カタール・サッカーW杯2022が開催される今年、一般社団法人アフリカファッション(本社:東京都杉並区、代表理事・CEO:中込 弥皇/なかごみ みお)は、スポーツとファッションの力でアフリカを支援する「アフリカファッションプロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングによる資金募集を開始しました。このプロジェクトは、経済的支援を必要とするアフリカ・ルワンダの少年サッカーチーム「キミフルラフットボールクラブ(以下、キミフルラFC)」を支援するためにスタートしたもので、CAMPFIRE(株式会社CAMPFIRE)の社会問題解決型プラットフォーム「GoodMorning」を利用し、クラウドファンディングの募集を2022年4月12日から開始。募集終了は、5月31日まで。多くの方のご支援をお待ちしています。アフリカファッションプロジェクトは、SDGs理念に基づき、スポーツとファッションの力で、アフリカ少年サッカーを支援します。代表理事・中込 弥皇へのメディア取材をお願い申し上げます。当協会代表の中込は、日本大学経済学部で学ぶ20歳の大学2年生です。新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限がかかる中、2021年8月、アフリカのルワンダで小中高生向けのサッカーチーム「キミフルラFC」を設立しました。「キミフルラFC」には、現在110名の子どもたち、5人のコーチが所属しています。ことのきっかけは、大学1年の夏休みに、別のNPO企画のためルワンダに行っていた中込が出会ったサッカー少年たち。「石、砂利、雑草だらけのグラウンド」「ネットのないゴール」「靴が買えないので裸足でサッカーをする少年」「4個しかないサッカーボール。うち2個は破れてパンク」など、かなりひどい練習環境でした。高校までサッカーをしていた中込は、急遽、指導をし、グラウンド整備、ゴール整備、ボールの寄贈などを行いました。しかし、クラブの安定した継続的運営のための経済的な支援が必要です。いい方法はないものかと、アルバイト先のシェアオフィスで知り合った起業投資家の持田 騎一郎(当協会顧問)に相談した結果、発案されたのが、「アフリカファッションプロジェクト」でした。中込は、プロジェクト実現のため「一般社団法人アフリカファッション」を2022年4月1日に起業、CAMPFIRE社の力を借りて、クラウドファンディングの組成を行いました。この「アフリカファッションプロジェクト」は、ルワンダ・キミフルラFCの子どもたちが着る「サッカーユニフォーム」を、今、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなど世界のトップブランドが注目する「アフリカファッション」と融合させることで、ブレイクスルーを起こすことを目指しています。仕組みとしては、アフリカファッション業界とコラボしたサッカーユニフォームを開発し、世界に向けた販売を目指します。ユニフォームの売上の一部を「キミフルラFC」に提供することで、持続可能なチーム運営と子どもたちの夢を支援します。アフリカファッションに注目した理由は、「少年たちが着るサッカーユニフォームに、アフリカデザインを加えることで、アフリカにオシャレな経済支援をする」ためです。将来的には、アフリカ54か国、全てのサッカー少年の支援を目指します。2022年4月12日よりクラウドファンディング「GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)」を利用し、現地のアフリカファッション取材及びユニフォーム制作に向けたプロジェクトを開始いたしました。▼クラウドファンディング「アフリカファッションプロジェクト」 アフリカのサッカー少年に希望を【プロジェクト概要】アフリカファッションプロジェクトは、「サッカーユニフォーム」×「アフリカファッション」という新たな融合を目指します。プロジェクト概要まず、アフリカで2022年に開催される4つのファッション関連イベント(ファッションウィーク)の調査に行き、アフリカファッション業界とのコネクションを作り、商談を行います。今回のクラウドファンディングは、2つのシードを考えています。第1シード南アフリカ・ファッションウィーク(4~5月)ケニア・ファッションエキスポ(6月)への調査商談第2シードナイジェリア・ラゴスファッションフェア(9月)エジプト・スティッチ&テックス(10月)への調査商談ファッションウィークアフリカファッションイベントでコネクションができたデザイナー、テキスタイル製造者、縫製工場を連動させ、サッカーユニフォームを完成させます。これを「キミフルラFC」へ寄贈。さらに、レプリカを世界へ販売(主に、Amazonを利用)。売上の一部を中込が運営する「キミフルラFC」の活動資金として提供します。将来的には、キミフルラFCの成功パターンを、他のアフリカ諸国の少年サッカーチームに横展開をすることを考えています。現在、アフリカデザイナーによるサッカーユニフォームは、まだありません(2022年4月現在)。アフリカデザイナーにとってもサッカーユニフォームという新たな表現の場が生まれ、デザイナーとしての活動の場が増え、注目度が上がります。複数のデザイナーと提携を結ぶことを考えており、多種多様なユニフォーム開発を実現します。それにより魅力的なユニフォームが世界へと広がります。また、テキスタイルもアフリカのカラフルな「キテンゲ」という布地を利用し、縫製工場もアフリカを利用するなどすることで、アフリカ経済への支援も可能となると考えます。クラウドファンディング概要【クラウドファンディング概要】クラウドファンディング・プラットフォーム:GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)プロジェクト名 : アフリカファッションプロジェクトURL : 解説動画(YouTube): 募集期間 : 2022年4月4日~5月31日目標金額 : 100万円資金使用目的 : アフリカ取材のための旅費、ユニフォームの製造販売、「キミフルラFC」へのユニフォームと活動資金の提供<リターン>クラウドファンディング支援者へのリターンは、一口5千円~15万円まで8コースとなります(詳細は をご覧ください)。【一般社団法人アフリカファッション】所在地: 東京都杉並区永福3-9-5TEL : 080-9462-0415Mail : mio.nakagomi@gmail.com HP : 【理事紹介】<代表理事・CEO 中込 弥皇(なかごみ みお)>東京都出身、日本大学経済学部2年キミフルラフットボールクラブ代表(アフリカ・ルワンダ)株式会社Brave EGGs 写ルン族プロジェクトメンバー<理事・顧問 持田 騎一郎(もちだ きいちろう)>東京都出身、起業投資家、薬事通販コンサルタント一橋大学 法学部 国際関係論学部卒株式会社RCTジャパン 社長セノリティクス製薬株式会社 CEO機能性表示食品検定協会 会長がん経済新聞 編集長日本先進医療臨床研究会 理事【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人アフリカファッション担当: 中込 弥皇TEL : 080-9462-0415Mail: mio.nakagomi@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日ドキュメンタリー『マダム・ベーある脱北ブローカーの告白』で世界に衝撃を与えたユン・ジェホ監督が、脱北者の女性がソウルでボクシングと出会い、人生の再起をはかる姿を描いた『ファイター、北からの挑戦者』。この度、本作の予告編が完成、場面写真が解禁となった。解禁となった予告編は、「韓国人は私たちを脱北者と呼ぶ――。血も涙もない人のように扱われています。北の人間というだけで」という主人公リ・ジナ(イム・ソンミ)のセリフから始まる。食堂で働く彼女は、共に脱北しながらも中国に残してきた父親のため、さらに金を稼ぐべく清掃の仕事を掛け持ちしようと、館長(オ・グァンノク)とトレーナーのテス(ペク・ソビン)が切り盛りするボクシングジムへと向かう。そこでリングに上がり館長とスパーリングする女性を目にしたジナは、ボクシングの魅力に目覚め、その才能を開花させていく――。やがて映像には、父親とジナを棄てて脱北した母との確執や、トレーナーのテスとの淡い恋模様も盛り込まれ、ジナが抱え続ける苦悩とともに、新たな人生をスタートさせた彼女の背中からほのかに希望も感じられる仕上がりに。併せて解禁となった場面写真では、強い表情でリングに上がるジナの姿などが切り取られている。『ファイター、北からの挑戦者』は11月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファイター、北からの挑戦者 2021年11月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Haegrimm Pictures All Rights Reserved
2021年09月14日日本とアフリカカルチャーの交流プロジェクト「FACE.A-J(Fashion And Culture Exchange. Africa-Japan/フェイス.エージェー)」から、アフリカのニットブランド、マコサ アフリカ(MaXhosa Africa)が「TOKYO KNIT(東京ニット)」とタッグを組んだコレクションを発表。2021年9月3日(金)、渋谷パルコのルーフトップパークにて披露された。「FACE.A-J」アフリカと日本のクリエイティブを繋ぐ「FACE.A-J」は、アフリカと日本のクリエイティブをつなぐプロジェクト。ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問の栗野宏文がプロジェクトディレクターを務める。ファッションを通じたアフリカと日本の文化交流促進を図るのに加え、平和や社会経済の発展に貢献し、両国のクリエーションを互いに刺激し合うことを目指している。2019年10月にRakuten Fashion Week TOKYOにて発表され、今回のコレクションで4期目となる。ニットブランド「マコサ アフリカ」コサ族の伝統から着想今回は、デザイナーのラデュマ・ノゴロが率いるアフリカのラグジュアリーニットウェアブランド、マコサ アフリカをフィーチャー。マコサ アフリカは、ラデュマのルーツであるコサ族に継承されてきたビーズワークの柄やシンボル、色彩から着想を得ており、デザインには美学や文化、言語、といったコサ族の伝統が反映されている。“ヒーロー”の不屈の精神、勇敢さを表現東京のニットファッションのプラットフォームを担う「TOKYO KNIT」とのタッグによる今回のコレクションでは、“私たちの時代におけるヒーローたち”をイメージ。デザイナーの母親であり、マコサ アフリカのリーダー的存在であった女性の勇敢さや不屈の精神からインスピレーションを得ている。“人の肖像”を配したプリーツスカートやガウン袖口や合わせを縁取るように幾何学模様を配したガウンの背面や、プリーツのニットスカート、しなやかなニットジャケットには、人の肖像を象徴的に配し、思わず目を引くようなインパクトのある佇まいに。ニットポロシャツとスカートのセットアップや、端正なブルーのスーツには、陰影のような単色で肖像があしらわれている。多彩な幾何学模様ジオメトリックパターンは多彩なバリエーションで登場。シンボリックな記号を格子状に並べた模様のハーフパンツや、モザイクやタイルのように色彩を配置したパンツ、一定の間隔で複数のモチーフを反復させたジャンプスーツなど、柄の鮮やかさ、多彩さが目を引く。モノトーンのワンピースは、ダイヤモチーフから、ストライプを織り交ぜた複雑な模様へと裾に向かって柄が変化。グラフィカルなエッセンスをプラスし、遊び心を効かせている。
