お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志が9月12日(土)、東京・丸の内ピカデリー1で監督作第2弾映画『しんぼる』の初日舞台挨拶を行い、ボケを連発した。初日を迎えた心境について「いまさら何の感慨もないんですけどね、何回か試写会で舞台挨拶やっていますから。今日の挨拶にどこまで意味があるのか。でも試写会のお客さんはタダで今日のお客さんは金払ってもらっていますから、その分サービスしないと、と思っていますけど」と、のっけから観客の笑いを誘った。その言葉通り、現在、所属する吉本興業の元「コメディNo.1」の漫才師・前田五郎が、漫才師・中田カウス脅迫事件に絡み「犯人扱いされ、休業を強制され、仕事を奪われた」として、吉本などに約1億円の損害賠償を求める提訴準備をしている問題に自ら触れるサービス精神を発揮。「前田五郎の件はノーコメントでお願いします。スミマセン」とうまい“牽制球”を繰り出した。報道陣用のフォトセッション時には、持っていたマイクを受け取ろうと男性スタッフが接近すると「殺人予告の人かと思ったー!」と絶叫。松本さんの殺害予告をインターネット上の掲示板に書き込んだとして今月4日に無職の男が逮捕された事件を早速ネタにして、この日一番の爆笑をさらった。司会者とのやりとりでも、監督デビュー作『大日本人』から2年経っての新作というフリがあると、「僕も1回観てみたいと思っているんですけどね」、前作より濃い内容? との質問には「えっと…全然わかりません」と大ボケを連打。それでも「僕しか出ていませんので僕に興味がない人は観ない方がいいかも。まあ90分間に思いを詰め込んでみたので伝わると思いますが、伝わらなかった人は、後日また観てもらえれば伝わると思います」と仕上がりに自信をチラリ。最後も「口コミで広がればいいなと思っているんですけど。観た方は『小栗旬がかっこよかったよ』とか、『キムタクがチラッと出てたよ』とか言ってください」とボケで締めくくり。約5分間という短い時間ながら観客を喜ばせた。本作は、メキシコのとある町で暮らすプロレスラーの男と、四方を白い壁で囲まれた部屋に閉じ込められたパジャマ姿の男の奇妙な交錯劇を描く物語。カナダ・トロント国際映画祭(10日〜19日)「ミッドナイト・マットネス」部門、釜山国際映画祭(10月8日〜16日)「ガラ・プレゼンテーション」部門など5つの海外映画祭への招待が決定している。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:しんぼる 2009年9月12日より全国にて公開©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.2009第14回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:松本人志監督に直撃!あの水玉パジャマ男の正体は…「主演?渋々ですよ」松本人志「内容は『おくりびと』と同じ感じ」『しんぼる』釜山映画祭出品決定!松本人志監督が登壇!『しんぼる』試写会(大阪)に10組20名様をご招待応援の合間の箸休めに?松っちゃん『しんぼる』×「世界陸上」コラボCM放映中松本人志監督の舞台挨拶付き!『しんぼる』試写会に10組20名様をご招待
2009年09月12日芥川龍之介の短編「藪の中」を大胆に脚色し、映画化した『TAJOMARU』が9月12日(土)に公開を迎え、都内で舞台挨拶が行われた。主演の小栗旬を始め、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、萩原健一に中野裕之監督、山本又一朗プロデューサーが顔を揃え、会場は大きな盛り上がりを見せた。劇場の後方扉から小栗さんらが登場すると、会場を埋めつくした女性ファンの黄色い声援が会場全体に響き渡った。握手を求めるファンをかき分けて壇上に上った小栗さんは「おはようございます。(壇上に到着するまで)結構、長い道のりでしたね」と笑顔で挨拶。司会者からは、劇中で小栗さん扮する多襄丸(=直光)が見せる“泣き”の演技についての質問が飛んだが、小栗さんは「あれはだいたい、目薬です。隠れてこっそりね(笑)」ととぼけた。監督によると「旬くんもすごかったけど、幸ちゃんはもっとすごかった。旬くんは負けず嫌いなので、幸ちゃんが泣くと旬くんも泣き返す、といった感じでした」と明かした。その柴本さんは劇中で描かれる“愛”の形について「現代ではこんな愛は、なかなかないので、特別な経験をさせてもらいました。直光のダイレクトな愛を私自身(=阿古姫)は直接的に受け止めるわけではないので、(演じながら)複雑な思いでした」とふり返った。松方さんは、小栗さんの印象を尋ねられ「初日にお会いして、くそデカいのに、顔が小さいなぁって思いました。(小栗さんは)集中力が素晴らしく、楽しい撮影でした」と語った。本作でスクリーンに復帰した萩原さんは「プロデューサーも監督も環境づくりが非常にお上手でした。映画作りというものが変わったことを肌で感じましたね。“ジャパニーズ・ニュー・シネマ”の幕開けです!」と高らかに宣言。