©ASEAN-Japan Centreミャンマーを代表するヤンゴンの仏教寺院「シュエダゴン・パゴダ」は、仏様の遺物が奉納されているという言い伝えがあり、約2,500年もの歴史を持つ寺院。生活の隅々にまで仏教信仰が根ざしているヤンゴンの人々とも深い関わりがあり、現在でも宗教的儀式やお祭りにも度々利用されている。黄金に輝く仏塔の上部には豪華絢爛な宝石が飾られている。 黄金に光り輝く仏教寺院©ASEAN-Japan Centreヤンゴンの北部に位置するシュエダゴン・パゴダは、その巨大な黄金の仏塔が存在感を放つ仏教寺院。ミャンマー仏教徒にとって最も重要な場所の一つだ。黄金に輝く外壁は遠くから見てもきらびやか。仏塔の上部にあしらわれたダイヤモンドは約5千個に上り、その中には最大76カラットの物もあると言う。 寺院建立の歴史©TRIPPING!シュエダゴン・パゴダの歴史は古く、この寺院と共にミャンマーの歴史があると言っても過言ではない。その昔、仏陀が悟りを開いたという噂を聞いた商人の兄弟が、仏陀を探す旅に出た。ついに仏陀との出会いを果たした二人は、蜂蜜の菓子をお供えし、仏陀の聖髪を8本もらう。その一部を奉納するために建てたのが、このシュエダゴン・パゴダだと言われている。 ©TRIPPING!熱心な信者からの豪華絢爛なお供え物が多数飾られるこの場所は、現在も季節ごとの宗教行事に利用され、ミャンマーの代表的な観光スポットとしても人気。世界中の多くの観光客にも広く親しまれている。 宝石の仏塔©TRIPPING!8角形の土台の上に聳え立つ黄金の仏塔は、その高さなんと約100メートル。この仏塔を囲むように東西南北に回廊が伸び、64個の小さな仏塔と、それより大きい4つの仏塔が規則的に配される。中心の巨大な仏塔は、Base(土台)、Dome(円蓋)、Spire(尖端)の大きく3つの部分に分けられ、更に、尖端は4種類のデザインに分けられる。©TRIPPING! 仏塔に登る僧侶たち2万を超える金の板が仏塔全体を覆い、その先端部分には5,448個のダイヤモンド、2,317個のルビー、1,065個の黄金の鐘、そして頂点には76カラットの巨大なダイヤモンドがあしらわれているそう。なんとも豪華なこの巨大な仏塔は、ミャンマーの人々を見守り続けている。 八曜日の神様の前でお参りを©TRIPPING!シュエダゴン・パゴダでは、生まれ曜日で自分の神様が決まる「八曜日の神様」でお参りをしたい。渡航前にチェックしておくのがおすすめ。 ヤンゴンの人々の憩いの場でもある寺院©TRIPPING!祈りを捧げる神聖な場所でありながら、市民の憩いの場でもあるシュエダゴン・パゴダ。腰を降ろして休憩をする人々や、夕日を眺める人も。夕方には、仕事帰りの人々が境内を掃除する姿を見ることができる。 アクセスは、市街地からタクシーで10分ほど。入口から境内までは、104段の階段かエレベーターを利用して登ることができる。現地は観光地化が進み、Wi-Fiやお土産店などの施設も充実している。神聖な場所のため、内部に入る際は裸足になり、肘や膝を隠す露出の少ない服装で赴こう。 Shwedagon Pagoda(シュエダゴン・パゴダ)・住所:Shwedagon Pagoda, Yangon・営業時間:4:00~22:00(最終入場21:45)※3月と6月付近の満月の日は24時間営業になることも。8:00~21:00(ビジターセンター)・入場料金:USD8・アクセス方法:ヤンゴン市街地からタクシーで10分程度。
2016年03月14日ミャンマーの経済都市ヤンゴンに、安さと快適さを兼ね備えたドミトリー混合型ホテル「YAMA HOTEL」が2015年9月12日オープンした。ヤンゴン市のホテルは、周辺諸国に比べ高額な宿泊料金設定で知られている。旅行者やビジネスマンの急増に対し、宿泊施設の圧倒的な供給不足と、不動産価格の高騰が、その理由。最低でも、1泊100USD~程度の費用がかかるのが通常だ。そんな中『リーズナブルな値段で宿泊できる便利かつ快適な空間』へのニーズに応える為、市内にある既存のビルの内装を全面改修しオープンしたのが、「YAMA HOTEL」だ。