3月12日(木)から29日(日)まで、東京・東京建物Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演されるオリジナル演出版ブロードウェイミュージカル「レント」。同公演オリジナルグリーティングカードのプレゼント企画の実施が決定した。【チケット情報はこちら】本編のオープニングとエンディングをクリスマスイブで迎える「レント」にとって、クリスマスはまさに特別な季節。そこで、今回同企画の実施が決まった。WEB上の応募フォームから住所を登録すると、非売品のグリーディングカードをゲットすることができる。応募は12月18日(水)23時59分まで。ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演2020は、現在プリセールを実施中。受付は12月15日(日)23時59分まで。■ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演2020」公演日時:2020年3月12日(木)~29日(日) 全24回会場:東京建物Brillia HALL(池袋)生演奏・英語上演・日本語字幕あり脚本・作曲・作詞:ジョナサン・ラーソン初演版演出:マイケル・グライフ出演:アメリカカンパニー
2019年12月05日渋谷・東急シアターオーブにて、12月14日(土)から25日(水)まで上演されるクリスマスショー『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』。4年連続で応援サポーターを務める本田望結が、ゲストスケーターとして初日の12月14日(土)11:00公演と15:00公演に追加出演することが決定した。【チケット情報はこちら】すでに出演が発表されている12月23日(月)14:00、12月24日(火)14:00、12月25日(水)14:00公演と合わせ、過去最多の計5公演に出演する。また、スケーティングを披露する楽曲も発表。11月22日(金)公開のディズニー映画『アナと雪の女王2』からメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」に決定。アメリカ人のシンガーたちの生歌に合わせて、ゲストスケーターとしてスケーティングを披露し、観客をクリスマスの世界に誘う。公演のチケットはぴあにて発売中。■ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2019>公演日時:2019年12月14日(土)~25日(水)全16回※本田望結は12/14の11:00公演と15:00公演、12/23、24、25の14:00公演のみ出演上演時間:約2時間予定(休憩20分含む)開場は各開演時間の30分前会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)(東京都)
2019年11月18日渋谷・東急シアターオーブにて、12月14日(土)から25日(水)まで上演されるクリスマスショー『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』の特別番組が、11月16日(土)午後4時55分からテレビ東京にて放送されることが決定した。【チケット情報はこちら】2016年の初演から4年連続で応援サポーターを務め、ゲストスケーターとしても出演する女優/フィギュアスケーターの本田望結と、同じく4年連続でシンガーとして出演するサム・ハーヴィーが案内役として番組に出演。『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』の魅力を余すところなく紹介。番組をご覧いただいた方限定のお得情報もある予定だ。公演のチケットはぴあにて発売中。<ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2019>公演日時:2019年12月14日(土)~25日(水)全16回※本田望結は12/23、24、25の14:00公演のみ出演上演時間:約2時間予定(休憩20分含む)開場は各開演時間の30分前会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)主催:Bunkamura/キョードー東京/テレビ東京/ぴあ出演:アメリカ・カンパニー 英語上演■特別番組「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド劇場で楽しむ夢満載のハッピークリスマス!」11月16日(土)午後4時55分~テレビ東京にて放送。
2019年11月14日2016年に日本初演を迎えた「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」は、NYで80年以上にわたり親しまれている「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―」に続く“劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショー。今年で4年目を迎える本公演は、令和元年クリスマスのスペシャル企画として、毎公演、楽しい特典が用意されることが発表された。A)サンタ帽、来場者全員プレゼント!みんなでサンタ帽を被ってクリスマス気分を味わおう!<6公演限定>12月14日(土)11:00、12月18日(水)14:00、12月19日(木)14:00、12月23日(月)14:00、12月24日(火)14:00、12月25日(水) 14:00B)塗り絵ポストカード来場者全員プレゼント!子供から大人までもが楽しめるツリーの塗り絵ポストカードをプレゼント。大事な人にツリーを好きな色に染めちゃおう!<6公演限定>12月14日(土)15:00、12月15日(日)11:00、12月15日(日)15:00、12月20日(金)19:00、12月21日(土) 11:00、12月22日(日) 11:00C)ロビーに、サンタに加え、くまさんも登場!踊るくまと一緒に写真を撮ろう!<4公演限定>12月20日(金) 14:00、12月21日(土) 15:00、12月22日(日) 15:00、12月24日(火) 19:00また、ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランドをアメリカカンパニーのキャストたちと一緒に盛り上げる可愛い子役キャストも決定!チーム・トナカイとスノーマンの2チームでお贈する予定だ。チーム・トナカイ(ブラウン清方、日暮誠志朗、禾本珠彩、エヴァンジェリン・トゥルー)チーム・スノーマン(藤田四葉、モーガン ミディー、ポピエルマレック健太朗、鈴木JUJU)各チームの出演スケジュールは、公式ホームページでご確認を。チケットはぴあにて発売中。■ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2019日時:12月14日(土)~25日(水)全16回本田望結ゲスト出演回⇒12月23日(月)、24日(火)、25日(水)の14:00開演上演時間:約2時間予定(休憩20分含む)開場は各開演時間の30分前会場:東急シアターオーブ (東京都)
2019年11月01日2020年1月30日(木)・1月31日(金)に東京・国際フォーラム ホールAで開催される「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」。同公演に日本からのゲストシンガーとして実力派ミュージカル俳優・海宝直人の出演が決定した。【チケット情報はこちら】過去に、アメリカ・ボストンのボストンシンフォニーホールやイギリス・ロンドンのロイヤルアルバートホールで上演され、日本では今年の1月31日、2月1日に初公演が行われ、大盛況を博した『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』。今回出演が決定した海宝は、 『ノートルダムの鐘』 や『アラジン』などに主演。『ライオンキング』では世界で初めて、ヤングシンバ役、大人のシンバ役のどちらも演じた俳優。今年1月には、ウォルト・ディズニー・レコードよりディズニーの名曲を揃えたアルバム「I wish. I want.」をリリースし、メジャーデビューを果たしている。再演での続投が決定したことについて海宝は、「前回公演で、ブロードウェイを代表するシンガーたちと共演させていただき、素晴らしい歌声に心震えました!今回、再び共演できることを、とても光栄に思います。ぜひご期待下さい」と意気込みを語っている。チケットの一般発売は10月26日(土)午前10時より。■「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」公演日程:2020年1月30日(木)・1月31日(金) 開場18:00/開演19:00会場:国際フォーラム ホールA(東京都)料金:VIP席 : 16,000円(お土産付、前方席保証) S席 : 11,000円 A席 : 8,800円 B席 : 6,000円※3歳以下の入場不可、4歳以上チケット必要※全席指定・税込
