手と泡で体を洗う「泡のボディケアウォッシュ」ライオン株式会社は、手と泡で体を洗うことで、入浴後の肌の乾燥を抑える、ボディ用洗浄剤「BATHTOLOGY 泡のボディケアウォッシュ」から、「BATHTOLOGY 泡のボディケアウォッシュ ピオニーの香り」(440mLオープン価格)を、12月19日より数量限定で発売する。*画像はニュースリリースよりクリーミィな泡が汚れを落とし、しっとりとした洗いあがり「BATHTOLOGY 泡のボディケアウォッシュ」は、クッション性が高く、きめ細やかでクリーミィな泡で、手でやさしく洗うだけで汚れをしっかり落とすボディ用洗浄剤。「バストロジー」では、タオルやボディブラシなどで強く洗うことで必要な角質まで傷つけ、肌のバリア機能を損なうことを防ぎ、摩擦刺激を抑え、入浴後の急激な乾燥を防ぐために、からだも手で洗うことをすすめる。製品は、肌に低刺激なアミノ酸系洗浄成分配合でデリケートな肌にも使え、植物由来の高保潤成分(グリセリン・はちみつ)配合でしっとりなめらかな洗いあがりを保つ。現在は、「ホワイトフローラルの香り」と「アロマローズの香り」が販売されており、スウィートなピオニー(シャクヤク)の香りが期間限定で加わりバスタイムを演出する。元の記事を読む
2011年12月03日ドリュー・バリモアがロサンゼルスのバンド「Best Coast」のPVを監督。PVに出演した『キック・アス』、『モールス』のクロエ・グレース・モレッツを絶賛している。今夏来日し、フジロックにも出演したBest Coastの「Our Deal」のPV監督を依頼されたドリューは、クロエを念頭に脚本を執筆したという。「幸運なことにクロエは出演をOKしてくれたの」と語るドリューはこのPVを、様々なストーリーを描きながらも個人的なものにしたかったと語る。クロエともう1人の出演者、ミランダ・コスグローヴ(『スクール・オブ・ロック』)について「彼女たちと自分に共通する何かを感じた」と言う。出世作である『キック・アス』のヒット・ガールから一転、スウェーデン映画『ぼくのエリ200歳の少女』のハリウッド版『モールス』で憂いを帯びた少女を見事に演じ切ったクロエはまだ14歳ながら卓越した演技力を披露している。ドリューも彼女の才能に魅了されたひとり。「私は本物の笑顔や泣き顔が好き。俳優が無理やり涙を流しているかどうかは見ればわかる。でも、クロエは本当に役になりきるのよ。自分の感情をそこまで追い込むことができる。彼女を撮りながら、隣で私も一緒に泣き続けていたわ。すごい、これこそ私が望んでいたものだって思いながら」と興奮気味にその魅力を語った。© AP/AFLO■関連作品:モールス 2011年8月5日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Fish Head Productions, LLC All Rights Reserved.キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:『モールス』で描かれる“純愛”をどう捉える?アンケート結果発表クロエ・グレース・モレッツ インタビュー恋愛映画は初体験、14歳の新しい挑戦映画監督を夢見た少年達の想いが交錯『モールス』&『SUPER8』に見るノスタルジーこの20年のアメリカでNo.1スリラー『モールス』試写会に25組50名様ご招待今夏No.1の切ない系ホラー『モールス』試写会に20組40名様ご招待