同ホテルは、個室6部屋の他に、2段ベッドが36台(72床)あり、個室は一泊平均6,000円程度、さらに2段ベッドは一泊2,000円程度と、他の宿泊施設に比べてリーズナブルなのが特徴 ※季節により変動ありまた、5つ星ホテルと変わらないインターネット環境に加え、頻発する停電に備え発電機を導入。快適な滞在を叶えてくれる。仕事やミーティングもできる共用部は24時間使用可能で、洗濯機・乾燥機・アイロン設備を完備。売店ではYシャツの販売も行う予定で、ビジネスマンの長期滞在にも配慮。Roof Top Barには、ヤンゴンで人気のCafé&BarチェーンKOSANの4号店がオープン。昼食・夕食はもちろん、夜遅くまでリーズナブルな価格でお酒を楽しむことができる。尚、東京に拠点を置く海外不動産コンサルティング会社「ステイジアキャピタルグループ」が、ホテルの企画・設計・施工・運営を担当している。写真提供:ステイジアキャピタルホールディングス株式会社
2015年09月15日みなさんこんにちは!こちらミャンマーは本格的な雨期が始まり雨がひどくなる程、渋滞も恐ろしいことになっています。今回は、ミャンマー最大の都市ヤンゴンの交通手段についてご紹介です。ヤンゴンの主要交通手段は3通り現在のヤンゴンでは主な交通手段として以下の3通りがあります。1. タクシー2. バス3. 鉄道バスは、ミャンマー人向けです。言葉が通じれば問題ありませんが、あまりお薦めできません。鉄道は、環状線となっていて観光地からは遠く、結局タクシーを利用することになります。鉄道に乗って旅を楽しむことを目的として乗車するだけで良いと思います……となると利便性が一番なのがタクシー。では、まず乗車方法から。道端でタクシーを拾う日本のようなタクシー乗り場はありません。道端でタクシーを見かけたら手をあげて呼んでください。行き先を伝えるドライバーに行き先を伝えましょう。英語は通じる人もいますが、理解できない人も多いので地図または行先の電話番号を控えて、万が一の場合はドライバーに連絡してもらうようにしましょう。料金を交渉する行き先を伝えたら、次は値段交渉です。大体はドライバーから値段を言ってくるので、希望の値段を伝えて高ければまた違うタクシーを拾います。ただ、基本的に大金のお金をぼったくるドライバーはあまりいませんので(50円くらい上乗せする人はいますが)ご安心下さい。タクシー乗車、行き先へ向かいますタクシーに乗車して下さい。シートベルトは新しい車であればありますが、古いものはありません。到着タクシー代を渡します。ドライバーは細かいお金を持っていません。事前に準備が必要です。またヤンゴン空港には、タクシーカウンターがありこちらに行き先を伝えた方が安全です。タクシー乗車の注意点としては……1. 女性は21時以降一人で乗車しないこと2. 後部座席に座ること3. 相乗りタクシーは利用しないこと4. タクシー登録No(車の外側のドアに記載されています。)又はナンバープレートをひかえること5. 直観を信じること特に女性の方は夜遅くに一人でタクシーを拾うと危ないです。みなさん、「安全」なミャンマー旅行を楽しんで下さい♪♪
2015年07月21日ヤンゴンを代表する老舗レストラン「Acacia Tea Salon」老舗ではありますが、近年リノベーションをして、とても新しい外観です。一軒家を改装したレストランの内装はとってもおしゃれ。オーセンティックな料理の数々Acacia Tea Salonでは、豊富なティーメニューに加え、ベーカリー、ペーストリーなども人気ですが、今回はお料理をご紹介です。前菜の鴨のレバーパテイカスミを練り込んだパスタのトマトソースのパスタチキンのスカロッピーネミャンマーはイギリス統治の流れを汲んでいますから、アフタヌーンティーもお楽しみいただけます。豪華な邸宅で、優雅なひと時を過ごすならAcaciaへ。
2015年06月20日みなさん、こんにちは!ミャンマー旅行でローカル体験がしたい方、現地の人々の生活を見たい方、鉄道に乗ってヤンゴンを鉄道で周るのはいかがでしょうか?(ちなみに、時間通りに来ることが珍しく多々遅れることがあるので通勤には不向きです。)ヤンゴン中央駅からスタート環状線は6、7番ホームから出発が多いですが、急に変更のアナウンスが流れ違うホームに変わる場合があるので、必ず確認しましょう。ちなみにヤンゴンの環状線はこんな感じになっています。(※写真左)いよいよ出発!電車内では物売りも多く、電車に乗りながら御飯を食べる人もいます。ヤンゴンの中心街から離れてだんだん景色も変わってきました。Danyingon駅で下車。マーケットを見学!線路ぎりぎりで野菜を売るミャンマー人。日本では考えられないです。ミャンマーの納豆発見!味は日本と異なり粘りが少なく匂いも独特です。マーケット見学終了。再び鉄道に乗車!約3時間の長旅。観光客もほとんどいません。ミャンマーでローカルな体験、如何でしょうか?こちらもあわせてCheck!ミャンマーのカヤー州で少数民族に出会う旅心身ともにデトックス効果絶大!ミャンマーでトレッキング♪
