イタリア・フィレンツェの老舗ジェラートショップ「バディアーニ(Badiani)」が日本初上陸。1号店が神戸・ユーハイム元町本店内にて、2023年7月1日(土)にオープンする。フィレンツェの老舗ジェラート店「バディアーニ」日本初上陸1932年にジェラート発祥の地であるイタリア・フィレンツェにて誕生した老舗ジェラートショップ「バディアーニ」。2023年現在フィレンツェの店舗に加え、イギリスに12店舗、スペインに2店舗を展開しており、イタリアの伝統的な手法で作られる、高品質のジェラートを提案している。厳選した16フレーバーを用意そんな「バディアーニ」が日本初上陸。神戸にオープンする1号店では、バディアーニが誇るこだわりのジェラートの中から、厳選した16フレーバーを用意する。中でも注目のフレーバーは、バディアーニを一躍有名にしたミルクジェラート「ブォンタレンティ(Buontalenti)」だ。ジェラートは16世紀のイタリアで初めて作られたレシピに基づき、クリーム・牛乳・砂糖・卵といったシンプルな材料で構成。一度食べるとやみつきになる、濃厚でクリーミーな味わいが魅力となっている。“ココア&ヘーゼルナッツ”香る「ブォンタレンティ」もまた「ブォンタレンティ」を、ココアとヘーゼルナッツを使用したオリジナルソースでアレンジした「ブォンタレンティドルチェヴィータ(BuontalentiDolceVita)」も注目のフレーバーの1つ。濃厚かつなめらかなミルクジェラートと、芳醇な味わいココア、ヘーゼルナッツのハーモニーを楽しむことができる。【詳細】「バディアーニ 神戸元町店」オープン日:2023年7月1日(土)住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-4-13 ユーハイム神戸元町本店 1階奥営業時間:11:00~19:00 ※ユーハイム神戸元町本店に準ずる。定休日:水曜日 ※ユーハイム神戸元町本店に準ずる。
2023年06月11日イタリア・フィレンツェで2012年に誕生したコンテンポラリーなアウターブランド<DUNO(デュノ)>の正規輸入代理店 株式会社豊田貿易は、伊勢丹新宿店 本館1階 ISETAN Leafにて2022年11月2日(水)~11月8日(火)までの期間、限定ポップアップストアを開催いたします。詳細: DUNO_TOP店内では、定番から新作まで豊富なラインナップのコレクションを展開。昨年、即完売の店舗が続出したモデルが、今季はミドル丈の『JULIA B(ジュリアB)』として新色ブラウンを加えて登場。ゆったりとしたシルエットが人気の『PEGGIE(ペギー)』やトレンドのツイード素材をMIXしたモデル『BALLON L(L)』が並びます。DUNO(デュノ)らしくアウトドア要素を抑えたアイテムや都会的なスタイルのダウンアウターをバリエーション豊かにご用意しております。■JULIA BJULIA Bムートン切り替えのラグジュアリー感が漂う日本限定カラーモデル『JULIA B』165,000円(税込)■PEGGIEPEGGIEゆったりとしたシルエットが人気の『PEGGIE(ペギー)』88,000円(税込)【DUNO/デュノ】DUNO(デュノ)は2012年にイタリア・フィレンツェのエンポリで誕生した、グローバルでコンテンポラリーな新しいコンセプトのアウターブランド。DUNOのダウンアウターやコートは都会的で洗練されたカットやスリムなボリューム、革新的なデザインやスタイルと相まって、アドバンテージを高めています。ハイクオリティな素材使い、伝統的なイタリアンテイラリング技術と高い機能性の融合によって産み出されたアウターウェアは、防風、撥水性に優れ、タウンユースにマッチした利便性の高い機能を装備。DUNOならではのキャラクターとカルチャーを醸し出しながらも機能的で日常性の高いアウターは、どんな人にもリンクするスタイルです。【DUNO ポップアップストア概要】開催場所:〒160-0022東京都新宿区新宿3丁目14-1 伊勢丹新宿店 本館1階 ISETAN Leaf開催期間:2022年11月2日(水)~11月8日(火)営業時間:10:00~20:00■会社概要社名 : 株式会社豊田貿易代表取締役社長: 豊田 隆二本社所在地 : 東京都新宿区西新宿3-8-5 新栄ビル7F設立年 : 1984年事業内容 : 衣料品及び雑貨の輸入、卸売及び小売企業HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日宝塚花組の『フィレンツェに燃える』と『Fashionable Empire』全国ツアー公演が、10月14日、大阪の梅田芸術劇場メインホールで開幕する。