グループ活動に加えて、近年は俳優としても幅広い活躍を見せる藤ヶ谷太輔が、WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』に出演中。国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)を原作に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる本作で、新たな魅力を開花させ、注目を集めている。藤ヶ谷が演じるのは、阪神銀行頭取・万俵大介(中井貴一)の次男で、阪神銀行貸付二課課長を務める万俵銀平。隙の無いスタイリッシュな身なりで、周囲の雰囲気や、慌ただしい人の出入りとかかわりないような姿勢で仕事を運び、常に冷静な判断ができるキレ者――。そんな銀平像は、藤ヶ谷の持ち味であるクールさがいかんなく発揮されるキャラクターといえるだろう。しかし、銀平は単なるクールな次男坊に収まりきらない、複雑な人物だ。内心では自由を求め、後継者と目している大介に対し、反発心も隠し持っている。また、閨閥(けいばつ)結婚によって結ばれた妻・万樹子(吉岡里帆)との関係は冷めきっている。6月6日に放送される第8話では、険悪な夫婦関係が引き金となり、ある悲劇が万樹子を襲う。しかし銀平が見せる態度は、夫にあるまじき非道ぶり。一方、その責任を父・大介から追及されると、今度は焦燥感から、一気に自暴自棄に転落してしまう。その“脆さ”の根底にあるのは、万俵家の一員であるがゆえのプレッシャー、幼い頃から強いられた抑圧、そして「心から人を愛したい」という純粋な思い。そんな銀平の複雑な人間性を、藤ヶ谷は繊細に、ときに“怖さ”をはらみながら演じきり、役者としても、今まで見せたことがない表情をいくつも披露している。また、『連続ドラマW 華麗なる一族』には同じKis-My-Ft2の宮田俊哉が出演。総理婦人の甥で、東大法学部卒のエリート・細川一也を演じ、こちらも異彩を放っている。第8話では、万俵家の次女・二子(松本穂香)との見合いが進むが、その二子からは「すぐに知識をひけらかす」と煙たがられてしまう存在。何より、閨閥結婚に抵抗する二子は、阪神特殊製鋼社員・一之瀬四々彦(工藤阿須加)に思いを寄せており、波乱の展開が予想される。いよいよ“小が大を食う”銀行合併に動き出す大介の暗躍も含めて、第8話は、クライマックスの序章ともいうべき重要回。長男・鉄平(向井理)が推し進める阪神特殊製鋼の高炉建設にも、今後の物語を左右する衝撃の展開が待ち受けているので、心して観てほしい。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文:内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
2021年06月06日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)大ヒット舞台挨拶が4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。巻町操役の土屋は、出演する前から同作のファンだったということもあり「とても緊張しております。ここに立てることを本当に嬉しく思いますし、本当に光栄です」と喜びをあらわに。「激動の時代の中、新しい未来を守る人たちの物語が『るろうに剣心』シリーズだと思いますが、まさに今、世界中で医療従事者の皆さんをはじめ、多くの方々が新しい未来を守ろうとしていて、そんな時にこの映画が完成したということは、とても大きな意味を持つのではないかなと感じております」と語る。「この作品に込められた熱い祈りは新しい未来を温かくし続けるエネルギーになるのではないかと思っています」と希望を込めた。周囲の反応については、「前作から一気見される方が本当に多いみたいで、今までは初めて会う方から『朝ドラ見てました』と言われることが多かったんですが、最近は『るろうに剣心見てます』と。海外の方からもけっこう言われます」と明かす。一方で、「『The Final』の初号の時に、巴さんのエピソードで号泣しすぎて、(有村)架純ちゃんに心配をかけてしまったという経緯があるので、あえてまだ観ていないんです」と、4日から公開になった「The Beginning」を未見だということも告白していた。
2021年06月05日映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』(公開中)のグランドフィナーレイベントが4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。この日は同じ場所でまず「The Final」大ヒット舞台挨拶が行われ、佐藤、武井、青木、土屋、江口、大友監督が登場。その後「The Beginning」公開初日舞台挨拶に佐藤、有村、村上、北村、江口、大友監督が登場した。続けて舞台挨拶が行われることから、「The Final」メンバーから「The Beginning」メンバーへの質問を求められ、武井は「有村さんに、薫が『The Final』で(有村演じる)巴さん寄りの髪型になっていたことについて、『巴に似せた薫はどうだったか』聞きたい」と語る。撮影中の様子について、佐藤は「大友監督がシーバーで『もっと巴みたいにして!』という指示を出していたのを武井さんが漏れ聞いてた」と明かし、武井も「すごい気になってて、ヘアメイクさんが何度も来るんですよ。剣心(佐藤)にも『前の薫と髪型違くない?』とか言われて」と明かす。「縁(新田真剣佑)にとって(巴の姿が)フラッシュバックするような存在であったり、色んな思いがあるとは存じていたので……」という武井だが、自身の質問について「重たいよねえ」と苦笑も。佐藤が「メンタルがすごいよ。本人によう聞けるな! 絞り出して1番聞きづらいことを聞いてる。『私、合格ですか?』って」とつっこむと、武井は「そういうのじゃない! 『私、合格でしょうか……?』って」と言い方を訂正する。大友監督は「いいんじゃないですか、バチバチやって下さいよ」と面白がり、武井は「先に謝っておきます、すいません!」と頭を下げた。武井からの質問を「The Beginning」公開初日舞台挨拶で受けた有村は、「あの、とても美しかったです」と答え、なぜか佐藤は「ありがとうございます」と感謝する。有村は「『美しい』にも理由があるんですけど、巴と薫さんの性格にはきっと違ったものがあると思うんです。巴からみた薫さんはすごく無邪気だったり素直だったり、巴にないものをたくさんもっていらっしゃるので、とてもまぶしい人なのではないかなと思いました」と推測。佐藤は「うちの薫がすいませんでした」と質問のことを謝罪していた。
2021年06月04日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)大ヒット舞台挨拶が4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。この日は「The Beginning」の公開日であり、 「The Final」も興行収入33億円を突破と大ヒット、さらに1日に全国の映画館が再スタートしてからの新たな公開となり、大友監督は「地方の方達が、東京・大阪の皆さんに届けるまで自分たちが『るろうに剣心』を支えるんだと、何十回も観るといった方が多くて、感動する日々を過ごしておりました。ぜひ『The Beginning』と同時に『The Final』も。どっちの順番で観ても大丈夫だと思います」と感無量といった様子だった。シリーズを通して出演する「The Final」のおなじみメンバーがそろった舞台挨拶に、佐藤は「嬉しい限りです。さすがに今日がこのメンバーでこうやって一堂に会して何かするのは最後ですか? 最後ですか!?」と語りかけ、青木も「どうなんですか!?」とのっかる。佐藤は「最後です!」と断言し、「となると、寂しくもなりますけど、最後のこの時間を噛みしめながら、幸せを感じながらやってきたいと思います」と心境を明かした。一方、この日は全国的に大雨。『京都大火編』イベントも大雨だったことから、雨男疑惑をかけられた佐藤は「なんで!? 監督なんじゃないですか?」と監督へ振るも、全員が「晴れ女」「晴れ男」を主張する。佐藤は「晴れ男とか晴れ女議論ってなんなんだよ、と思ってるけど、さすがに自分の主演作の完成披露とか、ほぼほぼ雨なんですよ。思いが天に伝わったのかなあと思って、『よかった、雨だ』と思いました」と苦笑していた。
2021年06月04日現在公開中の佐藤健主演映画『るろうに剣心 最終章 The Final』よりアクショントレーニングの様子を映した特別映像が到着した。4月23日より邦画最大規模で公開された本作は、シリーズ最大の興行収入となった『るろうに剣心京都大火編』の週末2日間の興行収入5.1億円を超える、オープニング2日間で興行収入5.35億円、オープニング3日間で興行収入7.45億円を突破と、2021年実写映画オープニングNo.1の記録的大ヒットスタートを切った。本作には、剣心に復讐をするため、東京に総攻撃を仕掛けるシリーズ最恐の敵・雪代縁が登場。これまでのシリーズオールスターが集結し、剣心のため、新時代のために、最終決戦へ挑む究極のクライマックスが待っている。最大の魅力である超絶アクションのほぼ全ては、俳優自ら演じており、今回到着した映像では、剣心役の佐藤さんをはじめ、新田真剣佑、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介のアクショントレーニングが収められている。佐藤さんは逆刃刀を使用した全身を使った華麗なアクションを披露。まるで剣の速さ、身のこなしの速さ、相手の動きの先を読む速さという三つの速さを最大限に生かした剣心の得意とする「飛天御剣流」を見ているかのよう。また新田さんは、縁役で『最終章』で新たに参加。縁と斎藤(江口さん)が列車内で対峙し、警官たちを次々となぎ倒していく場面も映し出されている。さらに、驚異の腕力で敵を叩き伏せる相楽左之助役の青木さんや、バク転などを交えた俊敏で軽やかなアクションを魅せる巻町操役の土屋さん、得意の剣を次々と振りかざす斎藤役の江口さんの姿も必見。