、CDやUSBメモリーに保存したMP3ファイルの再生に対応。ラジオ機能も搭載し、最大30局のラジオ放送局をプリセット可能だ。時計、アラーム、スリープ機能も用意。アラーム機能ではCDとUSBメモリーの音源のみ利用できる。最大出力は40W。Bluetoothのバージョンは2.1で、コーデックはSBCに対応する。本体サイズはW500×D112×H218mm。重量は2.9kg。壁掛け可能なデザインを採用している。○BM5BM5はコンパクトサイズのBluetoothスピーカー。本体に装備したボリュームノブで、音量調整とミュートを操作できる。最大出力は2.5W×2。Bluetoothのバージョンは2.1で、コーデックはSBCに対応する。本体サイズはW165×D165×H118mm。量は1.1kg。カラーはブラックとベージュ。
2016年03月18日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは1月21日、食材を均一にカットできる調理家電「フィリップス マルチチョッパー」を発表した。発売は2月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別10,880円前後だ。マルチチョッパーは、食材の水分を残しつつカットする「チョップドロップモード」と、食材を刻んだり混ぜたりできる「フードプロセッサーモード」の2モードを搭載する調理家電。本体上部を押さえるようにすればスイッチが入り、食材をカットできる。チョップドロップモードでは、特別な形状のバスケット内へ食材をセットする。毎分1,500回転の低速回転で「チョップドロップ用ブレード」が食材を刻み、細かくなった食材はバスケットに空いた穴からカップへ落ちていく。食材から水分が出にくく、食感を生かしたカットを実現。キャベツやきゅうり、ゆでたまご、ナッツ類といった異なる食材を一度に調理できるのも特徴だ。フードプロセッサーモードは、毎分5,000回転で食材を刻んだり混ぜたりミンチにしたりするためのモード。本体上部を押さえ続ける「連続プッシュ」ではなめらかな液体・ペースト状になり、約1秒を目安に作動と休止を繰り返す「パルスプッシュ」では粗めに食材を刻める。サイズはW13.5×D13.5×H26.5cm、重量は1.2kg、カップの容量は最大1.1L。本体以外は食洗機対応となる。カラーはブラック(HR2509/95)とホワイト(HR2505/05)。
2016年01月21日フィリップスは8日、IPS-ADSパネルを採用する31.5型ワイド液晶ディスプレイ「BDM3201FC/11」を発表した。12月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は36,800円(税込)前後。1,920×1,080ドット(フルHD)に対応した31.5型ワイド液晶ディスプレイ。独自技術「SmartContrast」では、色調整やバックライト強度を自動制御し、コントラストを動的に調整しながら見やすく鮮やかな画面を出力する。加えて、画面に表示されるコンテンツを分析し、コントラスト、彩度、鮮明度を調整する「SmartImage」も搭載。用途に合わせて、オフィス、写真、映画、ゲーム、エコノミーなどのモードを選択することで、表示を動的に最適化する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルがIPS-ADSの半光沢(ハーフグレア)、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が6.5ms(スマートレスポンス時:3ms)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW726×D180×H495mm、重量は6kg。
2015年12月09日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは11月17日、超音波診断装置解析ソフトウェア「ハートモデルA.I.」の販売を開始すると発表した。「ハートモデルA.I.」は、同社の超音波画像診断装置「EPIQ 7」に搭載可能なソフトウェアで、心臓の超音波画像から得られた3D データを短時間に処理し、左心室駆出率(LVEF)、左心房容量(LA Volume)などを自動で定量解析することができる。LVEFとLA Volumeは心臓の診断や治療方針を決める上で重要な指標とされており、LVEFは僧坊弁や大動脈弁の手術適用におけるガイドラインの指標として用いられているほか、LA Volumeは急性心筋梗塞後の生存率を予測する指標として利用されている。複雑な構造の心腔では、3Dスキャンによる定量化が理想とされる。そのため、CTやMRIのデータがゴールデンスタンダードとされる一方で、超音波検査においては3Dデータの解析には専門的な知識が必要であり、複雑で時間がかかることから2Dデータからの解析が一般的とされている。これに対し、同ソフトウェアを用いることで従来の2Dによる解析に比べ、3倍から6倍の速さで3Dでの解析結果が得られるとの研究結果もあり、現在一般的に行われている2Dでの検査フローの中で3D解析を行うことが可能となる。また、精度はMRI によるデータと同等であるという。「ハートモデルA.I.」の希望販売価格は1250万円(税抜き)で、国内初年度の販売台数は約100システムを見込んでいる。
2015年11月18日映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(公開中)で、ピーターパンの名前に隠された意味が明かされる本編映像がこのほど、公開された。本作は、孤児院で暮らしていた少年ピーターが、ピーターパンになるまでを描いた物語。母と再会するためネバーランドへと旅立ったピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを通して成長していく。公開された映像では、黒ひげの元から逃げ出したピーターとフックたちは、タイガー・リリーら先住民たちに、海賊と間違えて捕らえられてしまう。そのピンチを救ったのが、ピーターが母と分かれた時から肌身離さず身につけていたパンパイプのネックレス。ピーターがこのネックレスを持っていることを知った先住民の族長が「その少年はパンの印をつけていた」と2人を釈放する。また、フックの「"パン"って何だ?」という問いに、タイガー・リリーは「"最も勇敢な戦士"よ」と答える。本作では、少年ピーターが試練を乗り越え、ネバーランドを救う勇敢な戦士"パン"になれるのか、その冒険を描く。同映像では、若き日のフック船長とタイガー・リリーの淡い恋模様も描かれている。戦いの最中に、フックに「2人きりでお会いしたかった」と言われ、うれしそうにほほ笑むタイガー・リリー。芯の通った強い女性である彼女が一瞬見せる笑顔を捉えている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年11月14日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスブランドのBluetooth対応スポーツイヤホン「SHQ8300」を発表した。カラーはライムグリーンを基調とした「SHQ8300LF」とブラック・ホワイトの「SHQ8300WS」の2色。発売はSHQ8300LFが11月中旬で、SHQ8300WSが12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は13,800円前後(税別)。SHQ8300は、フィリップスのスポーツイヤホンシリーズ「ActionFit」の新モデル。IPX2に準拠した防滴性能を持ち、雨や汗などの影響を受けにくい。周囲の音を遮らないオープン型のデザインを採用。3サイズ(S/M/L)のイヤーキャップに加えて、スポーツ中も耳にフィットする耳かけ型イヤーキャップも付属する。Bluetoothのバージョンは4.1で、NFC機能を搭載。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」に対応しており、SHQ8300で聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。ドライバー径は13.6mm。再生周波数帯域は15Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。本体の質量は約42g。