同ツアーは大阪を皮切りに、横浜、長野、上田、名取、そして名古屋と、計6都市を巡る予定だ。ミュージカル・ロマンス『フィレンツェに燃える』は、1975年、雪組の汀夏子主演で初演された。作・演出は柴田侑宏。柴田はこの作品で、ドストエフスキーの「白痴」で描かれたような愛の二面性というテーマを、宝塚の舞台で追及し、芸術選奨新人賞を受賞している。47年ぶりとなる今回の再演では、新たに大野拓史が演出を担当した。19世紀半ば、国家統一運動の兆しが見え始めたイタリア、フィレンツェ。バルタザール侯爵には、対照的な性格のふたりの息子がいた。兄のアントニオ(柚香光)は、侯爵家の長男にふさわしい高潔で聡明な貴公子で、弟のレオナルド(水美舞斗)は奔放な性格の熱血漢だが、仲の良い兄弟だった。そこへ、遠縁の公爵の未亡人パメラ(星風まどか)が静養にやってくる。彼女は酒場の歌姫から公爵夫人に上り詰めた女性で、周囲の貴族からは敬遠されていたが、アントニオは一目で彼女に魅せられ、恋に落ちてしまう。レオナルドは、彼女が兄を破滅させるのではないかと危惧し、仲を裂くためにパメラを誘惑しようとする。出演はほかに、パメラの元恋人で憲兵のオテロに永久輝せあ、アントニオの幼馴染アンジェラに星空美咲、その婚約者レナートに聖乃あすから。ショーグルーヴ『Fashionable Empire』(作・演出稲葉太地)は、今夏上演された大劇場作品で、トップスター柚香光が、時代や流行の先端を行く洒落者が集う帝国のエンペラーに扮する、ストーリー仕立てのスタイリッシュなエンタテインメントだ。なお、10月22日16時30分開演の横浜・神奈川県民ホール公演は、全国各地の映画館でライブ中継が、タカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信が予定されている。また、宝塚バウホールでは、花組の若手を中心に編成された2組によって、バウ・ワークショップ『殉情』が上演される。谷崎潤一郎の小説「春琴抄」を原作に、石田昌也が脚本・演出を手がけたもので、95年と02年に絵麻緒ゆうの主演で上演、08年にはバウ・ワークショップとして再演され、早霧せいな、蓮水ゆうやが主演した。今回は竹田悠一郎が潤色・演出を担当する。主人公の佐助役は、10月13日から21日までが99期の帆純まひろ、10月30日から11月7日までは100期の一之瀬航季で、いずれもバウホールでは初主演。ヒロインの春琴役は、103期の朝葉ことの、104期の美羽愛がそれぞれ務める。こちらもライブ配信があり、帆純主演が10月21日15時公演、一之瀬主演が11月5日15時公演で実施される予定だ。文=原田順子
2022年10月14日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)の2021年リゾートコレクションより、新作シューズとバッグが全国のエミリオ・プッチ直営店に登場。フィレンツェのドゥオーモ広場を表現新作シューズとバッグには、サン・ジョヴァンニ洗礼堂がメインであるフィレンツェのドゥオーモ広場を描いたプリント柄「Battistero」を使用。同柄は、1950年代にブランドの創業者エミリオ・プッチがデザインしたスカーフのモチーフを復刻させたものだ。底が"カーフレザー"のエコバッグ全面に「Battistero」を用いた色鮮やかなエコバッグは、バッグの底にカーフレザーを使用しており、畳んでジッパーで閉じれば"ミニウォレット"のような見た目になるユニークなデザイン。カラーは、柔らかいピンク色のカーフレザーを用いた女性らしいエレガントなカラーリングと、ブラックのカーフレザーを用いたモダンでスタイリッシュなカラーリングの2色を取り揃える。室内外履けるスリッポンシューズ「Friulane」スリップオンシューズは、室内でも外でも使える、柔らかなラバーソールを配した履き心地の良いシューズだ。そんな「Friulane」スリップオンシューズの艶やかなベルベットに、「Battistero」を取り入れて華やかに仕上げた。落ち着いたパープルカラー・ライラックと、フェミニンなピンクの2色を用意し、いずれも1つ1つハンドメイドで丁寧に作り上げた。特別にデザインされたパッケージに入っているので、クリスマスのギフトにもおすすめだ。【詳細】エミリオ・プッチ「2021年リゾートコレクション」新作※2020年12月上旬現在発売中。取り扱い店舗:全国のエミリオ・プッチ直営店※店舗によって取扱い内容など異なる場合あり。アイテム:・Battisteroプリント Friulane ベルベットシューズ 24,000円+税全2色・Battisteroプリント パッカブルショッパーバッグ 45,000円+税全2色【問い合わせ先】エミリオ・プッチ・ジャパンTEL:03-5410-8992
