ジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子ショーン・レノンが、キャリー・フィッシャーと手掛けた歌「Bird Song」をSoundCloudで公開した。「この曲は、数年前にキャリーと僕が一緒に書いたんだ。彼女が亡くなったとき、この曲をレコーディングするべきだと感じた。レコーディングに数時間しか取れなかったから、純粋なデモだけど」とショーンはSoundCloundのアカウントにコメントを掲載している。「Bird Song」は、「夜更かししすぎて鳥のさえずりが聴こえてくるシチュエーション」を歌ったもの。「キャリーと書いた歌詞が最高なんだ」と自信をみなぎらせている。ショーンがリードボーカルを務め、彼が“ゴールデン・ボイス”と称えるウィロー・スミスも参加しハモりを聴かせている。「キャリーと僕は、よく人生について夜明けまで語り合ったものだよ。あれは僕にとって最高のひとときだったね」とキャリーとの思い出をふり返るショーン。キャリーが亡くなった際、インスタグラムで「決して立ち直ることのできないような喪失感」「心が完全に、永遠に壊れてしまった」と嘆いていた。キャリーは歌手のジェームス・ブラントとも親しくしていたことも発覚しており、映画界のみならず音楽界でも人望が厚かったようだ。(Hiromi Kaku)
2017年03月07日大ヒット曲「ユア・ビューティフル」で知られるイギリスの歌手ジェームス・ブラントが、“アメリカの母”と慕っていたキャリー・フィッシャーとの思い出を披露し、キャリーを偲んだ。ジェームスは、「The Sunday Times」紙のインタビューで、キャリーにデビューアルバムの製作時から世話になっていたことを明かした。「デビューアルバムをロサンゼルスで製作する」とキャリーに話したところ、キャリーは自宅への滞在をオファー。アルバムの中の1曲「グッバイ・マイ・ラヴァー」のレコーディングは、キャリーの家のピアノを使って行われたそうだ。「キャリーは僕にとっての“アメリカの母”であり、素晴らしいインスピレーションを与えてくれた女性だ」とジェームスは言う。キャリーの家に滞在中、キャリーはジェームスの部屋のドアの外側に、段ボールをカットして作ったレイラ姫の自分を飾ったというが、「レイラ姫のおでこのところに、キャリーが自分の誕生日と“命日”を書いたんだよね。それが、正確な日付は思い出せないんだけど、ちょうど本当にキャリーが亡くなった頃だったと思うんだ」とまるでキャリーが自身の死を予想していたかのような過去を語った。また、ジェームスは「ものすごく残念なのは、キャリーに息子のゴッドマザーになってもらったのに、2人が知り合う機会を作れなかったことだよ」とキャリーの死を嘆いた。(Hiromi Kaku)
2017年02月20日ディズニーの傘下であるルーカスフィルムが、今後『スター・ウォーズ』作品内でキャリー・フィッシャーのデジタルイメージを使う権利を求めているという噂を一掃した。先月60歳で亡くなったキャリーの遺産管理団体にディズニーがキャリーの肖像権を求めて交渉を行っていると噂されていたが、ここにきてディズニーは、キャリーが同シリーズに与えてくれた「全てを誇りに思っていく」ものの、今後キャリーのイメージを作品内で使うことはないと宣言した。StarWars.comに投稿された声明文には「ルーカスフィルムがキャリー・フィッシャーの演じたレイア姫、レイア・オーガナをデジタル化することはないということをファンの皆さんにお知らせします」「キャリー・フィッシャーはこれまでも、そしてこれからもルーカスフィルムの一員です。彼女は私たちのプリンセスであり、将軍であり、そして何よりも大切なことに、私たちの友人なのです。彼女を失った悲しみを私たちはまだ抱えています。彼女のレイア姫としての思い出と遺してくれたものを称え、これからも彼女が『スター・ウォーズ』に与えてくれた全てを誇りに思っていく次第です」とつづられている。『スター・ウォーズ』のスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に1994年に他界した俳優ピーター・カッシングがCGで登場していたことから、BBCの『ニュースナイト』が、ディズニーが今後『スター・ウォーズ』作品内で同様の技術を使用してレイア姫をよみがえらせようとしていると報じていた。キャリーは死の直前に『スター・ウォーズ:エピソード8』の撮影を完了させていたと言われているものの、同作品には続編が予定されている。ディズニーと3本の映画契約を結んでいたキャリーが昨年12月27日にこの世を去ったことで、その契約が果たすことができなくなり、保険会社よりディズニーに個人の生命保険金として史上最高額となる5,000万ドル(約59億円)が支払われることになると先日報じられていた。(C)BANG Media International
2017年01月17日キャリー・フィッシャー、デビー・レイノルズと立て続けに母と祖母を亡くした娘のビリー・ロードを彼氏のテイラー・ロートナーが支えているという。「People」誌によると、テイラーはキャリーが心臓発作を起こして以来、病院にビリーとお見舞いに行ったり、葬儀に出たりとビリーに付きっきりでサポート。葬儀の数日前には、テイラーはビリーを家から連れ出してボウリングデート。友人らも一緒にビールを飲んだりおいしいものを食べる機会を設けてビリーをなぐさめた。SNSには2人が満面の笑顔で写っている写真に「この子は僕がいままでに出会った強くて恐れを知らない人たちの1人だ。内面も外見も素晴らしく美しい。きみと出会えてラッキーだよ」というコメントにハートマークまで添えて掲載しているほど、ビリーにベタぼれのようだ。「スクリーム・クイーンズ」で共演している2人の交際が報じられたのは、先月初め。同番組の共演者キキ・パーマーが、ロサンゼルスのクラブで熱いキスを交わす2人の動画をSnapchatで公開したことから交際が発覚した。(Hiromi Kaku)