2021年09月06日ベースマーク(BASE MARK)の2022年春夏コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京期間中に発表された。英国とアフリカの奏でる音楽を着想に“スタンダードをモードに遊ぶ”をコンセプトとするベースマークが、今季、インスピレーションとしたのは、パンクロックと、ジャマイカの伝統的な音楽であるスカが融合してできた、1970年代のイギリスで流行した音楽ジャンルである“2トーン”。ブリティッシュならではの洗練と端正な佇まい、そして色柄に溢れる陽気なアフリカンファッションの相反するとも思われる組み合わせで、多様性に満ちたコレクションを完成させた。ベースマークのブランドのシグネチャーはあくまで“スタンダード”を貫くもの。キー素材にはウールを、アイコンアイテムにはスーツスタイルを彷彿させるジャケットやスラックスを提案してきた。今季もその根底は変わらない。ウール素材には、英国の伝統を受け継ぐシェットランドウールを採用しており、ジャケットやパンツがメインアイテムとなっている。英国に見るクラシックと洗練“英国”の要素を抱合するのは、ジャケットとパンツのセットアップ。ジャケットは脇下に大きな穴が施されており、ケープのように着用するギミック。ワイドストレートのスラックスはハーフパンツのレイヤード風、あるいはサイドタックの変化によってスーツにユーモアを吹き込んだ。トレンチコートは、ディテールをデフォルメし、ほんのりジャマイカンな色とりどりのアクセサリー、ダイナミックな編み込みデザインのサンダルなどをあわせて、個性を継ぎ足していく。アフリカに見る陽気さと高揚感アフリカンなムードは、目に飛び込んでいるカラーパレットを見れば一目瞭然。オレンジ、パープル、イエロー、ブルー、グリーン……ボタニカルなモチーフも相まって、着る人に高揚感をもたらす。“手仕事”を感じさせるディテールも重要で、カットジャカードやノットのディテールもアフリカンムードを彷彿とさせる。また、ビーチリゾート地への旅の雰囲気をもたらすスウィムウェアの素材を採用したアイテムを展開。これらは、鮮やかなプリントが施され、英国的なジャケットのボトムスとしても登場している。2021年秋冬シーズンから引き続き、チェコのバッグブランド「ブラアシィ インダストリー(BRAASI INDUSTRY)」とのコラボレーションも登場した。鮮やかなネオンカラーのテープが目を引くバックパックとトートバッグが提案されている。
2021年09月04日世界各国の調味料やコーヒーを取り扱う大人気店「カルディ」。そんなカルディの中で、いつものお料理にプラスするだけで異国の地に連れていってくれるとテレビや雑誌でも話題になっているのが、北アフリカ地方発祥の旨辛調味料「ハリッサ」です。原材料を見てみると、パプリカ、菜種油、食塩、ニンニク、唐辛子…フムフム。辛いということはわかりますが、ゴマやコリアンダー、クミンも入っていますね。これはどんな味変をしてくれるのか、気になる調味料です。蓋を開けた瞬間に漂うエスニックな異国の香り。テクスチャーはトロリというより、しっかりしたペーストタイプ。これは興味深い!ほんの少し舐めてみると、辛い!でも後からコクと、その奥から少しの甘みが、そしてクミンのスパイスの香りが広がります。カレーペーストとも違い、奥深いスパイスの効いた辛味調味料といった感じでしょうか。これは癖になりそうです。現地ではクスクスや煮込み料理に合わせていただきます。実際に煮込みやスープと一緒に食べるときは、一気に混ぜてしまわずに横に添えて少しずつ味の変化を楽しみながらいただくのが良いかもしれません。そんな魅惑の旨辛調味料「ハリッサ」をもっと楽しめるレシピをご紹介したいと思います。■ハリッサの美味しさと味変をご堪能あれ!「チキンと野菜のトマト煮込み」トマトとチキンの優しい甘さのトマト煮込みはまさにハリッサのための一品です。ハリッサを横に添えて味の変化を楽しみながらいただくと一粒で2倍以上の美味しさになります。クスクスも一緒に添えてワンプレートにしても◎■新しい食べ方をご提案!ハリッサで頂く「焼き餃子」餃子をお醤油+お酢+ハリッサで頂く餃子のアレンジレシピ。いつもの餃子がハリッサの効果で一気にエスニックテイストに大変身。お酢とハリッサだけでもさっぱり爽やかに楽しめます!新しい餃子の魅力を開眼させてくれたハリッサの使い方を楽しんでくださいね。■味の変化を存分に楽しめる!「モヤシと豚肉のザーサイ炒め」シャキシャキモヤシと豚肉をザーサイで炒めた一品にハリッサを添えて、モヤシに絡めながら頂いてみてください。豚肉の甘みとハリッサのエスニックな辛さが見事にマッチングします。素麺や中華麺を絡めて食べても美味しいですよ。ハリッサはその他にも、卵かけご飯や納豆ご飯、オムレツ、しゃぶしゃぶのゴマダレに少し加えるなど、意外な組み合わせにも合いますよ。味噌系や豚骨系のカップラーメンにプラスするのもありです!すぐ売り切れてしまう人気の「ハリッサ」。これは見つけたら即買いの便利で新しい味変に欠かすことが出来ない調味料です。
2021年08月07日アクメ ファニチャー(ACME Furniture)から、クラウディ(CLOUDY)とコラボレーションしたアフリカンテイストのテーブルランプが登場。2021年6月12日(土)より限定発売される。“アフリカンテイスト”のコラボランプクラウディは、アフリカの民族柄や伝統の織などを使用し、アフリカンテイストのファッションアイテムを展開するアパレルブランド。今回のコラボレーションでは、アクメ ファニチャーのオリジナルテーブルランプに、クラウディのテキスタイル生地を落とし込んだ。60年代ヴィンテージ風デザインベースとなっているのは、アクメ ファニチャーの「ベゼルランプ」。60年代のヴィンテージランプをモチーフにしており、点灯すると雰囲気のある明りが広がる。鉄素地や木部の素材感、ツイスターコードなど、細部まで忠実に再現しているのもポイントだ。ソケットは2段階調光スイッチ付きで、用途に応じて明るさ調節が可能。ベッドやソファー脇など、場所を選ばずにコーディネートを楽しむことができる。サイズは大小2種類、カラーはブラウン、ブルー、ホワイト、ネイビーの4種が揃う。アフリカンテイストのクッションもまた、テーブルランプの他に、アフリカンテイストのクッションも発売する。【詳細】クラウディ×アクメ ファニチャー コラボレーションランプ発売日:2021年6月12日(土)限定販売・BETHEL TABLE LAMP “CLOUDY”27,500円サイズ:W350×D350×H580cm・BETHEL LAMP SMALL “CLOUDY”23,100円サイズ:W160×D160×H553cmカラー:ブラウン/ブルー/ホワイト/ネイビー・CUSHION カバー 5,280円、中材 2,090円サイズ:W450×H450×D150cmカラー:ブラウン/ホワイト■期間限定ストア開催店舗・ジャーナル スタンダード ファニチャー 自由が丘店住所:東京都目黒区自由が丘2-17-7 1F / 03-5731-9715・ジャーナル スタンダード ファニチャー 神南店住所:東京都渋谷区神宮前6-19-13・ジャーナル スタンダード ファニチャー 日本橋店住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C.・ジャーナル スタンダード ファニチャー 堀江店住所:大阪府大阪市西区南堀江1-16-19※イベントの売上10%は、認定NPO法人Dooooooooを通してガーナ国内の雇用創出に向けたプロジェクト資金に寄付される。
2021年06月07日「山本さんは現在、2つの自宅を行き来しているそうです。仕事のときには東京のマンションで寝泊まりするそうですが、堀北さんと2人のお子さんが住んでいるのは北関東。1年ほど前から“2拠点生活”を送っているといいます」(芸能関係者)親友・香取慎吾(44)と共演するドラマ『アノニマス』(テレビ東京系)も好調な山本耕史(44)。収録の合間に、親しい関係者にそう話していたという。15年に結婚した妻・堀北真希(32)との間に16年に第1子、19年に第2子が誕生。一家は都内の高級マンションで暮らしていたが、昨年から山本は、妻と2人の子供たちが暮らす地方と、東京との往復生活を送っているというのだ。山本の知人によれば、芸能界から退いている堀北も北関東での育児生活を気に入っているそう。「夫妻の間では、しつけなどの育児ルールは奥さんが基本的に決めているそうです。真希さんはかねてから、できるだけ芸能界とは離れた環境で、なおかつ自然豊かな場所でのびのびと子育てをしたいと思っていたと聞いています。山本さんも真希さんも東京出身ですから、自然に囲まれた暮らしに憧れもあったようですね」40歳で第1子を授かった山本。2年前の雑誌のインタビューで、こう語っている。《家族ができて、あらゆることに対して価値観が変わりましたね。(略)たとえば少し前までは朝まで飲んで、次の日現場で完璧でいられることがカッコイイと思ってた。実際、自分もやってましたしね。でも今はそんなこと全然カッコイイと思わないんですよ。僕は今、守るべきものがあるほうが人は強いと思えて。自分のためだけだと、何に対しても怠けられてしまう。でも、守るべきものがあるとそうはいかない。そして、それが強さだと》(『STORY』19年2月号)■山本の理想の父親像は「自分の父親」前出・山本の知人によれば、一家が北関東に引っ越したのは「田舎暮らし」だけが理由ではないという。「実は山本さんのお父さんが、リタイア後、そのエリアに移り住んだのだそうです。お母さんはいまも山本さんの事務所の社長、また、お兄さんも彼のマネージャーで多忙なため、東京で暮らしているんです。現在お父さんは80代半ばで高齢ということもあり、山本さんは真希さんと相談して近くに住むことを決めたといいます」山本はWEBのインタビューで、「理想の父親像は自分の父親」だと断言している。《毎日時間通りに帰って来て、遊んでくれた父は、一番の遊び相手でした。僕は、職業柄、毎日はできないけれど、できることがあれば極力やりたいし、今は何よりも子育てが楽しい!家族で触れ合う時間をこれからも大切にしていきたいですね》(『FQ JAPAN』19年11月14日付)仕事以外のときは北関東へ帰り妻、子供、そして父と触れ合う時間を大事にしているのだろう。だが、まだまだ“新米パパ”の山本は、子育てに関してわからないことがあると“パパの先輩”に相談しているという。「大河ドラマ『真田丸』で一緒だった堺雅人さんとは、よく子育てトークをしているようです。堺さんの家も子供2人で、上の子が、山本さんの子より1歳上。だから保育園のこととか、わからないことが出てくると堺さんに聞き、丁寧なアドバイスをもらっているそうです」(テレビ局関係者)前出の芸能関係者は言う。「山本さんは『上の(4歳の)子が義務教育に入るまでは、この生活を続けようかな』とも話していました。その後の生活については検討中だそうです」結婚当時は「交際0日婚」と話題になった山本。だが、一家の育児方針は非常に計画的なようだ。「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月22日「堀北さんは1年ほど前から2人の子供たちと一緒に北関東に移住したそうです。北関東に住む山本さんのお父さんが高齢なことと、子育てを考えて決めたといいます。山本さんは仕事がある時は都内のマンションで生活し、オフは北関東で家族と生活していると聞きました」(芸能関係者)堀北真希(32)と山本耕史(44)が1年前から北関東で始めた“田舎暮らし”。同様のライフスタイルを選択した芸能人は山本夫妻だけでない。「こうした2拠点生活は“デュアルライフ”と呼ばれます。松山ケンイチさん(35)&小雪さん(44)夫妻も、2年ほど前から、3人の子供を連れ、1年のうち半年は北日本の村で暮らしています。松山さん自ら畑でにんじんや大根、枝豆などの野菜を育てたり、近くの川でヤマメやイワナを釣って天ぷらにして食べているそうです。なにかと便利な東京から離れ、大自然で過ごす日常こそ、一家にとって大事だと考えているといいます」(テレビ局関係者)松山は2月18日号の『週刊新潮』のインタビューで「童心に返って我が子と一緒に楽しんでいます」と、一家で今のライフスタイルを満喫していると語っていた。「山本さんも親交のある松山さん、小雪さんご夫妻同様に、2人のお子さんに田舎暮らしを体験させることが、いまは重要だと確信しているようです。特に体力があり余っている上の子を高く持ち上げたり、振り回したりするなど、大自然のなかで、力を使った遊びをして喜ばせているそうです」(前出・芸能関係者)また山本の知人によれば、芸能界から退いている堀北も北関東での育児生活を気に入っているそう。「夫妻の間では、しつけなどの育児ルールは奥さんが基本的に決めているそうです。真希さんはかねてから、できるだけ芸能界とは離れた環境で、なおかつ自然豊かな場所でのびのびと子育てをしたいと思っていたと聞いています。山本さんも真希さんも東京出身ですから、自然に囲まれた暮らしに憧れもあったようですね」家族でUターンや田舎暮らしを選択する人々は増えている。関東学院大学法学部地域創生学科の牧瀬稔准教授は話す。「基本は地方に住んで、必要があるときだけ都会に戻るというスタイルは昔からありますが、そうした傾向は新型コロナの影響もあって強まったと思います。二重生活でなくても、地方で暮らすことを選択する人は増えています。オンライン診療が動きつつあり、オンライン教育も可能になりつつあるため、昔ほど地方に暮らすデメリットがなくなってきたこともあります」牧瀬准教授によれば、コロナ禍で人々の心に変化が見え始めているとも指摘する。「在宅勤務が増えたことで、多くの人の視点が『家庭』や『地域』の再発見に動きつつあります。また、私たちの志向が家庭や地域など足元に向くというのは、東日本大震災のときもそうでした。家族に目がいく『家族回帰』が起きているんです。コロナでも同じことが起きて、“親の近く”や“地元”に戻りたいという人が増えたのだと思います」「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月22日ローションと乳液・リニューアル発売松富士北麓の自然を活かしたスキンケアやボディケアを開発する、山油脂株式会社の「北麓草水(ほくろくそうすい)」から、ディープモイストローション、エマルジョンが11月19日(木)にリニューアル発売される。同商品は、かねてより配合されていた日本酒、コメヌカ発酵エキスに加え、今回独自開発のモモ果汁発酵液とコメ発酵液をプラスしたことで、保湿効果が向上している。化粧水はとろみがあり、年齢を重ねた肌、乾燥による敏感肌の角質への浸透を促す。乳液は、米ぬか油、杏子核油、アマチャヅル、古代米など、天然由来成分が肌を保護し、ふっくらとした肌に仕上げてくれる。日本の自然を凝縮して配合同ブランドでは、古くから日本の暮らしに活用されてきた植物の研究を重ね、スキンケアに活かしている。原料の1つである「モモ」は、キズや過熱によって出荷できないモモを使用。多糖類で水分を蓄える力があるため、高い保湿効果が期待できる。パラベン、シリコン、香料、合成着色料、鉱物油は不使用だ。今回発売されているのは、ディープモイストローション、エマルジョンの2商品、各詰め替え、そして14日間トライアルキットとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※松山油脂株式会社のプレスリリース(@Press News)
