日本マクドナルドは12日、「三角チョコパイ」(120円)を全国の「マクドナルド」約2,200店舗で発売する。1月下旬までの期間限定販売予定。同商品は、アーモンドの粒の入ったチョコクリームをココア味のパイ生地で包み込んでいる。ミルク感のある温かいチョコは、コーヒーとの相性も抜群とのこと。「小腹がすいたとき、ほっと一息つきたいとき、食後のデザートとしてなど、さまざまなシーンでお楽しみいただければ」と同社。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日フロイトとユング、そして2人にとって“運命の女”とも言える存在の美女・ザビーナ。心理学界最大のスキャンダルと呼びたい秘密の三角関係については、前回のコラムでご紹介しましたが、作品を面白くしているのは、キャスティングの妙によるところも大いにあります。常に思い悩んだ表情を見せるユングには、マイケル・ファスベンダー。これまで『ジェーン・エア』や『SHAME−シェイム−』などで、気品を感じさせながらも、様々な種類の苦悩を演じてきた彼ですから、今回は適役中の適役と言えるでしょう。デヴィッド・クローネンバーグをして「マイケルは贈り物だと思った。髭とメガネを付けると、昔の写真で見たことがあるような気がしてくる誰かを、僕たちは必要としていたからだ。それに彼の身のこなしや言葉遣い。マイケルは本当に素晴らしい、美しくも繊細な演技。マイケルのもつ幅を人々に気づいてほしいんだ」と大絶賛しています。面白いのはフロイトにはヴィゴ・モーテンセンという配役。クローネンバーグとは『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』と立て続けに組んでいるいわば監督のお気に入り。これまで、どこか野性的な魅力を覗かせることが多かったヴィゴですが、今回はセクシーでワイルドな魅力を封印。フロイト役で、すでに名声を確立した精神分析学の大家を想像以上に堂々と演じ、俳優としての優れた才能を改めて見せつけました。「ヴィゴは恐れない。いったん役に入り込むと、何物も彼を止めることはできない。完全無欠で非常に深い演技だ」という監督の言葉からも、その信頼関係の深さが見て取れます。監督にとっては、意外な配役でも何でもなかったということでしょう。ザビーナを演じたキーラ・ナイトレイも、このキャスティングについて話しています。「彼がフロイトを演じると聞いて興奮したわ。最高の俳優ですもの。こういう役を演じるなんてとてもエキサイティングだわ。だってフロイトをヴィゴ・モーテンセンが演じるなんて思わないでしょ。でも、性格描写が素晴らしいわ。リサーチする人が大好きだし、発見したことを聞くのも好きだわ。喜びだった。ワンシーンで共演したとき『どんな本を読んだの?』って聞いたわ。彼はフロイトが書いた本の完全なリストをくれたの。私はフロイトの伝記を読む余裕がなかったし、ヴィゴが読んだ本なら完ぺきだって思ったわ」。そう話すキーラ自身もかなり殻を破った演技を披露しています。ヒステリー症状の患者の苦しみを表現するため、美しい顔を歪めたり、奇声を発したり、泥の池で戯れたり。こういった演技は、表面的な真似事や小手先の演技だった場合、かえって興ざめになることも。でも、彼女の演技を見れば、以下の監督の言葉にも納得できるはず。「彼女はよく準備している。完ぺきな準備だ。そういう人がシーンに入り、動きのあるシーンに投げ込まれて突然変化する。野原の中央に立って話す代わりに、濡れた髪で池の中に入り、体中を泥だらけにする。彼女はそれを好んでやる。彼女は騎馬兵以上だ。しかも義務感からやるわけではない。あふれんばかりに快活にやってのける。信じられないくらいにね。そうできる俳優もいれば、できない俳優もいる。彼女は本当にやってのけるんだ。彼女との仕事で、最初にヴィゴとした経験と同じ経験をした。彼女が素晴らしいのは分かっていたが、彼女があれほど優秀だとは気づかなかった。彼女は卓越している。才気あふれる女優だ。世界最高の女優たちと仕事をしてきた中で、これまで仕事をしたどの女優にも劣らない」。鬼才に“世界最高の女優のひとり”と称される彼女ですが、「彼女を演じる上で難しかったのは、ザビーナがとても気難しく、強烈で、人にとっては脅威にもなり得る人間でありながら、彼女が病人で、犠牲者でもあるという奇妙な線を行き来することだった」とのこと。そんな難しい役柄を演じる際に、衣装は大いに助けになったそう。「衣装が大きな役割を担っているわ。彼女にピッタリのものを何とか見つけられたから良かった。彼女は着るものにうるさくないし、あの時代としては完ぺきな身なりとも言えない。