田中さんは、これまでのイメージとは打って変わって、悪役に挑戦したが「演じているときは難しくて、迷いながらみなさんとキャラクターを作り上げていきました」と語り、事務所の先輩である小栗さんとの共演については「役を通してでしか、旬くんのことを『貴様!』なんて呼べませんからね(笑)。そういうところも楽しみでした」と明かし会場を沸かせた。やべさんからは「小栗くんが圭くんにダメ出ししてる姿が忘れられません。圭くんは酒が強くないので、少し飲むと顔全体が真赤になって、鼻だけ白いコアラみたいになるんです。小栗くんはそれを見て『お前、また飲んでるのか?飲む時間あったら台本読め!』って言ってましたね」との証言が。小栗さんは、苦笑交じりに「圭が(酔って)廊下で寝ていたことがありました」と明かし、やべさんも「しかも、旬の部屋の前でね(笑)」とさらにダメ押し。先輩たちによって明かされた、田中さんの意外な姿に会場は笑いに包まれた。最後は客席をバックに写真撮影が行われ、映画の船出に満員の客席からは大きな拍手が贈られた。『TAJOMARU』は丸の内ルーブルほか全国にて公開中。■関連作品:TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:【どちらを観る?】愛か自由か?松ケン『カムイ外伝』VS小栗旬『TAJOMARU』『TAJOMARU』小栗旬「女の人の気持ち?一生わかんないと思うな…(笑)」「何があってもおれがお前を幸せにする!」小栗旬『TAJOMARU』本編映像が到着ショーケン、東大で復活の怪気炎!“東大特別講師”小栗旬が考えるリーダー像とは?小栗旬主演の最新作!『TAJOMARU』試写会に50組100名様をご招待
2009年09月12日いま、時代劇映画のヒーローに熱い視線が注がれている。日本映画界を牽引する若手実力派、松山ケンイチと小栗旬がそれぞれ主演を張る『カムイ外伝』と『TAJOMARU』だ。伝説のコミックと言われる白土三平の漫画が原作の『カムイ外伝』は、忍者の掟を破り組織から追われる抜け忍の“カムイ”が、追忍に執拗に追われながらもたった独りで生き抜く姿を描いたアクション・エンターテイメント。「カムイ役はこの男しかいない」という崔洋一監督のラブ・コールに、松山ケンイチは「日本人に生まれたからにはできるだけ時代劇に出たい」と応え、初めて激しいアクションに挑んだ。日本の忍者の存在は世界中でも広く知られ、数多くの漫画、アニメ、実写で描かれてきたキャラクターではあるが、この『カムイ外伝』がこれまで描かれてきた忍者と一線を画するのは、リアルな忍者であること。人並み外れた身体能力や必殺技を持っているものの、リアルさからかけ離れていないからこその面白さがある。それを成し得たのは『血と骨』や『クイール』で知られる崔監督の演出と宮藤官九郎による脚本の力も大きい。ただ、ドラマティックなストーリーを期待して間違いないこの2人がタッグを組んでいるだけに、VFX(視覚効果)があと一歩という欠点が浮き彫りに…。が、そこは大目に見て、非の打ち所のない松山ケンイチの忍者を堪能してほしい。生きることとは何かを深く追求した『カムイ外伝』に対して、『TAJOMARU』は愛のためにすべてを懸けた男の物語だ。『クローズ ZERO』で男も惚れる男としてその存在感を焼き付けた小栗旬が、今回は愛する女性のために地位も名誉も名前も捨て命を懸ける男・多襄丸を熱く演じている。多襄丸とは黒澤明監督作『羅生門』の原作として知られる芥川龍之介の短編小説「藪の中」に登場する人物で、本作は多襄丸を主役に据えた完全オリジナル・ストーリーとなっている。何不自由ない家柄に生まれた男が大盗賊・多襄丸として生きることを選ぶのだが、その背景には、血肉を分けた兄、弟のようにかわいがってきた家臣、そして心底愛した女性の裏切りがあった…。その不幸度とどんでん返しは上質なメロドラマといったところ。というわけで、小栗旬は泣いて泣いて泣きまくり!自他共に認める役者馬鹿ゆえに、感情高ぶる泣きのシーンごとに女性は多4.丸に惚れること必至。また、監督が中野裕之という点では、映像美やロック感も見どころだ。男性的にはもう少しアクション・シーンがあった方が…という懸念がなきにしもあらずだが、最終的に小栗旬の名演技にノックアウトされるので安心を。自由を求めた男・カムイと、愛を求めた男・多襄丸。あなたが今求めているヒーローはどっち?(text:Rie Shintani)■関連作品:カムイ外伝 2009年9月19日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2009「カムイ外伝」製作委員会TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:松山ケンイチ『カムイ外伝』インタビュー 孤高のヒーロー誕生の陰にあった挫折、恐怖『TAJOMARU』小栗旬「女の人の気持ち?一生わかんないと思うな…(笑)」「何があってもおれがお前を幸せにする!」小栗旬『TAJOMARU』本編映像が到着ショーケン、東大で復活の怪気炎!“東大特別講師”小栗旬が考えるリーダー像とは?ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!