2020年10月22日英王室は25日、前会計年度の財務報告書を公表した。ヘンリー王子とメーガン妃は昨年9月、10日間渡りアフリカを公式訪問した。南アフリカへ降り立った後、ボツワナ、アンゴラ、マラウイを歴訪し世界中の注目を集めたが、その渡航費用が25万ポンド(約3,360万円)に上っていたことがわかり、英国民の怒りを買っている。ここまで膨れあがった理由は単純で、プライベートジェットを使用したことによるものだ。Daily Mailによると、この金額は昨年度王室が公務として遂行した旅行の経費としては最高額だという。しかし、チャールズ皇太子も、今年1月にオマーン国のスルタン、カーブース・ビン・サイードが崩御した際は、弔問のためプライベートジェットを使用。その費用に21万345ポンド(約2,830万円)を要していることから、プライベートジェットの経費としてはヘンリー王子夫妻のアフリカ訪問のケースが特別高額であるというわけではなさそうだ。問題なのは、アフリカでの夫妻の行動だ。突如メディア批判を始めてスタッフや外交官の仕事を混乱させたばかりでなく、メーガン妃は「自分がいかに英王室から見放されているか」を語るためにドキュメンタリー映像の撮影クルーを密かに連れて歩いていたという。「見放されている」と主張する根拠は、王室メンバーが誰一人彼女に「大丈夫?」と訊いてくれなかったから、というもの。2019年度における王室の外国訪問にかかった渡航費の総計は530万ポンド(約7億1,200万円)で、前年度比で15.2%増加している。
2020年09月25日女優の北乃きい(きたの・きい)さんが、2020年8月27日に自身のインスタグラムを更新。スタイリッシュなモノクロ写真を投稿し、話題になっています。北乃きい、いつもと違う「アートな雰囲気?」この日、北乃きいさんは眼鏡とマスクを着けた自身の写真をインスタグラムに投稿。 View this post on Instagram A post shared by 北乃きい (@kie.kitano.official) on Aug 26, 2020 at 7:42pm PDT以前はセミロングだった北乃きいさんの髪がショートになっていることや、普段とは違うシックな雰囲気に、驚いたファンも多いようです。また、白シャツに胸元が開いたタンクトップというコーディネートも新鮮ですね。北乃きいさんの姿に、ネットには次のような声が上がりました。・ショートカットがかっこいい!・『できる女』って感じがする。・きれいでとても素敵。きいちゃんが大好き!さらに北乃きいさんは同投稿のコメントで「今日が人生最後の日だとしたら、何をやりたいと思う?」と問いかけています。2020年10月から舞台『真夏の夜の夢』への出演も決定し、何か思うところがあるのかもしれません。舞台やテレビ出演と幅広く活躍する北乃きいさんのこれからに、期待が高まります!北乃きいの現在に「マジか…」彼氏との『その後』や、兄弟のエピソードに驚き[文・構成/grape編集部]
2020年08月28日「おうちのインテリアを北欧風にしたい!」など、具体的なイメージがあっても家具を希望通りにそろえるのはなかなか大変ですよね。おうちのトータルコーディネートをプロに依頼すると費用もかかってしまいます。そんなときは、カーテンを変えてみるのがオススメ!カーテンは面積が広いため、取り替えるだけで簡単に部屋の雰囲気を変えられますよ。今回は、人気の高い3種のインテリアに合うカーテンを紹介していきます♪空間の印象はカーテンで決まる!部屋の中でも広い面積を占めるカーテンは、その部屋の印象を大きく左右する重要なアイテム。カーテンを変えるだけでも雰囲気がずいぶん変わるため、実現したいインテリアのテイストに合うカーテンを選ぶことが理想の空間づくりへの近道となります。今回は数あるインテリアのテイストの中でも、挑戦しやすく人気の高い『北欧インテリア』『ナチュラルインテリア』『シンプルモダンインテリア』の3種類のインテリアにあうカーテンを紹介していきます♪おしゃれでかわいい『北欧インテリア』あたたかみがあってほっこり癒やされる、おしゃれな北欧インテリア。その人気は日本でもすっかり定着しつつありますよね。北欧インテリアを作るなら、壁、床、天井といったベースカラーはホワイトやグレーにし、ウッドテイストの家具を取り入れるのがポイント。ファブリックの色使いによっては、同じ北欧インテリアでもポップにもクールにも印象を変えることができます。大胆な三角パターンで即北欧顔アイムME8007大きな三角形が並んだ印象的なカーテン。このような幾何学模様が規則的に並ぶパターンのカーテンを加えると、簡単に北欧らしい雰囲気を作ることができます。ニュアンスカラーで気分を明るくアイムME8005やわらかなニュアンスカラーのカーテンを使えば、部屋の中が明るくやさしい雰囲気に。木製の家具との相性もよく、居心地のいいほっこりした空間が作れます。北欧インテリアにオススメのカーテンはこちら自然を感じる『ナチュラルインテリア』ホワイトやベージュをベースカラーとするナチュラルインテリア。北欧インテリアと同じく、ウッドテイストの家具を置くことで自然を感じるあたたかい空間ができます。そこにグリーンを取り入れると彩りがプラスされ、よりナチュラルで瑞々しい印象に。実際に植物を置くのも◎ですが、チョイス次第ではカーテンからも自然を感じることができます。飾らないナチュラルなグリーンアイムME8369気張らない素材感に、ボーダーのかわいいアクセントが入ったカーテン。カラーをグリーンにすれば、さわやかで明るくナチュラルな部屋ができあがります。さりげなく植物が刺繍されたレースカーテンを選べば、雰囲気づくりはバッチリです!インテリアに溶けこむ繊細な植物プリントアイムME8035メインのカーテンに植物がデザインされたものなら、やわらかいカラーで繊細な表現のものを選ぶのがオススメ。全体に柄があっても空間になじみやすく、うるさく感じることはありません。これなら、植物を置かなくてもナチュラルな雰囲気が簡単に作れますよ。ナチュラルインテリアにオススメのカーテンはこちらすっきり過ごせる『シンプルモダンインテリア』すっきり整ったシンプルモダンインテリアにしたいなら、全体を淡いトーンでまとめるのがポイント。よりモダンな印象に近づけたいときは、飾りのない直線や曲線でできた家具を選び、金属などの無機質な素材を取り入れると洗練された雰囲気を作ることができます。シンプルカーテンは素材感で差をつけるアイムME8099窓ガラスについた雨を表現した、揺れるたびキラキラ輝いて見える上品なカーテン。シンプルながら光沢感のある糸がモダンなインテリアにぴったりとマッチします。さらっとしたプリント表現がモダンと相性◎アイムME8091こちらは、シンプルな中にも遊びゴコロが加えられる、リズミカルな丸がモチーフとなったカーテン。彩度が低いので、ほかのインテリアの邪魔をすることなく、自然にモダンな印象を演出してくれます。シンプルモダンインテリアにオススメのカーテンはこちらインテリアの仕上げはカーテンにおまかせ!実は今回紹介した3種のテイストなら、ベースカラーはホワイトなどのシンプルカラー、家具はウッドテイストと、同じものでも大丈夫。あとは気分によってカーテンを変えるだけで、簡単に部屋のテーマをチェンジできます♪模様替えが難しいおうちは、カーテンだけでもシーズンごとに取り替えると気分がガラッと変わりますよ!カーテン選びなら、さまざまなテイストに合うカーテンを簡単に見つけられる『川島織物セルコン』がオススメ。600点以上の中から、条件を絞って選び出すことができますよ。おうちの雰囲気を変えたくなったら、ぜひチェックしてみてください♪川島織物セルコン『!’m』のページはこちら
2020年05月17日Rakuten Fashion Week TOKYOにて、日本とアフリカカルチャーの交流プロジェクト「FACE.A-J(Fashion And Culture Exchange. Africa-Japan/フェイス.エージェー)」が、2019年10月16日(水)に開催された。「FACE.A-J」とは「FACE.A-J」は日本とアフリカのクリエイティブ・マーケットを繋げるための架け橋となる新プロジェクト。ファウンダーのブッキー・アデジョビと清子ウンバコが、今回のプロジェクトディレクターであるユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問の栗野宏文に「アフリカファッションと東京ファッションを交流させたい」と依頼したことからスタートしたという。「“アフリカは貧しい国”というイメージを払拭し、アフリカにも素晴らしいクリエーションやそれを生み出すクリエーターたちがたくさんいるということを、日本人に知ってほしい」という想いのもとプロジェクト企画は発展。ファッションだけに留まらず文化的交流を促進することで、日本がアフリカの平和や発展に貢献していくこと、そして互いのクリエーションを刺激し合うことを目指す。初開催となる今回は、日本ブランドとしてサルバム(sulvam)、ワタル トミナガ(Wataru Tominaga)、コヨーテ(COYOTE)が参加し、アフリカブランドとしてテベ・マググ(Thebe Magugu/南アフリカ)、ケネス・イゼ(KENNETHIZE/ナイジェリア)、アニャンゴ・ムピンカ(Anyango Mpinga/ケニア)が参加した。サルバムサルバムは、「FACE.A-J」でのクリエーション発表にあたって民謡クルセイダーズ(MINYO CRUSADERS)とタッグを組んだ。民謡クルセイダーズは、日本民謡とラテンリズムを掛け合わせて演奏するライブバンドだ。そんな彼らが身に着けたのは、切りっぱなしのヘムや解れのディテールを取り入れたサルバムらしいにひねりのあるクラシックスタイル。その中に、淡くて明るいカラーリングと、時折和の文化が混ざり合う。そして今回のため、アフリカンクリエイティブにリスペクトを示したチェック柄のジャケットを作成した。日本にはない独特のカラフルな色彩で描かれるチェック柄と、片側に施したフリンジ状のディテールは、ケネス・イゼが用いていたデザインを参考にしたものだ。これはサルバムのデザイナーである藤田自身の希望から生まれたクリエーションの交流だった。コヨーテコヨーテの今コレクションは、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)の山縣良和がスタートしたファッションデザイン教室「ここのがっこう」の若手クリエイターたちによる初めてのクリエーションだ。今回は、参加クリエイターひとりひとりが考える「東京からみたアフリカ」「アフリカからみた東京」を寄せ集めて、まるでオブジェのような作品を作りあげた。意識したのはサステナブル。さらに、その上で“みんなでつくるひとつのカオス”をイメージしたという。独特な色彩のあチェック柄や自由に咲く花々、大地の色合いはアフリカのイメージからだろう。一方で、ほんのり見えるストリートカルチャーなどは東京らしさのあらわれだ。ワタル トミナガ大胆なプリントを得意とするワタル トミナガは、アフリカンカルチャーからのインスピレーションを得たことで、よりカラフルでダイナミックなプリントを完成させた。鮮やかなフラワーモチーフや、現代アートのようなグラフィック、波打つユニークなチェック柄など、個性的な柄と柄を融合させてワンルックを完成させた。ファウンダーの2人は、アフリカはとても広い国で、アフリカンカルチャーをひとくちに表すのは難しいと話す。