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1895(明治28)年4月29日、東京国立博物館に次いで開館した日本で2番目に古い国立博物館、奈良国立博物館。仏教、神道美術の専門館として130年という長きにわたって活動してきた奈良博で、開館以来初となる大規模な「国宝展」、『超 国宝―祈りのかがやき―』が開催されている。展示されているのは、国宝112件、重要文化財16件を含む143件の仏教、神道美術作品。「超 国宝」というタイトルに違わず、奈良博の研究員が選びに選び抜いた至宝が集結した。同展を担当した岩井共二研究員は、「『超 国宝』には、時代を超えて残されてきた国の宝という意味も込めていますが、一方で、国宝という文化財保護制度の基準にはおさまりきらない、奈良博が認めた素晴らしい作品も出品作品に含めました。これが、今回のこの展覧会が『超 国宝』というタイトルである理由の1つです」と語った。選定基準は、「国宝を含む文化財のうち、時代を超えて未来に伝えるべき文化遺産であり、かつ奈良と奈良博の歴史上、特に意義深いもの」。奈良博の館蔵品や過去に出陳品や寄託品であったもの、奈良博の誕生に大きく関わった「奈良博覧会」に関する作品や資料など。さらには、奈良にゆかりのある未来の国宝とも言うべき作品も含め、先人たちの深い思いが込められた祈りの造形が全7章にわたって紹介されていく。ケースなし、全方向から鑑賞できる《百済観音像》第1章と第2章では、奈良博誕生の歴史に関わる品々が紹介される。奈良博は開館以来、奈良の歴史ある寺院の協力を得て文化財の保護、公開という役割を果たしてきた。第1章「南都の大寺」では、同館とゆかりの深い南都(奈良)を代表する大寺院に伝わる宝物の数々を取り上げる。会場に入るとまず目に飛び込んでくるのは、黒壁の展示室の中央に、光を放つように浮かび上がる法隆寺の《観音菩薩立像(百済観音)》だ。スラリとした長身の体躯に天衣をまとい、わずかに微笑みを浮かべる観音像はクスノキ一材で彫り出されたもの。法隆寺では展示ケースにおさめられているが、同展ではケースなしの状態で360度、どの角度からも鑑賞することができる。横顔や光背、水瓶をつまむ指先など細部にいたるまでしっかりと目に焼き付けたい。国宝《観音菩薩立像》(百済観音) 飛鳥時代・7世紀 奈良・法隆寺※通期展示東大寺の《重源上人坐像》は、1180年の南都焼き討ちの後、東大寺を再興した俊乗房重源の像。落ちくぼんだ眼や固く結んだ口、刻まれた皺など、老僧の姿を克明にとらえた写実的な彫像は、鎌倉時代を代表する仏師・運慶作とする説が有力だという。国宝《重源上人坐像》鎌倉時代・13世紀奈良・東大寺中宮寺に伝わる《天寿国繍帳》は、聖徳太子の冥福を祈り、太子が往生した「天寿国」を刺繍で表現したもの。現状は飛鳥時代に製作された原本と鎌倉時代に作られた模本が張り合わされた状態になっているが、模本部分と違わない原本部分の色鮮やかさに驚かされる。国宝《天寿国繍帳》原本部分:飛鳥時代推古天皇30年(622)頃摸本部分:鎌倉時代建治元年(1275)奈良・中宮寺※展示期間:4月19日~5月15日奈良博誕生につながる「奈良博覧会」で紹介された品々奈良国立博物館の設立のきっかけとなったのは、明治8年より18回にわたり東大寺を会場に開催された「奈良博覧会」だった。第2章「奈良博誕生」では、奈良博の誕生につながる博覧会ゆかりの文化財が紹介される。《奈良博覧会立札》明治時代(19世紀)個人蔵7世紀の作とされる《竜首水瓶》は、注ぎ口は中国風な竜の頭を象り、胴の部分にはギリシア・ローマ風の有翼馬の装飾が刻まれるなど、東西の様式が融合した貴重な作例。明治8年と9年の「奈良博覧会」において代表的な作品として紹介された。国宝《竜首水瓶》飛鳥時代・7世紀 東京国立博物館・法隆寺献納宝物興福寺西金堂の仏前を照らす役割として安置されていた《天燈鬼立像》と《龍燈鬼立像》。肩に灯篭を担いだ躍動感あふれるポーズの天燈鬼と、首に竜を巻き付け直立する龍燈鬼、静と動が対比的に表現されたユーモラスな鬼彫刻は、「奈良博覧会」でも当時の人々を多いに楽しませたことだろう。国宝《天燈鬼立像》鎌倉時代・建保3年(1215) 奈良・興福寺 ※展示期間:4月19日~5月18日国宝《龍燈鬼立像》鎌倉時代・建保3年(1215) 奈良・興福寺 ※展示期間:4月19日~5月18日2025年に新たに国宝に指定された作品も展示されている。《伎楽面呉公》は、法隆寺に伝わった伎楽の仮面で、明治8年、9年、11年の「奈良博覧会」に出品されたとされている。国宝《伎楽面呉公》飛鳥時代(7世紀)東京国立博物館(法隆寺献納宝物)天才仏師・運慶の最初期作や古墳時代の刀も第3章から第6章は、奈良博が過去に手掛けてきた展覧会や研究テーマに沿った内容となっている。第3章は「釈迦を慕う」。ここでは飛鳥時代から鎌倉時代まで人々の釈迦への思いが生み出した名宝の数々が展示されている。《金亀舎利塔》は、鑑真和上が唐から持ち帰った舎利を祭るために作られた黄金の容器。亀が塔を背負う特徴的な形は、亀が仏教世界を支えるという密教の教義をふまえている。屋根や塔身など全体に精巧な細工が施され、今なお眩い輝きを放っている。国宝《金亀舎利塔》鎌倉時代・13世紀 奈良・唐招提寺第4章は「美麗なる仏の世界」。人々は仏に祈りを込めるため、時代ごとに最高の技術を結集し、絵画や彫刻でその美しい姿を表現してきた。円成寺の《大日如来坐像》は、運慶が20代のときに手掛けたもの。背筋を伸ばし胸を張った姿勢やみずみずしい体躯など、仏の姿をいきいきと写実的に表現した天才仏師の最初期の傑作だ。国宝《大日如来坐像》運慶作 平安時代・安元2年(1176) 奈良・円成寺平安中期に制作された両界曼荼羅の代表的な作例のひとつである《両界曼荼羅(子島曼荼羅)》。両界曼荼羅は金剛界と胎蔵界の一対からなり、密教儀礼に用いられた。本作は、紺色に染められた綾布に金泥と銀泥のみで、真言密教の宇宙が表現されている。国宝《両界曼荼羅(子島曼荼羅)》平安時代・11世紀奈良・子嶋寺※展示期間:4月19日~5月18日第5章は「神々の至宝」と題し、奈良博が仏教美術と同様に大切にしてきたテーマである神道美術を取り上げる。なかでも、見どころとなるのが奈良・石上神社に伝わる古墳時代の鉄剣《七支刀》だ。剣身の左右にそれぞれ3本ずつ枝刀がある特殊な形状で、銘文には、「百済王が倭王のために百兵を退ける力をもった刀を作った」との内容が刻まれている。会場では刀身の表裏を見ることができる専用のガラスケースにおさめられているので、表と裏それぞれに刻まれた銘文を肉眼でしっかりと確かめることができる。国宝《七支刀》 古墳時代・4世紀 奈良・石上神宮春日大社に伝わり「黄金の太刀」とも呼ばれる平安時代の太刀《金地螺鈿毛抜形太刀》も見逃せない。刀身と柄(つか)を一体として作り、柄の中央を毛抜型に透かす「毛抜型太刀」と称される太刀は、御所の警護を担う衛府の高官が身に着けていたもの。黄金に輝く鞘(さや)には、竹林で猫が雀を追う様子が螺鈿の技法を用いて表現されている。猫の目や竹の葉などに色ガラスが使われるなど、繊細に施された装飾をじっくりと鑑賞してほしい。国宝《金地螺鈿毛抜形太刀》 平安時代・12世紀 奈良・春日大社 展示期間:4月19日~5月18日フィナーレは真っ白な展示室にたたずむ《菩薩半跏像》第6章は「写経の美と名僧の墨蹟」。祈りを込めて書き写された経文や、名僧たちの墨蹟など個性あふれる書の名品が紹介されている。岩手の中尊寺に伝わる《金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅》は、奈良時代に特に重んじられた「金光明最勝王経」の経文で宝塔を描いた全10幀からなる作品。塔の周りには経文の内容を表した絵も配され、紺紙に金銀泥、彩色で鮮やかに表現されている。国宝《金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅 第六幀》平安時代・12世紀 岩手・中尊寺大長寿院 展示期間:4月19日~5月18日《金光明最勝王経(国分寺経)》は、聖武天皇の命により全国に建立された国分寺に安置された経巻だ。深い紫色の紙に金泥で経文が書き写されているが、金の文字はイノシシの牙でこすって磨かれたと考えられており、今も美しい輝きを放っている。国宝《金光明最勝王経(国分寺経)》 奈良時代・8世紀 奈良国立博物館 ※巻替えありそして第7章「未来への祈り」へ。戦争や災害によって混迷を深める昨今、平和への祈りとともに、文化の灯を次の時代へ伝えていくという奈良博の強いメッセージを込めた展示でフィナーレを迎える。プロローグの漆黒の展示室とは対照的に、真っ白な展示室の中央で微笑みをたたえるのは、国宝《菩薩半跏像》。遥かなる時を超えて、人々の祈りを伝える美しい仏と静かに向き合う時間を過ごしてほしい。なお、5月20日からはこちらの展示室に中宮寺の国宝《菩薩半跏像》(伝如意輪観音)が展示される。国宝《菩薩半跏像》 平安時代・8世紀 京都・宝菩提院願徳寺奈良博の井上洋一館長は、「この展覧会を見ずして仏教、神道美術を語ることなかれ、と言いたいくらいの内容」と自負する。奈良博が厳選した「超 国宝」を通して、奈良、そして奈良博の文化財の継承と顕彰の歩みもたどることができる歴史的ともいえる展覧会。関西で同時期に開催されている「国宝展」と合わせてぜひ足を運んでみてほしい。<開催概要>奈良国立博物館開館130年記念特別展『超 国宝―祈りのかがやき―』2025年4月19日(土)~6月15日(日)、奈良国立博物館にて開催公式サイト:チケット情報:()■『超 国宝―祈りのかがやき―』展示風景の動画はこちらこの投稿をInstagramで見る ()ぴあアート(@art___pia)がシェアした投稿()
2025年05月02日トヨタ自動車株式会社の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、自動車文化の醸成と継承を目的に、地域に根ざしたイベントとして「第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を4月20日(日)、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で開催します。本イベントは、日米欧の個人オーナー所蔵のクラシックカー約120台による公道パレード、企画展示や走行披露、乗車記念撮影など、多彩なプログラムを展開します。公道パレードは、トヨタ博物館を出発点とし、長久手市内を多くの方々に沿道で応援いただき、ゴール地点の愛・地球博記念公園まで約14kmを走行します。先導車はトヨタ 2000GT ロードスターがつとめます。企画展示のテーマは「日本のクルマ文化の発展」。当館所蔵車両だけでなく、昨秋のアジア初開催の世界自動車博物館会議日本大会をオールジャパン体制で企画・運営し、連携を強化した国内自動車メーカー様にもご協力いただき、メーカーやブランドの垣根を越えて車両展示や走行披露を行います。クラシックカーの歴史を後世に残すだけではなく、クルマ文化が現代におけるスポーツや芸術のように人々に認知され楽しんでいただけるよう、クルマを愛するすべての皆さまとともにクルマ文化を育み、楽しめる1日にします。また、今年は愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」の盛り上げに協力し、4月開催とします。開催概要は、以下のとおりです。(1)日時:4月20日(日) 9:00~16:00(入場無料)、雨天決行※パレード出発式は8:30にトヨタ博物館にて実施※雨天等により内容を一部変更、中止する場合があります。(公式Webサイトをご覧ください: )(2)開催場所:愛・地球博記念公園(モリコロパーク)(3)参加車両:一般参加車両 約120台、企画展示 13台 他(4)内容:■クラシックカーパレード(8:30~10:45)1995年以前の日米欧の個人オーナー車両約120台が長久手市内の公道約14kmをパレード・8:30~:出発式(トヨタ博物館)・8:45~:順次出発し、モリコロパークへトヨタ博物館~脇交差点~市が洞交差点~岩崎竹の山北交差点~消防署北交差点~熊張真行田交差点~長久手温泉ござらっせ~愛・地球博記念公園第34回CCFパレードスタート■車両展示(9:00~16:00)パレードを終えた個人オーナー車両約120台を一堂展示・「館長のお散歩トーク」(13:30~14:00)では、オーナー様との交流、車両のご紹介・オーナー様と学芸スタッフとの交流(13:30~14:30)「サンデー ふれあい アフタヌーン」実施第34回CCF会場■企画展示ゾーン「日本のクルマ文化の発展」走行披露・展示車紹介(11:30~12:30)&記念撮影会(9:30~11:00、13:00~14:30)トヨタ博物館および国内自動車メーカー6社所蔵の車両13台を展示※「公道」公道パレード/「走行」走行披露/「乗撮」乗って撮影が可能/「撮影」撮影のみ可◆トヨタ AB型フェートン(1938年) 「走行」「乗撮」「撮影」1936年に当時の豊田自動織機製作所自動車部から発表されたトヨタの第1号乗用車であるトヨダAA型と同時に開発されたオープンモデル。353台製作されたうちの1台で、現存するトヨタ自動車の車両の中で走行できる最も古い車両。◆パブリカ コンバーチブル UP10S(1965年) 「走行」「乗撮」「撮影」政府の国民車構想に合わせて開発され、1961年に発売された大衆車で、車名を公募し話題を集めた。空冷2気筒のエンジンを搭載するなどシンプルな作りだったが、豪華さを求める時代に合わせてコンバーチブルモデルを設定することで売れ行きを伸ばし、日本のモータリゼーションのきっかけになった。◆トヨタ 2000GT ロードスター(1967年) 「公道」「走行」「撮影」高速道路が開通した1960年代はスポーツカーのニーズが高まり、海外輸出も見据え、ヤマハ発動機の協力を得て高性能グランツーリスモとして開発された。超高速耐久トライアルや、人気スパイ映画への登場などで話題となり、海外から見る日本車のイメージを大きく変えるきっかけとなった。◆レクサス LFA スパイダー(2012年) 「走行」「乗撮」「撮影」軽量高強度のカーボン繊維強化樹脂ボディや、スムーズに吹けあがるエンジンなどあらゆる面で最高の技術が投入されたレクサスのスーパースポーツ。世界第一級の運動性能に加え、運転がもたらす感動やエンジン音などの官能的な性能は海外からも賞賛を浴びた。◆ホンダ プレリュード(1978年) 「走行」「撮影」クルマの個性化をリードしたスペシャリティクーペ。ロングノーズショートデッキのスタイルが特徴。集中ターゲットメーターや国産車初の電動式サンルーフを採用し、居住空間は先進的で快適。軽快でスポーティーなハンドリングと優れた乗り心地を実現した。<協力:ホンダコレクションホール>◆ニッサン スカイライン 2000GT(1970年) 「公道」「走行」「撮影」日産・プリンスの合併を経た1968年に3代目へ進化したスカイライン C10型は、後に「ハコスカ」の愛称でも知られる。「愛のスカイライン」のイメージ広告も一世を風靡した。展示車は愛知県のお客さまからのご寄贈車を日産で再生した2000GTで、元オーナーによる独自の変更も見られる。<協力:日産自動車株式会社>◆マツダ ロードペーサー AP(1975年) 「走行」「撮影」国際分業により1975年から発売を開始したマツダ乗用車のフラッグシップ。豪GMホールデン社から中型セダンのボディ部品などを購入し、13B型ロータリーエンジンを搭載した。1.9m近い全幅を活かし、前席を3人掛けベンチシートとした6人乗り仕様も設定しており、当時の販売価格は368~371万円。<協力:マツダ株式会社>◆三菱 パジェロ(1982年) 「走行」「撮影」1980年代のスキーやサーフィン等アウトドアブームの高まりと共に登場。卓越したオフロード性能と乗用車並みの扱いやすさを兼ね備えた『本格4WD』としてRV/4WDブームのけん引役となった。パリ・ダカールラリーで活躍し、お茶の間を沸かせた。◆三菱 ランサーエボリューション(1992年) 「走行」「撮影」◆三菱 ディアマンテ(1990年) 「撮影」<協力:三菱自動車工業株式会社>◆ダイハツ シャレード デトマソ(1984年) 「撮影」シャレードターボをベースに機能性重視の内外装備品で仕上げた日伊共同開発車で、高性能CB50型4サイクル3気筒1Lターボエンジンを搭載。スポーティかつ大胆なエアロを装着し、空気抵抗軽減と高速安定性を追求した個性あふれるスタイルで人気を博した。◆ダイハツ ハイゼット バン(1961年) 「撮影」<協力:ダイハツ工業株式会社>◆スズキ アルト(1979年) 「撮影」車本来の基本機能を追求した軽ボンネットバン。物品税のかからない4ナンバー商用規格とした上、当時として画期的な全国統一価格47万円を実現し、大ヒット商品となった。エンジンは2サイクル3気筒550cc。<協力:スズキ株式会社>■イベントゾーン(9:00~16:00)【クルマ情報ゾーン】◆交通安全お子様にも楽しんでいただける交通安全に関する体験コンテンツ◆富士モータースポーツミュージアム◆GRヘリテージパーツ復刻部品の展示・車両展示◆新明工業:クルマよろず相談レストア中の車両や部品の展示、レストア全般についての紹介・相談◆KINTO◆トヨタすまいるライフ【地域情報ゾーン】◆地域出展者による各種情報提供・愛・地球博20祭、モリゾー・キッコロも来ます・日本介助犬協会によるチャリティーグッズ販売・愛知県都市整備協会・長久手市観光交流協会・リニモ春風ウォーキングのゴール◆トヨタ博物館ミュージアムショップ出店【グルメゾーン】◆飲食ブース・長久手市商工会の飲食ブース・キッチンカーの出店※内容については、諸事情により変更となる場合があります。(5)後日配信:YouTube(トヨタ博物館公式チャンネル)でパレード・会場の様子を放送します。 (6)交通案内当日は混雑が予想されるため、リニモなど公共交通機関をご利用ください。・パークアンドライド当館の南側に「臨時駐車場(300台・無料)」をご用意。最寄り(徒歩4分)の芸大通駅からリニモに乗り、愛・地球博記念公園駅まで。※リニモ1DAYフリーきっぷ利用でトヨタ博物館入場無料、ショップ割引他特典付き(7)後援愛知県、長久手市、愛知県教育委員会、長久手市教育委員会、公益財団法人愛知県都市整備協会、一般社団法人長久手市観光交流協会、愛知万博20周年記念事業実行委員会(8)協力愛知高速交通株式会社、長久手市商工会、豊田市ジュニアマーチングバンド 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月18日こんにちは!湯場です!鉄道好きは知ってるであろう鉄道博物館。鉄道好きは一度は行っておきたいであろう鉄道博物館。乗り物全般好きな息子が突然行きたがり、気づけば3ヶ月で3回も行くというハマり様w初めての時は事前に調べましたが、行ってみないとわからない事もあったので、初めて行く方や低学年向けの情報をご紹介したいと思います!施設情報アクセス・開館時間埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館駅」下車、徒歩1分10:00〜17:00私は大宮駅だと思っていたのでビックリ。