2019年10月25日今年1月に日本初上陸を果たし、ディズニー名曲の数々をブロードウェイのステージさながら、圧倒的なパフォーマンスと歌唱力で披露するコンサート「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」。同公演が2020年1月30日(木)・1月31日(金)に東京・国際フォーラム ホールAで再演される事が決定した。【チケット情報はこちら】今年1月の公演では、『美女と野獣』の「Be Our Guest」のナンバーで華やかなオープニングを迎え、『メリー・ポピンズ』メリー・ポピンズ役(オリジナルキャスト)、「『美女と野獣』ベル役のアシュリー・ブラウン、『ターザン』ターザン役(オリジナルキャスト)のジョシュ・ストリックランド、『ライオンキング』父親・ムファサ役を4300回以上を演じた記録を誇るアルトン・フィッツジェラルド・ホワイト、『ライオンキング』ナラ役を誰よりも長く演じたキシー・シモンズなど、海外キャストが舞台に勢揃いした。ブロードウェイで活躍する俳優たちが実際に演じた楽曲を熱唱する姿に、会場のボルテージも一気に高まった。そんなディズニー・ミュージカルが伝える夢、希望、そして愛が詰まったコンサートが、さらにパワーアップして2020年に開催。『ライオンキング』『ターザン』のアソシエイト・ディレクターを務め、日本でも『ライオンキング』『リトル・マーメイド』の幕開けに携わり、本公演のプロデューサーでもあるジェフ・リー(Jeff Lee)は、「東京で2年目のディズニー・ブロードウェイ・ヒッツを迎えられる事を光栄に思います」と再演への喜びと意気込みを語った。チケット一般発売に先駆けて、最速抽選先行を実施。受付は9月16日(月)午前11時から25日(水)午後11時59分まで。■「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」公演日程:2020年1月30日(木)・1月31日(金) 開場18:00/開演19:00会場:国際フォーラム ホールA(東京都)料金:VIP席 : 16,000円(お土産付、前方席保証) S席 : 11,000円 A席 : 8,800円 B席 : 6,000円※3歳以下の入場不可、4歳以上チケット必要※全席指定・税込
2019年09月13日俳優、そして歌手として活躍中の三浦春馬が、8月31日(土)よりオンエアされる新CM「グロップミュージカル」篇でブロードウェイ・ミュージカルさながらの“歌”と“ダンス”を披露している。ドラマ「TWO WEEKS」で主演をつとめ、主題歌「Fight for your heart」も歌い上げている三浦さん。今回の新CMでは、白いスーツ、黒いシャツ、赤いネクタイでシックに決めた三浦さんが、巨大ネオンサインとクラシックな雰囲気の劇場や街中のセットの前で、バックダンサーを従え、CMソング「GROP~GROW UP~」を歌いながらキレのよい激しいダンスを魅せている。歌いながら、ジャケットをはだけさせ、バックダンサーとピッタリと息の合ったところを見せるなど、ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」で高く評価された三浦さんならでは魅力にあふれた本CM。歌にダンス、セット、衣装と全てが豪華な必見の映像となっている。撮影が行われたのは、梅雨もまだ明けない7月某日、都内スタジオ。朝早くからスタジオに入り、ダンサーと最終練習にも余念がない三浦さん。細部まで振り付けを確認していく中、その穏やかな笑顔に、スタジオ内は気持ちの良い緊張感が流れていた。振り付けの最終確認は順調に進み、予定していた半分の時間で完了。撮影本番では、三浦さんの見事なダンスにスタッフから自然と歓声や拍手が巻き起こり、スタジオ内の熱量もアップ。お茶目な表情やクールな表情など、さすがの表現力に加え、アドリブを交えるなど余裕を感じさせる圧巻のダンスを披露していた。撮影も後半に差しかかり、体力的にも苦しくなってくる中、そのクオリティーはさらに上がっていく一方。TVCM後半の紙吹雪が舞い散る映像の豪華さには、三浦さんも興奮した様子だった。新CM「グロップミュージカル」篇は8月31日(土)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2019年08月30日オリジナル演出版ブロードウェイミュージカル「レント(RENT)」の来日公演が2020年に予定されていたが中止が決定。ブロードウェイミュージカル「レント」再来日「レント」は、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をベースに、エイズや貧困、孤独に悩みながらも「未来も過去もない。大切なのは今、この瞬間なんだ」と躍動するイーストヴィレッジの若者たちの鮮烈な姿を描いたミュージカルだ。「シーズンズ・オブ・ラブ」など印象的でパワフルな名曲を生み出し、1996年にニューヨークの小劇場でオープンした後わずか2ヶ月でブロードウェイに進出した。また、ピューリッツァー賞、 トニー賞、オビー賞などミュージカルの各賞を総なめにし、世界中に“レントヘッズ”と呼ばれる熱狂的ファンを生んでいる。2020年来日キャスト今回の来日公演では、マーク役はコーディ・ジェンキンス、ロジャー役はコールマン・カミングス、ミミ役はアイヤナ・スマッシュ、エンジェル役はジョシュア・タヴァレス、コリンズ役はシャフィーク・ヒックス、ジョアン役はサマンサ・ムボレクワ、モーリーン役はケルシー・スウェイガード、ベニー役はホアン・ルイス・エスピナルが務める。それぞれ、イーストヴィレッジの若者たちをどのように演じるのか、期待が高まる。来日公演を行うのは、2018年以来2年ぶり。オリジナル演出版で再び、感動のステージが幕を開ける。ストーリー舞台は20世紀末のNY-イースト・ヴィレッジ。荒廃したアパートに住み、家賃(レント)も払えない貧しい生活を送るマークとロジャー。映像作家を目指すマークは女性弁護士ジョアンと付き合い始めた元恋人のパフォーミング•アーティスト、モーリーンに今も振り回されている。シンガーソングライターを目指すロジャーは、曲が書けず悶々とした日々を過ごしているが、ナイトクラブダンサーのミミと出会い、互いに愛し合うものの、心はすれ違う。共にHIVポジティブのエンジェルとコリンズは永遠の別れを迎える。ある日、行方不明になっていたミミが手遅れの状態で発見される。真っ直ぐな気持ちでミミに向きあうロジャーが、やっと書き上げたラブソングを捧げると…。【詳細】ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演<振替>期間:開催中止)会場:東京国際フォーラムホールC※3月公演で購入したチケットについてはすべてのチケットを「払い戻し」とする。手持ちのチケットは振替公演で使用できない。チケット払い戻しは購入した窓口・各プレイガイドにて実施。※公演スケジュールおよびチケットの先行販売については6月末までに案内予定。公式HP:【問い合わせ先】キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)
2019年08月08日初演は1972年。ブロードウェイでロングランを記録し、2013年にリバイバル上演され、トニー賞4部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『ピピン』。舞台を中世ヨーロッパからサーカス団へと移し、手に汗握るアクロバットと歌と演技が融合した世界的エンターテインメント作品の日本版公演が、6月10日より東京・東急シアターオーブにて上演される。【チケット情報はこちら】ピピンは神聖ローマ帝国初代皇帝の息子。大学を卒業した彼は、生死をかけた戦で失態を晒し、自分が特別な存在であることを証明する旅へと出発する。そんな悩める王子ピピンを演じるのは城田優。そして、物語の進行役であり、ピピンを不思議なサーカス団に誘うリーディングプレイヤーを演じたクリスタル・ケイのおふたりに意気込みを聞いた。「いきなり断言しますが、『ピピン』は城田優史上、1番難易度が高く、チャレンジングであり、スリリングな作品。もう2度とできない大役です!」そう、興奮気味で話し始めた城田。その理由は「ど頭からアクロバットで登場して、劇中ではバク宙するんです。しかも歌いながら。でももっと凄いのはミュージカルデビューにも関わらず大役を務めたクリ(クリスタル・ケイ)ですが」と明かした。本作は、シルク・ドゥ・ソレイユ出身のアーティストが演出・出演を手がける壮大なショーが見もの。クリスタル・ケイは、空中ブランコの上で圧倒的歌唱力を披露し、全編に渡りマジックとフォッシースタイルのダンスを披露する。未知の挑戦を果たしたクリスタル・ケイが胸中を明かした。「出演のきっかけは優からのLINE。“一緒にブロードウェイやらない?”って誘われて驚きましたが、現地で作品を観たことがあり、しかも上演後、お客さんに当時リーディングプレイヤーを演じたパティーナさんと間違われたんです。そんな運命的な役なら絶対やらなきゃって!」最後にふたりは力強く語った。「予備知識はいりません。誰が観ても凄いと感じ、目の前で感動が感動を重ね、最終的にはなんで泣いているのかわからない涙が流れます。みんな命がけで頑張りました。どうぞ観に来てください!」(城田)「出演する私自身、毎回素晴らしいパフォーマンスに圧倒され、感情が溢れて涙が出てくるんです。この感情は観ている人とも共有できるはず。1回だけではなく、何回でも楽しめる作品です!」(クリスタル・ケイ)ほかにも、中尾ミエと前田美波里(Wキャスト)や、今井清隆、霧矢大夢らが出演。アクロバットはブロードウェイの出演者5名が来日する。公演は10日(月)から30日(日)まで。その後愛知、大阪、静岡を巡演。チケット発売中。取材・文:浅水美保★ぴあ貸切公演あり!6/17(月)13:30、6/22(土)17:00
