TV放送に続いて、ついつい、うっかりと(!)劇場版の公開が決まってしまった『秘密結社 鷹の爪』シリーズ第3作、その名も『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3〜http://鷹の爪.jp は永遠に〜』。1月16日(土)の公開に先駆けて、本作の予告編がシネマカフェに独占で到着した。現在、火曜の深夜にテレビ朝日にて放送されているTVシリーズでは、サントリーに番組を提供してもらおうという、前代未聞の「サントリー提供獲得大作戦」を展開中の「鷹の爪団」。映画では、レオナルド博士の失踪に島根県の消失、アメリカ合衆国の新大統領=オババによる「核兵器の放棄」の宣言などなど…とそこから巻き起こる数々の騒動がいつもの調子で描かれる。ちなみにこの予告を見ると分かるように、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『BALLAD 名もなき恋のうた』などの話題作において、VFXの分野で大いに活躍した「白組」が山崎貴監督のプロデュースの下、本作のVFXにも参加。声優陣には川村ゆきえが加わっている。そして、主題歌には今年、イギリス発で大ブレイクした“世紀の歌姫”スーザン・ボイルの「夢やぶれて I Dreamed A Dream」が使われるなど大スケールアップを果たしている。どんな細か〜いネタが仕込んであるのか?まずは予告編をチェック!『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jp は永遠に〜』は2010年1月16日(土)よりTOHOシネマズ系にて公開。こちらの予告編はMOVIE GALLERYおよび『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3』の作品情報ページにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3』作品情報ページ■関連作品:秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜 2007年3月17日よりTOHOシネマズにて公開©2007 THE FROGMAN SHOW劇場版製作委員会秘密結社鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜 2008年5月24日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、5月31日より全国にて公開© 「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE II」製作委員会秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jp は永遠に〜 2010年1月16日よりTOHOシネマズ系にて公開©『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3』製作委員会■関連記事:700人の鷹の爪団員が大集合!劇場版第二弾『鷹の爪』先行上映イベント開催『私の愛した黒烏龍茶』公開直前あの鷹の爪団がカンヌに殴りこみ!「the HOOSiERs」ライヴ付き 『秘密結社鷹の爪II』試写会に10組20名様ご招待『秘密結社鷹の爪』、着々と世界制覇へN.Y.国際映画祭で二冠達成!“秘密結社鷹の爪団”がサブタイトル売り出し!総統も思わず「黒」!?
2009年11月27日米倉涼子主演の人気ドラマシリーズの劇場版『交渉人〜THE NEGOTIATOR THE MOVIE〜』。本作の最大の謎である、劇中の一連の事件を陰で操る黒幕1名を含む、ゲスト俳優陣6名が明らかに!反町隆史、林遣都、成宮寛貴、柳葉敏郎、橋爪功、津川雅彦という錚々たる面子が、新たに本作に名を連ねることになった。舞台を高度1万メートルを飛ぶハイジャック機に移して繰り広げられる頭脳戦に加わることになったこちらの6名。しかも、このうちの1名は事件を陰で操る正真正銘の黒幕なのだ。今回、明らかにされた人物設定によれば、反町さんはハイジャック機の乗客。林さんはショッピングモールのアルバイト店員、成宮さんは乗客でありITベンチャー企業の若き社長、柳葉さんはハイジャック機の機長、橋爪さんは経済産業大臣、そして津川さんは元ジャーナリストという役どころ。10代にして数々の話題作への主演・出演が続く林さんから、来年お正月で御歳70歳!米倉さんを「ヨネヨネ」と呼んで可愛がっているという津川さんまでずらりと並んだ各世代の名優たち。全員が怪しく思えてくるが…。彼らと宇佐木玲子との絡みも楽しみだが、当の米倉さんは「初めて台本を読んだとき、いったい誰が犯人か分からなかったし、台本を読めば読むほど驚きの連続でビックリしました!まさかあの人だったとは…」ととことん思わせぶりなコメント。現在、地上波ではドラマ版の「シーズン2」が放送中。2月11日(木・祝)の公開に向け、これからさらに詳細が明かされていくはずだが…果たして真の黒幕は誰なのか?『交渉人〜THE NEGOTIATOR THE MOVIE〜』は2010年2月11日(木・祝)より全国にて公開。■関連作品:交渉人〜THE NEGOTIATOR THE MOVIE〜 2010年2月11日より全国にて公開■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!米倉涼子、コスプレ&パンツも脱ぐ!?陣内孝則の決めゼリフはあの人の「ハチ…」?アンジーに並ぶ“ハードボイルド女性”誕生?米倉涼子主演「交渉人」が映画化