アクション撮影について佐藤さんは「このシリーズには特別な想いがありますし、今回は剣心にとって間違いなく最も重要なエピソードですので、自分のすべてを捧げる決意で臨みました」と思いを明かし、「シリーズで一番迫力のあるものにしたいと考えた時、“潔い”アクションシーンにするべきではないかというのが僕の想いでした。洗練されたアクションだけを濃密に凝縮して見たことのないものを作りたいと、大友監督とアクション監督の谷垣さんと、現場でゼロから作り上げていきました」とコメントしている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月30日フリーアナウンサーの笠井信輔が24日、オフィシャルブログを更新し、念願の「病室にWi-Fi開設」に向けた前進を報告した。悪性リンパ腫で4カ月半の入院生活を経験した笠井アナ。コロナ禍で見舞いに来てもらうことができなかったが、それを救ったのがインターネット環境で、SNSやYouTubeなどでコミュニケーションを取ることで、孤独感が解消された。しかし、入院患者が病室でフリーWi-Fiを利用できる病院はまだまだ限られていることから、「#病室WiFi協議会」で仲間たちとともに「病室にWi-Fiを」と訴えてきた笠井アナ。その声が届き、国(厚生労働省)の補正予算で病室にWi-Fiを設置するための補助金が付くことになった。ブログでは23日に、賛同した議員(三原じゅん子厚労副大臣、坂本哲志孤独・孤立化担当大臣、大西健介議員、今枝宗一郎議員)に挨拶に行った様子や、記者会見を行ったことを報告。「今回の会見は、病室のWi-Fi予算がついたと言う“目標達成会見”ではありません。この補助金は、病院が申請しないとお金が下りないのです。病院側の申請には色々と高いハードルがあることもわかりました。そうした中で、『ぜひとも患者用Wi-Fi開設のための補助金の申請をしてください』と病院の皆さんにお願いする記者会見でした」と説明し、質疑応答を含めて1時間という充実の会見になったことを明かした。笠井アナは「この一歩で、コロナ禍の病室で孤独になっている患者さんが一人でも多くそこから抜け出せますようにと思っています。もちろん、ここがゴールではありません。私たち#病室WiFi協議会がやるべき事はまだまだあります」と、決意を新たにしている。
2021年04月24日近藤史恵の人気小説シリーズを原作に、西島秀俊がシェフを演じる新グルメミステリードラマ「シェフは名探偵」。この度、追加キャストとして、佐藤寛太と橋本マナミの出演が明らかになった。グルメな人がこぞって訪れる噂のレストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台に、シェフ三舟忍が人並み外れた洞察力で訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていく本作。「劇団EXILE」の佐藤さんが演じるのは、原作にも登場し、飲食店を手広く展開する青年実業家で「ビストロ・パ・マル」のオーナー・小倉大輔。橋本さんは、客と思いきや、三舟と親しげに会話する、黒いコートに身を包む謎の人物・上原美里を演じる。佐藤さんは「僕が演じる小倉は人生を楽しく生きてるキャラクターだということを大事に演じさせていただきました。豪華キャストの皆さんとの共演が本当に楽しみでしたし、中でも西島さんは現場での姿勢や、話してる姿、更にはキッチンに立ってる後ろ姿まで素敵でした」と撮影をふり返り、「誰かが血を流すようなサスペンスが起こるわけではなく、日常の中で巻き起こるプチ事件を西島秀俊さん演じる三舟シェフが次々と解き明かす平和な日常の推理劇です」と本作について語っている。「どの話もコミカルで面白いのに最後はグッと感じるものがあり、内容もレストランのお話ですが、ドラマとしてもフルコースを食べたくらいの満足感が得られました」と物語の印象を明かした橋本さんは、「西島さんとは2度目の共演なのですが、今回は私も結婚&出産したあとだったので、子供の話をするのが楽しかったです」と撮影中のエピソードを明かした。ドラマプレミア23「シェフは名探偵」は6月、テレビ東京ほかにて放送予定。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年04月12日佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太らが出演する映画『護られなかった者たちへ』の公開日が10月1日(金)に決定。合わせて特報映像と第2弾ポスタービジュアルが到着した。本編映像初解禁となる今回の特報映像では、佐藤さん演じる利根が泥水に顔を押し付けられ叫ぶ、いきなり衝撃的なシーンからスタート。逃走する容疑者・利根と、刑事・笘篠の緊迫感に満ちた追走劇と鬼気迫る演技のぶつかり合い、利根が永山さん演じる三雲に掴みかかり、激しく怒りをぶつける姿など、印象的なシーンが次々に登場。途中、利根の笑顔も垣間見え、彼の秘められた過去にも興味をかき立てられる。そしてラストには、利根と笘篠が涙する場面も確認することができる。なお、4月23日(金)からはムビチケオンライン(オンライン前売券)も発売がスタートする。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年04月08日フリーアナウンサーの笠井信輔が6日、警視庁神田警察署の一日警察署長に就任し、神田すずらん通り商店街で交通安全を訴えた。小学生の頃、“将来は警察官になりたい”と作文に書いていたという笠井アナは「本当に感慨無量でございます」と第一声。「私は、血液のがんである悪性リンパ腫から完全寛解となりまして、新たな生命を頂いたということになります」と報告しながら、一日署長を務める神田警察署が昨年12月に庁舎を移転したことにかけ、「私も同じように生まれ変わりましたので、同じ生まれ変わった者同士、交通安全を皆さんに訴えていきたいと思っております」と意気込んだ。その後、ともに一日警察署長を務める「2020ミス・ユニバ-ス・プレリミナリー東京」の飯田桃子さんらとともに、すずらん通りを練り歩いてパレード。2016年に当時小学1年生で交通事故により亡くなった高田謙真くんが育てていたことから、母親の香さんが交通安全のシンボルにと願う「朝顔」の種を商店街の人々に配りながら歩くと、笠井アナが「元気になってよかったね!」と声をかられける様子がたびたび見られた。さらに笠井アナは、大学時代のゼミの先生にも遭遇。先生は偶然通りかかったそうで、予想外すぎる形での約20年ぶりという再会に、笠井アナも「うれしかったです!」と興奮していた。
2021年04月06日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔主演、映画『そして僕は途方に暮れる』が、2023年1月13日(金)よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。“青年の逃亡劇”を描いた舞台作品2018年にシアターコクーンで上演された舞台『そして僕は途方に暮れる』は、主演に藤ヶ谷太輔×作・演出に『愛の渦』『娼年』の三浦大輔を迎えた話題作。ほんの小さなことの積み重ねで、自らの人間関係を断ち切っていく自堕落な青年の逃亡劇は、「忘れがたい感覚を植え付けていく作品」「藤ヶ谷太輔の憂いある表情、声、すべてがよかった」など、当時多くの観客から熱い支持を集めた。再タッグで映画化そして2022年にそんな舞台作品が、藤ヶ谷太輔×三浦大輔の再タッグで映画化を実現。世の中との接点を断ってしまい、つまらないことで逃げ続ける自堕落フリーターの人生を賭けた逃避劇が描かれる。行き着く先は天国か地獄か、リアルかつ滑稽な、現実逃避型エンターテインメントが繰り広げられる。藤ヶ谷太輔が自堕落フリーター続投、前田敦子&中尾明慶も映画『そして僕は途方に暮れる』では、主演を務める藤ヶ谷太輔が、再び“あらゆることから逃げ出す”フリーターの・菅原裕一を演じる。また、前田敦子、中尾明慶も舞台から続投し、映画からの新キャストとして豊川悦司、 原田美枝子らも名を連ねている。■主人公・菅原裕一…藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)自堕落な日々を過ごす平凡なフリーター。ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまう。■里美…前田敦子裕一と5年間同棲している彼女。■伸二…中尾明慶裕一の同郷の幼馴染で、親友。■浩二…豊川悦司裕一の父。10年前に家族から逃げていった。■智子…原田美枝子裕一の母。北海道・苫小牧に暮らしている。■田村…毎熊克哉裕一のバイトの先輩。■香…香里奈東京に住んでいる裕一の姉。裕一とはそりが合わない。■加藤…野村周平裕一の大学の後輩。映画監督を目指し助監督として働く。<映画『そして僕は途方に暮れる』あらすじ>自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一は、長年同棲している恋人・里美と、些細なことで言い合いになり、話し合うことから逃げ、家を飛び出してしまう。その夜から、親友、大学時代の先輩や後輩、姉のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母が1人で暮らす苫小牧の実家へ戻る。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが――。【詳細】映画『そして僕は途方に暮れる』公開日:2023年1月13日(金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー原作:シアターコクーン「そして僕は途方に暮れる」(作・演出 三浦大輔)脚本・監督:三浦大輔出演:藤ヶ谷太輔、前田敦子、中尾明慶、毎熊克哉、野村周平、香里奈、原田美枝子、豊川悦司製作:映画「そして僕は途方に暮れる」製作委員会製作幹事・配給:ファントム・フィルム