2019年06月10日ミュージカルの本場・NYブロードウェイの“ディズニーミュージカル”で主要キャストを演じたスター達による 『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』。米英で大反響を呼んだこのコンサートが日本初上陸。1月31日(木)、2月1日(金)に神奈川・パシフィコ横浜で開催。来日に先駆け、日本で『ライオンキング』、『リトル・マーメイド』の幕開けにも携わった本公演のプロデューサー、ジェフ・リーと、メリー・ポピンズ役オリジナルキャストや『美女と野獣』ベル役など数々のヒロインを演じてきたアシュリー・ブラウンの最新インタビューが到着した。【チケット情報はこちら】本公演の最大の特徴についてジェフは「みんなが大好きなディズニーの名曲をたくさん聞けること。一緒に歌うこともできるしね!」と述べ、「何よりミュージカルだと限られるオーケストラの規模がコンサートでは自由。今回は45人編成の予定だよ! 曲の本質的な内容や歌手の力量が一層わかると思う」と演出内容を明かした。またゲストシンガーである海宝直人が、20年前手掛けた『ライオンキング』でヤングシンバを演じたひとりだったと知り「素晴らしい。彼は大人のシンバも演じているが、ヤングシンバとシンバ両方演じたのは世界でひとりじゃないかな!」と再会が更に待ち遠しくなったようだ。アシュリーも多忙な中インタビューに応じてくれた。彼女はディズニー作品の楽曲を「他の曲にはない特別なノスタルジアがあるの。8歳であろうと80歳であろうと曲を聴いたときに懐かしさを感じるのよ」と魅力を語り、「『メリー・ポピンズ』の『Feed the Birds』や『Supercalifragilisticexpialidocious』、『リトル・マーメイド』の『Part of Your World』、『美女と野獣』の『ア・チェンジ・イン・ミー』、そして『アナと雪の女王』から『Let It Go』をキャストみんなで歌うわ」と興奮気味にセットリストの一部を教えてくれた。今回来日する4人は “ディズニーミュージカル”でメインキャストを務めたブロードウェイのトップスター。上述したアシュリーに加えターザン役オリジナルキャストのジョシュ・ストリックランド、『ライオンキング』ムファサ役でブロードウェイ最多の出演回数を誇るアルトン・フィッツジェラルド・ホワイト、同作ナラ役を務めたキシー・シモンズ。彼らのステージを日本で観るのはファンにとって、夢のようなことだ。4人はプライベートでも親しく、家族のような間柄だという。「全員違う場所、違う家族のもとで生まれた。でも目指していたものは同じ。そして今、同じステージに立っている。どこで生まれようと、誰だろうと、自分を信じればなんでもできる。パフォーマーや歌手や俳優を目指す人がいたら、“夢は叶う”と伝えたいの。それを私たちのコンサートから感じてくれたら嬉しいわ」と熱いメッセージを贈ってくれた。是非、この日本公演で世界トップレベルのパフォーマンスを体感して欲しい。チケットは発売中。
2019年01月17日クリスマスショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2018」が12月15日より東京・東急シアターオーブにて開幕。プレスコールに本田望結と、ホテル比較サイト「トリバゴ」のCMでお馴染みのナタリー・エモンズが登場した。3年連続で応援サポーターとゲストスケーターを務める本田は、自身がデザインを考えた水色の衣装で登場し、樹脂のスケートリンクで、映画『アナと雪の女王』の楽曲『Let It Go』に合わせてスケーティングを披露。自身で振付も考え「今年は初めてシンガーの皆さんの素敵な生歌と一緒に滑ることができるので、ワクワクな気持ちでいっぱいです」と話した。2年連続の出演となるナタリー・エモンズはソロ歌唱曲となる『Have Yourself A Merry Little Christmas』と、誰もが知っているクリスマスソングが次々と登場する「クリスマスポップメドレー」で伸びやかな歌声を披露。会場はクリスマスムードに包まれた。囲み取材では「今年はMCも担当するので、皆さんと一緒にクリスマスをお祝いして楽しめるように台詞の練習も頑張ります」と流暢な日本語で答えた。また、この日の会見で、1公演の限定出演だった本田望結が12月24日(月・休)昼12時30分の公演に出演することもあわせて発表された。公演は12月25日(火)まで。チケットは発売中。■ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2018日時:12月15日~25日(火) 全16回【本田望結出演回】12月24日(月・休)12:30会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)(東京都)チケット料金(全席指定)★平日 S席8,800円 A席5,800円(税込)●土日祝 S席9,800円 A席6,800円(税込)※3歳未満のお子様はご入場できません。 お一人様1枚チケットが必要です。
2018年12月18日2016年に日本初演を迎えた「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」。同作は東急シアターオーブの劇場が巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界などに変身し、シンガーやダンサー達が有名なクリスマスソングを歌い踊るスペシャルなクリスマスショー。【チケット情報はこちら】この日本にはあまり馴染みのなかった“劇場で楽しむクリスマス”は年々多くの方に受け入れられ、家族やカップル、お友達同士と幅広い層の方々が来場、渋谷の新たな冬の風物詩となりつつある。そして今年も最高にハッピーなクリスマスを劇場で体験できる「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2018」が開催決定。昨年に引き続き、「トリバゴ」のCMでお馴染みシンガーソングライターのナタリー・エモンズの出演も決定。この度、前作で素敵な歌声とダンスを披露してくれた彼女が来日、今年の意気込みについて語った。「昨年ショーに出演出来てとっても楽しかったので今年のお話も頂けたことが本当に嬉しい。昨年のお気に入りはかっこいいタップダンスや力強くて愛に満ちたゴスペルのシーンや他にも沢山。今年も新しいパフォーマンスをお届けするので是非楽しみにして欲しいです」と語る彼女。さらに今年は日本語でストーリーテラー的役割のMCにも挑戦する。「昨年はご家族連れも多く、子どもたちに日本語で今起きていることを伝えられたらもっとショーを楽しんでもらえると思ったので、日本語間違えないように頑張ります!」そう話してくれるナタリーさんの日本語は昨年にもまして流暢で、ほとんど通訳さんの出番がないほど。ナタリー以外にも、今年は「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会2016」で来日し、「アナと雪の女王」のアナ役を演じたジャナ・ミラーほか、本場アメリカで活躍する魅力的なシンガーやダンサーが集結。ナタリーさんは「また新しいメンバーで、クリスマスの楽しさや愛、そして私が子供の頃から感じてきたアメリカのクリスマスのスピリットを存分に感じてもらえたら。是非、当日は皆さんも一緒に歌って踊って楽しんで!」と目を輝かせた。また今年も応援サポーターとして本田望結が登場。ナタリーは1年ぶりの再会をとても楽しみにしているとか。最後に、今年のクリスマスショーが終わってお正月を日本で過ごすとしたら何をしたい?と質問したところ、「夜の神社にお参りして、そこで新年を迎えてみたい!」とのこと。日本が大好きなナタリーさんがMC、そして出演する本作、今年も会場全体がひとつになって楽しめる素敵なショーになりそう。公演は12月15日(土)から25日(火)まで、東京・東急シアターオーブにて上演。取材・文:ミカマイコ
