イエナ大通の元邸宅のイベントスペースで2017-18年秋冬メンズコレクションショーを開催した、ピエールパオロ・ピッチョーリによるヴァレンティノ(VALENTINO)。コンビを組んでいたマリア=グラツィア・キウリがディオールへ移籍し、クリエイティブ ディレクターを1人で務めて初のメンズコレクションとなる。昨年発表されたウィメンズコレクションでも高い評価を得ていたが、多くの期待に応える充実した内容となった。冒頭4点のコート類は、ダブルフェイスカシミアをあしらったオートクチュールで、スローガン部分はパッチワークになっている。そのスローガンは、セックス・ピストルズのジャケットで知られるグラフィックアーティスト、ジェイミー・リードとのコラボレーション。スローガンは、その他にブルゾンやダッフルコート、インターシャニットやキャップなどに多用された。ブラック、ブラウン、グレーなどのベーシックなカラーパレットの他に、落ち着いた色調のピンクやミントグリーンなどが登場したが、これはフランシス・ベーコンの絵画からの引用。発色の良い赤やワインレッドなどの差し色とともに、美しいアクセントになっていた。ゼブラ柄にパッチワークしたフロックコートやブルゾンは、クチュールメゾンならではのアイテム。多くのコート類にレザーやフェルト製の付け襟があしらわれていたが、オーソドックスになりがちなものをモダンにアレンジ。それはコレクション全体に言及でき、一際ラクジュアリーであるのに一際コンテンポラリーで若々しい印象を与えた。
2017年02月06日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、初の舞台となるニューヨークにて2017年プレフォールコレクションを発表した。
2017年02月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2017年春夏オートクチュールコレクションが発表された。マリア・グラツィア・キウリが退任し、ピッチョーリが単独でクリエイティブ ディレクターを務める最初のオートクチュールコレクションである。一枚の布が体を覆うような古典的なシルエットのドレスは、歩くたび靡き、身体のラインに沿い、美しさのかたちを瞬く間に変える。煌めく草花の刺繍や細やかに並べられたフリルは、より一層美しさの在り方を強調している。肌が透けるシアーなプリーツは、神秘的な儚さをそれぞれのドレスに注ぐ。色はホワイトが主流。まさに純粋無垢を体現するパレットだ。そこに優しいグリーンやピンク、時として官能的な赤が加わり女性の多面的な部分を表現している。ヴァレンティノが守り続けてきた美のシルエットに、今シーズンは少しだけマスキュリンなエッセンスが垣間見える。それを体現したのがジャケット型の羽織。刺繍があしらわれたラペルは、私たちが知っている硬さのあるものではなく柔らかな形状だ。もはやジャケットというよりは、トレーンを引く長いショールといったほうが近いだろう。洋服は小さな現実の積み重ねであって、ヴァレンティノが創り上げる幻想的な世界に近いものなど完成するまではないかもしれない。ジャケットはまさにその象徴的なアイテム。生地を図って、調整して、縫い付けて……。ただ、その先にある幻想的世界を一度目にすると、どうしてもその超現実的工程に目を向けたくなるのがクチュリエたち。そして彼らが創り上げるファンタジーに浸りたいと、私たちはそのクリエーションに期待してしまう。
2017年02月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)が2017年プレフォールコレクションを、日本時間の2017年1月12日(木) 00:00よりアメリカ・ニューヨークで発表。ショーの模様をファッションプレスで生中継する。2017年春夏ウィメンズコレクションでは、クリエイティブ ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリが単独で手掛ける初のランウェイショーとなり、注目が高まった。コレクションでは、ルネサンス時代の怪奇絵画と攻撃的なパンクテイストを融合した世界観を表現し、中世の厭世的なデザインと現代の反体制的な文化とが融合した、時代を超える旅を展開。今回は、同ブランド初のプレフォールシーズンにおけるランウェイショーとなっており、さらに舞台をパリからニューヨークへ。どのような世界を披露してくれるのか期待が高まる。【詳細】ヴァレンティノ 2017年プレフォールコレクション日本時間:2017年1月12日(木) 00:00 / 現地時間:2017年1月11日(水) 10:00
2017年01月09日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が、1月12日0時00分(現地時間11日10時00分)よりニューヨーク・ザ ビークマンで開催する2017年プレフォールコレクションショーのライブストリーミングを配信する。8年に渡り共同クリエイティブ ディレクターとして務めたマリア・グラツィア・キウリが離籍し、ピッチョーリが単独クリエイティブ ディレクターとして指名されてから初めてのプレフォールコレクションとなる。ショーの様子はこちらから視聴が可能。