乗り換えはJRからは少し離れた所ですが案内が書いてあるので大丈夫。あきらかにてっぱく行くだろうな〜という親子もいるので、着いていけば行けます♪最寄り駅からは直結で、雨に濡れる心配もなし!館内はsuicaなど交通系IC、クレジットカードが使用可能子連れ向け施設おむつ替え・子供トイレ・授乳室・ベビーカーOKプラレールで遊べる場所あり入館料・チケット※価格はすべて税込み一般小中高生幼児(3歳以上未就学児)前売料金(前日まで)1,500円500円200円当日料金1,600円600円300円(公式サイトより引用)平日でも開館前に長い行列ができているので、前日までにオンラインかコンビニ(セブン、ローソン、ミニストップ)で購入しておくのがオススメ!体験予約付きチケット「ミニ運転列車」、「E5シミュレータ」、「D51シミュレータ」、「車掌シミュレータ」の体験予約付入館券(入館料+1,000円)があり、こちらはセブンチケットのみで購入できます。いくつかの体験があるのですが(体験についてはまた後ほど)こちら抽選がまあ当たらない!!初めて行った時一つも当たらなかったので、それ以降はこちらを購入するようにしてます。体験したい場合はこちらがオススメです!※こちら、オンラインで予約しても発券期限があるので注意!期限過ぎてしまい、予約いっぱいになって取れなくて撃沈された事あり…。チケット購入に関しては公式サイトよりご確認ください見どころは圧巻の鉄道車両展示!屋外含め42車両展示はすごい迫力!もうこれだけで時間使ってしまいそうなほど、滞在時間長かった。鉄道全然詳しくないけど、ワクワクしちゃいます。はやぶさかっこよ!低学年でも楽しめる「ミニ運転列車」でドキドキの運転体験息子もお友達もやりたい体験は【ミニ運転列車】一択でした。こちらも他の体験もアプリからできる抽選で当たらないとできませんが、先程出てきた【体験予約付きチケット】を購入すれば必ず体験できます。この様な列車を運転できます。※車両は選べません他にシミュレーションなどあるけど、こちらは簡単なので低学年にはちょうどいいみたいです。運転は小学生以上から可能で、一度に3名まで乗車できます。我が家とお友達親子がそれぞれ体験付きチケットを購入して、【親子+お友達】で乗れば、子供達は2回乗れてお得◎なので、お友達と行く場合はぜひ!2人かわいすぎる新幹線を眺められる「ビューレストラン」でランチ食堂やレストラン、駅弁屋やキッズレストランなど食事できる場所はたくさんありますが、真横に新幹線の線路があり、走行する新幹線を眺めながら食べられる【ビューレストラン】がおすすめ!ホントにすぐ横!はやぶさやこまち、他何種類かの新幹線(詳しくなくてすみません)が何分かおきに通るので、楽しくないわけがない^ ^窓際はやはり人気なので、タイミングもありますが、ランチで混み合う前の11時代に行くと比較的空いてるので窓際ゲットしやすいです!まだまだたくさんある展示【てっぱくシアター】や【日本最大級のジオラマ】など、時間に行けば見る事ができるものもあります!これだけでも十分楽しめます。↑すごい迫力のジオラマ他、科学ステーション、仕事ステーション、歴史ステーションなどなど…。たくさんの展示や体験ができて、1日では見きれません!息子は昔の車両や歴史の展示が特に好きなようで、テンションあがっていました。↑こちらは科学ステーションおまけ新幹線の乗車券とセットになったチケットもあり、行く時から気分上がるので試してみてもよさそう!我が家からは新幹線に乗ると遠回りになってしまうので…往復湘南新宿ラインのグリーン車で!朝も帰りもラッシュ時間になるし、小旅行気分でプチ贅沢味わえるのでおすすめ♪初めてのグリーン車でしたが、在来線なら新幹線よりも手が出しやすく、こんな風に座る座席でピッとする事すらも子供達は楽しんでました!子供とのお出かけって、大変だけど喜ぶ姿見ると幸せな気持ちになりますよね♡小学生にもなればお出かけもだいぶ楽になるので、たくさん思い出作りましょ!これから行く方の参考になれば嬉しいです。\では/
2025年02月22日上野に春がやってきました。東京国立博物館は、今年も春の恒例企画「博物館でお花見を」を実施します。本館では、桜をモチーフにした日本美術の名品を各展示室でご覧いただけます。また、庭園では約10種類の桜が次々と開花します。作品鑑賞とあわせて、ぜひ庭園の散策もお楽しみください。本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「観桜図屛風」など春の風景を描いた絵画や、多様な桜の名所を描いた「江戸名所・三囲稲荷圖」「江戸名所・御殿山景」「江戸名所・東叡山之景」、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 江戸名所・三囲稲荷圖(えどめいしょ・みめぐりいなりず)、2. 江戸名所・御殿山景(えどめいしょ・ごてんやまのけい)、3. 江戸名所・東叡山之景(えどめいしょ・とうえいざんのけい)渓斎英泉筆江戸時代・19世紀3月11日(火)~4月13日(日)本館10室にて展示江戸っ子たちに人気の花見の名所、隅田川東岸の三囲稲荷、品川沖を望む御殿山、そして上野の東叡山寛永寺が描かれています。うららかな春の陽気に誘われて、家族や仲間と出かける人びとの晴れやかな表情にもご注目ください。※上記作品はそれぞれ別の作品です。4. 観桜図屛風(かんおうずびょうぶ)住吉具慶筆江戸時代・17世紀西脇健治氏寄贈2月18日(火)~4月6日(日)本館7室にて展示「伊勢物語」の一場面で、別荘で桜を讃え和歌を詠む惟喬親王(これたかしんのう)と在原業平(ありわらのなりひら)一行を描いています。5. 色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)仁阿弥道八作江戸時代・19世紀3月11日(火)~5月18日(日)本館8室にて展示鉢の内外に白泥と赤彩で満開の桜樹を表し、巧みに配された透しで、桜の空間をつくり出しています。6. 掻取 桃色縮緬地瀧桜竹模様(かいどり ももいろちりめんじたきさくらたけもよう)江戸時代・18世紀2月26日(水)~4月20日(日)本館10室にて展示打掛のことを公家では「掻取」と言います。流れ落ちる瀧の底から立ち上るように表された桜樹には、つややかな絹糸によるふっくらとした風合いの刺繡で表された桜花が、リズミカルに咲き溢れます。7. 東都三十六景・吉原仲之町(とうとさんじゅうろっけい・よしわらなかのちょう)歌川国貞(三代豊国)、二代歌川広重合作江戸時代・元治元年(1864)3月11日(火)~4月13日(日)本館10室にて展示満開の桜のなかを歩む遊女が描かれています。吉原仲之町は春にだけ桜が植えられ、夜桜見物でにぎわいました。8. 色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずざら)鍋島江戸時代・18世紀3月11日(火)~6月1日(日)本館13室にて展示1本の桜の木の幹が、皿の丸いかたちを生かして縁に沿うように描かれ、満開の桜が皿の中に咲き誇っています。9. 七宝桜花散燭台(しっぽうおうかちらししょくだい)明治時代・19世紀橋本貫志氏寄贈2月4日(火)~4月20日(日)本館18室にて展示西洋式の燭台で銅製のスタンドには七宝の技法で2色の桜の文様を華やかに散らしています。■桜イベント*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアー・スライドトークは、「博物館でお花見を」の期間中、構内の樹木や桜、お花見に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月14日(金)、15日(土)、16日(日) 11:00~15:00(受付終了 14:30)会場:本館 特別4室 *会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了。※ぬりえは画像の2種含め全5種類の絵柄があります。◆お花見ヨガin法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施します。日時:3月27日(木)(1)14時00分~14時30分(2)15時00分~15時30分(受付開始は各回15分前〈予定〉)場所:法隆寺宝物館エントランス※先着20名、当日受付、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)※詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。【「博物館でお花見を」来館案内】会期: 2025年3月11日(火)~4月6日(日)会場: 東京国立博物館開館時間: 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は20時まで※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日※ただし、3月31日(月)は開館観覧料: 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。交通: JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2025年02月18日上野に春がやってきました。東京国立博物館は、今年も春の恒例企画「博物館でお花見を」を実施します。本館では、桜をモチーフにした日本美術の名品を各展示室でご覧いただけます。また、庭園では約10種類の桜が次々と開花します。作品鑑賞とあわせて、ぜひ庭園の散策もお楽しみください。12.ビジュアル■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「観桜図屛風」など春の風景を描いた絵画や、多様な桜の名所を描いた「江戸名所・三囲稲荷圖」「江戸名所・御殿山景」「江戸名所・東叡山之景」、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 江戸名所・三囲稲荷圖(えどめいしょ・みめぐりいなりず)、2. 江戸名所・御殿山景(えどめいしょ・ごてんやまのけい)、3. 江戸名所・東叡山之景(えどめいしょ・とうえいざんのけい)渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀3月11日(火)~4月13日(日) 本館10室にて展示江戸っ子たちに人気の花見の名所、隅田川東岸の三囲稲荷、品川沖を望む御殿山、そして上野の東叡山寛永寺が描かれています。うららかな春の陽気に誘われて、家族や仲間と出かける人びとの晴れやかな表情にもご注目ください。13.江戸名所・三囲稲荷、江戸名所・御殿山景、江戸名所・東叡山之景※上記作品はそれぞれ別の作品です。1点もしくは1点ずつご紹介いただく際は、それぞれ作品名、作者、時代を入れていただきますようお願いいたします。(作者・時代は3点同じです)4. 観桜図屛風(かんおうずびょうぶ)住吉具慶筆 江戸時代・17世紀 西脇健治氏寄贈2月18日(火)~4月6日(日) 本館7室にて展示「伊勢物語」の一場面で、別荘で桜を讃え和歌を詠む惟喬親王(これたかしんのう)と在原業平(ありわらのなりひら)一行を描いています。4.観桜図屏風5. 色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀3月11日(火)~5月18日(日) 本館8室にて展示鉢の内外に白泥と赤彩で満開の桜樹を表し、巧みに配された透しで、桜の空間をつくり出しています。5.色絵桜樹図透鉢6. 掻取 桃色縮緬地瀧桜竹模様(かいどり ももいろちりめんじたきさくらたけもよう)江戸時代・18世紀2月26日(水)~4月20日(日) 本館10室にて展示打掛のことを公家では「掻取」と言います。流れ落ちる瀧の底から立ち上るように表された桜樹には、つややかな絹糸によるふっくらとした風合いの刺繡で表された桜花が、リズミカルに咲き溢れます。6.掻取桃色縮緬地瀧桜竹模様7. 東都三十六景・吉原仲之町(とうとさんじゅうろっけい・よしわらなかのちょう)歌川国貞(三代豊国)、二代歌川広重合作 江戸時代・元治元年(1864)3月11日(火)~4月13日(日) 本館10室にて展示満開の桜のなかを歩む遊女が描かれています。吉原仲之町は春にだけ桜が植えられ、夜桜見物でにぎわいました。7.東都三十六景・吉原仲之町8. 色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずざら)鍋島 江戸時代・18世紀3月11日(火)~6月1日(日) 本館13室にて展示1本の桜の木の幹が、皿の丸いかたちを生かして縁に沿うように描かれ、満開の桜が皿の中に咲き誇っています。8.色絵桜樹図皿9. 七宝桜花散燭台(しっぽうおうかちらししょくだい)明治時代・19世紀 橋本貫志氏寄贈2月4日(火)~4月20日(日) 本館18室にて展示西洋式の燭台で銅製のスタンドには七宝の技法で2色の桜の文様を華やかに散らしています。9.七宝桜花散燭台■桜イベント *すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアー・スライドトークは、「博物館でお花見を」の期間中、構内の樹木や桜、お花見に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん 桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。10.ぬりえ日時:3月14日(金)、15日(土)、16日(日) 11:00~15:00(受付終了 14:30)会場:本館 特別4室 *会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了。※ぬりえは画像の2種含め全5種類の絵柄があります。◆お花見ヨガin法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施します。日時:3月27日(木)(1)14時00分~14時30分(2)15時00分~15時30分(受付開始は各回15分前〈予定〉)場所:法隆寺宝物館エントランス※先着20名、当日受付、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)※詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。11.庭園風景開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。【「博物館でお花見を」 来館案内】会期 : 2025年3月11日(火)~4月6日(日)会場 : 東京国立博物館開館時間 : 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は20時まで※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日 ※ただし、3月31日(月)は開館観覧料 : 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: ※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月13日たばこと塩の博物館では、2025年1月18日(土)から3月23日(日)まで、「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」展を開催します。本展は、すみだ企業博物館連携協議会(花王ミュージアム、たばこと塩の博物館、東武博物館、郵政博物館)、セイコーミュージアム 銀座による共同監修のもと、昭和30年代の暮らしを支えた各企業のアイテムや広告、当時の写真など約150点を展示します。3つのコーナーで構成し、日常のあり方が大きく変化した10年間を振り返ります。開催概要名称: 「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」ヨミ: ニチジョウヲツクル!キギョウハクブツカンカラミタショウワ30ネンダイ会期: 2025年1月18日(土)~3月23日(日)主催: たばこと塩の博物館協力: すみだ企業博物館連携協議会会場: たばこと塩の博物館2階特別展示室所在地: 東京都墨田区横川1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩10分)電話: 03-3622-8801FAX : 03-3622-8807入館料: 大人・大学生:100円/満65歳以上の方:50円/小・中・高校生:50円開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)休館日: 月曜日(ただし、2月24日は開館)、2月25日(火)※やむをえず開館時間や休館日を変更する場合があります。最新の開館情報は、公式Xかお電話でご確認ください。■展覧会の構成と展示内容の紹介1. 暮らす- いと(わ)しき手間たち -かつて朝起きて最初の家事は、竃に火をくべることでした。洗濯は、屋外でしゃがみながら洗濯板で洗い、手絞りする重労働でした。衣服は自宅で仕立てるのが基本、商店をめぐっての買い物、育児や看病、夜なべしての繕いもの、年中行事の準備など、家事は膨大でした。電気洗濯機や都市ガスは、すでに戦前に登場していましたが、庶民にまで広がったのは昭和30年代のことです。それと前後して女性の社会進出が進み、今度は家事と仕事の両立が、主婦の向き合う新たな課題となっていきました。このコーナーでは、昭和30年代に大きく変化した暮らしのあり方、そして家事の形を紹介します。【塩は量り売りから包装品へ~この時代に、調味料は個包装品へと変化していった~】【お風呂で洗髪の広がり~女性のヘアスタイルの多様化と高品質なシャンプーの登場で洗髪の習慣が広まっていく~】【振り子時計~ぜんまい式の時計から、正確な時間を刻む、便利な電池式トランジスタ時計へ~】2. 働く- 通勤・仕事は分刻み -高度経済成長は、農業中心から製造業・サービス業中心へという産業構造の転換を加速させました。農村から大都市に集団就職した少年少女が中小企業の重要な働き手となる一方、戦後の大学進学者の増加やサービス業の発展により「サラリーマン」が大衆化しました。このコーナーでは、企業の変化と、それに伴い大きく変わった日本人の働き方に焦点をあてます。【郵便量の増加と二口ポスト~昭和30年代以降、郵便物数の激増により、郵便輸送に求められた近代化と合理化~】【広がる交通網と通勤電車~相互直通運転、都心への乗り入れ。沿線の宅地開発の加速。鉄道駅から離れた場所でのバス運行~】【生活の句読点~簡便さを求める時代に、たばこの主流は両切からフィルター付き製品へ~】3. 遊ぶ- “休日”がやってくる -昭和22年(1947)制定の労働基準法により、企業では毎週日曜定休が定着しました。季節に即した繁閑のサイクルに馴染んできた農村・漁村出身者にとっては、短周期で定休日があること自体が新鮮でしたが、週1日だけの休みのため、家でごろ寝という過ごし方がほとんどだったようです。家でのお供は、当時全盛だったラジオや次第に普及してきたテレビでした。昭和30年代後半になると、人々の暮らしにも余裕が生じ始めます。