2015年11月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスのBluetooth対応イヤホン「TX2BT」「SHB5900」とヘッドホン「SHB3185」を発表した。発売は11月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、TX2BTが15,800円前後、SHB5900が12,800円前後、SHB3185が10,800円前後(いずれも税別)。○TX2BTTX2BTは、13.5mm径の大口径ドライバーを採用したBluetoothイヤホン。磁束密度の高いネオジウムマグネットを使用し、ダイナミックなサウンドを再生する。また、オーバルサウンドチューブを採用することで、快適な装着性を実現している。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、NFC機能を搭載。通話用のマイクが付いたコントロールユニットを装備しており、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えなどの操作が可能だ。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」も搭載。TX2BTで聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。再生周波数帯域は6Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は108dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約15.4g。○SHB5900SHB5900は、8.6mm径のドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。TX2BTと同様に、Bluetoothのバージョンは3.0+EDRとなっている。マイク付きコントロールユニット、NFC機能、MusicChain機能をサポートしている。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約11.6g。○SHB3185SHB3185は、32mm径のドライバーを採用したポータブルヘッドホン。ハウジングに音楽の再生、一時停止などを操作できるボタンを搭載している。イヤークッションは軟らかく通気性があり、長時間の利用にも向いている。また、持ち運び時に便利な折り畳み機構を備える。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFC機能を搭載。ハウジングには、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えの操作が可能なコントローラーを装備している。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは24Ω。感度は106dB。バッテリー駆動時間は約11時間(音楽再生時)。質量は約146g。
2015年11月12日だれもが知るピーター・パンのだれも知らない過去を描いた物語『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)が誕生した。母と再会するためにネバーランドへと旅立った少年ピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、宿敵・黒ひげとの戦いを通して成長していく。一般的に知られているピーター・パンの敵はフック船長だが、同作では、若き日のフックはピーターの仲間であり、敵は、強烈な存在感を放つヒュー・ジャックマン演じる黒ひげだ。驚きと感動のストーリーはもちろん、その舞台となるネバーランドのカラフルな世界もこの作品の大きな魅力。光り輝く妖精や美しい人魚、原色が鮮やかな先住民の村、そして、冒険心をくすぐる海賊船……大人も童心に戻れる世界が広がっている。そんな新しいピーター・パンの世界を作り出したジョー・ライト監督に、個性際立つキャラクターや夢の国ネバーランドを、どのような思いでどのように作り出したのかインタビューした。――少年ピーター、戦うプリンセスのタイガー・リリー、若き日のフック船長、そして、強烈なビジュアルのヒュー・ジャックマン演じる海賊・黒ひげと、キャラクターたちがとても豊かで魅せられました。監督にとって、キャラクターを仕上げていくという作業はどういうものなのでしょうか?キャラクター作りが大好き! それを考えていくと、だんだん可能性が無限だと思って、その作品が自分の傑作だと思ってくるんです(笑)。そして、現実にぶつかり、妥協しなければならない部分が出てくるんだけれども。――この作品のキャラクター作りで、一番ワクワクしたところはどこですか?だれって人を挙げてしまうと、自分の子供の中でだれが一番好きって言っているようなもので、それぞれ違うからすばらしく、それぞれ特別なんです。でも、そうはいっても今回、黒ひげというキャラクターはものすごいワイルドな悪役だったので、ヒュー・ジャックマンという偉大な俳優と一緒に作り上げたことは楽しかった。――ヒュー・ジャックマンさんとのやりとりで印象に残っていることは?最初に彼が全部の衣装を着て、メイクをして現れた時の印象はすごく強い。でも、髪の毛を本当にそるとは思わなかったです。彼が丸刈りにしたのは、メイクの時間を1時間短縮できるから、つまり、1時間ベッドに長くいられるという理由でした(笑)――そういう理由だったんですね(笑)。ピーター役のリーヴァイ・ミラー君の演技にも感動しました。オーディションの時に「彼は輝いていた」とおっしゃっていましたが、実際に一緒に仕事をしていかがでしたか?彼はとにかく、ものすごい仕事に熱心。そして、ものすごく人の話を聞く。それって俳優にはすごく重要なことなんです。彼の初めての映画作品で一緒になれて、彼の驚きや現場のすばらしさを一緒に楽しむことができてよかったと感じています。――今回、海賊船、先住民たちの村、採石場など、できる限り実際にセットを作られたそうですが、CGに頼るのではなくセットにこだわる理由を教えてください。CGの映画が初めてだったので、怖いと思ったんです。そして、リーヴァイの初映画ということで、彼が没入できる、セットがあってそこにいると感じられるような環境にしてあげたいと思いました。確かにCGはすばらしいですが、俳優にとってはやりにくいと思います。何もない空間で演技をするというのは。特に彼のような新人には大変なことだと思います。――今回のセットの中で特にこだわったものは?一番こだわったのは、先住民の村もある森を作ること。実際のジャングルのようなところで撮影しようと思っても、明かりが足りないので、セットを作りました。イギリスで室内で作られた一番大きなセットになりました。私は、あそこの村に住んでもいいっていうくらい好きで、キャンプをしようかなと思っています(笑)。そうはいっても、クリスタルの洞窟の空間はCGで、あのシーンは非常に気に入ってますし、CGが好きになりましたね。――音楽や踊りも印象的でした。世界中の要素を取り入れたとのことですが、"世界"というのは意識したところなのでしょうか。意識しました。私はとにかく、この地球上のいろんな文化が好きだし、相違点や共通点を見るのも好きなんです。妻がインド人なのでよくインドにも行きますし、いろいろな世界の音楽も大好きなので、そういうものを全部映画の中で子供たちに見せたいと思いました。――キャストの方やスタッフの方のコメントを読ませてもらい、みなさんジョー・ライト監督との仕事が「楽しい」とおっしゃっていました。ヒュー・ジャックマンさんも「真の意味でビジョンをもつ監督。これは一番楽しい映画撮影体験の一つになった」と。みんなが「楽しい」と振り返るその現場を作られた監督は、何を意識して指揮をとられているのでしょうか。私が心がけているのは、できるだけハッピーな環境を作ること。リラックスしている時が一番創造性が豊かになると思うので、恐怖や緊張感を取り除くようにしています。それぞれの人がこの映画を作った一人なんだと感じ、より頑張って自分を出せるような環境にできたらと思っています。こういったインタビューだと、まるで自分が何でもわかっているように話してますけど、現場に行くとわかっていないことがたくさんあるんですよ(笑)。――最後に、この作品を観客のみなさんにどのように楽しんでもらいたいと思っていますか?子供たちには、冒険として見て楽しんでもらいたい。例えば、自分の息子にも、ピーターのように勇気と想像力、信念を持って恐怖を乗り越えられるんだということを学んでほしいし、大人の方には子供心を取り戻してほしいと思います!