JAFは、「冠水路と水没時、車はどうなる?」のユーザーテスト動画を公開したと発表した。ここ数年、台風や集中豪雨などの急な増水で、水没などによる被害が拡大していることから、JAFは冠水路走行や水没による車両などへの影響を検証したテストを4月8日に実施、その様子をサイト上で配信している。冠水路走行は、集中豪雨などでアンダーパスが冠水した場合を想定し、前後にスロープを設けたコースを造り、セダンタイプとSUVタイプの試験車両が冠水路を走りきれるかを検証した。水没テストは、車両水没時、窓やドアが開くかを検証するため、セダンタイプの車両による増水時を想定したテスト、ミニバンタイプの車両が川や海に転落した場合などを想定したテストを実施した。サイトではテスト結果、ポイントなどを紹介し、注意喚起している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日運行本数が多い特急列車は、「列車名+●号」のように表記され、●の部分には数字が入る。たとえば中央本線の特急は、「スーパーあずさ1号」「あずさ2号」といった具合だ。数字は下り列車が奇数、上り列車が偶数で、発車時刻が早い順に、下り列車の場合は1号、3号、5号……、となる。しかし新幹線は複雑だ。東海道新幹線の東京駅では、「のぞみ1号」に続いて「のぞみ3号」が発車するが、次は臨時の「のぞみ303号」といきなり3桁に。その直後には「ひかり501号」が発車する。500本も走っていない「ひかり」が、なぜ501号になるのだろう? 「こだま」には800番台もある。じつはこの数字、運行する順番を示しているわけではない。路線ごとに列車を管理する「列車番号」を、列車名の後ろに付けただけだ。JRの場合、列車番号は国鉄時代からのならわしで、客車列車は数字のみ、電車は末尾に「M」(モーターのM)、ディーゼルカーは「D」(ディーゼルのD)の記号を付けている。ただし、大都市など複数の路線が集中する場合は、隣の路線に同じ番号の列車が到着するとややこしくなる。そこで例外的な記号も使われる。たとえば横須賀線は「S」、総武快速線は「F」、湘南新宿ラインは「Y」や「E」が付く。東海道新幹線だと、列車番号の末尾に「A」がつく。列車番号は列車に固有のもので、同じ番号の列車は存在しない。ちなみに、「のぞみ1号」の列車番号は「1A」、「ひかり501号」は「501A」となる。だから、「のぞみ1号」があるなら、「ひかり1号」「こだま1号」は存在できないことになる。このことから、「のぞみ」には若い番号が付き、「ひかり」は500番台から、「こだま」は800番からと決まっているのではないかと考えられる。それなら番号だけで列車名も判断できるし、便利だろう。ところが、実際にはもっと細かく分類されている。そこで時刻表の2012年3月号を参考に、東海道・山陽新幹線の下り列車の列車番号と停車駅を調べてみた。その結果、「のぞみ」は1桁から410番台、「ひかり」は440番台から500番台、「こだま」は600番台以降になっているようだ。さらに、同じ列車名でも番号によって区別できることがわかった。「のぞみ」の場合、1~60番台までは東京~博多間の列車を示す。ただし停車駅はすべて同じではなく、姫路駅・福山駅・徳山駅・新山口駅のうち、どれかひとつに停車する。100番台は前半が東京~岡山間または東京~広島間の定期運行列車、後半は同じ区間の臨時列車を示す。200番台は東京~新大阪間の定期列車で、臨時列車は300~400番台になる。「ひかり」は400番台と500番台だ。400番台前半は山陽新幹線区間のみ。400番台後半は東海道新幹線と山陽新幹線を直通する列車。500番台は東海道新幹線区間のみ。停車駅のパターンがいくつかあるものの、「末尾○番は△△駅に停車する」という意味ではなさそうだ。400番台は「ひかり」、300番台は「のぞみ」とすっきりさせたいところだけど、東京~新大阪間の「のぞみ」の需要が大きいため、400番台を「のぞみ」も使うようになった。「こだま」には600~800番台が使われる。600番台と700番台(の一部)は東海道新幹線内を走る列車である。日中は東京~名古屋間の列車と東京~新大阪間の列車が交互に発車する。700番台はおもに山陽新幹線内を走る列車だ。ただし、一部は東海道新幹線の列車にも付けられている。800番台は極端に運転区間が短い列車に与えられているようだ。早朝や深夜が多いので、もしかしたら車両基地からの入出庫に関連する列車という意味かもしれない。