2011年08月12日クラシエホームプロダクツより、うるおいと香りが続くボディ用乳液「アロマリゾート ボディミルク」が8月24日に新発売!本商品は、アロマの香りが長く続いて気分をやわらげ、ストレスで疲れた心と体をうるおしてくれるボディミルク。気持ちやすらぐローズ系「ドリーミーローズの香り」、気分をリセットするシトラス系「リフレッシュシトラスの香り」、幸せな気分にひたるピーチ系「ハッピースウィートピーチの香り」と、気分に合わせて選べる3種類の香りがラインナップ。また、うるおい成分「ベジフルーツMIX」と「ローズエッセンス」を配合。のびが良く、ベタつかず、保湿効果が24時間持続する。全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどで販売予定。お気に入りの香りを見つけて、リラックスタイムに活用してみては。お問い合わせ:クラシエホームプロダクツ(株) お客様センターTEL:03-5446-3210 プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年08月08日美貌維持に励んでいるのに…セクシーセレブとして、美肌、美貌の維持のため、ボディにもフェイスにも、お金も手間も惜しむことなく、美容に良いものは何でも熱心に取り入れていることで有名なキム・カーダシアン。モデルとして、テレビパーソナリティとして、女優としてなど多彩に活躍している。そんな彼女の美容熱の高さは有名だが、そんな彼女が皮膚病と診断され、本人もいたくショックを受けていることがわかった。7月31日のハリウッドチャンネルが報じた。ボディもフェイスも彼女の命なのに…皮膚病とは深刻だ。キムの診断結果は乾癬。顔に症状が出ることはまれで、頭皮やひじ、膝といった部分に赤い斑点ができたり、その後幹部が少し盛り上がったピンクの状態になったりする、慢性的な皮膚疾患だ。伝染の心配もなく、命にかかわるものではないが、症状が目に見えて皮膚にあらわれるため、精神的に悩む人も多い。遺伝?セレブならではの悩みも深い現在の日本人では少ないが、白色人種系には多く、西洋ではかなりメジャーな皮膚病だ。遺伝的素因も認められ、キムの母も現在の彼女と同じ30歳頃から、この病気に悩まされていたというから、そうした要因もあるのかもしれない。顔には出にくいのだし、それなりに隠せるんじゃ…と思ってしまいそうだが、やはりキムとしては大ショックだったようで「世間は私に完璧を求めているの。そのプレッシャーがどれだけのものかわかる?500グラム太っただけで新聞のトップに載っちゃうのよ!湿疹なんてできたらなんて言われるか…」とコメントしたとか。ごもっともといえばごもっとも。美を極めたものであり、セレブであるからこその悩みも深いことがうかがえる。元の記事を読む
2011年08月03日年齢も、生活環境も、社会的地位もまったく違う、2人の美しい女たちが出会ったことから始まる、危険な誘惑と官能のサスペンス映画『クロエ』。シネマカフェで映画に関するブログを執筆してくださっていて大の映画好きであるモデルの雅子さんは、シネフィルとして、また女性として、本作をどう観たのか。「愛する人のすべてを見てみたい?」というテーマで集まった、シネマカフェ女性読者からの意見をもとに、本作で描かれる恋愛・結婚観について、語っていただきました。「なかなか凄い映画だなという一言ですね。資料を読まずに映画を観たんですが、何かに似ているなと思ったら、そうだ、『恍惚』だと思って。後で資料を読んだら、やはり『恍惚』がベースでした。展開も、エンディングも全く違いますけれど。今回まず印象に残ったのは、人も羨む生活をしているキャサリンが、なぜこんなに焦燥感を覚えるのかということ。ある年齢までいくと彼女が感じたような孤独感ってあるのかなと考えたりしました。誰もが羨むような生活をしていても、人間って変な考えに囚われてしまうんですね。それが女性だからなのか、年齢のせいなのかは分かりませんが」。映画には、妻であり、母であり、医師でもあるキャサリンと、若く美しい娼婦・クロエという2人の女性が登場するが、雅子さんがより共感したのは、キャサリンだったという。「年齢的にやはり、20代のクロエではなく、キャサリンの気持ちに共感できるんです。