2020年12月17日徳島県・鳴門市の大塚国際美術館では、“イタリア”をテーマとしたイベント第1弾「イタリア 花の都・フィレンツェ」を開催する。なお、当初は2020年4月1日(水)から5月31日(日)までの予定だったが、当面の間、臨時休館のため会期延期。“イタリア・フィレンツェ”テーマのイベント特殊技術により陶板に原寸大で再現した、1,000点を超える世界の名画に出会える大塚国際美術館では、2020年4月1日(水)から2021年3月31日(水)までの1年間、“イタリア”をテーマにさまざまなイベントを展開。その第1弾ではフィレンツェに焦点をあて、“花”をキーワードに名画の楽しみ方を紹介する。「花の都」とも呼ばれ、その町並みは世界遺産にも登録されているフィレンツェは、ルネサンス文化発祥の地であり、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエッロら多彩な芸術家を輩出。美術や建築の数々の傑作を育んだ。ボッティチェッリ《春》にちなんだ花壇やアートウォールまた、ウェヌス(ヴィーナス)や花の女神フローラなどの神々を優美に描いたボッティチェッリの《春(ラ・プリマヴェーラ)》にちなんだ企画も。画中に描かれる約40種の花々から、カーネーションやアネモネなど約25種が彩る花壇が登場するほか、ウェヌスを象徴するバラを使ったフラワーウォールも設置する。限定メニューもそのほか、館内のカフェやレストランでは、特製シロップを注ぐと色が変わる、《春》をイメージしたティーソーダや、フィレンツェ風のステーキなどの期間限定メニューも用意する。詳細大塚国際美術館イベント 第1弾「イタリア 花の都・フィレンツェ」期間:未定〜2020年5月31日(日)※2020年3月4日(水)より当面の間、臨時休館のため会期延期。場所:大塚国際美術館住所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内TEL:088-687-3737開館時間:9:30〜17:00(入場券の販売は16:00まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、その他特別休館あり※4月28日(火)〜5月10日(日)の期間は無休入館料:一般 3,300円、大学生 2,200円、小中高生 550円※20名以上の団体は10%割引〈前売券〉一般 3,160円、大学生 2,140円、小中高生 530円※公式ホームページ、全国各コンビニにて取り扱い■4月〜5月期間限定メニュー・アートランチ 1,300円(税込)場所:1階 レストラン ガーデン時間:11:00~15:30(L.O. 15:00)・魔法にかかった フローラのティーソーダ 700円(税込)場所:地下2階 カフェ・ド・ジヴェルニー時間:10:30~16:00(フードメニュー 14:30まで)
2020年03月19日イタリア・フィレンツェ発のピッツァ専門店「ピッツァフィレンツェ(PIZZA FIRENZE)」の第1号店が、2019年10月25日(金)、東京・表参道にオープンする。 伝統的なピッツァに“健康食志向”を取り入れたメニューを展開するピッツァフィレンツェが日本初上陸。特色は、3種類から選べる“ヘルシー”なピッツァ生地。食物繊維「イヌリン」をミックスした生地から作ったピッツァは、消化に優しい仕上がりに。ほかにも、食物繊維やミネラルを豊富に含む全粒粉や、オーガニックのグルテンフリー生地で、マルゲリータやマリナーラなどのピッツァを楽しめる。ピッツァに加えて、「勝豊西牛のタリアータ」などフィレンツェが位置するイタリア・トスカーナ地方の人気料理もラインナップ。食物繊維やビタミンを豊富に含んだ料理も用意する。 【詳細】ピッツァフィレンツェ表参道店オープン日:2019年10月25日(金)営業時間: 平日・土 11:00~22:30 / 日祝 11:00~22:00定休日:年中無休(ただしビル休館日は休日)住所:東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル1階TEL:03-5962-7033メニュー例:・マルゲリータ FB 1,300円+税 / SG 1,500円+税 / GI 1,500円+税・マリナーラ FB 1,000円+税 / SG 1,200円+税 / GI 1,200円+税※ FB イタリア産小麦、SG グルテンフリー粉、GI 全粒粉・十勝豊西牛のビステッカ・フィオレンティーナ 7,800円+税・十勝豊西牛のタリアータ 100g 1,400円+税 / 200g 2,800円+税 / 300g 4,200円+税