2021年03月14日2018年にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」が、舞台と同じく三浦大輔監督×主演・藤ヶ谷太輔(「Kis-My-Ft2」)の再タッグで映画化が決定した。自堕落な生活を送っているフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいる。しかし、とあることをきっかけに里美を裏切ってしまった裕一は、家を飛び出してしまう。それから、親友・今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉、母のもとを渡り歩き、ばつが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。しかし、偶然にも家族から逃げていった父・浩二に出会い、裕一の中で、何かが少しずつ変わり始めていくが――。藤ヶ谷さんを主演に迎え、劇作家・三浦さんによるシアターコクーンへの初の書き下ろし作品として2018年に上演された原作舞台は、「忘れがたい感覚を植え付けていく作品」「藤ヶ谷太輔の憂いある表情、声、すべてがよかった」など、上演時に絶賛の声があがった。実は、この舞台をきっかけに、次は映画でタッグをと、三浦監督×藤ヶ谷さん主演で様々な企画が候補に挙がっていたが、最終的に舞台の映画化に至った経緯には、昨今のコロナ禍も大きく影響しているという。プロデューサーは「SNSツールの普及とコロナ禍の影響で、人と人が直接会って対話する機会が極端に少なくなり、コミュニケーションの考え方自体が変わってきた。このままだと人間関係を構築することが、面倒なことになってしまう。だからこそ今この作品を映画化する意義があると監督に改めて提案した」と明かし、映画はあらゆる人間関係を壊したまま街の片隅で呆然と立ち尽くすひとりの平凡な現代の若者の姿を、リアリティある会話と確かな演技力で表現していく。今月よりクランクインする本作。主人公のフリーター・菅原裕一を演じる藤ヶ谷さんは「一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです」と映画化を喜び、「楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、『菅原裕一』という人物に集中して挑みたいと思っています」と意気込む。また「何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には『逃げたい』という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり・・・様々な感情が沸く作品だと思います」と説明し、「是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。これまで、『愛の渦』『娼年』など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出してきた三浦さんは、「舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています」と思いを明かし、「藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな『そして僕は途方に暮れる』をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです」と語っている。『そして僕は途方に暮れる』は2022年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年03月11日監督・三浦大輔、主演・藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)の映画『そして僕は途方に暮れる』の製作が決定し、今月よりクランクインすることが明らかになった。2018年にシアターコクーンで上演され、各所から絶賛された舞台『そして僕は途方に暮れる』(作・演出:三浦、主演:藤ヶ谷)。「忘れがたい感覚を植え付けていく作品」「藤ヶ谷太輔の憂いある表情や声、すべてがよかった」など絶賛の声が上がり、多くの観客から熱い支持を獲得した。この作品が同じく三浦と藤ヶ谷によるタッグで映画化される。本作は藤ヶ谷が演じる主人公のフリーター・菅原裕一がほんの小さなことの積み重ねで自ら人間関係を断っていく逃亡劇。舞台とは違い映像でしか表現できない世界に挑戦していくという。実は「舞台をきっかけに次は映画でタッグを」と三浦監督×藤ヶ谷主演で様々な企画が候補に挙がっていたという。しかし、最終的に舞台の映画化に至った経緯には昨年来のコロナ禍も大きく影響したそうだ。プロデュースを務めた小西啓介は「SNSツールの普及とコロナ禍の影響で、人と人が直接会って対話する機会が極端に少なくなり、コミュニケーションの考え方自体が変わってきた。このままだと人間関係を構築することが、面倒なことになってしまう。だからこそ今この作品を映画化する意義があると監督に改めて提案した」とコメント。これからクランクインということで、どんな作品に仕上がるのか期待が高まる。映画の公開時期やその他キャストなどについては続報を待とう。菅原裕一役:藤ヶ谷太輔・コメント僕自身、一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです。とても信頼している三浦さんと、また作品つくりが出来ることをとても嬉しく思います。楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、「菅原裕一」という人物に集中して挑みたいと思っています。舞台で演じさせていただいた3年前と現在では全く状況が変わってしまいました。だからこそ、人と人との繋がりとは何なのか、改めて考えさせられるのではないでしょうか。何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には「逃げたい」という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり…様々な感情が沸く作品だと思います。是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。脚本 / 監督:三浦大輔・コメント舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています。そして、舞台と同じく、主人公の菅原裕一は、藤ヶ谷太輔くんが演じてくれます。藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな「そして僕は途方に暮れる」をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、期待してお待ちください。『そして僕は途方に暮れる』公開日未定
2021年03月11日Eテレの法廷ドラマシリーズ「昔話法廷」の最終章、「『桃太郎』裁判」の放送が決定。天海祐希、佐藤浩市、仲野太賀、仲里依紗らが出演することが分かった。「昔話法廷」は、昔話の登場人物を現代の法で裁く、若い世代をターゲットにした教育番組。検察官、弁護人、被告人、証人のやりとりを一人の裁判員の目線で描くワンシチュエーションの法廷ドラマだ。2015年からスタートし、「三匹のこぶた」「カチカチ山」「浦島太郎」など、これまで10本を制作。最終章は「桃太郎」を現在放送中の「天国と地獄~サイコな2人~」を担当する森下佳子脚本で新たに描く。今回の被告人は、仲野さん演じる桃太郎。鬼ヶ島に押し入り、持っていた刀で鬼たちを殺傷。財産を奪った強盗殺人の罪に問われる。証人には、仲さん演じる殺された鬼の妻をはじめ、桃太郎のおばあさん、桃太郎と一緒に鬼を襲った犬が出廷。桃から生まれた桃太郎は何者か、鬼はなぜ鬼ヶ島に住んでいるのか、昔話の空白部分に大胆な解釈を加え、昔話のその後をドラマに。ほかにも、天海さんが検察官、佐藤さんが弁護人、白石加代子が桃太郎のおばあさん、恒松祐里が裁判員として登場する。なお、「昔話法廷」スペシャルウィークとして、最終章の放送を前に関連番組や過去作を連日放送していく。キャストコメント●天海祐希「昔話法廷」の“桃太郎”編に出演し、桃太郎と一騎打ち、弁護人と丁々発止を続ける検察官の役を全力で演じました。大人がみてももちろん面白いですし、お子さんたちには楽しんでいただくと同時に、いろいろな問題を考えていただける作品になると思います。この法廷劇がどなたかとの会話の糧になれたらとてもありがたく、幸せに思います。●佐藤浩市奇想天外な発想の中で物語が進みながら、語られていることは、今の社会でも通じることです。そういう意味では、「犬と会話をする」というありえない設定であっても「リアリズム」をもって伝えられるように見せなければいけない。だからこその役者の真剣みが問われるわけで、そこに嘘があってはいけないと思って演じました。●仲野太賀今はネットやテレビといったメディアの力がすごく強いので、自分で考えるという思考が停止してしまうことがあると思います。でも本当は、自分の価値観で考えて判断するべき局面も多いですよね。子どもたちがこのドラマを見たら、きっとよくわからない気持ちになると思いますが、その「よくわからない」というのはすごく大切なことですし、その上で自分自身の答えを出してみてほしいと思います。●仲里依紗本来の「桃太郎」には、私が演じた「鬼の妻」は出てこないと思うんです。でも桃太郎に退治された鬼にも家族がいて、生活があったんだという発想を子どもたちに抱いてもらって、そこからいろいろな立場の人の気持ちを想像してもらえると嬉しいですね。子どもたちが学校の授業やご家庭で見た時に、この作品について楽しくディスカッションし、いろいろな意見が出る場になることを願っています。「昔話法廷~『桃太郎』裁判~」は3月29日(月)9時~Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月01日佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」が、藤原竜也主演、共演には土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司を迎え、映画化が決定。謎だらけな特報映像も公開された。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…。鳥飼は、津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた――。