そして、アフリカでは日本と同じように“個人のポリシー”を持ってファッションを楽しむ人たちが増えているとも。インターネットが普及し、クリエーションの交流も今までより盛んに行えるようになった今、ヨーロッパやアメリカ、そして日本のファッションが輸入されていると同時に、あえてアフリカンのプリミティブな部分に立ち返ったファッションも、脚光を浴びているようだ。そんな中「FACE.A-J」では、海外でファッションを学び翼を広げつつも、メイド・イン・アフリカを大切にする3つのファッションブランドを集めた。テベ・マググテベ・マググは、2019年度のLVMH プライズでグランプリを獲得した南アフリカ・ヨハネスブルクを拠点とするウィメンズブランド。「FACE.A-J」では唯一、ランウェイ形式で発表した。モダンなジャケット、コート、シャツ、ワンピースなどをメインに提案し、ディテールにはプリーツやスリット、カッティング、レース、グラフィックプリントを加えることで洗練された印象を醸しながらも、奥行きのある大胆なカラーやファブリックでアフリカンな部分を香らせた。ケネス・イゼケネス・イゼは、2019年度のLVMH プライズにノミネートされたアフリカ人デザイナーの1人。彼は服の製作にあたって、日本のシルクの織物を採用したという。さらにイギリスをはじめとする世界の糸を混合させ色鮮やかな色彩のワードローブを生み出した。さらに織物を採用した理由として、環境への配慮もあったと、ケネス・イゼは語る。アフリカではまだまだ停電が多く、停電が復活する際には排気ガスが何度も生ずる。しかし、電気を用いない織機であればその心配はない。自然にあふれる大地に恵まれたアフリカに住む彼らしい発想から生まれた地球に優しい服は、着る者にとって気分を高揚させてくれるようなカラーリングで提案されている。アニャンゴ・ムピンカケニア出身のアニャンゴ・ムピンカが提案したのは、クラシックをベースに、アレンジを効かせたワンピースを中心とするウィメンズファッション。特にメインで用いたのは、フォーマルストライプのテキスタイルで、自由に動くフリルやラッフル、クレイジーパターンを施して愉快な1着に仕上げた。ショーの中では音楽にあわせて自由に踊るモデルたちが身に着けることで、そのディテールがより強調されている。また、ストライプ以外に登場した、フラワーやボタニカルのモチーフは、エネルギッシュでパワー漲る印象で、アフリカらしさを表現している。Kadara Enyeasi会場には、ファッション以外にも絵画が披露されており、Kadara Enyeasiが参加した。彼はナイジェリアのラゴス在住の芸術写真家。今回は、日本やアフリカの風景を想起させるアートを織り交ぜたコラージュ作品を披露した。翌週にはアフリカでも開催「FACE.A-J」は、場所を変え翌週にナイジェリアのラゴスでも開催される。なお、ラゴスのイベントは、アフリカで最も有力なファッションプラットフォームであるラゴス・ファッションウィークおよび、アフリカ最高峰のセレクトショップ「ALARA」とコラボレーションにより実現する。
2019年10月20日野草の力でエイジングケア松山油脂は9月12日、野草でつくったスキンケアブランド“北麓草水(ほくろくそうすい)”から「北麓草水ブライトオイルエッセンス」を新発売する。“北麓草水”は富士北麓の伏流水や、野草に着目したスキンケアブランド。野草の力を引き出し、日本の美の真髄を表現する美容アイテムを開発している。今回、“北麓草水”ブランドから新たに登場した「北麓草水ブライトオイルエッセンス」は、エイジングケアのためのオイル美容液である。植物の恵みを詰め込んだ贅沢なオイル美容液北麓草水ブライトオイルエッセンス」はコメ胚芽油やスクワラン、ローズヒップ油、月見草油などの栄養豊富な植物油に、アマチャヅルやユズ果皮を浸透させた浸草油をベースにつくられている。植物の恵みを詰め込んだ贅沢なオイル美容液。数滴をなじませるだけで、肌の潤いに欠かせない細胞間脂質を整え、バリア機能を保ち、ハリと弾力のある肌へと導いてくれる。べたつかずサラッとしたテクスチュアで、すっと肌になじみ角質層へと浸透。香り成分としてノバラ精油、クロモジ精油、マジョラム精油をブレンド。肌だけでなく心も癒す、深みのある香りも特徴だ。紫外線や乾燥などのストレスにさらされる肌を優しく潤す「北麓草水ブライトオイルエッセンス」が、肌の衰えを感じ始めた女性の悩みに応えてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※松山油脂株式会社のプレスリリース※北麓草水のWebサイト
2019年09月05日MISIA撮影/天日恵美子昨年の大ヒット『アイノカタチ』をはじめ、われわれの心を揺さぶる歌唱力でアジアを代表する歌手となったMISIAが、アフリカをテーマにしたチャリティー絵本『ハートのレオナ』(主婦と生活社)を執筆。読者へ伝えたかったことや執筆の裏話などを、担当編集者とともに明かしてくれました。■ツアー中にも関わらず、徹夜しながら執筆─昨年7月から始まった『ハートのレオナ』の執筆、おつかれさまでした。最初にいただいた原稿はテキストファイルで65ページほど。ここからどこを残してどのように表現していくかなど、削るのに苦労されました。МISIA削ることが大変というよりも、主人公・レオナちゃんの仕草などの描写やアフリカの景色をきちんと書き込みたいという気持ちと、アフリカの現実を書きたいという気持ちのせめぎ合いでしたね。─しかも昨年から今年の3月までデビュー20周年のツアー中。忙しいさなかに執筆して、削ったり書き足したり。МISIA8月28日から横浜で開催されるTICAD(*アフリカ開発会議)前には発売したいと思っていたので、ツアーを理由に発売延期をするわけにもいかず……。けっこう徹夜しながら書いていましたね。こんなに大変な作業なのか、と。ストーリーを口述して、プロの書き手さんに構成してもらうやり方もあったと思います。ですが、アフリカでの経験がないと細かなニュアンスが難しい。これは私に課せられた責任だと思い、最後まで自分で書きました。─文章に力がありますよね。これは、実際に体験した人にしか出てこない言葉だと思いました。リアルなアフリカを日本の子どもたちに伝えたいと始まった絵本づくりですが、いちばん言いたかったことはなんですか?МISIA物語の切り口を模索しているなかで、10年前、私が初めてアフリカを訪れたときに、この先ずっとみんなに伝えたいと思ったことはなんだったのだろう、と振り返りました。それは、アフリカから学んだ豊かな心であったり、命のメッセージであったり、音楽や文化の素晴らしさだったわけですが、私は、それらを知ったからこそ、アフリカが抱える問題の、本当の悲しみがわかったんです。さらに、私自身の生活を見直し、本当の豊かさを見つめ直す大きなきっかけにもなりました。■命がけの発言を一番に伝えたい─МISIAさんと本書の作画を担当されている大宮エリーさんが理事をされている財団法人のmudef(ミューデフ)は、そのときの思いを具体化するために作られたのでしたよね?МISIAはい。音楽とアートを通じて日本の子どもたちに伝えるために、つながりのあるアーティストさんたちと2010年に設立したんです。mudefを通じ、私は子どもの教育サポートを中心に活動を続けています。─それ以前より、何度もアフリカを訪問し、アフリカの抱えるいろいろな問題と向き合ってこられました。МISIA本書にも出てくる「音楽のあるところに戦いはない」「ラブイズフリー」「ものは盗まれることはあっても学んだことは盗まれない」という言葉は、私が現地で知り合った人から聞きました。それらは、発言した人たちが命をかけて命と向き合ってきたからこそ、生まれたものばかり。まずはそれを一番に伝えたいと考えました。─それで、レオナちゃんが訪れた国はすべてМISIAさんが実際に行ったことのある国に絞って……。МISIA「レオナはライオンの女の子。」この書き出しだけは、最後の原稿まで変わらなかったですね。ペリカンのムワリくんがカンガ(布)にレオナちゃんを包んで旅に出る、という出だしがまず固まって。あとは、私が体験したアフリカをどんどん書いていこう、と。だから、フィクションですけど、私のなかではすべて事実が連なっているんです。■アフリカとは別の側面から学んだ“命”─レオナちゃんには、モデルになった女の子がいました。МISIA幼くして亡くなった身内の女の子がモデルです。ずっと病院に入院していたのですが、いつもおでこにハートのガーゼを貼っていて。その子のお姉ちゃんが「ハートのレオナ」と呼んでいたんです。お見舞いに通ううちに、難病に苦しんでいる子どもが大勢いることや、その家族の胸の痛みを知りました。命について、アフリカとは別の側面から学んだのです。それで、その子に伝えたいこと、見せたいことを書こう、と。物語のなかでは、自由にアフリカじゅうを旅して、空を飛んで、たくさんの友達とも出会ってほしい、いろんなことを感じてほしいと思い、言葉を紡ぎました。─本書はチャリティー絵本の側面もあって、収益の一部は、アフリカと日本の子どもに役立てることが決まっています。日本の子どもへも、というのは、その女の子のことがあったから?МISIA企画段階から、私の印税はアフリカの子どもたちのために使わせていただくことを決めていました。ただ、その女の子に教えられたこともたくさんあるので、助けを必要としている日本の子どもたちのためにも使わせていただくことにしたのです。この本を読んだひとりでも多くの人に、命について考えてもらえるきっかけとなれば、うれしいです。MISIAが好きなページは?ともに生きていくことが私たちの幸せの根源なのかな、と思っています。貧困問題、環境問題、紛争問題……。どれも人間が解決するしかなく、すべてが命に向き合わないと解決できないこと。私はこの本で命のメッセージを伝えたいのですが、その先にあるものは何かといったら、世界平和につながる。自分の身近な人と仲よく生きて、その人にとって大切な人とも仲よくして、友達の輪が広がっていけば、世界中が仲よくなって平和になるんじゃないかな〜って。この絵には、みんなで幸せに過ごして、ともに生きていく様子が描かれているので、好きなんです。ハートのレオナMISIA/作大宮エリー/絵主婦と生活社刊 定価:本体1800円+税ライオンの女の子レオナが、ペリカンの友達ムワリとアフリカ大陸の旅に出ます。バオバブの長老に会い、文字を学ぶ大切さや命の尊さを知り―。旅から帰ったレオナが、家族に伝えたこととは……?*TICAD/アフリカ開発会議の略で、MISIAが名誉大使に就任している。2019年8月28日~30日に第7回が横浜で開催され、アフリカ54か国の首脳やさまざまな団体が訪れる。首脳が集まる国際会議としては規模も最大級。
2019年07月30日MISIA撮影/吉岡竜紀「まさか私が教壇に立つ日が来るとは……」東京学芸大学で200人以上の学生たちを前に、講義を始めたのは歌手のMISIA。アフリカの子どもたちへ支援を続けてきた彼女とJICA(国際協力機構)の共同企画で、アフリカを身近に感じてもらうためのトークイベントを行った。MISIAといえば10年以上、現地の子どもたちの教育支援に携わり、 ’12年のNHK紅白歌合戦では、ナミビアの砂漠から生中継で歌を披露するなど、アフリカへの思いは並々ならぬものがある。「リアルなアフリカの姿を子どもから大人まで理解してもらいたいので」と今回は初の著書となる絵本で、売り上げの一部は寄付にあてられる『ハートのレオナ』(主婦と生活社)も紹介。「貧しさから、捨てられたり売られたりする子どもがいるアフリカのスラムですが、自殺者はいないそうなんです。子どもの自殺の原因は、飢えや病気より孤独なのかもしれませんね」そう固定観念を打ち破るアフリカの現状を、温かくつつみ込むように訴えた。『ハートのレオナ』7月26日発売予定作/MISIA作画/大宮エリー主婦と生活社刊・定価1800円+税