2017年01月08日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)の2017年リゾートコレクションより、新作ウェア&小物をピックアップして紹介する。今季のレッド ヴァレンティノ ガールは、破壊的な大胆さと純粋さをミックスして、新しいファッションを追い求めている。母親から譲りうけたようなクチュールドレスとストリート寄りのデニムウェア、繊細なドレスとファーコート、アニマルモチーフとランジェリーテイスト…など、無秩序に様々な要素を掛け合わせている。ファンタジーランドスケープドレスブラックのシースル素材を下地に、刺繍やパッチワークで優しい世界を描いたドレス。元気いっぱいに育った木々には真っ赤な果実がなり、小鳥たちが仲睦まじくその果実をつまんでいる。木の下に並ぶのはカラフルな丘。童話のようなドリーミーなストーリーを布地の上で楽しむことができる。シルエットは、コンパクトな身幅と少しフレアなミニ丈がポイント。足元にストラップサンダルを合わせれば、フレッシュなスタイルの完成。ガーデンフラワープリントドレス小さな花々が並んだロングドレスは、ヴィンテージライクな生地感がどこか懐かしい印象を与える。レングスは長めに整え、裾にフリルをあしらって動きをつけた。ウエストラインには、ベルベットリボンを添えて、ほんのりとポイントを設けている。ティアードミニドレスレッド ヴァレンティノらしいミニドレスは、軽やかなシフォン素材で仕立てて、春の訪れを感じさせた。ティアードタイプのスカート部分には、差し色でブラックを採り入れて美しい波線を強調させている。胸元や袖口にもたっぷりとフリルをあしらって、とことんフェミニンに仕上げた。木彫りソールサンダル今季のアイコンの一つ「ハミングバード」たちが、シューズラインにも現れた。木彫り風のディテールで小鳥たちが描かれたウッドソールは、クラフツマンシップを感じさせる。アッパー部分にも繊細な模様とバードモチーフをプラス。等間隔で打たれた、ゴールドビジューが華やかさを与える。レオパードバッグ人気のスタッズバッグからは、アニマルバージョンが登場。レオパードとスターモチーフをコラボレーションした斬新なデザインだ。フロント部分にも小さなスタッズが配されている。チェーンストラップが付属するので、機能性にも優れている。【アイテム詳細】レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2017年リゾートコレクション発売時期:2016年12月より順次発売【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2016年12月19日ヴァレンティノ(VALENTINO)の限定イベントが、伊勢丹新宿店で開催される。期間は、シューズが2016年11月16日(水)から29日(火)まで、バッグは11月23日(水)から29日(火)まで。2017年春夏コレクションのアイテムが、いち早く発売される本イベント。シューズとバッグのそれぞれにスタッズがあしらわれた、ハードでフェミニンな印象のシリーズだ。ソウル ロックスタッズ2016年秋冬メンズのランウェイで最初に登場したシリーズをアップデートした「ソウル ロックスタッズ」。シューズのウェルト部分にアイコニックなマイクロスタッズを施し、繊細できらびやかな印象のアイテムに仕上げた。ミニマルな印象をそこなることのない装飾は、そのシンプルさを引き立てるように作用。サンダルはもちろん、パンプスやローファーなどのアイテムも1ランクブラッシュアップされたきらめきを放っている。ロックススタッズ スパイク スモール ショルダーバッグ2016年秋冬ウィメンズで初登場し、パステルカラーのロマンティックなクラシックスタイルに多用された。格子状の交差ポイントに、1つ1つ手作業でマイクロスタッズを取り付け、控えめな輝きをプラスしている。チェーンショルダーやハンドル部分は取り外しが可能。さらにハンドルに手を通してクラッチのように持つこともでき、雰囲気の違う合わせ方を複数楽しむことができる。【詳細】ヴァレンティノ ガラヴァーニ 2017年 SPRING POP UPイベント・シューズ期間:2016年11月16日(水)〜29日(火)場所:伊勢丹新宿店本館 シューズコーナー住所:東京都新宿区新宿3-14-1・バッグ期間:2016年11月23日(水)〜29日(火)場所:伊勢丹新宿店本館 バッグコーナー住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2016年11月07日ヴァレンティノ(VALENTINO)が11月16日から29日まで、17年スプリングコレクションのシューズをいち早く展開するポップアップショップを伊勢丹新宿店にオープンする。