「和宮」について知りたいことや今話題の「和宮」についての記事をチェック!
男女逆転「大奥」の20話が12月5日放送。最期まで和宮を想い続けた家茂の姿と、それを知った和宮の涙に「辛すぎてもう」「お互いがかけがえのない人になってた」など視聴者からも悲しみの声が上がっている。原作はよしながふみの人気コミック。現在放送中の幕末編では14代将軍・徳川家茂の物語が繰り広げられている。公武合体政策のため、男子の振りをして江戸にやってきた和宮と心を通わせる徳川家茂を志田彩良。降嫁を拒否した孝明天皇の弟に代わり、身代わりとして家茂に嫁いだ和宮を岸井ゆきの。13代家定の正室として薩摩から江戸にやってきた胤篤・天璋院を福士蒼汰。最後の大奥総取締となる瀧山を古川雄大。将軍後見職となる一橋家の慶喜を大東駿介。和宮の母で側仕えとして大奥入りする庭田/勧行院を平岩紙。和宮の乳母・土御門を山村紅葉。庭田/勧行院身の回りの世話をする能登/志摩を中村アン。勝海舟を味方良介が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。慶喜から上洛を頼まれた家茂は、勝の助言を元に帝に直接、開国の意図を伝え説得を試みる。一方、大奥では京に残した息子を心配する観行院が取り乱し始める。そんな折、和宮は家茂の体調が芳しくないことを知らされる。だが家茂の身体の具合のことを知らない慶喜は何度も上洛を求め、和宮は必死に止めるのだが、家茂は京に向かい体調が急変。大阪城で帰らぬ人となる…というのが今回のおはなし。死の間際、志摩に「宮様にだけは私は心静かに旅立ったと伝えて」と告げ、「悔しい…。これからなすべきことが山ほどあるのに…」と無念な想いを口にし、最後まで和宮のことを想いながら手で顔を覆って「会いたい、宮様に会いたい…大奥に帰りたい」と涙を流す家茂。志摩からその最期の様を聞かされ、家茂がみやげとして持ち帰るはずだった袿を羽織った和宮は「徳川とかこの国とか、そんなんどうでもようない? そんなんは争うのが大好きな腐れ男どもにやらせて、私らきれいなもん着て、お茶飲んで、カステラ食べてたらそれでようない?」と号泣する…。家茂の最期と和宮の悲しみに「これからまだやりたい事あるのに、死にたくないって言いながら死ぬの辛すぎてもう」「家茂も和宮もお互いがかけがえのない人になってたんやな」「心通じ合ったふたりが最期に会えず。着物じゃなくて、本当に側に居て欲しいのは上様なのに」など、視聴者からも悲しみの声が溢れる。一方、家茂を何度も上洛させるなど、目に余る高慢ぶりを見せつける慶喜には「この世界線の渋沢栄一は慶喜公の何にそんなに惚れ込むんだろうな」「あんな慶喜に渋沢栄一が仕えちゃうの?」など、物語の“その後”に思いを巡らせる視聴者からのコメントも多数寄せられている。【最終回あらすじ】己の信念で私利私欲に動く慶喜の振る舞いが新たな争いの火種を生み、家茂の身を案じ、あれこれ手を打って引き留めようとしていた和宮の願いは届かず、暗い空気が流れる一方で、瀧山や天璋院は時代の移り変わりとともにかつてないほどの変化を強いられる。代々受け継がれてきた大奥はやがて…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年12月06日人気コミックをドラマ化した「大奥」19話が11月28日オンエア。SNSでは“偽嫁”として江戸にやってきた和宮を演じる岸井ゆきのに「彼女の深い哀しみが伝わってきた」「目とか口許の演技で伝わってくる」など、その演技を評価する声が送られている。本作はよしながふみによる原作を豪華キャストと美麗な衣装で映像化。若い男子にのみ感染する病のせいで女性が社会の担い手となったパラレル江戸時代を舞台に、大政奉還までの長大な歴史絵巻を2シーズンを使って紡いでいくもの。現在は「幕末編」が展開中。キャストには公武合体政策で孝明天皇の弟・和宮を迎え入れる、甘いもの好きの14代将軍・徳川家茂に志田彩良。お万の方を彷彿とさせる美貌の持ち主で、薩摩・島津家から送り込まれた13代将軍・家定の正室、胤篤に福士蒼汰。芳町の陰間から阿部正弘に見いだされ、将軍・家定に仕えるため大奥入りした最後の大奥総取締・瀧山に古川雄大。降嫁を拒否した孝明天皇の弟になりすまし、身代わりとして母親の観行院と共に男装し家茂に嫁いでくる帝の妹宮、和宮に岸井ゆきのといった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。