株式会社ベッセル(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田口順一、以下 ベッセル)は年々拡大するセーバーソー(レシプロソー)用のソー市場へ向けて、「バグトリデザイン」を提唱する工業デザイナー村田智明氏監修によるワークショップを活用した、ブレード3種を2022年5月に発売、順次店頭に導入してまいります。セーバーソーブレード3種■村田智明氏起用についてベッセルでは2015年より、ブランドメッセージとして「こたえる かなえる」を掲げ、お客様の困りごとを発見し共に解決するというモノづくりをしてまいりました。その中で今回、村田智明氏の提唱する「バグトリデザイン」「行為のデザイン」に着目。氏とのコラボレーションによるモノづくりを実施しました。村田智明氏■村田智明氏提唱の「バグトリデザイン」とは?「バグトリデザイン」とは、人々の行為の中で生ずる、あらゆるミス・不便・起こりうる障害等「行為が阻まれる事象」を「バグ」と定義し、購入者や利用者の行為を観察、想像体験することで「バグ」を見つけ出し、それを解消することで、製品の機能・性能に限らず人の行為までも、より不便のないよう、快適に使えるよう「デザイン」する考え方です。■従来とは視点の異なる製品特長開発には主要な開発・製造メンバーを招集し、ワークショップ形式で進行。時には実際のユーザーを会議に招きヒアリングを行うなど、あらゆるバグを検証した結果、プロダクトアウトの製品ではなく、購入行為までもデザインされた、従来のソーブレードにはない製品が完成しました。◎購入前のバグトリデザイン・どのブレードを購入していいか、わからない。→ブレードの基本性能を、アニマルモチーフで表現。チーター:スピード×しなやかライノ :突破×パワーリザード:スリム×自在→高精細プリンタを使い、対応素材アイコンを刃面に印刷。→刃面のQRコードを読み込んで、製品情報をホームページで確認可能。◎使用時のバグトリデザイン・ソーをパワーツールに差し込みづらい。→差し込み時の角度(5度)が視覚的にわかるよう、刃後端にガイドラインをデザイン。(赤部)→スムーズなブレードの差し込みを可能にする、差し込み部の角R形状※※意匠登録出願中。◎使用後のバグトリデザイン・再購入したいが、どの刃を使っていたかわからない。→刃面の情報がこすれて消えても、刃の形状から刃の種類を判別可能。→使用後も情報が読み取れるよう、ガイドの内側に対応素材アイコンとQRコードを印刷。→刃面のQRコードを読み込んで、製品情報をホームページで確認可能。■各製品の主な仕様・用途に合わせて長さ・歯数・刃厚が選べる、3種類・46アイテムのソーをラインアップ。・ブレードの性能・特長をアニマルモチーフで表現。・一目で種類が把握できる刃先形状。・高精細プリンタの採用で、対応素材のアイコンと製品ページへリンクするQRコードを刃面に印刷。・動力工具へのスムーズな差し込みを実現する、差し込みガイド&角R形状。(※意匠登録出願中)・素材には切れ味と耐久性を両立する、バイメタルハイス鋼を採用。◎セーバーソーブレード製品ページ ◎商品に関するお問い合わせ先株式会社ベッセル 企画開発部電話:06-6976-7773 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月01日家具の組み立てやDIYでネジを木材に締め込むときに便利な、ラチェットドライバーをご存知でしょうか。DIY好きからプロにまで愛用されている、〔ベッセル〕の定番商品《ボールラチェットドライバー》をモデルに、その使い勝手をチェックしてみます!疲れずにネジ締めが出来る!DIY女子にもオススメの便利アイテム♪ボールラチェットドライバーNo.2200+2×100は、プラスドライバーで「番手」が2番。一般的な用途では、最も使われているサイズです。ラチェットドライバーは、普通のドライバーのように手を持ち替えることなく、クルクルとグリップを回すだけでネジを締めることが出来るのが特徴です。ラチェットドライバーはプラス、マイナス、ビットの交換ができるものなどいくつも種類があり、様々なメーカーから発売されています。今回テストしたモデルは、定番の〔ベッセル(VESSEL)〕・《ボールラチェットドライバー(No.2200+2×100)》。グリップがボール状で握りやすく、DIY女子にも使いやすいと思います♪使い方は簡単。軽快な作業感も魅力です♪ラチェットドライバーは、グリップの部分とドライバーの軸部分が分割した構造になっています。「ラチェット」とは「歯止め」という意味で、動作方向を一定にする機構のことです。ラチェット機構は幅広く使われています。自動車の整備に使われるラチェットレンチもそうですし、自転車を漕いでいるときにペダルを止めても惰性で前に進むのは、ラチェットを組み込んだフリーホイール機構があるからです。早速使ってみましょう。まずグリップ部分にあるグレーの切り替えダイヤルを左に回します。これでネジを締めるモードになります。まず、ネジを普通のドライバーのように手首を右に半回転弱(もっと少なくても構いません)捻って締めます。わかりやすくするために、写真では指先でグリップを握っています。実際に作業するときには、手のひらも使ってグッと握り込んで構いません。手首を手前に戻します。このとき動くのはボール状のグリップだけで、ドライバーの軸部分は動いていません。ネジも締め込んだまま動きません。次はまた、手首を右に捻ってネジをさらに締め込み、手首を手前に戻します。この繰り返しでネジ全体を締めていきます。ラチェットドライバーは、グリップだけを動かすときにはカチカチカチッとギアの音がします。グリップと軸が一緒に動いているとき(ネジを締めているとき)には音がしません。ネジを緩めるときにも同様に使えます!グレーの切り替えダイヤルを右に回します。これで、ネジを緩めるモードになります。使い方はネジを締めるときと同様です(グリップの回転は逆になります)。組立家具は作るときには楽しいものですが、バラすときには面倒ですよね。そんなときにこのモードはありがたいです♪ちなみに、ダイヤルを真ん中にするとグリップとドライバーの軸が完全に固定されます。つまり「普通のドライバー」としても使えます。ラチェットドライバーが家庭で活躍する場面としては、「大型の組立家具を買ったけどネジが多すぎて大変!」「天井にあるネジを外したいけど普通のドライバーでは手を持ち替えるのが大変!」「狭い場所でネジを締め込まないといけないけれど作業しにくい!」など、色々あるかと思います。一家に1本、あったら便利だと思いますよ♪
2018年12月17日