2009年09月11日小栗旬は“時代”や“空気”など信じない。悲観するでも自嘲するでもなく、自らについて「いまは、たまたま注目を浴びているだけで、本来あまり面白い芝居ができるタイプだとは思わない」と語り、うつろいやすいブームなどではなく、ただ己を信じて役柄をクールに演じ上げていく。冷静なこの男が「役者人生が終わってもいいと思えた」とまでの思いを抱いて演じたという最新作『TAJOMARU』のタイトルロール、多襄丸(=畠山直光)という男もまた、激しく移り変わる時代の中で己の信念、愛を貫き通した男である。果たしてこの作品は俳優・小栗旬に何をもたらし、この役を経て彼はどのような風景を見たのか――?盟友・山田孝之への憧れ、そのワケは…?「自分は頭で考えて演じるタイプの俳優。演じている自分をわりと冷静に見ている」。普段の役柄へのアプローチについて小栗さんはそう語る。「役に没頭したくても、どうしても自分からブレーキを掛けてしまうところがあるんです。だから、爆発的な集中力とエネルギーを持っているタイプの俳優さん――同世代で言うと山田孝之なんかそうですが――に憧れてて…。『スタート!』って声が掛かった瞬間の集中力のレベルが違うんですよ。孝之の芝居を見てるとゾクゾクしてきて、楽しくてしょうがない。こういう役者になりたいな、という思いがずっとありました」。そんな彼が、今回の撮影では、憧れの境地に近づけたと感じた瞬間があったという。「撮影中に『よーい、スタート!』って声が掛かって、体を動かしたということは覚えてるんですが、気がついたら次の瞬間、『あれ?おれ何で風呂入ってるの?』ということがあって。実は、(完成した作品では)そのシーンは全部カットされちゃってたんですけど…(苦笑)。そこは、自分の中でいままで越えられなかった壁を飛べたのかなって思えた瞬間でした」。800年も昔の時代の人間を演じることについて「誰も見たことのない世界を作るということには夢がある」という言葉で、その面白さを語る。「もちろん、時代考証について気にされる方はいるとは思います。ただ、僕らが信じてきた過去の歴史が覆されることが最近、多いじゃないですか。『うそ!教科書で習ったことと全然違うじゃん』って(笑)。やっぱり誰も見てない世界を演じるってある意味ファンタジーですよ。いまの時代をリアルに切り取ろうとすれば、うそが見えてきてしまう。それよりもやれることはずっと多いな、と思います」。「台本読むと、『この役、ほかの人にやらせたくない』って思っちゃう(笑)」一方で、劇中で描かれる人々の感情や愛は、時代を超えた普遍性を持っている、とも考えられるが…。「そうですね。でも、それももしかしたら、いまの時代に生きる僕たちがそう思いたくて、勝手に自分たちの思いを置き換えているだけなのかも知れない、とも思います。ただ、今回は自分で演じながら、(直光は)阿古という女性をなぜここまで愛せたんだろう?という疑問は持ちましたね。阿古の気持ちですか?わかんないですよ、女の人って。…一生わかんないと思うな(笑)」。舞台に映画、TVドラマと活躍の場を広げ続ける小栗さん。自らの仕事のスタンスについて「基本的に舞台が大好きなので、演劇を中心にやっていきたいという思いはあります」と語る一方で「(オファーをもらって)台本を読むと、『この役、ほかの人にやらせたくないな』って思っちゃうんです」とも。「そうやって結局、(忙しくなって)自分の首を絞めちゃうわけですね(苦笑)。最近はちゃんと見極める目を持とうと思ってるんですが、とはいえ常に共演者も監督も違うから、似たような役だと思ってても、実際にやってみたら、また全然違ったものになる。だからお話をいただくと全部やりたくなっちゃうんですよ」。さらに、自身で監督を務めるという野望も。すでに企画は進行しているとのことだが、冒頭にも挙げた「自分は面白い芝居ができるタイプの俳優ではない」という言葉に続けてこう語る。「だからこそ、もっと面白い芝居をできる俳優さんたちに面白い環境を提供して、それをカメラに収めるのが自分だったら最高だなって思うんですよ。四十か五十を迎えたときに『あの監督の作品に出たい』って言われるようになりたいですね」。俳優か監督か?舞台か映画かなどという枠はこの男には関係ない。多襄丸のごとく、自由に向けて、さらなる高みに向けて、小栗旬はどこまでも駆け抜ける――。© 石川拓也■関連作品:TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:「何があってもおれがお前を幸せにする!」小栗旬『TAJOMARU』本編映像が到着ショーケン、東大で復活の怪気炎!“東大特別講師”小栗旬が考えるリーダー像とは?小栗旬主演の最新作!『TAJOMARU』試写会に50組100名様をご招待最も浴衣が似合うと思う俳優は?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント気合いの(?)坊主頭・小栗旬、先輩風を吹かせて田中圭をぶった斬る?