■プロフィールジョー・ライト監督1972年、イギリス・ロンドン生まれ。セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アートで美術・映画・ビデオを学んだ後、テレビのミニシリーズなどを監督。2005年に『プライドと偏見』で長編映画監督デビューし、米アカデミー賞4部門にノミネート。その後、『つぐない』、『路上のソリスト』、『ハンナ』、『アンナ・カレーニナ』などで監督を務め、2013年には舞台劇『Trelawny of the Wells』のドンマー・ウェアハウス公演の演出を行い、演劇界デビューも果たした。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年10月31日90歳になった今も精力的に舞台を作り続けている演出家ピーター・ブルック。9月にパリで発表したばかりの『バトルフィールド』が早くも来日公演を行う。舞台『Battlefield』チケット情報「私は30年以上前、古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』を演劇にしましたが、今回の『バトルフィールド』はその後の物語です。つまり、主人公ユディシュトラの疑問は『マハーバーラタ』の勇者アルジュナのように、“私は戦争をしない”ということではなくて、“我々は戦争をしてしまった”というところから始まっている。歴史をさかのぼることはできない、戦争は終わってしまった――これって、世界のあらゆる場所での真実でしょう?だとしたら今、我々に何ができるのか。ひとつの方法としては、それが人間の深い本性だと理解して、悔い改める。でも『マハーバーラタ』の『バトルフィールド』は、いや、それでは簡単すぎる、と語っているのです」劇場空間に入った途端、パーッと目に入るのはテラコッタ色というか赤に染まった床だが、物語が語られるうちに、これは大戦争で死んだ人々の血で染まった大地だとわかる。「インドでは昔から語り手はたったひとり。そういうやり方で、現代もそれが続いている。彼はそこに座って、百人の人々が彼を囲んでこれから何が起こるんだろうとワクワクしているんです。彼はたった一本、棒を持って、それを使って語り始める。“ここに王がいます”というように。私たちの演劇もやはり何らかの方法で物語を語るものでしょう。重要なのは、少ない人数の役者たちで――今回は4人ですが――多くの人物を演じる時は、まるでリレーのように次々に違う人物を演じる、ということですね。時には蛇や川までをも」大戦争の後の、哲学的な命題も突きつけられている物語だというのに、『バトルフィールド』は、意外なくらいに笑いに包まれる。「私は、神が人間に与えたもうた最も大きな贈り物は何かと考えた時、それは笑えることだろうと思うんです。笑いはすべてを救います。だからこそ演劇では、何か厳しかったり、困難だったり、悲痛なことがあっても、同時にいつでも笑うことができるのも大切だな、と。日本の方にも笑ってほしいですね」11月25日(水)から29日(日)まで東京・国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。
2015年10月15日ピーター・フィリップスによる初めてのクリスマスとなる今回のコレクションは、 “ゴールド”と“輝き”の新解釈。 近未来的でありながらもこの上なく美しく、それでいて都会的なアイコニックな女性をイメージして着想した。テーマは、「STATE OF GOLD」。その2015 ニュールック クリスマスでは、ディオール ハウスを象徴するカラーである“グレー”と“ゴールド”を融合し、「グレー・ゴールド」という、極めてデリケートで鮮やかな色をクリエーションされた。パウダリーで艶やかなレッドやピンク、そしてデリケートな輝きを付すヌード カラーが「グレー・ゴールド」と溶け合い、モダンでエレガントな世界観を生み出している。FACE、LIPS、EYES、NAILSの4カテゴリーから成る新コレクションの中で、敢えて注目したいのは、モダンでアーバンなテイストの“ヴェルニ ディオリフィック”のバーガンディ「ヴェルニ ディオリフィック 991」(3,200円・11月6日限定発売)。そのエッジーで魅惑的な色を指先に落とせば、ミステリアスな時空が広がる。<問い合わせ先>パルファン・クリスチャン・ディオールTEL:03-3239-0618
2015年10月10日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは10月8日、油を使用せずに揚げ物調理ができる「ノンフライヤー」の新モデル「フィリップス ノンフライヤープラス ダブルレイヤーセット」を発表した。発売は10月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別33,200円前後だ。これまで別売りだった「ダブルレイヤー」が標準で付属するモデル。ダブルレイヤーとは、食材を2段に重ねて調理できるようにするための補助アクセサリーだ。とんかつなどのメニューなら、従来の2倍量を一度に調理できるようになる。新モデルではブラックのほか、シリーズ初となるレッドカラーも登場した。主な機能などは「フィリップス ノンフライヤープラス」と同様だ。食材を直接置くクッキングネットは、六角形メッシュ構造でノンスティック加工を施した日本仕様のものを採用している。また、ポップコーンなどの飛び散りやすい食材を調理するための「バスケットカバー」も引き続き付属する。調節可能温度は60℃から200℃まで(5℃刻み)、タイマーは60分まで1分刻みで設定可能だ。容量は最大2.2L / 800g。サイズはW28.7×D38.4×H31.5cm、重量はバスケット、クッキングネット、ダブルレイヤーを含む状態で5.8kg。
2015年10月08日実写版ピーターパン『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)で、松田聖子が歌う日本語吹き替え版主題歌「永遠のもっと果てまで」の一部を使用した2分間の特別映像が30日、公開された。松田初の洋画楽曲であり、デビュー35周年記念シングルとなる「永遠のもっと果てまで」。作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(松任谷由美)、編曲:松任谷正隆という、『Rock’n Rouge』以来、31年ぶりの再コラボレーションによって誕生した。このたび、ストーリーと楽曲の歌詞が結びついた本作の世界観を伝えたいという思いから、「永遠のもっと果てまで」を一部使用した特別映像が完成。映像では、幼い頃に母と離れ離れになった少年ピーターが、母と再会するためにネバーランドへと旅立ち、若き日のフック船長や森の戦うプリンセスであるタイガー・リリーとの出会いや、宿敵の黒ひげとの戦いを通して、"いちばんの魔法は信じるきもち"を学び成長していく姿が映し出される。楽曲にも「離れていても一人ではない。自分を信じよう」というメッセージが込められており、本作のストーリー同様に仲間や家族への絆や愛情が伺える。本作と自身の楽曲の共通点について、松田聖子は「ピーターが仲間や家族を信じて頑張る姿に胸がいっぱいになりました。一番の魔法は信じる気持ちなんだなあという事が、この映画を見て本当に分かりました。このすばらしい映画の日本語吹替版の主題歌に、『永遠のもっと果てまで』を選んでいただきまして、私もこの素晴らしい映画の一部になる事ができて本当に幸せです」と語っている。松田聖子は、10月1日に行われるジャパンプレミアに参加し、黒ひげ役のヒュー・ジャックマンや、ピーター役のリーヴァイ・ミラーと共演を果たす予定だ。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年09月30日歌手の松田聖子が、実写版ピーターパン『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)の日本語吹替版主題歌を担当することが決定し、楽曲「永遠のもっと果てまで」を使用した予告編が15日、公開された。松田が洋画楽曲を担当するのは、今回が初めて。デビュー35周年記念シングルとなる「永遠のもっと果てまで」(10月28日発売)は、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(松任谷由実)、編曲:松任谷正隆という再コラボレーションで誕生した。この作家陣での新曲は、1984年2月1日発売のシングル「Rock’n Rouge」以来、31年ぶりとなる。