同ポップアップショップでは、16-17AWコレクションで登場した「ソウル ロックスタッズ(SOUL ROCKSTUD)」コレクションの新作サンダル(12万6,000円)、パンプス(10万2,000円)、ローファー(12万6,000円)、スライド(8万7,000円)を紹介。同コレクションは、シューズのウェルトにアイコニックなマイクロスタッズがあしらわれており、そのスタッズをつける工程では、職人の高く革新的な技術が用いられている。その他、ヴァレンティノの90年代シェイプや、秋冬からも活用できそうなアイテム、日常使いの可能なシューズやスニーカーなども展開される予定だ。また、16AWコレクションのランウェイで初めて登場した人気のバッグコレクション「ロックスタッズ スパイク(ROCKSTUD SPIKE)」からも新型や新色が登場。マイクロスタッズがひとつひとつ格子状の交差ポイントに手作業で取り付けられており、バッグはチェーンやショルダー、ハンドル部分を取り外すことでクラッチのように持つこともできる。「ソウル ロックスタッズ」コレクションや「ロック スタッズ スパイク」コレクションの新作アイテムは、同ポップアップショップにて先行発売後、全国で展開される。
2016年11月07日ヴァレンティノ(VALENTINO)が10月2日、パリにて17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月05日ヴァレンティノ(VALENTINO)が10月2日22時(現地時間10月2日15時)より17SSウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ストリーミング動画URL:(
2016年10月02日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)の2017年春夏コレクションが発表された。今シーズンの“レッド ヴァレンティノ ガール”たちを見ていると、思いっきりオシャレをしてどこか旅に出たい気持ちに駆られる。マキシ丈のワンピースにビーチサンダル、ウエストがレースアップのショートパンツにラフな羽織りといったリラクシングなスタイルで、瞬く間に気分はリゾートへ。そこで目にするのは、輝く太陽と青い海。エアリーなチュールドレスやコート、プリーツスカートなど、それぞれを組み合わせたワンルックでひとつの風景が感じられる。技巧的な刺繍やパッチワークが加わって、それらは幻想的風景からリアルな表現となる。また、実用的なデニムはグラデーションを施すことでファンタジックに転換。それぞれのコーディネートのなかに、理想と現実が入り混じる。シャツやドレスを彩るフラミンゴ、フラワーモチーフは、南国をひと目で思い起こさせるモチーフであり、リゾート気分をさらに盛り上げてくれる。そんな“カラフル”と対比させたのは軽やかなホワイト。刺繍とカッティングによって奥深い色へと豹変したホワイトは、夏の太陽を反射して輝くかのような存在感を放ち、コレクションにインパクトを与える。これらは全て、常に変化を楽しむ“レッド ヴァレンティノ ガール”による、フレッシュなサマータイムの表現。陽気で楽しく、気ままで創造性に満ち溢れた時間。そんな現実からかけ離れがちな世界さえも、「今と現実の物語」をテーマに掲げる彼女たちは、ファッションを通してより身近なものへと変えてくれる。彼女たちの自由な発想は、今までもそうであったように今後も私たちを楽しませてくれることだろう。
2016年09月26日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2016-17年秋冬コレクションより、新作ウェア&アクセサリーをピックアップして紹介する。今季のレッド ヴァレンティノガールは、荒れ狂う海を越え、北の凍った大地へ旅に出た。自分の洋服に行く先々のタッチを採り入れ、冒険心をマスキュリンなムードにのせている。マーメイドデニムスカート旅先でのイマジネーションを膨らませて生まれたマーメイドデニムスカートには、神秘的な海の女神と彼女を囲む魚たちが描かれている。カジュアルの代名詞・デニムも、品の良い刺繍を添えれば、フェミニンなルックへとアップデート。刺繍入りコートまた、今季のアウターはいつもよりオーバーサイズになって登場。ウールコートのバックスタイルには、様々なカラーで表現された「LOVE」「HEART」などポップな刺繍をあしらった。異国情緒あふれるフラワーモチーフを飾ったロングコートも店頭に並ぶ。クラッチバッグバッグラインからは、ピンクのクラッチバッグ(ストラップ付き)が誕生。中央に配置した「DREAMS」のロゴ横には、星型スタッズもあしらってロックな雰囲気を纏わせた。サンダルまた、ソックスやタイツと合わせたサンダルコーディネートも今季のムード。