~取り扱い機体も拡充し、掲載メニューなどのヘリコプター媒体資料請求も可能に~ 株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:榑谷 典洋)と共同で運用型テレビCMプラットフォーム「テレシー」( を運営する株式会社テレシー(東京都渋谷区、代表取締役CEO:土井 健)は、ヘリコプターをはじめとした空のインフラを構築・提供するSpace Aviation株式会社(京都府京都市、代表取締役:保田 晃宏)と、タクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」の開発や広告販売を行う株式会社IRIS(本社:東京都港区、代表取締役:眞井 卓弥・宇木 大介)と共同で開発した、世界初となる(自社調べ)ヘリコプターサイネージの正式販売を、2022年6月より、開始いたします。テレシーでは、2022年1月より、ヘリコプターサイネージのPoC(実証実験)を開始し、大きな反響があったことを受け、正式販売を開始することにいたしました。正式販売開始に伴い、ヘリコプターサイネージに関する資料請求が可能となり、取り扱い機体も10機まで拡大しました。今後は、さらに取り扱い機体数を増やしてまいります。ヘリコプターサイネージの運用においては、テレシーが総販売代理店として商品企画、広告営業を行い、Space Aviation社が媒体社として端末購入、IRIS社が配信システムの開発、運営、サイネージ端末の供給を担います。■「Space Aviation株式会社」( )について「空を活用する社会を目指して」をコンセプトに、ヘリコプターやビジネスジェットなど、空を利用するためのインフラを構築し、提供する航空運送会社、匠航空株式会社の媒体社として設立されたSpace Aviation株式会社。JPD京都へ軸足を置き、京都、岐阜、東京、千葉、栃木、岡山、北海道と全国各地で活動展開しています。ヘリポートや空港だけではなく、全国各地に場外離着陸場を設けるべく、オンリーワンサービスを提供しています。■「株式会社IRIS」( )について2016年6月に株式会社Mobility Technologies(旧・JapanTaxi株式会社)と、株式会社フリークアウト・ホールディングスの合弁会社として設立された株式会社IRIS。新世代デジタル・サイネージであるタクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」を運用。2022年1月27日より、タクシーサイネージ「Tokyo Prime」の事業運営により培ったシステム開発、端末供給ノウハウをモビリティ関連企業に展開する「デジタル・サイネージOEM」を開始。■「テレシー(TELECY)」( )について「テレシー」は、最低100万円から簡単にテレビCMの出稿ができ、効果もしっかりと確認しながらPDCAを回すことができる運用型テレビCMプラットフォームです。電通が保有する日本最大級のテレビCMに関わるアセットをフル活用すると共に、CARTA HOLDINGSの技術力を用いて高精度なシミュレーション・最適化・レポーティングを実現します。配信実績も独自のレポーティングツール「テレシーアナリティクス」により、最短で広告掲載翌日には把握することができ、シミュレーションデータと比較しながら、チューニングをおこない、さらなる最適化を図ることも可能です。近年、サードパーティCookie規制をはじめ、国内外において、プライバシー保護に対する意識が高まり、対策が強化されていますが、「テレシー」では、効果測定に個人情報を一切使用しないため、Cookie規制などに関わらず、効果測定をすることが可能です。また、テレビCM以外にも、タクシーCMやエレベーターCM、その他オフライン広告なども多数取り扱っており、お客様の事業・商材に適したメディアを選定し、各CM向けのクリエイティブ制作から広告配信、効果測定までをトータルでサポートいたします。