松田は「物語の素晴らしさ、そして映像の美しさにとても感動しました。ピーターが仲間や家族を信じて頑張る姿に胸がいっぱいになりました。一番の魔法は信じる気持ちなんだなあという事が、この映画を見て本当に分かりました」と本作の感想を語り、「私もこの素晴らしい映画の一部になる事ができて本当に幸せです」と喜んでいる。配給元のワーナー・ブラザースは「原作では永遠の少年であるピーター・パン。松田聖子さんもデビュー当時から変わらない人気と歌声を持ちながら活躍されている姿を見て、本作の主題歌を担当するに最もふさわしいと思い依頼しました」と起用理由を説明。「"あなたへと伝えたいこの涙の重さを"に代表される作品の感動を広げる素晴らしい歌詞、『永遠のもっと果てまで』という主題歌タイトルは作品の世界観にぴったり合っております」と太鼓判を押す。10月1日には、ヒュー・ジャックマン(黒ひげ役)、リーヴァイ・ミラー(ピーター役)、ジョー・ライト監督が来日するジャパンプレミアに松田も参加することが決定。豪華共演を前に、ヒュー・ジャックマンは「日本で大変有名な歌手、松田聖子さんが日本語吹替版に主題歌を提供してくださったと聞いて、とてもうれしく思います! ありがとうございます」と熱いメッセージを送っている。『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る本作は、今まで語られることのなかったピーターパンの過去を描いた物語。今回公開された映像では、空飛ぶ海賊船やネバーランドの美しい風景、そして、人間ドラマが描かれ、少年ピーターが仲間との出会いや絆、敵との闘いを通して、"いちばんの魔法は信じるきもち"ということを学び成長していく姿が見られる。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年09月15日英国バレエを代表する振付家、ピーター・ダレルによる『ホフマン物語』。日本での上演機会が少ないこの作品を、新国立劇場バレエ団が今シーズンのオープニング作品に選んだ。昨年から新国立劇場の舞踊芸術監督に就任した大原永子は、ダレルが設立したスコティッシュ・バレエで長くプリンシパルを務め、「ダレルのミューズ」とも呼ばれたダンサー。今作に登場する3人の女性すべてを踊った経験もある。ダレルの薫陶を受けた彼女が、新国立劇場バレエ団にその踊りを直伝する。【チケット情報はこちら】『ホフマン物語』はバレエでは珍しい、男性が主役の物語。タイトルロールのホフマンを演じる男性ダンサーは、ひとりで20代から初老までの年代を演じることとなる。また、1幕では人形オリンピア、2幕では病弱なアントニア、3幕では魔性の女ジュリエッタと、それぞれの幕でホフマンがまったく違うタイプの女性に恋をするため、観客は幕ごとに変わる3人の女性ダンサーによる多彩な踊りを楽しむことができる。「3作のまったく違う演目を観ているような気分になるのが『ホフマン物語』の魅力。悲劇でありながらファンタジックな部分もあり、ビジュアル的な要素にも優れている作品です。今回は衣裳も装置も新制作で、すばらしい世界をお届けできると思います」と自信をのぞかせる大原。今回は大原はもちろん、ダレルの振付を世界中で教えているコレオロジストのジュリー・ヘイドンも参加する。ホフマンを踊る福岡雄大は「一幕ごとに違う女性に恋をしては振られる役。幕ごとに異なった表現ができれば」と意気込む。アントニア役のプリンシパル小野絢子は「先日、ジュリーさんがひとりひとりの役に関して時代背景や性格などを話してくださいました。アントニアはどんな性格か、理解して踊りたい。そして今この時期に、このバレエ団に『ホフマン物語』を持ってきてくださったことに感謝したい」と感慨深げ。同じくアントニアとジュリエッタの二役を踊るプリンシパルの米沢唯は一転、「ジュリエッタは自分の髪で演じることになるのですが、人生初のパーマをかけるのが楽しみです」と会場を笑わせた。「私はバレエに行き詰っていたときにダレルに出会い、“私が踊りたいバレエがここにあった!”と感じました。彼がいなければ今の私はありません。かつての私のように、今回のダンサーたちにも今作を通じて何かを見つけてほしいと思います」と語る大原。新しい「ホフマン物語」の歴史がいまはじまろうとしている。公演は10月30日(金)から11月3日(火・祝)まで東京・新国立劇場 オペラパレスにて上演。チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2015年09月11日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10日、フィリップスのエントリー向けイヤホン「SHE9720」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,980円。SHE9720は、2013年に発売された「SHE9710」の後継モデル。ネオジウムマグネットを採用した8.6mm径ドライバーを採用する。本体にターボバス孔(空気孔)を設けることで低域再生力を高めている。さらに、角度の付いたアコースティックパイプとイヤーキャップが雑音を抑制。繊細な音質を聞き分けるサウンドエンジニア"Golden Ear(ゴールデンイヤー)"が、開発から最終審査まで一貫して関わっている。主な仕様は、周波数特性が6Hz~23.5kHz、インピーダンスが16Ω、感度が103dB、最大入力が30mW、ケーブル長が1.2m、重量が11g。カラーはブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色。イヤーキャップ(S/M/L)、キャリングケース、ケーブルキーパーが付属する。
2015年09月10日フィリップス エレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は9月1日、タブレット型超音波診断装置「VISIQ」の販売を、フクダ電子を通じて同日より開始すると発表した。「VISIQ」はタブレット型タッチパネル式の専用本体と、USBで接続する腹部用のコンベックスプローブ「C5-2」トランスジューサーという構成で、複数の画像自動最適化機能を備え、高画質で簡便に超音波装置を行うことができる装置となっている。タッチパネルはピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小を操作できるなどスマートフォンやタブレットPCと同様に直感的な操作方法が可能。また、2D、カラーMモード、パルスドプラなど検査に必要なモードを揃え、腹部全般の検査に対応できるほか、産婦人科用の計測アプリケーションも搭載している。価格はオープンで、フィリップスは国内初年度の販売台数は約250台を見込んでいる。
2015年09月01日●やさしさの7000シリーズと早さの5000シリーズフィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月25日、電気シェーバー「7000シリーズ」2製品と「5000シリーズ」5製品を発表した。発売はいずれも9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は7000シリーズが19,800円前後から、5000シリーズが8,980円前後から(いずれも税別)。○肌に「密着」する2シリーズ今回の発表を機に、フィリップス エレクトロニクス ジャパンはシェーバーのラインナップを整理し、フラッグシップの9000シリーズ、肌へのやさしさにこだわった7000シリーズ、スピードを重視した5000シリーズとした。7000シリーズは「センソタッチ2D」シリーズの後継で5年ぶり、5000シリーズは「アクアタッチ」シリーズの後継で3年ぶりの新製品となる。なお、9000シリーズは2014年発売のモデルを継続して販売する。フィリップスのシェーバーは、3基のシェービングヘッドを持った回転式を採用する。回転式は、往復式に比べて顔の輪郭にフィットしやすく、異なる長さやさまざまな方向に生えたヒゲをキャッチできるのも特徴だ。7000シリーズと5000シリーズでは、回転式の強みともいえる肌への密着性を高め、フラッグシップの9000シリーズに迫る密着性を実現した。これにより、凹凸が多いあごの下や喉もとなどをより滑らかに剃れるようになり、7000シリーズでは肌あたりのやさしいシェービングを、5000シリーズではよりスピーディーなシェービングを追求している。○敏感肌の人にオススメ「7000シリーズ」7000シリーズは、肌にやさしいシェーバーを目指したモデル。