たっぷりの星型スタッズでデコレーションされた、ストラップ部分がポイントで、スタッズバッグとの相性は抜群だ。アイテム詳細レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2016-17年秋冬コレクション発売時期:2016年8月末より順次発売【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2016年09月11日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2016-17年秋冬オートクチュールコレクションは、「世界劇場」というアイディアのもと、ウィリアム・シェイクスピア没後400年を迎えた年に、彼の持つ“人間の心の奥底を読み取り、それを鮮明に描写する才能”に注目した。シェイクスピアは、世界で最も知られている劇作家。物語や主人公の魅力だけでなく、たったひとつの感情で民衆をひとつにし、時は違っても、それを表現し感じられることに2人のクリエイティブ ディレクターは魅了され、創作へと駆り立てられた。コレクションを織り上げる赤い糸は、個人の内面的な多様性と複雑さを表している。それぞれのドレスは、ミニマルでデザインでありながらも、魂の叫びをあわらし、それらすべてが混ざり合った“人間”というものの存在を表現した。濃密な赤が加えられている以外は、モノトーンで統一された落ち着きのあるパレット。意図的に輝きを排除したテキスタイルは、目を凝らすほどにクチュールらしい威厳のある優雅さが感じられる要素が散りばめられている。やや男性的なジャケットの合わせたタイトなシルエットのパンツや、流れるようなドレス、厳粛でパワフルなマント。一方で女性らしいタフタや刺繍をあしらったオーガンジーといった贅沢な素材を合わせることで、豊かな表現の幅を見て取れる。足元の厚底ブーティーやレザーストリングのジュエリーが洋服とのコントラストに。情熱や感情に突き動かされ、時に「自分」を演じてしまう、この混沌とした世界にヴァレンティノのコレクションがひとつの世界を描き出した。コレクション発表後、マリア・グラツィア・キウリが退任を発表。ピエール・パオロ・ピッチョーリと2人で披露する最後のシーズンとなった。
2016年08月09日ヴァレンティノ(VALENTINO)のフレグランス「ドンナ(DONNA)」に、ヘアミストが仲間入り。「ヴァレンティノ ドンナ ヘアミスト」が、2016年7月27日(水)より全国で発売される。ヘアミストには、アイリス、ローズ、そしてバニラの調和の取れたノートを吹き込み、心奪われるような洗練さと輝くような女性らしさを控えめに表現。お出かけ前にさっとひと吹きすれば、晴れやかな気分で1日を過ごせるはず。ボトルガラスの表面には、フレグランス同様に、スタッズを模したプリズムカットを全体的に施し、イタリアの宮殿の切石積みのように仕上げた。スタッズの間からちらりと見える薄いピンクカラーのミストが、フェミニンな印象も与える。【アイテム詳細】ヴァレンティノ ドンナ ヘアミスト 30mL 5,700円+税発売日:2016年7月27日(水)【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEL:0120-000-599
2016年07月29日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)の2016年プレフォールコレクションからデニムコレクションが登場。2016年8月1日(月)より全国の直営店にて販売される。デニムコレクションには、今季のコレクションテーマである「70年代のカリフォルニア」のムードが漂う。ヴィンテージのようなデザインと現代的で洗練されたディテールが融合したアイテムだ。特徴的なのはビッグバックル。服と同じデニム素材を使ったベルトは、70年代的なスタイルに、ブランド独自の解釈が加えられ、スタイルにインパクトを与えている。さらに素材には、ヘビーストーンウォッシュのを採用し、ゴールドのビッグボタンがあしらわれるなど、ヴィンテージ的な要素がちりばめられている。ラグジュアリーアイテムとしては、ミモレ丈のスカートが登場。デニムの生地にメタルスタッズで施されたフラワーとバードのモチーフは、自由とフェミニンさを表現している。一つ一つ手作業でつくられたスカートは、カッティング、スタッズの装飾から細部まで美しいプレシャスな逸品だ。【商品詳細】レッド ヴァレンティノ デニムコレクション発売日:2016年8月1日(月)販売店舗:レッド ヴァレンティノ 全国の直営店【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2016年07月28日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2016年プレフォールコレクションが、2016年6月より順次発売中。新作アイテムをピックアップして紹介。