ダイソンは、加湿器「Dyson Hygienic Mist 加湿器 AM10」(以下、AM10)の貯水タンクを一部無償交換すると発表した。貯水タンクに亀裂が発生し、水漏れに至るおそれがあるため。貯水タンク無償交換の対象となるのはAM10の製造初期ロット。使用方法によっては、貯水タンクに小さな亀裂が発生し、水漏れに至ることがある。なお、ダイソンはこの不具合について、安全上のリスクになるものではないと説明している。対象製品かどうかを確認するためには、製品底面か説明書、梱包箱に記載されたシリアルナンバーを同社のWebページで入力する必要がある。対象製品のユーザーには、最新製造ロットの貯水タンクを無償で送付する。AM10は超音波式を採用したダイソン初の加湿器。「Ultraviolet Cleanse(ウルトラバイオレットクレンズ)」テクノロジーを用いて、強力なUV-Cライトで水を除菌してからミストを拡散する。オンラインストアでの直販価格は税込63,504円だ。
2015年03月05日アイ・オー・データ機器は4日、Wii U対応のポータブルHDD「HDPC-UTY」シリーズのラインナップをリニュアルしたと発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。3月下旬より発売する。価格は税別12,000円。Wii Uで使える、USB 3.0対応のポータブルHDD。容量は500GBで、Wii U本体の保存容量を拡張でき、ダウンロードコンテンツやゲームのダウンロードなどに余裕ができる。USBバスパワーで動作すし、Y字型のUSBケーブルが付属。2カ所のUSBポートから電源供給を行うため安定した動作が可能になる。本体サイズはW75×D112×H14mm、重量は約160g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10.10。録画対応液晶TVなどでも動作する。対応液晶TVは東芝製「レグザ」、シャープ製「アクオス」、ソニー製「ブラビア」など。
2015年03月04日パイオニアは26日、スロットローディングタイプのポータブルBDドライブ「BDR-XS06JM」を発表した。3月上旬より発売し、価格はオープン。スロットローディング方式のポータブルBDドライブ。不要な電力を自動的にカットする「インテリジェントエコモード」を搭載し、消費電力を従来モデルより削減。ディスク表面の汚れや傷でデータを読み取れないときに再度読み取りを行う「PureRead2+(原音再生)」に対応するほか、映像再生時は低回転で、データのコピー時は高回転で動作する「アドバンス静音ファームウェア」も搭載する。バンドルソフトとして、Mac用アプリ「Toast 12 HD/BDプラグイン」を同梱。BD / DVDビデオの作成や映像の編集が行える。また、専用BDドライブユーティリティをダウンロードすることで、独自機能の「PureRead」や「アドバンスド静音モード」などの設定も可能となる。主なメディアの最大書き込み速度は、4層と3層のBD-Rが4倍速、1層と2層のBD-RおよびBD-R LtHが6倍速、3層 / 2層 / 1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R / +R、および+RWが8倍速、2層のDVD-R / +RおよびDVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 3.0。電源はUSBバスパワー。本体サイズはW135×D135×H18mm、重量は280g。対応OSはMac OS X 10。6~10.10。
2015年02月26日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は2月6日、「FiiO」ブランドのUSB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「E17K」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は24,000円前後(税別)。E17Kは、USB DACを搭載したポータブルヘッドホンアンプ「E17」と「E07K」の後継モデル。スクロールホイールを新たに搭載し、メニュー操作をスムーズに行える。TREBLE/BASSをそれぞれ10段階でレベル調整可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製のPCM5102、アンプにはOPA1642とLMH6643を採用。USB接続では96kHz/32bitまでのPCMファイル、2.8MHzまでのDSDファイルの再生に対応する。また、SPDIFでは最大192kHz/24bitまでの再生が可能だ。適合するヘッドホンのインピーダンスは16Ω~300Ω(推奨インピーダンスは16Ω~150Ω)。出力は、16Ω負荷時で160mW、32Ω負荷時で200mW、300Ω負荷時で60mWとなっている。入出力端子として同軸デジタル音声入力×1、microUSBポート×1、ヘッドホン出力×1、ライン入出力×1を装備する。内蔵バッテリーの容量は1,500mAhで、最大約15時間の連続駆動が可能だ。約3.5時間(5V/1Aで充電を行った場合)でフル充電される。本体サイズはW62.2×D12.8×H104.1mmで、質量は110g。
2015年02月06日アイ・オー・データ機器は4日、薄型軽量デザインのポータブルDVDドライブ「DVRP-U8NA」シリーズを発表した。パールホワイト / ピアノブラック / オリエントレッドの3色を用意。2月下旬から発売する。価格は4,400円(税別)。USBケーブル1本でPCと接続して使えるポータブルDVDドライブ。厚さは約19mmと薄く、重量も約300gと軽いため、MacBookやUltrabookなどで使用するのに最適としている。ライティングソフトとして「B’s Recorder 12」がダウンロードできるほか、動画編集ソフト「LoiLoScope 2」のフル機能版も30日間利用できる。また直販サイト「ioPLAZA」において、コーレル社ソフトの優待販売も提供する。主なメディアの最大書き込み速度は、1層DVD-R / +Rおよび+RWが8倍速、2層DVD-R / +Rおよび-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 2.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズは約W140×D147×H19mm、重量は約300g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.10。
