東京・中野区にあるキッチン・アイテムの専門店〔FlyingSaucer〕(以下、フライングソーサー)の、オリジナル鍋を実際に試しながらその凄さをレポートしちゃいました!「IHだと側面が発熱しなくて美味しく作れない」問題近年増えているIHクッキングヒーターですが、「ガスコンロでの料理のように手早く、美味しく作れないなあ」と、思うことはありませんか?でもそれって、IHの問題というより、お鍋やフライパンの問題かもしれません。実は一般的なIH対応のお鍋やフライパンは、底面だけが発熱するため、熱が材料に偏って伝わってしまうんです。もちろん、かき混ぜれば良い話ですが、それも大変ですよね。スパチュラ(へら)でフッ素樹脂やホーローを傷つけてしまう恐れがありますし、ずっとお鍋やフライパンの前に張り付いていなければならない場合もあるでしょう。IHでも“普通”に料理ができる鍋!?〔フライングソーサー〕の内観実は、IHでもガスコンロの場合のように料理ができる、「普通の鍋」が存在します。それが、東京の中野区にショップを構える〔フライングソーサー〕のオリジナル鍋です。同店は世界各国や日本各地のキッチンアイテムを、何と1800種類以上取り扱っている調理器具専門店。オリジナル商品だけでも350種類あり、プロの料理人も認めるその実力は折り紙付きです。IHで使える中華鍋《深型フライパン》《深型フライパン》。左が30cm(19,800円)、奥が27cm(18,500円)、手前が24cm(17,800円)こちらは「IHで使える中華鍋」という発想から生まれた〔フライングソーサー〕のオリジナル鍋の一種、《深型フライパン》です。先に正統なお鍋ではなくフライパンをご紹介するにはワケがあります。卵を焼く実験をしてみた!!オリジナル鍋の特徴を明らかにする実験として、〔フライングソーサー〕の《深型フライパン》で溶き卵を焼いていきたいと思います!わざと上の写真のように側面に卵を流して、発熱具合を見てみましょう。〔フライングソーサー〕の《深型フライパン》の場合しばらくしてわざと重力がかかるように傾けてみると、この通りしっかり火が通って焼けていることが分かります。一般的なIH対応フライパンの場合こちらの同じ条件で卵を焼いた一般的なIH対応フライパンの様子と比較すると一目瞭然でしょう。一般的なフライパンは、加熱を開始してからしばらく経っても、側面の外側を手で触ることができましたが、《深型フライパン》はそうはいきません。このような実験は、普通のお鍋ではやりにくかったので、《深型フライパン》を最初にご紹介しました!冷めても美味しい料理が作れる♪〔フライングソーサー〕の《深型フライパン》でピラフを調理している様子〔フライングソーサー〕のオリジナル鍋は側面まで発熱することで、ムラなく熱が材料に伝わり美味しい料理ができるのですが、その秘密は特殊な「三層構造」にあります。ステンレスの層の間にアルミニウム層を作る三層構造は一般的なフライパンと同様ですが、それが側面まで覆っているのが《究極の鍋》シリーズ。ステンレスもクロムが18%配合されたものを使用し、厚みもある独特な仕上がりです。〔フライングソーサー〕の《深型フライパン》で作ったピラフ美味しい料理が手早く作れるようになるだけではないメリットもあります。まず、300℃までの耐熱性があるので、揚げ物など油料理に対応できます。炒める・焼く・茹でる・煮る・揚げるの、5用途に応じる多機能鍋なんです。さらに、作った料理が冷めても美味しいというメリットもあります。美味しさが長続きするかどうかも、料理の大事なポイントですよね☆飛び散りやこびりつきを抑える《ミルクパン》《究極の鍋》シリーズの《ミルクパン》(12,800円)さて、〔フライングソーサー〕のオリジナル鍋には、《深型フライパン》のほかに、《究極の鍋》シリーズが存在します。ラインナップには両手鍋や片手鍋があるのですが、中でもコレは!という商品をご紹介します。それが上の写真の《ミルクパン》です!牛乳を沸騰させて実験してみた!!左が《究極の鍋》シリーズの《ミルクパン》、右が一般的なミルクパンここでも実験してみましょう!《究極の鍋》のミルクパンと一般的なミルクパンのそれぞれに同量の牛乳を入れて、ガスコンロで加熱していきます。パチパチ、チリチリしない!《究極の鍋》シリーズのミルクパンで牛乳を沸かした様子この部分だけは写真では非常に捉えがたい状況なので、言葉が中心の説明になります★一般的なミルクパンの場合、鍋肌で牛乳が沸騰しパチパチ、チリチリと飛び散って、注ぐときなど扱いにくい場合がありますよね。それが《究極の鍋》のミルクパンの場合は側面まで三層構造なので、全然パチパチ、チリチリしないんです!味はまろやかに♪左が《究極の鍋》シリーズの《ミルクパン》、右が一般的なミルクパンで加熱した牛乳飲み比べてみると味の違いも出ています。《究極の鍋》の方がよりまろやかに仕上がっていました♪汚れにくく洗いやすい☆左が《究極の鍋》シリーズの《ミルクパン》、右が一般的なミルクパンさらに、牛乳を沸かし終えた後にも、《究極の鍋》のミルクパンは真価を発揮します。一般的なミルクパンよりも熱がムラなく伝わるので、焦げ付きにくく、汚れが落ちやすいのです!ひとつの道具を長く使うことを考えると、こびりつきにくいというのは大きなメリットになりますよね。ほかのアイテムも必見!右が《クッキングスプーン》(1,000円)、左が《シリコンクッキングスプーン》(1,900円)〔フライングソーサー〕には、お鍋以外にも様々なオリジナルのキッチンアイテムがあります。例えば、上の写真のクッキングスプーン。右はステンレス製でオタマとしても活躍するスグレモノ。左はシリコン製なので、フッ素樹脂やホーローを傷めない働きモノです。サイズ的にはレードルよりコンパクトながら、サービングスプーンより多くすくえます☆「試せるキッチン」のある本格派〔フライングソーサー〕の外観〔フライングソーサー〕の店頭には、今回の実験のようなことができる「試せるキッチン」があります。IHクッキングヒーターとガスコンロの2つのキッチンが完備され、キッチンアイテムを試すための食材も冷蔵庫にスタンバイ。オンラインストアもありますが、実際に使用してみなければ分からない特徴もあるでしょう。〔フライングソーサー〕のアイテムの使い心地を知ったら、もうほかのアイテムに戻れなくなること請合いです!【店舗情報】●店舗名FlyingSaucer(フライングソーサー)●住所東京都中野区沼袋2-15-10●営業時間平日・日曜11:00-18:30/土曜・祝祭日の全日11:00-19:00●定休日水曜日●TEL03-3387-5474〔フライングソーサー〕HP※価格はすべて税別で表記しています。
2018年06月26日