■プリントドレス 211,000円ロング丈のドレスには、大小さまざまなフラワーをプリント。ベースはブラックをセレクトして、レッドやオレンジ、イエローといった色彩の華やかさを浮かび上がらせた。間に差し込んだポワンデスプリレースが軽やかな空気を運んでくれる。■スエードスカート 159,000円+税潔いほど短いスエードスカートには、花と鳥をパッチワーク。70年代風のハイウエストに仕立てて、フレッシュな雰囲気をまとわせた。トップスには、オフショルダーのレースブラウスをセレクトして、抜け感をつくるのがオススメ。■デニムスカート 102,000円+税ミドル丈のデニムスカートには、ゴールドのメタルスタッズを贅沢に添えて、花や鳥のモチーフを描いた。合わせたのはシアーなブラウス。ソックスとパンプスで足元をきめれば、センシュアルなスタイルもカジュアルダウンした印象に。■バードモチーフのペンダント 50,000円+税今季繰り返し用いられた、バードモチーフのペンダント。目と翼の部分に添えた天然石がポイントだ。大ぶりなネックレスだが、あえてビックサイズのペンダントを重ねづけするのもグッド。■フラワーインターシャサッチェルバッグ 111,000円+税シックなサッチェルバッグには、カラフルな花模様をあしらって、ポップなムードに。同模様のプリントシャツ&スカートと合わせば、ロマンティックなコーディネートが完成する。【アイテム詳細】レッド ヴァレンティノ 2016年プレフォールコレクション発売日:2016年6月より順次発売【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2016年07月04日ヴァレンティノ(VALENTINO)は、東京初の旗艦店を東京・表参道ヒルズに、2016年7月2日(土)オープンする。ストアコンセプトのキーワードは‟古いものと新しいものの融合”。イギリス人建築家デイヴィッド・チッパーフィールドがデザインした店内は、真鍮やガラス、カララマーブルといったマテリアルが贅沢に用いられ、優雅な雰囲気が広がっている。ストアを象徴する大理石の柱、大きなガラスのファザードは、宮殿のような雅やかな印象だ。2フロアからなる店内は、1階にウィメンズ、2階にメンズコレクションを展開。■1階 ウィメンズフロア入り口を抜けると、アイコンの‟スタッズ”をあしらったバッグ、スモールレザーグッズといったアクセサリーが来店者を出迎える。奥へ進むと、シューズ、そして日本の「わび・さび」をインスピレーション源の一つとした、2016年プレフォールコレクションが並ぶ。(16年7月現在)‟キモノ”を再解釈としたコートや襟付きのドレスといったジャポニズムが香るウェアは、ストアに彩りを添えている。注目は、表参道店限定のレザーグッズ。ホワイトレザーに、シルバースタッズとターコイズを並べた、バッグ・ウォレットなどがラインナップ。また、2016年4月に発生した熊本地震を受け、メイドインジャパンで仕立てたキャンバストートバッグを限定販売。売り上げはすべて被災者支援のため、全額が寄付されるそうだ。■2階 メンズフロア3つのゾーンで区切り、ジョン・クラカワーの小説『荒野へ』をテーマにした2016年秋冬コレクションを発売。カモフラージュ柄とスターモチーフを組み合わせた「カムスター」、絞り染めをイメージした「タイダイ」、スタッズを飾った「ロックスタッズ アンタイトルド」と3つのカプセルコレクションが順番に並ぶ。「ロックスタッズ アンタイトルド」は、漆器に用いられる日本の手法‟金継ぎ”から着想を得たシリーズ。クルーネックニットやトレンチコート、ホワイトシャツなどに、スタッズを縫い合わせるのではなく‟張り合わせた”印象的なアイテムが揃う。それぞれのアイテムにはナンバーが記されていて、01~012までナンバリングされたタグを装飾。レディースでも同モデルが展開されているので、カップルで揃えて着るのもオススメだ。目玉となるのは、常設では初展開となるデニムのカスタマイズサービス「メイド トゥ メジャー」。スリム・レギュラー・チノの3型からベースを選び、好みのポケットの裏地、レザーパッチ、ボタン、ステッチをセレクトすることで、自分だけのオリジナルデニムをオーダーすることができる。出来上がりには2か月弱要するそうなので、秋冬シーズンに向けて特別な一本を作って欲しい。【詳細】ヴァレンティノ 表参道(VALENTINO OMOTESANDO)オープン日:2016年7月2日(土)住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10 表参道ヒルズ本館1F・2F