「レジャー」という言葉が流行語となり、ボウリング場やスケートリンクが登場しました。このコーナーでは、休日を楽しみ始めた人々とそれを供給した企業の姿を紹介します。【豪華旅行も大衆化 ~高度経済成長期に本格化したレジャー。鉄道会社も需要に応え利益拡大を図った~】【ファッション・ウオッチでお出かけ~時計が時間を表示するものとしてだけではなく、アクセサリーとして重視される時代に~】【マッチラベルにみる余暇のいろいろ ~昭和30年代、オリジナルの図柄を配した広告マッチはノベルティの代表的な存在だった~】(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2025年01月21日たばこと塩の博物館では、2025年1月18日(土)から3月23日(日)まで、「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」展を開催します。洗濯や炊飯を電化製品に任せる。郊外の家から都心まで電車通勤する。毎週休日があって、映画やデパートでの買い物、外食、旅行などを楽しむ。このような都市生活のあり方が庶民にも広がったのが昭和30年代(1955-64年)です。他にも、塩などの調味料を定量包装された形で買う、洗い物や掃除に洗剤を使う、時計で時間を気にしながら仕事する、デスクワークしながらたばこを吸う、お給料の一部を預貯金で積み立てるなど、この時期に普及したライフスタイルは多岐にわたります。昭和30年代当時、戦争による物資不足は解消されつつあったものの、多くの人は日々の生活を成り立たせるのに必死でした。企業は、家事の負担を軽くするような、心に活力や安らぎを与えるような商品やサービスを提供することで成長を図り、今につながる「日常」の土台が築かれていきました。本展は、すみだ企業博物館連携協議会(花王ミュージアム、たばこと塩の博物館、東武博物館、郵政博物館)、セイコーミュージアム 銀座による共同監修のもと、昭和30年代の暮らしを支えた各企業のアイテムや広告、当時の写真など約150点を展示します。3つのコーナーで構成し、日常のあり方が大きく変化した10年間を振り返ります。(Photo_01) 昭和30年代の塩販売店の店頭 撮影者不詳 写真原板所蔵・日本写真保存センター■開催概要名称 : 「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」ヨミ : ニチジョウヲツクル!キギョウハクブツカンカラミタショウワ30ネンダイ会期 : 2025年1月18日(土)~3月23日(日)主催 : たばこと塩の博物館協力 : すみだ企業博物館連携協議会会場 : たばこと塩の博物館 2階特別展示室所在地 : 東京都墨田区横川1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩10分)電話 : 03-3622-8801FAX : 03-3622-8807URL : 入館料 : 大人・大学生:100円/満65歳以上の方:50円/小・中・高校生:50円開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)休館日 : 月曜日(ただし、2月24日は開館)、2月25日(火)※やむをえず開館時間や休館日を変更する場合があります。最新の開館情報は、公式Xかお電話でご確認ください。公式X: ■展覧会の構成と展示内容の紹介1. 暮らす - いと(わ)しき手間たち -かつて朝起きて最初の家事は、竃に火をくべることでした。洗濯は、屋外でしゃがみながら洗濯板で洗い、手絞りする重労働でした。衣服は自宅で仕立てるのが基本、商店をめぐっての買い物、育児や看病、夜なべしての繕いもの、年中行事の準備など、家事は膨大でした。こうした家事のひとつひとつには、豊かな知識、工夫、技術が宿っていましたが、当時、家事の負担は女性に集中しており、主婦たちは早朝から深夜まで身体を酷使して家事にあたっていました。こうした負担を大幅に軽減したのが、家電やガス機器の普及、住居の近代化でした。電気洗濯機や都市ガスは、すでに戦前に登場していましたが、庶民にまで広がったのは昭和30年代のことです。それと前後して女性の社会進出が進み、今度は家事と仕事の両立が、主婦の向き合う新たな課題となっていきました。このコーナーでは、昭和30年代に大きく変化した暮らしのあり方、そして家事の形を紹介します。【塩は量り売りから包装品へ ~この時代に、調味料は個包装品へと変化していった~】昭和30年代は、それまで量り売りされていた調味料が、包装品へと転換を始める時期でした。塩もその一つで、それまでは「叺(かます)」と呼ばれるワラ編みの包みで工場から販売店に運ばれ、販売店で大きな据え置きの箱に移し替えられ量り売りされていました。日本専売公社は、昭和30年(1955)に25kg入紙袋包装の「上質塩」を販売し、量り売り品の品質向上を図るとともに、小口包装品の包装の改良や低価格化を進めました。(Photo_01) 昭和30年代の塩販売店の店頭 撮影者不詳 写真原板所蔵・日本写真保存センター正面に量り売り用の木箱、その奥に秤が見える。量った塩は新聞紙などに包んで客に渡していた。右側には個包装(瓶と紙袋)の塩が並んでいる。(Photo_02) ポスター「卓上調味に食卓塩」 日本専売公社 昭和31年(1956) たばこと塩の博物館蔵「食卓塩」のポスターの多くが、洋食のイメージとともにデザインされており、卓上調味という新習慣を訴求するものだった。(Photo_03) 「食卓塩」宣伝カーの写真 昭和27~28年(1952-53) 吉田塩業(株)蔵、西尾市塩田体験館画像提供瓶の絵が描かれたオート三輪に乗る「ミス食卓塩」。【お風呂で洗髪の広がり ~女性のヘアスタイルの多様化と高品質なシャンプーの登場で洗髪の習慣が広まっていく~】昭和初期、日本にも「シャンプー」という言葉が定着しましたが、当時の洗髪頻度は週に1回程度で、短髪の男性や子どもは、体と髪を一つの石鹸で洗うのが一般的でした。昭和30年代に入って、女性のヘアスタイルが多様化し、パーマやショートヘアが流行しますが、戦前から作られてきたシャンプーはアルカリ性の石鹸質固形シャンプーだったため、きしみやごわつきが生じて髪が痛んだり、パーマがかかりにくいモノでした。これを解決したのが昭和30年(1955)に花王石鹸が発売した中性の合成洗剤による粉末シャンプー「花王フェザーシャンプー」でした。(Photo_04) 「花王フェザーシャンプー」 花王石鹸 昭和30年(1955) 花王ミュージアム蔵使用感の良さと扱いやすさで広く消費者に受け入れられた。当時はまだ多くの人が銭湯を利用していたため、1回分ずつに分包されたアルミホイル製の個包装は重宝された。(Photo_05) チューブ入り「フェザーシャンプー」 花王石鹸 昭和34年(1959) 花王ミュージアム蔵粉末発売ののち、昭和34年(1959)にはチューブ入りゼリー状タイプも発売された。(Photo_06) 「花王フェザーシャンプー」新聞広告 花王石鹸 昭和36年(1961) 花王ミュージアム蔵「5日に1度はシャンプーを!」とのメッセージに当時の洗髪頻度の低さがうかがえる。【振り子時計 ~ぜんまい式の時計から、正確な時間を刻む、便利な電池式トランジスタ時計へ~】昭和30年代までの掛時計は、ぜんまい式の振り子時計、いわゆる「ボンボン時計」が一般的でした。ぜんまいを巻き上げることで動力を得て、振り子の動きで時間を計測する時計です。昭和20年代から40年代にかけてぜんまいの巻き日数を延ばしながら時間精度を高めていきました。それと並行して電池時計の研究・開発も進められていました。昭和33年(1958)には振り子の動きを電気的に制御することで正確な時間を刻む電池式トランジスタ振り子掛時計が登場。煩わしいぜんまいの巻き作業から解放されました。(Photo_07) 2週間巻掛時計(ぜんまい式) 服部時計店 昭和31年(1956)頃 セイコーミュージアム 銀座蔵時計文字板に開いている2つの穴に巻鍵をさしてぜんまいを巻き上げる。2週間巻とは、ぜんまいを巻き上げてから2週間時計が動き続けるという意味。(Photo_08) 打方付き電池式トランジスタ振り子掛時計「セイコーソノーラ」 服部時計店 昭和36年(1961)頃 セイコーミュージアム 銀座蔵(Photo_09) 新製品紹介 打方付きトランジスタ掛時計「セイコーソノーラ」 流通向け冊子「セイコーニュース」 昭和35年(1960)8月号 セイコーミュージアム 銀座蔵2. 働く - 通勤・仕事は分刻み -高度経済成長は、農業中心から製造業・サービス業中心へという産業構造の転換を加速させました。農村から大都市に集団就職した少年少女が中小企業の重要な働き手となる一方、戦後の大学進学者の増加やサービス業の発展により「サラリーマン」が大衆化しました。学制改革で女子が大学に進学できるようになると、専門職・事務職に就く女性も増え、ホワイトカラーの共働き世帯も現れ始めました。また、大都市への人口集中と核家族化が進むことで住宅の需給が逼迫、郊外から都心に電車で通勤する人も増えました。企業は「近代化」「合理化」を合言葉に、モータリゼーションによる物流のスピード化、生産や流通販売の効率化・機械化などを進めました。それは、働く人の仕事、時間、お金に対する感覚の変化につながりました。このコーナーでは、企業の変化と、それに伴い大きく変わった日本人の働き方に焦点をあてます。【郵便量の増加と二口ポスト ~昭和30年代以降、郵便物数の激増により、郵便輸送に求められた近代化と合理化~】終戦直後には戦前の約3分の2まで激減していた郵便物数が、経済の復興と民生の安定につれて次第に増加し、昭和30年度(1955)には戦前の基準を超え、昭和40年度にはほぼ倍増しました。郵便物の激増により輸送力の増強が必要になりました。こうした情勢に対応するため、郵便輸送の体系にも近代化と合理化が求められました。(Photo_10) 郵便差出箱1号丸型(実物大レプリカ) 郵政博物館蔵昭和24年(1949)に誕生した郵便差出箱1号丸型、いわゆる赤い丸型ポスト。差入口のある上部と取出口のある下部が別個に作られているので、設置場所の状況に応じて便利な方向に向けて据え付けることができる。(Photo_11) 郵便差出箱7号と4号(速達用) 郵政博物館蔵郵便物の区分を効率よく行うため、昭和36年(1961)9月27日、「都区内あて」「地方あて」という差入口が2つついた試作品の郵便ポストが設置された。写真右は速達郵便用のポスト。(Photo_12) 昭和26年改正当時の制服上下、制帽、集配用カバン 郵政省 昭和26年(1951) 郵政博物館蔵【広がる交通網と通勤電車 ~相互直通運転、都心への乗り入れ。沿線の宅地開発の加速。鉄道駅から離れた場所でのバス運行~】昭和32年(1957)9月、東武・営団(現・東京メトロ)・東急との3社間で「列車の相互直通運転に関する覚書」を締結、東武伊勢崎線と地下鉄2号線(日比谷線)への乗り入れが決定しました。昭和37年5月31日に北越谷~人形町間で相互直通運転を開始、都心への乗り入れが実現しました。日比谷線との直通運転開始を契機に、沿線の宅地開発は一段と加速。大量輸送時代に対応するため、昭和38年11月に、通勤電車の代表モデルにしたいという考えのもと作られた8000系車両が就役しました。(Photo_13) 8000系車両 撮影年不明 東武博物館蔵スタイルや技術面での派手さはないが、メンテナンスが容易で故障が少ないことが特色。基本性能のしっかりとした、通勤車として完成度の高い車両といわれている。(Photo_14) 8000系車両の放送装置 東武博物館蔵車内放送を行う機器(Photo_15) 朝のラッシュ時 北千住駅 『交通東武』 昭和36年(1961)12月10日号より 東武博物館蔵【生活の句読点 ~簡便さを求める時代に、たばこの主流は両切からフィルター付き製品へ~】昭和20年代から30年代前半にかけては、「ピース」や「新生」といった両切紙巻たばこの新銘柄が人気を博していましたが、30年代後半には新種の紙巻たばこであるフィルター付き紙巻たばこが売上を伸ばしました。日本初のフィルター付き紙巻製品「ホープ」が発売されたのは昭和32年(1957)のこと。その後、昭和35年(1960)に発売された「ハイライト」は、軽い喫味と洗練されたパッケージデザインが若者を中心に支持されました。吸い口まで葉の詰まった両切と異なり葉が口に入らず、仕事や麻雀をしながら吸いやすいというフィルター付き製品の特徴もまた、簡便さを求める時代の空気とマッチしたのです。(Photo_16) たばこ小売店の光景 昭和30年代 たばこと塩の博物館蔵たばこ小売店では他の日用品も売られ、店頭には公衆電話が置かれるなど、地域のよりどころにもなった。(Photo_17) ポスター「生活の句読点」 昭和33年(1958) 日本専売公社 たばこと塩の博物館蔵昭和30年代には、たばこ自体を訴求する広告も出た。「今日も元気だ たばこがうまい」「生活の句読点」といった、現代にまで語り継がれる名コピーも生まれた。3. 遊ぶ - “休日”がやってくる -昭和22年(1947)制定の労働基準法により、企業では毎週日曜定休が定着しました。季節に即した繁閑のサイクルに馴染んできた農村・漁村出身者にとっては、短周期で定休日があること自体が新鮮でしたが、週1日だけの休みのため、家でごろ寝という過ごし方がほとんどだったようです。家でのお供は、当時全盛だったラジオや次第に普及してきたテレビでした。昭和30年代後半になると、人々の暮らしにも余裕が生じ始めます。「レジャー」という言葉が流行語となり、ボウリング場やスケートリンクが登場しました。レストランでの外食、百貨店での買い物など、すでに戦前に芽生えていた都市生活の楽しみが大衆化したのもこの時代でした。昭和30年代後半には、5~6割の世帯が1年間に1泊以上の旅行をするようになり、若者を中心にピクニック、ハイキング、海水浴、スキーなど、欧米流のアクティビティも流行しました。このコーナーでは、休日を楽しみ始めた人々とそれを供給した企業の姿を紹介します。【豪華旅行も大衆化 ~高度経済成長期に本格化したレジャー。鉄道会社も需要に応え利益拡大を図った~】レジャーの多様化・大衆化時代の到来は鉄道会社にとっても好機であり、各社は車両の高性能化に力を注ぎました。東武鉄道は、昭和35年(1960)10月の1720系デラックスロマンスカー(DRC)就役によって、昭和20年代後半から続いていた日光への観光輸送をめぐる国鉄(現・JR)との主導権争いに終止符を打ちました。競争の中で生まれたスピードアップと設備のデラックス化は広く受け入れられ、行楽客の人気を博しました。また、観光バス部門の急速な需要拡大に伴い、サービス面での充実と向上を図るためバスガイドの養成にも力を注ぎました。(Photo_18) 1720系デラックスロマンスカー 撮影年・製造年不明 東武鉄道 東武博物館蔵昭和35年(1960)に就役した1720系は、当時の車両技術の粋を集めたものだった。ジュークボックス付きのサロンルームを備えるデラックス車両として長らく東武鉄道の看板特急だった。【ファッション・ウオッチでお出かけ ~時計が時間を表示するものとしてだけではなく、アクセサリーとして重視される時代に~】昭和30年代に入ると、腕時計は時間を表示する本来の機能のほかにアクセサリーとしての要素がより重視されるようになりました。女性が自分の意思で各分野へ進出し始めた時代でもあり、服部時計店はこの時代性を踏まえて「セイコーホワイト」を発売、キャンペーンを実施しました。「セイコーホワイト」シリーズは、お出かけ用の2個目、3個目の時計として人気を博し、女優やデザイナーなど第一線で活躍する女性にも愛用されました。時代の先端をいく女性向けファッション・ウオッチの幕開けとなった商品でした。(Photo_19) セイコーホワイトシリーズ 服部時計店 昭和38~39年(1963-64)頃 セイコーミュージアム 銀座蔵【マッチラベルにみる余暇のいろいろ ~昭和30年代、オリジナルの図柄を配した広告マッチはノベルティの代表的な存在だった~】もらう人にとっては訪れた場所の思い出となり、飲食店や旅館・ホテル、雀荘などでは、その場でたばこのお供にもなりました。一方、店にとってはPRも兼ねていました。マッチラベルを通して、当時の余暇のいろいろな姿が窺えます。(Photo_20) マッチラベルいろいろ たばこと塩の博物館蔵 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月17日福岡市博物館がリニューアル。2026年10月頃より休館し、2029年3月頃の開業を予定している。福岡市博物館、大規模リニューアルへ福岡市博物館は、地域の歴史と民俗を研究・展示する博物館として1990年に開館した博物館。多くの文化財を収集保存し、福岡の歴史文化を伝えるコレクションを有している。代表的な所蔵品として、国宝 金印「漢委奴国王」が挙げられる。2013年に刷新された常設展示に加え、日本や世界の文化芸術を紹介する特別展も定期的に開催してきた。施設の老朽化に伴って行われる今回のリニューアルでは、設備の更新を含む大規模改修に加え、展示もリニューアル。アジアの近隣諸国とも近く、対外交流の最前線として多様な文化を育んできた福岡の歴史文化を継承する文化拠点としての機能向上を図る。常設展・特別展の展示空間を刷新まず常設展示室は全面刷新を行い、映像を効果的に使った展示や、福岡の歴史を過去から現在、未来へと繋がっていくストーリーを通じて体感しながら理解できるような通史展示、福岡の魅力を紹介するトピック展示を新たに設置する。また、福岡を代表する名宝はより見やすさを重視した展示へと切り替える。さらに、特別展示室のケースや照明、内装も更新し、より洗練された鑑賞空間を整備する。本館北側ゾーンには収蔵庫棟を増築し、博物館資料の保管スペースが拡張。より充実したコレクションの保存・継承が期待できそうだ。また、子どもの学びの場、憩いの場としての機能も拡充。体験学習室や学年・学級単位で利用できるセミナー室、キッズスペースなどを整備する。加えて、エレベーターやトイレなどのバリアフリー化、休憩ラウンジの設置など、誰もが足を運びやすい空間へと一新する。南側広場も刷新、レストランや休憩所を新設福岡市博物館そのものの改修に加え、南側に隣接する広場も再整備。池を改修して広場を拡張し、花々を目にすることのできるフラワーエリアや、レストラン施設、屋根付き休憩所を新設する。より一層開放感を高め、サザエさん通りを挟んだ百道中央公園や福岡市総合図書館などの近隣施設とも一体感のあるオアシス空間へと刷新する。【詳細】福岡市博物館 リニューアル休館期間:2026年10月頃~開業まで開業時期:2029年3月頃 予定住所:福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1敷地⾯積:50,648.80㎡■南側広場開業準備期間:2026年4月1日~9月30日オープン時期:2026年10月頃