2015年02月04日AV・家電製品の企画・開発・販売を行うINBYTE(インバイト)は1月29日、水に浮かべて利用する超音波式加湿器「MIRO CleanPot(ミロ クリーンポット)」を発売した。○水に浮かべて利用する新構造で、デザイン性と清潔さを両立同商品は、内部に給水タンクを持たず、水に浮かべて利用することで動作する、新構造の加湿器。内部に水を溜めない構造となっているため、一般的な超音波式の加湿器に比べて、内部の水垢や雑菌を抑えて清潔に利用することができるという。また、丸みを帯びた柔らかなデザインは、インテリアになじむだけでなく、衛生面も考えて設計。すべての部品が曲線で設計されているため、角になる部分がなく隅々までしっかりと洗うことができる。加湿器本体の内部は、すべての部品を取り外して水洗いできるようになっており、日々の手入れも簡単に行える。付属のコントローラーで、オン/オフの切り替えやミスト量を調節。ミスト量は無段階で調節できるようになっているため、利用に合わせた最適な加湿量を選べる。専用アロマオイル(オプション)は、オーストラリア産のユーカリ葉を100%使用した天然オイルとした。トレーに数滴たらすだけで、ミストと一緒にさわやかな香りが広がり、日々のリラクゼーションに利用できる。最大加湿量は、約250ml/h。連続使用時間は5~8時間だが、利用環境によって大きく異なる場合がある。サイズは、本体が約180×180×220mm。付属トレーは約280×260×120mm。重さは、約750g。価格はオープンで、直販価格は1万6,800円(税込)。
2015年01月29日インバイトは1月29日、水に浮かべて使う超音波式加湿器「MIRO CleanPot」(MIRO-CP02EX)を発売する。本体に給水タンクを持たず、洗いやすい構造になっている。価格はオープンで、直販価格は16,800円(税込)。MIRO CleanPotは、一般的な加湿器に備わっている給水タンクを持たない。直径280×高さ120mmのボウル状トレーに水をため、MIRO CleanPot本体を水に浮かべて使用する。本体の内部には水がたまらない構造になっており、水アカや雑菌の繁殖を防ぐ。また、本体内部の部品は分解して水洗い可能だ。本体サイズは約W180×D180×H220mmで、重量は750g。最大加湿量は1時間に約250mL。付属のコントローラーでミスト量を調節できる。電源はAC100Vで、消費電力は約24W。付属トレーの容量は1.8L。なお、本体が収まれば付属トレー以外(洗面器など)でも給水できる。
2015年01月28日山善は1月22日、同社が2006年9月から2008年の1月までに販売した加湿器「YAMAZEN スチーム式加湿器/DSKI-320P」の製品回収および返金を開始した。水アカ(カルキ)付着による内部劣化が原因の発火事故が2件発生したため。回収および返金の対象となるのは、ミュージーコーポレーションが輸入して山善が2006年9月から2008年の1月までに販売した加湿器「YAMAZEN スチーム式加湿器/DSKI-320P」22,850台。型番は本体側面に記載されている。対象製品のユーザーは製品の使用を中止し、フリーダイヤルかメールで連絡するよう山善は呼びかけている。詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年01月23日日本サムスンの販売特約店であるITGマーケティングは23日、9.2mm厚の薄型筐体を採用したポータブルSSD「Samsung Portable SSD T1」シリーズの日本国内でも販売すると発表した。1月下旬の発売を予定する。250GB / 500GB / 1TBの3モデルを用意し、価格はオープン。店頭予想価格は、250GBが28,000円前後、500GBが43,000円前後、1TBが86,000円前後となっている。「Samsung Portable SSD T1」シリーズでは、NANDフラッシュのセルを垂直に積層した3次元構造の「3D V-NAND」を採用。性能と耐久性が向上しており、ポータブルSSDながら3年の保証を設けている。3D V-NANDのより詳しい情報や、既に発売済みの3D V-NAND搭載ハイエンドモデル「Samsung SSD 850 PRO」については、以下の別記事も参照いただきたい。レーザーパターニングと黒クロムメッキ仕上げの筐体は、W71mm×D53.2mmと一般的な名刺のサイズよりも小さく、重要も30gと軽量でカバンやポケットなどにも収納できる。各モデル共通のパフォーマンスとして、シーケンシャルリードとシーケンシャルライトともにが最大450MB/秒。パフォーマンスを向上させる機能として、3D V-NANDフラッシュの予備領域を高速バッファとして用いる「ターボライトテクノロジー」を搭載する。セキュリティ機能は、速度低下のないハードウェアによるAES 256bit暗号化に対応する。本体サイズはW71mm×D53.2mm×H9.2mm、重量は30g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.7以降
2015年01月23日アイ・オー・データ機器は14日、USB 3.0対応でスリムなボディのポータブルHDD「HDPC-UTEシリーズ 超高速カクうす」を発表した。本体カラーはシルバー、ブラック、ボルドーを用意。発売は2月上旬を予定している。容量は500GB / 1TB / 2TB、税別価格はそれぞれ10,900円 / 13,700円 / 20,400円。購入者は、NTFSフォーマットをMac OS Xで読み書きできるソフト「NTFS for Mac I-O DATA」を無料でダウンロード可能。これにより、WindowsとMacでデータのやりとりを簡単に行え、暗号化機能も備えている。本体サイズはW75×D112×H14mmで、重量は500GBと1TBモデルが約160g、2TBモデルが約180g。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.10。
