・イェルチンの両親が、「アントンの死は車の重大な欠陥により引き起こされたもの」として懲罰的賠償を求め、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)をはじめとする企業に訴訟を起こす予定だという。「TMZ.com」が伝えている。アントンの両親は、アントンの愛車の2015年製ジープ・グランド・チェロキーの製造元FCA、自動車部品メーカーのZFノース・アメリカ、自動車のリテーラー・オートネーションの3社に対し、現地時間の本日午前11時にロサンゼルス高等裁判所に訴状を提出するという。アントンの死後、FCAは同型ジープのオーナーたちから「シフトレバーの重大な欠陥があり、アントンを含め300人以上がこの欠陥によって亡くなった」としてすでに集団訴訟を起こされている。その欠陥とは、運転者がシフトをパーキングにしたつもりでも、実際にはニュートラルに入ってしまうというもの。あまりにも突然で衝撃的だったアントンの死を嘆き、お悔やみの言葉を贈るファンに対し、両親は「The Hollywood Reporter」誌の1ページに広告を出してアントンの写真と共にお礼の手紙を掲載。ファンからの花束やプレゼント、無条件の愛を注いでくれていることに感謝の気持ちを伝え、「アントンはこんなにも多くの人の心や魂に触れることができて、びっくりしていることでしょう。本当にありがとう」と綴っている。(Hiromi Kaku)
2016年08月02日FCAジャパンが展開するクライスラー・ブランドのセダン「300」がマイナーチェンジし、10月17日から全国のクライスラー正規ディーラーで販売開始される。今回のマイナーチェンジでエクステリア・インテリアのデザインを変更。エクステリアは大型グリルをはじめ、フロントのデザインが大きく変更された。フロントフォグランプにはLEDを使用している。ヘッドライトベゼル、ホイールカラー、テールランプ、ウインドーモールディングをブラックで統一し、よりスポーティなイメージとした。インテリアはインストルメントパネルとセンターパネルに改良を加え、質の高い素材を採用するとともに、最先端の技術を導入した。ナビゲーションシステムやセンターパネルの意匠を一新したほか、インストルメントクラスターにフルカラー7インチディスプレーを搭載。プレミアムスピーカーを標準設定としている。安全性も向上が図られ、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、LaneSense車線逸脱警報プラス、前面衝突警報プラス(クラッシュミティゲーション付)などが標準装備された。価格は、286PSの3.6リットルV型6気筒エンジンを搭載する「300S」が577万8,000円、476PSの6.4リットルV型8気筒エンジンを搭載する「300 SRT8」が756万円(ともに税込)。
2015年10月12日フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、「パンダ」にマニュアルトランスミッションを搭載した限定車「パンダ MT」を全国のフィアット正規ディーラーで販売開始した。同限定車は「パンダ イージー」をベースに、5速マニュアルトランスミッションを装備した。ドライビングの楽しさを体感できるシフト操作の魅力を提供するとともに、低価格なベースモデルよりもさらに価格を下げた。エンジンは875ccの直列2気筒8バルブターボのツインエアを搭載。JC08モード燃費17.9km/リットルと高い経済性を発揮しながら、85PSとパワフルで、軽量なモディとも相まってパンチのある走りが可能となっている。価格はベースモデルよりも10万円安く、200万円をきる199万8,000円(税込)。イタリアンレッド50台、アイスホワイト50台、計100台の限定販売となっている。
2014年11月04日フィアット クライスラー ジャパンは10月4日、「パンダ」の四輪駆動モデルである「パンダ 4x4」を全国のフィアット正規ディーラーで販売開始する。国内の輸入車四駆モデルとしては最廉価なモデルとなる。同モデルは、初代および2代目の「パンダ」で人気を博した四輪駆動モデルを、3代目となる現行の「パンダ」として初めて国内に導入したもの。現在、国内で展開されている外国メーカーの四輪駆動車として、最も安価な価格となっているという。ちなみに同モデルの次に廉価なモデルは、同じフィアット クライスラー ジャパンが扱う「ジープ コンパス リミテッド」となっている。オンロードではコンパクトカーならではの機動性を発揮しながら、オフロードでも高い走破性を発揮するのが同モデルの特徴。電子式ディファレンシャルロック(ELD)が装備されたことによって、四輪をロックした走行が可能で、本格的なオフロードモデルに匹敵する走りが可能となった。エンジンは高水準な環境性能、とくに燃料消費率が好評を博している2気筒エンジン「ツインエア」。6速マニュアルトランスミッションの組み合わせで、街でも山道でも意のままに操ることができる。フィアットブランドの車両として初めて、衝突被害軽減ブレーキ「シティブレーキコントロール」が搭載されたことも特徴。時速30km未満での走行中、レーザーセンサーが前走車を探知し追突する可能性があると判断した場合、自動でブレーキを作動させる。「パンダ 4x4」の価格は251万6,400円(税込)。全国限定340台の販売となる。
2014年09月26日フィアット クライスラー ジャパンは11月2日、「500S」の限定車「500S Automatica」(チンクエチェント エス オートマティカ)を、全国のフィアット正規ディーラーで発売する。 「500S Automatica」は、5月に発売した「500S」がベース。エクステリアにリアルーフスポイラーや専用フロント / リアバンパー、専用デザインの15インチアロイホイールを採用するスポーティなモデルだ。ターボ付きの0.9リットルのターボ付きツインエアエンジンは85PSを発揮し、1,010kgと軽量な車重と相まってパワフルな走りを見せる。 「500S」はマニュアルトランスミッションのみの設定だったが、「500S Automatica」ではATモード付き5速シーケンシャルマニュアルトランスミッション「デュアロジック」を搭載するのが最大の特徴。スポーティな走りに快適性をプラスした。ボディカラーには、これまで「500S」では設定のなかった「カントリーポリタンイエロー」を採用。「500」の限定色として人気が高いカラーだ。 ブラック基調のスポーツシートや、スポーツステアリングなどを採用したインテリアはベースモデルから継承される。価格はベースモデルの8万円アップにとどまる233万円で、全国限定100台の販売となる。