2009年11月27日週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の人気漫画「ONE PIECE」の劇場版アニメーション第10作目となる『ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド』の完成披露試写会が11月10日(火)に開催され、声優キャスト陣が一堂に会し、「ONE PIECE」ファンで埋めつくされた客席は大きな盛り上がりを見せた。まず、壇上に上がったのは、主人公のルフィを始めとする「麦わら海賊団」のメンバーの声を務めるレギュラー声優陣。この日は、原作者の尾田栄一郎が直々にデザインした、劇中の役柄の衣裳をまとって登場、田中真弓がルフィの声で決めゼリフ「海賊王に、おれはなる!」と叫んだのを始め、各人がそれぞれの役柄の声を実演しながら挨拶し、客席の喝采を浴びた。続いて、今回の劇場版のゲスト声優である竹中直人、皆藤愛子が登場。竹中さんは愛くるしい声で「尾田先生が(竹中さんを声優に)指名してくださいました!」と言ったかと思うと、司会者の質問に突如として低くて渋い声で答えたりとさすがの芸当で会場を沸かせた。曰く「血管2本切れた」くらいアフレコは気合を入れて臨んだとのこと。その竹中さんから甘い声で「ベイビーちゃーん!」と呼びかけられていたのは皆藤さん。劇中では怒りのセリフと共にカカト落としを披露しているが、「最初は声が小さかったんですが、だんだんとテンションを上げていって、最後は5メートル上からカカト落としをしているような気持ちで演じました」とふり返った。今回の劇場版は尾田さん自らが製作総指揮を務めており、現在放送中のTVシリーズとの連動企画も11月15日(日)にスタートする。この日は、TVシリーズでゲスト声優を務める矢口真里も登場!矢口さんは以前から「ONE PIECE」の大ファンを公言しており「ずっと『声優をやりたい』と言い続けていたので、もう思い残すことはありません。アフレコでは、(ほかの声優の)みなさんと一緒に夢のような時間を過ごすことができました。隣りでルフィが叫んでて…これまでで一番のお仕事でした」と興奮収まらぬ様子で語った。『ONE PIECE film STRONG WORLD』は12月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド 2009年12月12日より全国にて公開© 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©「2009 ワンピース」製作委員会■関連記事:竹中直人が皆藤愛子に「タッチ!タッチ!」『ONE PIECE』公開アフレコ
2009年11月11日ペネロペ・クルスがスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督と4度目のタッグを組んだ『抱擁のかけら』(原題:Broken Embraces)の日本版ポスタービジュアルが到着した。本国スペインで使用されたポスターは、絵画風のタッチで髪を下ろしたペネロペの顔が大きく描かれていたが、今回解禁となった日本版ポスターでは前髪を揃えたスタイルで、キュートに微笑んでいる。その横には「愛から逃げて、愛と出逢う」という言葉が。本作は今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大きな反響を呼んだ作品。愛と光を失ったある男の過去と現在、崩壊と再生が描かれており、ペネロペは夢を追いかけ、この男と激しい恋に落ちる女優・レナを熱演している。監督は『トーク・トゥ・ハー』、『バッド・エデュケーション』のペドロ・アルモドバルで、ペネロペとは『ライブ・フレッシュ』、『オール・アバウト・マイ・マザー』、『ボルベール<帰郷>』に続く4度目のコラボレーション。世界中で絶賛された『オール・アバウト・マイ・マザー』でブレイクし、『ボルベール<帰郷>』ではオスカーにノミネート(その後、ウディ・アレン監督作『それでも恋するバルセロナ』でオスカー受賞)し、互いに全幅の信頼を寄せる2人が再び感動を呼び起こす!ペネロペは本作について「この脚本は、私の人生の中で読んだ最高のもの。複雑で大胆で、最初から最後まで驚きに満ちている」とコメント。その最高の物語の中で彼女は、愛すること、愛されること、仕事で成功すること――その全てを手に入れようとする情熱的なヒロインを圧倒的な演技力でもって演じている。燃え上がるような愛と喪失、そして再生。女優としていま、最高に充実した時期を迎え強烈な輝きを放つペネロペから目が離せない!『抱擁のかけら』は2010年正月第2弾、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。■関連作品:抱擁のかけら 2010年正月第2弾、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Juan GattiEl Deseoボルベール<帰郷> 2007年6月30日よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開それでも恋するバルセロナ 2009年6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.■関連記事:ペネロペ・クルス、ゆったり目の服装に妊娠4か月の報道も恋人と共演し、オスカーに輝いたペネロペ・クルス「子供は欲しいけど結婚はしない」その恋…想定外揺れる女たちに共感?反感?『それでも恋するバルセロナ』ペネロペ・クルス「ウディ・アレンとアルモドバルの間の伝言係を楽しんでるわ」エビちゃん「好きになった相手と一生一緒にいたい」ウェディング姿で幸せアピール!