原作は、「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤さんの最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得、実写化不可能と言われ続けてきた名作だ。それが今回、実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。藤原さんが演じるのは、藤原さん史上最も謎めいた元直木賞作家の津田伸一。土屋さんが演じるのは、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ。「撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでした」という藤原さんは、「演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」とコメント。津田が小説を読ませる担当編集者を演じる土屋さんは藤原さんとの共演について「16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後『這い上がってきたなぁ』とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!」と語っている。そしてある日、突然家族と共に姿を消すバーのマスター・幸地秀吉を、約5年ぶりの映画出演となる風間さん。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野さん。彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る倉田健次郎を豊川さんが演じる。監督は、ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語となっており、いくつもの謎が仕掛けられ、観客が楽しみながら謎に挑める映画となっている。到着した映像では、2人目の藤原さんが語りかける意味深な映像から始まり、怪しげに積まれた札束や、バーでの小説家と編集者のやり取りも少し映し出されている。さらに津田が意味深な眼差しを向ける小説のようなデザインの第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作者・キャスト・監督コメント原作者・佐藤正午/キーワード:ウソとホントの境界線あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。藤原竜也/キーワード:囲いを出た鳩撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。土屋太鳳/キーワード:翻弄と真実この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!風間俊介/キーワード:ピーターパンの本『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。西野七瀬/キーワード:コーヒーの滲みクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。豊川悦司/キーワード:床屋の決闘「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。タカハタ秀太監督/キーワード:本の栞担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年02月25日中井貴一主演で、何度も映像化されてきた山崎豊子の傑作小説をドラマ化する連続ドラマW「華麗なる一族」。これまで向井理と藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)をはじめとするメインキャストが明らかになってきたが、今回さらに8人の俳優が出演決定、オールキャストが解禁となった。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる本作。まず、大介(中井さん)の息子・娘に関わる人物として、次男・銀平(藤ヶ谷さん)とかつて深い関係にあった女性画家・小森章子役には新川優愛、二子(松本穂香)が閨閥結婚相手として見合いをすることになる細川一也役は「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉。次に阪神銀行で大介の側近となる融資担当・渋野常務を堀部圭亮、経理担当・大亀専務を井上肇、そして大介の秘書・速水英二を細田善彦が演じる。さらに、その阪神銀行と関わる面々で、大同銀行の専務・綿貫千太郎役を六角精児、阪神特殊製鋼の専務・銭高孫六を甲本雅裕、そして大蔵省の金融検査官・田中松夫を温水洋一と、個性派かつ実力派役者陣ががっちりと脇を固める。それぞれ、どんな人物?■小森章子(新川優愛)銀平の元恋人で画家の卵。万俵家の縁組みのルールが障害となり2人は結婚に踏み切ることができなかった。章子は銀平のもとを去り、絵を勉強しにパリへ発った。兄・鉄平(向井理)がシカゴに出張に行った際に、個展を開く予定の章子と邂逅し、銀平のいまを章子に告げる。■細川一也(宮田俊哉)佐橋総理婦人の甥。東大法学部卒、業界大手の帝国製鉄秘書課勤務のエリート社員。外務官僚の小泉夫人の遠縁で、美馬中(要潤)と相子(内田有紀)によって二子と見合いをすることに。容姿端麗、博学多識で縁談相手としては申し分ないが、知識をひけらかすところが玉に瑕。細川自身は好意を持っている様子だが、二子の気持ちは…?■綿貫千太郎(六角精児)大同銀行専務。大同銀行は生え抜き派と日銀からの天下り派に分かれており、あからさまに態度には出さないが、生え抜き派の綿貫は新頭取の三雲(石黒賢)をはじめとする天下り派を疎んでいた。三雲が鉄平(向井理)率いる阪神特殊製鋼に肩入れしていることを快く思っていない。■銭高孫六(甲本雅裕)阪神特殊製鋼常務。元阪神銀行本店の融資部長で、大介の意を受けて、阪神特殊製鋼の経理担当役員として送り込まれた。高炉建設に関して予算面での折り合いが付けられるか疑問に思っており、不安を吐露する。財政面に絶えず眼を光らせながら、逐一、阪神銀行へ報告している。■田中松夫(温水洋一)大蔵省銀行局の官僚。金融検閲を予告なしに検査し、徹底的に内容を洗い出す金融検査官。美馬よりも年上であったが、東大出のキャリア組の美馬とは違い、ノン・キャリア組で、2人の間には主計局次長と検査官という大きな隔たりがある。美馬は大介に預金高中位の銀行の経営内容を洗うよう言われ、あることを条件に田中に各行の検査報告のコピーを極秘に渡すよう頼む。■渋野(堀部圭亮)阪神銀行常務、融資担当。阪神銀行の体質改善を図るためという名分で、能力厳選主義で選び抜かれ、抜擢されたエキスパート。貸付をしている太平スーパーの資金不足の問題に銀平とともに対峙する。■大亀(井上肇)阪神銀行専務、経理担当。大介が人間的な弱さを安心して露呈できる存在。企業のトップとして決断に迷う時、不安に襲われるとき、また銀行の頭取という品位が問題にされそうなとき、大介は大亀を呼んで心中を吐露する。■速水英二(細田善彦)阪神銀行頭取の秘書。銀平と同い年、同じ大学で経済を学び、同期で阪神銀行に入社。銀平と速水は行内では営業の貸付課と秘書課に分かれ、ほとんど言葉を交わすこともなかったが、銀行の外で顔を合わせれば、友人同士の親しい言葉を交わし合う間柄。優れた知性と情感を兼ね備えており、大介からの信頼もある。ストーリー高度経済成長期の日本。預金高10位にランクされる阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介(中井貴一)は、銀行のほかにも多くの事業を手掛ける万俵コンツェルンの総帥。大介は長女・一子(美村里江)の夫である大蔵省エリート官僚の美馬から、都市銀行再編の動きを聞きつけ、生き残りを目指し大手銀行を吸収合併しようと画策する。その一方で、万俵家には、大介の妻・寧子(麻生祐未)と阪神銀行と同じく万俵コンツェルンを支える柱の一つである阪神特殊製鋼の専務取締役の長男・鉄平(向井理)、阪神銀行に勤める次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、次女・二子(松本穂香)、三女・三子(福本莉子)のほかに、大介の愛人・相子(内田有紀)が長く同居。家庭内で大きな力を持ち、万俵家の閨閥づくりを推し進める相子の存在を鉄平たちは疎ましく思っていた。さらに鉄平は、悲願としていた高炉建設の融資をめぐって大介と対立し、2人は確執を深めていく。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全12話/第1話無料放送)、WOWOWオンデマンドにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年01月29日身内を装って電話をかけ、さまざまな口実で金銭をだまし取ろうとする『オレオレ詐欺』。警察庁によると、2020年1月~6月のオレオレ詐欺を含む特殊詐欺の認知件数は約6900件、合計被害額は約129億円にのぼるといいます。知り合いを装い「携帯をなくした」という電話をかけ、電話番号が変わったと思い込ませた後に、再度電話をかけ「お金が必要になった」といって金銭をだましとる手口もあるようです。笠井信輔「ばーか、俺がシンスケだよ!」元フジテレビアナウンサー、笠井信輔さんは2021年1月18日、Instagramでオレオレ詐欺らしき怪しい電話がかかってきたことを明かしました。自宅に突然かかってきた1本の電話。相手の男性は「あのさあ、電話かかってこなかった?」と話し始めたそうです。「あのさあ、電話かかってこなかった?」やや低い長男のような声しかし、自信が持てずに聞き返しました「かかってこないけど、どなた?」「……シンスケだけど」(信輔!! オレじゃんか!)「シンスケなの?」「そうだよ」「どうしたの?」「携帯電話なくしちゃってさあ、多分、交番から連絡があると思うけど、よろしくね」shinsuke.kasaiーより引用男性は笠井さんの名前と同じ『シンスケ』と名乗っていたそうです。