14代将軍となった家茂は徳川に向けられた諸侯たちの反感を抑えるため、井伊が推し進めていた公武合体で和宮を迎え入れる。しかし朝廷から降嫁してきた和宮は偽物、しかも女性だった。本来降嫁するはずだった弟は江戸に下ることを拒否、自害までしようとしたため、和宮が代わりに男装してやってきたのだ。そんな和宮に対し家茂はあたたかく接する。心配を募らせる天璋院と瀧山だが、家茂は和宮にカステラを勧め、和宮はそれを気に入り、徐々に2人は心を通わすことに…というのが今回のおはなし。毎回キャストの“ハマり具合”が話題をよぶ本作だが、今回も土御門を演じる山村紅葉に多くの視聴者が注目。SNSでは「この山村紅葉さんの土御門はマジですごい」「山村紅葉の土御門サイコー。一目見ただけで、正解だと分かる」といった声はもちろん、なかには「土御門の配役の寄せ方がエグかった。もはや山村紅葉役の土御門といっても過言ではない」「むしろ原作の土御門のキャラデザのモデルが紅葉さんなんじゃ…って思えてくるレベル」というほど絶賛する投稿まで。そして家茂に心を開いた和宮は、幼い頃から存在しない者として育てられ、弟が生まれてからは母の愛情が弟に向けられ、寂しさのなかで育ったことを打ち明ける。「母をひとりじめしたくて」江戸に来たと、降嫁の真意を語る和宮を演じた岸井さんにも「和宮のふてぶてしさは異質に感じたが、物語が進むにつれ彼女の深い哀しみが伝わってきた」「目とか口許の演技で伝わってくる情報が多い」「和宮様が少しずつ優しい表情になっていく様を岸井ゆきのさんが繊細に演じていた」といった声が送られている。【第20話あらすじ】和宮は降嫁した成り行きを家茂に打ち明けるが、予想に反して好意的に受け止め感嘆する家茂に拍子抜けする。慶喜から上洛を頼まれた家茂は勝の助言を元に帝に直接、開国の意図を伝え説得しようと試みる。大奥では和宮が総触れに現れるようになり落ち着きを取り戻してくるが、そんななか京に残した息子を心配する観行院が取り乱し…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年11月29日来月放送開始予定の大河ドラマ「青天を衝け」より、第3弾となるキャスト17名が発表された。吉沢亮主演、作・大森美香で贈る第60作目「青天を衝け」は、渋沢栄一を主人公にした物語。血洗島の百姓として育った渋沢栄一は、やがて江戸、そして京へ飛び出し、徳川慶喜の家臣へ。今回明らかになったキャストは、攘夷と倒幕に揺れる政治の中心地、江戸・京で活躍する主な登場人物たちだ。まずは<江戸幕府>、第14代将軍・徳川家茂を演じるのは、連続テレビ主節「ひよっこ」、「今日から俺は!!」、「きのう何食べた?」、「TWO WEEKS」など、演じる役柄が度々大きな話題になる磯村勇斗。初めての大河ドラマ出演となる磯村さんは「お芝居以外にも身に付けることがたくさんあり、しっかり体になじませて撮影に臨みたいです」「家茂に恥じぬよう短い生涯の生きざまを責任を持って生きたいと思います」と意気込む。また、家茂の正室・和宮を演じるのは、元「乃木坂46」の深川麻衣。「史実では、和宮は悲劇の皇女として描かれていることが多いですが、この作品を通して、時代に翻弄されながらも強く生きた和宮の人生に寄り添いながら、悲しみだけでなく、葛藤の先にある幸せも表現できたら…と思っています」とコメントした。また、<水戸藩・一橋家>慶喜の兄・慶篤役には、連軸テレビ小説「花子とアン」の中島歩。最後の水戸藩主となる慶喜の弟・昭武役には、「仮面ライダージオウ」の板垣李光人。一橋家家臣・猪飼勝三郎役を、「踊る大捜査線」シリーズの遠山俊也。同じく家臣の川村恵十郎役に『探偵はBARにいる』『図書館戦争』シリーズの波岡一喜が決定。ほかにも、国父として藩政を動かす島津久光役を池田成志、西郷隆盛役を博多華丸、大久保利通役を石丸幹二、折田要蔵役を徳井優。宇和島藩主・伊達宗城役を菅原大吉、土佐藩主・山内容堂役を水上竜士。孝明天皇役を尾上右近、岩倉具視役を山内圭哉、中川宮役を奥田洋平、三条実美役を金井勇太。栄一と喜作が武器の調達に訪れる、江戸の武具商・梅田慎之介役を渡辺徹が演じる。大河ドラマ「青天を衝け」は2月14日(日)より放送。(cinemacafe.net)