2015年05月28日三井住友銀行はこのたび、ミャンマー中央銀行(Central Bank of Myanmar)より、ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市における支店開設の認可を取得したと発表した。同認可は、2014年10月に、同国で外国銀行による支店開設が可能となって以降、初めての認可となるという。同認可を受け、4月23日にヤンゴン支店の営業を開始する予定だという。同行は、2012年に外国銀行として初めてという、現地駐在員事務所を出張所に格上げして以来、同国において情報提供および営業活動を行ってきたが、ヤンゴン支店の開設により、同国内で預金、貸金、為替等の銀行業務を行うことが可能となるという。ティラワ経済特区をはじめ、更なる投資が見込まれる同国において、同行は、顧客のビジネスをより一層充実した体制でサポートしていくとともに、引き続き、業務提携先である民間最大手銀行「カンボーザ銀行」との連携を通じて、同国における銀行サービスの充実に努めていくとしている。
2015年04月08日みなさん、こんにちは!ヤンゴンで新しいカフェを見つけました。とてもお洒落で素敵な雰囲気のあるお店です。モーニングまたは観光中にゆっくり休憩したい方におススメです^^RANGOON TEA HOUSEミャンマーの朝ごはんの定番・モヒンガーもこんなにお洒落ランチメニューのみの小龍包ここのモヒンガーはオーガニックで臭みもなくとても食べやすいですよ~!ヤンゴン観光の際には是非お立ち寄り下さい!
2015年02月18日経済成長著しく、観光国としても発展を遂げているミャンマー。人気の観光都市といえば、経済の中心地ヤンゴン、ミャンマー仏教の聖地バガン、古都が点在するマンダレーと、みどころは様々。どこも魅力的だが、全て訪れようとすると、時間的に金銭的にも余裕が欲しいところ。そこで、今回はミャンマー・ヤンゴンから日帰りで行くことのできるおすすめスポットをご紹介!1.イエレー・パゴダ雑誌『TRANSIT』の表紙になったこともある水上寺院。タクシーをチャーターして出かけるのがおすすめ。*ヤンゴンからは車で片道約1時間半記事を読む>2.ピンダヤ洞窟寺院洞窟寺院で有名な町「Pindaya(ピンダヤ)」伝説も残る神秘的な町は散策するだけでも楽しい。ちょっと足をのばして非日常を体感しよう。*ヤンゴン空港からシャン州のヘーホー空港へ約1時間。その後車で約1時間。記事を読む>3.シュエモードーパゴダミャンマー三大寺院の一つと言われる、バゴーのシュエモードーパゴダ。『ビルマの竪琴』(1956年)の撮影地としても有名。*ヤンゴンからは車で片道約2時間記事を読む>4.ゴールデンロック(チャイティーヨー)山頂にそびえ立つ神秘的なパワースポット「ゴールデンロック」。仏教徒の巡礼地として連日多くのミャンマー人が訪れる、まさに聖地。*ヤンゴンからは車で片道約4時間半記事を読む>こちらも合わせてCheck!【年末スペシャル】人気記事ランキングミャンマー編
2014年12月29日皆さん、ミンガラーバー!ヤンゴンでローカルに人気のレストランで、安くて美味しいランチを食べたい方!!今回はヤンゴン・(ド)ローカルなおすすめ中華レストランをご紹介。職場が近いということもあり、私自身よくお世話になっているレストランの1つです。KATHIT PWINT RESTURANT & BEER PUBメニューの料理が非常に豊富(もちろん英語表記メニューあり)で、コスパが良いのが嬉しい。こちらは、カオソエジョー(焼きそば)。このボリュームで1,800ks(約180円)です。特に、お腹いっぱい食べたい方は是非お試しください!
