3月31日に公開された映画『三十路女はロマンチックな夢を見るか?』に、日本を代表するアクション女優の武田梨奈(26)が主演した。彼氏なし、仕事は単調、あと数日で20代が終わる主人公が、三十路を目前に銀行強盗団と逃避行へ出るハメになる奇想天外なストーリーだが、その実にはシリアスでリアルなメッセージも。2009年、映画『ハイキック・ガール!』で華々しくデビューした武田自身も、主人公・那奈を演じて、想いを新たにしたこともあったという。タイトルにもある三十路が視野に入り、「焦ることをやめた」と赤裸々に語る武田に、映画のこと、アクションのこと、将来の夢など、さまざまな話を聞く。――本作、同世代の女性の共感を得そうな物語という印象を受けましたが、武田さん自身はどういうことを考えましたか?人生の中で、年齢を言いわけにしてはいけないなと思いました。いま、アラサーに突入しているので後3年半ほどで、それこそ三十路女になります。その手前になってまだ叶えられていない夢があるし、やりたいこともたくさんある。もともと焦ってしまうタイプで、焦ることそのものが全部いけないわけではないでしょうけれど、そのことに固執することって、よくないことだなと思ったんです。――演じられた主人公の那奈は、親友に先を越されて絶望していましたね(笑)。この映画と出会って、焦りも含めて楽しめたら、みんなハッピーかなって思います。だからいまは、30歳になることも楽しみです。いま現在焦っていることも、すごく楽しみながらやっています。――那奈の人生を、反面教師的に受け止めたということでしょうか?彼女は彼氏もいない夢もない、仕事も上手くいかない子で、唯一の独身仲間だった親友にも寿退社されてしまい、自分だけ取り残された感覚になってしまうんです。その上、その無感情の状態で事件に巻き込まれてしまいますが、いままでとは違う自分の一面を知っていくんです。自分が知らない自分に出会えることって、人生もっと楽しくなるなと思いました。――人生は、他人と比較するから辛くなるんですよね。主人公は気づきがあるから救われますが、何かきっかけでもないと見失うことも多いのかなと思います。実はここ何年かまでは、わたしも他人と比較しながら生きていたんです。『ハイキック・ガール!』(09)より以前はフリーでオーディションを受けていて毎回、わたしとペアになってオーディションを受けていた子が決まって売れて行っていました。その子たちの活躍を観ていて、やっぱり自分とは違うな、と。キラキラしているし、実力も才能もあって、自分なんて……と思うことがすごく多かったです。――いやでも、『ハイキック・ガール!』(09)以降、すでに早い段階で唯一無二の存在になっていると皆思っていますよ。そのことに、自力で気がつけなかったんです。わたしには空手、アクションしかないって思っていて。でもそれって、すごいことじゃないですか(笑)。それに気がつけたのが、20歳すぎくらい。それまでは誰かと比べて、自分などと思う日々でしたね。いまの事務所に入って、マネージャーさんに言われた一言も大きかったです。「梨奈は梨奈なんだから」と言われてからは、周囲と自分を比べることはしないようにしました。――また、この作品のタイトルですが、ロマンチックな夢を見ますか? みたいなことをインタビューでよく聞かれたのではないでしょうか?聞かれました(笑)。わたしは夢見ちゃうタイプの人間なので、主人公の那奈ちゃんと違う唯一の点が、そこでした。彼女は夢が見られないタイプの子ですが、わたしはプライベートでも仕事でも、たくさんの夢があります。――仕事上の夢は何ですか?一昨年、アカデミー賞のレポートをさせていただいた時に、いつかわたしがここでインタビューをされる側になりたいという夢を持ったり、もう毎年夢は増えていきますね。あとは最終的な目標というと、日本と海外の架け橋になりたいということですね。――それは昔から言われていますよね。武田さんの場合はアクションや空手で、ということになりますが、空手と役者は死ぬまで続けたいともいつも言われていますが、この先、体力面の心配はないですか?そうですね。アクション、空手、映画を通じて、どんどん伝えたいですが、アクションをやっている先輩たちからは、すごく言われますね。特に女性は男性よりも筋肉がつきにくいですし、体のつくりがまったく違うじゃないですか。アクションをやっていく上ではつねにキープできるようにしておかないと、と言われます。わたしの場合、スタントもあるので、体を痛めないようにしないといけない。そこへの意識は毎日しています。――80歳、90歳までできるわけでもないですからね。でも理想は、そこまでやりたいですよ(笑)。おばあちゃんになっても、そこまで動けるのか、って驚かれたい。いま、ジャッキー・チェンさんたちがそうじゃないですか。60歳を超えていても、現役として伝えていきたい。――凄まじい意気込みですよね。こういう言い方、縁起でもないとは思いますが、映画の世界で全うできたら理想です。