2021年01月26日明けましておめでとうございます。早速ですが、2021年の「アート初め」は、何を見ますか? 都内を中心に三が日からオープンしている美術館、展覧会をピックアップして一挙にご紹介します!※新型コロナウィルスの影響により、記事内の情報が変更になる可能性があります。事前に公式HP等で確認してからお出かけ下さい。六本木ヒルズ森タワー内の3施設は元旦もオープン。53階の森美術館では草間彌生、村上 隆、奈良美智ら日本を代表するアーティスト6名を紹介する『STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ』を開催中。こちらは1月3日(日)で閉幕なので、まだ見ていないという方は急いで。52階の森アーツセンターギャラリーでは『ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND』、同じく52階の六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー では『連載完結記念 約束のネバーランド展』を開催中。どちらも1月11日(月・祝)までの会期だ。同じく六本木にあるサントリー美術館は、1月2日(土)から開館。展覧会『美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語』では、古伊万里や鍋島の焼物、19世紀琉球の紅型、薩摩切子のような和ガラス、さらに江戸・明治の浮世絵を鑑賞できる。上野エリアで、元日から開いているのが、上野の森美術館だ。開催中の『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展』では、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など約90点が紹介されている。上野の森美術館『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展』展示風景国立科学博物館は、1月2日(土)からオープン。3つの会場(東京国立博物館、国立科学博物館、国立近現代建築資料館)で開催している企画展『日本のたてもの -自然素材を活かす伝統の技と知恵』の1会場として、近代以降の日本の建築物や様式に関する、12点の建築模型、図面や建築素材などの関連資料を展示している。同じく1月2日(土)から開館する東京国立博物館は、恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催。本館特別1室・特別2室では、特集「博物館に初もうでウシにひかれてトーハクまいり」と題し、国宝や重要文化財を含めた、さまざまな表情の牛にまつわる作品を見ることができる。また、表慶館では『日本のたてもの -自然素材を活かす伝統の技と知恵』が開催されている。東京国立博物館「博物館に初もうで」袱紗 淡紅繻子地騎牛笛吹童子図 江戸時代・18~19世紀 アンリー夫人寄贈1月2日(土)~31日(日) 本館特別2室六本木、上野エリア以外の美術館も1月2日(土)からは続々オープン。丸の内にある三菱一号館美術館では『1894Visions ルドン、ロートレック展』を開催中。三菱一号館が竣工した1894年軸にした展覧会では、ルドン、ロートレックを中心に同時代に活躍した国内外の画家たちの絵画や版画などを楽しむことができる。菱一号館美術館『1894Visions ルドン、ロートレック展』展示風景「えどはくでお正月!」と題し、1月2日(土)よりお正月の特別開館を行っているのは両国の東京都江戸東京博物館。1月5日(火)、6日(水)には「獅子舞」が寄席芸の形式で行われるのでこちらもチェックしてみよう。同館では特別展『国立ベルリン・エジプト博物館所蔵古代エジプト展天地創造の神話』、企画展『和宮 江戸へ ―ふれた品物 みた世界―』も開催されている。東京都江戸東京博物館獅子舞(三遊亭金八、古今亭志ん丸)画像提供:東京都江戸東京博物館恵比寿にある東京都写真美術館も1月2日(土)から。2階展示室の『瀬戸正人記憶の地図』では、半世紀以上アジアに目を向けてきた写真家の作品群を紹介。さらに3階展示室の『日本初期写真史関東編幕末明治を撮る』は、幕末明治期の写真を三部で構成する。どちらも貴重な内容の展覧会なので、この機会に足を運んでみよう。ほか、1月2日(土)から開館している都内の美術館には、『石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか』などを開催中の東京都現代美術館(清澄白河)、『眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』などを開催中の東京国立近代美術館(竹橋)、『ベルナール・ビュフェ回顧展私が生きた時代』を開催中のBunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)などがある。