日本人男性を対象に調査した結果、半数以上が「自分は敏感肌だ」と感じ、シェーバー購入時に「肌へのやさしさ」を重視しているという調査結果に着目して開発された。シェービングヘッドには、微細なビーズコーティングを施した「スキンコンフォートリング」を採用。肌との接触箇所を少なくすることで摩擦を低減し、滑らかな肌あたりを実現している。また、「5方向ダイナミックフレックスヘッド」により、顔の輪郭に隙間なく密着したシェービングが可能だ。肌あたりよく調整された外刃とヒゲを根もとから引き上げる内刃を採用した「ジェントルプレシジョン刃」によって、スムーズな深剃りとやさしい肌あたりの両立を図っている。第三者調査機関での試験結果をふまえて「フィリップス史上最高の肌へのやさしさ」を謳う。推定市場価格は充電洗浄機付きの「S7310/26」が24,800円前後、充電洗浄機なしの「S7310/12」が19,800円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW60×D63×H164mm、重量は164g。本体色はホワイト&ブルー。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間は約50分。IPX7相当の防水性能を持つ。○5000シリーズ日本人男性を対象に行った調査によると、7割以上が「素早く剃れる」ことを重要視している。これをふまえて開発されたのが5000シリーズだ。内刃の回転数を10%アップして早剃りできるターボモードを搭載し、すばやいシェービングができるシェーバーを目指した。「5方向フレックスヘッド」を採用し、顔の輪郭に密着しながら深剃りを実現。さまざまな長さのヒゲを捉える外刃と、寝ているヒゲを起こす特殊構造を組み合わせた「マルチプレシジョン刃」により、少ないストロークですばやくカットできるという。推定市場価格は「S5390/26」が16,800円前後、「S5390/12」が12,800円前後、「S5270/12」および「S5210/12」が10,800円前後、「S5075/06」が8,980円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW61×D67×H164mm、重量は173g。本体カラーはS5390/26およびS5390/12がブラック&レッド。S5270/12とS5075/06が本体色がブラック、S5210/12がブラック&ホワイト。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間はS5390/26とS5390/12が約45分、S5270/12、S5210/12、S5075/06が約40分となっている。●日本のヒゲ剃り環境を研究して開発○シェービングのトラブルを分析して開発8月25日には製品発表会を開催。フィリップス エレクトロニクス ジャパン メンズグルーミング マネージャーの藤井崇雅氏が登壇し、製品開発の背景や製品の詳細について説明した。シェーバーは、フィリップスがワールドワイドで展開する製品カテゴリで、開発も本社のあるオランダを中心に進められている。とはいえ、実は日本は世界に冠たるヒゲ剃り大国で、フィリップスは日本市場を重視しているという。藤井氏は「世界的に見ると、ヒゲをたくわえたり、整えて生やしたりという人が増える傾向にある。そんななか、日本だけはヒゲをすべて剃る人がほとんどで傾向に変化もない。また、日本は電気シェーバーが普及しており、成人男性のほぼ半数がシェーバーを使っている(残り半数は安全カミソリを使用。両方使用する人もいる)。このため、日本のシェーバー市場は米国や中国に次ぐ3位だが、とても重要視されている」と述べる。広尾プライム皮膚科院長で医学博士の谷裕子先生によれば、シェービングトラブルの多くは、無用な圧力や過度な摩擦に由来する肌の痛みや赤み。清潔な刃でヒゲを剃るのは大前提として「短時間で効率的に少ない圧で剃ることが大切」、そのために「しっかり肌に密着するシェーバーを選ぶべき」だそうだ。回転式シェーバーは往復式シェーバーに比べると、あご下の凹面と頬の凸面のどちらにも少ない圧で密着でき、さらにより広い接触面積を実現できるという優位点を持つ。これらの調査結果を背景に、肌にやさしい7000シリーズと、すばやく剃れる5000シリーズという2つのコンセプトがワールドワイドで採用されたという。日本市場向けに工夫したところとして、藤井氏は「7000シリーズにおいて、シェーバーの本体カラーでは珍しい白を採用した」と語る。プレミアム感と清潔感を醸し出すカラーとして、チャレンジングな投入だそうだ。また、5000シリーズについては「日本の若年層から高い支持を得られそうな色とカタチを目指した」とする。発表会の会場では、製品が展示され、実際に手にとって試せた。回転式と往復式のちがいを見るデモでは、凹凸のあるラバーボードにホワイトボード用のペンで書かれた落書きを、布をかぶせたシェーバーヘッドでこすり、効率よく消せる様子を実演。回転式は無理に押し付けなくても肌に密着するとアピールしていた。
2015年08月25日●手磨きの10倍、歯垢を除去フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月20日、音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー」の新モデルとして、歯垢除去に特化した「ソニッケアー フレックスケアー プラチナ」と舌の汚れを除去できるブラシが付属した「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」、ステインオフに特化したモードを持つ「ソニッケアー ヘルシーホワイト プラス」を発表した。9月上旬から順次発売する。価格はいずれもオープン。ソニッケアーは音波水流を起こして歯の汚れを除去する電動歯ブラシ。音波水流は毎分約31,000回の超高速振動とブラシヘッドの幅広い振幅によって発生。歯間などブラシが届きにくい箇所のバイオフィルムを押し出して、洗い流す効果があるという。○ソニッケアー フレックスケアー プラチナソニッケアー フレックスケアー プラチナは、「ディープクリーンモード」を新しく搭載したモデル。ディープクリーンモードは磨き残しやすい箇所などに適したモードで、洗浄する動きと歯ぐきを刺激する動きを交互に行い、3分間ブラッシングする。また、歯垢除去に特化した「アダプティブクリーンブラシヘッド」が付属する。アダプティブクリーンブラシヘッドは、ブラシ毛の根もとにゴム素材を使用し、毛先の可動領域を広げた替えブラシだ。ゴム素材を採用したことで、ブラシがしなやかに動き、歯と歯ぐきに毛先がフィットする。同社の替えブラシ「ダイヤモンドクリーンブラシヘッド」と比較して、約4倍の面積を効率よく磨けるという。手磨きと比較して約10倍の歯垢除去力を実現した。ブラッシングモードはディープクリーンのほか「クリーン」と「ホワイト」の計3モード、強さは「高(ノーマル)」「中(センシティブ)」「弱(エキストラソフト)」の3段階から選択可能だ。サイズは直径31.8mm×高さ252mm、重量は143g。約24時間でフル充電され、1日2回・2分間使用した場合、約3週間の使用が可能だ。紫外線除菌器が付属する「HX9172/28」と付属しない「HX9112/27」の2モデルを用意。発売は9月上旬で、推定市場価格はHX9172/28が24,800円前後、HX9112/27が19,800円前後だ(いずれも税別)。○ソニッケアー ダイヤモンドクリーンソニッケアー ダイヤモンドクリーンは、ソニッケアーの最上位モデルに当たる。新開発の「舌磨きブラシヘッド」が付属。舌磨きブラシヘッドは、表面に200個以上のミクロの凹凸を備える舌専用替えブラシ。凹凸が舌乳頭に入り込み、舌の汚れを除去する。別売のマウスウォッシュと併用可能だ。ブラッシングモードは「クリーン」「ホワイト」「ガムケア」「センシティブ」「ポリッシュ」の5モード。サイズはW28×D31×H256mm、重量は135g、充電についてはソニッケアー フレックスケアー プラチナと共通。カラーはホワイト「HX9308/80」とピンク「HX9318/80」の2色。発売は9月中旬で、推定市場価格は税別26,800円前後だ。○ソニッケアー ヘルシーホワイト プラスソニッケアー ヘルシーホワイト プラスは、電動歯ブラシ初心者に向けたモデル。着色汚れ(ステイン)の除去に特化し、強さを3段階で選べるようになった。ブラッシングモードは「クリーン」と「ホワイト」の2モード、強さは「高(ノーマル)」「中(センシティブ)」「弱(エキストラソフト)」の3段階から選択可能だ。