2016年07月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)が7月2日都内初のフラッグシップストアを表参道ヒルズにオープンする。ストアコンセプトは、“パラッツォ(宮殿)”。安藤忠雄による表参道ヒルズのガラス建築の中に、古きと新しきを組み合わせた開放感に満ちた空間が誕生する。同店のオープンに際して、熊本地震の支援のための限定トートバッグ(1万5,000円)を用意。素材、縫製共に国内産で、岡山帆布にヴァレンティノのアイコニックなスタッズと刻印がデザインされ売上は全額熊本県に寄付される。限定アイテムのトートバッグ(1万5,000円)は国内生産。同アイテムの売上は熊本地震の支援に全額寄付される1階、2階を合わせて467平米とゆったりとした空間は、幾つもの創意工夫に満ちている。建築素材に選ばれたのはグレーのテラゾー(人造大理石)や、イタリア・カララ地方の大理石・カララマーブル、明るい木目のオークや落ち着いた輝きでストア内のアクセントとなる真鍮など。また、1階2階を繋ぐ丸みを帯びた大理石の柱が存在感を漂わせる。パラッツォ(宮殿)をコンセプトにしたショップ内観興味深いのはストアの床や壁素材、什器のサイズに至るまで“345グリット”と呼ばれる同幅やその倍数で設えられており、均衡の取れた優美な雰囲気を醸し出していること。床にはコード一つ伸びておらず、すべてのストックや事務用品は壁面の隠し扉の奥に収納されているという。1階はウィメンズコレクションを展開。エントランスを入ると奥に開かれた空間には、アイコンであるスタッズをデザインしたバッグやシューズが並ぶ。同ストアの限定アイテムとして、オフホワイトにカラーストーンのスタッズがデザインされた“ロックスタッドローリング”を展開。その先に服がかけられたラックと続く。ストアの最奥部にはフィッティングルームが設けられ、その素材には牛革を採用するなど細部に至るこだわりを感じることが出来る。1階ウィメンズフロア2階はメンズコレクションを展開。ここでは日本初となる常設でデニムのMTO(18万円から/約2ヶ月でお渡し)を承る。デニムの素材、シルエット、ポケット、スタッズなどを選ぶことができ、スタッズをあしらったネイビーのボックスで納品されるという。また、同ストアの先行発売となるオフホワイトのスニーカーにも注目したい。2階メンズフロア同ストアは、英国人建築家のデヴィット・チッパーフィールドとクリエイティブディレクターのマリア・グラッィア・キウイとピエールパオロ・ピッチョーリによるストアコンセプトで作られたもの。このコンセプトで作られたヴァレンティノのショップは都内初となる。
2016年06月30日ヴァレンティノ(VALENTINO)が6月23日0時半(現地時間6月22日17時半)より、パリで開催する17SSメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーの様子はこちらから視聴が可能。ストリーミング動画URL: (
2016年06月22日ヴァレンティノ(VALENTINO)2016-17年秋冬コレクションで発表された、新作「バレエシューズ」が2016年6月より発売される。バレエやミュージックなどのアートからのエッセンスを受けた今季は、エレガントなドレスルックが目立つ。美しいドレープを効かせたもの、細やかなプリーツを配したもの、幾何学模様をあしらったものなど、多種多様なドレスたちがランウェイに彩りを添える。足元は、ウェアの優美さとは対照的とも言える、バレエシューズをマッチ。ブラックとベビーピンクをベースに、甲の部分にはストラップを添えた。ヴァレンティノのアイコンの一つ‟スタッズ”を均等に並べ、エレガンスと相反するハードさも香らせている。【アイテム詳細】ヴァレンティノ バレエシューズ 71,000円+税展開時期:2016年6月(予定)【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2016年06月18日ヴァレンティノ(VALENTINO)が4月10日、アーティストのヴァネッサ・ビークロフトとコラボレーションにより、カプセルコレクション「ヴァレンティノ ロックスタッズ アンタイトルド」をアメリカ・ニューヨークのニューヨーク・アカデミー・オブ・アートで発表した。同コレクションは16年プレフォールコレクションの一部となっており、日本のわびさびにインスピレーションを得て製作されたもの。シームの代わりにゴールデンスタッズがあしらわれた継ぎ目は、日本の金継ぎを模したものとなっている。各アイテムには1から12の数字がナンバリングされ、それぞれキャンバス地のラベルに記された。ニューヨーク・アカデミー・オブ・アートで行われたパフォーマンスでは、ヴァネッサ・ビークロフトが、アイコニックなトレンチコートやクルーネックのセーター、ホワイトシャツ、ピーコートといった時代に捉われないユニセックスなアイテムを芸術的に表現した。パフォーマンスについて、クリエイティブ・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリは「ヴァネッサは、そのアートを通じ、非常に強力で現代的なアプローチで、美の概念、リアリティ、完全、ユニーク、多様性といったすべてを融合させる力を持っています。