2015年01月14日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は1月9日、FiiOブランドより、ポータブルヘッドホンアンプ「E12A」を発表した。発売は1月16日。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。E12Aは、ハイパワーヘッドホンアンプ「E12」をIEM(イン・イヤー・モニター)向けにチューンしたカスタマイズモデル。E12は、16Ω負荷時は600mW、32Ω負荷時は880mW、300Ω負荷時は160mWというハイパワーが特徴の製品だ。E12Aでは、オペアンプをテキサス・インスツルメンツ製の1611Aから、新日本無線のMUSES02に変更。また、チップレイアウトやフレーム材質などが変更されている。パワーは、16Ω負荷時が420mW、32Ω負荷時が400mW、300Ω負荷時が60mWとノーマルのE12よりも低下しているが、S/N比が115dB以上と、E12の110dB以上から向上。歪率は、E12の0.005%未満から0.003%未満へと向上した。入出力端子はE12と同様に、アナログのAUDIO INとヘッドホン出力のみ。適合インピーダンスは16~300Ω。バッテリーが強化されており、連続駆動時間は、E12の約12時間から約20時間に延ばされた。本体サイズはW65.5×D125×H14.5mmで、質量は166g。
2015年01月09日グリーンハウスは1月8日、ポータブルDVD/BDプレーヤーを車のヘッドレストに取り付けるキット「GH-CHRA」シリーズを発表した。発売は1月上旬で、価格はオープン。同社のショッピングサイト「グリーンハウスストア」での販売価格は1,480円(税込)。GH-CHRAシリーズは、手持ちのポータブルDVD/BDプレーヤーを車載タイプにするためのホルダー。GH-CHRAシリーズを使用することで、ポータブルDVD/BDプレーヤーをヘッドレストに取り付けられ、後部座席で映画などを楽しめる。サイズは7型用(GH-CHRA7)、9型用(GH-CHRA9)、10型用(GH-CHRA10)の3タイプ。サイズと重量は、7型用がW230×D50×H175mm/130g、9型用がW270×D50×H195mm/150g、10型用がW270×D50×H210mm/160g。対応確認済み製品は同社の「GHV-PDV761ST」シリーズや「GHV-PDV900」シリーズなど。そのほか、画面を表向きにして折りたためるスイーベル機構を持つポータブルDVD/BDプレーヤーに対応する。詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年01月09日ユニットコムは25日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、オフィスや自宅のPC周りなどで使える、USB接続のミニ超音波加湿器「YGH-389」を販売開始した。税込価格は1,383円。花をイメージした上部のフタと、水を入れる器を備えた小型のUSB加湿器。タンク容量は90mlで、約2時間利用できる。底面はゴム加工されており、滑りにくい仕様だ。電源はUSBバスパワー。本体サイズは直径97×81mm、重量は110g。約100cmのUSBケーブルが付属する。カラーはブルーとグリーン、ピンクの3色。
2014年12月26日バッファローは25日、WinodwsとMacに対応し、長期保存メディア「M-DISC」をサポートしたポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PT6U2Vシリーズ」を発表した。本体カラーはブラック、レッド、シルバー、ホワイトの4色をラインナップする。2015年1月下旬から発売し、価格は12,200円(税別)。薄さ14.4mmで重さ220gというスリム&軽量なポータブルブルーレイディスクドライブ。電力状態がひと目で把握できる「お知らせLED」を搭載するほか、電力不足時には補助電力供給用の「Boostケーブル」(PC側のUSB端子×2基から給電)との併用によって安定動作を実現する。Macに対応するため、iTunesでのCDリッピングやBoot CampでのWindowsのインストールなどにも利用可能。また、Windows向けの動画再生ソフト「PowerDVD 12」やバックアップソフト「PowerBackup 2.5」などが付属する。このほか、米Millenniata社の開発した長期保存が可能なDVD-Rメディア「M-DISC」の読み込み・書き込みに対応。本体サイズはW138×D152×H14.4mm(突起部除く)。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows RT、Mac OS X 10.8 / 10.9 / 10.10(なお、Windows RTとMac OS Xは付属ソフトを除く)。
2014年12月25日バッファローは25日、容量2TB、1TB、500GBで、筐体カラーにブラックとホワイトを採用するUSB 3.0ポータブルHDD「HD-PCFU3-Cシリーズ」6モデルを発表した。2015年1月上旬に発売し、価格は11,100円(税別)から。キズが目立たない表面処理に加えて十字のテクスチャーを施し、四隅が丸みを帯びたユニセックスデザインを採用している。価格(税別)は2TBモデルが19,900円、1TBモデルが13,100円、500GBモデルが11,100円。ファイル転送効率化ソフト「ターボPC EX2 Plus」が付属。PCでの使用時にセーブモードによってファイルを圧縮保存し、記録容量を最大約1.2倍に引き上げる。速度を優先するスピードモードにすると、ファイルコピーがより高速に行える。このほか、USB HDD対応テレビと接続して録画用としても利用可能。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズと重量は、500GBモデルがW76×D115×H11.5mmで約145g、1TBモデルがW76×D115×H14mmで約165g、2TBモデルがW76×D115×H19.5mmで約225g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1(USB 2.0接続のみWindows RT 8.1 / RTにも対応)、Mac OS 10.6以降。