2019年10月28日イタリア・フィレンツェで来年1月に開催される2018-19年秋冬メンズファッションの世界最大級のトレードフェア、第93回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO93、以下ピッティ・ウオモ)において、1月11日に高橋盾(アンダーカバー/UNDERCOVER)と宮下貴裕(タカヒロミヤシタソロイスト./TAKAHIROMIYASHITATHESoloist.、以下ソロイスト)の合同ショーがスペシャルイベントとして行われることが発表された。左から)宮下貴裕(TAKAHIROMIYASHITATHESoloist.)、高橋盾(UNDERCOVER)さらに同展ではアメリカ最古のアパレルブランド、ブルックスブラザーズ(BROOKS BROTHERS)による200周年記念イベントのショー(1月9日)と展覧会(会場:ピッティ宮殿/1月11〜14日)、Malibu 1992の新ブランドM1992のプレミア、ベルリンのカルチャーマガジン『032c』とのコラボレーション、ゲストネーションとしてフィンランドのアップカミングなブランドのショーなども予定されている。昨年1月の開催時には3万6,000人が来場し、日本からも825人のバイヤー、プレスが訪れた同展。今回は「PITTI LIVE MOVIE」をテーマに、会場のフォルテッツァ・ダ・バッソ(Fortezza da Basso)が映画祭のような会場構成が予定されている。毎回、さまざまな仕掛けと時代を象徴するイベントを総括するピッティ・イマージネのラポ・チャンキ(Lapo Cianhi)コミュニケーション&スペシャルイベント・ディレクターにインタビューした。ピッティ・イマージネ・ウオモのコミュニケーション&スペシャルイベント・ディレクター、ラポ・チャンキ(Lapo Cianhi)Q:次回のスペシャルイベントが「アンダーカバー」と「タカヒロミヤシタザソロイスト.」の合同ショーという発表には驚きました。これはJFW(ジャパン・ファッションウィーク協会)がサポートして毎回ピッティ・ウオモで行われている日本人デザイナー紹介プロジェクトの一環ですか?ラポ・チャンキ(以下ラ):いいえ。JFWのサポートで行われているのはピッティ本部のコマーシャルな部門を担当するマーケティングのチームで企画され、若いブランドをインターナショナルに紹介しているものです。今回のアンダーカバーとソロイストの合同ショーはピッティの中の別のセクションで、私が統括するコミュケーションチーム主導により、コマーシャルとは違う目的で行われるメインのイベントのひとつです。昨年は日本からビズビム(visvim)初のランウェイショーを我々のセクションで行いました。ピッティ・ウオモが成功した要因には二つの異なるプラットフォームを自然にハイブリッドしてきたという背景があります。マーケティングチームは出展という純粋なトレードフェアという目的、コミュケーションチームはアーティスティックなインパクトを持った魅力的で文化的なエンターテイメントを提供しています。世界的なファッションの現状をそれぞれ単体で見ると、トレードフェアは集客の面で難しい時代に入りつつあります。ファッションショーも困窮の時代を迎えつつありますが、ピッティ・ウオモはトレードフェアとしてベストなブランドを集めるハイセレクション、それとコミュニケーションツールとしてアーティスティックでインパクトのあるブランドを革新的なスカウティングするスキル、このふたつをバランス良くコンバインすることで成功しています。Q:アンダーカバーは2009年6月にピッティ・ウオモで初めてとなるメンズだけのショーを発表、ソロイストは今回が初めてのショーですね。日本のメンズブランドが注目されていると言うことでしょうか?ラ:我々は日本のメンズブランドを常に注目して見ています。それはトレードフェアというコマーシャルな面だけではなく、グローバルなコミュニケーションツールにおいて重要な鍵を握る存在だということです。