長年連れ添った夫婦の離婚の危機を描いた、人気漫画「お父さん、チビがいなくなりました」の映画化が決定。倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子が出演し、『毎日かあさん』や『マエストロ!』の小林聖太郎がメガホンをとる。ストーリー3人の子どもたちも独立し、晩年を平穏に暮らしている老夫婦。ある不安を抱えていた妻・有喜子は、ある日、娘の菜穂子に「お父さんと離婚しようと思う」と打ち明ける。いままで妻にはぶっきらぼうな態度で接してきた勝は、離婚を突き付けられ、ずっと胸に秘めてきた想いを告白するのだった――。西炯子の感動作が原作女性からの指示が圧倒的に高い漫画家の一人、西炯子。2015年に映画化された「娚の一生」をはじめ、「姉の結婚」「初恋の世界」など、次々と人気漫画を生み出している。そんな西炯子が描く本作は、ある老夫婦の愛と葛藤を描いた感動的な物語。見る人すべてに寄り添うような、温かな映画となるだろう。豪華キャストが共演亭主関白な夫から本当に愛されているのだろうか、という不安を長年抱えてきた妻・有喜子を演じるのは倍賞千恵子。そんな妻に対していつも無口でぶっきらぼうな夫・勝を、藤竜也が演じる。映画初共演の二人だが、普段から親交の深い仲だという。二人の娘・菜穂子役には、市川実日子。『シン・ゴジラ』や「アンナチュラル」での活躍ぶりが記憶に新しいが、いまや映画・ドラマに欠かせない存在である。各キャストからコメントが到着!倍賞千恵子(有喜子役)年を重ねてからラブロマンスみたいな作品に出会えたらいいなと、ずっと思っていました。日本では私くらいの年代が主人公のラブロマンス作品って少ないですから。この作品の台本を頂いた時に、そんな自分の思いにぴったりときました。そして私たちの年代はもちろんですが、 もっと若い方々がご覧になっても、結婚や夫婦でいることを考える良いきっかけになる作品じゃないかと思います。藤さんとは28年前にやはり夫婦役を演じたドラマ以来ですが、家が割とご近所だったりで親交はずっとありました。藤さんは日本的な頑固さのような雰囲気をお持ちなので、今回のお父さん役、とても似合ってらっしゃいました。 市川さんは前からとても気になる方でした。映画やテレビで彼女が出演しているとつい見入ってしまうというか。今回ご一緒する、しかも娘役と聞きまして、すごく嬉しかったですし、楽しみにしていました。共演してみてやはり思っていた通り素敵な女優さんでした。藤竜也(勝役)演じた勝という人物は、こんなにいわゆる亭主関白な人って現実にいるのかなと思うくらい。その匙加減が難しかったですが、小林監督と話し合って調整していきました。倍賞さんとは普段から家族具るみで付き合いのある友人関係なので、普段の生活をそのまま倍賞さんと送っているような、いい夫婦の雰囲気になっていると思います。ただ倍賞さんを見ていると、ふとその可愛らしさに思わず優しくなってしまうので、小林監督からよくNGを出されました。市川実日子(菜穂子役)倍賞さんと藤さんとご一緒できると聞いてとても緊張しましたが、初めてお会いした日から撮影期間中、ずっとワクワクしていました。 この撮影現場で、チャーミングで素敵なおふたりともう少しご一緒させていただきたかったと、終わった時に思いました。この映画は、長年連れ添った夫婦、子供が親を想う気持ち、そして猫と暮らすこと。いろいろな方に楽しんでいただける作品になると思います。子供が親を想う気持ちって年代によっても変わってくるなぁ。でも、ずっと親子で家族なんだ。というようなことを感じながらいました。観てくださった方の視線の角度によって、大きく変化する作品になるのではないかと思っています。小林聖太郎監督原作を映画化するにあたり、有喜子さんの孤独に寄り添うことに専心しました。 たまたまですが私の母も(漢字こそ違えど)同じ名前でして、他人のように思えませんでした。他にも、ロケ交渉をしたところがたまたま藤さんの知人だったり、倍賞さんの友人の行きつけの店だったり…と、沢山の不思議な縁に恵まれました。この映画をきっかけに様々なパートナーや家族との関係について語り合ってもらえたら嬉しく思います。倍賞千恵子さんと仕事できるなんて、どれだけの監督から羨望と嫉妬の眼に晒されるのだろう、などとクランクイン前は余計なことが頭をよぎりましたが、撮影が始まってみるとそんな些細なことよりもとにかくチャーミングな人柄、新鮮で繊細な芝居、撮影の合間に漂う伸びやかな鼻歌…に魅了されっぱなしでした。藤竜也さんとは『村の写真集』という映画で助監督を務めて以来、10余年ぶりのお仕事でしたが、変わらぬ献身ぶりに脱帽するばかりでした。『女性に自分の靴下を脱がさせるなんて!』と強い心理的抵抗を乗り越えつつ、不器用と無神経の間を探りながら一緒に勝さん像を探るのはとても楽しかったです。 市川実日子さんとも『ぷりてぃ・ウーマン』という作品以来でしたが、良い意味で全く現場ズレをしていなくて驚きました。猫のように少女のようにころころと笑い転げる様を、ただただ見つめていました。原作者・西炯子短い作品ですが、読み返しても自分でもぐっとくるお話です。 倍賞さん、藤さんで観られるなんて、ますますぐっときます。『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』は2019年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年04月27日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日湊かなえのベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』に、注目の若手女優の佐藤玲(さとうりょう)が出演することが発表になった。