2018年10月05日アメリカ・ボストンのボストンシンフォニーホールやイギリスのロンドン・ロイヤルアルバートホールで上演され、大反響を呼んだコンサート「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」が、来年1月に日本に初上陸する。『ライオンキング』、『美女と野獣』、『アラジン』をはじめ、ミュージカルの本場・ブロードウェイで数々の大ヒットを生み出している、ディズニー・ミュージカル。同公演ではそのメインキャストを務めた、世界最高レベルのクオリティを誇るブロードウェイスター4人が来日。『メリー・ポピンズ』のメリー・ポピンズ役(オリジナルキャスト)、『美女と野獣』のベル役を務め、そのほか数々のヒロインを演じてきたアシュリー・ブラウン。『ターザン』のターザン役のオリジナルキャストを務め、力強くも甘い歌声が魅力のジョシュ・ストリックランド。『ライオンキング』のムファサ役でブロードウェイ最多となる4300回以上もの出演回数を誇るアルトン・フィッツジェラルド・ホワイト。『ライオンキング』ナラ役を務めたキシー・シモンズが出演する。日本とブロードウェイをつなぐ架け橋となるホスト(進行役)には、海外エンタメにも詳しく、大のディズニーファンである、関根麻里。ゲストシンガーには、日本国内で数々のディズニーミュージカルの主演を務めた海宝直人が出演。音楽は指揮・水戸博之と今回の公演のために特別に編成された“ディズニーヒッツオーケストラ”。今回の出演に際し、関根は「NYのブロードウェイで『アイーダ』、『美女と野獣』、『ライオンキング』を観劇した時の感動が、今でも忘れられないのですが、今回それらの舞台に立っていたキャストが来日すると聞き、とても興奮しています!ぜひ、多くの人に見にきていただきたいです!」とコメントを寄せている。後日チケットぴあにて先行実施予定。■「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」日程:2019年1月31日(木)開場18:00 / 開演19:002019年2月1日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:パシフィコ横浜 国立大ホール(神奈川県)料金:VIP席 16,000円(お土産付き、前方席保証) / S席11,000円 / A席8,640円 / 学生席5,500円(全席指定・税込)
2018年09月28日ブロードウェイミュージカル「RENT」の来日公演が、2018年8月1日(水)から8月12日(日)までの期間、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブにて全17公演行われる。ブロードウェイミュージカル「RENT」は、96年にニューヨークの小劇場でオープン後、わずか2か月でブロードウェイに進出。ピューリッツァー賞、トニー賞、オビー賞など各賞を総なめにし、世界中にレントヘッズと呼ばれる熱狂的ファンを生んだ伝説のミュージカル。プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をもとにした、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死など様々な問題を抱えながらも夢を諦めず懸命に生きる若者たちの姿を描いたストーリー、そしてそれを包み込む美しい音楽を有する本作は、これまで幾度と公演され、世界中の人々に生きる勇気と希望を与えてきた。2016年12月以来の来日公演となる今回は、新世代のエネルギー溢れるキャストで大絶賛をあびたオリジナル演出版での公演となる。また、会期中、8月2日(木)と7日(火)には作品を代表曲する曲「シーズンズ・オブ・ラブ」を歌うアンコール公演を実施される。連日ソールドアウトにスタンディングオベーションで幕を閉じた2年前の来日公演の感動と興奮が、この夏蘇る。■ストーリー20世紀末のNY・イーストヴィレッジ。クリスマスイブの夜、荒廃したアパートの家賃さえも払えない映像作家志望のマークとミュージシャンのロジャーは、先の見えない時代に不安を募らせる。ロジャーと出逢うナイトクラブダンサーのミミ、愛を育むコリンズとエンジェル、マークの元カノでパフォーマンスアーティストのモーリーンに翻弄される恋人のジョアン。かけがえのない友情、狂おしい葛藤、そして訪れる永遠の別れ・・・。季節が過ぎ、2度目のクリスマスイブを迎えた時ー。【詳細】ブロードウェイミュージカル「RENT」来日公演2018日時:2018年8月1日(水)〜8月12日(日) 全17公演会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)料金:S席 13,000円、A席 11,000円、B席 9,000円、エンジェルシート 6,500円主催・企画・招聘:キョードー東京■スペシャルアンコール概要日程:8月2日(木) 19:00~、7日(火)19:00~※本編終了後、カンパニー全員による「シーズンズ・オブ・ラブ」を披露。※対象公演チケット購入者かつ、当日来場者が対象。出演者:ローガン・マークス、ローガン・ファリン、デリアンドラ・タッカー、ジャボン・キング、デヴィンレ・アダムス、レンシア・ケベデ、リンディ・モエ、マーカス・ジョンほか
2018年07月06日浦井健治と城田優がW主演を務めるミュージカル『ブロードウェイと銃弾』が2月7日、東京・日生劇場で開幕した。ウディ・アレンによる同名映画を原作に、ウディ自身が2014年にブロードウェイでミュージカル化した作品の、日本初上陸。演出は映像に舞台にと引っ張りだこの福田雄一が手がける。1920年代のNYを舞台に、自分の作品がやっとブロードウェイで上演されることになった売れない劇作家デビッドが、出資者であるギャングの親玉ニックやその部下チーチ、主演の大女優ヘレンや、ニックの愛人である大根女優オリーブらクセのキャラクターたちに振り回されていく物語。振付は『クレイジー・フォー・ユー』『コンタクト』などで知られる巨匠スーザン・ストローマンが手掛けたブロードウェイ版を、日本版でも踏襲。さらにNYのキラキラしたネオンや夜の街角を彷彿とさせる舞台セット、全編を彩る20~30年代に生まれたジャズ・ソング……どこを切り取ってもゴージャス! ソング&ダンス満載で、旧き良きブロードウェイ・ミュージカルといったテイストだ。そしてここに、現代的なセンスの笑いが鋭く細かく、差し込まれていく。何と言ってもキャストのハマり具合が素晴らしい。“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれながらも、最近ではその天然キャラが愛されている浦井は、勃発する事件に翻弄され振り回されていくデビッドを豊かな表情で熱演。気が弱いようでいて、自分の意見は曲げない頑固さなども、どうしようもなくチャーミングでピッタリだ。一方で城田演じるチーチは表情も変えずに銃を人に突きつけるような、コワモテの男。長身にピシッと決めたスーツがよく似合う迫力のギャングっぷりだが、こちらも不条理な状況にイラつきが噴出してしまうシーンなどが、普段が無表情なだけに爆笑モノ。ちなみに城田には圧巻のタップダンスシーンもあるので必見。“キンキン声の大根女優”をさすがのアニメ声で演じた上にお色気も振りまき笑いをさらう平野綾や、大女優感たっぷりの前田美波里など、それぞれが“アテ書き”ではないかと思わせるほどのハマりっぷり。福田はメインキャストのみならず、舞台の隅まで、その人が持つ個性を増幅させ、笑いに変換していく。今回、翻訳台本のセリフには一切アレンジは加えていないとのことで、いわゆる“福田流”の笑いは控えめだが、ちょっとした間合いや、時折挟みこまれる戯画的な周囲の反応などはまぎれもなく福田テイスト。ブロードウェイ×福田流コメディの結婚は、大成功をおさめた。開幕前日には、メインキャストと福田が囲み取材に出席。「自分のキャリアの中でもとても刺激になった。僕の“初・日生劇場”に相応しい作品になった」(福田)、「オシャレでセクシーでムーディ。こういった小粋なミュージカルはなかなか日本では観られないんじゃないかな」(浦井)、「ブロードウェイに来ちゃったような感覚になると思います」(城田)と口々に自信を語った。東京公演は2月28日(水)まで。3月5日(月)から20日(火)には、大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演される。その後福岡公演もあり