2009年10月22日映画『東のエデン』の新ビジュアルを使用した新たなポスターが完成!あわせて、11月28日(土)より公開される『東のエデン劇場版IThe King of Eden』の主題歌がTVシリーズ版のエンディングも担当したschool food punishmentの歌う「light prayer」に決定した。TVシリーズで人気を博し、その続編という形で『東のエデン劇場版IThe King of Eden』、『東のエデン劇場版IIParadise Lost』と2章に分けて公開される本作。これに先駆け、先日よりTVシリーズの再編集版として『東のエデン 総集編Air Communication』が限定上映され、初日には立ち見客が出るほどの異例のヒットを記録している。このたび発表されたポスターには「滝沢朗とは何者なのか?」という文字が躍り、「はちみつとクローバー」などでおなじみの羽海野チカのデザインによる滝沢が微笑みかける。ズバリ、この滝沢の失踪の秘密こそが今度の劇場版の大きなテーマのひとつ。TV版の最終回で再び記憶を消し、姿を消した滝沢はどこへ向かったのか?「俺はずっと、君と一緒に旅した場所にいます」というメッセージの意味は?少女・咲は滝沢を探しにニューヨークへ。そして、日本を救う新たな戦いがいま、幕を開ける――。TV版のエンディングテーマに続いて、神山健治監督直々の指名を受けて『劇場版I』の主題歌を担当することになったschool food punishmentは本作の脚本を読んで、「light prayer」を書き下ろした。ボーカル&ギターの内村友美は「“何が待ち受けていても、目の前で起こることに立ち向かう、その先にしか未来はないし、どんな理不尽な世界でも、それを受け止めた先に、自分にとっての楽園はある”という思いを込めて『light prayer』という曲を作りました。私が感じたイメージが、映画の世界観を少しでも広げることが出来たら嬉しいです」と曲に込めた思いを明かす。「light prayer」は11月25日(水)に発売される。また今後、物語にも登場した“聖地”豊洲の劇場、ユナイテッド・シネマ豊洲では“東のエデン Cafe”が、さらに吉祥寺パルコでは“PARCO CITY×東のエデン プレミアムショップ”がオープン(近日詳細を発表予定)するなど、公開までまだまだ話題を集めそう!『東のエデン劇場版IThe King of Eden』は11月28日(土)より、『東のエデン劇場版IIParadise Lost』は2010年1月9日(土)よりテアトル新宿テアトルダイヤほか全国にて順次公開。■関連作品:東のエデン劇場版IThe King of Eden 2009年11月28日よりテアトル新宿、テアトルダイヤほか全国にて順次公開東のエデン劇場版IIParadise Lost 2010年1月9日よりテアトル新宿、テアトルダイヤほか全国にて順次公開
2009年10月14日大人気漫画「ONE PIECE」の劇場版アニメーション第10作目となる『ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド』にゲスト声優として参加する竹中直人と皆藤愛子が、都内スタジオで公開アフレコを行った。皆藤さんが演じるのは、エバーという名の劇場版オリジナルキャラクター。主人公のルフィたち一味が立ち寄った酒場でウェイトレスをしており、一味の一人・ブルックのいつもの挨拶「すみません、パンツ見せてもらってもいいですか?」という言葉に「見せるかー!!」とカカト落としを豪快にキメる。皆藤さんは、監督から「カカト落としを決める役なのでもっと元気に」などとディレクションを受けつつ収録に臨んだ。続いて登場した竹中さんは、今回ルフィたちの前に立ちはだかる伝説的な海賊“金獅子のシキ”を演じた。皆藤さんも横で見守る中、「ジハハハハ」という奇怪な笑い声と共に極悪人の空気を醸し出しつつ、何通りものテンションを試しながらいくつかのシーンを収録した。収録を終えて報道陣の質問に答えてくれた2人。竹中さんは収録中とは打って変わって、皆藤さんの隣りに立つのが照れくさそう。「かわいすぎて、美しすぎて、まぶしくて直視できません!体が熱くなっています」とはにかみながら答えた。