サイズはW30×D31×H250mm、重量は133.8g。約48時間でフル充電され、1日2回・2分間使用した場合、約3週間使用できる。発売は9月上旬で、推定市場価格は税別12,800円前後だ。なお、今回新しく替えブラシのラインナップに追加されたアダプティブクリーンブラシヘッドと舌磨きブラシヘッドは単独でも発売される。推定市場価格はアダプティブクリーンブラシヘッドが2本入りで3,180円前後、舌磨きブラシヘッドが2本入りで1,980円前後(いずれも税別)。次ページでは、製品発表会の様子をレポートする。●ソニッケアーの替えブラシは7種類にフィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月20日、製品発表会を開催。電動歯ブラシの市場概況や、日本の消費者が抱える口腔内の悩み、そして今回の新しいラインナップ投入に至った背景などが説明された。○オーラルケアは自分の健康のため? 身だしなみのため?フィリップス エレクトロニクス ジャパン オーラルヘルスケア シニアマネージャー 今野麻木氏によれば、日本の消費者は「歯垢・歯石」「口臭」「歯の変色・着色」という大きく分けて3つの悩みを抱えている。また、「自分自身の健康のために口腔ケアを行う」タイプと「身だしなみとして口腔ケアを行う」タイプに分けられるとも説明した。これらを踏まえ、自分自身のために口腔ケアを行う層に向けて「ソニッケアー フレックスケアー プラチナ」を、身だしなみとして口腔ケアを行う層に向けて「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」「ソニッケアー ヘルシーホワイト」を開発した。○歯ブラシで舌ゴシゴシはNG!?続いて、フィリップス エレクトロニクス ジャパン キーアカウントマネージャー 歯科衛生士 上村泰子氏が登壇し、替えブラシの使い方などについてレクチャーした。アダプティブクリーンブラシヘッドと舌磨きブラシヘッドの追加によって、ソニッケアーの替えブラシは全部で7種類に拡充。それぞれの口腔環境に合わせて適切なものを選べるという。今回、ソニッケアーで初めて舌専用の替えブラシが追加されたが、上村氏は「誤った舌清掃は、出血や味覚障害などを引き起こしうるため非常に危険」だと語る。「歯磨きに使った歯ブラシで最後に舌を磨く人が多いが、これはブラッシング時の汚れがそのまま舌に集まってしまうため、汚れを除去するどころか、余計に汚す結果になってしまう。ゴシゴシと力まかせにこすってしまうと、舌乳頭の先端が折れてしまい、出血などにつながる」(上村氏)。舌磨きブラシヘッドでは、微細な凹凸と音波振動によって舌の汚れを浮かび上がらせ、かき出す。奥から手前にゆっくり動かすことで舌清掃が完了する。
2015年08月20日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月18日、男性向けグルーミング製品としてヒゲトリマー「BT5200/15」と「QT4013/15」、「MG1100/16」、ヘアーカッター「HC5438/15」と「HC3418/15」、「HC3400/15」を発表した。発売は9月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、BT5200/15が6,980円前後、QT4013/15が4,980円前後、MG1100/16が2,980円前後、HC5438/15が5,480円前後、HC3418/15が2,980円前後、HC3400/15が2,480円前後(いずれも税別)。○ヒゲトリマーBT5200/15は、本体のダイヤルによって最小0.2mm単位、17段階の長さ調節が可能で、細かくヒゲの長さを整えたいユーザー向けの製品。「ヒゲリフトコーム」を新しく搭載しており、寝ているヒゲを起こしてムラのないカットを実現する。IPX7相当の防水性能を持ち、丸ごと水洗い可能だ。フィリップスのヒゲトリマーとして初めて「デュアルカットテクノロジー」を採用。デュアルカットテクノロジーは、2枚の刃先の角度や毛の取り込み構造、ボールベアリングによる摩擦の軽減によりカット性能を高める技術のことだ。シャープな切れ味を実現するという。QT4013/15は0.5mm単位、20段階の長さ調節が可能なヒゲトリマー。デュアルカットテクノロジーには対応していない。トリマー部にチタンコーティング刃を採用。本体は防水仕様ではないため、刃・コームのみ水洗い可能だ。MG1100/16には、デュアルカットテクノロジーを採用したヒゲスタイラー、細部のシェービングに役立つミニ網刃シェーバーが付属するほか、ヒゲスタイラーに取り付けるための長さ調整用コーム3種類(1.0mm / 3.0mm / 5.0mm)が付属する。IPX7相当の防水性能を持ち、本体を丸ごと水洗い可能だ。BT5200/15とQT4013/15は充電式。約1時間でフル充電され、最大約60分の使用が可能だ。MG1100/16は乾電池式(単3形乾電池×1本を使用)で、最大約120分の使用が可能だ。サイズと重量は、BT5200/15がW43×D45×H184mm/180g、QT4013/15がW36×D53×H165mm/146g、MG1100/16がW26×D27×H159mm/78g(電池除く)。○ヘアーカッターヘアーカッターは3製品ともデュアルカットテクノロジーに対応。また、髪を取り込むコームはカーブ状の新形状となった。カーブ形状によって寝ている髪も持ち上げてキャッチできる。そのほか、本体とコーム部分にスペースを設けたことで、カットした毛がコーム内に詰まりにくいという。全製品1mmから23mmまでの範囲で長さ調整が可能だ。HC5438/15は1mm単位で23段階、HC3418/15とHC3400/15は2mm単位で12段階の調節ができる。HC5438/15とHC3418/15は充電式。いずれも8時間でフル充電され、HC5438/15は最大約75分、HC3418/15は最大約60分の使用が可能だ。HC3400/15は一般的な家庭用コンセントに接続して使用する。サイズは全製品共通でW50×D50×H187mm。重量はHC5438/15が158g、HC3418/15が132g、HC3400/15が142gだ。
2015年08月18日●マッサージもできる洗顔ブラシ○タッピングエステ機能を持った「ビザピュア アドバンス」フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月5日、洗顔ブラシ「ビザピュア」の新製品として、タッピングエステ機能を追加した「ビザピュア アドバンス」(SC5320/10)を発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別22,800円前後だ。ビザピュアは、毎分250回の回転運動と毎秒110回の音波振動によって、手洗顔の約10倍の汚れ落ちを実現する電動洗顔ブラシ(フィリップス社調べ)。このたび発表されたビザピュア アドバンスは、洗顔ブラシ機能にタッピングエステ機能を追加した家庭用美顔器。専用の「タッピングヘッド」を装着すると、1分間に750回、エステティシャンのフィンガータッピングを模した動きを行う。リンパの流れに沿ってマッサージできるよう、電源ボタンを約2秒間長押しすることによって、左回転と右回転を切り替えられる仕様だ。別売のアタッチメントとして、「フレッシュアイヘッド」を用意。音波振動と回転運動に加えて、クーリングすることで、むくんだ目もとを引き締められるという。フレッシュアイヘッドの推定市場価格は税別3,480円前後だ。NFC(近距離無線通信)に対応し、装着されたヘッドを認識。ヘッドごとに設定されたプログラムに自動で切り替える。サイズはW45×D45×H200mm、ブラシを除く重量は144g。電源は内蔵バッテリーで、約6時間でフル充電される。最大で約60分の使用が可能だ。IPX7相当の防水性能を持つ。ノーマル肌用ブラシ、タッピングヘッド、充電スタンドなどが付属。カラーはパールグリーン。○洗顔ブラシ「ビザピュア」もリニューアルフィリップス エレクトロニクス ジャパンは同日、洗顔ブラシ「ビザピュア」(SC5278/15)も発表した。ノーマル肌用ブラシだけでなく、「アクネブラシ」が付属する。アクネブラシはノーマル肌用ブラシよりも約16%長い毛足を持ち、過剰分泌された皮脂や古い角質を除去。これによって、ニキビや吹き出物ができるのを防ぐという。サイズや重量、充電時間についてはビザピュア アドバンス(SC5320/10)と同様。推定市場価格は税別18,800円前後だ。次ページでは、フランスと日本で活躍するセラピストのCHICO SHIGETA氏も登場した製品発表会の様子をレポートする。