2014年12月25日●従来の加湿器の常識を打ち破る掃除機、扇風機、ヒーターと、独自の技術と発想、デザイン性で常識を覆す製品を市場に届け続けているダイソン。そんなダイソンが、同社初となる加湿器「Dyson Hygienic Mist AM10」を発売した。見た目はセンセーショナルに市場デビューを飾った"羽根のない扇風機"と極めて類似している。しかし、似ているのはこのデザインに固執しているというわけではなく、ファン(扇風機)で培った技術を加湿にも最大限活かすためである。今回はそんな注目の新製品の試用レポートと使ってみた実感をまとめてみたい。○どのタイプにも属さないダイソンの加湿器メーカーが謳っている本製品の独自性は除菌機能だ。本体に水を注入することで湿度を上げる加湿器では、従来から衛生面に弱点があった。というのも、フィルターなどの内部や水自体にカビや細菌が発生しやすいのだ。加湿器の中でも主流となっている"超音波式"や"気化式"と呼ばれる製品の場合、加湿時にカビや細菌をそのまま空気中に放出してしまうという懸念がある。"ヒーター式"と呼ばれるタイプであれば、水を加熱して除菌できる。しかし、ヒーターを使うぶん、消費電力が高くランニングコストの面でデメリットがある。こうしたジレンマに対して、最近では"ハイブリッド式"と呼ばれる製品も登場している。ハイブリッド式は、いったん加熱した水を消費電力の少ない超音波や気化式の仕組みで拡散するというもの。今回のダイソンの新製品は、従来のどのタイプとも一線を画している。タイプ的には微細なミストを超音波で振動させて拡散させる超音波型に属するが、衛生面での問題を「Ultraviolet Cleanse(ウルトラバイオレットクレンズ)」テクノロジーという独自の技術でクリアしている。本体内のすべての水にUV-Cライトを直接照射することで99.9%の除菌を行うという仕組み。また、バクテリアの温床となりやすいスポンジやフィルターもすべて排除した。スポンジやフィルターがないぶん、手入れも比較的簡単。分解できる部品の構造も単純で、カルキ対策として月1回の頻度で給水タンクを中心にクエン酸洗浄を行えばよい。残念ながら、除菌の効果を各家庭で調べることは難しいため、あくまでメーカーの謳い文句をそのまま信じるしかない。しかし、目に見える形で消費電力や手入れの面でメリットがあるのはありがたいポイントだ。●ミストを遠くに届けるためにもう1つの特徴は、ミストを送り届ける能力。ここで「Air Multiplier(エアマルチプライヤー)」テクノロジーと呼ばれる、ダイソンがファンで長年培ってきた技術が用いられているのだ。"ループ"と呼ばれる上部の円形パーツからミストが飛び出る様子は肉眼でもはっきり確認できる。本体と2mから2.5m離れた場所でもはっきりと風を感じるが、難点は温風ではなく冷たい空気が吹き出てくること。気温の低い冬場に使う家電製品としてはやや考えものであると筆者は思う。しかし、置き場所を変えるなど試行錯誤した結果、壁に向けても部屋を均一に加湿してくれることが確認できたので、人がいない方向に向けて使えば問題ない。○実際に湿度を計測してみたちなみに本製品の適用畳数は8畳程度となっている(木造住宅、鉄筋コンクリート建て、部屋の向きなどで異なる)。鉄筋コンクリート建てで気密性の高いマンションである筆者宅の北側に位置する7畳程度の寝室で、晴れて空気が乾燥している室温22.7度・湿度33%の日中、「湿度60%・最大風量」に設定して加湿運転を行った。すると15分ほどで湿度40%まで上がり、30分後に50%、1時間後には58%まで上昇した。一方、南向きで13畳ほどのLDKで、日中の室温23.3度・湿度28%という状態で同条件の加湿運転も行ってみた。適用畳数を超えているのと極度の乾燥状態にはさすがに太刀打ちできず、1時間経っても33%までしか上昇しなかった。しかし、日没後の夕方に、室温20度・湿度33%の状態から加湿運転を行ったところ、1時間後には40%まで、最高で48%まで加湿できた。○寝ている間も安心な機能室温と湿度を感知するインテリジェントサーモスタット機能を搭載。設定された湿度を超えると自動で運転を停止する。加湿しすぎは結露の原因にもなるので、特に就寝中には助かる機能だ。筆者宅の寝室は夜間、45%前後の湿度が保たれているため、あっという間に加湿しすぎになってしまう。しかしサーモスタット機能により自動で運転を停止してくれるので、加湿のしすぎと無駄な電力消費を防いでくれるので大変ありがたかった。もちろん、スリープタイマー機能もあり、設定した時間で運転を停止することも可能だ。運転音については、最大57db、最少36dbとなっている(加湿モードの場合)。これは扇風機の場合とほぼ同等で、最大風量だとかなりうるさい。現実的には10段階の風量設定のうち「4」あたりが許容範囲といったところ。適用畳数を満たしているならば、急いで加湿したい場合を除いてその程度で大丈夫だろう。最小風量であれば、ファンのモーター音よりもむしろポコポコと立てる水の音が聞こえるぐらい静かなので、就寝時も気にならない程度だ。消費電力については、スペック表にある最小35W、最大55Wとワット計での実測値もほぼ相違がなかった。スイッチを入れて最初の3分間で行われる除菌運転の際は35W前後、風量設定が1~5まではおよそ32~35Wの範囲内に収まり、サーモスタット機能で運転を待機している際は9W前後だった。●ズバリ"買い"なのか?他のダイソン製品同様、本製品も洗練されたデザイン性やシンプルなインタフェースが魅力の一つとなっている。インジケーターはLEDで光る電源ボタンとその上のデジタル表示灯のみ。設定湿度と風量を表す数字、アルファベット表示のほか、色の違いや点灯パターンで状態を区別をする仕様なのだが、洗練されすぎていて給水タンクが空になったサインに気付きにくい印象を受けた。個人的には給水タンクの状態を知らせるサインは今後改善されてほしいポイントだ。もちろん空になると運転は自動停止し、消費電力も1.5W程度に抑えられるので安心ではあるのだが。給水タンク容量は3L。1日1回満タンに補水しておけば十分な容量だ。給水の仕組みは一般的な加湿器と変わらないが、注水する穴が小さいので水量をうまく調節してピンポイントで入れるテクニックが必要。反面、タンク自体は底が広く鉢状のものなので、変に縦長だったり、底が広すぎたりするようなタンクに比べると使い勝手もよく、安定する。シンクの大きさや水道栓の位置に左右されにくい形状だと感じた。○あの"羽根のない扇風機"としても使えるファンモードで扇風機としても使用可能であるというのも魅力の一つ。ダイソンのテーブルファンとの差額は20,000円ほどなので、「両方欲しい」という人にとってはお得度の高い製品だ。設置・収納面を考えてもメリットの高い製品といえる。ただし、リビング用としての需要を考えると、8畳というのは力不足を感じるので、より広い部屋に適合した製品の登場などラインナップの展開を待ちたいところだ。