2019年07月05日星野ルネさんSNSをきっかけに今、話題を集めるコミックがある。アフリカ・カメルーン生まれ、関西育ちの星野ルネさん(34)が描く『まんがアフリカ少年が日本で育った結果』だ。カメルーン人の母、日本人の義父を持つ星野さんが、自身の生い立ちや日本で暮らすアフリカ少年の日常をユーモアたっぷりに描く。例えば、こんなエピソードが連発される。■無意識下の思い込みや偏見をあぶり出す運動会の短距離走でルネ少年は3着になった。すると、みんながざわついた。「アフリカの子が負けた?」「調子悪かったのかしら?」「僕は声に出して言いたい。黒人全員が超人的に運動神経がいいわけではないんです!」と、オチがつく。4歳で来日。以来、日本人の中で過ごしてきた経験をもとに、日本人が無意識のうちに外国人に対して抱く思い込みや偏見をあぶり出す。漫画を描くきっかけは何だったのか。「僕は日本に来て保育園に通った。けれど、日本語はまったくわからない。でも、お絵描きの時間があって、自分の絵を見てくれる子がいたんです。何をしゃべっているかはわからないけど、笑ってくれてる。これで仲よくなれるんだなと子どもながらに思いました。『ドラゴンボール』を描いたりしてね。小学校でも、ルネの絵はすごいと一目置かれました。高校くらいまでは、弟や妹を相手に即興漫画を描いて遊んでましたね」快活に育ったルネさんだったが、まだ外国人、とりわけアフリカ系が少なかったころは嫌な思いもあった。その当時、アフリカ系の有名なタレントといえば、サンコンやゾマホンだった。「彼らはとても知的な人たちなのに、テレビでは滑稽な役回りばかりだった。その影響で、僕も学校でオモシロおかしくいじられることも多かったんです」しかし、周りがルネさんの存在に慣れてくると、変化も現れるようになる。「部活でバスケの試合に出たとき、レギュラーでもないのに、ベンチに座らされるんです。先輩いわく、僕が座っているだけで相手にプレッシャーを与えられると(笑)。これは“オイシイかな”と思えるようになっていきました」■出版した本は「実験」ルネさんにとっては単なる日常でも、日本人にはユニークな出来事になる。それに気づいたのは、地元・姫路のダイニングバーで働いていた25歳のときだった。「よく店のお客さんに、僕の体験したエピソードを話していたんです。例えば友達が働く日焼けサロンに遊びに行ったら、そこにいたおじさんに“お兄ちゃんはもう焼かんでもエエやろ!”とツッコまれた話など(笑)。聞いたお客さんは大笑いしたり考えさせられると言ってくれた。もっと広い世界に発信したほうがいいと言われることもあって上京したんです」タレント事務所にも所属したが、依頼は外国人としての仕事ばかり。「アフリカ系日本人としての仕事がないことに気づいたんですね。芸人という道も考えたんですが、僕がやりたいのは『お笑い』ではない。そこで、メモとして書きためていたネタを得意の漫画にしてツイッターに投稿するようになりました」ルネさんは、この世界はほとんどが人々の勝手な思い込みでできていると言う。「トラブルの原因は思い込みです。アフリカ人は足が速い、視力がすごい。インド人はカレーを食べて、象がいてヒンズー教だとか。中途半端なステレオタイプなんですね。僕と一緒に成長してきた友人やクラスメートは、アフリカ人に対して偏見がありません。だから、そういう教育さえちゃんとしていれば差別なんか生まれない。最近、小中学校や高校に講演で呼ばれることも多いんです。みんな僕の話に驚きの連続です。アフリカのイメージがどれだけ偏っているかに気づくんですね」ルネさんは、出版した本は「実験だ」と言い切る。「マイノリティー(少数派)がマジョリティー(多数派)の中でどう生きていくかという社会実験。なんでこんなことが起こるのか、いろんな例を挙げて表現している。だから、『日本で育った結果』というタイトルなんですよ」4月からの入管法改正に伴い、労働者をはじめ、日本で暮らす外国人がますます増えるだろうといわれている。「来るのは“労働力”じゃなくて“人間”ですから。日本の文化や習慣に慣れるまで時間がかかる。寛容さが必要なんじゃないのかな。SF映画のプレデターのようなやつらが来ると思ったら、実際にそうなってしまう。温かく受け入れれば仲よくなれますよ」(取材・文/小泉カツミ)
2019年05月31日HaaT(ハート)の2019年春夏コレクションの展開がスタート。HaaTの2019年春夏コレクションは、アフリカで力強く生きる部族の肖像を捉えた「AT THE EDGES OF POWER」という写真集からインスピレーションを得た。テキスタイルやシルエットには、自然と共に生きる人々が織りなす力強さをモダンに表現している。コレクションの駆け出しとなる1月の新作には、アフリカの人々が愛する祭りを表現した、幾何学模様の「ジオポコエンブロ(GEO POKO EMBRO)」シリーズが登場。キュプラとウールのなめらかな生地に、同じ刺繍を4重に施すことで、まるで浮き出るような柄をつくりだした。同シリーズからは、トップ、ワンピース、パンツなど全4型を展開する。また、独特のフォルムと軽さを特徴とするのは「ラフィア(RAFFIA)」シリーズ。ラフィア椰子の繊維で作られたクス族のテキスタイルを、ジャカード織機を使ってスカートやワンピースに仕立てた。同シリーズは、HaaT 青山店限定での販売となる。さらに、三角柄を、ジャカード織でテキスタイル上に表現した「ツイスト トライアングル(TWIST TRIANGLE)」シリーズのほか、アフリカのテキスタイルから着想を得た刺繍のバッグシリーズなども展開する。【詳細】HaaT SPRING SUMMER 2019発売日:2019年1月5日(土)~取り扱い:青山店、イッセイ ミヤケ / 神戸、エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / センバ、イッセイ ミヤケ ギンザ / ウラ発売日:2019年1月7日(月)~取り扱い:上記ショップ以外のHaaTショップ■アイテム価格・「ジオポコエンブロ」シリーズトップ 62,000円+税チュニック 68,000円+税ワンピース 90,000円+税パンツ 55,000円+税・「ラフィア」シリーズスカート 80,000円+税ワンピース 120,000円+税・「ツイスト トライアングル」シリーズトップ 53,000円+税ジャケット 60,000円+税チュニック 65,000円+税・「アフリカンビリ」シリーズトートバッグ 68,000円+税ショルダーバッグ 60,000円+税・「ダイヤモンド ステッチ」シリーズトートバッグ 大 38,000円+税、中 35,000円+税、小 26,000円+税©ISSEY MIYAKE INC.
2019年01月14日広告や様々なファッション誌で活躍するスタイリストの細沼ちえが、東京・原宿のハーサイド(herside)にて、アフリカの旅で出会った雑貨を展示販売するポップアップイベントを1月11日より開催する。昨年、旅で訪れたアフリカで人々のくらしや街並みに触れた細沼は、彼らとのコミュニケーションを通して、異国情緒あふれる大胆なテキスタイルやビビッドでカラフルな雑貨に深く魅了されたと話す。同イベントでは、現地のインスピレーションを受けて、日本のファッションやくらしに色鮮やかなカラーを取り入れることでマインドがアップするようなスタイル提案をする。シエラレオネで購入した生地を使用したポーチや、トートバッグ、その他、アクセサリーやヘアーコームなどのおしゃれ雑貨、部屋に彩りを与えるカラフルなバケツやジョウロなどをラインアップする。遠く離れたアフリカの文化から、彼女のフィルターを通してセレクトされた雑貨の数々。ぜひこの機会に手に取り触れてみては。【プロフィール】スタイリスト/細沼ちえ青木寿里加氏に師事。2009年独立。現在、雑誌や広告などで幅広く活躍中。インテリアやプロップのスタイリングも手掛ける。旅好きでも知られていて、民族衣装や海外の建築などからインスピレーションを受ける。【イベント情報】会期:1月11日〜 ※無くなり次第終了場所:herside住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 2階電話:03-5774-1440営業時間:12:00〜20:00
2019年01月11日『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』が、2019年1月18日(金)よりユナイテッド・シネマ他全国ロードショー。NHK総合テレビの人気番組が初めて映画化される。TV番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」とは?『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』の元となる、TV番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」は、2006年4月より放送を開始し、12年目を迎えるNHK総合テレビの人気番組。これまで灼熱の砂漠から赤道直下のジャングル、極寒の極地など、世界50か国以上の取材を行ってきた。最新機材を駆使して撮影された映像では、世界で初めて観察されたほど希少性の高い動物たちの行動などを捉えたものもある。誰も見たことがなかった生きものたちに出会えると、自然を取り上げたプログラムの中でも高い人気を誇る。劇場版では「アフリカ」にフォーカス『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』では、500本以上の放送アーカイブの中から厳選し「アフリカ」に焦点を当てる。哺乳類だけでも1,000種類がいる、野生動物の宝庫・アフリカ。その厳しい自然の中で生き抜く、動物たちの「家族」の姿を捉える。ストーリーは3つの「家族」の物語で構成。一つは、群れから追放され、放浪の旅を続けながら群れの王を目指すオスライオンの話。そして、家族を失いたった1頭で幼い子どもを育てるメスライオンにもフォーカスを当てる。また、事故で片腕を失った子どもを優しく見守りながら暮らす「ゴリラ家族」も取材。優しく力強く生き抜くそれぞれの家族の姿は必見だ。また、アフリカならではの多様な暮らし方をしている「珍獣」たちも同時に紹介。「ダーウィンが来た!」だからこそ実現できた、貴重な映像をぜひ大スクリーンで楽しんで。葵わかながナレーションに『劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説』のナレーションは、女優の葵わかなが担当。わずか20歳ながら映画、ドラマ、CMと多方面で活躍する葵わかなが、声で動物たちの姿を伝える。映画のナレーションは初挑戦だったが、「個人的にも動物が大好きなので、物語に感情移入しながら楽しんで音入れすることができました。」と収録を振り返りコメントしている。MISIA「AMAZING LIFE」がエンディングテーマエンディングテーマは、MISIAの新曲「AMAZING LIFE」。生き物たちが織り成す驚きの日常を描く映画の世界観を、エネルギッシュな歌声と壮大なメロディーで表現している。なお、MISIAの「AMAZING LIFE」は、2019年4月よりNHK総合テレビ「ダーウィンが来た! 生きもの新伝説」の新テーマソングにも、決定している。【詳細】『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』公開日:2019年1月18日(金)ユナイテッド・シネマ他全国ロードショーナレーション:葵わかな音楽:内池秀和、加藤みちあき制作:NHKエンタープライズ映像提供:NHK製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ
2018年11月11日アフリカ・欧州中心に世界の都市を訪れ、オルタナティブな起業家のあり方や次世代のグローバル社会と向き合うヒントを探る、ノマド・ライター、マキです。Maki & Mphoという会社を立ち上げ、南アフリカ人クリエイターとの協業でファッション・インテリア雑貨の開発と販売を行うブランド事業と、「アフリカの視点」を世界に届けるメディア・コンテンツ事業の展開を行っています。筆者も昨年ナイロビを訪問した時に彼のレストランを何度か訪れました。もともとはナイロビで出会ったフォトグラファーの同級生ということでレスを紹介してもらったこともあり、彼の料理に対する思いや、おすすめメニューについて直接話を聞くことができました。ナイロビでも食の選択肢が増えてきてはいるものの、ローカルフードとなるとカジュアルなものが多かったり、少しおしゃれな空間のレストランとなると欧米風になりすぎていたりと、ローカルとグローバルの2つの要素をバランスよく組み合わせて提案している場所は、まだ多くありません。そういった提案をしながらシェフとしてのキャリアを積んでいるレスは、パイオニア的存在の一人です。彼がなぜナイロビ、ケニア、アフリカの食にこだわるのか。モダンなアフリカ料理という新しいフィールドを切り開こうとする彼の、これまでの軌跡や価値観は、日本でも新しい挑戦をしたいと考える人にとってのインスピレーションになるのではないでしょうか。シェフは天職。6歳のときにはすでに料理に惚れ込んでいたマキ:素敵だね。最初に出会ったシェフ以外にもロールモデルはいたのかな。レス:キャリアのいくつかのステップにおいて、ロールモデルがいたよ。シェフを真剣に志し始めてからいろんな師匠に出会ったけれど、その中でも特に僕にとって重要な人物は、当時ケニアでフェアモントホテルグループ(カナダに本社があるラグジュアリーホテルグループ)のレストランの総料理長を務めていたシェフ、カラン・スリ氏。マキ:ケニアの外食産業は、まだまだ成長期にあると思うけれど、著名なシェフたちも増えているのかな。レス:ケニアにも卓越したシェフたちはいる。ただ、グローバルには知られていないというのが現状。つまり、グローバルレベルで、影響力がある「インフルエンサー」の域にはいない。