今回のシキ役は、劇場版10作目にして初めて製作総指揮を執る原作者の尾田栄一郎の直々の指名によって実現したもの。竹中さんは「うちの子供が『ONE PIECE』大好きで、『パパやるの?』って(笑)。子供たちに胸を張って自慢できる仕事でありがたいです。普段は…虫けらのように扱われてるので」とユーモアたっぷりに語った。皆藤さんは「こんなに大きな声を出すことは普段の仕事ではないの戸惑いました。でもやってるうちに快感になってきました」と充実した表情を見せた。ちなみに、役作りのために実際にカカト落としの練習をしたこともあったとか。報道陣からは竹中さんに、「次回の監督作で皆藤さんの起用は?」との質問が。竹中さんは「そうですね、沖縄を舞台にして…行方不明になる少女を」とすでに役柄まで指定し「ぜひお願いしようと思います。タッチ!タッチ!」と照れ隠しなのか?最後まではしゃいだ様子で語った。記念すべき劇場版10作目となる『ONE PIECE film STRONG WORLD』。ゲスト声優のこの2人の活躍も見逃せない!公開は12月12日(土)より全国にて。■関連作品:ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド 2009年12月12日より全国にて公開© 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©「2009 ワンピース」製作委員会
2009年09月29日『六月の蛇』や『ヴィタール』など各国の映画祭で高い評価を得て、国内外に熱狂的なファンを多く持つ鬼才、塚本晋也。その名を知らしめた世界的代表作『鉄男』が、誕生から20年のときを経て、21世紀版として生まれ変わった!そのタイトルは『TETSUO THE BULLET MAN』。極秘裏に製作・撮影が行われた本作が、7月23日(現地時間)、米カリフォルニア州サンディエゴにて開催中の世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」の会場にて“全世界同時”製作発表会見を行った。今年でコミコンが40周年とあって、同日にはジェームズ・キャメロン監督による新作3D映画『アバター』のフッテージ上映も行われ、テリー・ギリアム、ピーター・ジャクソンなどハリウッドの有名監督も多く来場。ほかにも宮崎駿やジョージ・ルーカスなど世界の名だたるクリエイターも集結。そんな中、行われた今回の会見には、全米中から熱狂的な≪TETSUO≫ファンが集結。開演1時間前には200名が並び、350名収容の会場がすぐに満席に。映画の内容がここで初めて明かされたほか、会場でしか見ることが出来ないフッテージ映像が上映され、会場は歓声に包まれた。現地入りした塚本監督がファンからサイン攻めにあう一幕も。本作の舞台は東京。幸せな生活から一変、最愛の息子を謎の男に殺された主人公・アンソニーは、復讐の念に駆られ、怒りに満ちたその体は“鋼鉄の銃器”と化していく――。『鉄男』とその続編『鉄男II/BODY HAMMER』では、製作、監督、脚本、撮影、編集全てを自ら行った塚本監督。その後、ハリウッドで今回の企画が立ち上がり、クエンティン・タランティーノなども製作に名乗りを上げたそうだが、前作同様、監督は一人で全てをこなす手段を選んだ。さらに、海外を視野に入れた全篇英語での撮影に挑んだが、「アメリカ映画としての≪TETSUO≫を模索し続け、やっともう少しで完成というところまで来ました。今回、その最初のお披露目がこのアメリカの、この賑やかなコミコンで行えるということを非常に嬉しく思います」とコメント。作品について「子供のときから親しんできた大好きなハリウッド映画の、ある種典型的なストーリーテリングの形を借りながら、自分の『鉄男』にあった毒のようなものを包み込んでいく作品。アメリカの方にも観ていただける映画を作ったので、何とか北米で早く公開したい」と興奮交じりにアピールした。決して続編ではない、全く新しい≪TETSUO≫として世界に発信していく『TETSUO THE BULLET MAN』。果たして、塚本監督の新たなる代表作となるのか?本作は今夏完成ののち、2010年全国公開予定。■関連作品:TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開