2025年01月10日トヨタ自動車株式会社の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、「第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を2025年4月20日(日)に、愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク:愛知県長久手市)にて開催します。本年は、愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」に協力させていただき、4月開催といたします。イベント開催にあたり、2025年1月10日(金)より全国から参加車両の募集を行います。▼第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル 詳細URL 公道パレードスタート本フェスティバルは、クラシックカーを通じたクルマ文化の醸成と継承を目的に毎年開催している、一般オーナー様参加型イベントです。国内外メーカーを問わず、個人所有のクラシックカーによる公道パレードや展示を行い、オーナー様同士や来場のお客様との交流を図り、愛車文化を拡げ、発信していくことを目指しています。自動車産業・文化の集積地である愛知県から愛車文化を盛り上げたいと考えます。公道パレード中募集概要は以下のとおりです。■第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル1. 開催日 :2025年4月20日(日)<予定>7時頃トヨタ博物館集合・受付、公道パレード後、展示。16時頃終了・解散※終了時間は天候やイベント進行により前後することがございます。2. 開催場所:出発式 :トヨタ博物館メイン会場:愛・地球博記念公園愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-13. 募集車両:100台~120台(応募多数の場合、車種等の情報をもとに事務局にて選定)4. 参加費 :5,000円/台(税込)(含まれるもの:CCFパンフレット、記念バッジ、車両ゼッケン)5. 募集期間:2025年1月10日(金)~1月20日(月) ※当日消印有効6. 応募方法:エントリー用紙をトヨタ博物館ホームページでダウンロードし、郵送7. 応募資格:1995年以前に生産された国産車・輸入車(除く、二輪車)※車両条件の詳細は、ホームページの募集要項をご覧ください。8. その他 :当選後にご案内する参加誓約書に同意いただきます。詳細はトヨタ博物館ホームページをご覧ください。 会場である愛・地球博記念公園<お問い合わせ>■トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル応募事務局〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100TEL : 0561-63-5151 受付時間 9:30~17:00(休館日を除く)FAX : 0561-63-5159E-mail: xk-ccf@mail.toyota.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年12月24日恋人とデートの待ち合わせをする時は、少しそわそわしてしまいますよね。相手がどんな髪型や服装で来るのか、期待で胸が膨らむでしょう。待ち合わせにやってきた、恋人の服装が?すがぬまたつや(@sugaaanuma)さんは、『デートの待ち合わせ』と題した、創作漫画をXに投稿しました。ある日、恋人と待ち合わせをしていた、男性。「お待たせ~」と、恋人である女性の声が聞こえ、後ろを振り返ると…。なんと、女性は喪服を着ていたのです!恋人の予想外な服装を目の当たりにし、男性は「なんでデートに…?」と驚きを隠せません。喪服は、亡くなった人をしのび、冥福を祈ることを示すための衣類。そして、この日は恐竜博物館でのデートでした。そう、女性が喪服を着てきた理由は、展示されている化石たちを『亡くなった動物たち』と認識していたからなのです。女性のまさかの行動に、ネットでは「これ好き」「むしろ優しい子なのかも?」といった声が上がっていました。「だって化石とか見るんでしょ?」と真顔で話す、女性。喪服である必要がないと、女性を説得するには、きっと骨が折れることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年12月01日野球殿堂博物館の公式Xが更新された。【画像】あの選手の1球で車が破壊!?「僕が投げて打たれた球がすみません」野球殿堂博物館がMLBのシアトル・マリナーズ所属のフリオ・ロドリゲス 選手が博物館に来てくれたよ!と紹介。MLBで数々のタイトルを持つ現役スーパースターは師と仰ぐイチロー氏の展示の横にサインボールを寄贈した。やっほ~!キュートだよ⚾//来館のお知らせ \\11月13日、メジャーリーガーの #フリオ・ロドリゲス 選手(マリナーズ)が博物館に来てくれたよ!✨展示をじっくり見て、ボールにサインもしてくれたんだ現役で活躍する選手が来館してくれるなんて、本当にうれしいね! #MLB #JulioRodríguez pic.twitter.com/X4UT89Wvgy — 野球殿堂博物館 (@BaseballHOF1959) November 14, 2024 この投稿に対しファンからは「フリオのサインがイチローの横に展示されててエモい」などのコメントが寄せられた。
2024年11月14日東京、上野公園にある国立科学博物館では、2024年11月2日(土)より、『鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~』を開催する。国立科学博物館初の鳥類をテーマとした展覧会だ。急速に発展するゲノム解析により、人類のみならず鳥類の歴史もまた急速に明らかになっている。同展では、その最新の系統分類をもとに、恐竜から多種多様に派生した鳥類の進化の解説し、鳥類の魅力に迫っていく。まず同展の最大の見どころは、600点以上という圧倒的な剥製・骨格標本。古今東西の身近な鳥から珍しい鳥、絶滅してしまった鳥や、可愛すぎる鳥まで、世界中の鳥類を紹介する。通常、400種以上の鳥を観察したことがあれば、バードウォッチャーの間でもかなりの経験者であるという。鳥の標本600点以上を一度に観られる本展では、まさに一生分以上の鳥を観るほどの満足感を味わえるに違いない。デイノニクス/獣脚類 国立科学博物館蔵また「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間?」「北半球と南半球の鳥は、系統は違うのになぜそっくりに進化した?」など、最新のゲノム解析で解き明かされた鳥類の系統や生態を、わかりやすい会場レイアウトで紹介。さらに「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フクチョウ」などテーマごとの特集や、カッコウの托卵など、鳥類の興味深い生態を23の「鳥のひみつ」として深掘りする。なかでも、美しい羽を持つ「フクチョウ」は、12種もの標本を一堂に観ることができる貴重な機会に。また日本初公開となる翼開長が7mにも達する史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生態復元モデルなども、見応えは満点だ。ペラゴルニス・サンデルシの生体復元 モデル 国立科学博物館蔵さらに日本では絶滅してしまった「トキ」や、絶滅危惧種の「ヤンバルクイナ」、ゲノム解析により新しく日本固有種と認められた「キジ」など、我が国ゆかりの鳥類の標本も紹介する。関連イベントは随時発表されるので、興味のある人は公式サイトや公式SNSで確認を。<開催概要>特別展『鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~』会期:2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・祝)会場:国立科学博物館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(11月4日、12月23日、1月13日、2月17日、2月24日は開館)、11月5日(火)、12月28日(土)~1月1日(水)、1月14日(火)料金:一般・大学2,100円、高中小600円公式サイト:
2024年10月15日一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下「アルバ・エデュ」)と印刷博物館(東京都文京区、館長:金子 眞吾)は、印刷博物館が運営するバーチャル空間「いんぱくメタミュージアム」内で、子ども第三の居場所(※)の児童たちが考えたキャラクター作品を公開しました。この活動は、日本財団の支援を受けて取り組んでいる「2024年度 子どもの主体性を育む発表大会」の一環として実施されました。博物館に所蔵されている歴史的資料5点を、子どもたちが自由な発想でキャラクター化、それぞれのキャラクターの特徴や魅力をプレゼンテーション形式で発表。子どもたちの創造力あふれる作品は、現実の枠を超えたデジタル空間の中で息を吹き込み、メタバース上で動き出します。いんぱくメタミュージアム内画像【いんぱくオリジナルキャラクターをつくろう!作品展】開催期間:2024年9月20日(金)~開催場所:いんぱくメタミュージアム 特別展示室参加拠点:子ども第三の居場所・徳島県<鳴門拠点><ふれあいハウスりぼん>長野県<b&g大町>【発表の背景と目的】「子どもの主体性を育む発表大会」は、オンラインツールを活用して以下の3つの活動を行います。1. 体験や新しい知識を得るための授業2. 自分の思いや考えを伝える授業3. 保護者・教員・居場所スタッフ以外の「第三の大人に聞いてもらう」プレゼンテーション大会これらを通じて、子どもたちが自分で考えたアイデアや作品を人前で「話す」ことで、自己効力感やプレゼンテーション力を育むことを目的としています。特に今回の取り組みでは、子どもたちが歴史的資料からインスピレーションを得て、自分たちのひらめきを「キャラクター」という形で表現。そのキャラクターに性格や特徴を持たせ、自らの言葉で他者に伝え、作品を具現化する体験を通じて、「できる」「かなう」といった自己効力感を高めました。【キャラクター紹介】子どもたちが手がけたキャラクターは、印刷博物館の収蔵品を元にしつつ、各自の個性が反映されています。例えば「ゆきちゃん」というキャラクターは江戸時代の『雪華図説』という本をモチーフにしています。この本は、下総国古河藩藩主・土井利位が雪の結晶をまとめた図鑑です。雪の模様をあしらった着物の「ゆきちゃん」は藩主の娘で、父の研究を引き継いだというキャラクター設定を行っています。また、「ダニラ」は印刷された年代が明確な世界最古の印刷物『百万塔陀羅尼』を参考につくられました。印刷物を収めた木製の三重小塔の形を正確に再現しつつも、レインボーカラーを加えることで、色鮮やかな印象を新たに加えています。一見難しそうな資料を、子どもたちは自らの感性で、キャラクターへと変化させました。いんぱくメタミュージアム内で動き回るキャラクターたちは、来館者を楽しませ、資料への親しみやすさを促すものとなっています。【いんぱくメタミュージアムとは?】いんぱくメタミュージアムは、TOPPAN株式会社が提供するメタバースショッピングモール「メタパ(R)」上に、2023年オープンしました。収蔵品を高精細3Dモデルで再現したり、 ARで手に取るようにみることができるなど、メタバース空間ならではの動態展示で楽しく知識を深めることができます。今回、子どもたちの作品はこのいんぱくメタミュージアム内で展示され、キャラクターが3D化されて自由に動き回る様子を楽しむことができます。※「子ども第三の居場所」とは「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に236ヶ所設置されています。(2024年9月末時点) 【印刷博物館とは】印刷博物館はTOPPANホールディングス株式会社が創立100周年を記念し、2000年に設立した公共文化施設です。人類の文化形成に果たした印刷の役割を多くの方に伝えるべく、展示や教育活動を行っています。これまで73万人の方にご来場いただきました(2024年9月時点)。これまで本格的に取り上げられることのなかった印刷と人間の関係を、文明史的なスケールの視点から捉え直し、展示を通じて発信を続けています。所在地: 東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル設立 : 2000年10月館長 : 金子 眞吾URL : 【一般社団法人アルバ・エデュとは】アルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒達が、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに約6万人の子ども・教員への授業実績があります(2024年9月時点)。2022年7月に富山県富山市教育委員会とすべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結。2021年日本財団助成金採択から継続。子ども第三の居場所の子ども達のべ3,000名にキャリア教育授業を届けています(2024年9月現在)。所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号設立 : 2014年12月代表理事: 竹内 明日香URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月11日奈良文化財研究所の発掘調査で見つかった聖武天皇の大嘗祭木簡を、奈良国立博物館で展示します。特別陳列「聖武天皇の大嘗祭木簡」の開催のお知らせ聖武天皇の即位から、ちょうど1300年にあたる今年、奈良文化財研究所の発掘調査で聖武天皇の大嘗祭に関わる木簡が出土しました。この秋、聖武天皇に関する特別展を奈良文化財研究所の平城宮跡資料館で開催します。それに合わせ、できるだけ多くの方々に出土した木簡をご覧いただきたいと、奈良国立博物館のなら仏像館でも一部、木簡の展示をおこなうことになりました。令和6年度平城宮跡資料館秋期特別展「聖武天皇が即位したとき。―聖武天皇即位1300年記念―」会期:令和6年(2024)10月22日(火)~12月8日(日)、月曜日休館(祝日の場合は翌平日)会場:平城宮跡資料館企画展示室入場料:無料開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)公式HP: 奈良国立博物館特別陳列 「聖武天皇の大嘗祭木簡」会期:令和6年(2024)10月22日(火)~11月11日(月)、会期中無休会場:奈良国立博物館なら仏像館第13室入場料:一般700円、大学生350円開館時間:午前9時30分~午後5時※正倉院展会期中(10月26日~11月11日)の月~木曜日は午前8時~午後6時、金・土・日曜日、祝日は午前8時~午後8時。※入館は閉館の30分前まで。公式HP: 記者発表資料はこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年10月02日展示企画「博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ」が、東京国立博物館にて、2024年10月1日(火)から11月10日(日)まで開催される。アジアの美術・工芸などに見る人々の装いアジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を会場に、毎年異なったテーマで展示を行う「博物館でアジアの旅」。11年目を迎える2024年は、「アジアのおしゃれ」をテーマに、アジア各地の衣装や装飾品、絵画、工芸などを紹介する。衣装や装飾品ではたとえば、インドのマハラジャ(藩主)が着用したコートを展示。艶やかなシルクのベルベットに、真珠、ルビー、エメラルドといった宝石と金属のモール糸を留めつけ、豪華な1着に仕上げている。また、朝鮮の女性が婚礼の際に着用した上衣や、めのう製の勾玉をあしらった頸飾(くびかざり)などを目にすることができる。また、絵画や仏像、工芸品も、装いに着目しつつ紹介。装飾品を身に付けたムガル帝国第6代君主・アウラングゼーブの絵画や、東西交易で繁栄した唐時代の華やぎを伝えるかのような三彩の女性像などを展示する。展覧会概要博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ会期:2024年10月1日(火)~11月10日(日)会場:東京国立博物館 東洋館住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は20:00閉館※10月25日(金)・26日(土)は19:00閉館※入館はいずれも閉館30分前まで休館日:月曜日(10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)観覧料:一般 1,000円、大学生 500円※総合文化展観覧料で観覧可※高校生以下・満18歳未満、満70歳以上、障がい者および介護者1名は無料(入館時に年齢のわかるもの、障がい者手帳などを要提示)【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年08月08日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でアジアの旅」と題した今年11年目を迎える秋の恒例企画を、2024年10月1日(火)~11月10日(日)に開催します。アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんだ作品を館内随所に展示します。今年のテーマは「アジアのおしゃれ」です。アジア各地の仏像や工芸品、絵画作品に見られるおしゃれな姿や、華やかな衣装や装飾品から、それぞれの時代の美や風情、遊び心を感じてみてください。小冊子(*1)と「博物館でアジアの旅アジたびマップ2024」(*2)を手に、東洋館で作品たちのおしゃれをお楽しみください。*1館内の各ミュージアムショップにて販売予定。*2会期中、東洋館インフォメーションで無料配布予定(数に限りがございます)。当館ウェブサイトからもダウンロードできます。主な展示作品※すべて東京国立博物館蔵、通期でご覧いただけます。東洋館の各展示室では、「アジアのおしゃれ」にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅アジアのおしゃれ」の札を添えています。ご観覧の目印としてお役立てください。【東洋館13室】コート濃紺ヴェルヴェット地花卉文様金銀糸刺繍(のうこんヴぇるヴぇっとじかきもんようきんぎんしししゅう)インド・ジャイプールマードー・シーン2世着用19~20世紀絹糸を細かく起毛させた艶やかなヴェルヴェット地に、重厚な金属のモール糸と宝石を密に留めつけ、ペイズリーや花唐草文を表しています。真珠、ルビー、エメラルドなどがふんだんに用いられた、インドのマハラジャ(藩主)にふさわしい豪華な衣装です。【東洋館1室】重要文化財観音菩薩立像(かんのんぼさつりゅうぞう)中国河北省隋時代・開皇5年(585)高さ2.5メートルを超える大理石製の大きな像です。