2018年02月09日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の初日前会見が6日、東京・日生劇場で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。初日を控えた浦井が、W主演の城田について「ものすごい朝練、居残り練、1人でもやってましたから」と努力の様子を明かすと、城田は「僕一切朝練とかしてないですよ! タップの振付をもらって、オッケー! って本番やるタイプです」と照れ隠し。浦井から「汗ビッショビショだったよ!」、福田から「Tシャツ、ジャバジャバだったよ」と突っ込まれていたが、「苦労とかしてない。見たら分かる通りタップをするために生まれてきた」と"天才キャラ"を通していた。しかし、福田から「真ん中に城田優がいるからこそのタップシーンなんですよ。日本で城田優以外の人間がいるかといったら……」と絶賛されると、「どんどんプレッシャーが上がっていって、心拍数がばくばく」と苦笑し、「最初の8カウントの振りを覚えるのに、2時間くらいかかりましたもん」と、苦労のあとを伺わせた。また、前田は同作の見どころについて「男性のみなさんが大喜びするような、女性ダンサーのかわいいお尻が」と明かす。頭からセクシーな衣装があるという平野も「私史上、一番布が少ないと思うんです」と照れながら、「日生(劇場)史上でもあると思うんですよね。なかなかこんなに露出度の高い、セクシーな舞台は見られないんじゃないかな」と期待を煽った。最後に浦井が「お尻とかあると思うんですけど、一番推したいのは、城田優のタップ! めちゃくちゃかっこいいです」とダメ押しすると、城田は「言わんでええわ!!」とツッコミ。逆に城田が「一番の見どころは、浦井健治さんと前田美波里さんの濃厚なベロチュッチュ」と紹介すると、浦井は爆笑し、前田は「はしたない……」と照れた様子を見せていた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28日。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2018年02月06日ブロードウェイミュージカル「レント」が、2018年8月1日(水)から8月12日(日)まで、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブにて公演される。「レント」は、1996年にニューヨークの小劇場で公演され、そのわずか2カ月後にブロードウェイに進出した伝説のミュージカル作品。ピューリッツァー賞、トニー賞、オビー賞など各賞を総なめにし、世界中に熱狂的なファンを生み出した。2008年にブロードウェイで12年ものロングランを終え、2016年には20周年を記念して来日。日本でも、連日ソールドアウトという反響を得た。ストーリーは、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をもとにしており、エイズ、ドラッグ、同性愛、友人の死といった様々な問題を抱えながらも、夢に向かって懸命に生きる若者の姿を描いている。今回の来日公演は、オリジナル演出版で公演。人気作がどのように演出されるのか、期待が高まる。【詳細】ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演2018(RENT JAPAN TOUR 2018)※生演奏、英語上演、日本語字幕あり。日時:2018年8月1日(水)~8月12日(日) 全17公演※開場は開演の30分前。※上演時間は2時間30分(休憩20分含む)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ)料金:S席 13,000円、A席 11,000円、B席 9,000円、エンジェルシート 6,500円(当日会場にて抽選販売、前売り、予約販売無し)※未就学児童のご入場は不可。チケットは一人1枚必要。一般発売日:未定先行販売:2018年2月頃予定※詳細は公式HPで随時発表(www.rent2018.jp)。作詞:作曲・脚本:ジョナサン・ラーソン出演:アメリカカンパニー【キョードー東京】TEL:0570-550-799(オペレーター 平日11:00〜18:00、土日祝10:00〜18:00)
2017年12月29日浦井健治と城田優がW主演するミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の製作発表会見が11月10日に行われた。ウディ・アレンによる同名映画を原作に、ウディ自身がブロードウェイでミュージカル化した作品の、日本初上演。演出は映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田雄一が手がける。ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』チケット情報映画版はアカデミー賞7部門にノミネートされた、傑作との呼び声の高い作品。1920年代のNYを舞台に、自分の作品がやっとブロードウェイで上演されることになった売れない劇作家が、出資者であるギャングの親玉や、監視役のその部下、ギャングの愛人である大根女優、クセのある俳優たちに振り回されながらも舞台を作り上げていく様を描くコメディだ。「日生劇場(という大きな劇場)でやるということで身の引き締まる思いなのですが、真ん中のふたりがふざける気満々のようで、ちゃんと言うこときいてくれるか……」という福田のボヤきから始まったこの日の会見は、終始爆笑に包まれたものとなった。劇作家のデビッド役である浦井は「僕は福田さんの作品が大好き。福田作品の、みんなで楽しみながら楽しいものを作っていく現場も大好きです。城田優とコメディを一緒に作るのも初めてなので、そこも楽しみたい」と意気込みを真面目に語るも、会見終盤には城田に煽られ、なぜか美輪明宏氏のモノマネを披露する展開に。会場の爆笑を誘っていたが、「僕、この個性豊かな面々のなかで今も右往左往していますが、それがそのままデビッドというキャラクターになっていくんじゃないかな」。城田はギャングのボスから現場に監視役として送り込まれてきた部下、チーチ役。「みなさんに笑顔や勇気や元気を届けらるような、ハッピーなものを作りたい。チーチはクールで怖い感じなのですが、芝居作りにものすごくのめり込んでいく。そのギャップが面白いです。僕も演出家に(意見を)言ったりする面倒臭いタイプなのでそのあたりはチーチと似ているかな」と、自分と役柄の接点を語った。浦井と城田は6年ぶりの共演だが「友だちでもあり親友でもあり同志でもあり戦友でもある」(浦井)とのことで、掛け合いのようなやり取りが続いたが、コメディセンスについては「優の方がある」(浦井)、「狙って笑わせるのは僕だよね。でも天然で面白いのは健ちゃん」(城田)。ふたりがどんなコンビを生み出していくのかにも注目だ。ほかに平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里といった顔ぶれが脇を固める。“キンキン声で才能がないにも関らず芝居の主演を狙う”という役柄の平野が甲高いアニメ声で挨拶をしたり、“プライドの高い主演女優”役の前田が「浦井さんとキスシーンがあります!」と高らかに宣言したりと、それぞれの個性が噴出した楽しい会見に、本番の舞台への期待度が高まった。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月14日米アカデミー賞7部門にノミネートされたウディ・アレンの名作映画を監督自ら脚本化、2014年にブロードウェイで初演されたミュージカル『ブロードウェイと銃弾』が、福田雄一演出で来春上演される。1920年代のNYを舞台に、マフィアとショウビズ界のアンタッチャブルな関係をコミカルに描いた物語だ。出資者であるマフィアの親玉ニック(ブラザートム)から「愛人のオリーブ(平野綾)を主役に!」との絶対条件付きで、ブロードウェイデビューの夢を掴んだ劇作家のデビッド(浦井健治)。早速稽古に入るが、主人公が大根役者な上、突然オリーブの監視役でマフィアのチーチ(城田優)が脚本にダメ出しを始めて…。混迷を極めていくデビッド役について、浦井健治はこう語る。ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」チケット情報「演出の福田さんがある現場で言っていたのは、『真ん中にいる人はなるべく余計なことはしないで』と。主役のデビッドまでいろんなことを仕掛けると作品の軸がブレてしまうので、僕は周囲に揉みくちゃにされながらも耐える役です。でも、先日のビジュアル撮影では、役になりきる僕を見てスタッフさんたちが爆笑していました。『一番個性のない役のはずなのに…』って(笑)」。無個性な彼でさえこの反応とは、個性際立つ共演者らの爆笑度合いは推して知るべし。とりわけ、城田優が演じるチーチとの“迷コンビ”ぶりは、物語を躍動させる鍵となる。「デビッドはチーチのダメ出しによって気づくんですよね、『こいつ、俺より才能あるな』と(笑)。