2009年09月10日黒澤明の名作『羅生門』の原作小説として知られる、芥川龍之介の短編「藪の中」の登場人物の一人、盗賊の多襄丸を主人公に据え、大胆に脚色し映画化した『TAJOMARU』。本作のスタッフおよびキャスト陣が9月3日(木)、東京大学で開かれたコンテンツビジネス産業についての公開講座に登場!小栗旬、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、萩原健一らが“講師”として聴講生たちからの質問に答えた。東大安田講堂の壇上に上がった小栗さんは「参りましたね(苦笑)。高校すらまともに行ってなかったのに、こんなところに来ていいんですかね…」とやや困惑気味。ほかの共演者も緊張した様子を見せていたが、萩原さんは、かつて学生運動で激しい闘争が繰り広げられた安田講堂に「昔を思い出します。蜷川幸雄さんと一緒に学生たちにエールを贈ったものです」と感慨深げな表情を見せた。映画や撮影の様子について、聴講生たちからは様々な質問が投げかけられたが、東大らしく(?)、中には「先日、総選挙が行われましたが、小栗さんが考えるリーダーの条件とは?」という質問も。小栗さんは「難しいなぁ…」と悩みつつ、自らが舞台公演で座長を務めた際の経験を踏まえながら「僕自身は、弱味を見せないようにしています。現場の作り方はいろいろですが、みんなでひとつのおもちゃ箱を作ろうとするようなもの。辛いときに笑っていられる環境づくりを心がけています」と答えた。田中さんは今回の作品について「俳優を9年やらせていただいて、こんなに辛かったことも、完成が嬉しかったことも初めて。時代劇も初めての経験で、初めてづくしでした。(撮影中の)夜の宴会も辛かったです(苦笑)」とふり返った。やべさんは「(自身が演じる)盗賊の場面は、ホンワカとしていて重くないところ。ギャップを出そうと楽しんでやりました」と笑顔で語った。萩原さんは寄せられる質問ひとつひとつに、ユーモアたっぷりに回答。脚本の完成の遅れ(撮影開始の3日前に完成!)について尋ねられると「びっくりしましたが、監督やプロデューサーの息がピッタリと合っており、素直に受け入れることができましたね。それを欠いて起こったのが私の“事件”だったわけです」。さらに、女性の好みや、現代社会における“草食系男子”の増殖についての質問には「女性遍歴が多すぎてわかんないですね(笑)。いまの社会は男性のフィーリングも変化し、“色気”よりも“色香”を振りまく時代、ギラギラではなくインテリジェンスの時代になっているのではないでしょうか。日本人の品のよさ、ふくよかさが戻ってきているように思います」とコメント。因みに劇中、田中さんと共に同性愛を思わせるような妖艶なやり取りを見せているが「私はゲイではありませんよ。もっと濃厚なシーンがあったんですがカットされています」と語り、会場を沸かせた。柴本さんは自らの出演シーンについて「明るいシーンがほとんどなくて、緊張を緩めることができない状況でした。今回は特に、役に入り込みましたが、(感情の)振れ幅が大きくてハードでした」と苦労を明かした。小栗さんはそんな柴本さんの熱演について「“なりふり構わない”って言葉は幸ちゃんのためにあると思います」と大絶賛。最後に作品について「明日への活力になれば」とアピールし大きな拍手を浴びた。『TAJOMARU』は9月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:小栗旬主演の最新作!『TAJOMARU』試写会に50組100名様をご招待最も浴衣が似合うと思う俳優は?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント気合いの(?)坊主頭・小栗旬、先輩風を吹かせて田中圭をぶった斬る?
2009年09月05日独特の笑いセンスとカリスマ的存在感で、日本のお笑い界の先陣を突き進む、松本人志。初の映画監督作『大日本人』(’06)で衝撃の世界デビューを果たしてから2年、待望の監督二作目『しんぼる』が遂に完成、9月12日(土)より公開される。未だその内容は数多くの謎に包まれる中、8月27日(木)、初めて一般の観客向けに完成披露試写会が開催され、上映前に松本監督が登壇した。劇中と同じ、水玉模様のパジャマにおかっぱ姿で姿を現した松本さん。盛大な拍手で迎えられると、「こんばんは、笑いのカリスマ、松本人志です。今日も存分にカリスマ性を出していきたいと思います」との挨拶で一気に観客の笑いをつかんだ。おまけに着用のパジャマを「8,400円で売ってるので、もしよければ」と、さりげなく売り込みも。前作と同様、今回も自ら企画・監督・主演・共同脚本をこなしている松本さん。初のお披露目を迎えた感想を聞かれ、「一般の人の反応はまだ見たことないので、期待したい。でも撮り終えて編集が終わった時点でもう僕のものじゃないので、みなさんご自由に勝手に何度でも観てください」と観客の評価に委ねた。本作で、松本さん扮する素性の知れない男は、白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められ脱出を図るということは明かされているが、それ以外内容は一切伏せられたまま。やはり真相が気になるが…「内容はほとんど『おくりびと』と同じ感じ、キャストは『ROOKIES』のメンバーでやってるんで、めちゃくちゃ入るんじゃないかと(笑)。ニュートラルな感じなので、普通に観ていただければ楽しめると思います」と語る松本さん。