でも、クロエを雇って夫の性生活を探るようなことをしますが、ここまで性的なものへの興味はないですし、周りを見回してもここまでひとつのものに固執するタイプの友人はいないので、こんなことってあるのかしらと不思議には思いました。ただ、友人の中には、子育てが一段落しかけている人、良い暮らしをしていて恵まれているのにどこか満たされていない人がいなくはないので、別世界のことではありませんでしたね」。男性とも社会とも、関わり方が全く違う2人の女性が描かれていますが、2人の心理劇をどう見たのだろう。「例えば、若い方がある程度の安定と社会的な地位を得た女性に憧れを持つ気持ちもあるでしょうし、その反対、つまり歳を重ねた女性が、若い女性を羨む気持ちもあるのでしょう。若さに固執する人も多いですから。お互いに、自分が持っていないものに惹かれる、興味を持つ気持ちが上手く描かれていました。それにしても、“若さ”という武器は強いのだなと思いましたね」。『恍惚』では、ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールという2人のキャストが、年齢の違いではなく、女としてのアピールの違いを強調していた。若さを最強の女の武器としていない語り口調は、いかにもフランスを感じさせていたのが印象的だ。「それがハリウッド映画となると、若さが絶対的な存在になるんですよね。あるもので読んだんですが、フランスでは最古の職業が娼婦なんだそうです。職業として娼婦が確立している文化と、若さが絶対的である文化の違い。どんなに、キャサリンのような美しい人でも、若さというものに負けてしまう。女性としての寂しさ、心理は複雑だなと改めて感じましたね。私はそうはならないと思っていても、いつ何時そうなってしまうかは分からないんですよね。そこから若い女性を雇って夫を誘惑させるに至るなんて、どんな心理なのかなと思いながら観ていました」。この作品には、“愛する人の全てを見たいか”というテーマも隠されている。結婚生活を送っていても、相手のことを全て知ることはできないものだが。「この作品を観て、若い人たちが、結婚っていったい何なんだろうと悩んじゃったらどうしようと思いますけれど(笑)。 “あなたは愛する人のすべて全てを見たいですか?”という問いについても、そこまですることないんじゃないかと思います。秘密を持って暮らすのがいいとか悪いとかではなく、全てを語る必要はないと思うんです。多少、ミステリアスな部分があっていいと思うし、それで女性も謎めいて見えるかもしれない。夫婦間であっても。うちは会話が多いほうなんですが、彼の知らない私もあるし、それはお互い様だと思うし、それでもいいと思うんですよね。それに、全てを知りたいと思い始めたらきりがない。いま、世の中では、何でもクリアにして、何でも知りたがる傾向にあるけれど…。あれもどうかと思うんです。知ったところで、どうなるのかなと思うこともありますし。相手は所有物ではもちろんないわけですから」。相手の全てを知りたいという気持ちは、支配欲、独占欲、嫉妬の表れ、と雅子さん。「特に日本人は嫉妬の文化と言われていますよね。キリスト教の七つの大罪にも入っている嫉妬ですから、そこまで嫌なものをわざわざ人に見せなくてもいいんじゃないかと思うんですよね。この映画は映像こそ美しいけれど、人間の愚かさや醜さがいっぱいなんですよ。そこに、ガラスや鏡という煌びやかなモチーフをちりばめ、冬から春にかけた季節特有のピーンと貼りつめた空気感で包み込んで、エゴヤン監督らしい映像美で仕上げていますから、ともすると綺麗な印象しか持たないかもしれません。でも、よくよく見ると人間の罪深さが見えてくる。実にエゴヤン監督らしい面白い演出ですね」。美男美女、社会的に成功し、幸せそうに見えるカップルでも、結婚生活を何十年も続けていけば、こういうこともあるというリアルな部分、つまり結婚の理想と現実も映し出される。「私の場合、いまの結婚は2度目なんです。自分も成長したのかもしれませんが、一番変わったと感じるのは、理想を押しつけないということ。