冬になると、髪の乾燥が気になる私。ドライヤーの熱や就寝時の摩擦による髪への負担もあると思いますが、年々髪の乾燥は増すばかりです。40代となってからは、ヘアオイルを使ってしっかりケアしているのにパサつき、広がり、アホ毛(髪の表面からぴんぴん出てくる毛)、さらには髪のうねりまで感じるほどに……。同じシャンプーとトリートメントを使っている娘はツヤツヤでサラサラ髪なのに、やっぱり私の髪が老化して潤いが減っているってこと? 娘の潤いある髪がうらやましい……。そこで私がやってよかったと思う髪のケア方法をご紹介します。★関連記事:「疲れたおばさんに見せない!」アホ毛を押さえる3つの方法【体験談】髪の毛の潤いが激減! 40代の髪の悩み40代になってからというもの、髪への悩みが増える一方でした。夏は紫外線からの髪へのダメージ。秋は季節の変わり目に抜け毛が増加。そして冬になると、肌同様に髪の乾燥。特にここ最近は、髪の毛のパサつき、広がりを非常に感じていました。30代までは乾燥によるパサつきを感じても、ヘアオイルを活用すれば髪がしっとりまとまり、潤いを与えることができていました。ドライヤーの熱、就寝時の摩擦によるダメージもあまり感じていなかったのです。ですが、ここ数年は、冬になると髪のパサつきや乾燥による髪の広がりがいつも以上にひどくなります。頭頂部には、ぴょんぴょんと飛び出すアホ毛も目立つように。さらに、髪のうねりまで感じるほどになってきました。以前のようにヘアオイルを使い髪に潤いを与えていても、時間がたつと次第にパサつく始末。オイルで一時的には収まっても、時間がたつとやはり乾燥して、パサつき、広がる髪……。だからといって、オイルの量を増やすと逆にペタンとなり汗をかいたような不潔な印象になってしまいます。一体どうしたら良いのだろう?と頭を抱えてしまいました。やはりこれは、私の髪自体が老化してきているのかも……とガックリしました。初めて知った「リバースケア」に興味津々髪の毛の乾燥に悩み続け数カ月。ネットや美容雑誌などで髪の乾燥を防ぐ商品などを調べてみるも、正直あまりピンとくる情報が得られずにいました。そんなとき、何げなく見たYouTubeで「リバースケア」というケア方法を知りました。リバースケアとは、普段しているヘアケアの順番を逆にしておこなう方法。今使っているシャンプーやトリートメントがそのまま活用できるお手軽なケアです。私はとても興味が湧きました。気を付ける点は、ヘアオイルは肌に付けても良い天然オイルを使用することのみです。リバースケアの方法は次の通りです。1.乾いた髪をしっかりブラッシング。2.乾いた髪にヘアオイルをなじませる。最初は髪の毛の中間部分から、そして毛先。次に頭皮をマッサージするようになじませる。3.その状態で5分ほどおく。4.しっかりオイルをすすぎ→トリートメント→すすぎ→シャンプー→すすぎで完了です。シャンプーのあとに髪のきしみを感じる場合は、もう一度トリートメントをしても大丈夫とのことでした。すすぎはしっかりおこない、その合間に粗目のコームブラシで髪の絡みをほどいていくのもポイントだそうです。不思議! 順番を変えただけでしっとり髪に普段おこなっているヘアケアの順番を変えるだけなので、早速実践しました。私が使用したオイルは、「アプリコットカーネルオイル」です。このオイルは、バラ科の植物である杏の種子から採取したオイル。肌や髪のお手入れに使用できるそうです。リバースケアを実践すると、まず髪の指通りがまったく違うことに気付きました。髪自体に潤いが増し、しっとりサラサラになったのです。あれだけパサついて広がっていた髪が、しっとりまとまり、たった1回でもかなり満足できる仕上がりになりました。今までのヘアオイルの使い方だと髪の表面だけをケアしているようで、髪自体に潤いが浸透していないようにも感じていました。でも、乾いた髪にオイルをなじませていくリバースケアは、髪にダイレクトにオイルが浸透していく感じがします。頭頂から飛び出すアホ毛も目立たなくなりました。触り心地も娘の髪にかなり近づき、感動です。買い足すのは天然オイルぐらいで、今ある物を活用できるリバースケア。しっとり髪がまとまるのがうれしくて、1週間に1度のケアを継続しています。まとめ40代に突入し、髪の潤いがどんどん減少。冬は特に乾燥し、パサついて、広がり、頭頂部のぴょんぴょん飛び出すアホ毛、髪のうねりまでも出現するほどでした。どうしたら良いかと悩んでいるときにリバースケアという普段しているヘアケアを逆からする方法を知り、早速即実践。すると、たった1回でも髪自体に潤いが増し、しっとりサラサラになったので驚きました。その効果がうれしくて、1週間に1度のケアを継続しています。髪に潤いがあるだけで、若返ったようでとても気分が軽くなりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/izuみん(41歳)小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。
2023年01月11日日常的に浴びる紫外線や空気の乾燥などが原因で、私たちの髪はいつもダメージを受けています。そんなダメージヘアには、「リバースケア」が効果的。髪に栄養を与え、シャンプーの洗浄成分からの刺激も抑えられます。すぐにダメージヘアを改善できる、簡単なリバースケアの方法を紹介します。■いつもと順を逆にするリバースケアイギリスの女性たちから口コミで世界中に広まったダメージヘアのケア方法を「リバースケア」といいます。やり方は簡単で、乾いた髪にトリートメントをして、それからシャンプーをします。つまり、髪を洗う手順を逆にするだけです。リバースケアをすることで、ダメージヘアには次のような効果が期待できます。<リバースケアのメリット>・トリートメントで髪をコーティングすることにより、シャンプーの洗浄による摩擦や皮脂の落とし過ぎからダメージヘアを守る・髪についたスタイリング剤がトリートメントの油分と混ざり、落としやすくなる・時間をかけてトリートメントの有効成分が髪に染み込む・脂性や乾燥肌など、どんな肌質でも実行できる ■リバースケアのやり方リバースケアはシャンプーとトリートメントを逆にするだけですから、時間も手間も以前と変わりません。ダメージヘアにうれしい効果があるので、さっそくやってみましょう。1. ブラッシングをして、髪の汚れを落とします。ダメージヘアには、動物の毛を使った柔らかいブラシがおすすめです。髪がブラシにからまる場合は、無理にとかさないようにしましょう。2. 乾いた髪にトリートメントをもみこみます。地肌につくと毛穴が詰まる原因になりますので、髪だけにつけるようにしましょう。がっちりスタイリング剤がついている場合は、一度お湯で流してからトリートメントをつけます。3. 使っているトリートメントの注意書きにしたがって、時間を置きます。4. お湯で洗い流してから、シャンプーをします。タオルドライ後、ドライヤーをかけて終わりです。市販のトリートメント剤を使用せずに、髪にビタミンや油分を与えてくれるホホバオイルや椿油などの天然オイルによるリバースケアもおすすめです。リバースケアをすると、髪がしっとりサラサラの手触りになります。お手軽で簡単なケア方法で、ダメージヘアを改善できたらうれしいですね。
2016年05月06日