「単に欧米のやり方を追随することはしない」他のシェフとは違う道をマキ:若くして料理長を務めるシェフという意味で、ナイロビにおけるレスの活躍はパイオニア的にも思えるけど、自分ではどう思っているの。レス:自分のことはパイオニアだとは思ってないよ。どちらかというと、業界におけるキープレーヤーだと思っている。自分がケニアやアフリカの食における革命を起こしているという意味において。他のシェフたちがやっているみたいに、いわゆる主流のフレンチとかイタリアンとかの欧米のジャンルを追いかけることはしない。マキ:グローバル化した市場において、人々が自らのカルチャーではなく他のものに惹かれるというのは、稀な現象ではないとは思う。ただ、過去に話したケニアのファッションブランドの起業家たちも言っていたけれど、ケニアにおいては、ケニアブランドやローカルのものよりも外国のものの方がいいとする傾向がまだ強いみたいだね。でもレスが手がける「Nyama Mama」のメニューは、ローカルの人々にも受け入れられ始めているよね。レストランの代表的なメニューについて、説明してもらえるかな。レス:ウガリ・フライというメニューは典型的なフュージョン。(ウガリとは、トウモロコシの粉とお湯で茹でて、マッシュポテト状にしたもので、東アフリカや南アフリカの主食として親しまれている。日本食における白米のような位置づけ)つまり西洋料理の影響とローカルな素材を組み合わせて、誰もが親近感を持てるような料理にした。一方で、ケニアの伝統素材を使っているとはいえ、現地の人にとってもユニークな提案になってると思う。ウガリは、そのままウガリとして食べるのが普通で加工されたことはなかったからね。ピューレ状にして、チーズを混ぜて、揚げるといったように、ウガリをまったく違うものにして提案するということが、新しい。Instagramより他にも、ケニアで伝統的に食されているフラットブレッド「チャパティ」をトルティーヤの代わりに使って、南アメリカのラップやケサディア風にした料理もある。Instagramよりマキ:結果としては単純なことかもしれないけれど、今までになかったものを作るというのは挑戦であり、エキサイティングなことだね。最後に、ケニア料理をもっと世界に広めていくには、どうしたらいいと思う?レス:まずはケニアを訪問してもらうこと。そして地元の人たちが食べているものを見てもらうことかな。そして「Nyama Mama」のようなレストランに来てもらって、地元の料理を、新しい形に変えて、もっと親しみが持てて、面白い、楽しい料理として提案しているというやり方を見てもらいたいな。マキノマド・ライターMaki & Mpho LLC代表。同社は、南アフリカ人デザイナー・ムポのオリジナル柄を使ったインテリアとファッション雑貨のブランド事業と、オルタナティブな視点を届けるメディア・コンテンツ事業を手がける。オルタナティブな視点の提供とは、その多様な在り方がまだあまり知られていない「アフリカ」の文脈における人、価値観、事象に焦点を当てることで、次世代につなぐ創造性や革新性の種を撒くことである。
2018年08月22日アディダス オリジナルス(adidas Originals)は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボレートコレクション「アディダス オリジナルス =ファレル・ウィリアムス(adidas Originals = Pharrell Williams)」から、新作「SOLAR HU Collection」を8月18日発売する。今回のコレクションは、鮮やかなカラーを用いながら、アディダスのパフォーマンスを高める機能性や大胆なパターン、そしてランニングが人々の文化に浸透している東アフリカのスタイルを表現。ファレル・ウィリアムス氏は「ランニングが持つ平穏で瞑想的な性質が好きだ」と述べ、スポーツを通じてすべての人たちが人生を変えるためのパワーを持っているというアディダスと共通の信念を詰め込んでいる。5モデルのフットウエアと1モデルのアパレル、計6点のアイテムが登場。アクア、スカーレット、イエロー、カレッジエイトグリーンやカレッジエイトパープルといった自信に満ちたカラーパレットで表現されている。「SOLAR HU NMD」BB9531(2万8,000円)「SOLAR HU NMD」は、アイコニックなNMDに、トレイルランニングからインスパイアされた新しいアウトソールや、鮮やかなカラー、複雑なウェービングテクニックを用いたリブ付きのプライムニットが特徴的。各シューズのフロントデザインは、ランニングのビブスから着想を得ており、コントラストの効いたブラックとホワイトのパッチに“MOTHER”と“LAND”、 “EMPOWER”と“INSPIRE”、そしてスワヒリ語の“MIELE”と“MBELE”と言ったテキストのデザインを施した。TPUのレースケージは様々なカラーが目を引き、ミッドソールには優れた反発力を誇る革新的なBOOSTフォームを採用している。「SOLAR HU TENNIS V2」BB9542 (1万7,000円)「SOAR HU TENNIS V2」は、TENNIS HUのシルエットが東アフリカのインスピレーションによって再解釈。プライムニットのアッパーに施されたパターンは、ハンドメイドのようなデザインとタッチに仕上がっている。また、EVAのミッドソール、ヒール部分とトゥボックスに施されたスエードのオーバーレイ、ユニークなシューレースのメカニズムやレザーのレースホルダーも特徴的だ。「SOLAR HU TRACK TOP」DW9037(2万6,000円)「SOLAR HU TRACK TOP」は、アディダスの最新のイノベーションが注入され、ウーブンのトラックトップに軽量かつダブルレイヤードな仕上げによって、東アフリカのスタイルの特徴が詰め込まれた。ファレル・ウィリアムスの比類なきクリエイティビティにより、カルチャーとの深い繋がりを体現したエクスクルーシブなコレクション。取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ 六本木ヒルズ・GINZA SIX・ダイバーシティ東京プラザ・ラゾーナ川崎プラザ・札幌ステラプレイス・心斎橋・HEP FIVE・福岡、アディダス ブランドコア ストア渋谷・新宿・名古屋、アディダス オンラインショップ、BILLONAIRE BOYS CLUB、DOVER STREET MARKET GINZA、mita sneakers、Styles、UNDEFEATED、UNITED ARROWS & SONS、Dice&Dice、GR8 HARAJUKU、VA An Omnibus Shoe Store、西武渋谷店、阪急メンズ東京、伊勢丹新宿店 メンズ館、SWG、UNION TOKYOにて。
2018年08月09日アフリカ・欧州中心に世界の都市を訪れ、オルタナティブな起業家のあり方や次世代のグローバル社会と向き合うヒントを探る、ノマド・ライター、マキです。Maki & Mphoという会社を立ち上げ、南アフリカ人クリエイターとの協業でファッション・インテリア雑貨の開発と販売を行うブランド事業と、「アフリカの視点」を世界に届けるメディア・コンテンツ事業の展開を行っています。マキ:自分に合っている。アーティストとして自分ならではの媒体を見つけたってことなのかな。Brikicho:デジタル写真をやっている時は、なぜか自分の作品に思い入れを持つことができなかった。でもフィルムを始めてからは、構図とか写真そのものについてももっと真剣に考えるようになった。そして自分の作品にも思い入れを持つようになった。それが自分がフィルム写真から得られた価値だと思う。フィルム写真だと、自分が頭の中で想像したものとより近いものが表現できるんだ。マキ:なるほど。普段はどういったものを撮っているの?Brikicho:人物と風景。まぁ自分では、なんでも撮っていると思うんだけど、よく知られているのは人物、特にミュージシャンと風景かな。アーティストとよく仕事していて、その中でもミュージシャンをよく撮影しているんだ。マキ:ミュージシャンを撮るときに意識していることってある?つまり、彼らはサウンドを作っているわけだけど、Brikichoは音のないスティル(静止画)で表現している。どうやってミュージシャンの雰囲気を捉えているのかな。Brikicho:彼らを撮るのはとても楽しい。僕のやり方は、ステージ上などで彼らを撮るのではなくて、自分のセットの中に呼び込むこと。彼らの雰囲気やサウンドは、写真という媒体においては、光と色に置き換えることができる。どちらも同じアート。ただ媒体が違うだけなんだ。つまり、音からビジュアルへと変換するという作業は結構スムーズにできるものなんだよ。マキ:非常におもしろい見方だね。色覚障がいをきっかけに、色を音に変換するアンテナを頭蓋骨に埋め込んで、色を聴き、さらに世の中の音をビジュアル化することで、音を色として「聴く」という体験をさせてくれるビジュアルアーティストのニール・ハービソンのアート表現と何か共通点を感じる。Brikichoの今の話、例えば具体的な写真で説明してもらえる?Brikicho:例えばこれは最近のプロジェクトで、アーティストのThe Red Acapellaを撮ったもの。Instagramより彼らの音楽は、ゆっくりで、イージーな感じで、クール。だからちょっと寒色系をベースを使ったスタイリングをしたりした。マキ:とてもクールな写真だね。風景のほうはどんなプロジェクトに取り組んでいるの?Brikicho:自分のクリエイティブ・プロジェクトとしては2つあって、一つは、自分の故郷であるキリニャガ(ナイロビの北東約100kmに位置する地区)に関するもの。自分の故郷に敬意を示すような意味をもっている。キリニャガの日常や、友人を撮っている。もう一つは、「City of Dreamers(夢見るものたちの街)」というプロジェクト。これはFits Collectiveとしてやっているんだけど、ナイロビの街や人を記録している。ケニア、そしてアフリカは自分の故郷。自分を形成してきた要素。だからこそ、このアフリカ大陸を記録し続けたい。マキ:大きな存在になれることの意義ってなんだろう。Brikicho:自分たちの挑戦は小さくない。フィルム写真をアフリカ全体に広めたいと思っているんだ。まずは、ナイロビから、ケニアから、フィルム写真を広めていきたい。一緒にやっているセレナも言っているけど、、写真がいま(ケニアで)ブームになりつつあるからこそ、写真の基礎を改めて見直したり理解したり、周囲の環境や被写体の美しさを認識する必要がある。何か(結果だけ)が即座に評価されて、そのプロセスが見落とされてしまっているような、変化の激しい世の中におかれているからこそ。あとこれはマガティが言っていることだけど、(フィルム写真は)人々と都市の対比を表現するのであれ、人物のポートレート写真であれ、すべてが瞬間瞬間の微細なところに近づくことを可能にする行程(journey)なんだ。マキ:想いを共有する3人が作るコレクティブだからこそ、大きな挑戦ができるのかもしれないね。「Brikichoは、写真で物語を紡ぐ『作家』になるんだ」Brikichoが発する、フレッシュで荒削りな言葉、素直な回答には、何かアーティストがものを生み出すことの作業の本質的な部分があるように感じました。フィルム写真という媒体を使って生み出される彼の作品そのものも素晴らしいですが、フィルム写真に向き合うことで、自分自身と向き合っている彼の生き方そのものに、わたしは心を動かされました。そして何よりも彼は仕事や人生を楽しんでいるように見えます。BrikichoとFits Collectiveの存在が、これからもっと大きくなっていくその過程を観察し続けたいです。BrikichoInstagram(Brikicho)|Instagram(Fits Collective)フィルム写真にこだわり、ナイロビを拠点に活動する若手写真家。他2名の写真家とともに、フィルムでキャプチャーしたストリート写真を展開する、Fits Collectiveのメンバーでもある。▶︎ノマド・ライター マキが届ける『ナイロビ、クリエイティブ起業家の肖像』・#004 「アフリカンファッション=カラフル」は時代遅れ。ケニアの若者が“白黒”のアパレルブランドを始めた理由・#003 「物理は一番アーティスティックな学問」。“理系ジュエリーデザイナー”に聞く、想像を創造に変える方法・#002 誰もが知っている「ハンバーガー」で、アフリカのネガティブなイメージを刷新する起業家姉妹・#001 「正しいことをしているという確信」。選択肢がありすぎる現代でも道に迷わない観察者、ヴェルマ・ロッサ▶︎オススメ記事・ノーメイクで自然光。「リアルな女性の写真」で女性差別に立ち向かう愛に溢れるアクティビスト・カップル。・「男なら筋肉をつけるべきなの?」21歳の写真家が“男性解放”をテーマに写真展を企画した理由All photos via Brikicho Text by MakiーBe inspired!