結婚生活って、一緒にいる空間の心地良さを求めることだと思うんです。2人で何をするかというより、2人で一緒にいる空間を大切にしたほうが、結婚生活って上手くいくのかなと思いますね。全てを共有することは考えていません。お互いに仕事を持っていますし、一歩家から出れば、互いに自立する男女。例えば、夫が女性と2人でご飯を食べていても別に気にしないし、私も男友達と食事することはありますから。それについて、互いに携帯のメールをチェックし合ったりすることもないですよ(笑)」。最近は、パートナーの携帯メールを、つい勝手にチェックしてしまう人が案外多いとも聞くが…。「ああいう行為って、一度やってしまうと止められないんでしょうか?自分自身の嫉妬心や独占欲に囚われて。キャサリンも、一度夫を疑い、探り始めると最後まで行かずにはいられなくなる。人間の感情というのは、やはりコントロールできないもの。クロエの方も、“私は物じゃない”と訴えていましたよね。いくらお金が介在していても、生身の人間って、どのように、どんな感情を芽生えさせるか想像がつかない。人をコントロールできない、予想できないという意味では、パートナーとの関係もそうですね」。実は、シネマカフェで読者に「浮気の境界線は何ですか」というアンケートをとったところ、1位は肉体関係、2位は2人きりで出かける、3位はキス、4位は心・気持ちが移ったとき、5位は手を繋ぐ、との結果が。これを雅子さんに見ていただくと…。「2人きりで出かけたら浮気だと考える人が多いんですね。私にはよくあることなので、その感覚は私としてはちょっとありえないですね。2人きりで出かけた延長上に、3位、5位があると考えるのかもしれないですけれど。生活環境で感覚が違うのかもしれませんね。主婦や女性だけの職場で働く方などは、身近な異性はパートナーだけということも多く、異性=恋愛対象と考えやすいのかもしれません。男性のスタッフと出張にも出ることもある身としては、あれ?と思いますね。精神的に自立しないと、無駄な想像力を持ってしまうことになる(笑)。もっと良いことをイメージしたらいいと思いますね」。また、「恋人・夫婦間で、不安や孤独を感じる瞬間」についてもアンケートをとったところ、1人でいるとき、連絡が取れないとき、関心をもたれなくなったとき(無反応)、会話がないときなどに票が集まった。このことについては…「キャサリンほどではないにしろ、誰かと一緒に寝ていても孤独はあるもの。それは誰でもそうだと思いますので、個人的にも彼女が抱える孤独感を多少は理解できます。ただ、それとどう付き合うかが違うだけで。いまは携帯もメールもあるので、すぐに連絡が取れる。だからかえって、ちょっとでも連絡が途絶えたときの不安感は大きいのではないでしょうか。でも、孤独感って素敵なことなんですよ。否定的に語る必要は全くない。満ち足りた孤独は至福なりという、いい言葉があります。仕事をしていて、家庭を持っていても、やはり1人になる瞬間は必要。一緒にいて、会話がない時間を過ごすのもいい。俯瞰で状況を見て、孤独を味わって、ちょっとひとりで考える時間があると良いのではないでしょうか。ただ、関心をもたれなくなったと感じたら、それなりの選択をすることが大事だと思いますね。この場合は、嘆いているだけでなく、違う努力が必要な気がします」。キャサリンの場合は、夫から関心をもたれていないわけではない。劇中、キャサリンが感じた孤独感は、やはり年齢的な不安、女としての焦燥感がもたらしたものが大きいはずだと、雅子さんは分析する。「キャサリンが感じる焦燥感と孤独感が入り混じった感情は、20代のクロエには分からない心理でしょうね。若さから離れていく不安感は、歳を重ねれば誰にだって多少はあるもの。さらに歳を重ねるための通過儀礼なのかもしれません。アラフォー、アラフィフの女性が、そういった感情を乗り越えて、さらに魅力的な女性になっていくための。