自分のことを汚らわしく、下品だと思っていたら、自分を着飾ったり、髪を整えたりしないでしょ。人に自分を見られたくないし、自分にうんざりしているのだから」。キーラが言うように、衣装は本作で、ザビーナの内面の変化を映し出すかのように、変わっていきます。冒頭に登場する彼女は、自分を否定している人物ですからかなり乱れた姿をしていますが、治療が功を奏し気持ちが安定してくると、当時の裕福な家庭の女性らしく、髪を乱れなく結い、帽子を手にし、優雅な淑女へと変身を遂げていきます。特にラストで見せる威厳ある淑女然とした姿には、彼女の人生における苦悩の軌跡を見て来た者として、ある種の感慨に襲われることでしょう。危うい関係にあった3人が魂をぶつけ合うさまを見事に演じた俳優たち。その競演を、単に“息の合った演技”と称するのでは何かが足りない気がして仕方ありません。あの凄まじい会話の応酬、感情のやり取りを観ていると、もしかすると互いに讃え合う3人の俳優たちの中には、フロイト、ユング、ザビーナに緊張関係があったように、やはりどこかに似たようなせめぎ合いがあり、それを経て生まれた互いへの敬意が賞賛を生んだのではないかとさえ思うのです。そしてもしかすると、誰か2人が演技合戦を展開しケミストリーを生んだと思えば、残る1人がちょっと羨望に似た感情を迸らせるというような、三角関係に似たものもあったのかもしれないとも。よく、“キャスティングで、映画が成功するかどうかは80%決まってしまう”と言いますが、この3人が選ばれたときから、クローネンバーグが表現したかった独特の緊張感と切なさが、成功裏にスクリーンに焼き付けられることは決まっていたと言えるのでしょうね。(text:June Makiguchi)特集:愛と心理学の三角関係■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月19日コーヒーやカフェラテとの相性も抜群!マクドナルドの秋限定スイーツ「三角チョコパイ」は、10月7日(金)より発売開始。「三角チョコパイ」は、ココアを練りこんだサクサクのパイ生地に、アーモンドの粒の入ったチョコクリームを包み込んだデザート。午後2時以降の時間限定で、「プレミアムローストコーヒー」や「カフェラテ」とセットになったお得な価格の「コンビ」セットも登場。ランチタイムのデザートとして、ほっと一息つきたい昼下がりなど、様々なシーンで楽しめそうだ。三角チョコパイ期間:2011年10月7日(金)~11月上旬(予定)価格:単品¥120お問い合わせ: マクドナルドお客様サービス室
2011年10月04日ライフネット生命保険(株)が、11月の販売状況を発表し、単月の申し込み件数は5,683件(前年同月比209%)、新契約件数は4,191件(前年同月比238%)と、過去最高を更新したという。またこれにより、11月末時点の保有契約件数は47,557件で、保有契約の年換算保険料は2,039百万円となったとのことだ。このところ、インターネット上で生命保険契約ができる「ネット生保」の契約件数が増えており、国内では同社とネクスティア生命保険(株)の2社が3年前から営業を開始しているが、両社の契約件数を合わせると既に6万件を超えるまでに至っている。加入者は、ネットへの抵抗少ない30代が中心これまでの生命保険よりも保険料の安いことが顧客に受け入れられているようで、加入者はネットへの抵抗が少ない30代が中心といい、ライフネットが57%、ネクスティアは43%と、ともに同年代が約半分を占めている。生命保険の保険料は、保険金・給付金支払いに充てられる「純保険料」と、営業員の人件費や契約の維持管理など会社の運営に充てられる「付加保険料」から成り立つ。純保険料は保険会社間で大差はないが、付加保険料は販売チャネルや事業費の違いなどから保険会社ごとに異なり、営業職員のいないネット生保はその分のコストが少なく、付加保険料分で差が出るというわけだ。保険料の安さと、親身なサポートの見合いで選択このため、従来の保険からの見直しで安く済んだ分は、他に回せることになる。顧客アンケートなどによる調査では、この額は両社とも毎月7千円程度というから、長期でみると大きな金額となる。ただ、両社ともに保険の種類や保障内容といった、さまざまな保険への疑問に答えるサイトを設け、かつコールセンターでの対応はしているものの、営業職員のいない分、個別の事情に合った親身な説明を得るのは難しいこととなる。したがいネットでの保険契約は、こうしたサポートを受けずとも保険の適否判断が間違いなくできるかどうかが、選択の分かれ道となりそうだ。
2010年12月06日