2018年07月20日「アフリカフェスティバル」が2018年7月21日(土)、22(日)の2日間、代々木公園にて開催される。日本・コートジボワール友好デーに合わせて開催される「アフリカフェスティバル」は、アフリカのミュージシャンの生演奏や日本では珍しいアフリカ料理、お酒が楽しめる大規模イベントだ。アフリカ出身のミュージシャンによるライブパフォーマンスでは、迫力のある生演奏やダンスが披露され、アフリカのパワーを感じることができる。また、フードコートでは、日本ではあまりお目にかかれないアフリカ各国の料理やビールがずらりと並ぶ。アフリカ一色となった代々木公園に足を運んでみては。【詳細】第5回アフリカフェスティバル 2018~Africaʼs power to the world~日時:2018年7月21日(土)、22日(日)時間:10:00~19:00 ※雨天決行場所:代々木公園 野外音楽堂付近住所:東京都渋谷区神南2丁目2-3入場料:無料
2018年07月08日マウジー(MOUSSY)より、中東や北アフリカにインスパイアされたリゾートコレクション「2018 MOUSSY Late Summer Capsule Collection」が登場。2018年6月21日(木)より発売される。コレクションを彩るのは、森や大地、野草の花などを彷彿させるグリーンやブラウン、パープルといったカラーリング。配色や発色、そして色彩の美しさに拘ったピースは、落ち着きのあるエレガントな空気を纏う。注目は、初登場となるコクーンシルエットのスカート。オリジナルのエスニック柄と無地カラー2パターンの展開で、ざっくりと織られた表面の質感が特徴だ。膝下で柔らかく丸み帯びたシルエットのスカートは、シンプルなトップスと合わせても女性らしさを演出してくれる。ハイウエストのスラックスは、ウエスト位置にまでタックを配したことで、美脚効果を期待できる一着。また腰回りの生地に少し余裕を持たせたり、股上の位置を調整して履き心地に気遣うなど、女性に嬉しい仕掛けも施されている。さらに付属したベルトは、それぞれのパンツに合わせた配色でデザインのアクセントに。もちろん取り外しも可能なので、シーンに合わせたコーディネートを楽しむことが出来る。拘りを散りばめながら、ベーシックなデザインのトップス&ボトムスは、スタイリングの相性も抜群。さらりと纏って、大人の女性のコーディネートを完成してみてはいかが。【詳細】2018 MOUSSY Late Summer Capsule Collection発売日:2018年6月21日(木)取扱店舗:マウジー国内全店舗、シェルター国内全店舗、シェルター公式ウェブサイト商品例:・BACK OPEN H/S トップス 6,458円(税込)・WAIST BELT TUXEDO パンツ 7,538円(税込)・V LINE C/N VEST 6,458円(税込)・ETHNIC COCOON スカート 7,538円(税込)・CREW NECK SLEEVELESS トップス 3,218円(税込)・WRAP KNIT スカート 8,618円(税込)・ETHNIC N/S WRAP ドレス 9,698円(税込)
2018年06月21日堀北真希(’18年5月下旬)堀北真希が女優復帰⁉’15年に山本耕史と結婚し、翌年には第1子を出産した堀北は昨年2月に所属事務所を退所した。一部報道によれば、子育てがひと段落した彼女に、連ドラ出演のオファーがきているというのだ。「フジテレビの『月9』です。今年の10月期のドラマで復帰という噂が流れています」(テレビ誌ライター)堀北はもう2年近く公の場に姿を現しておらず、事実上“引退”したもの見られている。しかし、「当時の所属事務所が“引退”と発表し、彼女自身は“これまでやってきたお仕事から離れることを決意しました”とコメントしただけでした。“引退”という言葉は一言も発していないんです。そのため、いずれ、必ず芸能界に復帰すると見ている人は多いんです」(スポーツ紙記者)さらに、一部女性週刊誌の報道では、山本・堀北夫妻と布袋寅泰・今井美樹夫妻の食事会の席で、芸能界復帰を促された堀北が「実はドラマの話もいただいているんです」と答えていたという。さらにこんな話も。「テレビ局と元所属事務所が置かれている状況が関係しています。何をやっても『月9』は以前ほど視聴率を獲れなくなりました。低迷しているフジテレビが何かしら打開策を考えている中で、『月9』での堀北起用案が出てきたようですね。ただ正式に彼女にオファーがあったとは聞いていません」(テレビ局関係者)堀北の元所属事務所は、現在、内山理名や桐谷美玲、黒木メイサ、桜庭ななみが所属している。ところが、堀北が去った後に稼ぎ頭となった桐谷が近々、三浦翔平と結婚するという話が浮上ーー。「結婚後、桐谷は女優業を引退しキャスターとモデルの仕事に専念したいと言っているようです。事務所が、次に売り出そうとして、力を入れている知英が今ひとつはじけていません。堀北に戻ってきてもらいたい気持ちはあるんじゃなでしょうか」(前出・テレビ局関係者)突然、復帰説が出てきた背景にはそれらの事情が絡み合っているようだ。また、堀北と元所属事務所の間には確執があると伝えられているが、実際はそうでもないという。「稼ぎ頭に、いきなり結婚引退を申し出られたら、事務所も面白くないでしょう。でも何も条件を出さずに、了解したわけですし、堀北も、本当にまじめな子で、事務所には恩義を感じていると聞きました。復帰するときは、また所属するか、業務提携となるか、どちらかでしょう」(前出・テレビ局関係者)10月ドラマ復帰はあるのだろうか?だが疑問を呈する人もいる。「報道では“子育てがひと段落した”と言いますが、まだ2歳ですよ。一番大変なのはこれからじゃないですか。それに彼女は、芸能界に未練も執着もなかったと聞いています。10年後は何とも言えませんが、今、本人にその気はないでしょう」(芸能プロ関係者)こうなると、彼女の復帰より前に子どもの芸能界デビューがあってもおかしくない!<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2018年06月20日「アフリカ日比谷フェスティバル」が、2018年6月23日(土)・24日(日)の2日間東京・日比谷公園にて開催される。「アフリカ日比谷フェスティバル」最大の目玉となるのは、“アフリカはじめ世界の本場料理を食べつくそう!”をテーマにしたフードコート。 アフリカをはじめ世界各国の料理が勢ぞろいする。また、バザールでは、珍しい&カワイイ雑貨や民芸品を販売。アフリカの伝統太鼓ジェンベの体験コーナーや、生演奏ライブ・パフォーマンスを実施するステージも設けられる。6月23日(土)には、アフリカンパレードを開催。参加者は、アフリカやアフリカにルーツをもつ文化に興味のある方、アフリカに関わっている方、アフリカ出身の方、アフリカにルーツをもつ方など様々。パレードへ参加すると、アフリカ大陸がモチーフの巨大おみこしをアフリカの太鼓のリズムに合わせて運びながら、歌って、踊って、ワイワイと盛り上がることができる。【詳細】「アフリカ日比谷フェスティバル」開催期間:2018年6月23日(土)・24日(日)時間:10:00~21:00(最終日は17:30まで)場所:日比谷公園・大噴水広場住所:東京都千代田区日比谷公園入場料金:無料内相:ライブステージ・フードコート・バザール・ワークショップ・アフリカンパレード他
2018年05月05日アフリカ・欧州中心に世界の都市を訪れ、オルタナティブな起業家のあり方や次世代のグローバル社会と向き合うヒントを探る、ノマド・ライター、マキです。Maki & Mphoという会社を立ち上げ、南アフリカ人クリエイターとの協業でファッション・インテリア雑貨の開発と販売を行うブランド事業と、「アフリカの視点」を世界に届けるメディア・コンテンツ事業の展開を行っています。Mama Rocksを立ち上げたサマンサとナタリー筆者は、ナイロビで出会った知人の紹介で、Mama Rocksを訪ねたのがきっかけで、それ以来ナイロビを訪問するたびに必ず訪れています。その魅力は、こだわりの素材と独自のフレーバーが特徴のグルメバーガーそのものだけでなく、Mama Rocksブランドの背景にある、サマンサとナタリーのビジョンやミッションなのかもしれません。UK出身の二人が、どういったきっかけで、なぜナイロビで起業したのか、なぜバーガーなのか、なぜ地元のクリエイターたちと連携したブランド作りを行うのか。彼女たちの想いや起業のストーリー、そして人生設計に、私たちが「本当にやりたいこと」を見つけるためのヒントが隠れているかもしれません。「どんなレガシーを残したいか」。時間をかけて、じっくり自分と向き合うことで見えてきた、歩むべき道マキ:まずは起業に至るまでのストーリーを教えてもらえるかな。サマンサ:イギリスの大学を卒業した後、わたしもナタリーも人事系の仕事をしていたの。ナタリーはメディア業界、わたしはチャリティー業界で就職していた。マキ:今のバーガーショップのフィールドとは全く違うところからスタートしたんだね。サマンサ:そう。チャリティー業界で何年かキャリアを積んで、生活は充実していた。一方で、かなり残業もして忙しかった。でもあるとき、ふと立ち止まって振り返ってみる機会があって、あることに気がついて…。仕事に投資している自分のエネルギーや努力を、もっと自分のためになる何かに使いたいっていう気持ちが芽生えてきた。それから、自分の道を切り開くという選択肢が魅力的に思えてきたのもある。マキ:何か具体的な影響やきっかけがあったりしたのかな。サマンサ:共に起業家である両親の影響は強いと思う。常に「自分のボスになれ」と言われ続けてきた。両親には、いつもそういう風に鼓舞されてきたかな。マキ:身近に起業家のロールモデルがいるのは心強いね。でも、なんらかのロールモデルがいたとしても、本当に自分のやりたいことを明確にして、決断をしてキャリアを進めていくというのは、誰にとっても難しいことだと思う。サマンサ:両親の影響だけじゃなくて、すごく長い時間をかけて、自分自身についてもじっくり考えた。それによって自分のことを理解することができた。何によって自分が突き動かされるのか。あとそれから重要だったのは、自分が残したいレガシー(後世に残すもの)は何なのかについて考えたこと。つまり、より広い世界に対して、わたしはどのような影響を残せるのかということ。マキ:バーガーを一つのメディアとして捉えている点は面白いね。ナタリー:メディアとしてのバーガーは、わたしたちの価値観を表現するのに適切だっただけでなくて、アフリカ料理の様々なフレーバーを凝縮させて、発信するのにも好都合だったと思う。アフリカ料理は、まだまだグローバルに知られていないという事実もあるので。マキ:起業の場所として、ナイロビを選んだのはなぜ?サマンサ:父がケニア人で、両親も13年以上ケニアに住んでいるという影響は一つある。それから、わたしとナタリーもケニアを頻繁に訪問するなかで、明らかな経済成長を目にして、ビジネス機会としても魅力的だった。