だから、きちんとそれを乗り越えないと、若さに固執しすぎた危ない、痛い女性になってしまう。キャサリンは、ちょうどその途中にあって、自分をコントロールできなかった例かもしれません」。だからこそ、女性たちにとっては、学ぶところは多いという。「同年代の女性にもぜひ観ていただきたいですね。若さには絶対的な価値があるけれど、危ういもの。それを経験し、危うさを知っているのに、なぜまたそこに固執し、年齢のワナに陥るのか。外国映画では、若さを性の対称として、歳を重ねた女性をその対象外とする描き方が多い。やはり、女の魅力として、性的魅力を比較とするのが、分かりやすいからでしょうか。でも、ヨーロッパ、特にフランスだと歳を重ねるほど魅力的で、40代、50代、60代になってやっと本当の女になると言われます。日本は、20代や10代の女性たちがもてはやされせる世界もある。日本は残念ながらどんどん幼児化していますね。残念です。いまだに、40歳過ぎたら終わりだと言われる。これほど、アラフォーの女性たちがキラキラしていて、頑張っているのに。本作では、悩む40代女性のリアルな姿が映し出されているので、共感しつつも、客観的に観てみると、学ぶところが多くある。この作品は、年齢を重ねながらどう輝くかということについて、考える良い機会を与えてくれると思います」。さらに、2人の女のコントラストを映し出す、インテリアやファッションも見どころ、と雅子さん。「冒頭のホームパーティのシーンも素敵です。キャサリンが、仕事へ行くとき、家でリラックスしているときのファッションも対照的でしたし、外で食事をするシーン、息子の演奏会に行くシーンなど、時と場合に応じて、衣裳もそれぞれ。知的階級の仕事を持つ裕福な家の女性ならではの洗練された生活スタイルが楽しめました。反対に、クロエのファッションが、若さと美貌を強調するものだったのも興味深かったです。もう、存在自体が眩しいような。そんな対比も楽しんでほしいですね」。(text:June Makiguchi)『クロエ』公開初日プレゼント5月28日(土)初回より、先着順にAVEDA「スムーズ インフュージョン ヘアケア システム」のミニセット&オリジナル小バックをプレゼント。(なくなり次第終了)※対象劇場:TOHOシネマズ シャンテ(東京・日比谷)※その他の劇場は『クロエ』公式サイトまで。■関連作品:クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:ジュリアン・ムーア『クロエ』インタビュー「これは私たちの人生を描いた映画なの」『赤ずきん』女性監督が証言、『トワイライト』を超える新たな“恋のジレンマ”真似してみたい『クロエ』ファッション上品&誘惑的な着こなしで男性の心を虜に?あなたは愛する人のすべてを見たい?『クロエ』“美しい髪”セットを10名様プレゼント【シネマモード】鬼才アトム・エゴヤンが描く、2人の女
2011年05月27日カナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督が、女性の愛と欲望、そして孤独を描いた禁断のサスペンス『クロエ』。主演ジュリアン・ムーアとアマンダ・セイフライドの緊張感あふれる演技が観る者を引きこむ本作だが、その中で思わず見とれてしまうのが、対照的な美を放つふたりのファッションスタイル。ここで思わず真似したくなる、彼女たちの“美”ファッションを少しだけご紹介します。まずは、タイトルロールになっている、アマンダ扮する魔性の女・クロエのファッション。若く美しい娼婦とあって、セクシーな魅力を最大限に表現する、ザックポーセンのフリル付きピンクドレスでキャサリンの前に登場する。一見、その若さと美貌を挑戦的なまでに生かしている小悪魔ファッションだが、美しい金髪を引き立てるような上品で可愛らしいピンクが、危険な香りの中にも彼女の心の繊細さを表しているようにも。