それくらい作品に命をかけている気持ちであることを言いたいですね。――ロマンチックというよりもストイックですよね(笑)。わたしにはロマンチックなことなのですが、周りからするとただのストイックと思われるかもしれないですね(笑)。■プロフィール武田梨奈1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。2009年、映画『ハイキック・ガール!』で主演デビューを飾り、本格アクションをこなす若手女優として日本中の注目を浴びる。近年ではインドネシア、タイ、韓国など海外の映画作品に出演するなど、世界的な女優としても活躍。また、主演映画『海すずめ』や連続主演ドラマ「ワカコ酒」などでは、アクション女優ではない一面を披露、実力派女優としての存在感も発揮した。2017年には、第88回アカデミー賞の授賞式でレッドカーペットのナビゲーターを務めた。今後の公開待機作に、『世界でいちばん長い写真』、『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』などがある。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年04月03日日本最大の三十路の祭典「三十路祭り1987-1988」が、2018年2月11日(日)に、渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホールにて開催される。「三十路祭り」は、成人式からちょうど10年経ち、30歳を迎えた“三十路”同士で人生の節目を祝い、交流するイベントだ。参加資格は「1987年4月2日~1988年4月1日生まれであること」。全国各地、海外からも参加することができる。今回は、仕事・恋愛・ライフスタイル・エンターテイメント・地域・食の6つのテーマを軸にした、様々な企画が登場する。来場者全員での乾杯で幕開け、MCにアルコ&ピースと時東ぁみスタート時には、来場者全員分の桜柄のアサヒスーパードライが用意されており、全員乾杯で幕をあける。盛大な乾杯後は、お笑い芸人のアルコ&ピースと時東ぁみが司MCを務め、ゲストとして87生まれの現代の魔法使いと呼ばれる落合陽一、宇宙飛行士を目指すタレント黒田有彩が登場し、トークを繰り広げる。また、「青いベンチ」で大ヒットしたサスケの音楽ライブも見どころのひとつだ。クリエーターによる展示&販売ブースも30代のクリーマクリエイターによるマーケットエリア「MISOJI CREATORS MARKET」では、クリエイターの個性豊かなブースが立ち並び、作品の魅力や手触りを直で楽しむことができる空間が広がる。販売だけではなく、ワークショップで作品作りもその場でできる体験型エリアだ。また、「三十路クリエイターズ展」も開催され、30歳のクリエイターたちによる作品展示も行われる。レスリー・キーの作品展示これまで、数々の作品を手掛けてきたフォトグラファーのレスリー・キー。そんな彼が「すべての愛は、うつくしい。」をコンセプトに撮影した、LGBTカップルのウエディングポートレートで、それぞれの愛のエピソードを綴る。写真に登場するカップルは、年齢、人種、性別、セクシャリティは様々。2人を映す、レスリー・キーの写真からは、幸せを感じ取ることができる。なお、同時にLGBT をテーマとして事業を展開しているソーシャルベンチャーLetibeeによる新プロジェクト展示も実施する。講談社の人気漫画6作品によるコラボ企画講談社の人気漫画6作品による特別コラボ企画も用意。「三十路に響くコミック名言」の会場展示や『東京タラレバ娘』のフォトパネル設置を行う。飲食ブースも目白押しマーケットエリア、書道パフォーマンス、日本酒バー、恋愛ブース……様々なブースを回ればお腹も減るのでは?そんな時は、充実の飲食エリアへ。なかでも注目は、話題のサラダ感覚カップカレー「6curry」。カレーグランプリのチャンピオンが開発した、ハンディースタイルの本格スパイスカレーが取り揃う。【詳細】三十路祭り1987-1988日時:2018年2月11日(日) 12:00開場、13:00開演 ※18:00終了会場:渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1参加条件:1987年4月2日~1988年4月1日生まれであること参加費:6,000円 ※当日6,500円チケット購入:
2017年12月25日日本最大の同年代の祭典、1986-87年生まれの30歳の人々を招く「三十路祭り」が、2017年1月29日(日)に東京ビッグサイトにて開催される。成人式から10年が経ち、仕事でもプライベートでも色々と人生について考える時期となる30代。そんな三十路の仲間たちが一堂に会すのが「三十路祭り」だ。参加条件は、1986年4月2日~1987年4月1日生まれの30歳。約3,000人の三十路の男女が集い、30歳のお祝いをすると同時に、同世代の新しいつながりを作り“全国の三十路を活性化”することを目指して開催する。当日は、お笑い芸人ハライチのトークショーや、元ロードオブメジャーの北川けんいちと近藤信政による音楽ライブのほか、「三十路街コン」、ヨガのワークショップ、美しい三十路女性を選出するコンテストといった数々のオリジナルコンテンツが用意される。また当日の会場では、30週年を迎える「写ルンです」を使った写真撮影も実施。30周年を迎える企業やモノとのタイアップが盛りだくさん。オープニングでは約3,000人の三十路が一斉に缶ビールを開封して乾杯する爽快なセレモニーも行う。訪れた三十路の誰もが楽しみながら、新しい友人関係を作れるようなイベントだ。【開催期間】「三十路祭り1986-1987」日時:2017年1月29日(日)時間:14:00~19:00会場:東京ビッグサイト参加条件:1986/4/2~1987/4/1生まれであること。※本人の配偶者と子供の同伴は可。参加費:5,000円 ※配偶者と参加の場合は+2,000円
2017年01月10日「三十路になったら終わりだよね」「せめて三十路までには結婚したいよね」など、30歳になることに不安を覚える人は多いと思います。たしかに、三十路は「若者」とは言えなくなってしまう年齢ですし、落ち着かないといけない・・・なんてイメージがありますよね。しかし、三十路の世界は想像以上に興味深かった!今回、1月の第3日曜日が「三十路の日」と制定されるにあたり、日本最大級の三十路イベントが行われました。その名も「三十路祭り」。未だ見ぬ三十路の世界を、少しだけのぞいてみました。■「三十路祭り」とは公式サイトによると、「三十路祭り」は”今だからつながる1000人の仲間”をテーマに、今年30歳になる1000人が全国各地から集結した過去最大の三十路イベント。キャッチコピーを「全員、三十路。」とし、プロデュース・運営・デザイン・演出・出展など企画者も参加者も全て三十路で構成。メインステージ、フロアコンテンツ、全てにおいて参加者全員がつながっていけるイベントなのです。今回、ハナクロ編集部は潜入取材を敢行!三十路になるとどんな世界が待っているのか、一足先に体験してきました。■三十路になると「大人な服も着こなせる」フロアを散策していると、着物をきた女性がチラホラ。「なぜ着物なんですか?」と尋ねてみると、どうやらとあるブースで着物を着付けてくれるのだとか。成人式では振り袖をまとっていたであろう三十路の方々。10年たって、ハタチの少女とは違う大人な女性の魅力を醸し出していました。こんなカラフルな着物もレンタルされていましたよ。華やかで目を惹きます。実行委員でもある三村愛さん(左)。「もっともっと経済的に自立をして、将来誰とでも結婚出来るような女性になりたい」と語っていました。紅葉を連想させる大人っぽい着物・・・色気があります。着物も似合って仕事も出来る女性って、やっぱり憧れですよね。■三十路になると「活躍の場が広がる」着々と地位を築き上げてきた結果が試されるのが30代。30代になると仕事で培ってきたスキルが一気に花開くせいか、活躍する同世代がとても多いように感じました。実際、「三十路祭り」でも多方面で活躍している方々が参加していて、みなさん刺激を受けていたようです。トークステージでは「ミスアラサーちゃん」に選ばれた松村加南子さんが登場。「アラサーちゃん」の単行本第4巻の発売を記念して選ばれたリアル・アラサーちゃんです。漫画に登場するアラサーちゃんが現実世界に飛び出してきたような彼女。普段は薬剤師として働くGカップ美女だそうです。これが噂のリケジョ・・・男性陣はかなり盛り上がっていました。と、大人美女に気を取られていると、なにやらメインステージのほうが騒がしい・・・。急いで向かってみると、タンバリン芸人・ゴンゾーさんのショーが。ゴンゾーさんはYouTubeなどで話題になり、アジアを中心に世界中から注目を集めました。実は、アメリカの有名なオーディション番組にも出演経験がある、ものすごい人なのです。圧巻(爆笑?)のパフォーマンスに会場全体がゴンゾーさんに釘付け。余談ですが、ゴンゾーさんは既婚者だそうですよ。会場を忙しく駆け回る赤いワンピースの美女!こちらが何を隠そう「三十路祭り」の代表・真鍋摩緒さん。実は、「恋のから騒ぎ」の元メンバーでもあり、今はMC業や料理家としても活動してるそうです。「お疲れ様です!」と声を掛けると笑顔で答えてくれました!輝いてます・・・。こんな三十路に早くなりたい!■三十路になると「コミュ力が上がる」今回のイベントの最大の目的でもある「出会い」。仕事の面でも恋愛の面でも、同世代とつながりを持つことができるのが「三十路祭り」です。心の壁をとりはらうべく、会場内は敬語禁止。皆さん、自分から積極的に他人に話しかけていました。参加者全員で乾杯!協賛であるサントリーのザ・モルツは飲み放題。一度乾杯したら"皆、友達"。