二重に重ねた首飾りや、ペンダント状の飾りを中心にクロスするアクセサリーが、さわやかな雰囲気を作り上げています。前時代の流行をさらに洗練させた隋時代の新たなスタイルが、すらりとスマートな長身を際立たせます。※ほか多数。詳細は出典元のプレスリリースをご確認ください。●関連企画●※すべて参加無料(ただし当日の観覧料が必要)、事前申込不要です。▼アジ旅スペシャルトーク「アジアのおしゃれ」をテーマに、展示作品について研究員による解説を行います。・10月1日(火)14:00~(約30分)講師:沼沢ゆかり(東洋・日本染織)・10月29日(火)14:00~(約30分)講師:原田あゆみ(東洋彫刻)会場:東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター定員:各回90名(先着順)※開場は各回15分前です。詳細は確定次第ウェブサイトでお知らせします。▼ボランティアによるガイドツアー「博物館でアジアの旅」にあわせて、当館ボランティアが、東洋館のガイドツアーや構内のアジアに関連する樹木を紹介するガイドツアーなどを企画しています。*その他詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。●当館初!音声ガイドシステムVOXX LITEを導入●「博物館でアジアの旅」の期間中、東洋館で音声ガイドシステムVOXX LITEを導入します。ご自身のスマートフォンで展示作品のそばに配置された二次元コードを読み込むだけで、よりディープな解説を文字と音声のいずれかでお楽しみいただけます。アプリのダウンロードは不要。音声でご利用の際は、音量をおさえるかイヤホン等でお楽しみください。●オリジナルグッズのご紹介●■舎利容器(しゃりようき)クッション4,840円(税込)※写真上東洋館の名品、中国・スバシの「舎利容器」(東洋館3室で展示)が、実物の4/5スケールでクッションになりました。特徴的な形の再現にこだわりながらも、抱き心地もバツグンです。音楽を奏でる天使や仮面をつけた舞人がお家の中をにぎやかします。■花蝶文様ピンバッチセット2,750円(税込)※写真左下華やかな刺繍(ししゅう)で彩られた清朝の伝統衣装、「坎肩(かんけん/カンジェン) 紅透紋紗地花蝶文様(べにすきもんしゃじはなちょうもんよう)」(東洋館5室で展示)をモチーフにしたピンバッジ。まるで衣装から飛び出したような蝶と牡丹をバッグやポーチに取りつけてさりげないおしゃれのポイントに。■ブローチ如意形時計(にょいがたとけい)14,850円(税込)※写真右下清朝のゴージャスな如意形時計を象(かたど)ったブローチ。カットガラスを使用し、実物に劣らぬ輝きを再現しました。胸元に沿えれば注目間違いなし!このほかにも「博物館でアジアの旅アジアのおしゃれ」に関連した東洋館オリジナルグッズを多数ご用意していております。●博物館でアジアの旅アジアのおしゃれ●会期: 2024年10月1日(火)~11月10日(日)会場: 東京国立博物館 東洋館開館時間: 9時30分~17時00分※金・土曜日は20時まで※10月25日(金)、10月26日(土)は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日、10月15日(火)、11月5日(火)※10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館観覧料(税込): 一般 1,000円/大学生 500円※総合文化展観覧料でご覧いただけます。※特別展、有料イベントは別料金。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年08月08日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でアジアの旅」と題した今年11年目を迎える秋の恒例企画を、2024年10月1日(火)~11月10日(日)に開催します。アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんだ作品を館内随所に展示します。今年のテーマは「アジアのおしゃれ」です。アジア各地の仏像や工芸品、絵画作品に見られるおしゃれな姿や、華やかな衣装や装飾品から、それぞれの時代の美や風情、遊び心を感じてみてください。小冊子(*1)と「博物館でアジアの旅 アジたびマップ2024」(*2)を手に、東洋館で作品たちのおしゃれをお楽しみください。*1 館内の各ミュージアムショップにて販売予定。*2 会期中、東洋館インフォメーションで無料配布予定(数に限りがございます)。当館ウェブサイトからもダウンロードできます。キービジュアル●主な展示作品● ※すべて東京国立博物館蔵、通期でご覧いただけます。東洋館の各展示室では、「アジアのおしゃれ」にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ」の札を添えています。ご観覧の目印としてお役立てください。【東洋館13室】コート 濃紺ヴェルヴェット地花卉文様金銀糸刺繍(のうこんヴぇるヴぇっとじかきもんようきんぎんしししゅう)インド・ジャイプール マードー・シーン2世着用19~20世紀絹糸を細かく起毛させた艶やかなヴェルヴェット地に、重厚な金属のモール糸と宝石を密に留めつけ、ペイズリーや花唐草文を表しています。真珠、ルビー、エメラルドなどがふんだんに用いられた、インドのマハラジャ(藩主)にふさわしい豪華な衣装です。コート 濃紺ヴェルヴェット地花卉文様金銀糸刺繍【東洋館1室】重要文化財 観音菩薩立像(かんのんぼさつりゅうぞう)中国河北省 隋時代・開皇5年(585)高さ2.5メートルを超える大理石製の大きな像です。二重に重ねた首飾りや、ペンダント状の飾りを中心にクロスするアクセサリーが、さわやかな雰囲気を作り上げています。前時代の流行をさらに洗練させた隋時代の新たなスタイルが、すらりとスマートな長身を際立たせます。重要文化財 観音菩薩立像【東洋館3室】菩薩立像(ぼさつりゅうぞう)パキスタン、ガンダーラ クシャーン朝・2世紀仏陀が出家する前は王子だったことから、この菩薩像には堂々と気品に満ちた王族のイメージが重ねられています。斜め掛けしているのは護符紐(ふごひも)です。飛び出すライオンをかたどった耳飾りやドレッドヘア風の垂髪など、まさにガンダーラのファッションです。菩薩立像【東洋館3室】婦人頭飾断片(ふじんあたまかざりだんぺん)伝エジプト、テーベ出土新王国時代(第18王朝)・前15世紀金製のロゼット文様の土台に色ガラスや宝石を嵌(は)めこんだジュエリーです。ひとつずつ綴(つづ)って細長い帯とし、それを髪の上から何本も垂らして身を飾りました。エジプト王、トトメス3世に嫁いだ西アジア出身の王妃たちが身に着けたと考えられます。婦人頭飾断片【東洋館5室】三彩女子(さんさいじょし)中国 唐時代・8世紀鈴木榮一氏寄贈にっこり微笑む表情と白い花の模様があらわされたスカートが愛らしい若い女性の像です。結い上げた髻(もとどり)には金の髪飾りがつけられています。東西交易で繁栄した唐時代、その勢いを映すように高貴な女性たちのあいだで高く大きく結い上げた髪形が流行しました。三彩女子【東洋館8室】売貨郎図軸(ばいかろうずじく)筆者不詳 中国 明時代・15~16世紀石島護雄氏寄贈行商人(貨郎)が子ども相手に雑貨やおもちゃ、小動物を売っています。背景には贅沢な庭石や花木が置かれ、商人も子どもたちも色とりどりの豪奢(ごうしゃ)でおしゃれな衣装をまとっています。市井の風景でなく、役者が行商人に扮装(ふんそう)した宮廷での遊びの様子を伝える、おめでたい画題と考えられています。売貨郎図軸【東洋館10室】頸飾(くびかざり)韓国梁山夫婦塚出土三国時代(新羅)・6世紀初頭古墳に葬られた婦人が着用した頸飾です。瑪瑙(めのう)製の勾玉(まがたま)を中心に、水晶製切子玉(きりこだま)や金製の空玉(うつろだま)など、異なる素材と形で構成されています。色と形のコントラストが際立ちながらも一体感があり、当時の高い美的感覚が窺(うかが)えます。頸飾【東洋館9室】如意形時計(にょいがたとけい)中国 清時代・18~19世紀 広田松繁氏寄贈銅製の如意に色ガラス、真珠、エナメル絵などを嵌(は)め込んでいます。柄(え)の中央の時計およびエナメル絵はヨーロッパ製です。清時代には、広東(カントン)の港を通じて、ヨーロッパの製品が中国にもたらされ、皇帝は時計を好んで集めました。如意形時計【東洋館13室】アウラングゼーブ帝立像(ていりゅうぞう)ビーカーネール派 インド 18世紀後半アウラングゼーブはムガル帝国第6代君主です。頭には宝石で飾ったターバンを巻き、胸元には大きなネックレス、腕にはブレスレットやアームレットを着けています。アウラングゼーブ帝立像【東洋館10室】円衫(えんさん/ウォンサム)朝鮮 朝鮮時代・19~20世紀朝鮮時代の女性が婚礼の際に着用した上衣です。袖先の白い裂は汗衫(ハンサム)と呼ばれ、手先を隠すためにつけられています。袖の色縞(セクトン)と透けるように織り出された寿字円文(じゅじえんもん)、花唐草が華やかさをプラスしています。円衫(ウォンサム)●関連企画●※すべて参加無料(ただし当日の観覧料が必要)、事前申込不要です。▼アジ旅スペシャルトーク「アジアのおしゃれ」をテーマに、展示作品について研究員による解説を行います。・10月1日(火) 14:00~(約30分)講師:沼沢ゆかり(東洋・日本染織)・10月29日(火) 14:00~(約30分)講師:原田あゆみ(東洋彫刻)会場:東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター定員:各回90名(先着順)※開場は各回15分前です。詳細は確定次第ウェブサイトでお知らせします。▼ボランティアによるガイドツアー「博物館でアジアの旅」にあわせて、当館ボランティアが、東洋館のガイドツアーや構内のアジアに関連する樹木を紹介するガイドツアーなどを企画しています。*その他詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。●当館初!音声ガイドシステムVOXX LITEを導入●「博物館でアジアの旅」の期間中、東洋館で音声ガイドシステムVOXX LITEを導入します。ご自身のスマートフォンで展示作品のそばに配置された二次元コードを読み込むだけで、よりディープな解説を文字と音声のいずれかでお楽しみいただけます。アプリのダウンロードは不要。音声でご利用の際は、音量をおさえるかイヤホン等でお楽しみください。●オリジナルグッズのご紹介●オリジナルグッズ3点■舎利容器(しゃりようき)クッション 4,840円(税込) ※写真上東洋館の名品、中国・スバシの「舎利容器」(東洋館3室で展示)が、実物の4/5スケールでクッションになりました。特徴的な形の再現にこだわりながらも、抱き心地もバツグンです。音楽を奏でる天使や仮面をつけた舞人がお家の中をにぎやかします。■花蝶文様ピンバッチセット 2,750円(税込) ※写真左下華やかな刺繍(ししゅう)で彩られた清朝の伝統衣装、「坎肩(かんけん/カンジェン) 紅透紋紗地花蝶文様(べにすきもんしゃじはなちょうもんよう)」(東洋館5室で展示)をモチーフにしたピンバッジ。まるで衣装から飛び出したような蝶と牡丹をバッグやポーチに取りつけてさりげないおしゃれのポイントに。■ブローチ如意形時計(にょいがたとけい) 14,850円(税込) ※写真右下清朝のゴージャスな如意形時計を象(かたど)ったブローチ。カットガラスを使用し、実物に劣らぬ輝きを再現しました。胸元に沿えれば注目間違いなし!このほかにも「博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ」に関連した東洋館オリジナルグッズを多数ご用意していております。●博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ●会期 : 2024年10月1日(火)~11月10日(日)会場 : 東京国立博物館 東洋館開館時間 : 9時30分~17時00分※金・土曜日は20時まで※10月25日(金)、10月26日(土)は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日、10月15日(火)、11月5日(火)※10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館観覧料(税込): 一般 1,000円/大学生 500円※総合文化展観覧料でご覧いただけます。※特別展、有料イベントは別料金。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月05日トヨタ自動車株式会社の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、夏休み期間の8月中、お子さまを中心に家族そろって楽しめるイベントを開催します。夏休み特別企画では、車内に乗りこんで記念撮影ができます。その他、自由な発想でお絵かきするモノづくりイベントも行います。なお、7月13日(土)から8月31日(土)は小学生の入場料を無料といたします。夏休み特別企画、イベント等の概要は以下の通りです。1. 夏休み特別企画「夏の思い出 レア車に乗って記念撮影しよう!」期間:2024年8月1日(木)~9月1日(日)場所:トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室(有料ゾーン内)内容:レアな車の運転席などに乗りこみながら楽しく学びます3輪タクシー車両名:トゥクトゥク(タイ)乗車 :可JAF災害対策指揮車車両名:トヨタ メガクルーザー(1997年 日本)乗車 :可救急車車両名:トヨタ 救急車 ハイメディック(1997年 日本)乗車 :可小さな電気自動車車両名:チョロキューモーターズ Q-CAR Qi キューノ(2004年 日本)乗車 :可※展示車両は予告なく変更、入替する場合がありますトゥクトゥク(タイ)トヨタ メガクルーザー(1997年・日本)トヨタ 救急車 ハイメディック(1997年・日本)チョロキューモーターズ Q-CAR Qi キューノ(2004年・日本)2. 夏休みイベント「おえかきトミカ工房」開催日:2024年8月7日(水)~31日(土)の毎週水曜日と土曜日の計8日間時間 :10:00~12:00※販売はショップで9:30~11:30まで※限定40個/日場所 :TINY STUDIO 文化館1階内容 :台紙にお絵かきをして、トラックの荷台部分にはめこみ、自分だけのトミカを作ります材料費:600円(税込)/個(お一人様1個まで)(C)TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です「おえかきトミカ工房」 ※写真はイメージです3. ちいさな図書室日時:2024年8月の毎週日曜日 10:00~17:00場所:TINY STUDIO 文化館1階内容:クルマに関する新着雑誌や図書、絵本や児童書などの読書を楽しめます<11/2(土)まで文化館3階の図書室はリニューアル工事のため休室中です>4. 小学生無料期間期間:2024年7月13日(土)~8月31日(土)【トヨタ博物館のご案内】(1) 所在地 : 〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100・地下鉄東山線「藤が丘」駅よりリニモに乗り換え「芸大通」駅下車、徒歩5分・名古屋瀬戸道路「長久手IC」より西へ0.4km(グリーンロード沿い)TEL:0561-63-5151 FAX:0561-63-5159(2) 開館時間: 9:30~17:00(入館受付は16:30まで)(3) 休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌平日) (4) 入場料 : 大人1,200円 シルバー(65歳以上)700円中高生600円 小学生400円※消費税込み/団体割引あり※会期中の7/13(土)~8/31(土)は小学生入場無料★文化館は7月31日(水)まで、図書室は11月2日(土)まで閉鎖中です。詳細はトヨタ博物館公式Webサイトをご覧ください。 ご取材いただける場合は、公式Webサイト内( )に掲載しております「取材申込書」にご記入の上、下記までご連絡ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月10日郵政博物館近隣のファミリーマートでの謎解きキット販売も決定!株式会社SCRAP(東京都渋谷区、社長加藤 隆生/以下「SCRAP」)は、「郵政博物館」舞台としたリアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』の謎解きキットと東京スカイツリー®展望台の入場券がセットになったお得なスカイツリーエンジョイパックを販売することを発表します。★イベント特設サイト: 謎解きを通して、参加者がまるで“物語の登場人物”になったかのような体験ができる「リアル脱出ゲーム」。『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』は、日本郵政株式会社が運営する郵政博物館を舞台に、世界の切手や郵便の歴史に関する数々の展示を楽しみながら謎を解く、体験型ゲーム・イベントです。本イベントの参加者は、郵政博物館内の架空の組織「迷子の手紙研究室」の一員となり、郵政博物館で起きている「迷子の手紙現象」の解明を目指します。謎を解くことで本来届くはずであった人のもとに手紙を届け、途切れてしまった人々の想いを修復することが本イベントの目的です。そんな本イベントの謎解きキットと東京スカイツリー展望台の入場券がセットになったお得なスカイツリーエンジョイパックの販売が本日7月2日(火)よりスタート。東京スカイツリー展望台の入場券は天望デッキまで入場できるプランと天望デッキ+天望回廊まで入場できるプランの2種類ご用意しました。スカイツリーエンジョイパックは参加する日にちと東京スカイツリー入場時間、プランを決めて販売ページから選択することで、購入できます。当日窓口での販売はないので、参加する日時を決めて事前にご購入をお願いします。『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』の謎解きキットは、郵政博物館ご来館時に受付にて引き換えいただけます。参加当日の10時から15時までいつでも引き換えが可能なので、参加したい好きな時間に来館してイベントをお楽しみください。東京スカイツリーを楽しんだ後は、同施設内の郵政博物館でリアル脱出ゲームに参加して東京スカイツリータウンを遊びつくそう!また、郵政博物館近隣のファミリーマート一部店舗でも謎解きキットの販売が決定しました。こちらは本イベント開始日と同日、7月5日(金)より販売開始します。詳しい店舗情報は下記、謎解きキット販売所項目、もしくはイベント特設サイトをご確認ください。イベントスタートを目前に控え、ますます盛り上がりを見せるリアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』。