撮影はかなり過密なスケジュールの中で強行されたようで、「本当にスケジュールがきつくて(劇中と同様に)自分も早く部屋から抜け出したいと思ってました。出来れば小栗旬くんにやってもらいたかったんですけど」とグチをこぼす一幕も。そして、ここで重大発表!このたび、『しんぼる』が10月8日(木)より開催される第14回釜山国際映画祭のガラ・プレゼンテーション部門に出品されることが決定した。同部門は、世界的に巨匠と呼ばれる監督の新作や、今年一番の話題作などが集まる、映画祭の中心的部門であるが、日本人監督作品が選出されるのはこれが初めて。この快挙に、映画祭側から「松本印の映画『しんぼる』は代弁してくれる。<映画たるものは映像で伝えるものだ>という表現の力を感じさせてくれる」と絶賛のコメントが届くと、松本さんは「僕の意図は伝わっているなという嬉しさです」と照れた表情を見せた。ただ、現地入りの可能性は「ちょうどこれが出てくる(第一子の誕生の)時期でもあるので、微妙なんですが」と濁すや、最後は「独身最後の作品なので楽しんで」と観客に呼びかけた。釜山のみならず、トロント国際映画祭を始め他映画祭からも多数正式招待を受けている本作。今後の動向に期待がかかる『しんぼる』は9月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:しんぼる 2009年9月12日より全国にて公開©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.2009■関連記事:松本人志監督が登壇!『しんぼる』試写会(大阪)に10組20名様をご招待応援の合間の箸休めに?松っちゃん『しんぼる』×「世界陸上」コラボCM放映中松本人志監督の舞台挨拶付き!『しんぼる』試写会に10組20名様をご招待松本人志、カンヌ出品に自信またも謎多き監督第二作目『しんぼる』を発表
2009年08月27日漫画の神様・手塚治虫が生み出し、世界中を熱狂させた名作「鉄腕アトム」をフルCGアニメとして蘇らせた『ATOM』が10月10日(土)に公開を迎える。日本語吹き替え版でアトムの声を演じるのは上戸彩。そのアフレコ収録の模様が8月18日(火)、報道陣に公開された。この日、公開されたのは、地上界でのシーン。空中都市・メトロシティを飛び出し、地上界で少女・コーラたちと行動を共にするようになったアトムが、放置された建築ロボット・ゾグを見つけ、彼に生命を与える。いつもの上戸さんの声とは少し違った、やや少年っぽさを帯びた声がスタジオに響いた。因みにこの日のスタジオには、等身大…以上、というか上戸さんよりも一回り大きなアトムが登場し、上戸さんにアトムグッズをプレゼント。その大きさに上戸さんは一瞬、驚いた表情を見せつつ「ありがとう!」と笑顔でプレゼントを受け取った。その後、報道陣の取材に応じてくれた上戸さん。今回のアフレコについて「楽しかったです!力が入りすぎて声が枯れてしまったりもしました。ほとんどが戦いのシーンや何かに耐えるシーンだったので…」とふり返った。原作の「鉄腕アトム」については「リアルタイムで知っているわけでもないし、ストーリーも知らないけどなぜか歌は歌えます(笑)。(オファーが来て)すごく嬉しかったです」と笑顔で語った。最近、髪型を変えたことについて尋ねられると「アトムに合わせました…というのはウソです(笑)」とおどけ、さらに映画について「泣けるお話です!甥っ子と一緒に観に行きたいです」と自身も完成が待ちきれない様子だった。『ATOM』は10月10日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年10月10日より全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:コミコン『ATOM』にもうすっかり大人なフレディ・ハイモア&クリステン・ベル登場アトムの声に元気ハツラツ上戸彩!テンマ博士の役所広司とフルCGアニメで父子にフルCG版“アトム”の新ビジュアル解禁!テンマ博士&お茶の水博士も登場ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年08月19日「以前と比べると経費削減のせいか、こだわってるなと思えるCMが減った」(22歳/自動車関連/営業)という意見を筆頭に、「最近のテレビCMは、どちらかというとつまらない」と答えた20代男性は、258人中58%。一方残りの42%は、「見たいと思うCMがあり、以前のような番組の休憩時間ではない」(23歳/建築/営業事務)という意見を筆頭に、最近のテレビCMを支持しました。そんな20代男性たちから今最も関心を集めているCMを発信している企業は、やはりあそこでした……。Q、あなたの好きなCMを流している企業は?1位ソフトバンク19%2位サントリー7%3位日本コカ・コーラ5%4位ロッテ4%5位大塚製薬・大塚ベバレジ3%■ソフトバンクのCMが好きな理由・ホワイトプラン「お父さん犬が何とも可愛らしい」(25歳/アパレル/販売)・ホワイトプラン「ストーリー性があり続きを見たいと感じるから」(23歳/精密機器/営業)・ホワイトプラン「上戸彩が出ているから」(28歳/IT/エンジニア)・ホワイトプラン「大滝秀治の驚きようがいい」(22歳/マスコミ/営業)■サントリーのCMが好きな理由・伊右衛門「構成も雰囲気も音楽も、世界観として日本的な感じで綺麗です」(25歳/ソフトウェア/SE)・プロテインウォーター「出演者たちのインパクトが強い。