初めて会ったという人とでも、すでにボケ・ツッコミが出来る仲になっていました。三十路のコミュ力恐るべし・・・!しかし、20代前半の頃は「私、人見知りだから・・・」と自分からは人に話しかけることが出来なかった、と語る人がほとんど。「なぜ人見知りが治ったんですか?」と聞くと「三十路になればわかるよ」と言われてしまいました。・・・習うより慣れろということですね。また、どうしても話しかける勇気がない!という人のためにマッチングブースも。三十路から始める婚活「you bride party」では、自分のプロフィールと写真を貼って恋人を募集できるコーナーがありました。 これで本当に誰かから連絡が来るのでしょうか?職権乱用をして「是非やらせてください!」と頼んだのですが、やはりリアル30歳しかダメでした。■三十路になると「仕事も遊びも全力で楽しめる」20代を駆け抜け、自分の人生の目標も明確になりつつある30歳。目標が明確になってくることにより、仕事やプライベートを全力で楽しめる余裕が出てくるのだとか。経済的にも徐々に安定してくるので、20代では出来ない楽しみ方も増えそうですよね。周りの意見に流されることなく、一生自由に生きることが目標だと語る2人。服も髪型も個性的でゴーイングマイウェイな感じが素敵でした。オリジナルカクテルを提供していた「バカルディ レガシー カクテルコンペティション 2016」の日本TOP3である櫻井将人さんのブース。仲間みんなでイベントを盛り上げていました!あのミニ四駆で有名なTAMIYAのブースも出展。こちらは子供だけでなく、ミニ四駆世代の大人たちもずいぶん熱くなっていましたよ。やはり三十路になっても、遊び心は忘れられませんね。30歳になると、仕事も遊びも恋愛も・・・幅がどんどん広がっていきます。皆さん、自分に一番合ったスタイルで生きていている様子がうかがえました。20代のうちに自分の「好き」を極めることが、30代になってから人生を楽しむ秘訣なのかも知れません。はじめての「三十路祭り」を経験し、30代を迎えることが楽しみになってきました。今回の参加者の方たちの中には「三十路のいい大人だから・・・」と守りに入っているような人はほとんど見られず、「まだまだ楽しもう!」という熱気が伝わってきました。しかし、それらはもちろん20代を頑張ってきた結果とも言えます。私たちハナクロ世代も、三十路になった時に全力で人生を楽しめるように、今の20代を全力で駆け抜けたいですね。
2016年01月25日女性ならばなんだかんだと気になるのが“占い”。占いを信じて、そのとおりに実行してみたことは誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか。ここに、占いに翻弄された「占女(せんにょ)」と呼ばれる三十路女がいます。ネスレシアターで公開中のショートフィルム 『恋する占女リータ!』 の主人公「占女」こと山本栞(浅見れいなさん)は、大の占い好き。運命の出会いがあるという占いを信じ、タイへ向かいます。そこで出会ったのが、占いの条件を兼ね備えた中田健(大和田健介さん)。栞は運命の出会いかもと舞い上がります。しかし、健には占いを嫌いになる複雑な過去が…。互いに惹かれあってはいたものの、占いに対する真逆の考え方が原因で、すれ違ったまま帰国してしまう栞。そんなふたりの行く末は――?主演の浅見さん、園田監督に聞く「占いで悩みは本当に解決する? 」この物語のテーマとなっているのは、ずばり占い。今回、監督を務めた園田俊郎さんも、占いが好きなのだそう。「脚本に書いたように、先のことがどうしても気になるというのはあるのかなと思います」というように、雑誌などでも必ず占いはチェックしてしまうのだとか。一方、栞を演じた女優の浅見さんは、占いに頼らないタイプ。しかし、健を演じた大和田さんは占いが好きだそうで、役柄とはお互い逆だったのだとか。浅見さん自身は、「あまりずっと悩んだりしないで、直感で行動する」とのこと。けれども、30代女性として栞の悩みには共感するところがあったと言います。「仕事とか、30代だと恋愛とか結婚のこともあるし、女性はそういう悩みがありますよね。私もあります、いろいろね(笑)」栞のように過去の恋愛に傷ついたときはどうするか、という質問には「時間が解決するし、結局は耐えるしかない」という浅見さんと、「あまり人に頼っても実際は解決しない。自分の中で解決しなければ。でも、占いはその一歩踏み出す“きっかけ”になったりする」と園田監督。この作品はラブコメディではありますが、占いに頼りすぎるのではなく、“自分で解決することが大切”という力強いメッセージも伝わってきます。過去の失恋をひきずっている人には、とくにおすすめ。次の恋に前向きになれる作品です。浅見さんセレクト! タイの雑貨とコーヒーマシンをプレゼントネスレシアターでは、『恋する占女リータ!』の公開を記念してプレゼントキャンペーンを実施中です。