オレオレ詐欺を疑い始めた笠井さんは「ばーか、俺が信輔だよ!」といって切ろうかと思いますが…。そこで私は、「わかったけど、何番の携帯電話をなくしたの?」セオリー通りに相手に個人情報を確認するために詰め寄ってみるとオ「いつものやつだよ」私「え?でも2台持ってるじゃん」(ホントは1台しか持ってないけど…)(中略)オ「わからない。なくしたから」私「いつも教えてくれるじゃない」そう優しく言った瞬間、ーーーツーツーツー…突然電話は切れたのでしたshinsuke.kasaiーより引用笠井さんは、携帯を2台持っていることにして「あなたが失くしたのは、どっちの携帯か」と問いつめます。すると男性は嘘がバレたと思い焦ったのか、突然電話を切ったのでした。詐欺の電話や自分の知らないところで個人情報が流出しているのは、本当に怖いもの。投稿の最後に笠井さんは「みなさん、詐欺には本当に気を付けてください!」と注意を呼びかけました。【ネットの声】・怖かったことでしょう…。高齢の両親がいるので、こんな危ない電話があることを伝えたいと思います。・笠井さんの返し方が冷静で、とても勉強になります。身近な話なので気を付けようと思いました!・まさか本人へのオレオレ詐欺とは…。笠井さんの対応力、さすがですね!オレオレ詐欺などの被害を防ぐため「迷惑電話防止機器を利用する、事前に家族の合い言葉を決めておく」「個人情報や暗証番号を安易に教えない」などの対策を徹底したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月20日山崎賢人、土屋太鳳 W主演、佐藤信介監督最新作で送るNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が全世界同時独占配信されている。この度、12月18日(金)より“希望を武器に、絶望と戦え。バケットリストチャレンジキャンペーン”の開催が決定。そのキャンペーンに先駆け特別映像が公開された。原作『今際の国のアリス』は、2010年から2016年まで『週刊少年サンデーS』『週刊少年サンデー』にて連載された、麻生羽呂原作のコミックス。2020年10月からは、新章『今際の国のアリスRETRY』が『週刊少年サンデー』にて連載されている。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』は、人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも“生きる意味”を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、“生き延びる”ために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。今回決定したキャンペーンは、アリスとウサギたちが“今際の国”で繰り返される理不尽な“げぇむ”と戦いながら自分と向き合い、“希望”を糧に力強く生きる姿を描いた本作にちなんだ、“希望を武器に、絶望と戦え。バケットリストチャレンジキャンペーン”。バケットリストとは、自分の中に眠る「生きているうちにやりたいこと」と向き合い、それを書きあげることで自分の生を身近に意識し「生きる希望」を感じることができると言われているリストのこと。「日常」の概念が一変した2020年の最後にバケットリストを作り、そして「生きる」意味を正面から描いた『今際の国のアリス』を観ることで、「希望」を身近に感じてほしいという祈りが込められた。このキャンペーンに先駆け、W主演を務める山崎、土屋、そして村上虹郎、三吉彩花、朝比奈彩、金子ノブアキ、仲里依紗が生きているうちにやりたいことを語ったバケットリスト特別映像が公開された。「生きているうちに暮らしたい場所」といったシンプルな夢から、「生きているうちに吐き出したい感情は」「生きているうちに起きてほしい奇跡は」といった心を丸裸にするような質問まで、各キャストが真剣に向き合ったバケットリストを披露。公開された映像は140秒のダイジェスト版だが、12月18日(金)からNetflix公式YouTubeチャンネルでは山崎、土屋のソロバージョンや、7名キャストの10分を超えるロングバージョンなども公開される。またキャンペーンでは特別映像に出演したキャスト7名のバケットリストと本編の写真を使用したオリジナルブックの配布や、Twitter bot、Instagramフィルター、新聞広告をはじめ、渋谷「MIYASHITA PARK」でのバケットリストチャレンジイベントなど様々な展開を予定している。渋谷に新たなランドマークとして生まれ変わり、エンタテインメントの発信地として様々な取り組みを行っているMIYASHITA PARKには、『今際の国のアリス』をモチーフにした特別なクリスマスツリーが展示中。さらに12月19日(日)からは、渋谷の街中で”謎解きスタンプラリーげぇむ”も続々開催。“げぇむ”に見事クリアした方には、オリジナルグッズをプレゼントされる。詳細はキャンペーンサイトに随時更新される。オリジナルシリーズ『今際の国のアリス』全世界同時独占配信中※山崎賢人の「ざき」は「たつさき」が正式表記
2020年12月17日山崎賢人、土屋太鳳がW主演、『キングダム』『アイアムアヒーロー』『GANTZ』などの佐藤信介監督が手掛けるNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」が本日12月10日(木)より配信開始。今回は、土屋さん演じるウサギの驚異的な身体能力が明らかになる本編シーンが公開された。人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、“生き延びる”ために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く本シリーズ。今回解禁となったのは、山崎さん演じる主人公・アリスと驚異的な運動神経を持つクライマー・ウサギが出会った“げぇむ”の1シーン。アリスとウサギが初めて協力して危機を乗り越えるシーンだ。マンション内で、馬のマスクを被った“おに”から逃げながら、制限時間内にどこかに隠された「じんち」をタッチしなければならない「おにごっこ」。持ち前の観察力と洞察力で、とある攻略法を見つけ出したアリス。その方法を聞いたウサギは即座に対応し、全参加者に忠告していくが、不運にも“おに”に出くわしてしまう。そんな絶体絶命の状況の中、ウサギはマンションの腰壁を乗り越え、パイプをつたって上の階に移動するという見事なクライミングを魅せる!遠くからこの場面を見ていた村上虹郎演じるチシヤも「クライマー、やるね」と感嘆の声を漏らすほど。実際の撮影では、本シーンのようなクライミングや全力疾走など、体力勝負なシーンが多かったこともあり、土屋さんは「もし自分が“げぇむ”に参加するとなったら、肉体勝負のスペードの“げぇむ”でなら生き残る自信があります」と語っており、漫画でしか表現できないようなアクションシーンは彼女だからこそ演じることができたと言える。知性派のアリスと体力系のウサギ。初対面の2人が見事な連携を見せる、まさに運命的なシーンは必見となっている。Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」は世界同時配信中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年12月10日映画『泣く子はいねぇが』(20日公開)の公開記念オンライントークイベント「呑んで語らう秋の夕べ」が25日に都内で行われ、主演の仲野太賀、佐藤快磨監督、写真家の草野庸子氏、司会として本作プロデューサーの伴瀬萌氏が登場した。同作は是枝裕和監督が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公・たすくが、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。本イベントは、現在下北沢・BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示写真を見ながらさまざまなエピソードが披露された。仲野は、地元での大失敗から逃げ出した東京で、古川琴音演じる酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝のシーンをセレクト。視聴者からは「アドリブはありましたか?」と質問が寄せられた。後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わず掃除グッズを持ってしまうリアクションは仲野からの提案だったが、そのあと落としてしまったのは「事故」だったそうで、結果的に奇跡のシーンになったことが明かされる。続けて、草野氏はたすくの兄役・山中崇と母役・余貴美子が実家で夕食を食べるシーンをピックアップ。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と喜びを語った。佐藤監督が選んだのは、たすくと、吉岡里帆演じる妻のことねが車中で会話をする場面。久しぶりに会う2人という緊張のシーンだったため、気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野氏はこそこそと隠れるように撮影したという。同じくこのシーンでは、寒い中でも堤防で1人感情を作っていた吉岡に、演出のため勇気を出して声を掛けたという佐藤監督。「太賀くんも吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ謙虚な感想が笑いを誘っていた。さらに「太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか」という質問に仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントをもらいました」と、父で俳優の中野英雄が吉岡の大ファンであることを明かした。親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで、その演技には「勉強になりました」と感想を寄せられたそう。さらに、再び見た際にはなんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎。たすくの親友・志波役)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、爆笑に包まれた。最後に仲野が「『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて真摯な気持ちを伝え、イベントを締めくくった。(C)2020『泣く子はいねぇが』製作委員会