●手軽にセルフケアできるデバイスを目指して○セルフマッサージを行っている女性が多い製品発表会には、フィリップス エレクトロニクス ジャパン ビューティカテゴリー マーケティングマネージャーの鍛治いく美氏が登壇し、製品の詳細について説明した。鍛冶氏はビザピュアの特徴を「数値に裏付けされた効果」と語る。ビザピュアは、手洗顔の約10倍の洗浄力を持ちながら、肌への圧力は手洗顔の約1/2であり、洗顔後の化粧水などの浸透率は手洗顔の約1.3倍を実現している(いずれもフィリップス社調べ)。現在、ビザピュアは20以上の国で販売されており、販売台数は累計で50万台を突破したそうだ。フィリップス社が女性の肌悩みについて調査を行ったところ、美容についての意識が高い人ほど、多岐にわたる悩みを抱えていることが分かった。そんな悩みに対して、実際に行っているケアについて質問すると、「自分の手でマッサージ」と回答する人が最も多かった。また、短い時間でできるケア、多機能な美顔器へのニーズも高まっている。そこで、セルフマッサージも行えるビザピュア アドバンスを開発したという。○SHIGETAメソッドをおうちで開発は、日本や海外で活躍する美容のエキスパートたちと共同で行った。特に、オーガニックコスメブランド『SHIGETA』主宰 CHICO SHIGETA氏は、ビザピュア アドバンスの効果を最大限に引き出すための「SHIGETAメソッド」を考案。約5分のケアで、フェイスラインの引き締め効果が期待できるという。SHIGETAメソッドの具体的な方法についてレクチャーする動画は、9月1日11時以降にフィリップスビューティのWebページにて公開される。発表会に登場したCHICO SHIGETA氏は、「ビザピュア アドバンスの開発チームと話した際、根底に女性の肌悩みに応えたいというスピリットがあると感じ、SHIGETAメソッドを開発することにした。短時間で効果が出やすいので、ぜひマスターしてほしい」と語った。
2015年08月05日フィリップスエレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は8月5日、脳動脈瘤の低侵襲治療に向けた画像解析システム「AneurysmFlow」の販売を開始したと発表した。同システムは、同社のX線血管撮影装置のイメージガイダンス機能として開発されたもので、頭蓋内動脈ステント留置治療による脳動脈瘤内部および親動脈血管内部の血流パターンの治療前後の変化をリアルタイムに画像解析することができる。これにより、従来のイメージガイダンスでは難しかった、血流形態を客観的にリアルタイムで認識することが可能となり、脳動脈瘤に対するフローダイバーターシステム治療の実施評価と、その方針決定に活用することができるようになる。「AneurysmFlow」の販売価格は2000万円(税込み、仕様により異なる)で、初年度は国内で約30台の販売を見込んでいる。
2015年08月05日フィリップスは3日、AH-IPSパネルを採用する21.5型 / 23型 / 25型ワイド液晶ディスプレイ3モデルを発表した。8月初旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込17,800円前後から。○257E7QDSB/11「257E7QDSB/11」は、ベゼル幅2.5mmの狭額ベゼルを採用する25型ワイド液晶ディスプレイ。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、液晶パネルはAH-IPSを採用する。独自技術「SmartContrast」では、色調整やバックライトの抑制を自動的に行い、コントラストを動的に調整する。画面に表示されるコンテンツを分析し、コントラスト / 彩度 / 鮮明度を調整する「SmartImage Lite」も搭載する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルがAH-IPS、視野角が横 / 縦ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が14ms(GTG)、スマートレスポンス時:5ms。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度は-5度~20度。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW577×D213×H436mm、重量は約3.73kg。店頭予想価格は税込24,800円前後。○237E7QDSB/11「237E7QDSB/11」は、画面サイズが23型ワイドのモデル。基本機能や仕様は「257E7QDSB/11」とほぼ共通。本体サイズはW532×D213×H414mm、重量は約3.21kg。店頭予想価格は税込19,800円前後。○227E7QDSB/11「227E7QDSB/11」は、画面サイズが21.5型ワイドのモデル。基本機能や仕様は「237E7QDSB/11」とほぼ共通。本体サイズはW499×D213×H398mm、重量は約2.96kg。店頭予想価格は税込17,800円前後。
2015年08月03日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは28日、フィリップスのポータブルBluetoothスピーカー「BT2200」「BT50」を発表した。発売は8月上旬の予定。価格はオープンで、推定市場価格は「BT2200」が6,980円前後、「BT50」が3,980円前後(いずれも税別)。○「BT2200」BT2200はIPX6相当の防水性能を持つBluetoothスピーカー。40mm口径のフルレンジドライバーを搭載している。本体にマイクを内蔵し、スマートフォンとのBluetooth接続時にハンズフリー通話が行える。内蔵バッテリーにより、最大約5時間の連続再生が可能。スピーカーの主な仕様は、定格出力が2.8W、周波数特性が40~20,000kHz±3dB、インピーダンスが4Ω。本体サイズはW107.3×H69.1×D58mmで、重量は200g。カラーはレッド、アクア、ブラックの3種類。○「BT50」BT50は、軽量で持ち運びに適したBluetoothスピーカー。防水には非対応となっている。内蔵バッテリーにより、最大約6時間の連続再生が可能だ。スピーカーの主な仕様は、定格出力が2W、周波数特性が100~16,000kHz±3dB、インピーダンスが4Ω。本体サイズはW61×H76×D61mmで、重量は100g。カラーはアクア、グレー、ライム、ホワイト、ブラックの5種類。
2015年07月28日毎夏、子どもたちと、かつて子どもだった大人たちを夢いっぱいのネバーランドへ誘っているミュージカル『ピーターパン』が今年35周年を迎える。現在9代目ピーターパンとして空を元気に飛び回っているのは、2012年ホリプロスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞した唯月ふうかだ。6月某日、その唯月をはじめ、初代・榊原郁恵、5代目・笹本玲奈、7代目・宮地真緒、8代目・高畑充希の歴代ピーターパンが顔を揃え、経験者ならではの話に花を咲かせた。チケット情報はこちら「ピーターパンって、体力的にツライんですよ…」という高畑の言葉に全員が大きくうなずき、一気に場は同窓会の雰囲気に。「でも先輩たちが生きて卒業されていったというのを励みにやっていました(笑)」と高畑。確かに歌もダンスもあり、しかもフライングもある。それを若い女優が演じるのは並大抵のことではないだろう。「フライングのための装置を背負って踊るなんて、他の舞台では経験したことがないですね」と笹本も苦労を話す。そんな中、榊原は「私の場合は、もちろん大変だったけれど、初めてのことで比較するものがなかった。でもこの作品がいい舞台だという自負があったから頑張れたの」と初代ならではの重みのある言葉。見どころとなるフライングにもそれぞれの思いがあるようで「私はすごく好き!ずっと飛んでいられればいいのにって思った。お腹に力が入るから、声もしっかり出るんですよ」と明るい声で話したのは宮地。笹本も「飛んでる間ってリラックスできるんですよね」と同意の声を上げる。一方で唯月は「私は実はジェットコースターとかも苦手で、最初は怖くて…。1年目は酔い止めを飲んで飛んでいました」という秘話を明かし、周りを驚かせていた。他にも劇中に登場する銀色の“妖精の粉”が必ず家まで付いてきてしまい、お風呂に入ると浮かんでくる…という話や、空から落ちる夢を見てしまうという話など、同じ役を演じていたもの同士、大いに盛り上がる一同。最後に現役・唯月が「35周年という年にやらせていただくのが光栄ですし、責任感をもって挑みたい。歌もダンスもフライングもすべて、少しでも成長したものを見ていただいて、子どもたちのヒーローになれれば」と意気込みを語ると、4人の先輩は可愛い妹を見つめるかのような優しい視線で「身体にだけは気をつけて」「体力をつけてね」「夏だから余計にね」と口々にエールを贈った。「毎年やっていると、どんどんお客さまの期待も高まっていく。でも次々と(代替わりし)みんながやっていくピーターパンがそこで生きている。どんどん膨らんでいくピーターパンをみていきたい」と榊原。35年間変わらず夢と冒険を客席に届けているこの物語は、彼女らの努力で実は進化し続けている。そんなところが、35年愛され続けている理由なのだろう。公演は7月20日(月・祝)から30日(木)まで東京国際フォーラム ホールC、8月2日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。チケットは発売中。