(応募期間は2015年6月28日まで)浅見さんがタイでゲットしてきたオシャレな雑貨と、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ TAMA」が3名にあたります!タイのプレゼントは、占いシーンの撮影で訪れた本物のコーヒー占い師のところで買った、浅見さん曰く「パワーのありそうな(笑)」アイテムと、街で見つけたタイっぽいかわいらしい雑貨とのこと。(応募は2015年6月28日まで)作品の“裏”見どころ&ショートフィルムの魅力公開に先立ち、2015年6月15日に開催された「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2015」アワードセレモニーでは、完成披露も行われ、園田監督をはじめ浅見さんらキャストが登壇しました。監督に作品の注目ポイントを聞いたところ、なんと「僕が出てます(笑)」とのこと。スーツ姿の園田監督と浅見さんとの2ショットがあるそうなので、お見逃しなく。また、「時間を決めないで見られるのが魅力」と園田監督が話すように、ショートフィルムなら、いつでもどこでも、気が向いたときにちょっとした時間で見られます。こちらの作品も7~10分×3話で、しかもすべて無料で楽しめるので、通勤途中に、寝る前のくつろぎタイムに、ぜひネスレシアターにアクセスしてみてください。占いに翻弄されながら、恋に仕事に悩む栞にきっと共感してしまうはず。果たして、占いによってたどり着いたタイで、運命の出会いをつかむことはできるのか…。その結末に、自分自身や先のみえない将来が、いつもよりほんの少しだけ、愛おしく感じられるようになりますよ。 ・ネスレシアター「恋する占女リータ!」公式サイト 作品視聴、「タイのお土産セット」プレゼント応募はこちらから!
2015年06月25日直木賞を受賞した三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』のビジュアルが解禁。共にバツイチで三十路という設定の役柄に挑む瑛太と松田龍平の姿がお目見えとなった。原作の同名小説は「別冊文藝春秋」への連載ののち、2006年に単行本として発売され、その後、続編となる「まほろ駅前番外地」も刊行。さらに昨年秋より週刊文春で「まほろ駅前狂騒曲」が連載されている。瑛太さんが演じるのは、まほろ市で便利屋を営む多田啓介。どこか暗い影を感じさせながらも、持ち込まれた依頼は可能な限り引き受けるという方針で淡々と仕事をしている。そんな彼の元に突如、転がり込んでくるのが松田さん扮する行天春彦。多田とは中学時代の同級生なのだが、昔はひと言も口を利かない変わり者だった行天。しかし、いまではよく喋る変な奴になっていた…。2人は共にバツイチ。頑固なほど真面目でしっかり者の多田と、飄々としてつかみどころのない行天の元にはペットの世話、庭の掃除、塾の送り迎え代行などなど様々な依頼が届く。次から次へと訪れる、くせ者たちのワケあり依頼、行き過ぎたアフターケアを通して他人の人生に巻き込まれ、やがて自らの人生と向き合うことに――。監督を務めるのは『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の大森立嗣。「くるり」の岸田繁が自身7年ぶりとなるサウンドトラックを担当する。さらに、共演陣も豪華!高良健吾に鈴木杏、柄本佑、松尾スズキに岸部一徳、そして大森監督の実弟・大森南朋に父親の麿赤兒も出演している。今回、解禁となったメインビジュアルでは、瑛太さん、松田さん共に無精ひげを蓄え、ちょっぴりやさぐれた感も?2人の共演は『青い春』、『ナイン・ソウルズ』、『アヒルと鴨のコインロッカー』に続き4度目だが、共に主演という形での共演は初めて。プライベートでは松田さんが一昨年、そして瑛太さんは昨年入籍し、子供も授かっているが、そんな彼らがバツイチ男をどのように演じているのか?『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日(土)より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会アヒルと鴨のコインロッカー 2007年6月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開©2006『アヒルと鴨のコインロッカー』製作委員会 ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!松田翔太現役青学生らとディスカッション「ナメていた、衝撃受けた」松田翔太×高良健吾インタビュー 若き2人がをぶち破った“壁”きっかけは学生からの1通の手紙…松田翔太と高良健吾が学生による試写会に登場高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」
2011年01月05日