・テレシーの主な特長1)最低100万円からテレビCM出稿可能2)テレシーアナリティクスにより、ネット広告と同じ指標で効果を可視化3)プランニングからCM制作、効果測定まではじめてのCMでもワンストップサポート4)タクシーCMやエレベーターCM、その他オフライン広告も多数取り扱い【株式会社テレシー】 代表取締役CEO:土井 健取締役:川瀬 智博、吉濱 正太郎、村井 陽介、西園 正志、福岡 大輔所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ15F設立:2021年1月4日資本金(資本準備金含む):9,900万円事業内容:テレビCM配信プラットフォームの企画・開発・運営/タクシーマーケティング事業/デジタルマーケティング事業【報道関係者お問い合せ先】株式会社CARTA HOLDINGS広報・IR室お問い合わせフォーム: 【テレシーへのお問合せ】株式会社テレシーTEL:03-4577-1469E-mail: telecy_contact@cartahd.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月28日イギリスで『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作を撮影中のトム・クルーズが、ウォリックシャー州の一般住宅の裏庭に、プライベート・ヘリコプターで着陸するという珍事が発生した。「BBC」が報じた。トムが着陸予定だった空港が一時的に閉鎖されてしまったため、アリソン・ウェブさん一家に「裏庭を使わせてもらえないか?」と事前に連絡があったという。「裏庭がヘリコプターの着陸に使われるなんて、子供たちが見たらクールだと思うに違いないと思いました」と語るアリソンさんは、快諾。その時点では「VIPが使う」とだけ聞いていたので、ヘリコプターからトムが降りてきてビックリしたという。「彼は着陸後、子供たちのもとに直行し、話しかけました。その後、私たちにエルボーバンプ(ひじをぶつけ合うあいさつ)をして、『本当にありがとう』とお礼を言いました。さらに、子供たちにヘリコプターに乗ってみないかと誘ってくれたのです」とアリソンさんは語る。実際に、子供たちはトムとともにヘリコプターライドを楽しんだようだ。もちろん、アリソンさんは子供たちやパートナーと一緒に、トムと記念撮影をすることも忘れなかった。「とんでもなく素晴らしい一日になりました。非現実的な。ちょっといまだにあんなことが起こっただなんて、信じられません」とアリソンさんは夢見心地だ。(Hiromi Kaku)
2021年08月25日「ヘリコプターペアレント」というとちょっと耳慣れないかもしれませんが、空からつねに子どもを監視しているような親――つまり「過干渉」の親のことです。親がヘリコプターペアレントだと、子どもにどんな影響があるのでしょうか?欧米で学んだ心理学を子育てに生かし、母親たちをサポートしている公認心理師の佐藤めぐみさんに、ヘリコプターペアレントにならないための方法と併せて教えてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹「しっかり者」の親に多い「ヘリコプターペアレント」「ヘリコプターペアレント」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは本来、高校生や大学生くらいの年代の親のうち、ある特徴を持つ人たちに対して使われていた言葉です。「子どもの就活の面接に同行する親がいる」といった話を聞いたことがありませんか?そういう親が、あたかも子どもの頭上でホバリングしながら監視しているようだとして、ヘリコプターペアレントというふうに呼ばれるようになったのです。干渉し過ぎる親のもとで育った子は、のちのち社会に出てからもさまざまな問題を抱える傾向があります。子どもの頃から、なにをするにも「○○くんはこれが好きだよね」「これがいいよね」というふうに、一見意見を尊重しているようで結果的には親が一方的に決めてレールを敷いてしまうため、その子は大人になっても自分の意見を持てないというのはよくあるケースです。いわゆる、「指示待ち人間」になってしまうのです。さらには、打たれ弱いということもその特徴として挙げられます。親が自分のことを過剰なまでに守ってくれ、困難にぶつかる前に手を差し伸べてくれるために、つまずいたり壁にぶつかったりする経験が乏しいまま大人になってしまいます。でも、社会に出れば、親につねに守ってもらうというわけにはいきません。当然、さまざまな失敗を重ねることになります。すると、失敗に対する耐性が弱いために、一度の失敗で心に大きな傷を負ってしまうのです。子どもをそんなふうに育ててしまうヘリコプターペアレントには、心配性であることの他、少し意外かもしれませんが「しっかり者」の人が多いという特徴があります。