2014年12月24日MARSHALは11日、USB 3.0対応のポータブルHDD「Mini SHELTER」シリーズに、容量が1.5TBと2TBの大容量モデルを追加した。12月中旬から出荷を開始する。価格はオープン。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1で、各社のUSB HDD対応テレビとの接続もサポート。従来のMini SHELTERシリーズは東芝のテレビ「レグザ」のみ対応だったが、新モデルはシャープの「アクオス」、パナソニックの「ビエラ」、ソニーの「ブラビア」にも対応した。具体的なテレビはMARSHALのWebサイトで確認いただきたい。電源はUSBバスパワー。本体サイズは約W78×D106×H17mm。
2014年12月13日●音の"源流"はReference 501シリーズにありティアックからポータブルアンプ第2弾「HA-P90SD」が発売される。今度はネイティブDSD再生に対応、しかも5.6MHz。そのうえプレーヤー機能を内蔵し、PCに頼らず再生できるポータブルオーディオ機としての要素も備えている。今回、開発途上版を試用する機会に恵まれたため、その音質と使い勝手を報告しよう。○HA-P90SDの音の"源流"HA-P90SDのレポートへ進む前に、2014年春に発売されたティアック初のポータブルアンプ「HA-P50」について簡単に説明しておきたい。HA-P50がどのような経緯で開発されたかを知ることは、HA-P90SDという製品の"持ち味"の理解につながるからだ。HA-P50は、同じ米Gibsonグループであるオンキヨーとの協業により開発された製品だ。基本的にはハードウェアおよびファームウェアの開発がティアック、iOS/Androidアプリの開発がオンキヨーにより進められ、ティアックからはHA-P50、オンキヨーからはDAC-HA200として発売された。いわば"兄弟機"だが、それぞれ異なるオペアンプを採用するなど音の性格は微妙に異なり、ティアックとオンキヨーそれぞれの音に対する考え方が見てとれる。そして、この開発スキームはHA-P90SDでも踏襲されているようだ。だから、HA-P90SDの音の"源流"はティアックの製品に求めることができる。A4サイズのハイコンポシステム「Reference 501シリーズ」がいわばリファレンスであり、その粋を昇華させた製品がHA-P90SDと言っていいだろう。実際、HA-P90SDにおいて、ヘッドホンアンプ部にプッシュプル回路とオペアンプをディスクリート構成(LR各チャンネルが完全に独立)に配置したことは「HA-501」に、DACにBurrBrown PCM1795を採用したことは「UD-501」に由来している。サイドパネルの質感などデザインもReference 501シリーズを彷彿とさせ、ティアックのアイデンティティを感じさせる。●DSDの生々しさをポータブルで○DSDの生々しさをポータブルでHA-P90SDという製品は、ポータブルアンプでありUSB-DACだが、単体で音源を再生できるポータブルオーディオでもある。高音質・ハイレゾ対応をうたうポータブルオーディオには、Astell&KernのAKシリーズやソニーのウォークマンなどがあり、すでに大きな製品カテゴリとして確立されているが、HA-P90SDはここに完全一致しない。軸足はあくまでポータブルアンプ/USB-DACに置きつつ、利便性を高めるために再生機能を付加したというスタンスの製品だからだ。実際、プレーヤーとしての機能はごくシンプル。アーティスト/アルバム別再生やプレイリスト、シャッフル再生には対応するが、表示はモノクロでアルバムアートワークを表示するようなUIの華やかさはない。レートを付けたり歌詞を表示したりする機能もない。片手で操作できるマルチウェイスイッチは使いやすいが、本機の売りではない。というのも、本分たる"音"が強い印象を残すからだ。リーズナブルな価格帯ながら高い描写力を持つ開放型ヘッドホン「AKG K612 PRO」と組み合わせ、内蔵プレーヤーでmicroSDカードの音源を試聴したところ、その臨場感に息を飲んだ。Mathias Landaeus Trioの「Opening」(5.6MHz DSD)は、とにかくドラムのスティックワークの緻密さが印象に残る。情報量が多く、微細な音まで忠実に再現されているからか、スタジオの残響音も生々しく聞こえる。PCM音源も好印象。ファームウェアが開発途上版ということもあってか、FLAC再生時には散発的にノイズが発生していたが、88.2kHz/24bitおよび96kHz/24bitのWAVはクリアな音を愉しめた。音の立ち上がり/立ち下りが鋭く、ハイハットやスネアのアタックも余分な間を置かず収束する。ベースなど低域寄りの音も制動よく、モタつかない。左右の分離感に優れ、定位も鋭い。これはUD-501などでノウハウが蓄積されたDAC「PCM1795」もさることながら、プッシュプル回路とオペアンプ(BurrBrown OPA1602)をディスクリート構成としたことの効果が大きそうだ。●PC接続での再生か、本体のみでの再生か○PC接続での再生か、本体のみでの再生かHA-P90SDには、PCと接続して使うUSB-DACとしての側面もある。アシンクロナスモードに対応しているため、PC側のクロックに依存せず内蔵の高精度なマスタークロックを使い再生できる。マスタークロックとして使用されるオーディオ用の高精度水晶発振器は、44.1kHz系と48kHz系の2基が搭載されており、再生する音源のサンプリング周波数系統に合わせることで、正確なDA変換およびジッター低減効果を期待できる。その音だが、DSD再生に関していえば本体のみで再生したときに軍配が挙がる。PC(Mac)側のプレーヤーソフトには「ティアック HR Audio Player」を使用したが、本体のみで再生したほうが音の輪郭や音場感が際立っていた。原因として考えられるのは、USBケーブルを経由しPCのノイズの影響を受けたか、PCとHA-P90SDどちらで再生(DSFデコード)を行ったかだが、伝送経路が最短となる本体のみの再生のほうに分がある。また、ここまで触れてこなかったが、HA-P90SDはスマートフォン対応に力を入れている。