2015年06月17日○ソニッケアー エアーフロス ウルトラ HX8332/01フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月16日、電動デンタルフロスの上位モデルとして「ソニッケアー エアーフロス ウルトラ HX8332/01」(以下、HX8332/01)を発表した。発売は7月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,800円前後だ。HX8332/01は、歯間の歯垢除去率99.9%を実現した電動デンタルフロス。ワンプッシュで3連続のジェット噴射を行う独自技術「トリプルバーストテクノロジー」を搭載。加圧された空気でミクロの水滴を噴射することで、歯ぐきにやさしく歯間を洗浄する。ジェット噴射の回数は1 / 2 / 3回から選択可能だ。ノズルには新開発の専用高性能ノズルを採用。従来モデルに比べて幅広い範囲を洗浄できる。サイズはW40×D53×H243mm、ノズルを含む重量は164.7g。約24時間でフル充電され、上下顎を1日1回洗浄した場合、最大約8日間の使用が可能だ。○継続しにくい歯間ケアフィリップス エレクトロニクス ジャパンは同日、新製品説明会を開催した。フィリップス エレクトロニクス ジャパン オーラルヘルスケア シニアマーケティングマネージャーの前橋香代子氏が登壇し、口腔洗浄器の市場動向のほか、新製品の開発背景、特徴などを説明した。デンタルフロスや歯間ブラシなど手動の歯間洗浄器具を使用している人にアンケートをとったところ、4割の人が継続使用できていない現状が明らかになった。なぜ継続的に使用できていないかというと、「使いづらい」「血が出る」「手を口に入れるのが不潔」などの不満を抱えているからだという。こうした人は電動口腔洗浄器を購入する理由として、「短時間」「簡単」「今まで落とせなかった汚れを落とす」「口の中をスッキリできそう」などを多く挙げる。そこで、短時間で簡単に歯間ケアしたい人、口の中をスッキリさせたい人、今まで落とせなかった汚れを落としたいと思っている人をターゲットに、今回のHX8332/01を開発した。
2015年06月16日●ヨーロッパ生まれのプレミアムヘッドホンPhilips(フィリップス)から登場した「Fidelio M2BT」はBluetoothに対応したオンイヤー型ワイヤレスヘッドホン。スタイリッシュな外観もさることながら、音にこだわるユーザからも熱い視線が注がれる新製品だ。そのM2BTを、Apple WatchとXperia Z Ultra SOL24で聴き比べてみた。○ヨーロッパ生まれのプレミアムヘッドホンFidelio(フィデリオ)は、蘭Philipsが設立した欧州生まれのプレミアムオーディオブランドだ。ヘッドホン、イヤホンなどプライベートオーディオを中心に製品を展開。音の特性を聴き分けるトレーニングを重ねた「Golden Ears」と呼ばれる音の職人たちによる徹底したサウンドチェックもあり、世界のオーディオファンから高い支持を集めている。M2BTは、そのFidelioブランドのワイヤレスヘッドホン。口径40mmのネオジウムマグネット採用ドライバーを搭載し、バスレフ構造のハウジングにより豊かな低域表現を可能とした。表面に高品質レザーを奢ったイヤーパッドは、クッションに低反発素材を使用し長時間の装着も考慮。ハウジング部を90度回転させればフラットな形状となり、持ち運びも容易だ。ところで、M2BTには"姉妹機"といえるヘッドホンがある。それは同時期に発表された「F1」で、口径40mmのドライバーやハウジング、強化ファイバー素材を編み込んだヘッドバンドなど基本構成は共通。違いはBluetooth対応の有無で、付属のオーディオケーブルを使えばF1と同等のワイヤードヘッドホンとして活用できる。言い換えれば、F1にワイヤレス機能を加えたモデルがM2BTなのだ。対応するBluetoothのバージョンは4.0。コーデックはA2DP標準のSBCに加え、AACとaptXをサポートする。NFCにも対応しており、Androidスマートフォン/タブレットなど対応機器であれば軽くタッチするだけでペアリングが完了する。290gという軽さながらバッテリーを内蔵、約3時間の充電で約10時間の連続ワイヤレス再生が可能なこともポイントだ。ワイヤレスで曲操作もできる。右耳側のハウジングには「イヤーシェルコントロール」と呼ばれるBluetooth/AVRCP対応リモコンを装備、再生/停止や曲送り/戻し、音量調整と通話切り替えをジョグダイヤル風のボタンで行える。●"送り出し側"で音は大きく変わる○"送り出し側"で音は大きく変わるFidelio M2BTはワイヤードのヘッドホンとしても利用できるが、その真骨頂はワイヤレス。ここまで記事を読み進めていただいた向きも、Bluetooth接続で聴いたときの音が気になっているに違いない。Bluetooth/A2DPで必須のコーデック(SBC)に加え、より高圧縮/高効率なAAC、それをも上回るaptXで聴けるとすればなおさらだ。試聴には、aptXに対応するプレーヤーとしてXperia Z Ultra SOL24、AACに対応するプレーヤーとしてApple Watchを用意した。Apple Watchはプレイリストを同期すると自律的な再生が可能となり、SBC/AAC対応というiPhone/iPadとスペック的には同水準のプレーヤーになることはあまり知られていないため、敢えて起用したというわけだ。スタイリッシュな新製品同士の組み合わせは、Bluetoothオーディオの再生環境として先端を行くと言っていいだろう。まずは、ワイヤードヘッドホンとしての実力を検証。低域を若干強調しつつも全体の傾向はフラットで、音の輪郭もしっかり。スネアドラムのアタックから収束までもすばやく、ハイハットの音もヌケがいい。ベースの量感は多めで、ロックやハウス系の曲にドライブ感を添える。ワイヤードヘッドホンとしての音を基準に、Apple WatchとペアリングしてBluetooth(コーデックはAAC)で聴いてみると、だいぶ印象が変わる。Apple Watch側の問題と思われる再生開始直後の音飛びはともかく、音の情報量が減り全体的に"痩せて"しまうようだ。タイトな印象だったベースの音も、打って変わってモタつき気味に。同じくコーデックにAACを使うiPhoneが同傾向だったことも、ひと言添えておきたい。ただし、腕に巻いておくだけのApple Watchは機動力抜群、移動時の使用ではまた別な魅力を放つに違いない。送り出し側をaptX対応のXperia Z Ultra SOL24に変えると、再び印象は一変する。輪郭の鮮明さや音場感、ボーカルの定位はワイヤードのときに近く、低域のレスポンスもスピーディー。Apple Watch(AAC)のときは明らかに痩せてしまった音が、だいぶ元の水準に戻ったよう。ポップスを気軽に楽しむときはともかく、音の微妙なニュアンスを感じたいときはaptX対応のスマートフォン/オーディオプレイヤーがお勧めだ。質感高くワイヤレス再生時の音も高水準なFidelio M2BTだが、一つ念押ししておきたい。頭の形が縦長のヨーロッパ人向けにデザインされているのか、少々側圧が高めだ。外耳を押す構造のオンイヤータイプということもあり、どの程度連続使用するのかを頭に入れつつ、店頭で試してみるとよいだろう。なお、この5月よりオンキヨー&パイオニアイノベーションズがフィリップスのオーディオ製品の国内代理店をつとめている。
2015年06月15日