しっかり者で管理上手だからこそ、子どもに対しても「なにごともうまくやってほしい」と考え、「我が子にはこれがいいんだ」と、子どもにかかわるあらゆることを決めてしまうのです。幼い子どもに対しては、ある程度の干渉が必要ただ誤解してほしくないのは、ヘリコプターペアレントは、あくまでも「高校生や大学生くらいの年代の親」に対しての呼び名だということ。それが、現在はもっと年齢が低い子どもの親に対していわれるようになってきているのですが、幼い子どもに対しては、もちろん親が管理したり干渉したりすることも必要です。なんでも子ども任せで、ただ放置しておけばいいというわけではありませんよね。幼い子どもが外で遊んでいるときには、親はきちんとそばで見守る必要があります。子ども自身や友だちが危険な遊びをしようとしているようなら、親がしっかり止めるべきです。ですが、多くの親御さんとかかわるなかで、わたしが「ヘリコプターペアレント“予備軍”かもしれないな」と感じる人がいるのも事実です。ですから、みなさんには「自分はヘリコプターペアレント予備軍になっていないか」ということを考えてほしいと思います。そうならないために大切なのは、子どもをひとりの人間として尊重することです。「質問をする」「相談をする」「意見を聞く」ということがとても大事になります。先にお伝えしたように、ヘリコプターペアレントは、子どもの日常に過度に干渉するため、その子の決断や判断の機会を失わせてしまうという特徴があります。そうではなく、子どもにかかわることは、まずは子どもにどうしたいかを聞いてほしいと思います。習い事や塾などの重要なことはもちろんですが、なにを食べたいか、なにを着たいか、なにで遊びたいか、そういう日常的なことでも自発的に考える練習になります。そういったことが、子どもの決断力を育むことになり、指示待ち人間ではなく、しっかりした自分の意見を持てる人間に育てるために大切です。子どもの成長に欠かせない、「悔しい」という負の感情また、子どもの「負の感情」を悪いものだと考えないことも重要です。負の感情とは、悔しいとか悲しい、寂しいといった気持ちのことです。もちろん、「友だちにいじめられて悲しい」だとか「お父さん、お母さんとあまり一緒にいられなくて寂しい」といった気持ちを子どもに味わわせることは、親として避けなければなりません。その一方、悔しい気持ちは子どもの成長に欠かせないものでもあります。たとえば、子どもが習い事やスポーツで他の子どもに負けて悔しい思いをしたとしましょう。その悔しい気持ちがあるから、その子は「今度は負けないようにもっと頑張ろう!」と努力をすることができます。その気持ちが、子どもにとってどれだけ大きな成長をもたらしてくれるかは、あらためて考えるまでもないでしょう。ところが、ヘリコプターペアレント予備軍の親たちは、そんな大事な悔しい気持ちすら、「子どもがかわいそうだ」と感じ、手を出したり、代わりにやってあげたりと干渉してしまいます。親の役割として大事なのは、子どもが嫌な思いをしないように先回りして解除することではなく、チャレンジをして悔しい思いをしたときに、「悔しかったね」と、子どもの気持ちに寄り添い、次に進めるように励ましてあげることです。そうすることで、失敗が成長のチャンスになっていくのです。先の「子どもに質問をする、相談をする、意見を聞く」ということにも通じますが、子どもが経験すべきことを親が奪うのではなく、子どもの本当の気持ちをしっかりと見つめることを大切にしてほしいと思います。『子育て心理学のプロが教える 輝くママの習慣』佐藤めぐみ 著/あさ出版(2012)■ 公認心理師・佐藤めぐみさん インタビュー記事一覧第1回:「登園時、毎朝大泣き」問題は、親がコレをしてあげると解決できる!第2回:子どもの「泣き落とし」を収めるテクニック。コツは“ルール作り”にあり第3回:子どもは「甘やかす」より「甘えさせる」!甘えさせてもらえない子は将来こうなる第4回:「過干渉、ヘリコプターペアレント予備軍」親の意外な特徴。もしかしてあなたも?【プロフィール】佐藤めぐみ(さとう・めぐみ)1969年生まれ、東京都出身。公認心理師。オランダ心理学会認定心理士。イギリス・レスター大学大学院修士号取得。欧米で学んだ心理学を日本のお母さんが取り入れやすいかたちにしたポジティブ育児メソッドを考案。