彼としては劣等感を抱きつつも互いに認めあうことで、それぞれの道が拓けていく。人生何が起こるか分からない。この作品はデビッドの成長の物語でもあるのかな」。チーチとの「友情にも似た関係」を演じる上で相手役には、城田優がぴったりだとも。共演した『ロミオ&ジュリエット』では目で対話ができるまでに信頼感を深め、キスシーンも盛り込まれた『エリザベート』ではデュエット曲『闇が広がる』で万雷の拍手を獲得した。「『芝居を止めてまで拍手が止むのを待ったのは、後にも先にもあの瞬間だけだ』と後に優が言ってくれました。板の上で様々な経験を共有してきた彼とだからこそ、描ける関係がある。ただ、今回は福田組なので、逆に優とふたりで『ここで、拍手ください!』とか言っちゃってるかもしれないですね(笑)」ドラマ『勇者ヨシヒコシリーズ』や『ニーチェ先生』、映画『銀魂』など、映像でも活躍する福田雄一が手掛ける舞台は、普段演劇を観ない人や男性にも「絶対に後悔させない」と太鼓判を押す。「福田さんは現代に通じる笑いを日々追求されていると思うので、初観劇にもお勧め。逆に会社や学校で、観たことを自慢できるような舞台になると思います。きっと華やかなセットになるだろうしダンスシーンも満載で、演劇界の裏側を覗き見するような趣向にゲラゲラ笑って、すっきり爽やかにエナジーチャージができる。素敵な作品になります!」2018年2月7日(水)から28日(水)までの東京・日生劇場公演を経て、大阪・梅田芸術劇場メインホール、福岡・博多座でも上演。取材・文:石橋法子
2017年11月06日リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ主演の大ヒット映画『プリティ・ウーマン』のミュージカル化が決定した。来年秋にブロードウェイで上演される。ジュリアが演じたヴィヴィアン役にサマンサ・バークス(映画版『レ・ミゼラブル』)、リチャードが演じたエドワード・ルイス役に『ONCE ダブリンの街角で』でトニー賞主演男優賞を獲得したスティーヴ・カジーが決定。音楽はブライアン・アダムスがたびたび共作しているジム・ヴァランスと手がけるという。脚本は、映画版の監督を務めたゲイリー・マーシャルが昨年亡くなる前に脚本家のJ・F・ロートンと執筆していた。プロデューサーのポーラ・ワグナーは、世界的ヒットを放った映画『プリティ・ウーマン』に敬意を払い、ミュージカル化することを宣言。「『プリティ・ウーマン・ザ・ミュージカル』は映画と同じ心、ユーモア、温かさ、おもしろみにあふれたものになるでしょう」。監督と振付を担当するのはブロードウェイ・ミュージカルの『ヘアスプレー』や『キンキーブーツ』の振り付けを手掛けたジェリー・ミッチェル。「People」誌によると、ジェリーはマーシャル監督の生前、1年以上に渡ってこのミュージカルの企画を共に練ってきたという。「このマジカルな映画を初めて見たとき、『これは絶対にミュージカルにするべきだ!』と感じたんだ」と語るジェリーの思いは見事に実現したようだ。(Hiromi Kaku)
2017年09月27日ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』が日本初上陸し、9月8日に開幕。現実とファンタジーが混ざり合った感動作に、会場を埋め尽くした観客から何度も拍手が沸き上がった。【チケット情報はこちら】本作は、名作『ピーターパン』の誕生を描いたジョニー・デップの主演映画『ネバーランド』を基に制作されたミュージカル。劇作家J・M・バリが、美しい未亡人シルビアと4人の子どもたちとの出逢いを通じて「ピーターパン」を書き上げ、上演するまでを描いた物語。『ピピン』『ヘアー』などで知られるトニー賞受賞演出家のダイアン・パウルスが演出を手がけ、イギリスを代表するバンド、テイク・ザットのゲイリー・バーロウがすべての音楽を作曲。2015年にブロードウェイで開幕すると観る者すべてを魅了し、感動させた話題作だ。物語は、ロンドンのケンジントン公園で、バリとシルヴィア一家が出会うシーンから始まる。バリ役のビリー・ハーリガン・タイを中心に、演者たちが流れるようにストーリーを展開していく。そしてひとたびステージ上の演者がひとつになったミュージカルシーンが始まると、観客は釘付け。抜群の歌唱力と息の合った振付から目が離せなくなる。特に観客を興奮させたのは、第一幕の最後を飾る『Stronger』。バリを乗せた海賊船が大海原を越えていく、まるでテーマパークのアトラクションのような大迫力の演出の中、ビリーが全身を使って力の限り歌い上げる。ステージの熱は会場中に広がり、観客は一気にヒートアップした。他にも、シルヴィア役のクリスティン・ドワイヤーがひとり熱唱する『All That Matters』や、子ども4人だけで演奏しながら楽しく歌う『We’re All Made of Stars』など、見事な歌声とパフォーマンスに、観客は、度々、大きな拍手と大歓声を贈った。ファンタジー要素もたっぷりで、想像力豊かな子どもたちと過ごすうちに物語を作り始めるバリがたびたびインスピレーションを受けると、ステージの上はファンタジーの世界へ。子どもたちは宙に浮かび、大人たちには悪役の影が。物語のアイデアとなるシーンが随所に散りばめられ、それを見つけるのも楽しみのひとつだ。彼らを取り巻く人々は、一癖も二癖もあるユーモラスな登場人物ばかりで、ユーモアたっぷりの台詞や演技に、会場からは笑いが起こる。後半には厳しい現実が待っており、大きな壁にぶつかりながらも、信念を持って乗り越えるバリや子どもたちの演技と歌に、会場には涙があふれた。ブロードウェイミュージカル「ファインディング・ネバーランド」は9月24日(日)まで東急シアターオブにて上演。チケット発売中。取材・文:門 宏
2017年09月11日女優の米倉涼子が主演を務めるブロードウェイミュージカル『シカゴ』が3日(日本時間4日)、米ニューヨークのアンバサダー劇場にて開幕した。米倉は、2012年7月に同作のロキシー役で、日本人女優として54年ぶりとなるブロードウェイの主演に挑戦。このたび、5年ぶりに同じ役でブロードウェイに帰ってきた。公演後、米倉は「5年ぶりにブロードウェイに帰ってきて、5年前は自分がやらなきゃいけないという気持ちが強かったのですが、今回はお稽古中からみんなが大丈夫、と言って励ましてくれました」と話し、「やりきらないと意味がないので今になって緊張してきました(笑)」とコメント。「(オープニングのハシゴをのぼるシーンから)観客の皆さんの反応が聞こえてきて、背中を押してくれました。うしろに沢山の仲間がいて本当に助かりました」と観客や仲間に感謝した。また、「今回は歌に重点を置いてトレーニングしてきて、楽しく歌えるようになってきた」と歌への自信が増した様子。ブレント・バレットとの共演についても「リハーサルが1回しかなかったけれど楽しめました」と話し、「みんなの思いを背負っているので、裏切らないようにしたいです」と13日まで続くニューヨーク公演への意気込みを語った。さらに、「日本では大澄賢也さんはじめ昔の仲間に助けてもらいました。5年前より力がついたかもしれません」と米倉。「アメリカ人になりたい気持ちでやってきたので、あとNY公演を10回やってスキルアップして日本に帰って、観客の方に喜んでいただけるよう頑張ります。是非見に来てください!」と呼びかけた。なお、8月2日から13日まで、東京・東急シアターオーブにて日本公演を行う。
2017年07月05日女優・米倉涼子が、7月3日(現地時間)ニューヨークのブロードウェイでミュージカル「シカゴ」の大舞台へのカムバックを5年ぶりに果たしたことが分かった。終演後、米倉さんは「前回はチャレンジャーの気持ちだったが、今回はちゃんとやりきらないと意味がないと思っていたので、違う緊張感があった。いまになって感動してきた」と語った。ミュージカル「シカゴ」は、1920年代の禁酒法時代のシカゴを舞台に、愛人を殺した悪女ロキシーが悪徳弁護士とマスコミの力を借りて無罪を勝ち取っていくまでを軸に描く。本作は、米演劇界で最高権威トニー賞で6部門を獲得、大ヒットを記録し、20年以上のロングランとなっている。米倉さんは2008年に本作の日本公演に参加し、2012年にはブロードウェイデビュー。5年ぶりとなる今回もロキシー役で出演を果たした。終演後に会見に応じた共演者アムラ=フェイ・ライトは、「今回、リョウコはアクセントをとにかく努力したことに疑いの余地はない」と力説し、弁護士ビリー役を演じたトム・ヒューイットも、「彼女は美しいだけではない、文化という国境を超えて輝ける才能を兼ね備えている。幼少期から慣れ親しんだ言葉を使っていないのにもかかわらず、ユーモアで感情表現に富んでいるのがとても素晴らしい」と絶賛。そして米倉さんは、「(オープニングのハシゴをのぼるシーンから)観客の皆さんの反応が聞こえてきて、背中を押してくれました。後ろにたくさんの仲間がいて本当に助かりました」とふり返り、「今回は歌に重点を置いてトレーニングしてきて、楽しく歌えるようになってきた」とコメント。また「5年前より力ついたかもしれません」と話す米倉さん。NY公演を終えた後日本に戻り、『ブロードウェイミュージカル「シカゴ」20周年記念ジャパン・ツアー』が、8月2日(水)から東京・東急シアターオーブにて行われるということで、「アメリカ人になりたい気持ちでやってきたので、あとNY公演を10回やってスキルアップして日本に帰って、観客の方に喜んでいただけるよう頑張ります。ぜひ見に来てください!」とメッセージを送った。『ブロードウェイミュージカル「シカゴ」20周年記念ジャパン・ツアー』 は8月2日(水)~13日(日)東京・東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階にて上演(生演奏、英語上演、日本語字幕あり/アメリカ・カンパニー来日公演)。(cinemacafe.net)