ジュリアン扮するキャサリンに近づくクロエの本性、というのがサスペンスのカギでもあるのだが、ある意味その危険性をカモフラージュし、人を惹きつけているのがガーリーなコート・ファッション。何でも「外界につながる色や模様」を意識しているのだとか。例えば、温室で彼女が着ているプラダのコート(右写真)は、彼女の外側の環境を反映して葉っぱが刺繍されており、白を基調としたキャサリンのオフィスを訪れるシーンでは、波打つ大きなフリルが印象的な、白地×黒の花柄のコート(アンソロポロジー)を上品に着こなしている。そして、徐々にむき出しになっていく毒牙の香りを感じさせるのが、胸が開いた黒と白のガウン姿。シルクに似た光沢感に、思わず見とれてしまうのだが、そこには罠が…。そんなクロエの洋服に共鳴するように作られたというのが、キャサリンのお洋服。こちらは、産婦人科医というキャリアウーマンらしく、TPOに合わせた、シャープでシンプルなラインがキャサリンの知的さを感じさせる。夫とのディナー・シーンでは、白い肌を強調する黒のジャケットスーツに真珠のネックレス、そしてルージュを引くことで大人の色気を表現。お仕事では、控えめなシャツスタイルの中に透け感をプラスすることで上品に、パーティシーンでは体のラインを美しく見せる赤のタイトワンピで客をもてなすなど、“大人の女性”の着こなしはぜひ真似したいところ。時に意のままに、相手を牽制したり翻弄する小道具として、重要な意味をもつファッション。そんなところに目を向けながら、2人のヒロインの揺れ動く心を読み取るのもおもしろいはず。さて、あなたが真似してみたいのは、小悪魔クロエ・ファッション、はたまた大人&知的なキャサリン・ファッション、どっち?『クロエ』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。特集『クロエ』:愛する人のすべてを見てみたい?■関連作品:クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:あなたは愛する人のすべてを見たい?『クロエ』“美しい髪”セットを10名様プレゼント【シネマモード】鬼才アトム・エゴヤンが描く、2人の女名越康文、夫婦の危機にアドバイス「ちょっとした一声が大事」名越康文トークショー付き『クロエ』女性限定試写会に5組10名様ご招待“誘惑”をめぐる危険な展開の予感…『クロエ』ポスター解禁!
2011年05月13日2人の美しき女性と1人の男を巡る、セクシャルな妄想と禁断のドラマを赤裸々に描いた、官能サスペンス『クロエ』のポスター画像がシネマカフェにて先行解禁された。『スウィート ヒアアフター』でカンヌ映画祭グランプリを受賞し、『アララトの聖母』、『秘密のかけら』など、様々な“愛”の形を描いてきた、カナダを代表する監督アトム・エゴヤンの最新作。何不自由ない環境に恵まれながら、年齢を重ねた自分への不安と夫に対する不倫の疑惑に苛まれる主人公・キャサリン、そして彼女が夫の気持ちを確かめるべく雇った若く美しき娼婦・クロエが繰り広げる、危険な情事の描写が大きな話題を呼んだ。本作のポスターでまず目を引くのは、キャサリン(ジュリアン・ムーア)とクロエ(アマンダ・セイフライド)のそれぞれが放つ、洗練された美しさと小悪魔的な美しさの対峙。その間には、ドキドキハラハラの愛憎と欲望のドラマを予感させる男女の描写が…。そして、“キー”となるのは「あの人を誘惑して。」の文字。夫の愛を試すために、若く美しいクロエを接近させるキャサリンの思惑は、果たしてどのような結末を招くのか――?想像を巡らしてみるのも楽しいかもしれない。『クロエ』は5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。■関連作品:クロエ 2011年5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:アマンダの官能的な“罠”にジュリアンは…美しすぎる問題作『クロエ』公開決定!