今回、25年にわたってアバンギャルドファッションの先端を走る高橋氏が、再びピッティでメンズコレクションのランウェイを発表することは大きな喜びです。宮下氏は彼が最初に立ち上げたブランド、ナンバーナインのショーから欠かさず見ており、当初からその才能に注目していました。二つのブランドがシェアするショーというのは、普通ではなかなか考えがたいことなのですが、東京のストリートシーンを背景に音楽への情熱でつながる両ブランドのカルチャー、二人の長きにわたる友情を表現するためのプラットフォームを提供できることを非常に光栄に思っています。お互いの独自のインスピレーション、妥協のないもの作りが次のファッションシーンを導くものになると期待しています。Q:今回、この2ブランドが選ばれた理由は?ラ:アンダーカバーの驚愕のポストモダンとそのコレクション、さらに高橋氏の美的感覚と神秘性と、宮下氏の西洋的イマジネーションとユースカルチャーに対する独特のデザインヴィジョンを高く評価しています。フィレンツェという街と、この二人のコレクションが観客にとって無限のインスピレーションを与えてくれると確信しています。Q:ラポさんが考える新しい流れを創造できるデザイナーとは?ラ:ライフスタイルに則した新しい言語で話せる人に注目しています。マーケットの傾向に左右されるだけのブランドではなく、自分たちのライフスタイルに沿ったクリエイションのできる人に興味を持っています。例えば”アーティスティックな”というと、何か高尚な文化的背景を期待しているかのように聞こえますが、必ずしもそうではなく、若い世代が楽しいと思っているリアルライフのカルチャーを、ファッションにトランスフォームできているということです。Q:確かにこの数年ピッティ・ウオモが招聘したデザイナーは、新しい言葉を持っている人たちでした。ラ:前々回にピッティ・ウオモでショーを行ったラフ シモンズ(RAF SIMONS)やビズビム(visvim)、ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)、前回のオフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)、J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)など、それぞれセグメントは違いますが、彼らは自分たちの背景をファッションに置き換えて、新しいテキスタイルやイノベーティブなテクニックを使いながら、独自の言葉を形にして表現しています。そういうことが出来ている人たちに常に興味を持っています。Q:日本人デザイナーや日本のファッションが、イタリアのファッション業界に影響を与えている現象はありますか?ラ:難しい質問ですね。今のイタリアの若いデザイナーたちが日本人の若いデザイナーのクリエイションに影響を受けていることはあるかもしれません。しかし、もう少しマクロで見ると日本とイタリアファッションの共通項として、テキスタイルに対する深い洞察があるかもしれません。洋服のクリエイションを行う上でテキスタイルのリサーチを注意深く行い、生産の技法につなげていくという点はお互いが影響を与えていると言えるかもしれません。ただ、イタリアのテキスタイルはややクラシックで、個人的には日本のテキスタイルが進歩的だという点で世界最高のポジションにあると認識しています。Q:ストリートファッションにおいてはいかがでしょう?ラ:もちろん、ストリートファッションにおいてイタリアは日本の影響を受けています。特に80年代以降、川久保玲さんや山本耀司さんに代表される「伝統を壊せ」というスピリットは、イタリアだけでなく今のデザイナーに大きな影響を与えたのではないでしょうか。「伝統を壊せ」というのは言葉では簡単ですが、実際にファッションの世界において難しく、それを諦めず、果敢に立ち向かう姿勢には多くのデザイナーが共感し、影響を受けているのは紛れもない事実です。Q:シー・ナウ・バウ・ナウの動きなど、ファッションにおいてインターネットにおける変化が急ですが、ピッティ・ウオモとしてデジタルへの対応は?ラ:市場の変化が早く、常に革新的にアップデートしていかなければならない状況です。ご存知のように、7年前にピッティの傘下にFieraDigitaleという別会社を立ち上げ、「e-PITTI.com」というサイトをローンチしました。そこではフェア終了一週間後に、その出展者とゲストがそこでバイイングできるシステムを運営しており、利用者に好評を得ています。消費者とブランドが直接つながるシー・ナウ・バウ・ナウという動きが話題になっていますが、現状はまだメガブランドしか対応しておらず、コンパクトなブランドはなかなかそのシステムに追いつくことが難しい状況でしょう。実際に、そこで売れている商品もベーシックなアイテムが中心で、上質なテキスタイルを使用したアイテムや、手の込んだものをオンラインで売るのは難しいのではないでしょうか。もちろん将来的にデジタルに移行していくことは自然の流れですが、リアルなトレードフェアがなくなることはないだろうし、インターネットとは表裏一体で接していかなければと考えています。Text: TATSUYA NODA