このような番号の法則を覚えておくと、東京都心から東海道新幹線に乗る際、「新大阪行の『のぞみ』なら、300番台が臨時だから空いていそうだな」「100番台なら広島へ行けるけれど、200番台は新大阪止まりだからダメだな」など、列車選びの参考になるかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日三井住友海上は、再保険の調達手段の多様化・安定化と経営健全性の維持・工場を目的に、国内台風リスクに関わる証券「AKIBARE Ⅱ」を発行した。「AKIBARE Ⅱ」は、同社が2007年に発行した、台風リスク証券「AKIBARE」の後継にあたる商品。専用に設立された特別目的会社「AKIBARE ⅡLimited」が機関投資家に対して証券を発行して資金を調達し、対象の台風発生時に同社がスイス再保険を通じてこの資金を受け取れるように設定したもの。気象庁の観測データを元にした台風の損害予測をもとに算出し、一定の水準を超えた場合に、その超過額に応じて元本の償還額一部、または全額減額して同社への支払いに充当するしくみ。元本の一部減額が始まる台風の規模は概ね60年に1度レベル、全額が減額されるのは200年に1回レベルの台風に対応している。台風による損害は再保険市場ではなく証券市場を通じて回収。再保険市場で調達しているカバーの一部を補完するとしている。期間は4年。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日現在19カ国で発行されるファッション誌「VOGUE」の日本版として、今年創刊13周年を迎える「VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン)」。同誌の2012年5月号(3/28発売)の別冊付録「VOGUE Angels」の表紙に人気子役の芦田愛菜ちゃんが登場する。「VOGUE JAPAN(以下ヴォーグ ジャパン)」の別冊付録「VOGUE Angels」は、春夏と秋冬シーズンの年に2回、キッズ用のファッションやライフスタイルを紹介する冊子のこと。3月28日に発売される5月号では、ドラマやCMで活躍する人気子役の芦田愛菜ちゃんが表紙に登場。表紙とともに白クマと旅に出るプリンセスというストーリーでモード撮影にも挑戦し、ディオール、グッチ、ランバンなど人気ブランドの子供服を着こなしている。「VOGUE Angels」のQ&Aコーナーでは、愛菜ちゃんの大人顔負けのドッキリ発言も読めるとのこと。ヴォーグウェブサイト(とiPhone&iPadアプリ(3/30配信予定)では、メイキング動画も公開している。そのほかの「ヴォーグジャパン」2012年5月号特集は「2012~13年秋冬ロンドン/NYコレクション速報」など。特別付録はロンシャン×メアリー・カトランズ特製プリント・パスケース。3月28日発売。680円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日25日(土)から公開される中国製ディザスター映画『超強台風』の本編映像の一部が公開され、どこか懐かしくも味わい深い“特撮技術によるディザスター場面”の一部が明らかになった。え? サメ? 台風の映画なのに?『超強台風』は、120万人以上の人々が暮らす中国沿海部の都市・温州市に、史上最大規模の強力な台風が直撃。大自然の猛威に翻弄される人々と、彼らの命を守るために体を張って戦う市長の姿を描いたパニック映画。2008年の東京国際映画祭のコンペティション部門で上映され、壮大なスケールのディザスター描写と豪快すぎる物語が観客をア然とさせ、話題を呼んだ1作だ。本作の大きな特徴のひとつが、CGに極力頼らない特撮によるディザスター描写だ。「昨今のVFXはCGに頼りすぎている。私は実写のほうがもっと観客に衝撃を与えることができると思う」と主張するフォン・シャオニン監督の決断により、監督と撮影クルーは中国東部の浙江省(せっこうしょう)沿海で数か月に渡って実際の台風の様子を撮影。職人が作り上げた港町のミニチュア模型が崩壊する映像と合体させることで、フルCGでは実現できない“手作りのテイスト” と“実写ならではの質感”を目指したという。現在、映画におけるVFX(特殊映像効果)はCGを用いるケースが主流だが、ミニチュアはフルCGでは表現できない質感や重量感を映像にもたらすことが可能で、デジタル技術を駆使して作り上げられたピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作でも多くの場面でCGではなく精巧に作成された模型が用いられた。ちなみに『超強台風』に登場するミニチュアは精巧に作られているものの、どこか“手作り”なテイストが感じられるもの。幼少期に特撮ヒーローものに熱くなった世代にはどこか懐かしく、フルCGが当たり前の世代には新鮮に感じられる映像になっているのではないだろうか。『超強台風』9月25日(土) 新宿ミラノほか全国順次ロードショー
2010年09月16日