iOSデバイスとのLightning接続(Aポート使用)、またはAndroidデバイスとのOTGケーブル接続(micro Bポート使用)のどちらでも、DSD 2.8/5.6MHzのネイティブ再生およびPCM 192kHz/24bitの再生が可能なのだ。今回の試用機はファームウェア(v0.82)が完成版ではなかったため、スマートフォンを接続した再生は不安定だったが、スマートフォンのハイレゾ音源をケーブル直結で再生できることは、ユーザにとって大きな魅力となることだろう。テストした時点のファームウェアは若干安定性に欠けたが、それを除けばHA-P90SDというポータブルデバイスには十分以上の魅力がある。microSDカードにPC、スマートフォンと音源の保存場所を選ばないこと、そしてReference 501シリーズで培ったノウハウを惜しげもなく投入した音質面でのこだわり。コストパフォーマンスにも優れ、2015年話題のモデルとなることは確実だろう。
2014年12月12日MARSHALは11日、USB 3.0対応のポータブルHDD「Mini SHELTER」シリーズとして、各社のテレビと接続して録画保存に使える新製品を発表した。1.5TBと2TBのモデルを用意し、12月中旬の発売予定。価格かオープンプライスとなっている。Mini SHELTERシリーズの従来モデルは、東芝のテレビ「レグザ」のみサポートしていたが、今回の新モデルは各社のテレビに対応した(USB HDDを接続可能なテレビ)。シャープの「AQUOS」、パナソニックの「ビエラ」、ソニーの「ブラビア」に対応しており、具体的なモデルはMARSHALのWebサイトで確認いただきたい。本体はヘアライン加工を施したアルミボディで、電源はUSBバスパワーだ。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、本体サイズは約W78×D106×H17mm。
2014年12月11日サンコーは12月10日、モバイルバッテリーを内蔵したポータブルヘッドホンアンプ「モバイルバッテリーなハイパワーアンプ WOODSTOCK NX」(AMPPWB45)を発売した。同社の直販サイト「サンコーレアモノショップ」での販売価格は34,800円(税込)。AMPPWB45は、ポータブルヘッドホンアンプと容量5,000mAhのモバイルバッテリーを組み合わせた製品。ポータブルヘッドホンアンプには、OPA2134UAとLME49610TSを使用しており、最大出力は680mW×2(32Ω負荷時)。8~600Ωのヘッドホンを使用することができる。周波数特性は20Hz~20kHzで、歪は-99dB未満(THD+N)。入出力インタフェースは、3.5mmステレオミニジャックが、それぞれ1系統だ。内蔵バッテリーでの動作時間は約10時間(32Ω負荷、20mW×2)となっている。モバイルバッテリーとして使用する場合、5V/1Aの出力が可能で、iPhone 6なら約2.7回のフル充電を行うことができる。ポータブルヘッドホンアンプとして使用しながら、他機器の充電を行うことも可能だ。本体サイズはW68×D130×H25mmで、質量は239g。
2014年12月10日ディーアンドエムホールディングスは11月28日、デノンブランドよりポータブルBluetoothスピーカー「Envaya Mini DSB-100」を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は17,800円前後(税別)。DSB-100は、IPX4相当の防水性能を持ったポータブルBluetoothスピーカー。水しぶきがかかる程度には耐えうる仕様で、アウトドアや水回りでも使用することができる。W210×D51×H54mmというコンパクトなサイズながら、ネオジムマグネットを採用したφ40mmドライバー×2本と、40×83mmのパッシブラジエーターを搭載。アンプは高効率なClass Dタイプを採用している。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。音声コーデックは、標準的なSBCに加えて、高音質なaptXとAACも利用できる。マイクも内蔵しており、スマートフォンなどのハンズフリー通話にも使用できる。NFCに対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続することが可能だ。重量は510g。電源は内蔵バッテリーで、最長で約10時間の連続再生が可能だ。約2.5時間でフル充電される。φ3.5mmステレオミニジャックに、Bluetooth非対応のオーディオ機器なども接続できる。カラーはホワイトとブラック。
2014年11月28日パイオニアは28日、スロットローディングタイプのBDドライブとして世界最小・最軽量をうたう、Mac用ポータブルBDドライブ「BDR-XU03JM」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込26,000円前後。発売時期は12月中旬。重量245gで約13cm四方と、小型軽量のMac用スロットイン式BDドライブ。Roxio製のMac用アプリケーションソフト「Toast 12 HD/BDプラグイン」を同梱し、BD/DVDビデオの作成・映像編集などが行える。きょう体には動作時の振動を伝えにくいマグネシウム合金を採用。PCとの接続はUSB 3.0のほか、別売のIEEE802.11a/b/g/n対応ワイヤレスドック「APS-WF01J」を使用すると、ワイヤレスでの接続に加え、無料のiOSアプリケーション「ODFinder」を使うことでiPhoneやiPadなどのiOS機器でディスク内の音楽や動画を視聴できる。書き込み速度はBDで最大6倍速、DVDで最大8倍速、CDで最大24倍速。本体サイズはW133×H12×D133mmで、縦置き、横置き両対応。
