日々の生活が充実していることを指す言葉「リア充」。皮肉の意味で使用されることもありますが、何をもって「リア充」とするのか微妙なところもあったりしませんか?マイナビニュース読者にアンケートで「リア充の定義」をお聞きしました。調査期間:2011/9/28~2011/10/3アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■仕事「自分の好きなことを仕事にしている」 (32歳/男性)「仕事に熱中している」(25歳/男性)「定時に帰ることができている」(28歳/女性)「仕事が充実している=リア充」と考える人は多いよう。一方で、必ずしも仕事に打ち込むことだけが「リア充」でなく、きっちりと仕事をこなして定時に上がるということを「リア充」ととらえる向きも一部にはあるようです。■ライフスタイル「スポーツジムに通っている」(50歳/女性)「彼氏・彼女がいる」(28歳/男性)「愛犬の散歩をしている」(27歳/男性)「幸福そうな感じ=リア充」ということでしょうか。何となく分かるような気はしますが。■飲み会「仕事終わりに飲み会がいっぱいある」(25歳/女性)「女子会を頻繁に開いている」(28歳/女性)「コールがある飲み会に参加する」(23歳/男性)「コミュニケーションの充実=リア充」ととらえる人もいるようです。確かに、社交性が高い人の方が「リア充」っぽい気はします。■デジタルライフ「facebook中毒」(36歳/男性)「ブログにいっぱい書くことがある」(29歳/女性)「携帯のデータフォルダに友達との写真がいっぱい入ってる」(20歳/女性)今やデジタルライフも大切な「リアル」の要素。「リア充」というネット的な言葉が、リアルを経由してネットに回帰するというのは、ちょっと興味深いですね。そもそも、「リア充」の人はいわゆる「リア充」的行動を何も考えずにできているというのもあるわけで、「リア充って何だろう……」と悶々(もんもん)と考えるような状況そのものが何となく「リア充」でないように感じてしまったのは気のせいでしょうか。いつになったら自分が「リア充」になれるか分かりません。(萩原雄太/かもめマシーン+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】26歳で初めて恋人ができた!そんな幸せ絶頂の彼に密着取材【コラム】好きな人に彼女がいるかを見抜く方法~持ち物編~【コラム】苦い××デビューの思い出
2011年11月20日河原和音の同名人気漫画を映画化した『高校デビュー』。これまでに溝端淳平の主演、および本作が映画デビューとなるモデルの大野いとのヒロイン役での出演が発表されていたが、このたび、2人以外のキャスト陣が明らかに。菅田将暉に逢沢りな、岡本玲、AKB4の宮澤佐江&増田有華らフレッシュな面々が出演することが発表された。中学生活を部活に捧げてきたが、高校では恋に生きることを決意した長嶋晴菜(大野さん)が、校内No.1のモテ男・小宮山ヨウ(溝端さん)に“モテコーチ”になってもらい、恋の道を突き進む姿を描いた青春ストーリー。今回、発表されたのはヨウや晴菜の友人や家族、ライバル女子など、2人の周囲の人物たちを演じる俳優陣。ヨウの親友の田村史也を演じるのは、若手俳優の登竜門とも言える“ライダー”出身で、今後のブレイクが期待される菅田将暉。『仮面ライダーW』に主演後、最近ではドラマ「ハンマーセッション」(TBS系)や舞台「タンブリング」に出演し、現在は「獣医ドリトル」(TBS系)に出演中。菅田さんは「河原先生が漫画の中で描いた史也と、ビジュアルは少し変わってしまいましたが、先生の作ったふわふわしたスーパー鈍感キャラは、演じていてメチャメチャ面白くて、撮影がとても楽しいです」と役柄を楽しんでいる様子。また、ヨウの妹・麻美役を逢沢りなが演じる。菅田さんと同じく「ハンマーセッション」、そして「素直になれなくて」(フジテレビ)など、今年に入ってドラマへの出演が続く逢沢さん。「麻美役が決まったとき、ぴょん×2飛び跳ねて喜びました。それくらい演じたかったので、いま、幸せです」と喜びを語り「麻美のような小悪魔ちゃんになりきれるよう頑張ります!原作で描かれる“仲間”感が映画にも出せるように、みんなで協力し合って頑張っていきたいと思います」と意気込み十分。ヨウの親友のもうひとりの親友・朝丘唯を演じるのは、本作で映画初出演を果たす古川雄輝。「ファッションと髪型は原作とちょっと変わりますが、原作ファンの方々の期待に沿えるよう、精一杯、朝丘を演じますので、応援よろしくお願いします」と初々しいコメントを寄せてくれた。一方、晴菜の親友の高橋真巳を演じるのはAKB48の宮澤佐江。「真巳ちゃんのおかげで切りたかった髪もバッサリ切れたし(笑)、この映画に出演できて幸せです」と語り、ステージ上とは違った魅力を見せてくれそうだ。そして気になるヨウの元カノ・栗原まこと役に岡本玲。現在ドラマ「フリーター、家を買う」に出演中の彼女だが、溝端さんとはTVドラマおよび映画版『赤い糸』でも共演している。岡本さんは「中学生のときに楽しみに読んでいた漫画なので、出演のお話を聞いたときは本当に嬉しかったです。