東京都現代美術館『石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか』展示風景また、箱根エリアの美術館もお正月から楽しめる施設がたくさんある。仙石原のポーラ美術館は年中無休で開館。開催中の展覧会『Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年』では、ジャポニスムと関係が深いモネやゴッホ、フランスで学んだ黒田清輝、ゴッホに扮した森村泰昌など近代美術から現代アートまで、幅広い作品が紹介されている。同じく年中無休でオープンしているのが彫刻の森美術館。広大な敷地内では、ロダンやムーアら巨匠たちの野外彫刻が楽しめるほか、ピカソのコレクションを順次公開しているピカソ館や、美しいステンドグラスでつくられた「幸せをよぶシンフォニー彫刻」、子供たちがネットの中に入ってアートを体験できる「ネットの森」などもある。岡田美術館は、1月2日(土)からオープン。『没後220年画遊人・若冲 ―光琳・応挙・蕭白とともに―』では、岡田美術館に収蔵された伊藤若冲の作品全7件と、若冲が学んだ狩野派や同時代の画家・円山応挙らが一堂に会している。ここで紹介した以外にも、首都圏では多くの美術館がお正月からオープンしているが、新型コロナウィルス感染防止のため事前予約が必要な展覧会も多い。必ず事前にHPなどで確認し、マスクの着用など感染予防対策をして出かけよう。
2021年01月01日東京都江戸東京博物館(両国)は、来年のお正月も2日(土)から開館。2021年1月2日(土)と3日(日)は常設展示室の入場が無料となり、箏と尺八の演奏や獅子舞など、お正月にちなんだ催しが実施される。さらに、1月9日(土)~11日(月・祝)には5階常設展示室の中村座前で「正月寄席」を開催。太神楽、落語、俗曲など、賑やかな演目で来場者を迎える予定だ。10日(日)には参加無料の書初め体験も実施されるので、家族や友人と参加して2021年の抱負をしたためてはいかがだろうか。なお、1階特別展示室では特別展「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」、5階企画展示室では企画展「和宮 江戸へーふれた品物 みた世界ー」も開催している。年始は江戸博へ出かけてみよう。※1月4日(月)は開館(1月の休館日は1日(金)・12日(火)・25日(月))【お正月特典】●1月2日(土)・3日(日):常設展示室観覧料が無料●1月4日(月)・5日(火):各日、常設展示室の来場者先着300名に「人魚の出現とその予言を報じた刷物」(複製)をプレゼント※「人魚の出現とその予言を報じた刷物」(1849年頃)は「アマビエ」のバリエーションの一種で「自分の姿を写せば疫病を回避できる」と告げる存在を描いた刷物の一つ。【新春企画】●箏と尺八の演奏上演期間:2021年1月5日(火)~1月6日(水)10:30~ / 13:00~ / 15:00~(各回約20分)会場:5階常設展示室 中村座前出演:日原藤花維柯(筝)/ 清野樹盟(尺八)●獅子舞上演期間:2021年1月5日(火)〜1月6日(水)11:00~ / 13:30~ / 15:30~(各回約20分)会場:5階常設展示室 中村座前出演:三遊亭金八、古今亭志ん丸【新春イベント情報】●正月寄席お正月にちなんだおめでたい内容の落語と色物を堪能できる。詳細は東京都江戸東京博物館のHPまで。参加無料(常設展観覧料が別途必要)開催日時:2021年1月9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)11:30~ / 13:30~(9日は約30分、10日・11日は約45分)会場:5階常設展示室中村座前●書初め体験参加無料(常設展観覧料が別途必要)開催日時:2021年1月10日(日)14:20~16:00(14:00より整理券配布)会場:5階常設展示室 ミュージアム・ラボ●ミュージアムトーク学芸員による展示解説参加無料(常設展観覧料が別途必要)開催日時:2021年1月8日(金)16:00会場:5階常設展示室 日本橋下に集合定員:先着20名(15:50より整理券配布)【展覧会情報】「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」開催期間:2020年11月21日(土)~2021年4月4日(日)会場:1階特別展示室観覧料:(一般 特別展専用券)1,800円(特別展・常設展共通券)2,000円ほか※1月2日・3日も通常通り観覧料が必要。●企画展「和宮 江戸へーふれた品物 みた世界ー」開催期間:2021年1月2日(土)~2月23日(火・祝)会場:常設展示室内 5F企画展示室観覧料:常設展観覧料※1月2日・3日は常設展観覧料が無料。
