デザイナー光岡慎介手掛ける「リベルム・アルビトリウム(liberum arbitrium)」が、阪急メンズ東京のセレクト売り場「ガラージュ D. エディット(GARAGE D.EDIT)」に初のポップアップストアをオープンする。期間は、9月11日から17日まで。同ショップには、「アーバンストラテジー(URBAN STRATEGY)」をテーマに、ミュージシャンで現代美術家である池田亮司の世界観にインスパイアされた今秋冬の新作がフルラインアップで登場する。東京ファッションウィークで開催されたショーで披露された、"NO MEANING AND NO MESSAGE"を意味するモールスコードを刺繍したPコート(11万5,500円)を限定発売。また、ショップで買い物した先着30名に、同じくモールスコードが刺繍された阪急メンズ東京限定トートバッグがプレゼントされる。期間中の9月16日(14時から18時)には、光岡も店頭に立ち、来店客に直接コーディネートをアドバイスする。リベルム・アルビトリウムは、12SSシーズンにスタートしたメンズブランド。デザイナーの光岡は、ノッティンガム・トレント大学の最終学年に編入し、2010年に同校ファッションデザイン科を首席で卒業。パリブランド「グスタボ・リンス(GUSTAVO LINS)」に所属し、ブラック・アイド・ピーズ(BLACK EYED PEAS)のファーギー(Fergie)の衣装デザインなども手掛けた。ファーストコレクションをロンドンファッションウィークで発表後、12-13AWから国内にベースに活動しており、今後もポップアップストアなどを積極的に展開して行くという。
2013年09月05日光岡自動車は18日、電気自動車「雷駆-T3(ライクT3)」を発売する。最大積載量100kgのトラックタイプで、軽自動車と原付自動車の中間に位置する3輪タイプの車両だ。光岡自動車はこれまでに、原付四輪のマイクロカーEVシリーズ「MC-1TEV」や「コンボイ88」などを販売しており、その製造ノウハウとユーザーからのフィードバックを蓄積している。こうした知見をベースに開発したのが「雷駆-T3」だ。同社は日本で積載量60kg(原付2種)から350kg(軽自動車)の間の中間的な積載車輌がない点に着目し、「雷駆-T3」の積載量は100kgとしている。広く使いやすい荷台を持ちながら、キャビンには屋根もフロントガラスもないなど、きわめてシンプルなのが特徴だ。用途としては宅配を含むデリバリーサービスを想定しており、こうしたサービスに対して従来にはない革命的な利便性、効率性を発揮するとしている。同車の法的な位置づけは250cc以下の側車付軽2輪車、いわゆるトライクとなる。従来、トライクは乗用であり、積載は前提とされていなかったが、国土交通省の新たな判断により、定員2名、最大積載量100kgという仕様で型式認定を取得。同時に経済産業省のクリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金の対象車輌として正式に認定されている。4種類のグレードが用意されており、航続距離は40~60km、充電時間は4~6時間。価格は129万5,000~143万5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日三浦春馬主演の『東京公園』で第64回ロカルノ国際映画祭・金豹賞(グランプリ)と審査員特別賞を受賞するなど国内外から圧倒的な支持を得る青山真治監督が、田中慎弥の芥川賞受賞作品「共喰い」を映画化することが決定した。原作は、芥川賞受賞会見での「もらっといてやる」発言が物議を醸した作家・田中慎弥の同名小説。昭和63年を舞台に、父とその愛人と暮らす高校2年生の遠馬を主人公に、人間の性と暴力を描き出す。主演の遠馬役に、史上最年少の「仮面ライダー」としてデビューし、現在TBSドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」に出演するなど、いまジワジワと注目度が高まっている若手俳優・菅田将暉。さらにヒロイン・千種を新鋭・木下美咲、父親の愛人役に篠原友希子、乱暴な父親を日本映画界に欠かすことのできない名バイプレ―ヤ―・光石研、実母役に圧倒的な存在感を持つ実力派女優・田中裕子を迎えての映画化となる本作。今回の映画化に際し、原作者の田中さんは「決して万人受けするストーリーではないと思いますが、そのように限定された世界が映画によってどのように広がってゆくのか、原作者として、読者として、観客として、楽しみにしています」と喜びを露にしたかと思えば、「小説の『共喰い』こそが一番だと私は思っています。映画に携わる人たちは、『共喰い』は映画のための物語じゃないか、と考えていることでしょう。