2020年11月26日新進気鋭の監督・佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が公開中だ。この度、映画公開を記念したオンライントークイベントが、11月25日に本作の写真展が開催されている下北沢BONUSTRACKで行われ、主演の仲野、佐藤監督、オフィシャルスチールを務めた写真家・草野庸子、伴瀬萌プロデューサーが登壇。写真展に飾られている写真にまつわる思い出話や本作への想い、制作秘話などが語られた。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統行事「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。9月に行われたサン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門では、撮影の月永雄太が最優秀撮影賞を受賞している。トークイベントでは、はじめにイベント会場と隣接している飲食店で展開されている本作とのコラボメニュー、映画で登場したサザエおにぎりと秋田名物だまこ汁が全員に振舞われ、ロケ地となった秋田県男鹿市に思いを馳せながら佐藤監督が乾杯の音頭を取った。劇中ではサザエおにぎりを食したたすくが、サザエと米の相性の悪さに思わず「まっず!」と驚愕するシーンを演じた仲野だったが、今回のコラボメニューのおにぎりは「美味しい!なんで劇中ではあんなにまずかったの?」とコラボメニューを絶賛し、「撮影のときのサザエおにぎりはトラウマ級にまずかったです」と答えて笑いを誘った。本イベントは現在、下北沢BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示している写真をチョイスして、その写真にまつわる出来事や思い出話を披露する形式で行われた。最初に仲野がピックアップした写真は、仲野と古川琴音との共演シーン。地元での大失敗から逃げ出した東京でたすくが、酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝に繰り広げられる、絶妙な間とアドリブで笑いを誘うシーンは「じつは一番やりたかったかもしれない」と語った佐藤監督。視聴者からの「アドリブはありましたか?」という質問に、古川演じる後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わずクイックルワイパーを持つ、という部分は仲野からの提案で撮影されたようだが、そのあと落としてしまったのは実は事故だったそうで、結果的に奇跡のシーンが撮れたと裏話を披露した。続けて、草野が選んだ写真は、たすくの兄と母を演じた山中崇と余貴美子が実家で夕食を食べるシーン。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と当時のキャスティングについての喜びを語った。また、同シーンについては企画の是枝裕和にも助言を得た上で、完成されたシーンということで、佐藤監督も特に思入れ深いと振り返った。佐藤監督が選んだのは、たすくとことね(吉岡里帆)が車中で会話をする場面。久しぶりに元妻のことねに会うたすくという緊張のシーンで気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野はこそこそと隠れるように撮影したという。しかしそんな大事な撮影前、寒い中堤防でひとり感情を作っていた吉岡に声を掛けたという佐藤監督。演出のため勇気を出して声をかけたという監督は「太賀君も吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ感想を述べて笑いを誘っていた。視聴者からの質問コーナーでは「娘の発表会のシーンで、成長した娘をさがすたすくの姿が印象的だった」という声に、仲野は「お遊戯会を見に行くシーンは自分も好き。たすくなりの張りつめた感情はどこで緩むべきか、どこで感情の起伏を作るべきか悩んでいたけれど、このシーン一点突破で行けた。とにかく脚本がすばらしかった」と佐藤監督の脚本を絶賛。続けて「エンドロールの後の映像が印象的だった」というコメントに佐藤監督は「ナマハゲがずっと続いてほしいという想いがあった。今日まで絶やさないようにしている方々への感謝を込めたかったんです」と地元・秋田県への愛を語った。また、ナマハゲのシーンでは山に登り、寒さに震えながら撮ったカットでもあったそうで、「使わないと……」という脅迫観念もあったと笑いながら明かした。そのエピソードには仲野も「信じられないくらい手間暇がかかってますね」と感心。さらに“太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか?”という質問には、仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントもらいました」と吉岡の大ファンでもあるという中野英雄らしい感想がまずあったとか。また中野英雄と親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで「(柳葉の演技に)勉強になりました」と感想を寄せた。さらにもう一度見に行った際になんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、全員が爆笑。終始和やかな雰囲気の中イベントは進行し、最後に仲野が「なかなか初日を終えて後も、こうやってトークライブをさせてもらえてとても楽しかったです。たくさんの視聴者の中には本作を見てくれた方も、まだ見てくれていない方もいると思います。映画を愛し、この作品を愛したスタッフたちが手間暇かけて作った作品です。まだ見ていない方がいたらぜひ劇場に観に来ていただきたいです。『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした!ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて、真摯な気持ちを伝え、イベントの幕を引いた。『泣く子はいねぇが』公開中
2020年11月26日映画『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、仲野太賀、吉岡里帆、寛 一 郎、柳葉敏郎、佐藤快磨監督が登場した。同作は是枝裕和が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた。仲野は父・中野英雄の兄貴分である柳葉について「僕にとってはお正月は毎年"柳葉詣で"という中野家の伝統行事があって、ちっちゃい頃からわんさか泣かされました。秋田の人にとってのナマハゲがあるとしたら、僕にとっては"ヤナギバ"」と笑わせる。「対面するだけで震え上がるような……」という仲野に、柳葉が「正直に言え」とけしかけると、仲野は「本当に身近な存在でして、そういう方と父親がわり、まるで親子のような関係性の共演ができたというのは、僕自身役者をやっていて本当に感慨深いものがあります」としみじみと語った。柳葉も「くう〜」と顔を覆い、「本当に、生まれた時から知ってまして、来るたびにちょっかい出して、帰る時は必ずベソ書いて帰ってたというね。そんな彼がこうしてこの場にいて、自分が共にできるというのは本当にご両親も喜ばれてると思うんですけど、胸がいっぱいです」と胸中を明かす。「それが功を奏したと言いますか、役の上でもその気持ちを表現できる間柄の設定だったので、現場は本当にあったかい空間の中で過ごさせてもらいました」と振り返り、「な、太賀おめでとう」と祝福した。
2020年11月21日山崎賢人、土屋太鳳W主演、佐藤信介監督のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が、12月10日(木)に全世界同時配信される。この度、本作の新たなビジュアル、さらに第2弾予告映像が公開された。原作は、麻生羽呂(あそう・はろ)のサバイバル・サスペンスコミック。2010年から2016年まで『週刊少年サンデーS』『週刊少年サンデー』にて連載され、2020年10月からは、新章となる『今際の国のアリスRETRY』が『週刊少年サンデー』にて連載されている。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリス(山崎)と、どんな苦境でも生きる意味を探し続けるウサギ(土屋)が、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、生き延びるために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。W主演の山崎、土屋に加え、本作を支えるキャストには、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、柳俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗といった面々が集結している。発表されたダブルアートは、異様な雰囲気を感じる無人と化した東京をバックに、過酷な世界で生き抜くアリスとウサギのシリアスな表情が印象的なビジュアルとなっている。果たして、ふたりの見つめる先にある未来とは絶望か希望か――。さらに、第2弾となる予告映像も公開。突如、世界が一変し、無人と化した東京。アリス、チョータ、カルベの3人は、理由もわからぬまま、生きるか死ぬかの究極の“げぇむ”が繰り広げられる不気味な世界に放り込まれる。この世界で生き延びるための、それは“げぇむ”をクリアし生き残ることだ。かつてないほどに「生きる」ことに正面から向き合い、生き抜くために助け合いながら自分を乗り越え成長していく様を、超一級の俳優陣が総力を挙げて描き出す。※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記。■配信情報Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』12月10日(木)Netflixにて全世界独占配信