2014年11月20日KDDIと住友商事は11月14日、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)の直営店舗の1号店をヤンゴン中央郵便局内にオープンしたと発表した。直営店舗では、携帯電話用のSIMカードおよびプリペイドカード(TOP-UPカード)を販売する。KDDIと住友商事、MPTは、これまでもミャンマーにおける携帯電話の通信品質の向上や携帯電話サービスの普及のために協力してきた。9月には一般店舗でSIMカードの販売を開始し、9月中に100万枚以上のSIMカードを販売した。また、利用者の満足度を向上させるためにサポート用のコールセンターを増強したほか、新たなロゴやテレビCMを製作した。11月13日には、ヤンゴン中央郵便局の改装を記念した「郵便分野における日本・ミャンマー協力記念イベント」に併せ、MPT直営店舗のオープニングイベントを開催した。アジア外遊の一環としてイベントに参加した安倍晋三首相には、記念のSIMカードを贈った。
2014年11月18日ミャンマー最大都市ヤンゴンの郊外のバゴーには、三大寺院の一つと言われるシュエモードーパゴダがあります。(残りはヤンゴンのシュエダゴンパゴダとピィのシュエサンドーパゴダです)Shwemawdaw Pagoda(シュエモードーパゴダ)このシュエモードーパゴダの大きさはミャンマーだけでなく、東南アジア最大の大きさを誇ります。ここバゴーは地震がある地域です。かつて大きな地震があったとき、寺院の先が折れて落ちてきたものの納められた仏舎利と仏陀の聖髪のおかげで転がり落ちず、人々に被害を与えなかった言われています。その際に落ちてきた部分が寺院のレンガ部分です。※写真左ここには珍しい竹細工の仏像もあることで有名です。※写真右シュエターリャウン寝仏またここバゴーには大きな寝仏もあります。余談ですが、横たわっている仏様は2種類あってお亡くなりになる姿を描いた入滅像と横になって休んでいる寝仏像があります。見分け方は簡単。目を閉じて、足を揃えているのが入滅像。目を開いて、足を組んでいるのが寝仏像です。バゴーは2作あるうちの古い『ビルマの竪琴』(1956年)が撮影された所でもあります。もし映画がお好きな方は、映画を見てから訪れてみると当時との違いや変わらぬ姿をご覧いただけると思います。
2014年11月16日三井住友銀行はこのたび、ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市に営業拠点として、シンガポール支店ヤンゴン出張所を開設した。同行はこれまで、現地駐在員事務所を通じて、ミャンマーの政治・経済・金融情勢、及び現地における日系企業などの動向に関する情報収集を行ってきた。日系企業をはじめとした顧客のミャンマーへの関心が高まる中、同行はこのたび、同駐在員事務所を出張所に格上げし、現地での営業体制を整備することで、ミャンマー進出を目指す日系企業をはじめとした顧客へのサポートを強化していく。このような取り組みの一環として、今後拡大が見込まれる貿易取引などにかかる決済需要などに応えるべく、先般技術支援に係る覚書を締結したミャンマー民間最大手のカンボーザ銀行とともに、最近の国際的な規制緩和の動向を受けて、USドル建決済のニーズにも対応していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日