2017年01月11日キャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズの葬儀にメリル・ストリープ、メグ・ライアン、グウィネス・パルトロウら著名人が参列した。『スター・ウォーズ』シリーズで知られ、先月27日に心臓発作と思われる症状により他界したキャリーと、翌日に他界した母デビーの葬儀が5日に行われ、ロサンゼルスのコールドウォーター・キャニオン地区にあるデビーの自宅と隣り合わせのキャリーの自宅にハリウッドスターの数々が到着する姿が見られた。キャリーの愛犬ギャリーと弟トッド・フィッシャー、娘ビリー・ラードらの元には、ビリーの『スクリーム・クイーンズ』の共演者で恋人とも噂されるテイラー・ロートナーをはじめ、エレン・バーキン、コートニー・ラブ、エド・ベグリー・ジュニアらも駆けつけた。その中でも最初に到着したメリルは、白の花束を抱えてキャリー宅へと入って行ったそうだ。キャリーは本人の意向に沿って今週に火葬されたと言われており、その遺灰の一部は母デビーと共にカリフォルニア州バーバンクにあるフォレスト・ローン記念公園内に埋葬されることになるという。5日に行われた葬儀は非公開のものであったが、今後一般向けの葬儀も行われる予定で、メリルが弔辞を依頼されていると報じられている。日取りについては決定しておらず、メリルの弔辞も完全に決定したわけではないものの、メリルはキャリーの小説を原作とした映画『ハリウッドにくちづけ』で主演を務めたほか、デビーともとても親しかったため、2人に追悼の言葉をささげるのに適切な人物とみられている。また、マーク・ハミルら『スター・ウォーズ』の共演者も弔辞を依頼されているようで、シリーズのクリエイターであるジョージ・ルーカスも参列する見込みだ。関係者らによれば、そのメモリアルサービスでは、デビーとキャリーの代表作で使用された衣装なども展示される予定だそうだ。(C)BANG Media International
2017年01月07日先月27日に亡くなったキャリー・フィッシャーと、翌日、娘の後を追うように亡くなった母親のデビー・レイノルズのプライベートな葬儀が木曜日(現地時間)に執り行われた。『スター・ウォーズ』のレイア姫を演じた女優として有名だったキャリーは、映画の脚本や小説を手掛けた作家でもあった。初めての自伝的小説「Postcards from the Edge」は1990年に映画化され(邦題『ハリウッドにくちづけ』)、メリル・ストリープが主演。以来、キャリーと友情を深めてきたメリルは、葬儀に一番に駆けつけた。また、今後予定されている追悼式ではキャリーの家族から弔辞を依頼されているとのことだ。「ETonline」によると、葬儀の参列者にはメリルのほか、ジェイミー・リー・カーティス、メグ・ライアン、グウィネス・パルトロウらが集まった。遺言通り火葬されたキャリー。遺灰の一部が母デビーと一緒に埋葬されたという。多くのファンに衝撃を与えたキャリー母娘の突然の訃報。ファンの1人で5人の娘を持つコディ・クリステンセンさんは「レイア姫をディズニープリンセスの一員に!」という署名活動をインターネットで始めた。コディさんはレイア姫のキャラクターが「強く、ポジティブで、僕の娘たちにとっても素敵なお手本だから」と語り、また「レイア姫がディズニープリンセスになればキャリーが忘れられることもないし、多くの人に愛される」と主張。現在5万人以上の署名が集まっており、ウォルト・ディズニー社のCEOボブ・アイガー氏に送られる。(Hiromi Kaku)
2017年01月06日女優のキャリー・フィッシャーの死を受けて、ディズニーが巨額の保険金を受け取ることになるようだ。『スター・ウォーズ』のレイア姫役で知られるキャリーは、ディズニーと3本の映画契約を結んでいたものの、昨年12月27日にこの世を去ったため、その契約が果たすことができなくなり、保険会社よりディズニーに個人の生命保険金として史上最高額となる5,000万ドル(約59億円)が支払われることになるという。ある関係者はウェブサイトのザ・インシュアランス・インサイダーに、成功を収めている人物たちの複雑な資本リスクを保証する専門家であるアメリカを拠点としたエクセプショナル・リスク・アドバイザーズによって、多額の保険金がロイズ・オブ・ロンドンからディズニーに「契約保護の保証金」として支払われることになると話している。キャリーは亡くなる前に2017年12月公開予定の『スター・ウォーズ:エピソード8』の撮影を完了させていたものの、2019年に公開予定の『スター・ウォーズ:エピソード9』でも大きなパートを務める予定となっていた。そのため、キャリーの死を受けて同作品の脚本は大幅な変更を余儀なくされるとみられている。キャリーはロンドンからロサンゼルスに向かう飛行機の中で心臓発作に襲われ、その後帰らぬ人となってしまった。さらに、キャリーの死の翌日には母デビー・レイノルズも脳卒中と思われる症状により息を引き取っている。(C)BANG Media International
2017年01月04日映画『雨に唄えば』で知られるデビー・レイノルズが、娘であるキャリー・フィッシャーが死去した翌28日(現地時間)に倒れ、その後亡くなった。享年84。デビーは28日午後1時過ぎにビバリーヒルズにある息子で撮影監督のトッド・フィッシャーの家で倒れ、救急搬送されたシーダーズ・サイナイ・メディカルセンターで脳梗塞のため亡くなった。2人は27日に心不全で亡くなったキャリーの葬儀について相談していたところだったという。トッドは「E! News」の取材に「母はキャリーのもとへ行ったんです。彼女が今朝語った最後の言葉がそうでした」と応えた。「もっと正確に言えば、とてつもないストレスに晒されていると母は話していました。この2日間、気丈に振舞っていましたが、キャリーを失った悲しみやストレスを感じていたんです。それが引き金になったのです」。愛娘のキャリーが23日にロンドンからロサンゼルスに向かう飛行機内で心臓発作を起こして入院した際には、25日に「キャリーの状態は落ち着いています。何か変化があったらお知らせします。彼女のファンと友人のみなさん全員に、祈ってくれて感謝いたします」と綴ったが、これが最後のツイートとなった。デビーは1950年に映画デビューし、2年後にジーン・ケリーのミュージカル映画『雨に唄えば』で一躍スターとなり、1957年に『タミーと独身者』の主題歌「タミー」が全米で大ヒット。1955年に結婚した歌手のエディ・フィッシャーの間にキャリーとトッドの二児をもうけたが、トッドの誕生と同じ1959年にフィッシャーと離婚した。1965年には『不沈のモリー・ブラウン』でアカデミー賞主演女優賞候補となり、今年2月には第88回アカデミー賞において、映画業界の発展への功績に対して贈られるジーン・ハーショルト友愛賞を受賞した。ご冥福をお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月29日『スター・ウォーズ』のレイア姫役で知られる女優のキャリー・フィッシャーが60歳で他界した。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』での演技も記憶に新しいキャリーが27日、心臓発作で死去したことを遺族が発表した。キャリーの娘ビリー・ラードに代わって代理人のサイモン・ホールズ氏は「大変残念ながら、ビリー・ラードは愛する母キャリー・フィッシャーが本日午前8時55分に息を引き取ったことをみなさまにお知らせします。彼女は世界から愛される存在でしたので、とても悲しまれることになるでしょう。