佐藤が演じるのは、主人公の由紀と敦子の学校に転校してくる謎に満ちた少女・紫織で、三島有紀子監督は佐藤の演技力の高さに驚き、紫織のシーンを増やしたという。『少女』/その他の画像本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。紫織はふたりが通う学校の転校生で、自殺した親友の死体を見たと語ったり、されてもいない痴漢行為で相手を脅してお金を巻き上げる謎の少女だ。三島有紀子監督は、紫織役は「自己顕示欲が強く、非常にクレバーで、肌感覚で感じ取る事の出来る感度の良さを持ち合わせていなければ」ならないと考えていたが、思うような俳優が見つからず、何度もオーディションを重ねたという。そこにやってきたのが、佐藤だった。監督は「ひとたび声を発するとその声はお腹に響き、言葉が確実に心に届きました。そして、指の先まで繊細なお芝居をされ、目はギラギラと渇望に満ちていました。この時、『見つけた』と思ったのです」と振り返る。佐藤は、さいたまネクスト・シアターに所属していた時代に、先ごろこの世を去った演出家・蜷川幸雄の舞台『日の浦姫物語』の娘役に抜擢されデビューを果たし、映画『色あせてカラフル』やドラマ『表参道高校合唱部!』、サランラップや大江戸温泉物語のCMに出演。マーティン・スコセッシ監督の最新作『沈黙 Silence』への出演も決定している実力派女優だ。三島監督は「現場での集中力と根性も素晴らしく、紫織のシーンを増やしました。佐藤さんに紫織を演じてもらい本当によかったと心から思います。主演のふたりにも、演技の刺激を受けてもらいたく、彼女と接するように仕向けました」とコメント。愛らしいルックスと、多くの演出家が注目する演技力を兼ね備えた佐藤に今後、さらに注目が集まることになりそうだ。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年05月18日俳優の西島秀俊と女優の倍賞千恵子が7日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた『ハーメルン』の初日舞台あいさつに出席し、前日に引退会見を開いたアニメーション監督・宮崎駿監督への思いを語った。その他の写真西島は現在公開されている『風立ちぬ』で声優を務めており、「今回、お声をかけていただき、またいつか(声優に)呼んでいただけると思っていた。だから、もっとたくさんの作品を作っていただきたかったというのが正直な気持ち」とコメント。『ハウルの動く城』に出演した倍賞は「監督は同じ年齢。(宮崎監督の会見やコメントに触れ)ああいう風に仕事について考えていたのかと思った」と胸中を明かした。『ハーメルン』は福島会津を舞台に、廃校となった学校で一人静かに暮らす年老いた元校長先生と、久々に故郷に戻ってきた卒業生、そして過疎が進むその村に暮らす人々の記憶を描いた作品。舞台あいさつには西島と倍賞に加えて、共演する坂本長利、メガホンを執った坪川拓史監督が出席した。福島県大沼郡昭和村で撮影を行った本作。2011年の東日本大震災による影響などもあり、坪川監督は「延期と中断の繰り返しでしたが、ここにいる皆さんはもちろん、現地で支えて待ってくださった皆さんの力がなければ、ここまで来ることはできなかった」と感無量の面持ちだった。坪川監督は長編第1作『美的天然』の完成までに9年という歳月を費やした経歴を持ち、西島は「その作品を拝見して確かにとてつもない映像美で、どうやって撮ったんだろうと…。熱意と狂気を感じましたね。僕自身、狂気を持っている人が好きなので」。移り変わる四季の表情を切り取る手法に「紅葉が色づくのを1年待つ、といったことも。この作品も完成までには5年がかかっていますし、刺激的な現場でしたね」と振り返った。共演する倍賞は「狂気はもちろん、諦めの無さというか辛抱強さと粘り強さには驚かれ、楽しくお仕事をさせていただいた」とコメント。劇中では母を介護する娘を演じ「最近はおばあちゃんの役ばっかりでしょ(笑)。『ハウル』以来久しぶりに娘の役をいただきました」と笑顔で話した。『ハーメルン』公開中取材・文・写真:内田 涼
2013年09月07日戸籍上・男性の佐藤かよ、「an・an」表紙採用で涙!3日、モデルの佐藤かよ(23)が冨永愛(30)、国生さゆり(45)と共にスキンケアブランド新商品発表イベントに登場し「an・an」10月5日発売の表紙にすっぴんで登場すると発表された。デイリースポーツによると「米肌~MAIHADA~」の新商品発表会に出席した3人は今年6月から肌質改善に挑み、目標数値を達成して表紙をゲットしたという。「夢がかないました。本当にうれしい」と、「an・an」の表紙を飾った佐藤は感激の涙を流した。肌質改善レポート佐藤は自身のブログに水分、明度、ハリ、全ての数値が上がり、以前多めと診断された油分が抑えられた。日々の積み重ねでここまで肌が変わり、毛穴も以前より目立たなくなり嬉しい事ずくし!と、肌質データの写真と共に記している。ギネスに申請また、今回の「an・an」は実物の約10倍の大きさで制作、ギネスブックに「世界一大きい本」として申請中だという。元の記事を読む
2012年09月05日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日