ほのぼのした音楽なので頭に残りやすい」(29歳/団体/企画開発)・金麦「檀れいのナチュラルな演技にひかれてついつい買ってしまう」(25歳/医療/営業)・BOSS「トミー・リー・ジョーンズが好きだから」(25歳/IT/SE)■コカコーラのCMが好きな理由・ファンタ「奇抜でくだらなくて意味がないところ」(25歳/自動車関連/研究開発)・アクエリアス「石川遼のファンだから」(27歳/小売/営業)■ロッテのCMが好きな理由・フィッツ「CMで流れている『フィッツダンス』は面白いし、あのメロディも脳裏に焼きつけられるため」(29歳/食品/エンジニア)・フィッツ「意味のわからない歌詞とテンポが耳に良く残り、聞き心地がいい」(25歳/紙パルプ/営業)■大塚製薬・大塚ベバレジのCMが好きな理由・オロナミンC「元気が出る」(26歳/自動車関連/営業)・MATCH「南明奈とピーコの絡みが面白い」(28歳/小売/販売)■その他、この会社のCMが好き・カルピス/カルピス「ヒロインの表情がよい」(25歳/運輸/研究開発)・アップル/iPod「いつも斬新な映像と音楽で楽しませてくれるから」(29歳/その他/営業)・au/携帯電話「嵐のメンバーが出ているから。特に大野君のCMが面白い」(22歳/委託給食/専門職)・ソニー/ブラビア「矢沢永吉さんがカッコイイ」(22歳/IT/プログラマー)・NTTドコモ/携帯電話サービス「多様な需要に対応したサービス、料金プラン、製品ラインナップなどを、微笑ましいストーリーを通して伝えている」(25歳/電気/設計)・キリン/ストロングセブン「伊藤英明の濃い顔と背景の夜景が、味の濃いビールをうまく表現していて飲みたくなる」(21歳/通信/営業)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月04日アメリカ・サンディエゴにて開催中の世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」。次々と話題作や人気俳優が登場し、賑わいを見せているが、7月23日(現地時間)、手塚治虫の傑作をフルCGで映像化した『ATOM』の英語版の声優を務めるフレディ・ハイモアとクリステン・ベルが本作のパネルディスカッションに登壇した。アトム人気は日本国内にとどまらない。全米では日本製の白黒アニメ「鉄腕アトム」の英語吹き替え版が1960年代〜70年代に、80年代にはカラー版も放送され、人気を博した。今回のフルCGアニメ版『ATOM』でアトムの生みの親であるテンマ博士の声(英語版)を務めるニコラス・ケイジもその頃からの熱狂的ファンの一人だとか。この「コミコン」にも「鉄腕アトム」を始めとする手塚治虫作品の熱狂的ファンが数多く訪れており、パネルディスカッションは大きな盛り上がりを見せた。昨年、日本でも公開された『スパイダーウィックの謎』の頃と比べても、かなり大人っぽくなったフレディ。今回演じたアトムという役について「日本ではミッキー・マウスのような存在なんだよ」とアメリカのファンに説明。「僕らはみんな、彼に共感するはずだよ。特に、みんなとは違う自分を家族や周りに認めてもらおうと必死になる姿にね。それに、アクション場面ばかりでなく、笑えるシーンもあれば、とても深いことを語り、悲しくなる場面もある。子供から大人まで楽しめる作品なんだ」と熱くアピールしてくれた。映画のオリジナル・キャラクターで、アトムと仲良くなるお転婆な少女・コーラの声を演じたクリステンは「この映画のテーマは、普遍的よ」と語り、こう続ける。「劇中、みんなが住んでいるのは、メトロ・シティという街なんだけど、宙に浮いている街なの。というのも、地表は廃品置き場になっていて、公害がひどくなったために、人類はメトロ・シティで暮らし、地表にはロボットを送りこんで働かせている。そう、ロボットは2等市民みたいな位置づけで扱われているんだけど、そんなところに、繊細な感情を持つロボット・アトムが登場するワケ。そして、人々は“違い”を受け入れる試練を味わうの」。またフレディは、この役を演じるに当たって旧作を予習したか?という質問を受け「新しいバージョンのアトムが必要だと思ったから、あえて既存のものにこだわらないようにしたんだ。およそ50年前にアトムが生まれたとき、彼はまさに斬新な存在だった。今回もそうした斬新さを踏襲しようって考えで、みんな一致したんだ」と明かした。さらにクリステンは、コーラという少女の役割について「コーラは、アトムの感情面を語るのに大切な存在よ。彼女もアトムものけ者扱いされてきたので、それで意気投合するの」と説明し「彼女は一見、とてもきつい感じだけど、本当はものすごく優しい心を持っている。彼女がなぜそうなったのかは、映画を観れば分かるわ」と完成を待ちわびるファンの期待を煽った。果たして、アメリカのファンはどのように受け止めるのか?『ATOM』は10月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年秋、全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:アトムの声に元気ハツラツ上戸彩!テンマ博士の役所広司とフルCGアニメで父子にフルCG版“アトム”の新ビジュアル解禁!