SCRAPと日本郵便がタッグを組んで贈る、郵政博物館内を巡って謎を解く本イベントならではの体験にぜひご期待ください。スカイツリーエンジョイパック概要■詳細サイト ■プラン詳細東京スカイツリー入場券+『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』謎解きキットのお得なセット券となります。※リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』の会場は郵政博物館です。郵政博物館入館料は含まれておりません。当日郵政博物館受付横の券売機にて入館料をお支払いください。※【郵政博物館入館料】大人 300円、小/中/高校生 150円■プラン料金【天望デッキと天望回廊セット券+リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』謎解きキット】大人 (18歳以上)平日4,600円/土日祝4,850円中/高校生 平日3,700円/土日祝3,850円小学生平日3,050円/土日祝3,100円【天望デッキ+リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』謎解きキット】大人 (18歳以上)平日3,800円/土日祝3,950円中/高校生平日3,100円/土日祝3,200円小学生平日2,700円/土日祝2,700円■注意事項・予約申し込みの開始可能日:指定された参加日の最大30日前から予約ができます。・予約申し込みの締切日:参加日前日23:59までに予約する必要があります。・天候や他イベント等により、急な休館が決定することや営業時間の変更がある場合がございます。ご利用前に各施設のホームページをご確認ください。『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』イベント概要■イベント特設サイト ■開催期間2024年7月5日(金)〜 2025年7月6日(日)まで■プレイ形式制限時間 なし/人数制限 なし/所要時間 約90分~120分※このゲームは謎解きキットとLINEアプリを使用します。スマートフォンなど、インターネットに接続可能な端末が必要です。■販売価格2,200円(税込)※別途、郵政博物館受付横の券売機にて郵政博物館入館料をお支払いください。【郵政博物館入館料】大人300円、小/中/高校生150円■イベント参加方法事前に郵政博物館へ行く日時が決まっていれば、特設サイトからチケットを購入しましょう。指定した日時に入館受付でチケットをご提示いただくと、キットをお受け取りいただけます。当日参加の場合は、郵政博物館もしくは下記の販売所で謎解きキットを購入しご入館ください。謎解きキット販売所郵政博物館およびファミリーマート下記店舗にて謎解きキットを直接ご購入いただけます。ただし、販売数には限りがあり、売り切れてしまう可能性があるため、事前販売での購入を推奨いたします。■ ファミリーマート・東京ミズマチ店131-0033 東京都墨田区向島1-23-8・東京ソラマチ1F店 131-0045 東京都墨田区押上1-1-2・東京ソラマチB3F店 131-0045 東京都墨田区押上1-1-2・押上駅店 131-0045 東京都墨田区押上1-1・東武鉄道本社店 131-0045 東京都墨田区押上2-18-12※東京ソラマチB3F店の営業時間は07:00~23:00、東京ソラマチ1F店及び東武鉄道本社店の営業時間は06:00~23:30、押上店の営業時間は06:00~23:00になります。補足情報■リアル脱出ゲームとは?2004年に発表された「クリムゾンルーム」というインターネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、さまざまな場所で開催されています。2007年に初開催して以降、現在までで1,300万人以上を動員。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントです。※「リアル脱出ゲーム」はSCRAPの登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月02日2024年6月25日(火)より、東京国立博物館では、『内藤礼生まれておいで 生きておいで』が開催される。美術家・内藤礼が、150年余の歴史を有する東京国立博物館の収蔵品や建築空間と向き合って生み出す展覧会だ。1961年、広島県に生まれ、現在は東京を拠点に活動する内藤礼は、「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに作品を制作してきたアーティスト。光、空気、水、重力など、私たちの傍らにあるささやかな事物を受け止めることで、日々見過ごしがちな世界の片隅に宿る情景や、知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を出現させてきた。。そんな彼女が、東京国立博物館のおよそ12万件の収蔵品の中から選んだ縄文時代の土製品を、さらに同館の建築や歴史を独自の視点で読み解いた場に展示することで、あらたな空間作品を制作する。内藤礼《このことを》2001 年、家プロジェクト 「きんざ」ベネッセアートサイト直島・香川 撮影:畠山直哉会場は平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジとなるが、なかでも本館特別5室は、長年閉ざされていた大開口の鎧戸を開放し、カーペットや仮設壁を取り払って、場の本来の姿を取り戻す。明るい自然光に満たされた建築当初の裸の空間として見ることができるのも、同展ならでは機会といえるだろう。本館 1 階ラウンジなお、エルメス財団と共同で企画された同展は、2カ月余後に始まる銀座メゾンエルメス フォーラムでの同作家個展へと続き、再び東京国立博物館へと戻ってくる。この2会場にまたがる空間構成は、内藤が初めて見出した構想だ。文字通り、時空を超えて開催される同展がどのように展開し、見る人にどのような感動を与えてくれるのか?内藤礼があらたに見せてくれる、儚くも美しい世界を楽しみたい。<開催概要>『内藤礼生まれておいで 生きておいで』会期:2024年6月25日(火)~9月23日(月・祝)会場:東京国立博物館平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日を除く)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)料金:一般 1,500円、大学1,000円公式サイト:
2024年06月03日学校法人成城学園は、スピノサウルスやティラノサウルスなど希少な化石約140点を展示している「成城学園杉の森館 恐竜・化石ギャラリー」(以下、恐竜・化石ギャラリー)を、2024年6月1日(土)にリニューアル。リニューアルを記念して、ギャラリーの化石提供者で成城大学大学院修了・十津守宏氏主催の記念シンポジウム「空を見上げたり、大地を見つめたりしながら、地球と私たちの近未来に想いを馳せてみませんか?」を、2024年6月1日(土)に開催します。■「宇宙×恐竜」研究の第一人者による公開対話同シンポジウムは、宇宙物理学者であり、美宙天文台台長の佐治晴夫先生、恐竜研究の第一人者であり古生物学者・国立科学博物館副館長の真鍋真先生、そして司会・進行役には放送作家の倉本美津留氏をお迎えする、「宇宙×恐竜」研究の第一人者による公開対話企画です。トークテーマは、宇宙的視野にたった「量子論的な無からの宇宙創生を掲げる現代宇宙論」と、恐竜の科学的知識に基づいた「生身の生物の進化を読み解こうとする古生物学の立場から人類が築いてきた哲学、宗教、芸術などの文明を含めた人類の未来展望」。■全身複製骨格「ヴェロキラプトル」初公開「成城学園 杉の森館 恐竜・化石ギャラリー」は、「恐竜博士」としても知られる、国立科学博物館副館長の真鍋真氏総監修の下、2020年11月に学園内の旧校舎を改装し、開設・開館した小さなギャラリー。古生代・中生代・新生代の海洋生物と陸上生物の化石など約140点を展示しています。今回のリニューアルでは、十津氏のコレクションの全身複製骨格化石「ヴェロキラプトル」や、マンモスの下顎、スピノサウルス尾椎(18番)、ワニ化石、アンキロサウルス(スパイク)など10種類以上が新たに加わります。シンポジウム当日は、シンポジウムへ申込みした方に限り、リニューアルした「恐竜・化石ギャラリー」を見学可能。いま女性ファンも多い「宇宙×恐竜」。知的好奇心を満たしに、ぜひ参加してみては?■開催概要日時:2024年6月1日(土)13:00~14:30会場:成城学園澤柳記念講堂入場料:無料(完全予約制)お申込み:
2024年05月21日京都嵐山オルゴール博物館は、今年開館30周年を迎えるのを記念し「感謝を込めた特別な1年をみなさまへ」と題し、2025年3月31日まで、メモリアルイヤーに相応しい特別展示、実演などを期間毎に実施します。2,000点超の国内最大規模を誇るコレクションを保有 ~感謝を込めた特別な1年をみなさまへ~■京都嵐山オルゴール博物館京都嵐山オルゴール博物館は、1994年に開館し、今年開館30周年を迎えます。当館は、開館後まもなく、世界最高峰と称されるオルゴールメーカー「スイス リュージュ社」の創業家ギド・リュージュ氏のコレクション約800点を譲り受け、副名「ギド・リュージュ ミュージアム」と名付けました。現在、当館に展示・保管されているコレクションと、オルゴール専用倉庫に保管されているコレクションを合わせると、実に2,000点を超え、国内最大規模を誇るコレクションを保有しています。その中には西洋の貴重な文化遺産といっても過言ではない「世界最古のオルゴール」をはじめ、シンギングバード、オルゴール、蓄音機、オルガン、自動演奏楽器、オートマタ(自動人形)、宝飾品が含まれています。開館30周年のメモリアルイヤーである2025年3月31日までの期間中、これらのコレクションをテーマ別に集め、それぞれの企画展を開催します。お子様から大人まで、オルゴールの世界を思う存分お楽しみいただける企画展です。【前期企画展-1st】(1)-シンギングバード展-新緑に響く鳥の歌声~2024.6.4(火)まで開催さえずる宝石とも謳われ、200年以上前から人々に愛されてきた鳥のからくり「シンギングーバード」その美しい鳴き声、嵐山の新緑と共に、贅沢な森林浴をお楽しみください。たくさんのシンギングバードに囲まれた、夢のような空間でお写真をお撮りいただけるフォトルームもご用意しております。非日常的なクラシックな雰囲気もぜひ味わってください。(2)-1万3千人以上が感動した!自動演奏ピアノ-G.ガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』を本人演奏で再現約100年前に製作されたスタインウェイ自動演奏ピアノは、昨年開催の「オルゴールミュージアム展 in NAGOYA 残された音~自動演奏楽器の歴史をめぐる旅~」(旧名古屋ボストン美術館)でメイン作品として展示演奏され、1万人以上の来場者から喝采を受けました。この自動演奏ピアノは、G.ガーシュウィンが実際に演奏した鍵盤のタッチやペダリングを収録し、忠実に再現。100年の時を超えてG.ガーシュウィン本人が目の前で演奏しているかのような夢のピアノです。来場者にご記入いただきましたアンケート結果でも圧倒的一番人気を誇り、次回はどこで演奏を聴けるのか?というお問い合せわもたくさんいただきました。1万3千人以上の方に感動を与えたこのスタインウェイ自動演奏ピアノは、京都嵐山オルゴール博物館に移動し、迫力ある演奏を再びみなさまにお届けいたします。<演奏日時>日時:2024年4月27日(土)~7月30日(火)毎日1回 11:00~ (休館日を除く):※演奏時間は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。場所:京都嵐山オルゴール博物館1F オルゴールショップカリヨン 特設ステージ料金:入場料無料(博物館は別途)【京都嵐山オルゴール博物館施設概要】所在地: 〒616-8375京都市右京区嵯峨天龍寺立石町1-38アクセス: JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅より西へ徒歩5分、他営業時間: 10:00〜17:00(博物館最終受付 16:15)定休日: 不定休 ※開館・閉館予定日は変更になる場合がございます料金: 大人1,000円、シニア(65才以上)700円、大学生700円、中高生600円、小学生300円、未就学児無料、他 各種割引あり(割引の併用不可)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年04月25日法政大学資格課程は、シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を5月25日(土)に法政大学市ケ谷キャンパスで開催します。近年、多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて飽和状態に陥っていることが問題になっています。そのため新たに資料を収集することができない、収蔵庫の保存環境が悪化する、満杯になった収蔵庫を放置するなど、収蔵コレクションが死蔵化された状態となっています。本シンポジウムでは、その実情を明らかにするとともに、国際的な動向も踏まえた多角的な視点から、博物館関係者との議論により、今後のコレクション管理の在り方を考えます。*本シンポジウムは、科研費基盤研究(C一般)課題番号22K01019「博物館収蔵資料の保管と活用に向けた調査研究」研究代表者:金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)の助成によるものです。【開催概要】■主催 : 法政大学資格課程■後援 : 公益財団法人日本博物館協会■開催日時 : 2024年5月25日(土)13:30~17:30■場所 : 法政大学市ケ谷キャンパスボアソナード・タワー26階 スカイホール ■定員 : 200名(事前申込制先着順)後日オンデマンド配信あり(事前申込制:6月10日頃の配信を予定しています)■参加費 : 無料■申込 : 下記参加申込フォームより事前にお申込みください参加申込フォーム: ※申込締め切り:2024年5月21日(火)18:00■プログラム: 13:00~ 開場13:30 開会13:35 趣旨説明金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)13:40 博物館のコレクション管理状況について-公立博物館アンケート調査結果より-石川貴敏(法政大学兼任講師)13:55 高知県立歴史民俗資料館の収蔵庫問題岡本桂典(同館前副館長)14:10 栃木県立博物館の収蔵資料の管理と活用篠崎茂雄(同館学芸部長)※※「崎」はたつさき14:25 都立文化施設における収蔵品の収集・保管・活用佐々木秀彦(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京企画部企画課長)14:40 収蔵庫の満杯問題の所在と課題金山喜昭14:55 博物館振興を支えるコレクション管理-課題と展望-半田昌之(日本博物館協会専務理事)15:10 博物館政策の立場から中尾智行(文化庁参事官(文化拠点担当)博物館支援調査官)15:25 コレクションと社会をつなぐ-イギリスの博物館の取組み-竹内有理(乃村工藝社公民連携開発1部プランナー)15:40 自然史系コレクションの収蔵問題と国際的な動向栗原祐司(国立科学博物館理事・副館長)15:55 休憩16:15 パネルディスカッション(進行役:田中裕二 静岡文化芸術大学准教授)17:30 閉会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月22日東京国立博物館とカルティエは、2024年6月12日から7月28 日まで、東京国立博物館 表慶館にて「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催します。Courtesy of Cartierカルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介する本展は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解きます。東京国立博物館内にある名高い表慶館で開催される「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」は、カルティエの貴重なアーカイブピースで構成される「カルティエコレクション」、 プライベートコレクションやアーカイブ文書など約200点の展示を通して、カルティエと日本文化の対話を浮き彫りにします。展覧会名にある「結」は、カルティエと日本の間に長年にわたり育まれてきた絆を表しています。メゾンの歴史的な作品にたびたび見られる結び目のモチーフからインスピレーションを得ており、20 世紀初頭に美術愛好家であったルイ・カルティエが収集した日本の品々を思い起こさせます。日本におけるメゾンの最初のブティックは1974年に東京・原宿のパレ・フランスにオープンしましたが、日本文化との対話はそれ以前から始まっており、その歴史は19世紀後半にまで遡ります。エキシビションの第一部では、ルイ・カルティエの時代から今日に至るまで、カルティエの作品に日本がいかに影響を与えたか、そして、1988年以降に日本で開催されてきたカルティエの展覧会を振り返りながら、メゾンの歴史を「カルティエ コレクション」の貴重なアーカイブピースとともに紹介します。そしてこの展覧会は、カルティエと日本が共有してきた半世紀の歴史にオマージュを捧げます。メゾンのサヴォアフェールと大切にしている価値観と、日本のクリエイティビティとの絶え間ない対話は、阿部千登勢/sacai、レアンドロ・エルリッヒ、川内倫子、田原桂一、日比野克彦、ホンマタカシ、村瀬恭子などの建築家、デザイナー、現代アーティストの作品を通して表現されます。カルティエと日本との関係は、表慶館の左翼に展示されるカルティエ現代美術財団や日本人アーティストとも強く結びついています。カルティエ現代美術財団は、パイオニアとして、多くの日本人アーティストをヨーロッパの人々にいち早く紹介してきました。本パートでは、万華鏡のようなビジョンのもと、展覧会の開催から出版物の刊行、カルティエ財団のための制作依頼からコレクションにいたるまで、財団がさまざまな分野のクリエイションをどのように結びつけてきたのか、そのユニークな手法を垣間見ることができます。このような無数の交流の中で、カルティエ財団は日本のアーティストたちとの絶え間ない対話を続け、真のコミュニティを築いてきました。こうした創造的な対話は、日本のアートシーンを代表する15人のアーティストの作品を通して展開されます。それらは、澁谷翔、松井えり菜、村上隆、横尾忠則による絵画から、荒木経惟、川内倫子、森山大道による写真、束芋、宮島達男によるインスタレーション、さらに北野武、杉本博司、中川幸夫や三宅一生といった巨匠の作品にまでいたります。