遺族一同、皆さまのお悔やみの言葉にお礼申し上げます」と発表した。キャリーは先日、ロンドンからロサンゼルスへの飛行機内で呼吸が停止し、同乗していた客室乗務員や医師、看護師らから心肺蘇生を施され、その後はUCLAメディカルセンターの集中治療室にて治療を受けていた。この突然の訃報を受け、『スター・ウォーズ』の出演者らをはじめとする著名人が次々と追悼メッセージを発表。同シリーズでハン・ソロ役を演じたハリソン・フォードは「キャリーはユニークで素晴らしく、オリジナルな人でした。とても面白く、恐れを知らない人でした」「そして人生を勇敢に謳歌しました」とコメントした。また、シリーズのクリエイターであるジョージ・ルーカスは「キャリーと私は成人時代のほとんどを友人として過ごしました。彼女はとても賢く、才能ある女優であり、作家であり、皆から愛される多彩なパーソナリティを持ち合わせたコメディ女優でした。『スター・ウォーズ』では私たちの最高で力強く、元気あり賢く、希望に満ちたプリンセスという、多くの人が思っているよりはるかに難しい役を演じてくれました」と称えた。キャリーは、シリーズ最新作である『スター・ウォーズ エピソード8』の出演シーンの撮影を全て終えたところであったと言われている。ルーカスフィルム社のスタッフはTMZに、キャリーは撮影を全て終えていたものの、今回の突然の訃報が同新作の今後に影響を及ぼすかについてコメントするのは時期尚早だとしている。(C)BANG Media International
2016年12月29日年の瀬に何とも残念なニュースだ。母親のデビー・レイノルズによれば「容体は安定している」ということだったが、心臓発作で入院していたキャリー・フィッシャーが亡くなった。享年60歳。この訃報を受け、『スター・ウォーズ』シリーズで共演したキャストや監督が追悼コメントを寄せている。デイジー・リドリーは「E!News」に「途方もない悲しみに暮れている。彼女と出会えたことは最高の出来事だったけど、『さようなら』を言わなければならないのは最悪なことよ」と現在の気持ちを語った。ハリソン・フォードは「キャリーはユニークで明るく、創造力にあふれる人だった。おもしろくて大胆不敵で…。人生を勇敢に生きたんだ」と追悼し、キャリーの母デビーや娘のビリー・ロード、弟のテリー・フィッシャーをいたわった。マーク・ハミルは自分が演じたルーク・スカイウォーカーと、キャリーが演じたレイア姫の共演シーンの1枚の画像とともに「言葉が見つからない#Devastated(深く悲しむの意)」とツイート。キャリーをレイア姫にキャスティングしたジョージ・ルーカス監督は、「とにかく頭が切れて、才能ある女優で執筆家、コメディエンヌだった。みんな、彼女個性豊かな人柄が大好きだった。『スター・ウォーズ』ではすばらしく、力強いプリンセスを演じてくれた。威勢が良くて賢い、そして希望に満ちたプリンセスを演じるのは想像よりも難しいことだったと思うよ」と褒め、キャリーの家族や友人、ファンにお悔やみを述べた。(Hiromi Kaku)
2016年12月28日「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で知られる、米女優のキャリー・フィッシャーさんが12月27日に亡くなった。60歳だった。23日に心臓発作で緊急搬送され、一時は「容体は安定」と報じられていただけに、突然の訃報は世界中を悲しみに包んでいる。すでに多くの映画関係者やセレブリティが、SNSで追悼コメントを寄せているが、なかでもルーク・スカイウォーカー役で、フィッシャーさんと共演した俳優のマーク・ハミルが発した「no words.(言葉にできない)」というツイートに、すべての人々の思いが集約されている。故人を偲びながら、突然盟友がこの世を去った事実に、ハミル本人も打ちひしがれ、怒りやむなしささえ覚えている…。そんな心境が受け取れるし、同感せざるをえない。女優業に加えて、執筆業でも才能を発揮したフィッシャーさんだが、やはり「レイア姫を演じたスター」という印象が強烈過ぎて、ときに彼女の人生に暗い影を落としたこともあったはず。それでも2015年には、世界中で大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で32年ぶりにレイア姫を演じ、同シリーズにカムバック。同作でハン・ソロ役のハリソン・フォードとの共演に、往年のファンは胸を熱くした。現在公開中の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のエンドクレジットにはフィッシャーさんへの謝意が刻まれており、映画を観たファンなら、その意味は承知済みだ。いまから約40年前、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に初登場したレイア姫。反乱同盟軍のリーダーとして、男たちと対等に渡り歩き、ピンチが迫れば、手にしたブラスターをぶっ放す勇姿は、SF映画における「戦うヒロイン」の原点である。フィッシャーさんの急死に関しては今後、より詳しい状況などが報じられるはずなので、これ以上の「報道まとめ」は控えたいが、米エンタメサイト「Variety」によると、2017年12月15日に全世界同時公開される『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』の出演シーンは、生前すべて撮り終えていたのだとか。いまは世界中が恋したレイア姫の死を悼みつつ、最新作の完成を待つほかない。フィッシャーさんが次世代に託した“希望”とともに。(text:Ryo Uchida)
2016年12月28日『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが27日朝(現地時間)、ロサンゼルスで亡くなった。享年60。キャリーは23日(現地時間)にロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で着陸15分前に心臓発作を起こし、心停止状態となった。着陸後、UCLA医療センターに緊急搬送されていた。容態は深刻だったが、25日(現地時間)にはキャリーの母親であるデビー・レイノルズがFacebookで「私の娘、キャリー・フィッシャーは集中治療室で安定した状態です。もし何か変化がありましたら、家族が情報をシェアします。彼女の友人とファンであるすべてのみなさん、祈ってくれて感謝します」と投稿していた。家族のスポークスマンがキャリーの娘、ビリー・ラードの声明を発表した。「深い悲しみとともに、ビリー・ラードは愛する母親キャリー・フィッシャーが今朝8時55分に亡くなったことを報告します」「彼女は世界に愛され、深く惜しまれるでしょう。