2013年10月18日フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、成長戦略の柱となる正規ディーラーネットワークの拡充を加速すると発表した。2012年度中にフィアット / アルファロメオ正規ディーラーと、クライスラー・ジープ・ダッジ正規ディーラーをそれぞれ10店舗増やすという。同社の2012年1~8月の販売台数は、アルファロメオが3,133台で前年同期比133.1%増、ジープが3,074台で前年同期比55.9%増など、増加が著しい。また、フィアット、アルファロメオ、ジープの3ブランドはすべて外国メーカー新車登録累計台数の上位10位以内に入っており、きわめて好調だ。こうした状況を受けて、同社では正規ディーラーネットワークの拡充を今後の成長戦略の中心に位置づけるという。フィアット、アルファロメオについては東京エリアに力を入れ、クライスラー・ジープ・ダッジについては全国レベルの店舗数増加を図る。こうした店舗数増加によって販売台数を増やすだけでなく、年内に再投入を予定しているクライスラーの新しいブランドイメージの構築も進めるとしている。おもな店舗として、フィアット / アルファロメオは9月29日に函館、11月中旬に天白(名古屋)、12月上旬に小山(栃木県)などを、クライスラー・ジープ・ダッジは10月5日に山口、10月17日につくば、10月20日に熊本をオープンの予定。フィアット / アルファロメオ正規ディーラーは74店舗から84店舗へ、クライスラー・ジープ・ダッジ正規ディーラーは53店舗から63店舗に増加する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日電気自動車企画のレッドスターはこのほど、電気自動車「フィアット500EV」を発売した。1965~1968年に生産された「500F」をベースにEV化したモデルだ。レッドスターはこれまでにも、意欲的な電気自動車を企画、生産している。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で人気モデルとなったデロリアンについては、デロリアン・モーター・カンパニー日本法人を設立(詳細は本誌既報の通り)。2013年の販売を目指してEV化したデロリアンの発売準備を進めている。また、米国の人気テレビドラマ『ナイトライダー』に登場する「ナイト2000」もEV化して発売し、大きな話題となった。今回発売される「フィアット500」も、映画『ルパン三世 カリオストロの城』で話題を呼んだモデルだ。仕様としては、最高出力は10~100馬力までで、要望により調整可能。ユーザーの要望に沿ったカスタマイズが可能となっている。充電時間は8時間(急速充電非対応)、継ぎ足し充電も可能。充電プラグは100V(アース付)、200V丸型、200V平型対応。充電スタンドコネクタ搭載も可能。保証は1年保証となっている。価格は780万円で、車検および陸運局への登録、納車費用を含めた価格となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、Twitterを活用したキャンペーン「FIAT Hot Summer CAMPAIGN」を開始した。フィアットと同じくイタリア・トリノで誕生した人気ブランドであるペルソールやスペルガのアイテムがプレゼントされる。このキャンペーンは夏の到来がひとつのテーマになっており、応募するには夏らしさが感じられる自慢の画像が必要。その画像をTwitterを利用した写真共有サービスであるTwitpicへ、「#fiathotsummer」のタグを付けて投稿することで応募となる。投稿者の中から抽選で、フィアットと同じイタリア・トリノのブランドであるペルソールのサングラスとフィアットキャップのセットが2名に、スペルガのスニーカーとフィアットキャップのセットが20名に当たる。ペルソールは1917年に誕生したアイウェアブランドで、ハリウッドスターをはじめ多くに人に愛されている。スペルガは1911年に誕生した、イタリアが世界に誇るスニーカーブランド。また、同キャンペーンはフィアットの情報発信基地である「FIAT CAFFE」と連動しており、キャンペーン期間中は夏にぴったりのメニューとして、イエロートマトのアラビアータ(ランチセットで1,200円、ディナーは単品で1,500円)、イル マーレ イタリアーノ(600円)などが提供される。キャンペーンの期限は8月31日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月23日フィアット グループ オートモービルズ ジャパンおよびクライスラー日本はこのほど、両日本法人の組織を完全に統合し、新たに「フィアット クライスラー ジャパン」を創立したと発表した。本社オフィスは東京都港区芝に統合移転し、9日より稼働する。フィアットとクライスラーは2009年に世界的な提携関係を結び、フィアットはクライスラーに対して今年1月時点で出資比率が58.5%にまで増加している。日本でも両組織の統合作業が段階的に進められており、昨年には豊橋新車整備センターおよびトレーニングセンターを統合稼働、今年2月には両日本法人の経営陣を統合している。今回のフィアット クライスラー ジャパン発足にあたり、社長兼CEOのポンタス・ヘグストロム氏は、「それぞれの独自性と強いブランドイメージを最大限生かしながら、ひとつの組織として高い効率性と相乗効果を発揮することをめざし、新統合体制移行への準備を段階的に進めてまいりました」と話している。また、この統合により、「意思決定プロセスの迅速化を加速させ、正規ディーラーに対してより高いレベルのサポートと満足を提供する」と統合のメリットを説明している。新しいオフィスは、「イタリアとアメリカの異なる企業アイデンティティを融合し、心のグローバル企業のあり方を追求したオフィス空間をめざす」とのこと。企業オフィシャルサイトも新規開設され、各ブランドの最新ニュースを随時アップロードして内容充実を図る。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月08日