2020年11月18日サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”“人としての道徳”というテーマを見出した完全オリジナル作品。そんな本作で、仲野さん演じる主人公を“ほどよい距離感”で支える親友役に扮した寛 一 郎の本編映像を独占入手した。この度解禁された本編映像は、2年ぶりに地元に帰ってきた主人公・たすく(仲野太賀)が、親友の志波(寛 一 郎)に会いに行くシーン。たすくは志波が持参したおにぎりを一緒に食べるが、おにぎりに入っていた思いがけない具に違和感を覚え、「何だこれ…」と戸惑う。志波は「男鹿にも東京にねぇもんいっぱいあんだろ!」と自信満々に言い放つが、たすくは「何これ…サザエ?臭っ!! 不味っ!!」と声を荒げる。しかし志波は「東京にねぇべ?」と飄々と問いかけるが、たすくから「いや…合わない…」と告げられ、首を傾げる。たすくと志波の付き合いの長さと心を許した関係性も伝わる、コミカルなシーン。志波を演じる寛 一 郎さんは、実際には仲野さんの3歳年下。映画『菊とギロチン』で俳優として初めて演技に挑み、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『心が叫びたがってるんだ』『チワワちゃん』、最近ではドラマ「グランメゾン東京」や映画『劇場』など話題作への出演を着実に重ねている。本作を撮り終えた後、仲野さんと関係性について寛 一 郎さんは「太賀君も僕も、考えたい時間があるのでずっと一緒にいるわけではなかったのですが、良い距離感を保ちつつ、すごく仲が良い関係でいさせてもらえました。集中したいときは集中して、話したいときは話してという距離感がすごく心地よかったです。すごくメリハリのある関係性だったのかなと思います」と、自身の役作りには仲野さんとの良い関係性があってこそだったとコメント。本作でのたすくと志波もまさに、適度な距離感を保ちつつ、いつでも昔と同じ温度で語り合うことができる親友同士。仲野さんと寛 一 郎さんのケミストリーに注目だ。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開© 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
2020年11月17日中井貴一が万俵大介を演じる連続ドラマW「華麗なる一族」に、向井理と「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔が出演することが決定。キャラクタービジュアルも到着した。2人が演じるのは、大介の息子、鉄平と銀平。長男であり、万俵コンツェルンの一翼を担う阪神特殊製鋼で高炉建設に尽力する専務・鉄平役を演じる向井さんは「あまりにも有名な原作ですし、過去に何度も映像化されている作品なので、身が引き締まる思いでした」と出演決定の心境を語る。そして「初めて台本を読んだ時、喜怒哀楽様々な感情が揺さぶられ、重厚かつ複雑な人間関係のなかにも横たわるリアリティに圧倒されました。当時の時代背景などを勉強する中でも、いかにこの作品が異質な光を放っていたのかと驚嘆します。二度目に読んだ時、悔しさと苦しさに涙しました。そして泣くことすら許されなかった万俵鉄平という男を演じると考えると、改めて身震いする思いです」と脚本の印象を明かした。また、次男でいずれは頭取の座を継ぐであろう阪神銀行貸付課長・銀平を演じる藤ヶ谷さんは「彼は無感動な表情 で、はっとなるような冷たい事を平気で言うニヒルな面が常にあります。しっかりとニヒルな面を使い分けられるよう、監督を始めチームと創っていけたらなと思っております。嫌な奴に見えると思いますが、甘えや我慢なども丁寧に、そして彼がしゃべると空気やリズムが変わるよう演じられたらなと思っております」と意気込み、「ドロドロとした愛と憎しみに満ちた、汗と脂の結晶のような重厚な人間ドラマ。それぞれにある秘密や過去にも注目し新たな『華麗なる一族』をお楽しみください」と視聴者へメッセージを寄せている。夢を実現するために情熱を燃やす鉄鋼マンの鉄平と、対して冷めた表情のエリート銀行員・銀平。阪神銀行を守るため、さらなる発展を遂げるために、大介が企てた大胆な計画により2人は大介の野望の歯車となり、大きく運命を狂わせていく。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年春、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年10月27日山崎賢人、土屋太鳳W主演、佐藤信介監督のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が、12月10日(木)に全世界同時配信される。この度、本作の場面写真が一挙公開された。原作は、麻生羽呂(あそう・はろ)のサバイバル・サスペンスコミック。2010年から2016年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」にて連載され、2020年10月からは、新章となる『今際の国のアリスRETRY』が「週刊少年サンデー」にて連載されている。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも生きる意味を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、生き延びるために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。W主演の山崎、土屋に加え、本作を支えるキャストには、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、柳俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗といった面々が集結している。この度公開された場面写真は、森の中ふたりでしゃがみこみ、何かに驚いているようなアリス(山崎)の姿や、人のいない渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンに映し出される「ようこそプレイヤーのみなさま まもなく【GAME】を開始します」の文字の前に、呆然と立ち尽くすアリスとチョータ(森永)とカルベ(町田)。さらには、首輪のようなものをつけられたアリスが動揺しているカットなど、不穏な空気が映し出されている。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』12月10日(木)全世界同時配信※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記。
2020年10月24日佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場 中劇場にて上演された舞台『いまを生きる』が、2021年、東京、大阪、名古屋にて再演されることが分かった。この度、佐藤をはじめ各キャストのコメントが公開された。1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を基に、16年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された『いまを生きる』。映画は第62回アカデミー賞脚本賞を受賞し、脚本を務めたトム・シュルマンが舞台版の脚本も手がけて話題となった。2018年に上田一豪が演出した日本での初演は、映画版のロビン・ウィリアムズ演じる主人公キーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングに、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。本舞台も初演に引き続き、演出は上田一豪。主人公である、厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が再び演じる。新たなキャストとして選ばれたのは、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒のひとりであるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なる。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。各キャストコメントは以下の通り。■佐藤隆太コメント「こうしてまたキーティング先生を演じる機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押してもらえたおかげの様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、ともに悩み、笑い、しっかりと心のつながりを持てたように思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどのように心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。ぜひ僕らの新しい教室を覗きに来てください」■佐藤新(ジャニーズJr.)コメント「これまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください」■瀬戸利樹コメント「ニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気な『いまを生きる』に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒たちが直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです」■影山拓也(ジャニーズJr.)