私たち家族全員、みなさんのお気持ちと祈りに感謝いたします」と24歳のビリーはコメントしている。キャリーは回顧録「The Princess Diarist」(原題)を出版、11月には『スター・ウォーズ』(’77)の撮影当時、ハリソン・フォードと不倫関係にあったことを暴露し、騒ぎになったばかり。著書のプロモーションで各地を飛び回る多忙な日々が続いていた。ご冥福をお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月28日女優のキャリー・フィッシャーが、ハリソン・フォードとの過去の不倫を告白したことで、ハリソンに注目が集まってしまったことを申し訳なく感じているという。ハリソンと『スター・ウォーズ』シリーズで共演したキャリーは先日、自伝『ザ・プリンセス・ダイアリスト』の中で、1976年に3カ月に渡って激しい恋を経験したことを明かしていたが、そのことが自身の想像以上に騒ぎ立てられ、ハリソンの私生活に注目を集めてしまったため、後悔の念がある様子だ。「ハリソンはとても私生活を大事にする人だから。こんなことになってしまって本当に申し訳なく思うわ」「あの反応には驚いたわ。そんなに(不倫が)ビックリするようなことだとは思わなかったから」「ファンの多くは長年疑っていたし、『キャリソン』という言葉まで作って『キャリソンは本当にある話?』とかよく聞かれていたもの。だからその話は長年あったのよ」とキャリーは話す。キャリーは日記を通じて若かりし頃を振り返った際、10代の頃の自分がとても臆病であったため悲しくなってしまったという。「すごく悲しくなったわ。だって私はすごく臆病者で日記は赤裸々につづられていたの。もちろん当時の私は、自分も含めて誰かにその日記を読まれるとは思っていなかったのよ」また、キャリーは19歳でハリソンと不倫関係に陥った際、親の育て方に反していると感じたため、罪悪感に悩まされていたようだ。キャリーは『ザ・トゥデイ・ショー』への出演時、「私はそんなかたちで親に育てられなかったわ。でもその場にいると全てが許されるような気になるのよ」と続けた。(C)BANG Media International
2016年11月28日キャリー・フィッシャーが40年もの間、囁かれていたうわさをついに認めた。『スター・ウォーズ』を製作中の1976年、レイラ姫を演じた当時19歳のキャリーと、ハン・ソロを演じた当時33歳のハリソン・フォードが3か月に渡って交際していたという。当時ハリソンはメアリー・マーカットと婚姻中で2児の父親であった。つまり、キャリーは不倫を認めたことに!キャリーは「People」誌に「とっても激しい関係だった」と告白。「平日はハンとレイラ、週末になるとハリソンとキャリーだったわ」。この件についてはまもなく販売されるキャリー著の自伝「The Princess Diarist」に詳しく記されている。初めてハリソンと夜を過ごしたのがジョージ・ルーカス監督の誕生日パーティーの日だったこと、あるときはチュニジアでハリソンがキャリーを酔わせ、誘惑したことなどを赤裸々に綴っている。キャリーは「ハリソンが金色でダイアモンドの付いた、“キャリソン”(キャリーとハリソンを合わせた造語)と文字が彫られた指輪と一緒にプロポーズしてくれたら…」と願ったこともあるそうだ。なぜいまになって“禁断愛”を認めたのかというと、「もう40年も経ったから」と返答。そして、後にメアリーと離婚することになったハリソンであるが、「彼らの関係が終わったことに私は全く関わっていないわ」と自分は離婚の原因ではないとキャリーは主張している。(Hiromi Kaku)
2016年11月16日『ゴーストバスターズ』や『オーシャンズ11』の“女性版”リブート映画化に目を付けたエレン・デジェネレスが、『マジック・マイク』の女性版映画を製作すると発表した。司会を務めるトーク番組「エレンの部屋」で、すでに製作したという映像の一部を公開。その映像では4人のメンバーを1人ずつ紹介。まず初めはメロンの「ハニーデュー」を抱えて出てきたオリヴィア・マン。メロン級の(詰め物の)爆乳を持つ彼女の役名はもちろん、「ハニーデュー」。続いて『マジック・マイク』の主演チャニング・テイタムの妻ジェナ・ディーワン・テイタムが、スクールガール風の衣装とツインテールで現れた。「博士号」を持つストリッパー「ペパーミント」役だそうだ。スーパーモデルのクリッシー・ティーゲンは「リンダ・ピーターソン」となってポールダンス! しかしポールを華麗に滑り降りることができず、尻餅の形で落下。そして「マジック・ミシェル」を演じるエレンが作業着姿でお出まし。偽巨乳を見せつけながらダンスを踊り、あまりに激しく頭を振り過ぎてレディー・ガガのようなウィッグが飛んで行ってしまった。これにてメンバー紹介が終了かと思いきや、最後になんとオプラ・ウィンフリーが本人として登場。最近大幅な減量に成功したオプラは、露出度の高いボディースーツで前後開脚を披露した。もちろんこれはネタなのだが、本当に『マジック・ミシェル』が製作されれば大ヒットが確実だろう。(Hiromi Kaku)
2016年09月02日チャニング・テイタムが“ストリッパー”だった頃の経験をベースにした自伝的映画『マジック・マイク』は続編が製作されるほど全米で大ヒットした。鍛え上げられた肉体を見せつけながら踊り狂う姿は女性の目を釘付けに。それがスクリーンではなく、実際に目の前で見ることができたら…という願望がまもなく現実になるようだ。「Cosmopolitan.com」によると今回の企画は同サイトとチャニングが手を組み、2017年3月から1年間、ラスベガスの「ハードロック・ホテル・アンド・カジノ」で『マジック・マイク』シリーズの映画を核にしたショーを行うというもの。チャニングは「女性のためのショーにしたい」と語っており、「下品だったり、行くのに危険を感じ、ためらうような場所とは正反対のものを目指す」と言う。映画と同じ振付家を採用し、チャニングが監督を務めるというから、まさに映画の雰囲気が反映されたショーになるだろう。最も気になるのがチャニングが出演するのかどうかだが…。「そのときにみんなを魅了できるくらいのイイ身体をしてたらね。1日か2日、出演したいよ!」だそうだ。チャニングは動画で『マジック・マイク』ショーの公演決定をお知らせしているのだが、動画では一つ屋根の下で上半身裸の男性たちが家事に勤しみ、最後の30秒は彼らが延々と子犬とたわむれる姿を撮影。セクシー路線のショーが目に浮かぶようだ。(Hiromi Kaku)