2011年02月25日ブラッド・ピットがプロデューサーに名を連ね、全米で初登場No.1を獲得したヒーロー・ムービー『キック・アス』に出演している女優のクロエ・グレース・モレッツが来日し、10月28日(木)に都内で記者会見が行われた。クロエは今回が初来日の13歳。今年1月に日本でも公開された『(500)日のサマー』で主演のジョゼフ・ゴードン=レヴィットの妹役を演じ、本作以降も話題作への出演が決まっており、現在はマーティン・スコセッシ監督の『ユゴーの不思議な発明』を撮影中。また、宇多田ヒカルが惚れ込み、翻訳を手掛けた話題の絵本「エミリー・ザ・ストレンジ」の映画化に当たって、主役に抜擢されている。『キック・アス』はアーロン・ジョンソン演じるコミックオタクのデイヴがヒーローに憧れて自前のスーツ&マスクでヒーロー活動を開始し、ネットを中心に“キック・アス”という名で一躍有名になっていく、という物語。クロエはニコラス・ケイジと親子という間柄。美少女ヒーローの“ヒット・ガール”とその父“ビッグ・ダディ”として、2人揃ってデイヴのヒーロー活動に仲間入りする。愛らしい笑顔を浮かべて登場したクロエ。日本について「美しいという印象です。日本人は髪型やファッションにオリジナリティがあって、すごいな、と思いました」と好印象を抱いている様子。劇中で激しいアクションを披露しているが、7か月にわたってトレーニングを重ねたそうで「最初はトロントのサーカスで訓練し、ジャッキー・チェンのスタント・チームと一緒にトレーニングもしたわ。実は、ナイフ・アクションは両手でもできるんですが、それはやり過ぎ、ということで劇中では披露してないんです。みんなに見せると『すごい!』と感心されます」と誇らしげに語った。好きな映画や憧れの俳優を尋ねられると「『Mr.&Mrs.スミス』は大好きです。それから『キック・アス』の撮影に入る前に、参考に『キル・ビル』を観たのですが、あの作品も素晴らしいと思います。また、ナタリー・ポートマンは私にとってのアイドルで、ものすごく才能がある女優さんだと思います。『レオン』のマチルダとヒット・ガールには共通点があると思いますし、小さいときから女優として活動しているという点でも、重なるところがあると思います。そして今回、ヒット・ガールを演じるにあたっては、アンジョリーナ・ジョリーに一番影響を受けました」と明かしてくれた。主人公のデイヴはコミックオタクだが、クロエはというと「父がコミックを大好きで、地下室にたんまりと貯めこんでいます(笑)。ニコラス・ケイジともすっかり意気投合して、撮影のとき、カットがかかるなりアメコミの話をしたりしていて『もう、いいかげんにして!』と思いました(笑)」とややうんざり気味…?そして全米でのヒットを受けて、続編の可能性に話が及ぶと「続編があるなら、Purple DUCATI(※バイク)とガトリングガンを必ず使わせてもらえるように既にお願いしています」とニッコリ。今後については「『ロミオとジュリエット』のジュリエット役は、ジュリエットと同じ年齢の14歳で演じた人がいないので、来年14歳になったときに挑戦してみたい。それから『風と共に去りぬ』が大好きなので、スカーレット・オハラをいつか演じてみたいです」と力強く語ってくれた。『キック・アス』は12月18日(土)よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開。■関連作品:(500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOXキック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:【シネマモード】芸術の秋、映画で楽しむ英ロック・シーンニコラス・ケイジ、国連親善大使として組織犯罪撲滅を呼びかける【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれから【シネマモード】ゴールデン・グローブに見る、2010年注目の俳優&女優は?マリエが本気恋愛トーク!安室&淳の熱愛には「素敵。私もアメリカデートしたい」