テンマ博士&お茶の水博士も登場ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年07月25日生誕80周年を迎え、改めてその偉大な功績が脚光を浴びている“漫画の神様”手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」をフルCGによって、これまでにないスケールで映像化した『ATOM』。このたび、本作の日本語吹き替え版のキャストが正式に決定し、アトムの声を女優の上戸彩が、アトムの生みの親であるテンマ博士を役所広司が務めることになった。これまでに放映されたTVアニメシリーズでは、アトムの声を清水マリ、津村まことが演じており、今回の上戸さんは3人目となる。配給元の角川エンタテインメントは今回の決定について、己の過酷な運命を知ったアトムが、徐々に力強いヒーローへと成長していくさまを演じられる声優として、演技力があり、日本を代表する元気なキャラクターとして国民的な人気を誇る上戸さんがふさわしいとして白羽の矢を立てた、とその起用の理由を説明。上戸さんは「たくさんの方に愛されているアトムのイメージを壊さないようにがんばります!今回の映画『ATOM』は優しくて力持ちなアトムだけではなく、ちょっと切ない部分や深いメッセージがこめられているのでぜひ、たくさんの方に観てほしいです」と喜びと意気込みを語った。一方、役所さんが担当するテンマ博士は、不慮の事故で命を落とした最愛の息子・トビーを自らの手で、新型ロボットとして甦らせ、苦悩を抱えながらも本当の愛に目覚めていくというキャラクター。役所さんは「子供の頃、TVで『鉄腕アトム』を見ていましたし、初めて描いた漫画もアトムでした。この映画に描かれている、血のつながりや人種など関係なく相手を思いやる気持ちがあれば、親子にも友人にもなれるという部分に魅力を感じました」と作品への強い思いを語ってくれた。本作の宣伝プロデューサーを務める手塚治虫の息子である手塚眞氏も、今回のキャスティングについて満足している様子で、「若い世代の人々がこの映画を観て、次の世代に手塚の想いを伝え続けられればと思います」と期待を口にする。ちなみに、海外版ではアトムの声をフレディ・ハイモアが、テンマ博士を「鉄腕アトム」の大ファンを公言するニコラス・ケイジが担当。ほかにも海外版では、お茶の水博士(海外版ではDr.Elefun)の声をビル・ナイが担当するほか、ドナルド・サザーランド、シャーリーズ・セロンらの出演も決まっている。共に豪華声優キャストを揃えた本作、海外版と日本語版を見比べてみても面白いかも。『ATOM』は10月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年秋、全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:フルCG版“アトム”の新ビジュアル解禁!テンマ博士&お茶の水博士も登場ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年07月22日女同士で海に行くなら、異性の目を気にせず思いっきりはしゃぎたいもの。そんなとき、盛り上げ役になってくれる女性がいると、それだけで楽しくなりますよね。20代女性708名に、一緒に海に行きたい女性タレントを挙げてもらいました。「まったり派」、「女度アップ狙い派」などのさまざまな視点からも聞いてみました。1位ベッキー19.6%2位浅尾美和3.4%3位上戸彩3.1%4位綾瀬はるか2.4%5位藤原紀香1.6%・ハシャギたい派ベッキー:浮き輪でひたすら海に浮きながらガールズトークをしたい(24歳/IT/クリエイティブ)ベッキー:テンションが高く、盛り上げてくれそうだから(25歳/生保/営業)ベッキー:いろいろ計画してくれてビーチアクティビティができそう(28歳/自動車関連/人事)上戸彩:元気があるので、一緒にいっぱい遊べそう(27歳/鉄鋼/購買)浅尾美和:ビーチの妖精だから(24歳/医療)イモトアヤコ:一緒に海へ潜って、謎の生物を探したい(22歳/福祉)ギャル曽根:一緒に海の幸をたくさん食べたい(25歳/不動産/総務)安室奈美恵:太陽の下、間近でダンスを見てみたい(27歳/教育関連)久本雅美:楽しませてくれそうだし、一緒にいても疲れなさそうだから。それにすごいきれいな人と一緒だと悲しくなりそうだから(30歳/女性/官公庁/サービス)・まったりしたい派綾瀬はるか:砂浜で一緒にごろごろしたい(23歳/金融/金融系専門職)しずちゃん:沖縄でまったりと過ごしても波長が合いそうだから(31歳以上/不動産/総務)女度アップ狙い派宮崎あおい:可愛い子と一緒にいたい(23歳/食品/生産)蒼井優:フラダンスを教えてほしい(22歳/建築/秘書・アシスタント)藤原紀香:たくさんの芸能人たちとプライベートビーチでパーティーができそう(26歳/医薬品/営業)梨花:穴場ショッピングを教えてもらいたい(28歳/自動車関連/秘書・アシスタント)ほしのあき:あのボディを見てみたい(22歳/金融/営業)叶姉妹:体のつくりを観察したい(26歳/機械/企画開発)・その他ハリセンボン:隣に並んでも見劣りしないから(27歳/通信/企画開発)田中律子:サンゴの株植えを手伝ってみたい(28歳/アパレル/クリエイティブ)はるな愛:“元・大西賢示”と言うことを知らない人をからかってみたら面白そう(27歳/その他)完全版(画像などあり)を見る