勝負です」と挑戦的なコメント。青山監督も「原作が田中氏にしか書けない小説だったように、本作も自分にしか作れない映画になってほしい。こんなことを願うのは久しぶりです」と田中さんからの挑戦状を喜んで受けて立つといった様子。そして主演を務める菅田さんからは「いままでの菅田将暉を知ってくださってる方には想像もつかない、イメージがガラッと変わる作品になると予感していますが、こういった濃厚で生々しい世界観を持つ作品への挑戦が役者として、男として深さをもたらしてくれる転機だと信じ、命を懸けて遠馬を演じたいと思います」と気合十分のコメントが寄せられた。いまなお故郷・山口県下関にこだわり、創作を続けている田中さん。また下関と関門海峡を挟んで対岸に位置する福岡の北九州市門司出身の青山監督も北九州を舞台にした『Helpless』、『EUREKA ユリイカ』、『サッドヴァケイション』の“北九州サーガ3部作”を完成させ、本作も北九州での撮影を敢行。9月にクランクインし、来年夏に公開予定とのことだが、2人の共通点といえる土着的な世界観の中でどのような作品に仕上るのか楽しみに待ちたい。『共喰い』は2013年夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開■関連作品:共喰い 2013年夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年08月29日光岡自動車は24日、「Viewt」(ビュート)をフルモデルチェンジして発売した。新型ビュートは3代目となり、初めての試みとして、外観だけでなくインテリアもオリジナルデザインとなる。ビュートは日産マーチをベースに、クラシカルな外観をハンドメイドで仕上げたリデザインカー。初代は1993年に発売されて大ヒットとなった。ベースモデルであるマーチのモデルチェンジに合わせ、2005年に2代目が登場してからも高い人気を保ち、累計販売台数は1万台を超えている。今回登場したのは、ベースを新型マーチに変更した3代目。外観はこれまで通り、クラシカルな英国車を彷彿とさせるもの。より大胆なボディワークにより、従来のモデルよりも堂々とした高級感を演出している。注目すべきはそのインテリアで、これまでのビュートがベースモデルそのままだったのに対して、初めてオリジナルインテリアが採用された。ダッシュボードはウッドパネルで覆われ、シートもクラシカルな表皮に変更されている。新型ビュートはFFが3グレード、4WDが2グレードの合計5グレードを用意。FFは全グレードともエコカー減税、エコカー補助金対象車となる。エンジンはすべて1.2リットルで、トランスミッションはCVT。価格帯は205万~272万5,000円。高いリセールバリューを生かした残価設定プランも利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日光岡自動車はこのほど、「京都オパール」をエンブレムにあしらった特別仕様車「Galue Classic jewel(ガリュークラシック ジュエル)」「Viewt jewel(ビュート ジュエル)」を発表した。京都オパールは京セラが開発した装飾用素材で、光岡自動車が宝石を採用したクルマを発売するのは今回が初めて。京都オパールは天然のオパールと同様の多彩な輝きを持ちながら、さまざまな形状に加工できる京セラ独自の素材。天然オパールと同じ石英粒子を材料に、人工的な染色処理で自由な色彩を可能にし、同時にオパールの弱点であるもろさを克服したものだ。この京都オパールを使用した特別なエンブレムを与えられたのは、光岡自動車のラインアップの中でも定番モデルとなっている2車種。「Galue Classic jewel」は20台のみの数量限定モデルで、ボディカラーにブラックマイカを、本革のシートにダークレッドを採用。専用アルミホイールも装備される。京都オパールのエンブレムはラジエターグリル上部と左右のフロントフェンダーの3カ所に配される。もう1台は「Viewt jewel」で、こちらは認定中古車となる。京都オパールのエンブレムはラジエターグリル上部、左右のリアドア、トランクフードの4カ所に配される。シートは最も高級とされる子牛の本革「カレドニアンレザー」を使用し、専用刺しゅうが施される。「Galue Classic jewel」はグレードが2WD 15XL、CVTで278万円。「Viewt jewel」は中古車をベースに仕立てるため、年式や走行距離によって価格は異なる。一例として、平成20年式、グレード2WD 12LX、AT、走行距離1万3,000kmの場合、228万9,000円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月10日