現在は公認心理師として、ポジティブ育児研究所でのオンライン子育て心理学講座、育児相談室ポジカフェでのカウンセリング、メディアや企業への執筆活動等を通じ、子育て心理学を活用した育児支援を行っている。HP:megumi-sato.com【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年04月20日26日(現地時間)にコービー・ブライアントと13歳の娘を含む9名がヘリコプターの墜落事故で亡くなったことを受け、スーパーボウルのCMの1つから、ヘリコプターのシーンが削除されたという。「Business Insider」などが報じた。そのCMは現代(ヒュンダイ)自動車の「Genesis GV80」のもので、ジョン・レジェンド&クリッシー・テイゲン夫妻が出演。今週初めに、冒頭にヘリコプターが出てくるオリジナル版のCMが公開されていたが、現在は編集されたものに変更されている。「Genesis」の広報担当者は、「今日、スーパーボウルのCMの一部を再編集しました。停まっているヘリコプターが映っている冒頭の2秒をカットしました。CMは、日曜日に起きた悲劇より先に撮影、製作、公開されていましたが、ご遺族の心中を察し、哀悼の意を表して(オリジナル版を)取り下げました」と発表。「Genesis」のほか、現在までにスーパーボウルのCMで何らかの変更を表明した企業は2社。ピーナッツブランド「Planters」のCMには、同社のキャラクターのミスター・ピーナッツが崖から転落し、落ちた先の車が炎上して死んでしまうというシーンがある。ツイッターとYouTubeでの大々的なキャンペーンは見送るというが、スーパーボウルのCMとしてキャンセルする予定はないとのこと。ジェニファー・ロペスが出演する「Hard Rock International」のCMは、具体的には明かしていないものの、コービーの事故を受けてシーンを編集しなおしたと伝えられている。(Hiromi Kaku)
2020年01月31日NBAの元スター選手、コービー・ブライアントが突然の悲劇に見舞われ、亡くなった。享年41。娘のジャンナ(13)さんと一緒に乗っていたヘリコプターが墜落し、パイロット1名、コービーとジャンナさんを含む乗客8名全員の死亡が確認されたという。「TMZ.com」が伝えた。SNSで著名人たちが追悼メッセージを送っている。トランプ大統領は「コービー・ブライアント。きみは史上最高の素晴らしいバスケ選手の1人だった。新たに人生が始まったばかりだったのに。家族を愛し、将来に強い情熱を持っていた。彼の美しい娘のジャンナさんまでもが亡くなり、この辛いひとときが一層耐え難いものになっている。メラニアと私は、ヴァネッサさんとブライアント一家に心からお悔やみ申し上げます」とコービーの妻ヴァネッサさんや家族を労わるメッセージをツイート。ジャスティン・ビーバーはコービーとの2ショットをインスタグラムに掲載し、「ありえない。マンバ、あなたはいつも励ましてくれた。いまでも笑顔になれるような言葉をくれた。大好きだよ!」とコービーの愛称マンバと呼びかけ、追悼。マーク・ハミルは「彼の伝説は永遠に語り継がれる」とツイート。リース・ウィザースプーンは「コービー・ブライアントの訃報を聞いてとてもショックを受けている。桁外れの才能を持つアスリートで、本当にやさしくて素敵な人だった。彼のご家族に愛と祈りを送り、哀悼の意を表します。NBAのみなさんにも」とツイートした。そのほかにもテイラー・スウィフト、オバマ前大統領、ジミー・キンメル、デミ・ロヴァートなどから続々とメッセージが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年01月27日『ヘリコプターペアレント』という言葉、ご存じでしょうか?「モンスターペアレント」や「毒親」ほど広く知れわたってはいないものの、小さな子どもを育てる親にとって、決して人ごとではない問題をはらんでいるのです。今回は、真剣に子どもと向き合う親であれば、だれもがその予備軍となりうる『ヘリコプターペアレント』についてお伝えします。子どもの成功を無意識に阻む “ヘリコプターペアレント” の恐ろしさヘリコプターペアレントとは?まるでヘリコプターがホバリングをしているように、親が子どもの頭上で旋回し、目を光らせている様子から名づけられた “過保護かつ過干渉な親” の総称。