フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第80回目はヨーロピアンタイガーキャットのオリオン(Orion)さまと、黒白猫のフレア(Freya)さま。仲良しな2名の猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.80猫さまの話をもっと聞かせて!オリオンさまは4歳の男性猫さま、フレアさまは4歳の女性猫さまです。左から、フレアさま、オリオンさま。私達はフランス北部の一軒家に住んでいます。オリオンさまの自己紹介とても好奇心旺盛で遊び心があります。とても愛情深く、抱きしめられるのが大好きです。小さなトラのようだと言われています。小さい時から、どこでも飼い主についていく甘えん坊です。フレアさまの自己紹介オリオンに遅れて2か月後にやってきました(オリオンは2か月年上のお兄ちゃん)。オリオンとはどんなもめごともありませんでした。かなりマイペースですが、とにかくオリオンを世話をするのが好きです。とても落ち着いている性格なんです。飼い主から見たオリオンさまとフレアさまとは?友人のところで生まれたオリオンを見に行った途端、オリオンに恋をして、すぐに引き取ることに決めました。フレアは、納屋で兄弟と一緒に発見されました。その持ち主の女性が、猫さま全員を飼うことができないということを聞き、訪ねて行った時にフレアの小さな姿が私の心を打ち砕きました。2人は、私が起きると目を覚まし、朝食をねだります。私が仕事に行くとき、彼らは寝るか遊んでいます。そして、私が仕事から帰ると、彼らは走ってきて抱っこを望みます。彼らの誕生日には、生の鶏肉をプレゼントします。彼らはそれが大好きです!ほぼ1年前、私は避難所から犬(セントバーナード)を養子にしました。そして猫たちは彼ともとても仲良くしています。今の時期は、庭や紅葉してきた森の散歩で楽しい毎日を過ごしています。彼らは私にたくさんの幸せと愛をもたらしてくれます。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2022年11月20日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第78回目はヨーロピアンタイガーキャットのエヴィ(Evy)さまと、キジブチのニアル(Nihal)さま。保護協会で出会った猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.78猫さまの話をもっと聞かせて!左がニアルさま生後6か月、右がエヴィさま5歳です。2名とも女性猫さまです。私たちはフランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ県にあるアパートに住んでいます。飼い主はピアノの先生です。<エヴィさまの自己紹介>保護協会にいた時に今の飼い主に会いました。もしも彼女と出会っていなかったら、今のような幸せを得られなかったかもしれません。甘えることはめったにないのですが、飼い主のそばにいるのが一番安心できます。長くて絹のような毛並みを持っていてよく褒められますが、それもちょっと恥ずかしいです。<ニアルさまの自己紹介>性格は本当に前向きで遊び心もあり、飼い主たちと一緒に過ごすのが大好き。病弱な私を愛情をもって世話してくれた飼い主が大好きでたまりません。明るい目ときれいな色のコートを着ています。飼い主から見たエヴィさまとニアルさまとは?二人とも保護協会を経由して、最終的に私たちが迎えることにしました。エヴィは最初、かなり難しい性格でした。愛情を体験してこなかったエヴィが、私たちに小さな抱擁をしてくれた時は本当にありがたかったです。私たちは時間の経過とともにエヴィに適応することになりました。ニアルは私たちのところに来る前にひどい扱いを受けていたと感じています。ニアルは出会った時は病気をもち、とても疲れていました。彼女はまだニャーと鳴く方法を知りませんが、今では普通の生活を送ることができています。治癒をして、今は彼女の喜びを垣間見れることができてとても楽しい毎日です。2人の世話をし、耳を傾け、最善を尽くすことが私の願いであり、使命です。ーーエヴィとニアルを献身的に見守る飼い主が、どんなピアノを奏でるのかとても気になります。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2022年11月13日フランス在住のカメラマン、松永学さんによるフランスの猫さま紹介!第75回目はヨーロピアンタイガーキャットのルフィー(Luffy)さまと、黒猫のパチーノ(Pacino)さま。辛い過去をもつ猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.75猫さまの話をもっと聞かせて!ヨーロピアンタイガーキャットのルフィーさまは2歳半、黒猫のパチーノさまは生後5か月。2名とも男性猫さまです。僕たちは保護協会にいた時に今の飼い主に会いました。お互いに寂しい思いをして生きてきたので、ここでの生活は幸せな時間です。飼い主の仕事は医療関係なので、私たちのケアをしっかりしてくれています。ルフィーさまはどんな猫さま?お風呂場の水遊びが大好き。独立心が強く、一見権威主義的ですが、みんなから愛されています。虎のような容姿からは逞しさを感じます。パチーノさまはどんな猫さま?パチーノは目が不自由です。柔らかい生地が大好き。社交的ですが、怖がりな面もあるので、対応するには注意が必要です。テディベアのような少し長めの毛並みで柔らかいです。飼い主から見たルフィーさまとパチーノさまとは?ルフィーには激動の過去がありました。私は彼を1歳で養子にしましたが、彼には過去に2人の飼い主がいて、1人は彼を捨て、その後のもう1人はルフィーの世話をまったくしませんでした。パチーノは、彼のガラスのような目のため、誰も彼を養子にしたくありませんでした。しかし、私は彼の存在に心が打たれました。ここにきてからは懸命に治療を受けています。彼らが成長し、少しずつでも健康になるのを見ると幸福と満足感が降り注ぎます。ルフィーもパチーノも過去の辛さを克服して幸せに生活できて本当によかったです。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2022年11月05日