パフォーマンスでは『画一的』な服を着た『個性』が集まり、ある瞬間を共有しました。そして、それぞれがそれぞれの美しさを表現しました。私たちは、これと同じことをこのコレクションを身に着ける人に起こしたいと思っています」とコメント。ヴァネッサ・ビークロフトも、「これまでの作品では、女性らしさ、男性らしさを意識してきたため、ユニセックスのコンセプトを取り入れたことはありませんでした。数人の女性たちと仕事をすることがありますが、一見すると、同じ服を着た、同じような単一的な存在も、よく見ると、ひとりひとりまったく異なる女性たちです。軍隊も似ているところがあります。過去から受け継ぐ技術、そして現在と未来のビジョンを合わせた今のヴァレンティノのデザインが持つ純粋さがとても好きです。これは私にとって究極の夢でもあります。比較的カジュアルなプロジェクトにこれほど短期間で取り組むことは、私にとって挑戦だったと言えるでしょう」と語っている。なお、パフォーマンスのイメージとビデオは、4月よりミラノのモンテナポレオーネ通り、ローマのスペイン広場、ロンドンのオールドボンドストリート、ニューヨーク5番街のヴァレンティノストアのウィンドウを飾っている。
2016年05月14日3月8日、パリ・チュイルリー公園内の特設テントを舞台に、全80体以上のルックによって一大絵巻を描いて見せたヴァレンティノ(VALENTINO)16-17AWウィメンズコレクション。マリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリによるクリエーションへの強い意欲と情熱は、今シーズンも全く衰えを見せなかった。ジョン・ケージとフィリップ・グラス作品のピアノ生演奏が流れる中登場したのは、バレリーナを思わせるルックの数々。チュチュスタイルのデコラティブなドレスはもちろんのこと、練習着のようなカジュアルなものも見られ、バレリーナの日常着から舞台衣装まで、すべてを網羅するような内容だった。スタッズや刺繍などで装飾されたドレスは、オートクチュールに準ずる、もしくは同等の精緻なテクニックを駆使しており、クチュールメゾンらしさが随所に感じられた。定番商品として人気の高いマルチカラーレースのパッチワークドレスはもちろんのこと、スパンコールトリミングのシースルーのパッチワークドレスや、羽を刺繍したチュールドレスなど、寸分の隙も無い仕上がり。フィナーレでは割れんばかりの歓声が上がったが、来場していたジャンカルロ・ジアメッティ元会長が先陣を切って拍手する姿が特に印象的だった。
2016年04月19日ドーバー ストリート マーケット ギンザが、2016年4月28日(木)までの期間限定でヴァレンティノ(VALENTINO)のカプセルコレクション「カプセル ハワイアン クチュールCAPSULE HAWAIIAN COUTURE)」を展開中。このカプセルコレクションは、SS16のコレクションからインスピレーションを受け、パイナップル、ハイビスカス、パームツリー、夕暮れの景色など、様々なハワイのモチーフをふんだんに使用したコレクションだ。アイテムは、ジャケット、シャツ、パンツ、ワンピース、スカートの他、バックパック、スニーカー、サンダル、ブローチ、ネックレス、スカーフなど幅広いラインナップで構成。2階メンズ、4階レディースの両フロアには、今回のカプセルコレクションのために製作された特別なインスタレーションも設置されている。【概要】VALENTINO CAPSULE HAWAIIAN COUTURE! AT DOVER STREET MARKET展開期間:〜2016年4月28日(木)店舗:ドーバー ストリート マーケット ギンザ【店舗情報】ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館営業時間:月〜日 11:00〜20:00TEL: 03-6228-5080
2016年04月11日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)では4月28日まで、ヴァレンティノ(VALENTINO)のカプセルコレクション「カプセル ハワイアン クチュール(CAPSULE HAWAIIAN COUTURE)」を販売している。同コレクションでは、16SSコレクションにインスピレーションを得て、パイナップルやハイビスカス、パームツリー、サンセットの景色などの様々なハワイのモチーフを使用。ジャケットやシャツ、パンツ、ワンピース、スカートなどの他、バックパックやスニーカー、サンダル、ブローチ、ネックレス、スカーフなどのアクセサリー類も展開される。ドーバー ストリート マーケット ギンザでは、同コレクションに合わせた特別なインスタレーションとともに、メンズアイテムを2階、ウィメンズアイテムを4階で販売する。