2017年11月19日“世界最古の薬局”とも言われるハーブ・ボディケアブランド、サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)が11月1日、フィレンツェと京都の姉妹都市50周年を記念したフレグランス「オーデコロン チンクアンタ」(100ml 税込2万1,600円)を発売する。日本が誇る古都・京都と、ルネッサンス文化の面影が残るフィレンツェが1965年9月に姉妹都市として提携してから50周年を迎える今年。7月にはフィレンツェにて50周年記念式典が開催され、両都市のさらなる友好交流を深める再確認書の調印式も行われた。姉妹都市50周年を記念して、今回発売される同フレグランスのパッケージには、国内外で活動する画家の笹倉鉄平による情景画を採用。松籟庭園から見える古都の街並みと、大聖堂の丸屋根が印象的なフィレンツェの歴史的風景が1枚の作品の中に描かれている。香りは、クチナシ、オレンジフラワー、ティアレによるトップノートから始まり、ムスクとアンバーが高貴なラストノートへと導いていく。なお、50周年記念事業の一環として、同フレグランスのパッケージを手掛けた笹倉鉄平の個展が、2月に京都・高台寺の北書院、6月にフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラのギャラリーにて開催された。今秋には、同フレグランスのパッケージの原画も登場する、これら2つの個展を再現する巡回展が日本各地で行われる予定だ。
2015年09月16日イタリア発のバッグをメインアイテムとするネオクラシックブランド、「メトロシティ(METROCITY)」が、フィレンツェのセレクトショップ、「ルイーザ・ヴィア・ローマ(LUISAVIAROMA)」とのコラボレーションモデルを発売。「ルイーザ・ヴィア・ローマ(LUISAVIAROMA)」は1930年創業のイタリア・フィレンツェにあるセレクトショップで、現在は世界有数のオンライン・ラグジュアリー・ショッピングサイトとしても有名。世界的なラグジュアリーブランドから新進クリエイターブランドまで様々なアイテムを揃え、ハイセンスなセレクトで世界中のファッションフリークから絶大な支持を得ている。今回のコラボレーションモデルは、ETROCITYのアイコニックなキルティングバッグと、同ブランドのキャラクターを務めるメティベアが、フィレンツェ・フォーエバーのコンセプトである"OVER THE RAINBOW"からインスピレーションを受けてアップデート。パステルカラーが美しいライラックカラー、ライトブルーのキルティングバッグにはファーのアクセサリー、フクシャピンクのキルティングバッグには"M"のロゴやハート型のチャームが加えられている。2014年に誕生したメトロシティのキャラクターであるメティベアは、通常ブラックレザーのシンプルな出で立ちであるのに対し、素材も変えられ、レインボーカラーに彩られた。今回のコラボレーションモデルは、すべてハンドメイドで、数量限定で販売される。▼メトロシティHP元の記事を読む
2015年06月16日今年も日本では朝食ブームが続いているそうですが、朝食に甘いものを食べる習慣があるイタリアでは、20代の若者を中心に「健康志向のスイーツ」を選ぶ傾向が強くなっています。最近とくに人気を集めているのが、フィレンツェにあるオーガニック食材のベーカリー「SweeThings」です。こちらは、ガイドやネットですぐ出てくるフィレンツェ中心部の反対側、アルノ川左岸(ピッティ宮殿がある、サントスピリト地区側)周辺の路地裏にあります。ここはいまでも、古いフィレンツェの街並みが数多く残されており、古い建物の中にモダンな内装のギャラリーがあったり、100年近く前から営業している評判のエノテカがあったりと、お気に入りのお店を探すのも楽しいエリアです。