単一の展覧会で初めて一堂に会する、メゾン カルティエとカルティエ現代美術財団の並行する2つの歴史は、建物の中心に展示される澁谷翔によるインスタレーションで結ばれます。カルティエ ジャパン50 周年を記念するためにカルティエから制作を依頼にされた澁谷翔は、36日にわたり日本全国を旅し絵画50点の連作を制作。歌川広重と『東海道五十三次之内』(1832年)にオマージュを捧げることは彼の夢でもありました。浮世絵の巨匠の先例に倣い日本橋から旅を始め、47都道府県すべてを訪れ、毎日地方日刊紙の1面に空を描きました。カルティエと日本のつながりの過去、現在、未来を融合することを企画する本展と同様に、澁谷翔による“the Fifty Sky Views of Japan(日本の空50景)”は、こうしたつながりの連続性を示すものであり、絶えず進化させ刷新し続けるカルティエの歴史を象徴するものです。Studio Adrien Gardère(スタジオ アドリアン ガルデール)が手がけた本展の空間構成は、表慶館という伝統的な建築をより引き立て、称えると同時に、カルティエが日本と日本の美意識に捧げるオマージュでもあります。伝統的な素材が見直され、床の間や数寄屋建築に着想を得たニッチやテーブルが各展示品を引き立てます。また、展示されるアーティストの舞台装置には、日本の産業用足場システムが使用され、カルティエ財団と日本との大胆で生き生きとした関係を映し出しています。展覧会概要展覧会名:カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話会期: 2024年6月12日(水)–7月28日(日)休館日: 毎週月曜日、7月16日(火) *7 月15 日(月・祝)は開館開館時間:9時30分–17時、金・土曜日は19時00分まで (入館は閉館の30分前まで)会場: 東京国立博物館 表慶館 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9主催: 東京国立博物館、カルティエ特別協力:カルティエ現代美術財団後援: 在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本会場デザイン&構成: スタジオ アドリアン ガルデール観覧料: 詳細は今後東京国立博物館のサイトでお知らせします。展覧会詳細:東京国立博物館について東京国立博物館は、明治5年(1872)、湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会から始まる、日本で最も長い歴史をもつ博物館です。日本と東洋の美術および考古などさまざまな文化財について、収集、保存、修理、管理、展示、調査研究、教育普及事業などを行っています。東京国立博物館の所蔵品は12万件を超え、質・量ともに日本一のコレクションです。総合文化展では、常時約3,000件を展示しています。カルティエについて1847 年にパリで創業したカルティエは、世界有数のラグジュアリーメゾンとして、開かれた精神と好奇心を常に持ち、独創的なクリエイションを通じて、あらゆるものの中に潜む美を見出し続けてきました。メゾンの創造性の領域は多岐にわたり、ジュエリーやハイジュエリー、ウォッチメイキングからフレグランス、レザーグッズやアクセサリーに至るまで、カルティエのクリエイションには、卓越した職人の技と時代を超越するシグネチャーが融合しています。時代に呼応して献身的に活動するメゾンカルティエは、カルティエ現代美術財団(1984年設立)を通じて芸術・文化の創造を、カルティエ ウーマンズ イニシアチブ(2006年創設)を通じて女性起業家を、そしてカルティエ フィランソロピー(2012年設立)を通じて社会的弱者のコミュニティ、とりわけ女性と子どもを支援し、カルティエ フォー ネイチャー(2020年創設)を通じて、環境と生物多様性の保護にも取り組んでいます。お問い合わせ:カルティエ カスタマー サービスセンター0120-1847-00
2024年03月27日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出し、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4つの国立博物館が収蔵品を貸し出す「国立博物館収蔵品貸与促進事業」において、2024年度事業の実施対象館が決定いたしました。これにより国立博物館が所蔵する各地域ゆかりの文化財86件が、鹿児島、岐阜、福井、愛知、栃木、茨城の6つの施設で順次公開される予定です。■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館(会期順)対象館 :鹿児島市立美術館(鹿児島県)展覧会名 :鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」会期 :2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)貸与予定件数:43件対象館 :岐阜県美術館(岐阜県)展覧会名 :「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展会期 :2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)貸与予定件数:6件対象館 :福井市立郷土歴史博物館(福井県)展覧会名 :鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)会期 :2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)貸与予定件数:6件対象館 :豊橋市美術博物館(愛知県)展覧会名 :銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-会期 :2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)貸与予定件数:14件対象館 :佐野市立吉澤記念美術館(栃木県)展覧会名 :佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)会期 :2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)貸与予定件数:9件対象館 :茨城県立歴史館(茨城県)展覧会名 :開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」会期 :2025年2月15日(土)~2025年4月6日(日)貸与予定件数:8件■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 展覧会概要(会期順)<鹿児島市立美術館>鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」貸与予定件数: 43件会期 : 2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 重要文化財 湖畔 黒田清輝筆 明治30年(1897) カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:2024年に開館70周年を迎える鹿児島市立美術館では、没後100年となる日本近代を代表する郷土作家・黒田清輝(1866~1924)の足跡を多角的に紹介する展覧会を開催します。鹿児島で生まれた黒田は、法律の修学を志して留学したフランスで絵画の道へ転向しました。帰国後、清新な画風で日本の洋画を開拓し、生涯にわたって日本の美術振興に力を注いだその存在は、鹿児島において藤島武二(1867~1943)や和田英作(1874~1959)をはじめとした作家たちの輩出にも影響を及ぼしました。本展では、黒田清輝筆「湖畔」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館が所蔵する黒田、そして同時代に活躍した画家の作品をあわせ43件を貸し出す予定です。<岐阜県美術館>「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展貸与予定件数: 6件会期 : 2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 花化粧 山本芳翠筆 明治時代・19世紀 カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:日本洋画の素地を築いた山本芳翠(1850~1906)は、美濃国恵那郡野志村(岐阜県恵那郡明智町)生まれの近代洋画家です。五姓田芳柳(1827~1892)に学び、のちフランスで本格的な油彩画技法を身に着けました。帰国後の活動は、明治美術会や白馬会などの美術団体結成、日清・日露戦争への従軍画家としての参加、演劇等他の芸術分野との交流など多彩なものでした。 本展では、山本芳翠や黒田清輝(1866~1924)らの作品を通して彼らがフランスから日本へもたらした明治洋画が、今日までどのように受け止められてきたのか考察します。東京国立博物館から、山本芳翠筆「月夜虎」ほか、黒田清輝作品とあわせて6件の作品を貸し出す予定です。<福井市立郷土歴史博物館>鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)貸与予定件数: 6件会期 : 2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)URL : X(旧Twitter): Facebook : 自在鷹置物 明珍清春作 江戸時代・18~19世紀 鉄製 鍛造 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ: 福井藩主越前松平家のお抱え甲冑師「越前明珍」は代々小左衛門吉久を名乗り、甲冑・自在置物・鉄鐔など、鍛鉄とその加工技術を巧みに用いた名作を遺しています。 本展では、明珍を中心とする越前の鍛冶の作品の数々、全国の明珍派はじめ名工が手がけた「自在置物」などを一堂に集め、江戸時代の金属加工技術の粋と、その中で確かな位置を占める越前明珍の軌跡を追います。東京国立博物館から「自在鷹置物」、「甲冑金物」など6件を貸し出す予定です。<豊橋市美術博物館>銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-貸与予定件数: 14件会期 : 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 突線鈕3式銅鐸 弥生時代(後期)・1~3世紀 愛知県豊川市小坂井町伊奈松間出土 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:大正13年(1924)12月27日に、宝飯郡小坂井村伊奈字松間の麦畑(現・豊橋市立前芝中学校校庭)から3口の三遠式銅鐸が出土し、その後、東京帝室博物館に収蔵されました。本展は、出土から100年を記念し、国内有数の銅鐸集中地帯として知られる三河・遠江地方から出土した銅鐸を一堂に会し、銅鐸の果たした意義と弥生時代の社会を考える展覧会です。東京国立博物館から13件、奈良国立博物館から1件の銅鐸を貸し出す予定です。<佐野市立吉澤記念美術館>佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)貸与予定件数: 9件会期 : 2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)URL : Instagram : 重要文化財 銅梅竹透釣燈籠 室町時代・天文19年(1550) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 銅製 鋳造 畑野勇治郎氏寄贈 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:佐野市立吉澤記念美術館では佐野市合併20周年を記念し、足利の考古学者・丸山瓦全(1874~1951)を取り上げた展覧会を開催します。丸山瓦全は、少年期を母の実家である葛生(佐野市)の吉澤家で過ごしました。同家は江戸時代後期以来書画に親しんだことから、瓦全も幅広い文物に深い関心を持ちました。龍江院(佐野市)にあったリーフデ号船尾像の発見・調査と旧国宝指定、天明鋳物研究と戦時下における梵鐘保護活動など、栃木県の文化財保護に大きな功績を残しました。 本展では「銅梅竹透釣燈籠」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館から9件を貸し出す予定です。<茨城県立歴史館>開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」貸与予定件数: 8件会期 : 2025年2月15日(土) ~ 2025年4月6日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : 雪景山水図 雪村周継筆 室町時代・16世紀 紙本墨画 谷口豊三郎氏寄贈 京都国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:茨城県立歴史館は開館50周年を記念し、常陸の国の部垂(現在の茨城県常陸大宮市)を出生地とする戦国時代の画僧・雪村周継の名品を紹介する展覧会を開催します。雪村は常陸北部を領した佐竹一族として生まれ、幼くして出家すると正宗寺などで画業の修練を重ねます。のちには会津や小田原、鎌倉などを訪れて画才を磨き、晩年は会津や三春(現在の福島県田村郡三春町)を往来しながら多くの傑作を生み出しました。本展では、雪村の作品とともに雪村を育んだ時代や地域に関連する資料を紹介し、茨城県および周辺地域の歴史と文化の奥深さや交流の様子などにも触れていきます。東京国立博物館からは「鷹山水図屏風」(重要美術品)を含む4件、京都国立博物館からは「雪景山水図」など4件、あわせて8件を貸し出す予定です。■2025年度「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」募集予定2025年度から事業名称が「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」となり、従来の4つの国立博物館に加えて東京・奈良の2つの文化財研究所の所蔵品も貸出対象となります。2024年4月1日(月)から、2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業実施対象館の申請受付を開始します。申請受付期間:2024年4月1日(月)~6月28日(金) [17時必着]貸与促進事業の申請、展覧会情報に関する詳細は、以下の〈ぶんかつ〉公式ウェブサイトでご確認いただけます。URL: 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしています。2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業 募集チラシ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。■ぶんかつSNSぶんかつ公式サイト X(旧Twitter) @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich ぶんかつ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、東京国立博物館・NHK(日本放送協会)との共同研究「みんなの8K文化財プロジェクト」の一環として開発したコンテンツ「8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』」を東京国立博物館にて公開します(実証実験期間:2024年3月19日(火)~4月7日(日)、会場:東京国立博物館 平成館1階 ガイダンスルーム)。本コンテンツは、2022年に同館で公開した8K映像コンテンツ「時間をこえた出会い―洛中洛外 400年前の京都へ」(東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」内で公開)をインクルーシブな視点で改修したもの。共同研究プロジェクトにより制作した国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の8K3DCGを用いており、6人のナビゲーターが、屏風に描かれた400年前の京都の街並みを読み解き案内します。今回の改修では、国内外を問わず現代の博物館が求められている、誰もが楽しめる「インクルーシブ」なサービスを目指し、日本語・英語のバイリンガル字幕、そしてNHKグループが取り組むデジタルヒューマン「KIKI」による「手話」サービスを追加しました。利用者は、自身のスマートフォンなどを使って、このサービスを手軽に利用できます。これにより、外国人来館者や聴覚障がいのある方々も、8Kクオリティの映像と、ユニークで興味深いナビゲーターのトークを同時にお楽しみいただけます。会場内には〈ぶんかつ〉がキヤノン株式会社との共同研究で制作した、高精細複製品「洛中洛外図屏風(舟木本)」も展示します。70インチの画面に映る8Kクオリティの美しい映像と、間近で実寸大の屏風の中の街並みや人びとの暮らしの細かな描写とを見比べながら、国宝屏風の魅力をご堪能いただける絶好の機会です。普段の展示室ではかなわない、新たな鑑賞体験をお楽しみください。(会場内は写真・動画の撮影も可能です。)「8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』」キービジュアル■8Kクオリティの映像で国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」のディテールを楽しもう!国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」は、江戸時代に活躍した絵師・岩佐又兵衛が、約400年前の京都の街並みを俯瞰するかのように描いた大パノラマの絵画です。6曲1双の屏風に、武士や商人のみならず、かぶき者や酔っ払いまで、じつに老若男女2500人を超える人びとが遊び、暮らすさまが生き生きと描きだされています。70インチの画面に映る8K映像では、肉眼では見るのが難しい細部までじっくりと鑑賞することが可能です。このコンテンツでは、洛中洛外図屏風の世界を「食と享楽」「美と芸能」「歴史と文化」という3つのテーマで、土井善晴さん〔料理研究家〕、伊集院光さん〔タレント〕、IKKOさん〔美容家〕、林家正蔵さん〔落語家〕、磯田道史さん〔歴史学者〕、山崎怜奈さん〔タレント〕ら6人のナビゲーターがご案内します。江戸時代にタイムトリップし、活気あふれる京の都を歩いているかのような体験をお楽しみください。