2009年07月24日映画版『ハリー・ポッター』の大きな魅力の一つ、それは誰も見たことのない映像世界。映画版で初めて「ハリポタ」の世界に触れるという観客にとってはもちろん、既に原作を読破し、ストーリーを知っているというファンにおいても、「あのシーンはどんな風に映像化されるのか?」と期待に胸膨らませながら劇場に足を運ぶのだ。2001年にシリーズ第1作が映画化されてから8年、まさに日進月歩とも言える映像の進化を新作ごとに取り入れ、観客を魅了してきたが、ついに第6作にして3Dバージョンが登場!“新次元”の映像とはなんぞや?ということで、早速劇場に行ってまいりました。「2009年は映画界に第3の革命が起きる」と宣言したのは、かのドリームワークス・アニメーションSKGの最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグ。2D(平面)から3D(立体)への移行こそが、彼の言うところの“革命”であり、その言葉通り、ここ日本にも続々と、3D作品が上陸している。そんな3Dの嵐の中、シリーズ第1作の製作当初から原作の「あの魔法の世界をどう映像化するのか?」と話題を呼び、かつその期待に応えてきた『ハリポタ』がついに3D化。なかなか感慨深いものが…。さて、映画館に入るとまず3D専用のメガネを手渡されるのだが、これが昔、何かの付録でついてきた、紙で出来た赤と青の3Dメガネのよう…とまでは言わないが、プラスチックで出来たオモチャのようなシロモノ(失礼!)。これで最新技術の粋を集めた3D映像を存分に堪能できるんか?といきなりやや心許ない気持ちに…。ちなみに、本作での3D映像は、冒頭の12分間のみとのこと。正直、あまり期待をせずに着席。ところがどっこい、始まってびっくり!というか物語が始まる前のワーナー・ブラザースのロゴ(WB)が立体化した時点でかなり驚愕。3Dと言うと、スクリーンからものや人が“飛び出す”というイメージですが、実際にこの3Dを見て感じるのは“奥行き”。感覚としては精緻きわまる演劇を宙に浮いた状態で少し上から眺めているような感じ。足首くらいまでズブリと映画の中の魔法の世界に入り込んでいるような…。圧巻は“死喰い人”たちによるロンドン襲撃のシーン。黒い煙となってロンドンの細い迷路のような路地を突き進んでいく場面は、2Dで見ても大迫力でスピード感がみなぎっているが、3Dでは乗り物酔いをするかと思うほどの臨場感あり。そして、ロンドンの新名所、曲線美が特徴のミレニアム橋が揺れて、揺れて、波打ちながら崩れ落ちていくシーンでは、思わず下に落ちないようにとイスのひじ掛けを握ってしまうほど。冒頭の12分が過ぎると、3Dの終了のサインがスクリーンに出てくるのだが、ちょっぴり…いや、かなり寂しい気持ちになりました。ぜひぜひ、最終章は全編を3Dで上映してほしい!字幕もボコッと浮き出ているのも見やすくてgood!国内では3館のみ、おまけにちょっぴり割高となるが、魔法の世界への入場料と思って体験してみても悪くないかも。※3D IMAX上映は109シネマズ川崎、109シネマズ菖蒲、109シネマズ箕面の3館にて。■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝(前編) 2010年冬、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝(後編) 2011年夏、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開■関連記事:あのハリーのライバル来日決定!『ハリー・ポッター』初日3億円突破で好スタート『ハリー・ポッター』プロデューサーが激白。シリーズを同じ俳優で続ける意味と成長少年から大人へ…男・ハリーの成長ぶりが随所に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』エマ・ワトソン、突然の雨もなんの!しっとりセクシードレスで大人の魅力を見せるついに完成、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ワールド・プレミアがロンドンで開催
2009年07月17日