2016年05月06日サーモフィッシャーサイエンティフィックは3月29日、39項目のアレルゲンに対する特異的IgEを同時に測定する体外診断用医薬品「免疫グロブリンE単一試験・複数結果用多種抗原キットViewアレルギー39(Viewアレルギー39)」を3月30日に市場投入すると発表した。同製品は、36項目の主要なアレルゲンに対する特異的IgEを少量の血清により同時に測定することを可能とした同社従来製品「Viewアレルギー」に、新たに3項目のアレルゲン(バナナ、豚肉、オオアワガエリ)を検査項目に追加したもの。Viewアレルギー39で測定可能な項目は以下の通り:・吸入系 その他アレルゲン(19項目)ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス・食物系アレルゲン(20項目)卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、米、ゴマ、ソバ、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉今回追加した3項目のアレルゲンのうち、「バナナ」と「豚肉」は、特定原材料20品目(アレルギーを起こしやすいとされる食品のうち、可能な限り表示することが推奨されている品目)に含まれており、「オオアワガエリ」(イネ科植物)は、アレルギー性鼻炎に合併する花粉関連食物アレルギー症候群の原因となる花粉の1つされている。なお、「Viewアレルギー39」は保険適用となっている。
2016年03月29日シグマが3月18日に発売したレンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC DN|Contemporary」(マイクロフォーサーズ用)において、JPEG撮影時に歪曲収差補正データが反映されないという不具合が明らかになった。このレンズはミラーレスカメラ向けの大口径単焦点レンズで、マイクロフォーサーズ用とソニーEマウント用をラインナップしている。不具合が発生しているのはマイクロフォーサーズ用のみであり、RAW画像では対応ソフトの補正機能によって歪曲収差を補正できるとのこと。シグマでは現在、修理対応とレンズファームウェアのアップデートを急ぎ準備中だ。修理対応は3月28日(月)から受付を開始する。詳細はシグマのWebサイトを参照いただきたい。今後出荷される対応済み製品については、製品の化粧箱に判別シールが貼られる。合わせて、ソニーEマウント用における注意点も公開された。カメラ側のレンズ補正機能(歪曲収差補正)を「オート」設定にすることと、レンズ補正機能を搭載していないカメラでは歪曲収差が補正されないことの2点だ。
2016年03月25日2月25日~28日、パシフィコ横浜で開催中のCP+2016にて、オリンパスやパナソニックなどマイクロフォーサーズ規格に賛同する10社が共同で「Four Thirds スタンプラリー」を実施している。Four Thirds スタンプラリーは、オリンパス、パナソニック、シグマ、タムロン、コシナ、カールツァイス、興和光学、トミーテック、ブラックマジックデザイン、DJI JAPANの10社が参加。各社のブースに設置されているQRコードをスマートフォンや従来型携帯電話で読み取ってスタンプを10個集め、オリンパスブース内のFour Thirds スタンプラリー受付に持ち込むと、マイクロフォーサーズマウント型のペーパークリップがもらえる。配布個数は各日先着500名分となっている。
2016年02月25日サーモフィッシャーサイエンティフィック(サーモフィッシャー)は2月24日、高圧イオンクロマトグラフシステムの新製品「Thermo Scientific Dionex Integrion HPICシステム(Dionex Integrion HPICシステム)」を発表した。同製品はこれまで同社の上位システムのみで利用可能だった機能に対応し、高圧イオンクロマトグラフ対応や電気化学検出器を選択することができる。また、流路に基づく配管配置やコンピューターによる全システムモニタリングなどの機能も搭載し、堅牢で信頼性の高いシステムによる高速分析を実現した。さらに、直感的に操作できるためラボのワークフローの課題へ対応することができるとする。同社は「Dionex Integrion HPICシステムは、装置構成を変更することもできるなど、お客様のニーズに応える柔軟性と使いやすさを提供します」とコメントしている。
2016年02月25日オリンパスとパナソニックは2月10日、新たに国内外の5社がマイクロフォーサーズシステム規格に賛同したと発表した。今後、各社はマイクロフォーサーズに準拠した製品を開発していく。新たに賛同を表明した企業は、ザクティ、ナックイメージテクノロジー、Meitu社、Autel社、3db Hardware Technology社。マイクロフォーサーズシステムは、レンズ交換式デジタルカメラの小型・軽量化をひとつの目的として、2008年に策定された規格。今回発表された5社の加入により、賛同企業は31社となった。ザクティは、自社開発の画像処理エンジンを持ち、デジタルOEM製品の開発を行っている。本社は大阪府。ナックイメージテクノロジーは、産学官の研究開発分野へ向けた映像計測機器や、映画・テレビ業界向けの映像制作機器を販売を手がけている。本社は東京都。Autelは、Autel Corporationの子会社で、ドローンの開発や製造を展開。Meituは、スマートフォンやスマートカメラなどハードウェア製品を開発している。3db Hardware Technologyは、画質の高い静止画や動画が手軽に撮影できるSuperSenseカメラを開発したほか、ドローンメーカーやAR・VRメーカーに対して画像処理エンジンモジュールを提供している。Autel、Meitu、3db Hardware Technologyの本社は中国。
2016年02月10日Cerevoは1月22日、クラウド型スマートマイク「listnr」を発売。同日、製品発表会を開催し、Cerevo 代表取締役の岩佐琢磨氏がlistnrの開発経緯などをプレゼンテーションした。listnrは、CES 2016に参考出品されたクラウド型スマートマイク。もともとは2015年1月にInterphenomが発表した製品で、クラウドファンディングサイトKickstarerにて資金提供を募っていた。目標の50,000ドルを上回る約63,000ドルを集めたが、2015年3月にKickstarterからプロジェクトの停止勧告を受け、開発を中断。その後、プロジェクトはUPQの代表取締役でCerevoのプロダクトマネージャーを務める中澤優子氏に引き取られ、Cerevoが製品開発を引き継ぐこととなった。listnrの機能を一言でまとめるなら「人間の声から感情を推察し、スマートフォンにアイコンで通知する」とするのが適当だろうか。listnrは集音用マイクとWi-Fi機能(IEEE 802.11b/g/n)を内蔵し、感知した声を音声解析エンジンに送信。