2014年11月28日バッファローは27日、WindowsとMac両対応のスリムなポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PT6U3」シリーズと、ポータブルDVDドライブ「DVSM-PTS58U2」シリーズおよび「DVSM-PT58U2V」シリーズを発表した。12月中旬より発売する。価格(税別)は5,000円より。○BRXL-PT6U3シリーズ「BRXL-PT6U3」シリーズは、フラットな薄型デザインを採用するポータブルブルーレイドライブ。ブラックとホワイトの2色を用意。価格は13,300円(税別)。電力状態を示す「お知らせLED」を装備しており、供給電力が不足してるかどうかを確認できる。電力不足の場合は、補助電力供給用の「Boostケーブル」を併用して電力を補う。添付ソフトは、ブルーレイ再生ソフト「CyberLink PowerDVD 12 for BD」、ライティングソフト「CyberLink Power2Go 8」、バックアップソフト「CyberLink PowerBackup 2.5」、RAW現像ソフト「CyberLink PhotoDirector 4 LE」などが付属する。主なメディアの最大書き込み速度は、4層と3層のBD-R XLが4倍速、2層と1層のBD-R、および1層のBD-R LTHが6倍速、3層のBD-RE XLおよび2層と1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R/+R/+RWが8倍速、2層のDVD-R/+R/-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW138×D152×H14.4mm、重量は約220g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Mac OS X 10.8~10.10。○DVSM-PTS58U2シリーズ「DVSM-PTS58U2」シリーズは、上記「BRXL-PT6U3」シリーズと同じきょう体のポータブルDVDドライブ。ブラックとホワイトの2色を用意。価格は6,100円(税別)。DVDドライブであること以外の仕様は、「BRXL-PT6U3」シリーズとほぼ共通。相違点は、添付ソフトの再生ソフトが「CyberLink PowerDVD 12」になっていることや、インタフェースがUSB 2.0であること。主なメディアの最大書き込み速度は、1層のDVD-R/+R/+RWが8倍速、2層のDVD-R/+R/-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。○DVSM-PT58U2Vシリーズ「DVSM-PT58U2V」シリーズは、「DVSM-PTS58U2」シリーズと共通仕様のポータブルDVDドライブ。ブラック / ホワイト / シルバー / レッドの4色を用意。価格は5,000円(税別)。添付ソフトが異なり、ライティングソフト「CyberLink Power2Go 8」とRAW現像ソフト「CyberLink PhotoDirector4 LE」、アップスケーリング再生に対応した「CyberLink Power Media Player 12」が付属する。そのほかの仕様は「DVSM-PTS58U2」シリーズとほぼ共通。
2014年11月27日完実電気は11月6日、B&O PlayのポータブルBluetoothスピーカー「BeoPlay A2」を発表した。発売は11月下旬で、希望小売価格は39,800円前後(税込)。BeoPlay A2は、デンマークの著名なデザイナーであるCecilie Manz(セシリエ・マンツ)がデザインしたBluetoothスピーカー。やわらかなフォルムでありながら、ソリッドアルミニウムコアやポリマーシェル構造により、優れた耐衝撃性能を備えている。音質面は、Bang&Olufsenのサウンドエンジニアがチューニング。DSPにより、バランスよく豊かな低域を実現している。また、360度に音が広がる「True360オムニディレクショナルサウンド」を採用しており、設置場所にかかわらず、臨場感のあるサウンドを楽しめるのも特徴だ。使用しているスピーカーユニットは、3インチ径のミッドバスユニット×2本に、3/4インチ径のツイーター×2本、3インチ径のパッシブラジエーター×2本。アンプはクラスDタイプで、出力は180Wだ。周波数特性は55Hz~20kHzとなっている。Bluetoothのバージョンは4.0で、音声コーデックはSBCのほか高音質なaptXも利用できる。また、3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声入力端子も備えている。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、充電時間は約3時間。フル充電の場合で約24時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW256×D44×H142mmで、質量は約1.1kg。
2014年11月06日バッファローは6日、USB 3.0対応のポータブルHDD「HD-PNFU3-C」シリーズを発表した。レッド / ブルー / ブラック / ピンク / イエロー / ホワイトの6色を用意。11月下旬より発売する。6色のカラーバリエーションをそろえるポータブルHDD。ブラックとホワイトに500GB / 1TB / 2TBのモデルを用意。そのほかの4色は1TBモデルのみ発売される。価格(税別)は500GBが12,000円、1TBが14,300円、2TBが21,000円。フラットデザインにマット塗装を施し、内部には板バネ式の「衝撃吸収フレーム」を採用。さらに「衝撃吸収ゴム」を使用することで、外部の衝撃からHDDを保護する。セキュリティ機能として、PCでHDDをロックするとほかのPCに接続してもロック状態を維持できる「おでかけロック機能」を搭載。暗号化ソフト「Secure Lock Mobile」では、AES 256bitによる暗号化でデータが保護される。ファイル転送効率化ソフト「ターボPC EX2 Plus」も使用可能。セーブモードを使用することでファイルを圧縮保存し、HDDに記録可能な容量を約1.2倍に引き上げる。スピードモードでは、コピーにかかる時間を短縮する。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズ/重量は500GBモデルがW79.5×D115×H13.5mm/約150g、1TBモデルがW79.5×D115×H16mm/約170g、2TBモデルがW79.5×D115×H21.5mm/約240g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT / RT 8.1、Mac OS X 10.6~10.10。