わが子が失敗しないように上空で見張り続け、困難に遭遇しようものなら、すぐさま飛んでいって助ける親のことを指す。アメリカなどでは社会問題にもなっている。 親であれば、わが子を心配する気持ちは充分理解できます。程度の差こそあれ、誰もが子どもの幸せや成功を願って手助けをしてあげたいと思うもの。では、『ヘリコプターペアレント』は、いったい何が問題なのでしょうか?心理学に基づいた育児メソッドを提唱している佐藤めぐみさんによると、「過保護は “わが子への愛情ゆえ” と好意的にとらえていた時期もありますが、最近のアメリカの研究では、その傾向が否定されつつあるといいます」とのこと。研究の結果わかったことは、次の通りです。1. 親としての温かみがないうえに過保護だと、子どもはのちのち、自己否定感に悩み、問題行動のリスクも高まる。2. 親としての温かみを保った過保護の場合、1のケースと比べれば確率は減るが、自己否定感や問題行動のリスクはなおも残る。つまり「いくら愛情あふれる温かい接し方をしていても、決して過保護による悪影響がなくなるわけではない」らしいのです。結論として、子どもへの “愛情ゆえに” 過保護が容認されていた時代は、確実に変わりつつあるのだといえます。ヘリコプターペアレントに育てられた子どもたちの将来ワシントンポスト紙によれば、「ヘリコプターペアレントに育てられた大学生は、うつの割合が高い」と報告されています(2013年)。そこには「過剰な親の干渉は、子どもの自主性と能力の発達を阻害する。そのため、ヘリコプターペアレントは依存を促し、保護的な管理なしに仕事を完遂する能力を阻害する」とも書かれています。その理由として、「過保護に育った子どもは、喪失や失敗、さらに失望といった、誰の人生でも避けられない状況に対処する方法を、まったく学ぶことがない」ということが挙げられています。失敗から学ぶ教訓や、ひとりで問題を解決する力、試行錯誤しながら周囲とコミュニケーションを図る努力など、どれも生きていくうえで必要不可欠です。これらの力が身についていない若者にとって、社会の厳しさは相当なものなのではないでしょうか。子どもをすべての困難や失敗から遠ざけて、傷つかないように守るヘリコプターペアレントの過剰な愛情は、じつは子どもが成長するきっかけや将来の成功の機会を奪っているのです。また、ヘリコプターペアレントはわが子の人生や経験の多くを決めてしまうので、その子どもは圧倒的に『決断する機会』が減ります。決断力が欠如した状態で育つと、自分のことなのに何も決められないまま生きていかなければなりません。さらに、幼少期に失敗を重ねなかったことから、“完璧な自分” しか認められない、自分を好きになれない、などのネガティブな価値観形成や精神的な不安定さを引き起こす可能性も出てくるといわれています。誰もがヘリコプターペアレント予備軍!?「うちは子どもを甘やかしてしないし、厳しくしているから大丈夫」と自信があっても、安心はできません。「どんな親でもヘリコプターペアレントになる可能性がある」と述べるのは、『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)の著者・立石美津子さん。ヘリコプターペアレントになりやすい人には、次のような特徴が見られるそうです。1. 完璧主義子どもに対して “理想の子ども像” を求めるだけでなく、自分自身にも “理想の母親・父親像” を追い求めてしまうのが特徴です。それがやがて、「子どもの評価=自分自身に対する評価」となり、子どもの失敗を自分の失敗としてとらえてしまうのです。その結果、失敗する前に手や口を出すようになります。2. 気が利きすぎるよく気が利いて察しがいい人も要注意です。子どもが何も言わないのに「のど乾いたんじゃない?」と、しょっちゅう声をかけていませんか?子どもの自主的な行動よりも前に「あれやったの?」「忘れ物は?」など、四六時中注意喚起するのは明らかに過干渉です。3. せっかちなんでも早く、合理的に終わらせてしまいたいタイプもヘリコプターペアレント予備軍だといえるでしょう。確かに、あれこれと指示を出してその通りに行動させれば、無駄を省き最短でゴールにたどり着くことができます。しかし、結果として子どもは自分でSOSを出せなくなり、指示待ち人間になってしまうのです。共通しているのは、子どもの失敗の機会を奪っているということ。自分で考えて、自発的に行動した結果、成功の喜びも失敗の悔しさも身体で覚えることができます。