コメント「他のキャストの方々の顔ぶれを見て、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います」■基俊介(ジャニーズJr.)コメント「自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います」■三宅亮輔コメント「チャーリー・ダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っているいま、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの“いまを生きる”活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!」■市川理矩コメント「僕が演じさせていただくキャメロンは、とても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台『いまを生きる』を観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います」『いまを生きる』東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日)新国立劇場 中劇場大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日)サンケイホールブリーゼ名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日)東海市芸術劇場
2020年10月15日俳優の佐藤隆太が主演を務める、舞台『いまを生きる』の再演が15日、明らかになった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。2018年に上田一豪が演出、佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場中劇場にて日本初演版が上演された。初演に引き続き演出は上田、主人公の若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じる。新たなキャストには、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なるが決定。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2021年1月16日~1月31日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2021年2月11日~2月14日、名古屋公演は東海市芸術劇場にて2021年2月20日~2月21日。○佐藤隆太 コメントこうしてまたキーティング先生を演じる機会を頂けて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、共に悩み、笑い、しっかりと心の繋がりを持てた様に思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどの様に心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。是非僕らの新しい教室を覗きに来て下さい。○佐藤新(ジャニーズJr.) コメントこれまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください。○瀬戸利樹 コメントニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気ないまを生きる」に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒達が直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです。○影山拓也 コメント他のキャストの方々の顔ぶれをみて、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います。○基俊介 コメント自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います。○三宅亮輔 コメントチャーリーダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っている今、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの"いまを生きる"活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!○市川理矩 コメント僕が演じさせて頂くキャメロンはとても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台「いまを生きる」観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います。
2020年10月15日映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開直前イベントが28日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。初共演となったW主演の2人だが、大樹は「ツンツンした役のイメージもあったので、そういう人なのかなと思ったら、初めてお会いしたとき、コンビニ袋1枚くらいの荷物できてて。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんいないなと思って、一ファンとして、国民的に愛されてる理由がわかりました」と絶賛する。橋本は「恐縮です。EXILEのパフォーマーとしての佐藤さんもありますし、お芝居をしているイメージもあったので、お会いするのが楽しみでした」と返し、W佐藤、杏花との文芸部メンバーについて「撮影の前日に4人で仲良くなって。なかなかないんですよ。そんないい雰囲気でできたのは、コミュニケーション能力が高かったイメージがある」と分析する。すると流司は「取材とかでも仲がいいって、言うんですけど、コーヒーを買ってこいだとか、インスタントのやつじゃんだめで……」と泣き真似を始め、橋本から「この空気だから言えるけど、活字にしたらネットニュースとかさ!」と抗議される。杏花も苦笑する中、流司が「本当に、無視とかされて……」とさらに泣き真似をすると、キャスト陣も「嘘はやめよう!」(大樹)、「どういう設定なの!?」(橋本)とつっこみ、流司は「ふざけたくなっちゃう」と笑顔に。大樹が「流司くんがグループメールを作ってくれて、その日にごはんに行こうと言って、意気投合しまくちゃって、次の日の4人のシーンを見た監督が『何があったの』というくらい、部室の雰囲気になった」と感謝すると、流司は「終始全裸だったしね」と返すなど、最後までボケ倒していた。また、主演の2人が互いのことを「〇〇の神様」と作品タイトルにかけて表すコーナーでは、大樹が「コミュ力の神様」、橋本が「令和のマルチの神様」と掲げる。橋本は「(大樹は)ボケるときに『俺は令和の〇〇だ』と使いたがるんですよ。あと、パフォーマーとしてもできるし、お芝居もできるし、マルチに活躍している」と意図を説明。大樹は、「令和の」と使いたがることを暴露されて恥ずかしがりつつ、「響きが好きだなというのと、頭良さそうに見えるから」と理由を明かした。
2020年09月28日「春風亭一之輔・藤巻亮太 二人会〜芝浜と粉雪〜」が、10月4日(日)に東京・人見記念講堂で開催される。今回は、タイトルにもあるように、春風亭一之輔による古典落語の名作“芝浜”と、藤巻亮太の“粉雪”を含めたライブが楽しめる特別な公演。その他に、ふたりによるトーク・パートやそれぞれのステージもあり、盛りだくさんの内容となっている。ラジオでの共演をきっかけに親交を深めることとなったふたり。今回の公演に向けて一之輔は、「なんとなく胸がざわつきがちな今日この頃ですが、藤巻さんの歌と一之輔の落語で、皆さんに少しでもホッとひと息ついてもらえると嬉しいです。10月4日、人見記念講堂に“あったかい雪”がふりますよー」とコメント。一方、藤巻は、サブタイトルとなっている“芝浜と粉雪”に触れ、「“芝浜”に登場する夫婦の絶妙な絆は、“粉雪”の世界観に通じます。ふたつの作品に共通するのは冬であり同じ空間で披露されると、そこには今までに見たこともないきれいな“白の情景”が浮かぶはずです」とメッセージを寄せている。チケットの一般発売は、本日9月20日(日)10:00より開始。本公演を実施するにあたって、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐための「ご来場のお客様へのお願い」を、サンライズプロモーション東京のホームページ( )にて案内している。■公演概要【日 時】2020年10月4日(日) 開場:13:00/開演:14:00【会 場】昭和女子大学 人見記念講堂 東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分【出演者】春風亭一之輔、藤巻亮太【チケット代金】前売:4,950円 (全席指定/税込)※未就学児童入場不可【チケット一般発売】2020年9月20日(日)10:00〜チケットぴあ : (Pコード:503-190)ローソンチケット : コード:34231)イープラス : 【主催/お問合せ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2020年09月20日佐藤寛太にとって現在稽古中の音楽劇『銀河鉄道の夜2020』は「今年の仕事の中でも、最も楽しみにしていた作品のひとつ」だったという。そして、その期待は、稽古が進む中である種の確信へと変わった。「この作品に出演したことが、役者としてだけでなく、この先、生きていく中でのひとつのターニングポイントになる気がしています」とまで語る。なにがそこまで特別なのか? なにがそこまで彼の心を震わせるのか? 本作への思いを聞いた。
2020年09月10日