国宝 「洛中洛外図屏風(舟木本)」(左隻) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵国宝 「洛中洛外図屏風(舟木本)」(右隻) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の詳細情報はこちら ※原本の展示はありません。※会場に展示される国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の高精細複製品は、〈ぶんかつ〉とキヤノン株式会社による共同プロジェクト「高精細複製品を用いた日本の文化財活用のための共同研究」の一環として活用しています。■ここに注目!新たに追加されたインクルーシブなサービス・手元のスマートフォン画面で、トークを目で見て楽しめる!多言語字幕サービス利用者自身のスマートフォン・タブレットなどの携帯端末で、映像で登場する6人のナビゲーターのトーク内容を、日本語・英語の字幕で楽しむことが可能です。※今回の実証実験では、日本語と英語のみ。今後、中国語・韓国語のサービスも追加予定。多言語サービスの画面イメージ(日本語)多言語サービスの画面イメージ(英語)手元のスマートフォンで、ナビゲーターの会話を日本語・英語の字幕で楽しむことができる操作画面操作画面操作は簡単。どなたでも手元のスマートフォンやタブレットなどで、ボタン一つで英語の字幕や音声、手話CGのサービスを手軽に利用できる【アプリケーション制作:株式会社アフタイメージ】■デジタル・ヒューマン「KIKI」による手話CG!聴覚障がい者向けサービス6つのトークのうち、「歴史」を案内する磯田道史さんのトークでは、NHKグループが取り組むデジタル・ヒューマン「KIKI」による「手話CG」のサービスも利用できます。まるで人間のような自然な表情や手の動きで、聴覚障がいがある利用者の皆さまにもわかりやすく、この国宝屏風の見どころを紹介します。手話CG 画面イメージ■「KIKI」とは?インクルーシブ社会の実現を目的に開発された、手話が得意なデジタルヒューマン。聴力を失った兄のために手話を学ぶ。兄と参加したフェスで、ラップミュージックを見事に表現した手話通訳者と出会う。その情熱的なパフォーマンスに感銘を受け、いまは自分のスタイルを大切に、手話通訳者として活躍中。今回のコンテンツに搭載している手話CGは、インクルーシブ社会の実現に向けて、NHKグループが筑波技術大学の大杉豊教授の監修のもと開発し、提供しているサービスです。デジタルヒューマンの動きは、手話ネイティブの動きをモーションキャプチャにより収録し反映しており、今回のサービスにおいても、大杉教授が単語ひとつひとつを確認し、指導にあたり完成いたしました。「手話CG」公式サイト デジタルヒューマン「KIKI」(C)NEP/GMS70インチモニターで見た「洛中洛外図屏風(舟木本)」の細部新たな手話CGサービスを利用した体験の様子■「8K文化財プロジェクト」とは?東京国立博物館とNHKが2020年から取り組んできた共同研究プロジェクト。最先端のスキャナーやフォトグラメトリ技術を使って、文化財を撮影し、超高精細な3DCG=「8K文化財」を制作。これまでに、重要文化財「遮光器土偶」、国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」、重要文化財「樫鳥糸肩赤威胴丸」、重要文化財「能面 伝山姥」、「小面 天下一河内焼印」など東京国立博物館の所蔵品や、国宝「百済観音像」、国宝「救世観音像」(いずれも法隆寺蔵)、中尊寺金色堂(中尊寺蔵)などの文化財を撮影し、3DCG=「8K文化財」を制作、東京国立博物館における展示、NHKの番組やイベント等で公開してきました。2022年秋に共同研究の集大成として開催した展示「未来の博物館」では、「洛中洛外図屏風(舟木本)」、「救世観音像」の3DCGを使った体験型展示を制作・公開。9万人をこえる来場者に新たな鑑賞体験を提供し、好評を得ています。2023年からは〈ぶんかつ〉もプロジェクトに加わり、制作した「8K文化財」の活用と展開に取り組んでいます。NHKの「みんなの8K文化財プロジェクト」公式サイト 「8K文化財プロジェクト」ロゴ「未来の博物館」会場内での同コンテンツ上映の様子 (2022年、東京国立博物館)■実施概要8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』会場 :東京国立博物館 平成館1階 ガイダンスルーム(東京都台東区上野公園13-9)主催 :東京国立博物館、文化財活用センター、NHK期間 :2024年3月19日(火)~4月7日(日)休館日:4月1日(月) (注)3月25日(月)は開館料金 :無料 *ただし、総合文化展観覧料もしくは開催中の特別展観覧料[観覧当日に限る]が必要です。■本サービスの推奨動作環境Android版:Android OS 11.0以上/iOS版:iPhone XS以降の端末、iOS 16.0以上※本サービスは本展会場内においてのみ利用可能です。※全ての端末での動作を保証するものではありません。※ご利用端末の特別な設定、空き容量や通信状況・通信速度などが起因し、正常に動作しない場合があります。※言語:【音声】日本語・英語、【字幕】日本語・英語、【手話CG】日本語本リリースで紹介している原品の情報は、ColBase(コルベース/国立文化財機構所蔵品統合検索システム)でご確認いただけます。ColBaseは、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)と奈良文化財研究所の所蔵品および皇居三の丸尚蔵館の収蔵品を、横断的に検索できるサービスです。ColBaseに掲載されている画像は、申請不要で商用利用にもお使いいただけます。(ただし出典を明記していただく必要があります。詳しくは「利用規約」をお読みください。) <文化財活用センター>2018年に国立文化財機構に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。文化財活用センター〈ぶんかつ〉WEBサイト X(Twitter) @cpcp_nichぶんかつ【文化財活用センター】 YouTube @cpcpnichぶんかつ【文化財活用センター】 Instagram @cpcp_nichぶんかつ【文化財活用センター】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日北陸新幹線福井・敦賀開業を3月16日(土)に控え、いま話題の福井県。同県にある日本最大の恐竜博物館「福井県立恐竜博物館」協力のもと、お楽しみ企画が盛りだくさんの展覧会「オダイバ恐竜博覧会2024 — 福井から“ヤツラ”が新幹線でやってくる!—」が3月20日(水・祝)からフジテレビ本社屋で開催されます。■福井県立恐竜博物館の先生が生解説!“specialギャラリートーク”も実施この展覧会では、福井県立恐竜博物館からトリケラトプスやアクロカントサウルスなどの全身骨格標本およそ20体が展示されるほか、スピノサウルスの化石標本を日本初公開! また福井で発掘された化石標本など含め全部で70点もの標本が展示される予定です。会期中、福井県立恐竜博物館の先生たちの解説を直接聞ける“specialギャラリートーク”の実施も決定。【“specialギャラリートーク”開催日程】3/20(水・祝)柴田正輝先生、3/23(土)河部壮一郎先生、3/30(土)・31(日)中田健太郎先生、4/13(土)・14(日)野田芳和先生、4/20(土)・21(日)関谷透先生 ※写真は柴田正輝先生監修統括の柴田正輝教授をはじめ、5名の研究員が週替わりでトークを行うそう。恐竜好きの子どもから大人まで楽しめる機会になりそうです。■体験型ワークショップに注目!展覧会では体験型のワークショップも。なかでも注目なのが、福井県立恐竜博物館でも大人気という“化石発掘体験”。■体験実施日:3/20(水・祝)、3/23(土)、3/24(日)、3/30(土)、3/31(日)、4/6(土)、4/7(日)、4/13(土)、4/14(日)、4/20(土)、4/21(日)、4/27(土)、4/28(日)、4/29(月・祝)、4/30(火)、5/1(水)、5/2(木)、5/3(金・祝)、5/4(土)、5/5(日)、5/6(月・休) ■時間:①10:30 ②12:00 ③14:00 ④15:30/1日4回 ■料金:チケット 1,800円(税込)※「オダイバ恐竜博覧会2024」入場券は別途購入必須 ※対象年齢小学生以上※日時指定券発売中。詳しくは公式サイトへ。タイの発掘現場から持ってきた石を叩いて、ホンモノの恐竜の化石を発掘するできるかも!? 化石を見つけたら、福井県立恐竜博物館の研究員に詳しい解説が聞けるそうなので、貴重な体験になること間違いなしですね。また、無料で楽しめる「プラノサウルス ヴェラキラプトル」組立体験会も実施。■体験期間:3/20(水・祝)〜4月7日(日)プラモデルシリーズ「プラノサウルス」を組み立てながら、恐竜の体の構造や仕組みが学べます。■北陸新幹線や福井の絶品グルメも!北陸新幹線延伸を記念して、その鉄道模型をジオラマで再現したものや、福井県の名所を走るNゲージのほか、試乗できる「W7ミニ新幹線かがやき」も登場。「W7ミニ新幹線かがやき」がフジテレビ内のロングコースを疾走。フジテレビ1階広場には「福井の魅力大特集エリア」が! 福井のご当地グルメや名産品を堪能できます。「ソースかつ丼」や「越前おろしそば」など福井の名物グルメが味わえます。さらに「オダイバ恐竜博覧会2024」オダイバ周遊スタンプラリーも実施。お台場エリアをめぐりながら、福井県立恐竜博物館オリジナルの恐竜スタンプを集められるチャンスです。「オダイバ恐竜博覧会2024」オダイバ周遊スタンプラリーのスタンプイメージ。■実施期間:3/20(水・祝)〜5/6(月・休)■参加方法:参加無料/会場内でスタンプラリー冊子を配布。恐竜好きのお子さんはもちろん、親子で遊びながら学べる展覧会。春休みに満喫してみてはいかがでしょうか。オダイバ恐竜博覧会2024 — 福井から“ヤツラ”が新幹線でやってくる!—会期:2024年3月20日(水・祝)〜5月6日(月・休)開催時間:10:00〜18:00(最終入場17:30)会場:フジテレビ本社屋(東京都港区台場2-4-8)チケット料金(※3歳未満無料)前売り券:一般2,000円/中・高校生1,300円/3歳〜小学生1,100円当日券 :一般2,200円/中・高校生1,500円/3歳〜小学生1,300円※開催期間中は本チケットでガチャピン・ムックミュージアムも入場可能お問い合わせ:オダイバ恐竜博覧会2024 公式サイト
2024年03月12日特別展「ネコ」が、大阪市立自然史博物館にて、2024年7月13日(土)から9月23日(月・祝)まで開催される。その後、鳥取県立博物館へ巡回する。ネコ科動物の特徴と生態に迫る特別展「ネコ」ネコ科の動物は、哺乳類のなかで完全に肉食に特化した、“究極のハンター”だ。2024年現在、41種の野生ネコ科動物が地球上に存在するとされ、多様な環境に適応し、生態系のさまざまな生き物と関わり合いつつ暮らしている。特別展「ネコ」は“究極のハンター”ネコ科にフォーカスした展覧会。現在40種類もの野生ネコ科動物が多様な地球環境に適応し、生きる上で様々な生物と関わり合って暮らしている。本展では、最新の研究に基づいて、ライオンやマヌルネコなどクールな野生ネコ科動物から、身近なペットとして人間と共存しているイエネコまで、ネコ科が持つ魅力に科学で迫っていく。世界の野生ネコ科動物41種を紹介会場では、剥製や骨格標本、映像を交えた展示を通して、“超肉食獣”として進化したネコ科の身体の特徴や野生の生態を紹介。日本に生息するヤマネコとそのフィールド研究 ・ 保全なども学ぶことができる。さらには人間と暮らすイエネコについても、野生ネコ科動物との共通性から注目の最新研究まで楽しく知ることができる展覧会となっている。日本の野生ネコ、イリオモテヤマネコとツシマヤマネコ日本に生息する2種類の野生ネコ、イリオモテヤマネコとツシマヤマネコにも着目。それぞれのネコが、どのような環境で何を食べて暮らしているのか、フィールド研究に基づいてその生態を紹介する。また、会場では、2種類のネコの毛皮にも触れることができる。“猫のマシュマロ”入りドリンクなどのコラボメニューもまた、特別展「ネコ」とのコラボレーションメニューも必見。大阪市立長居ユースホステルでは、しゅわしゅわと冷たいティーソーダに可愛い猫のマシュマロを乗せた「にゃんティーソーダ」が提供される。さらにヤンマーマルシェ長居では、さわやかな白桃クリームをネコ柄のロール生地で巻いた「ふんわり にゃんこロール」を用意。しっぽと表情豊かなネコクッキーを添えたキュートなスイーツに仕上げている。開催概要特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち~会期:2024年7月13日(土)~9月23日(月・祝)場所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター 2F)住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)休館日:7月16日(火)・22日(月)・29日(月)、8月19日(月)・26日(月)、 9月2日(月)・9日(月)・17日(火)観覧料:大人 1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,500円(1,300円)、小・中学生 700円(500円)、未就学児 無料※( )内は前売および20名以上の団体料金※障がい者手帳などの所持者(介護者1名含む)は無料(要証明)※高校・大学生は学生証を要提示※特別展入場料で、観覧当日にかぎり大阪市立自然史博物館常設展も入場可※チケットは6月1日(土)10:00より、公式オンラインチケット、チケットぴあ(Pコード 994-801)、ローソンチケット(Lコード 52960)、イープラス、セブンチケット(セブンコード 106-253) ほかにて発売■巡回情報・名古屋会場〈会期終了〉会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月)会場:名古屋市科学館(愛知県名古屋市中区栄2-17-1 芸術と科学の杜・白川公園内)・鳥取会場会期:2024年10月5日(土)~11月10日(日)会場:鳥取県立博物館(鳥取県鳥取市東町2-124)■コラボレーションメニュー「にゃんティーソーダ」600円※数量限定期間:2024年7月15日(月・祝)~9月23日(月・振休)販売場所:大阪市立長居ユースホステル住所:大阪府東住吉区長居公園1-1 ヤンマースタジアム内「ふんわり にゃんこロール 白桃クリームとネコクッキー」1,000円※数量限定期間:2024年7月13日(土)~9月23日(月・振休)販売場所:ヤンマーマルシェ長居住所:大阪府東住吉区長居公園1-1【問い合わせ先】大阪市総合コールセンター(なにわコール)TEL:06-4301-7285
2024年03月09日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。東博で楽しむ特別なお花見■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日)本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日)本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日)本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。ほか■桜イベント*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日)11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室*会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。■「博物館でお花見を」来館案内会期: 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場: 東京国立博物館〒110-8712東京都台東区上野公園13-9開館時間: 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日※ただし、3月25日(月)は開館観覧料: 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通: JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月21日東京国立博物館では、桜をモチーフにした日本の美術品を展示する企画「博物館でお花見を」を、2024年3月12日(火)から4月7日(日)までの期間で開催する。「桜」モチーフの日本美術品を展示東京国立博物館の「博物館でお花見を」は、桜をモチーフとした絵画や陶磁器、きもの、工芸などを集めた春の恒例企画。歴史ある日本美術品を鑑賞しながら、春の訪れを感じられる展示となっている。桜の花と花弁を描いた香箱たとえば、香道に使う道具を入れる“香箱”に桜を描いた《桜蒔絵十種香箱》は、金色や銀色などの荘厳なカラーで桜を表現。全体には黒漆塗りがほどこされ、様々な形の桜があでやかに映えるデザインになっている。枝垂桜を友禅染で表現した振袖また、枝垂桜の模様を肩にかかるようにして表現した振袖にも注目。江戸時代の振袖で、当時発達していた友禅染によって、華やかな桜の姿を描き出している。夜桜を鍋島焼で描いた皿そのほかにも、夜桜を描いた鍋島焼の組皿や、花見をする女性たちを描いた鳥文斎栄之筆の浮世絵《金龍山桜花見》など、桜をモチーフに取り入れた歴史ある日本美術品の数々が展示される。庭園では10種類以上の桜もさらに東京国立博物館の本館北側に広がる庭園では、ソメイヨシノをはじめとした開花時期の異なる約10種類の桜がお目見え。ゆったりと園内を散策しながら桜鑑賞を楽しむことができる。開催概要「博物館でお花見を」会期:2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場:東京国立博物館 本館住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00※金曜・土曜日は19:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※ただし3月25日(月)は開館観覧料:一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の者は無料、入館の際に年齢証明※障がい者とその介護者1名は無料、入館の際に障がい者手帳等を提示※有料イベント等は別途料金が必要※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更になる場合あり、東京国立博物館ウェブサイトを要確認【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年02月19日