2009年07月17日いよいよ夏本番。夏といえば海ですよね。昼の海で遊んだり泳いだりした後は、夜の海でしっぽりとロマンティックに過ごすのもいいでしょう。そんなとき、20代男性が一緒に海に行きたいと思うのは、セクシー系?それともキュート系?どちらに軍配が上がるのでしょうか?20代男性227名に、女性タレントに例えて回答してもらいました。1位上戸彩7%2位綾瀬はるか5%2位浅尾美和5%4位蛯原友里4%5位長澤まさみ3%5位ほしのあき3%・ワイワイ楽しみたい派上戸彩:おちゃめなところが楽しそう(28歳/運輸/総務)上戸彩:最初から最後まで笑顔で過ごせそう(30歳/出版/マーケティング)長澤まさみ:一緒にスイカ割りをしたい(29歳/男性/医薬品/総務)スザンヌ:子供みたいな気分で遊べそう(24歳/金融/営業)・まったりしたい派綾瀬はるか:のんびり海を眺めていたい(23歳/小売/販売)新垣結衣:夜、浴衣姿を見てみたい(26歳/通信/SE)・水着姿に期待派浅尾美和:ビーチが似合うから(26歳/金融/営業)蛯原友里:スタイルがよく、水着が似合いそうだから(25歳/官公庁/公安職)蛯原友里:海で目立ちそう。「あれ?エビちゃんじゃね?つか、隣のあいつ誰」って言われてみたい(28歳/官公庁/その他)ほしのあき:あの見事なプロポーションを見てみたい(25歳/電気/設計)・その他叶姉妹:ゴージャスな気分を味わいたい(29歳/広告/クリエイティブ)完全版(画像などあり)を見る
2009年07月15日黒澤明の不朽の名作『羅生門』の原作としても知られる芥川龍之介の「藪の中」の登場人物の一人、伝説的な大盗賊・多襄丸を新解釈で描ききる『TAJOMARU』。9月に公開を控えた本作がついに完成を迎え、7月5日(日)、監督を務めた中野裕之、主演の小栗旬に柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、山本又一朗プロデューサーと、主だったメンバーを揃えての完成報告会見が行われた。来る七夕に因んで、この日キャスト陣は全員浴衣姿で登場、会場は立ち見が出るほどの超満員に。短髪姿をお披露目した小栗さんは、早速髪型について指摘されると「坊主はTAJOMARUの気合いでやったと言えと言われましたが、実はそういう訳ではないんですよね」と笑って説明。多襄丸(直光)は、名門の生まれながら、地位も名前も捨て、盗賊として生きていくが、小栗さんは「何で生き続けていくんだろうということを考えながら演じました。失ってまで生きてもがいていく…いまの自分たちには想像できないことですよね。演じるのが難しかったというよりは、刺激的でした」と役への思い入れを語った。また、本作の見どころとなる刀での立ち回りシーンの感想を尋ねると、「松方さんのスピードについていくのがやっとでした。松方さんとご一緒したその日一日で成長できた気がします。また、圭くんは直接の後輩なので、遠慮なく出来ました(笑)」といたずらな笑みを浮かべた。これに対し、直光への謀反を企む桜丸役の田中さんは、役とは裏腹に「旬くんは目標の人なので、委縮してなかなか自分の思い通りに出来ず苦しかったです」と悩んだ様子。だが、「夜、お酒を飲んで酔っ払っていたときに、旬くんが『芝居のときもいまみたいにかかってこいよ』と言ってくれ、ラストは先輩ということを忘れて桜丸として直光にかかっていけました」と役になりきるまでを明かした。直光に多襄丸の座を授ける旧・多襄丸役の松方さんは、撮影の様子を聞かれ、「みんな本当によく飲んでました。圭くんなんて酔っ払っているとこしか見てないです」とコメント。小栗さんに対しては「不良性感度が豊かで、手足も長く、顔も小さく、本当にうらやましい限りです」と半ば、うらやましそうに称賛の嵐。とにかくよくお酒を飲んでいた現場だそうだが、その原因はこの人にあり?「盗賊のイメージを仲間と話し合い、『盗賊は飲むんじゃね?』ということで、自分は酒が強い方ではないのですが、がんばりました。『昼は盗賊、夜、宴会』という台詞は自然と生まれました」と話すのは、盗賊のリーダー・道兼役のやべさん。小栗さんとは『クローズ ZERO』に続く共演となったが、「頭としての演技を見せてくれて、俺たちを引っぱってくれました」と厚い信頼を寄せた。柴本さんは、時代に翻弄されるヒロイン・阿古を演じたが、「ひとつひとつ理解しようとするのは難しく、メンタル面でもハードな役柄だったので、現場に入ってみんなに助けてもらいました」と撮影をふり返った。また、撮影中によく涙を流したという中野監督は、「沼で多襄丸が刀を抜くシーンはすごい大切なシーンだったので、うまくいって泣きました」とのこと。「この映画は役者力でできた映画なので、拍手をお願いできますか?」と観客に呼びかけると、盛大な拍手が返ってきた。そして最後に、一同、短冊にしたためた願い事を披露。それぞれが映画をヒットを願う中、田中さんは「人を切らなくてものし上がれますように(笑)」とのこと。そして小栗さんからは「もっと自由になれますように。僕たちの時代の自由って、何でも手に入っていろいろ出来てと一見、自由そうですが、精神的には自由じゃない気がするので、そういう意味を込めて」と作品に通ずるメッセージを贈った。『TAJOMARU』は9月、全国にて公開。■関連作品:TAJOMARU 2009年9月、全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会
2009年07月06日