解析結果をスマートフォンに通知する。解析する音声の対象としているのは、声は発するが「言語」までは達していない0~2歳の乳幼児だ。音声の解析エンジンには、パナソニックが提供するサーバー「xauris(ゾウリス)」を採用。listnrが内蔵マイクで感知した乳幼児の声を解析し、乳幼児の感情を「Laugh(笑う)」「Cry(泣く)」「Babble(喃語)」「Growl(叫ぶ)」の4種類にカテゴライズする。解析結果はスマートフォンにアイコンで通知し、乳幼児の感情を離れた場所にいても知ることができる。アプリの対応OSはAndroid 4.4以降。iOS版アプリは追って提供する予定だ。今後は開発者向けにAPIを公開し、xauris以外の音解析エンジンや音認識サーバーを認識エンジンとして設定できるようにする予定だ。たとえば、「ドンガラガッシャーン」といったモノが壊れる音を感知すると、スマートフォンにメッセージを送るように設定するなど、listnrとスマートフォンを組み合わせたサービスを独自に開発できる。解析結果は、スマートフォンだけでなくlistnr本体にも通知され、LEDライトに色で表示する。listnrは、子どもの監視を目的としたツールというよりも、家族との繋がりを実感できる"ゆるい"コミュニケーションツールとしての活用を目指し開発されている。「いまだ電気が通っていないものをスマホ連携・ネット連動で改革する」というコンセプトで製品開発を行ってきたCerevo。これまでに、スマートフォンと連携したスノーボード用バインディング「SNOW-1」、自走式のプロジェクター搭載ロボット「Tipron」、センサー内蔵のロードバイク「ORBITREC」などをリリースしている。岩佐氏は、プレゼンテーションの中で、販売店が「どこの棚に置いたらいいのやら……」と迷うような新しい製品を開発したいと話していた。Cerevoの今後の展開にも目が離せない。
2016年01月22日Cerevoは、音声から感情を認識して伝えるスマートマイク「Listnr」を1月中に発売する。米ラスベガスにて1月6日(現地時間)から開催される「2016 International CES」(CES 2016)にて展示する。Listnrは「キモチを色に」がコンセプトのデバイス。マイクを搭載しており、本体付近の音声を集音し、無線LAN経由でクラウド上のサーバーへアップロード、サーバー側の音声認識エンジンによって音声を解析する。パナソニックの技術を採用した音声認識システム「xauris(ゾウリス)」が標準搭載される。xaurisでは、乳児の泣き声から「泣く」「笑う」「叫ぶ」「喃語(乳児が発する意味のない声)」の4種類の感情を認識。認識結果に応じて、Listnr本体のLEDが点灯して感情を色で表現する。スマートフォン向けの専用アプリからは音声の発声状況や感情を文字・アイコンで確認可能だ。サイズはW123.5×D96.5×H76.5mm、重量は約190g。電源はUSBバスパワーもしくは単3形乾電池×2本。アプリの対応OSはAndroid 4.4以上で、iOS版は追って提供予定。Listnrはもともと、2015年1月にInterphenom社が発表したデバイスで、Cerevoが開発協力していた。Kickstarterでのクラウドファンディングでは目標の5万ドルを上回る約63,000ドルを集めたものの、Kickstarterから停止処分を受け、Kickstarterでのプロジェクト再開を断念。その後、製品化に向けて協議を進めた結果、Cerevoのプロダクトとして開発・発売することになった。
2016年01月05日サーモフィッシャーサイエンティフィック(サーモフィッシャー)はこのほど、次世代シーケンス(NGS)によるマルチマーカーを対象とした汎用的な腫瘍の遺伝子検査の開発と商用化について、ノバルティスおよびファイザーと協定を締結したと発表した。同協定では、NGSを非小細胞肺がん(NSCLC)の領域において、さまざまな創薬プログラムに対するコンパニオン診断(CDx)として活用すること目指す。NSCLC向けの、NGSに基づくコンパニオン診断検査は、サーモフィッシャーの「イオントレント Ion PGM DxとOncomineアッセイ」を用いて開発する予定。NGSでは、1つのサンプルから複数の遺伝子を同時に検査し、固有の遺伝子プロファイルを同定することができるため、複数の候補薬剤から適切な治療法を選択する際の指針として利用することができる。また、NGSプラットホームとOncomine試薬を両方使用することで、数百もの遺伝子の配列を同時に解析し、短時間で高い再現性を得ることも可能となる。さらに、独自の性能として、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織を用いた場合に必要とされるDNA・RNAサンプルはごく少量(10ng)であるため、より広範な種類の腫瘍サンプルの配列を包括的に解析することができる。また将来的に、NGSパネルを広範な種類のがんに関連する腫瘍マーカーを取り入れたプラットホームとして使用することで、新たな臨床適応症を既存の薬剤に加えたり、別の適応症を目的として新しい治療法を開発したりできるようになるという。サーモフィッシャーは「この度の協定により、1つの薬剤に対し1つの検査を行う従来の手法から、複数のNSCLC治療法のために一つの検査を行う手法へと、パラダイムシフトがもたらされる可能性があります。」とコメントしている。
2015年12月08日『マジック・マイク』のアレックス・ペティファーが、同作で共演したチャニング・テイタムとの不仲説に言及、「彼は僕のことを嫌っている」と発言した。アレックスは作家のブレット・イーストン・エリスのポッドキャスト「B.E.E.」に出演し、チャニングと仲が悪いといううわさの真偽を尋ねられ、「本当だよ。チャニング・テイタムが僕のことを好きじゃないからさ。たくさん理由はあるけど、ほとんどが僕のせいなんだ」と語った。アレックスは2012年公開の『マジック・マイク』の撮影現場で、ほとんど誰とも話さずにいたという。「仕事をして、隅に座って音楽を聴いていた。代理人から、僕のやることはすべて間違っていると言われていたんだ。人として、とても不安だった。しかも、それでさらに僕の評判は悪くなった。『アレックスは話そうとしない。自分が誰よりも上だと思ってるからだ』と思われてるみたいだった。そうじゃなくて、僕はただ緊張して、自分でいることが怖くて、演じたキャラクターになりきっていたんだ」。さらに、チャニングの友人から借りていたアパートの家賃支払いをめぐって関係はさらに悪化してしまったという。アレルギーの問題でアパートを急に出ることになってしまったアレックスに対して、チャニングから「俺の友だちをなめるな。家賃を払え」とメールが送られてきたという。