2014年11月06日ノバックは31日、USBバスパワーで動作するポータブルDVDドライブ「DVD SuperMulti Station NV-ST3850SU」を発表した。11月7日より発売する。価格は6,980円。USB 2.0に対応するポータブルDVDドライブ。USBバスパワーで動作し、付属の専用ケーブルを使って2つのUSBポートから電源を供給する。ケーブルは本体に収納でき、別売りのACアダプタを用意することでセルフパワーでも動作する。最大書き込み速度は8倍速で、HD DVDをのぞくCD/DVDフォーマットに対応。microUSB-USB Aケーブルを用意すれば、タブレット端末などでも利用できる。本体はアルミ製で、本体サイズはW139×D152×H22mm、重量は303g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2014年10月31日ノバックは31日、リードオンリーのポータブルDVDドライブ「DVD/CD Station NV-ST5050DU」を発表した。11月7日より発売する。価格は5,980円。データの持ち出しなど、セキュリティ対策として書き込みできないタイプのDVDドライブ。USBバスパワーで動作し、付属の専用ケーブルを使って2つのUSBポートから電源を供給する。ケーブルは本体に収納が可能。別売りのACアダプタを用意することでセルフパワーでも動作可能。インタフェースはUSB 2.0。本体はアルミ製で、本体サイズはW136×D141×H20mm、重量は333g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2014年10月31日カドーは28日、「cado」ブランドから、アロマトレイを搭載した加湿器「HM-C600S」と、ポータブルタイプの加湿器「MH-C10U」を発表した。発売はHM-C600Sが11月20日、MH-C10Uが12月10日。価格はHM-C600Sが税別41,482円、MH-C10Uが税別18,333円となっている。HM-C600Sは、パフューマリー・ケミスト(香りの科学者)と共同開発したアロマトレイを搭載した超音波式の加湿器。抗菌沸石を使用した「ゼオクレア・テクノロジー」によって、タンク内の水と空気中の細菌を除去する。タンクに上から水を注ぎ入れる上面給水方式を採用。サイズは直径270×高さ855mm。適応畳数は17畳。加湿能力は1時間に最大600ml。カラーはブラックとホワイト。MH-C10Uは、バッテリーを内蔵したポータブルタイプの加湿器。加湿機能のみで、空気の除菌やアロマ機能は搭載しない。最大で約3時間から4時間の運転が可能だ。サイズは直径66×高さ220mm。運転モードは弱・強・間欠の3モード。カラーはブラック、シルバー、ゴールド。
2014年10月30日JVCケンウッドは10月29日、CDポータブルシステム「RD-W1」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は23,000円前後(税別)。RD-W1は、さまざまな音楽ソースに対応し、語学学習に役立つ機能も備えたCDポータブルシステム。使用できるオン各ソースは音楽CD、AM/FMラジオ、USBデバイス、Bluetoothデバイス、アナログ外部入力だ。FMラジオは、AMラジオのサイマル放送に使用される95MHzまでの周波数をカバーしている。USBポートは、USBマスストレージデバイスの接続に使用するType Aポートと、PCとの接続に使用するmicro USBポートを装備している。USBデバイスから再生できる音声フォーマットはMP3、WMA、FLAC、WAV。FLACとWAVでは、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源も再生可能だ。USBデバイスへの録音機能も装備。録音フォーマットは192kbpsのMP3形式。2系統のタイマーも利用できる。語学学習に役立つ再生機能も搭載。ソースに音楽CD、ないしMP3形式、WMA形式の音楽ファイルを使用する場合、スピードコントロールと5秒スキップ(送り/戻し)、A-Bリピート機能を使用可能だ。ソースにFLAC形式、WAV形式の音楽ファイルを使用した場合でも、スピードコントロール以外の機能は利用できる。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、利用可能なコーデックはAACとSBC。NFCに対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続することができる。スピーカーはφ9cmのダブルコーン型フルレンジで、アンプの実用最大出力は13W×2。本体サイズは約W380×D191×H145mmで、質量は約3.1kg。電源はAC100Vだ。
2014年10月29日フォーカルポイントは、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、PC対応のポータブルMIDIパッドコントローラー「IK Multimedia iRig Pads」を発売した。価格は、税別18,500円。「IK Multimedia iRig Pads」は、16個(4×4)のベロシティ対応パッド、MIDIアサイン可能なスライダー、ツマミ2個と、プッシュボタン・ロータリー・エンコーダーを装備した、MIDIパッドコントローラー。縦横約20cm、厚さ約2.3cmとコンパクトなデザインで、持ち運びしやすくなっている。また、ドラム、効果音をパッドでプレイできる「Sample Tank」などの、iOSアプリを無償で用意している。そのほか、「IK Multimedia iRig Pads」のユーザー登録をすれば、6.5GBの400音色、150種類のMIDIパターンを収録した「Sample Tank 3 SE for Mac/PC」も無償で提供される。「IK Multimedia iRig Pads」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約190mm×幅約205mm×厚さ約23mm/約547g。対応機種は、iOS 4.3以上の、iPhone 5/5c/5s/6/6 Plus、iPad(第4世代)/mini/mini Retinaディスプレイ/Air、iPod touch。Macは、Mac OS X 10.6以降。Windowsは、Windows XP(SP3)、Windows Vista(SP1)、Windows 7、Windows 8。
2014年10月25日