そのような体験の機会を奪うことは、子どもが大きく飛躍するきっかけを失うことにもつながるのです。適切な距離感は子どもが知っているヘリコプターペアレントの危険性は理解できたとしても、「それでもつい過保護になってしまう……」「放任になるわけにもいかないし、どの程度子どもを手助けすればいいかわからない」と、悩んでしまいますよね。前出の佐藤さんは、親が過保護になる背景に「子どもにイヤな思いをさせたくない」という親心があるのなら、「子どもが持つ “負の感情” を恐れないことが大事」だといいます。「イヤだな」という気持ちは子どもの成長に不可欠です。それを自ら乗り越える力をつけさせることのほうが、その場限りの「イヤなことからの回避」よりも、何倍も子どものためになると思いませんか?では、親子として適切な距離感はどれくらいなのでしょうか。佐藤さんは、「基本的には、子どもが “適切な距離” を知っています」といいます。たとえば、公園で親と離れた場所で友だちと遊ぶような子でも、転んだり嫌なことあったりすると、すぐに親のところに飛んできますよね。つまり状況に応じて子どもが示した距離が、その子の心の状態に合った距離感というわけです。親はあれこれ考えずに、子どもが求めている距離に応じて見守ってあげるといいでしょう。もし普段の親子の会話の中で、子どもの発言に「ママ、これどう思う?」「パパが決めて」などが多いようであれば注意が必要。できるだけ子どもが自分の行動に主体性を持つようにはたらきかけましょう。何気ない日々の会話にも、「あなたはどう思う?」という質問を盛り込むように心がけるといいですね。子どもの自立をサポートするのが親の役目幼児教室を経営していた立石さんは、次のような光景が印象に残っているそう。ある子がハンカチを忘れたので、「忘れ物をしないようにね」と保育士が注意すると、「だってママが入れてくれなかったんだもん!」と親のせいにしたそうです。帰宅後、子どもは「ママ、どうしてハンカチ入れてくれなかったの?」と親を責め、母親は「ごめんね、ママが入れ忘れちゃって……」と子どもに謝ったそう。そして次回、また忘れたときには母親が保育園に慌てて飛んできて届けたといいます。「子どものために」と親が起こしたこの行動は、子どもにどんな影響を及ぼすのでしょうか?結果的に、“自分のものを自分で準備する習慣がいつまでもつかない” “忘れ物をしても人のせいにして、自分のことを反省しない” 人間に成長してしまいますよね。そして、なにかにつけて「親がなんとかしてくれる」と考える子どもは、忘れ物をしても親が届けてくれると思っているので、忘れ物に注意しなくなります。そして先生や友だちに、「鉛筆を忘れたので今日1日貸してください」といった簡単なSOSすら出せなくなってしまうのです。困っているときに、自分から他者への助けを求めるのは自立への一歩です。子育ての最終目標が「子どもの自立」だとしたら、ヘリコプターペアレントはそれを阻むことにより、永遠に子育てをし続けなければならないでしょう。幼児期に失敗したり、困ったりする経験を積ませて、自分で考えて決断して行動する力をつけることは、成長後の自立をスムーズに促します。子どもを心配する気持ち、大切に思う気持ちは誰もが持っているものですが、行きすぎた干渉は百害あって一利なしだと覚えておきましょう。***自分では気づきにくい「過保護・過干渉」。お子さんの様子をよく観察して、「自分で何にも決められないようだ」「すぐに人のせいにしているように見える」と感じたら、親子関係の距離感を見直すチャンスです。(参考)Yahoo!ニュース|子どもの自立を奪う“ヘリコプターペアレンツ”その驚きのエピソードとはAll About|ヘリコプターペアレントとは?親の過保護が仇になるHUFFPOST|「ヘリコプターペアレント」とは?行きづらい子どもに育つ親の存在excite ニュース|「ヘリコプターペアレント」になりやすい親の特徴サイゾーウーマン|厄介な「ヘリコプターペアレント」の実態と対策ーー何も決められない子どもが育つ!?excite ニュース|過保護・過干渉の「ヘリコプターペアレント育児」子どもへの影響は…?