河原先生や原作ファンの方をガッカリさせてはいけないと思うので、私の中の女の子っぽいところを最大限に出して、丁寧に演じていけたらいいなと思います」と語ってくれた。晴菜のソフトボールにおけるライバルとなる松阪麗央奈には、AKB48の増田有華が扮する。増田さん曰く「麗央奈は普段の私と似ているところがある」とのことで「気が強くてプライドが高くて、執着心があって…その表現の仕方は違っても、自分と重なる部分があったので、原作を読んでいて親近感がわいていました。だから麗央奈役をいただいたことは運命だと思ってます」と力強く語る。今後さらなる活躍が期待される若いキャストが揃った本作。晴菜とヨウの関係だけでも気になるが、この周囲のキャラクターたちが物語をどのように引っかき回し、楽しませてくれるのか?ほかに「ドランクドラゴン」の塚地武雅、温水洋一らの出演もあわせて発表された。『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平、主演作『高校デビュー』がクランクアップ「恋がしたくなった」溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月15日『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』では佐藤江梨子の妹役で主役に負けない強烈なキャラクターで強い印象を残し、今年に入って公開された『鈍獣』では腹黒いブリッ子キャラで男たちを翻弄、今年1年で公開作品は6本とめざましい活躍を見せる、佐津川愛美。現在公開中の堀部圭亮監督作『悪夢のエレベーター』では自殺願望を抱えるゴスロリ少女・カオルを熱演している。スクリーンの中での印象が強烈過ぎる彼女だが、その素顔は…。「カオルには青春期特有の迷いや不安を表に見せない強さがある」佐津川さん演じるカオルを含む4人がたまたま乗り合わせたエレベーターが停止することから展開する今回の物語。ひとりひとりの人物が一面的ではなく様々な“顔”を持っていることが作品の大きな魅力となっている。佐津川さんのカオルに対する印象は?「結構、周りからは『怖い』っていう声が多かったんですが、私にはすごく魅力的に映りました。人間誰しも二面性や気持ちの上がり下がりってあるものだと思うんですよ。カオルくらいの年齢の子は、青春期特有の悩みって感じで『どうしたらいいの?』って迷いや不安を表に出すものだけど、カオルはそれをギリギリまで見せない強さがあるな、と」。大ドンデン返しがこれでもかと押し寄せてくる本作。詳細は明かせないが…それにしても佐津川さん、個性的な役柄への出演が続く。「楽しいです(笑)。感情がひとつじゃない、何かを背負ってる子の方がやりがいがありますね」。では、実際の役へのアプローチの方法、役作りはというと…。「いや、あんまりやらないんですよ(笑)、役作り。まず、脚本を最初に読んだときの印象を大事にしてますね。多分、最初のその感情が、お客さんが初めてこの子を見るときの感覚に近いとも思うので。その感じを大切にしようと思ってます」。「“答えがない”ということを楽しみたい」では、そんな個性的な役を演じる佐津川さんの“本性”は?そう尋ねるといたずらっぽい笑みを浮かべ、こんな答えが。「これがわかんないんですねー(笑)、我ながら。すごく波があるんですよ。演じている役柄にものすごく引っ張られることもあるし、そうかと思うと全く影響を受けないときもありますし…」。「最初にこの世界に入ったときは、女優とかモデルとかタレントという区別も分からず、深く考えずにやってた」という佐津川さん。だが、初めて映画の現場に参加したことで“覚悟”が固まったという。「最初に『蝉しぐれ』に出演させていただいて、『映画ってすごい』って衝撃を受けました。監督はすごく厳しかったけど、現場でみんなで作品を作っていくのが楽しくて。出来上がった作品の中の自分を観たときは恥ずかしかったですけど…(苦笑)、でも撮影を終えてから初めて『女優っていいな。本気でお芝居したいな』って思えたんです」。それからの彼女の活躍は見ての通りだが、彼女自身、成長や変化をどのように感じているのだろうか?「自分では見えないし、考えないものですね。いま、舞台に参加してるんですよ(注・本谷有希子演出の「来来来来来」に出演)。舞台は初めてで、自分の出来なさ具合を思い知ってます…。もちろん毎日ベストを尽くしてるんですが、『明日はもっと!』って気持ちになりますね。去年1年間、ずっと映画に携わらせていただいて、すごく楽しかったんですけど、もうちょっと違う角度でって思ってたときにこうやって舞台の話もいただけて、すごくありがたかったです。改めて、自分はまだまだなんだってことを理解しました。でも、何十年やっても悩みは出てくるんでしょうね、答えがない世界だと思います。答えがないからこそ出来ることもあると思いますし、それを楽しみながらやりたいです」。■関連作品:悪夢のエレベーター 2009年10月10日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿ミラノほか全国にて公開© 2009「悪夢のエレベーター」製作委員会
2009年10月27日