2020年12月11日「徳川の城」広報事務局は、東京都・両国の江戸東京博物館 1階特別展示室で開催される特別展「徳川の城~天守と御殿~」において、同館では初の試みとなる駿府城模型のARマッピングを使った「駿府城の四季」を特別上映すると発表した。会期は8月4日~9月27日。開館時間は9時30分~17時30分(金曜日は21時まで、土曜日は19時30分まで入館は閉館の30分前まで)。観覧料は一般 1,350円、大学生・専門学校生 1,080円、高校生以下・65歳以上 680円(以上、特別展専用券)。今回の試みは、会場で展示される作品のひとつである「駿府城天守模型」にAR(拡張現実)技術を用いて、タブレット上で「駿府城の四季」を再現するという試み。駿府城模型の前に設置されたタブレット端末を、模型の下の「認識用マーカー」にかざすと画面上で3D映像がスタートし、そのままタブレットをかざし続けることで約1分間の映像を楽しむことができる。製作はKDDIとユーフォニックが行い、ARの再生はKDDI提供のアプリ「SATCH VIEWER」が用いられる。なお、特別展「徳川の城~天守と御殿~」では、前述したARのほかにも、屏風や絵地図、工芸品など貴重な資料を展示し、家康たちが築き上げた「徳川の城」 を紹介する。同館史上最多となる約50点もの「城絵図」や「城郭図」が展示されるほか、狩野益信画「朝鮮通信使図屏風」や幕末のヒロインとしても有名な天璋院篤姫、和宮の調度品などが展示される。さらに、NHKエンタープライズ制作による高精細CGで復元された江戸城御殿の復元映像が上映され、将軍が政治を執り行った「大広間」や忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、大奥を迫力ある画面で鑑賞できるということだ。入館料は、「特別展専用券」が一般 1,350円、大学生・専門学校生 1,080円、高校生以下・65歳以上 680円。「特別展・常設展共通券」が一般 1,560円、大学生・専門学校生 1,240円、中学生(都外)・高校生・65歳以上 780円。「特別展前売券」が一般 1,140円、大学生・専門学校生 870円、高校生以下・65歳以上 470円となっている。なお、「特別展・常設展共通券」は江戸東京博物館でのみ販売。「前売券」は8月3日まで販売(江戸東京博物館では8月2日まで)。
2015年07月28日東京都墨田区の江戸東京博物館・1階特別展示室で8月4日~9月27日、徳川時代の城をテーマにした展覧会「徳川の城~天守と御殿~」が開催される。○城好きにはたまらない企画が多数同展では屏風や絵地図、工芸品などの資料を展示するほか、現代の最新技術によって生み出された映像や模型などを駆使し、家康たちが築き上げた「徳川の城」の魅力に迫る。縦3.72m×横4.65mの巨大絵図「江戸城御本丸惣地絵図」や「駿府鳥瞰図」、「大坂市街・淀川堤図屏風」など、約50点におよぶ各地の絵図や城郭図、政治の中心的役割としての「城」を表した「朝鮮通信使図屏風」を展示する。また、幕末のヒロインとしても知られる天璋院篤姫や、和宮の調度品なども並ぶという。さらに、高精細CGで復元された江戸城御殿の映像を上映する。将軍が政治を執り行った「大広間」や、忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、「大奥」などを大きな画面で見ることができるなどの企画が多数用意されている。開館時間は9時30分から17時30分、金曜日は21時、土曜日は19時30分まで、入館は閉館の30分前となる。特別展専用券の前売り券は、一般1,140円、大学生・専門学校生870円、小学生・中学生・高校生・65歳以上470円、当日券は一般1,350円、大学生・専門学校生1,080円、小学生・中学生・高校生・65歳以上680円となる。
2015年07月28日