2019年09月06日今年の秋はヘリコプターで紅葉狩りに出かけませんか?リゾート施設、星のや京都では2016年11月20日(日)~12月5日(月)の期間中、「世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ」が実施されます。星のや京都だから実現する、ラグジュアリーな体験を楽しんでみてください。1日1組限定!星のや京都のヘリクルーズ星のや京都が今回のヘリクルーズを実施するのは、「混雑を避けて紅葉をお愉しみいただける機会をご提案したい」との想いからです。京都は紅葉の名所が数多くありますが、例年混雑が予想されています。ヘリクルーズは渋滞も人ごみも関係なく、心ゆくまで紅葉を眺められるのが魅力です。さらにさまざまな紅葉スポットを1度に巡れるのも嬉しいポイント。「世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ」で、赤やオレンジに彩られた古都・京都を満喫しましょう。なお参加できるのは1日1組だけ。京都の紅葉をひとり占めできる、プライベート感いっぱいな贅沢なプログラムです。●ヘリクルーズのあとはお茶を飲みながら紅葉狩り今回のプログラムはヘリクルーズだけではありません。ヘリコプターから降りたら、お抹茶を飲みつつ紅葉をのんびり愛でましょう。星のや京都内にある「奥の庭」に、お抹茶が用意されます。「奥の庭」は燻し瓦を使い、川の流れを表現している庭園です。1848年創業、「植彌 加藤造園」による「奥の庭」で心落ち着くひとときを過ごしてみてください。「朝のもみじ舟」もおすすめ星のや京都では、ヘリクルーズ以外にも紅葉をとことん楽しめるプログラムが用意されています。その1つが「朝のもみじ舟」です。貸切りの屋形船を川に浮かべ、岸辺の紅葉を観賞します。船上だから見える風景、川面に映る色彩は何よりの思い出になりますよ。舟上ではお抹茶とお菓子もいただけます。【朝のもみじ舟】期間:2016年11月20日(日)~12月5日(月)時間:9:00〜9:40料金:6,000円(税・サービス料10%別)定員:2〜8名様まで※予約は前日20:00まで「世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ」は、京都の紅葉が見ごろを迎える時期に合わせて実施されます。貴船や東山、大原へのアクセスも良好な星のや京都を拠点に、紅葉狩り三昧の旅に出かけませんか。空から、陸から、船から紅葉狩りを満喫できるヘリクルーズは7日前までに予約が必要です。■イベント概要名称:世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ実施期間:2016年11月20日(日)~12月5日(月)時間:15:00〜17:00料金:1組あたり100,000円(税・サービス料10%別)※雨天中止の場合は全額返金場所:星のや京都 ※星のや京都からヘリコプターの離発着場所までの送迎付き所在地:京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2アクセス:京都駅からタクシーで約30分定員:2~3名※最少催行人数2名 1日1組限定公式サイトURL:
2016年10月04日富士重工業は9月2日、陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプターの開発事業を受注したと発表した。同開発事業では、富士重工業と米ベル・ヘリコプター・テキストロンが、捜索救難などで活用される412シリーズの最新型ヘリコプターである「421EPI」の発展型機を「富士ベル412+(仮称)」として共同開発し、この機体を共通プラットフォームとして陸上自衛隊向け「UH-X」として開発する計画。また、民間機として開発する「富士ベル412+」は、「412EPI」のドライラン能力を向上させるとともに、トランスミッションの出力向上、機体の耐久性の改善など、性能と安全性を向上させた機体となるとしており、販売についてはベルのネットワークを活用し、世界に向けて販売する予定だという。富士重工業は今後、ベルの協力のもと、栃木県宇都宮市の航空宇宙カンパニーに「UH-X」と「富士ベル412+」の製造ラインおよび維持整備体制を構築し、共同でヘリコプター事業を展開していくとしている。