アレルギー症状にかなり苦しんでいたアレックスは「つらい状態なので、少し待ってほしい」と返信したが、最終的に「金なんかより命の方がずっと大事だ。(家賃は)払わない」と宣言してしまったという。10月に日本公開された続編『マジック・マイクXXL』には出演しなかったアレックスはこの一件について「チャニングは僕にものすごい影響を与えてくれた。これを機に僕は子どもっぽさを卒業したんじゃないかな。『マジック・マイク』の撮影は素晴らしい経験だった。何にも代え難いものだよ」と話している。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2015年12月02日『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役で知られる女優のキャリー・フィッシャーは、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)出演のために35ポンド(約15キロ)の減量を行わなければならなかったようだ。同作でレイア姫役を再演しているキャリーは、映画業界における体重や見た目への重点の置き方は間違っていると苦言を呈し、この作品のために15キロ体重を落とすためにつらい時間を過ごしたとグッド・ハウスキーピング誌のインタビューで語っている。「何にも変わっていないわね、見た目を重要視することに関してよ。私の働いているこの業界は体重と見た目が唯一の問題なの」「むちゃくちゃだと思うわ。もしかすると若返ることも求められるかもね。そのほうが使いやすいから」『スター・ウォーズ』製作陣に4分の3の体重になった自身を採用したかったようだと冗談交じりに話すキャリーは、減量の特別な秘密はなく、食べる量を減らし運動量を増やしただけだと明かす。しかし数々の『スター・ウォーズ』シリーズに出演してきたキャリーは、少し大きいサイズくらいの方が自分らしくいることができると続けた。「体重が減ってしまったとき、自分自身に対して気分がよくないの。だってそれって私じゃないんだもの。私の問題は製作陣が私自身が女優であることを前提に話をしてくるんだけど、私自身は自分が脚本家であるかのように話を聞いてしまうところなのよね」(C)BANG Media International
2015年12月02日サーモフィッシャーサイエンティフィックは11月25日、「ThermoScientific NanoDrop One」および「NanoDrop OneC」超微量紫外可視分光光度計の国内販売を12月1日に開始すると発表した。両製品はライフサイエンス研究者が試料の品質についてより網羅的な情報を得られるようにすることと、実験のトラブルシューティングややり直しによる遅延をなくし、コストを削減することを目的として設計されている。具体的には、試料中のコンタミネーションを同定し、その影響を補正した濃度値を得ることが可能となっているほか、ガイド付きオンデマンドのトラブルシューティング機能を備えたテクニカルサポートにより、試料の品質に関するフィードバックを即座に得ることができる。また、内蔵センサーが試料をモニターし、異常による測定ミスを防ぎ、センサーからの映像をデジタル画像解析することで測定結果に影響を与える気泡による誤差を補正する。なお、両製品は2015年12月1日から4日まで神戸ポートアイランドにて開催される「第38回日本分子生物学会年会、第88回日本生化学会大会合同大会(BMB2015)」で展示される予定で、同社展示ブースでデモンストレーションを行う予定となっている。
2015年11月25日マイクロストラテジー・ジャパン(マイクロストラテジー)はこのほど、都内で「MicroStrategy Symposium」を開催した。同シンポジウムでは同社プレジデントの印藤公洋氏が「新しいアナリティクス時代を切り開くMicroStrategyソリューション~現在のDWH/BIシステムの課題と新世代の包括的アナリティクスプラットフォームの紹介~」をテーマに基調講演を行い、そのほか同社製品に関する講演や事例紹介などを実施した。登壇した印藤氏は「我々のBI製品である『MicroStrategy Analytics Platform』の特長はデータディスカバリーやセルフサービスアナリティクス、エンタープライズBI、トランザクションをはじめとしたものを取り扱っており、2015年10月には前回のバージョンから6年ぶりの大型バージョンアップとなる集中型BIと分散型BIを融合したエンタープライズアナリティクスプラットフォームの最新版『MicroStrategy 10』の提供を開始した」と述べた。近年のBI関連の大きなトレンドとして同氏は「海外ではBIが重要なシステムとなり、従来、BIは管理部門で活用されていたが、現在は現場の強化に注力しているほか、モバイル化の進展に伴い現場では単なるBI機能だけではなくパーソナライズされ、発注などアクションも取り込んだアプリケーションが重要だ。また、IT部門に依頼せずビジネスユーザー自らデータ分析やセルフサービス型BIの重要性も増していることに加え、取り扱いデータも社内の従来型リレーショナルデータベース、Hadoop、外部ソーシャルネット、手持ちのエクセルの情報も急速に増加している。さらにBI製品の機能がDWH(データウェアハウス)と併せて非常に重要となっており、高速DWHを導入する場合、BI製品の見えない機能の差の重要性は増すとともに、BI製品がボトルネックになることもある」と語った。また、BI製品選択の重要性について同氏は「各社のBIツールから提供されるレポート、ダッシュボードはほとんど同じように見える。提供されるレポートやダッシュボードを見ているだけではBI製品の良さは分からないが、実際には大きな違いがある。誤った選択をすると開発保守の生産性・リードタイム、エンドユーザーによる分析作業の実現度、適切なレスポンスタイムの確保、ユーザー数やデータ量増大への対応可否などに影響を与える。そのため、BIの導入時は機能の充実度や企業レベルのBI機能のサポート範囲、モバイル機能への対応、パフォーマンス、高速データベースの良さを活かせる処理の仕組みがポイントとなる」と指摘。そして、印藤氏は「一般的なBIツールは例えば売上計算では明細テーブルをデータ編集・加工し、実績や累積レポート用テーブルなどの2次加工データベースを作成した上で実績、累積レポート作成するほか、物理的データなどデータに関する定義が共有できる定義が必要となり、工数への弊害や情報の整合性への弊害、分析への弊害、投資対効果への弊害を生み出す。しかし、我々のプラットフォームはデータ編集加工と2次加工データベースを作成する手間をかけずに、実績、累積レポートの作成でき、データベースからの抽出条件、レポート、ダッシュボードなども部品として共有化を可能とし、テーブル数や日次バッチ処理数、レポートの削減やシステム保守コストの削減、開発生産性の向上が見込める」と強調した。