2017年07月05日女優の米倉涼子が主演を務めるブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』が、今年の夏に再演されることが20日、明らかになった。米倉は「自分にも悔いのないよう全力で挑みます!」と意気込みを語っている。米倉は、2012年7月に同作のロキシー役で、日本人女優として54年ぶりとなるブロードウェイの主演に挑戦。 ニューヨークでの公演(全6回)と直後に行われた東京凱旋公演(全23回)のチケットは完売の盛況で、プロデューサーからは「いつでも米倉に戻ってきてほしい」とラブコールを受けていた。そして、昨年の11月にロングラン20周年を迎えた『シカゴ』から、正式にオファーがあり、米倉は快諾。 今年7月3日から13日までの予定でブロードウェイのアンバサダー劇場で公演が行われ、8月2日から13日まで、東京・東急シアターオーブでの20周年記念ジャパン・ツアー公演に出演する。米倉は「20周年という節目の年に、CHICAGOに再挑戦できること、とても光栄です」とコメント。「私の女優人生においてとても大切な作品で、この作品と出逢えたことは運命だと思っています。5年というブランクに不安もありますが、それ以上にロキシーをもう1度演じることのできる喜びで胸がいっぱいです!」と興奮を語りながら、「歳を重ねたことでまた違った世界観を表現できるのではないかと今から楽しみです」と期待を示している。また、『シカゴ』エグゼクティブ・プロデューサーのバリー・ワイズラー氏は「愛と努力、そして類稀なる才能を注いでくれている涼子が、ブロードウェイに戻ってくれることは、この上ない喜びです」と歓迎。「2012年のブロードウェイ・デビューから5年がたち、女優、そして女性として経験を積んだ涼子を客席から観ることが今から楽しみです」と言い、「気がはやいですが、『涼子、お帰りなさい』」とメッセージを寄せている。『シカゴ』は数々の賞を受賞し、アメリカ(ブロードウェイ)作品で歴代1位のロングランを誇る作品。米倉演じるロキシーは、 欲望の為には手段を選ばないが、なぜか憎めないキャラクターで、不倫相手を殺害した罪で起訴されながら、弁護士やメディアを利用してスターの座をつかもうとする。
2017年01月20日アメリカで人気のクリスマスショー『ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド』の日本初公演が12月16日(金)、開幕した。『ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド』チケット情報アメリカでは伝統的なクリスマスの風物詩となっている“クリスマスショー”。1933年の初演以来、80年以上の間ニューヨークの冬の名物となっている『ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー』をはじめ、各地でさまざまなショーが上演され、幅広い年代に楽しまれている。そんなクリスマスショーのなかでも人気の『ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド』が、このたび日本に初上陸した。ブロードウェイのプロデューサーが、会場となる東急シアターオーブにふさわしいアレンジを加えたという本公演は、まさにクリスマスに必要なものすべてが詰まっている。舞台には巨大なツリーやクリスマスカード、プレゼントやラッピングのリボンが登場し、「White Christmas/ホワイト・クリスマス」、「Let it Snow/レット・イット・スノー」、「Joy to the World/ジョイ・トゥ・ザ・ワールド(諸人こぞりて)」、「Santa Claus is Coming to Town/サンタが街にやってくる」など、お馴染みのクリスマスソングの数々を、ミュージカル界で活躍するシンガーたちが歌う。スタイル抜群のダンサーたちがラインダンスやタップダンスを軽快に踊るなか、貫禄たっぷりのサンタクロースが登場し、会場のクリスマス気分も最高潮に。さらに、舞台の上にはスケートリンクまで出現。「When a Child is Born/ウェン・ア・チャイルド・イズ・ボーン」や「Carol of the Bells/キャロル・オブ・ザ・ベル」といった、力強くも繊細に響く歌声にあわせて、アレクサンドラ・シャウマンとルーカス・ルジツキのペアが優雅に紡ぐアイスダンスに魅了される。また、初日に続いて24日(土)には、フィギュアスケーターで女優の本田望結がスペシャル出演し、ソロスケーティングを披露する。「Deck the Halls/ひいらぎかざろう」にあわせて自ら振り付けを手がけ、クリスマスを意識した真っ赤な衣装についてもリクエストしたとのこと。公演に先駆けて行われたプレスコールでは、「ブロードウェイクリスマス・ワンダーランドの日本初公演に参加させていただくことがとても嬉しいという気持ちと、物語を壊さないようにきれいに滑れたらいいなと思います」と意気込みを語った。ひらひらと可憐に舞うその姿は、ショーをさらに盛り上げることだろう。ほかにも、心躍る“クリスマスプレゼント”が随所に散りばめられた『ブロードウェイクリスマス・ワンダーランド』。会場を出るときには、心にポッと明かりが灯されたような温かい気持ちになり、そこまで気に留めていなかったクリスマスが急に待ち遠しくなった。公演は12月25日(日)まで、東急シアターオーブにて。本田望結は12月24日(土)の16:30公演に出演。取材・文:とみたまい
2016年12月16日“ブロードウェイ・レジェンド”ヒントン・バトルがプロデュースする世界的なダンサー育成アカデミー「ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー(HBDA)」の開講発表記者会見が、10月18日(火)ルミネtheよしもとにて行われた。本アカデミーは、演劇やミュージカル界において世界最高峰の栄誉とされるトニー賞を3度受賞し(「ソフィスティケイテッド・レディ」「タップ・ダンス・ キッド」「ミス・サイゴン」)、ダンサー・シンガー・役者として活躍するヒントン氏と吉本興業がタッグを組み、真に独創的で表現力豊かなダンサーの発掘、育成を行うというもの。開校を心待ちにしているというヒントン氏は、第1期生オーディションに向け、「最も重要なのことはダンスに対する愛情。ダンスがなければ生きることができないいという魂の叫びが聞こえるようなダンサーを求めています」と呼びかけ。そして、競争率の高いブロードウェイで成功するためには「やる気や心意気も大切ですが、何よりも重要なのはあきらめない心。オーディションに落ちたとしても、なぜ受からなかったのかをしっかり分析して修正していくことが大切。HBDAでは、あきらめない気持ちをテクニックと合わせて教えていきたい」と育成への意欲を語った。また、MCとして登場した「タカアンドトシ」のトシは「もう40歳だから(ダンスは)見るだけでいい」と話すもヒントン氏は「やらなきゃ!いまがダンス始めるのにいい歳!カモン!」と熱烈に勧誘! しかし「綾部に任せます」と来年4月から活動拠点をニューヨークに移し海外進出を目指す「ピース」綾部を引き合いに出し答えていた。会見では、講師を務めるプリンストン・ダッカー三世(バレエ)、ディオン・フィギンス(モダン)、ドミーシャ・サンブリィ=エドワーズ(タップ)によるダンスパフォーマンスも披露。彼らはヒントン氏のアカデミーで講師を務めることができる喜びを話し、また11年に渡りマイケル・ジャクソンの専属タップ講師を務めたドミーシャ氏は、「完璧主義者という言葉では足らないほどの完璧主義者。MVでのタップのステップを教えるだけでなく、全てを学びたいということでイチから教えました」とマイケルとの思い出も明かしていた。なお、本会見を皮切りに年末まで生徒募集を実施することも発表。来年1月~2月にかけ、全国6都市で行われるオーディションを通過したダンサーには、世界で活躍するためのプログラムが最大3年間無償で受けられるようだ。(cinemacafe.net)