2016年04月10日ヴァレンティノ(VALENTINO)が3月8日22時半(現地時間3月8日14時半)より、パリで開催する16-17AWウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーの様子はこちらから視聴が可能。ストリーミング動画URL: (
2016年03月07日1月27日、旧ロスチャイルド邸を会場に2016春夏オートクチュールコレクションをショーにて発表したヴァレンティノ(VALENTINO)。アーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリは、20世紀初頭に活躍し、様々な技法を編み出して錬金術師ともいわれたデザイナー、マリアノ・フォルチュニィにイメージを求めた。また、同時代を共にしたロイ・フラーやルース・セント・デニス、イサドラ・ダンカンなどのバレリーナにも言及し、バレエ衣装のようにエアリーなピースで構成しているのも特徴。今季は特にダンサーをイメージしたため、モデル達は全員裸足だった。シルクベルベットやシルクオーガンザのドレスはハンドペイントモチーフで彩られたが、これはフォルチュニィのアーカイブとのコラボレーションで実現したもの。フォルチュニィの傑作ともされる『デルフォス』へのオマージュとして、プリーツ作品が多く見られ、レザーやベルベットにもプリーツをかけるという、高いハードルに敢えて挑戦する姿勢も見せている。他にも、ビザンチン風パッチワークドレスや、龍や蝶などをアップリケしたドレスなど、66点全てにストーリーのある充実したコレクションとなった。渦巻きモチーフのハーネスやレッグ・アクセサリー、ヘビを象ったヘッドレスは、ハルミ・クロソウスカ・ドゥ・ローラによるもので、コレクションに強い象徴性と格調の高さを加えていた。
2016年02月11日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、クリエイティブディレクター、マリア・グラツィア・キウリと、ピエールパオロ・ピッチョーリによる16年フォールコレクションを発表した。「侘び寂び」の概念を取り入れたジャポニズムをコンセンプトに、デニムの着古した風合いや、ハートや音符、蝶、宇宙、空、雲のモチーフなど様々な個性を組み合わせ、それぞれのピースごとに自由な解釈ができるスタイルが提案された。また、12種類のクラシックなワードローブから構成されるユニセックスなカプセルコレクション「ROCKSTUD UNTITLED」では、メゾンのサヴォアフェールを通じて「侘び寂び」を再解釈。スタッズを用いて日本の伝統技巧である「金継ぎ」を表現した。
2016年01月22日ヴァレンティノ(VALENTINO)が1月21日1時半(現地時間1月20日17時半)より、パリで開催する16-17AWメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーの様子はこちらから視聴が可能。ストリーミング動画URL: (
2016年01月20日ヴァレンティノ(VALENTINO)が2016春夏コレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。同ビジュアルを撮影したのは、1985年、雑誌『ナショナルジオグラフィック』6月号の表紙を飾ったポートレート『アフガニスタンの少女』で、世界に大反響を巻き起こした報道写真家のスティーブ・マッカリー。アフリカの異なる文化との相互理解をテーマに、新しい美意識や倫理を受け入れる創造の必要性をファッションで表現した。なお、撮影はケニアのアンボセリ国立公園にあるマサイ族が住む地域で行われた。ヴァレンティノのクリエイティブディレクター、マリア・グラツィア・キウリと、ピエールパオロ・ピッチョーリは「マッカリー氏が写真から伝えるストーリーは、撮影の前後に起きたことを人々に想像させ、夢の意味を反映させます。彼のコンセプトは、私たちが考えるファッションと一致しています」とコメントしている。
2016年01月17日ヴァレンティノ(VALENTINO)が11月6日から19日まで、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(Dover Street Market Ginza)1階、4階にてポップアップイベントを開催する。ヴァレンティノは15-16AWメンズコレクションで、ブランドのアイコニックなモチーフである“カモフラージュ”の新シリーズ“カムクチュール”を用いたアイテムを展開。アトリエのクチュリエによって手作業で何時間もかけて製作された同プリントを用いたコートも登場した。今回開催されるポップアップイベントではドーバー ストリート マーケット ギンザ1階のエレファントスペースにて、コートを製作したアトリエとクチュリエのイメージを表現。カムクチュール柄のコートやブルゾン、アクセサリーなどのメンズアイテムの他、ドーバー ストリート マーケット ギンザ限定のアイテムやバックパックやスニーカーといったウィメンズアイテムが展開される。
2015年11月07日