東アフリカの中では、もっとも大きい市場だし、中産階級の人口も拡大している。こうした中産階級の人々は、旅に慣れていて、食べ物やサービスに対する期待値も高い。それにもかかわらず、わたしたちがMama Rocksを立ち上げた当時は、彼らのニーズを満たすサービスは限られていた。それからナイロビは、アートシーンも盛り上がっていて、すごくエキサイティングな都市だったから、むしろナイロビじゃなかったらどこ?という感じもあった。マキ:生まれ育ったUKを離れて、ケニアでの起業というのは大きな変化だと思うけれど、どんなことが特に大変だった?サマンサ:個人的には、起業のために親元に戻らなければならなかったということが大きいかな。自立した社会人として今まで生活してきたのが、いきなり逆戻りして子どもになるような感覚は、あまり気持ちいいものではなかった。それから、文化的ギャップも経験した。男性は、ビジネスとなると、大概、他の男性に向かって話を始めて、なんか脇に追いやられる感じを味わったのも不快な経験。自立した強い女性としてやってきたという経験があるからね。実務的なチャレンジとしては、市場に高品質・高価格というグルメバーガー(Mama Rocksのバーガーは、900円前後)の位置づけを理解してもらうことや、そもそも高品質な食材を提供してくれるサプライヤーを探すことなどが大変だった。マキ:起業というと「自分のボスになる」という要素が強調されるけれど、そのプロセスにおいては、実際に経済的にも精神的にも、ある意味、自立とは逆に、人に頼らなくてはならない場面も多々あると思う。姉妹での起業というのは、強みになっているのかもしれないね。サマンサ:ナタリーと一緒に起業しようと思ったのは、自分たちの背景や影響が似ているから。わたしたちは大親友で、一緒に働くのは楽しいし、絶対的な信頼関係がある。ほかのビジネスパートナーは考えられないかな。「わたしたちも、Mama Rocksも主人公じゃない」。世界の若者を鼓舞し続けるためのドミノエフェクトをつくるマキ:「アンダーグラウンド」というのは、あまり大々的には発信しづらいということなのかな。ナタリー:文化的にも歴史的にも、アフリカにおいて、アート、芸術分野はあまり賞賛されたり、推奨されたりしてこなかった。生計を立てるのに適切な領域ではない、というのが上の世代の考えだった。若者がそういったフィールドに進むことも、推奨されない。自分が何にパッションがあって、どうやって自己表現するか、家族に自分が何者かをどう表現するかはアフリカの人にとってプライオリティではなかった。マキ:クリエイティブ業界のキャリアが、応援されづらいというのは、必ずしもアフリカに限ったことではないと思う。経済成長の過程にある国においては、より実務的なキャリアが優先されるのかもしれないね。クリエイティブにこだわるのはなぜ?ナタリー:わたしたちは、クリエイティビティや自己表現こそが、アフリカ大陸の成長や変化をもたらす要素だと思っていて。恥ずかしがらずに、才能を忌憚なく発揮させることが必要だと思う。同時に、若者がパッションに従ってやりたいことをやる、というのを推奨していきたいとも思う。若者、そして彼らのクリエイティビティが、アフリカを変えると思っているから。彼らのパッションに火をつけるブランドになりたい。サマンサ:クリエイティブな考え方の重要性は、必ずしもクリエイティブ業界とかクリエイターに限定される話ではなくて。既存の枠組みに囚われずに、新しいやり方を提案するっていくこと。例えばケニアではM-Pesa(エムペサ)というモバイル・マネーのサービスが普及していて、銀行口座を持っていない層にも普及している。クリエイティビティがなかったらこういったサービスが生まれたり、普及したりしなかったと思う。長い時間をかけて、自分の生い立ちや価値観にじっくり向き合う、そしてそこから自分がどんなレガシーを残したいかを考える。グルメバーガー事業というビジネスの表層からは想像できない、サマンサとナタリーの深い思いやパッションが非常に印象的でした。自分自身を深堀しつつ、最終的には自分自身やキャリアを超えたより広い世界に、情熱の矛先があるからこそ、揺るぎない信念のもと、自分の好きなことを継続し続けられるのかもしれません。Mama RocksWebsite|Facebook|Twitter|Instagramケニア人の父とナイジェリア人の母を持ち、UKで生まれ育った姉妹起業家ナタリーとサマンサが、ケニアの首都ナイロビで始めた、コンテンポラリーなアフリカンテイストのグルメバーガーショップ。 ▶︎ノマド・ライター マキが届ける『ナイロビ、クリエイティブ起業家の肖像』・#001 「正しいことをしているという確信」。選択肢がありすぎる現代でも道に迷わない観察者、ヴェルマ・ロッサ▶︎オススメ記事・15店目:「ポテトとジンジャーで世界を平和にする」。駒澤大学に佇む、他社と手を組みクラフトマンシップを発信するお店、Brooklyn Ribbon Fries。|フーディーなBi編集部オススメ『TOKYO GOOD FOOD』・保守的な国ケニアで“出る杭”として活躍する姉弟クリエイティブ起業家から学ぶ「日本人に欠けていること」All photos via Mama Rocks unless otherwise stated. Text by MakiーBe inspired!
2018年03月28日アフリカ東部の国・ケニアのマサイラマ国立保護区。国境を挟んで広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園を含めた面積は、四国ほどの広さになる。広大なサバンナに生息する動物は数百万頭を数え、野生動物の楽園と呼ばれる。 1990年9月。当時65歳だった吉田千鶴さん(92)は、アフリカの動物愛護活動をする長男の愛一郎さんに頼まれ、支援物資を届けるためケニアに降り立った。夕暮れ時、保護区に足を踏み入れると、地面と蹴り上げる地鳴りのような音が聞こえてくる。あたりを見渡すと、ヌーの大群がサバンナを疾走していた。 ヌーやシマウマなどの草食動物は、餌となる草を求めて季節ごとにケニアとタンザニアの大移動を繰り返す。その数およそ200万頭。吉田さんが見たのはまさしくその光景だった。圧倒的な自然に出合った吉田さんは、いままで経験したことのない不思議な感覚に見舞われる。 「真っ赤な夕日をバックに、見たこともないような多くの動物たちがタッタッタッタッとひたすら大地を走り抜けていくのです。それを見て、表現できないような大きな力を感じました。誰かに『いま、あなたがやるべきことをやりなさい』と言われているような気がしたのです」(吉田さん・以下同) 数日前、ケニアの首都ナイロビでショックを受ける光景を見た。町を歩くと、おびただしい数のストリート・チルドレンがいる。いたるところで旅行者や外国人にまとわりつき、物乞いをする幼な子たち。近くで、荷物をひったくるよう指示する親もいた。初めてのアフリカ訪問で目にした悲惨な光景に、胸を痛めた。 「バブル期の余韻が残る当時の日本で、こんなにも貧困にあえぐ子どもたちを見たことがありません。生きるために子どもが略奪までしないといけない。『なんとかして助けたい』。心に浮かんだのはそれでした。だからマサイラマで何かに突き動かされるような気持ちになったとき、私がやるべきことはあの子どもたちを助けることだと確信したのです」 アフリカの子どもたちを救うために「命を懸けて活動した」という吉田さんの支援活動はそこから始まった。東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」(スワヒリ語で「大地と風」)を作り、ケニアに児童養護施設と職業訓練所を作る。 その後、ケニアの西隣にあるウガンダで、反政府ゲリラに誘拐される子どもたちを守るためのシェルターと職業訓練所を設置した。気がつくと90歳を過ぎていたが、まだまだ現役で活動を続けている。 「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」 いま、吉田さんの目は日本国内の貧困にも向けられている。 「シングルマザーで生活が苦しい人が日本に増えてきました。海外よりも日本が大変な状況になっている。次は日本の子どもたちを助ける番です」 貧困にあえぐ子どもたちの涙は見過ごせない。そのために自分のできることを精いっぱいやる。吉田さんの支援活動はまだ続いていく。
2017年10月29日2016年カンヌ国際映画祭ACID部門に正式出品され、モスクワ国際映画祭などで最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』が、6月10日(土)より日本公開される。このほど、主人公となる女性マダム・ベーの危険で過酷な脱北の道中をカメラに収めた本編映像が、シネマカフェにて解禁となった。10年前、家族のため1年間だけの出稼ぎのはずが、中国の貧しい農村に嫁として売り飛ばされた北朝鮮女性B(ベー)。最初は憎んでいた中国の夫と義父母との生活を受け入れた彼女は、そこで生き抜くために“脱北ブローカー”となる。しかし、北朝鮮に残してきた息子たちの将来を案じた彼女は、彼らを脱北させ、さらには自らも韓国へと渡る過酷な道を選ぶことに――。この名もなき北朝鮮女性Bの生き様を記録したのは、フランスと韓国を拠点に映画製作し、これまでに5本の中短編映画がカンヌ国際映画祭に出品され、いま最も注目される新鋭の1人ユン・ジェホ。大胆で鋭く、ときに美しい映像で、中国と北朝鮮、そして韓国に引き裂かれるマダム・べーの分断の人生を、韓国人である監督自身のアイデンティティへの疑問と闘いながらもカメラに収めた。昨年の第69回カンヌ国際映画祭ACID部門に正式出品、モスクワ国際映画祭、およびチューリッヒ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞するなど、各国の映画祭で絶賛を受けている。今回解禁された本編シーンは、マダム・ベーら北朝鮮女性が、よりよい生活、幸せを求め、中国からラオス、タイ・バンコクを経て脱北するルートを進む様子を、同行したユン監督がカメラで収めた、貴重な映像。中国で乗り込んだ小さなバンの車内でも、北の監視の目がないか常に緊張する様子や、子どもを背負ったまま、真っ暗な山中を無言でただ進む様子など、短い映像からもかなり緊迫した状況が感じ取れる。この脱北に同行することになったユン監督は、「12人くらいのグループで、食事もままならず、山中を10時間以上歩き続けた。危険でなかったとは絶対に言えない」と当時をふり返り、「旅が終わって、映画が完成して、人生の価値、世間を見る視点が大幅に変わった」と言う。「実際にマダム・ベーの人生も変わったが、私自身も大きく変わったと思う」と語るユン監督。その衝撃の真意を、劇場で確かめてみてほしい。『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』は6月10日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月06日