2016年10月21日2014年に宝塚歌劇100周年を祝して元トップスターたちによって上演されたブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン。今年は日本のみならず、ニューヨーク公演にも初挑戦するなどワールド・ツアーで大きな注目を集める本公演の、幕開けの地となる横浜公演にて、限定特典付きチケットの販売が決定した。宝塚歌劇の元トップスターたちで作り上げるブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン。本公演は、女性キャストのみで作られ、“世界一エレガントで華々しいシカゴ”と評されるなど、「セクシーでスタイリッシュな世界」が観客を魅了する。今年は、7月9日(土)KAAT神奈川芸術劇場を皮切りに東京・大阪の国内公演に加えて、本場ニューヨークでも上演。ニューヨーク公演では演出家・三木章雄が構成する特別なレビュー・ショー「宝塚アンコール」も上演される。これはニューヨーク公演限定のプログラムなのだが、ニョーヨーク公演に先駆けて開幕する横浜公演でも毎公演終了後に行われる「お見送りセレモニー」にて「宝塚アンコール」の一部が披露。曲目は当日発表というサプライズで、元トップスターたちのパフォーマンスにファンの期待は膨らむばかりだ。ファン必見の横浜公演に、さらに見逃せないチケット情報が発表。横浜の老舗「近沢レース店」のオリジナルレースをあしらった、横浜限定で販売されているミニタオルハンカチと、みなとみらい限定で販売されている薄くソフトなカステラ生地に栗餡をやさしく包み込み、しっとりとした食感が絶妙な横濱ハーバーダブルマロンが特典として付いてくるチケットが発売中。予定枚数終了次第、受付終了なので気になる方はお早めにチェック!また、稽古も大詰めに差し掛かっている本公演から、ロキシー・ハート役(ダブルキャスト)として出演する大和悠河が「シカゴ」の公演を行うニューヨークでロケを行った番組「徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました 2時間スペシャル!!」が、今夜6月22日(水)21時より日本テレビにて放送予定。さらに、6月23日(木)9時半より放送「フォンデュ」(TOKYO MX)には大和さんをはじめ和央ようか、星奈優里も出演するという。ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」宝塚歌劇OGバージョンは、7月9日(土)よりKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて横浜公演を上演。以降、7月20日(水)よりデビット・H・コーク・シアター(リンカーン・センター内)にてニューヨーク公演。8月10日(水)より東京国際フォーラム ホールCにて東京公演。8月25日(木)梅田芸術劇場メインホールにて大阪公演。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日大ヒット映画『アナと雪の女王』のミュージカルがブロードウェイで上演されることになった。ディズニーは2013年の大ヒット作の舞台版を2018年春から上演すると発表しており、2017年夏には関連イベントが予定されているという。今回のニュースの発表にあたり新たに開設されたツイッターアカウント「@FrozenBroadway」には「『アナと雪の女王』が2017年夏のブロードウェイ上演前イベントを経て、2018年からブロードウェイで公演予定」と投稿されている。ゴールデン・グローブ賞やトニー賞にもノミネート経験があるアレックス・ティンバースが舞台監督を務める予定になっており、トニー賞受賞歴のあるピーター・ダーリングが振り付けを担当。脚本家のジェニファー・リーや作曲家のクリステン・アンダーソン・ロペスとロバート・ロペスをはじめ、映画版からも数多くのスタッフが舞台制作に携わることになるようだ。キャストはまだ発表されていないものの、アニメ版でエルサの声を務めたブロードウェイ女優のイディナ・メンゼルは以前、同作が舞台化されることがあればぜひ出演していたいとの意向を表していた。舞台化作品への出演の可能性を尋ねられた際、イディナは「もちろんよ!」「ディズニー作品に関わってアニメの女王になれたことは私にとって夢のようなことだったわ」と答えている。映画版『アナと雪の女王』は世界で13億ドル(約1500億円)の興行成績を上げるアニメ史上最高のヒット作となっており、アカデミー賞では長編アニメ映画賞と主題歌『レット・イット・ゴー』で歌曲賞を受賞している。(C)BANG Media International
2016年02月11日シンディ・ローパーが全曲書き下ろし、演劇のアカデミー賞ともいわれるトニー賞を受賞した話題のブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、ついに日本人キャストで初上演決定。主人公チャーリー役を小池徹平、そして、三浦春馬が美のカリスマ・ドラァグクイーン役を演じる。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…。2013年、演劇のアカデミー賞ともいわれるトニー賞で13部門にノミネートされ、作品賞をはじめ、オリジナル楽曲賞、主演男優賞を含む6部門を受賞する快挙を成し遂げたブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれており、2005年公開のイギリス映画をミュージカル化。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を務めたことでも大きな話題を呼び、いまなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作だ。今回、満を持して本作が日本人キャストで初上演されることが決定。主人公の優柔不断な靴工場の4代目、チャーリー・プライス役には、高い歌唱力を武器に「デスノート The Musical」のL役で高い評価を獲得し、今年は帝国劇場にて主演ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」が控える小池徹平。「ブロードウェイミュージカルの名作に挑戦させていただけること、いまからとてもわくわくしてます」「豪華なキャストの皆さんと共に、また新たなる自分の発見、そして進化できるように、引き締めて頑張りたいと思います!」と意気込みを寄せた。また、美のカリスマ・ドラァグクイーン、ローラ役を演じるのは、主演映画『進撃の巨人』で世界的に注目を浴び、現在ドラマ「わたしを離さないで」に出演中の三浦春馬。本作でブロードウェイミュージカルに初挑戦となる三浦さんは、出演を受けてニューヨークに渡り、シンディのヴォイストレーナーによるヴォーカルレッスンを受け、さらにシンディ・ローパーから直接アドバイスを貰うなど、並々ならぬ準備を行ったそう。「2013年夏、ブロードウェイで観劇し、強く憧れた役を演じることができ、とても嬉しくおもいます。と同時に大きなプレッシャーも感じてきていますが、自分が本国の劇場で包まれたミュージカル・キンキーブーツの感動を少しでもお客様に受け渡せるよう、努力して行きます」と、強い思いを語った。初タッグを組む小池さんと三浦さんが、音楽・演出・振付はそのままに、困難な中でも自分らしく生きることの大切さを教えてくれる、笑いと感動に溢れたブロードウェイミュージカルの最高傑作を舞台で繰り広げる本舞台を期待して待ちたい。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)より東京・新国立劇場を皮切りに大阪オリックス劇場で上演予定。10月には、東急シアターオーブにてブロードウェイ版「Kinky Boots」の来日公演も決定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日アル・パチーノ主演舞台『チャイナ・ドール』がブロードウェイで開幕した。ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が衣装協力をしている。『チャイナ・ドール』の脚本を手掛けたのは、劇作家で脚本家のデイヴィッド・マメット。ストーリーは、全てを捨て新たな人生に向けて歩み始める裕福な男と若く美しいフィアンセ、飛行機を主軸に展開する。突然かかってきた一本の電話がきっかけで運命の歯車が狂い始めるというストーリーになっている。同作の中でアル・パチーノは、グログラン・シルクのタキシードにイブニングベストと白いイブニングシャツ、ボウタイをつけて登場する。なお、ジョルジオ アルマーニとの関係は、アル・パチーノが1993年公開の映画『セント・オ ブ・ウーマン/夢の香り』でアカデミー賞を受賞した際の授賞式で同ブランドのタキシードを纏ったときから始まっている。
2015年12月22日