2015年09月02日総合航空サービスを展開している朝日航洋は、クリスマス限定の特別企画として、全国にある拠点3カ所(札幌、新潟、富山)で、ヘリコプターによるクリスマス遊覧を開催。現在、参加者を募集中している。札幌で、12月22日、23日、24日の3日間行われる「Cristmas Sky Cruing Sapporo」では、札幌市の「丘珠空港」を離発着場に、豊平川、札幌駅上空、すすきの大通をフライトする。各日16便限定で、時間は16時30分から20時まで。フライトの時間は1便13分の予定だ。料金は、大人(中学生以上)が1人12,000円、子ども(3歳から小学生)が1名10,000円となっている。新潟で、12月23日、24日の2日間行われる「ヘリコプター・スカイクルージング」では、新潟市の「新潟空港」を離発着場に、ビッグスワン、県庁、万代シティ、朱鷺(とき)メッセをフライトする。各日11便限定で、時間は16時から19時50分まで。フライトの時間は1便につき10分を予定しており、料金は1人9,000円(3歳以上)。富山で、12月23日、24日の2日間行われる「Xmas Night Cruing」では、富山市の「富山空港」を離発着場に、富山市内市内(駅北、中心街)をフライトする。時間は17時30分から20時。フライトの時間は1便15分の予定で、料金は1人10,000円となっている。なお、1便貸し切り(最大5人)の場合は38,000円とのこと。詳細は、同社ホームページを参照のこと。写真提供:朝日航洋株式会社【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日アンジェリーナ・ジョリーが婚約者のブラッド・ピットにヘリコプター1機と飛行レッスンをプレゼントしたという。イギリスの大衆紙「The Sun」によると、彼らが暮す南フランスのシャトー・ミラヴァルの敷地内にはヘリポートがあり、「サプライズでヘリコプターを贈ったら、ブラッドが喜ぶだろうとアンジーは考えたんです」と関係者は語る。「特にカンヌへの往き来に使いたいそうです。ブラッドは飛行免許を持っていますが、まだレッスンを受ける必要があるので、すぐに始めるそうです」。ヘリコプターの価格は100万ポンド(約1億2800万円)だという。16日から開催される第65回カンヌ国際映画祭にも出席が予定されている2人だが、ニース近郊のシャトー・ミラヴァルとカンヌは至近距離。もしかしたらブラッド自ら操縦するヘリコプターでカンヌ入り、という派手な演出を考えているのかも。世間を驚かせた婚約発表からxか月経ったが、先日はブラッドの元妻、ジェニファー・アニストンから彼らの婚約を祝って500ポンド相当のブーケが贈られてきたという。ブラッドはお返しにシャトー・ミラヴァルのワインを1ケース送ったそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Press Association/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)Killing Them Softly (原題)■関連記事:ブラッド・ピット、男性初のシャネル「No.5」の新たな顔に!アンジー、サラエボ名誉市民となった喜びをビデオ・メッセージで伝えるアンジェリーナ・ジョリー、婚約記念旅行後はUNHCRの活動で単身エクアドルへブラッド&アンジェリーナ、子供たちも一緒にガラパゴス諸島へ婚前旅行ブランジェリーナついに婚約アンジーの父親や同性愛者グループからも祝福メッセージ
2012年05月16日エクセル航空株式会社は、春休みに親子で体験できる「ヘリコプター教室」を3月25日に千葉県・浦安の浦安ヘリポートにて開催する。子どもは3歳以上12歳未満(小学生まで)が対象。現役のパイロットがヘリコプターの仕組みをわかりやすく解説するほか、教室終了後にはお台場や舞浜を一望できる体験フライトも運航するという。「ヘリコプター教室」は、3月25日に千葉県の浦安へリポートにて開催。子どもを対象にしたヘリコプターの知識を学べるVTRの上映、現役パイロットへの質問コーナー、ヘリコプターを題材にしたお絵かき教室のほかヘリコプターが格納された格納庫の見学も行われる。さらに、教室終了後には約10分間の体験フライトも実施。舞浜リゾートエリアから葛西臨海公園、お台場地区までを往復する特別湾岸ヘリクルージングを体験できる。上空からは湾岸エリアのほか、東京タワーなども眺めることができるという。料金は親子2人で25,500円。人数追加の場合は大人15,500円、子ども(3歳~12歳小学生まで)10,500円。限定30名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日