一方、データディスカバリーとセルフサービスにおいて求められるものとして「ユーザー自身が使えることや、さまざまなデータソースを対象に分析が可能、エンタープライズデータと組み合わせて分析ができる、直感的に操作が可能、大量データに対してもストレスなく働くことだ」と説明。そして特に重要なのはデータ加工となり、同社はデータディスカバリーやセルフサービスを加速するため20以上のデータソースへの容易かつ迅速なアクセスを可能とし、セールスフォースレポートの取り込み、Google Analyticsデータの活用など多様なデータソースをサポートしているという。最後に「我々のプラットフォームはBIで求められる機能の中で伝統的なBIとデータディスカバリーなどのシングルアーキテクチャでシームレスに行き来できる。そのため、これまで別々のものとして考えられていたBIとデータディスカバリーは将来的に結びついていくだろう」と同氏は述べた。
2015年11月19日映画『マジック・マイクXXL』(10月17日公開)で、主人公のマイクを演じたチャニング・テイタムとダンサーのマリクを演じたスティーブン・"トゥイッチ"・ボスの2ショットインタビュー映像が16日、独占公開された。『マジック・マイク』の続編となる本作は、男性ストリッパーたちの情熱を描いた映画。PEOPLE誌が選んだ"最もセクシーな男性"として名高いチャニングは、"伝説のダンサー"として知られる主人公マイクを演じているだけでなく、プロデューサーも兼任した。一方、「アメリカン・ダンスアイドル」のオールスター部門に何度も出場(07~14年)しマルチな才能を披露し続け、また、ダンスをスポーツとして公に認知させた功績により2011年にゲータレード・アスリートとして承認された初のダンサーとなったスティーブンは、ダンサーのマイクを演じ、最後のステージでマイクと鏡のように動きのそろったパフォーマンスを披露している。公開された映像で、チャニングは「第1作の成功については誰も予測してなかったと思う。だから製作費もあまりかけなかった」と前作を振り返り、「第2作では創造性を発揮してウイニング・ランをしたつもりだ。作る価値のある映画ができたよ。ダンスコンテストの場面は前作で断念したから、続編を製作できるなら取り入れたかった」と本作の最後のステージとなるダンスコンテストシーンへの思い入れを明かす。ダンスシーンについて、スティーブンが「『腰を振れ』も言ったけど、いつも笑いながら話してた。完成版だけを見てもわからないが、絶えず動き続けて宙返りなんかする。その途中経過を想像してみてくれ」と話すと、隣のチャニングもうなずく。続けて、「相手を逆さに抱えて、話をしなきゃならないから頭を突き出す。『ちょっと待て』『もう少し脚を広げろ』」とパフォーマンスの大変さを説明すると、チャニングも「『そこに顔を突っ込めばいいんだ』 『もっと顔を突っ込め』『いいぞ、そのままだ』」と笑いながら撮影時の会話を再現する。また、「おだてられて(バター・アップ)、楽しく踊れましたか?」という質問に対して、「バター?」「バターだってさ」と2人は爆笑。「体に塗るバターを想像する」とスティーブンが笑うと、チャニングも「みんな食事制限をしてたから、"バター"なんて言っちゃダメだ。尻を蹴飛ばされて怒鳴られるよ(笑)。『その忌まわしい名前を俺の前で二度と言うな』と、『ハリー・ポッター』のヴォルデモートみたいにね」とちゃめっ気十分に答え、「とにかく次の食事のことでいつも頭がいっぱいだった」と役作りのためのダイエットを振り返った。そして最後にチャニングは、「『これだ!』という自信作なので期待してほしい」と呼びかけている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2015年10月16日世界的大ヒットを記録した『マジック・マイク』の続編として全米を席巻した最新作『マジック・マイクXXL』。この度、10月の公開を目前に控えた本作から、メイキング画像、監督と今回製作総指揮&撮影を担当したスティーブン・ソダーバーグとの2ショット写真が解禁された。女性が楽しんでくれればそれでいい。そんな伝説のダンサー集団があることをきかっけに再集結。もう一発、デカイ花火を打ち上げるべく東海岸でのダンスコンテストに向かう。クラブで踊っては女性たちの心まで満たすパフォーマンスで魅了していく彼ら。旅の道中で明らかになる、彼らの本当の姿、新たに見つけた未来への展望。そして大興奮のクライマックスを迎えようとしていた――。本作は、クリエイターとしての“つながり”を大事に活動してきたスティーブン・ソダーバーグの、映画業界でのキャリアが生かされている。今回、製作総指揮と撮影を担当したソダーバーク。26歳という史上最年少での最高賞を受賞し、『オーシャンズ11』のシリーズ全作品、『チェ』2部作など、スタイリッシュな語り口で映画界のフロントランナーとして活躍。だが、2013年の『サイド・エフェクト』を最後に、惜しまれながら映画監督を引退したのである。本作でマイクを演じるチャニング・テイタムとは、『エージェント・マロリー』で意気投合し、チャニングが主演し、彼の原案から作られた『マジック・マイク』では、製作、監督、撮影を務めた。また、『セックスと嘘とビデオテープ』のヒロインを務めたアンディ・マクダウェルは、南部美人ナンシー役で出演。健在振りをアピールしていた。また、『オーシャンズ』シリーズのマット・デイモン、『トラフィック』のマイケル・ダグラスが主演のTVドラマ『恋するリベラーチェ』で製作をつとめ、数々のソダーバーグ作品を手がけてきたプロデューサーのグレゴリー・ジェイコブズに本作では監督を引き継ぎ、ソダーバーグは製作総指揮と撮影という裏方に徹している。監督を務めたグレゴリーは、「今回はカメラがよく動いて、大会のシークエンスでは、スタイル的に大きく進化している」とソダーバーグのカメラワークを讃えた。また「マイクはあのときのすばらしさ、クールさ、楽しさをあれこれと思い出す。なによりも、あのとんでもないアドベンチャーを一緒にやった仲間たちのことをね。マイクは彼らが大好きだったし、一緒に過ごした時間はとても楽しかったんだ」とマイクが仲間たちと再会した経緯を明かしていた。そして今回は、チャニング自身も、プロデューサーとしての役割を果たし、ソダーバークが仲間たちと続けてきた映画作りへの変わらぬ姿勢は、グレゴリーらの仲間たちを得て、人々に元気を与える“マジック”な映画となっている。『マジック・マイクXXL』は10月17日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2015年10月15日