2010年10月29日いま、世界で最も注目を集める映画監督のひとり、トラン・アン・ユンの最新作『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』がついに公開を迎えた。この俊英ベトナム系フランス人監督は、物語の中心に“痛み”と“狂気”をまとった3人の男たちを据えたが、木村拓哉、イ・ビョンホンという日韓のスターと共に、アメリカから監督の招集に応じたのはジョシュ・ハートネット。ハリウッドの大作に背を向け、己の道を突き進む姿は自らが演じた探偵・クラインそのもの。何が彼を突き動かすのか?その柔和な笑顔の奥に迫った。「監督は独特の“声”を持っている」今回の出演の決め手を「何よりトラン・アン・ユン監督の存在」と語るジョシュ。以前から監督の作品を観て、その表現力に心酔していたという。「独特のユーモア、“声”を持っている監督だと感じて、前から一緒に仕事がしてみたいと思ってたんだ。でも、最初の段階では、クラインは45歳という設定。当時27歳の僕には無理だと思っていたよ。初めて監督と会って5分くらい話をしたとき、彼はただ、ニヤニヤしてるだけでほとんど喋らなかった。そのミーティングが終わって車に戻るまでにエージェントから『君に決まったらしい』って電話があったんだ」。何ともこの2人らしいやり取りとも言えるが…。では実際に監督の演出はどうだったかというと?「彼は現場でもすごく優しくて、知的な人間だよ。いつもいろんなことを考えていて、僕の演技を見終わるとこう言うんだ。『うん、少し違うことをやってみようか。もうちょっと面白いことをやってみない?』ってね。演出というよりは、僕にもっと実験することを求めているような感じかな。物腰はすごくソフトで静かなんだけど、鉄の意思を持ってる。アーティストとして確固たる自信を持っていて、何が正しいかということをよく分かっているんだ」。今回演じたクラインは、かつての殺人の記憶に苦悩する元刑事の探偵。木村さん扮する青年・シタオを始め、捜している人物に“同化”するという独特のアプローチ方法をとるが、ジョシュ自身はこの男にどうやってなりきったのだろうか?「監督が現場で物語をどんどん変えていくというタイプだったので、僕としてはまず、どんな変更があっても自分のキャラクターから離れないように心がけたよ。昨年、自分でプロデュースした作品では、徹底的なリサーチを基にキャラクターを自分で作り上げていったけど、今回に関しては“狂気”を秘めた男なんて周りにいないからリサーチのしようもなかった。想像力を武器に作っていったよ」。この世の地獄に舞い降りた堕天使と悪魔と救世主クライン、シタオ、そしてビョンホンが扮したス・ドンポと非常に複雑な内面を抱えた3人を、ジョシュはどのように捉えたのか?その考察は興味深い。「クラインに関して、“狂気”と表現したけど、もちろんそれだけじゃなく、彼は捜している人物にあまりにも共感し、同化してしまうところがある。それは欠点であり、自らを痛めつける原因になってしまうけど、そうせずにはいられないんだ。作品自体、非常に宗教的で、監督が描いているのはこの地球上に存在する地獄だと思う。クラインは、そこで苦悩し、迷う“堕天使”とも言うべき存在なんだ。ドンポはまさにこの世の“悪”を体現している人物だ。でも冷血な彼にも一つだけ弱点があって、それはある女性を愛し過ぎているということ。彼の執着心は、まさに人間が持つ欲望を象徴している。そして、シタオは現世におけるイエス・キリスト、救世主と言える。とはいえ、簡単にカテゴライズできないのがこの映画、キャラクターたちの特徴。観る人に全ての解釈を委ねているんだ」。この説明を聞いただけでも、本作がハリウッドのブロックバスター(莫大な予算で作られた作品)とは一線を画した作品だとお分かりいただけるだろう。ハリウッドでの“成功”に背を向け、こうしたアート志向の作品への出演を続けることについて、彼はこう語る。「確かに、ハリウッドで仕事をしていれば、いろんな監督と仕事をするチャンスがある。もちろん役柄もね…例えばヒーローの役だったり。でも、僕自身は一人のアーティストとして、もう少し実験的なことに挑戦していくのが好きなんだ。エージェントから何か言われないかって?実際、解雇したヤツも数人いるよ(笑)。まあ、僕の存在が忘れられないように、もう少しバランスを取る必要があるとは自分でも思っているんだけどね。でも、こういうことをやってるときの方が楽しいんだ。中でも今回の作品は、もう二度と経験できないだろうっていうぐらい、ユニークなものになったし満足してるよ」。最後にお気に入りのシーンを尋ねると、とびっきりの笑顔を浮かべながら「ドンポが部下をハンマーで殴り殺すところ!」との答えが…。ハリウッドという大きなエネルギーの中心にいながら、常に新たな“実験”に挑み続ける、そんな男の素顔が垣間見えた。■関連作品:アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 2009年6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Lam Duc Hien, Photographerノルウェイの森 2010年秋、全国東宝系にて公開■関連記事:“ホスト”キムタクのもてなしでビョンホン、ジョシュ揃い踏み3,660人が悲鳴!キムタク最新作、日本でワールド・プレミア開催決定前売特典にポスターも!キムタク×イ・ビョンホン競演作6月公開監督が明かす「かつてない拓哉」の姿とは?原作ファンの賛否やいかに?村上春樹の「ノルウェイの森」が遂に映画化!
2009年06月07日