フィレンツェにいると、ガイドやスマホを頼りにしながら、不安そうにレストランの扉を開く観光客の方が多くいますが、私はあえて「フィレンツェを本当に楽しみたければ、路地裏に行きなさーい!」といいたくなるくらい、新しい発見があるのです。SweeThingsのオーナーパティシエのフローラさんは、イタリア南部のプーリア州出身。「身体にも美容にも良くて、美味しいものを提供したい」と以前からの夢だったオーガニックベーカリーを、フィレンツェでオープンさせました。フローラさんが作るペストリーやパン、ピッツァの数々は、ピサ市近くのBIO農場から新鮮な材料を仕入れて作られています。材料に化学調味料・保存料・牛乳製品・アレルゲン物質となるものはいっさい使われていないので、美容を気にする20代から30代の女性や小さなお子さんのおやつにとまとめ買いする人が多いとか。仕入れた日の材料によって、タルトやクッキーなどのお菓子系中心orピッツァやケークサレなどの塩味系中心になるかはまちまちだそうです。そこでおふたりに、お菓子系・塩味系の人気No.1を教えていただきました。■お菓子系人気No.1:アップルタルト初めてお店を訪れたとき、私も即買いしたアップルタルト。外側の生地はサクサク、中のリンゴのフィリングがしっとりスイートで最高!! なのに、1ピース一気に食べても胃にもたれませんでした。「オーガニックの食材は、カラダに負担がかからないからよ」と笑うフローラさん。取材中も次々お客さんが来て、10分足らずで4分の1ホールがなくなる勢いです。こちらのお店では、朝早くからお客さんが「できたて」を買いにくるそうで、午前中にはなくなるものが多いため、「クッキーなどのおみやげにできそうなものを購入する場合は早めに来店してほしい」とのことでした。 ■塩味系人気No.1:季節のピッツァお昼少し前から、このピッツァを目当てにお客さんが押し寄せてくるそうです。お昼にピザだと、ちょっと油っこくて、胃もたれしそうかな? と思っていたのですが、パリパリの食感で油っぽさはどこにもありません。とろりととけたチーズも、牛乳製品不使用とは思えないくらい濃厚な味わいです。「甘いものよりは作れる数が少ないから、これも早くなくなってしまう。12時頃ならまだあるはずなので、ぜひ作りたてを味わってみてほしい」とのことでした。ほかにも、トスカーナ州のオーガニック農場で作られたジャムやパスタソースを取り扱っているので、イタリア土産としてチョイスするのもオススメです。歩き疲れたときにはお店のスイーツをいただきながら、ウッディー&イタリアンカントリーなお店の雰囲気の中でカフェを飲むのも、地元ツウな気分になれそう。旅行中は食べ過ぎて太ってしまいがちですが、ここのお菓子たちなら心配ご無用。キレイを保ちつつ、美味しいスイーツをいただける注目のスポットに、ぜひ足を運んでみて下さい。SweeThingsBorgo San Frediano 143/r, FIRENZETEL +39 055 2297987:30~19:30 (不定休、夏季のみ昼休憩あり) お店のサイト (イタリア語)
2015年02月23日「グッチ」が新作フレグランス「フォーエバー・ナウ」を発表した。フィレンツェの街に敬意を表して創られたという同フレグランスは、今週中にフィレンツェにある「グッチ」のミュージアム、グッチ・ミュゼオにて発売予定だ。調香師ロレンゾ・ヴィロレッツィと共に今回のフレグランスを手がけた同ブランドのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニは「WWD」に「新作は、ちょうどグッチ・ミュゼオが私たちのアイコニックな製品やモチーフを象徴しているのと同じです。私たちのルーツであるエレガントで洗練された要素を体現した香水なのです」と語っている。3.3オンス(約100ミリリットル)のボトルは、ブラックの厚地リボンが飾られたスモーキーなグレイの小瓶に、グッチの紋章が入ったブラックのキャップが付き、さらにグッチ・ミュゼオのゴールドのデザインが施されており、メンズとウィメンズ共に用意されている。香りはアンバー、ムスク、パチョリ、ベチバーをベースに、ベルガモットやオレンジ・ブロッサム、ラヴェンダー、レザーなどの香料が含まれている。「フォーエバー・ナウ」は、170ユーロ(約1万9,000円)でグッチ・ミュゼオやグッチの店舗、さらに同ブランドのオンラインショップ限定で販売される予定だ。「グッチ」公式オンラインショップ(text:cinemacafe.net)
2013年01月10日