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株式会社オレンジページ(東京都港区)は、All About「シンプルライフ」初代ガイドで、著書累計50万部超の人気エッセイスト・金子由紀子さんの新刊『50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと』を7月30日(火)に発売します。仕事や家事育児に追われた頃を過ぎ、ふと心に穴を感じた50代。その穴を埋めるべく、長年の夢だったタイひとり旅へ。旅の準備から道中のあれこれ、心もようの移り変わりまでを綴った一冊。料理などカラー写真も多数、実用的旅エッセイです。金子由紀子『50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと』(帯あり)「大きすぎて叶えられそうもない夢なら、縮めてでも、いったん叶えよう」「人生後半まだまだ面白い。がんばれる。」通勤リュックでタイへ暮らしの達人・金子さんがたどった「じぶん再発見旅」の記録50代で心のすき間を自覚、紆余曲折を経て、還暦を目の前にした58歳でついに念願だったタイ料理プチ研修&川・市場探検を実行!本書は、金子さんがたどった「じぶん再発見旅」の記録です。旅先での新たな食や人との出会い、思いがけないトラブルを通した心情が丁寧に綴られ、タイに興味がなくても、読み進めるうちに心のモヤモヤが晴れ元気が湧いてきます。タイのお国柄や乗りもの事情など旅の基本情報や地図なども紹介し、ガイドブック的な一面も。シンプルライフの達人ならではの「荷物を軽くするコツ」や、過去の失敗から得た「セキュリティ対策」も収録しています。メコンの幸いっぱいの豪華なランチイサーンでの御祈祷の様子日傘をさしていたラオスのお坊さんメークローン鉄道市場「タイの国旗が〝心の押し入れ〞から飛び出してきた」このままダラダラ暮らすの、そんなにイヤじゃないかも。忙しく行動する気力はもうないし、昭和中期だったら55歳なんて定年。残りの人生、もう消化試合でいいんじゃない?この年になって、そんなに頑張らなくても。(中略) しかし、こんな私ですが、まだやり残したことはあったのです。それは、タイに行って料理研修(?)をすること。以前からタイ料理が大好きで、タイ料理仲間とあちこち食べ歩き、コロナ期間も、機会があれば出先のタイ料理屋でテイクアウトしていた私。コロナ前までは、1カ月くらいタイに滞在して、タイ料理を研究するつもりでした。(中略) 「まあ、いつか、そのうちね…」と、心の押し入れに夢をしまいかけていました。しかし、あることをきっかけに、タイの国旗が押し入れからバーン! と飛び出してきたのです。何の生産性もないプランだけど、やりたいと思ったことをやらずにこのまま歳をとっていったら、絶対後悔すると思う。(中略) 足腰は年々弱るんだよ…。うん、やっぱり、出かけよう!(「はじめに」より)タイの国旗【目次】第1章友がみな、我より偉く見える日に〜オバサンは旅に出ることにした[準備篇]第2章通勤リュックで「ぼっち旅」にいざ出発[混乱篇]第3章長年の夢を叶えに、美しきタイ東北地方へ[解放篇]第4章国境を越えて、ラオスに日帰り[探検篇]第5章意外と快適だった〝人生最狭宿〞[未来篇]アラ還オバサンの旅じたく/タイの乗り物あれこれ/旅の食事一覧/旅の宿泊先一覧etc.国際バス金子由紀子『50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと』2024年7月30日(火)発売定価1690円(税込)四六版、アジロ綴じ、208ページ 『50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと』(帯なし)金子由紀子■金子由紀子(かねこ ゆきこ)エッセイスト。総合情報サイトAll About「シンプルライフ」初代ガイド。1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスとなり、幅広い分野で執筆を行う。10年に及ぶひとり暮らし経験と、主婦としての実体験をもとに「シンプルで心地よい暮らし」を軸とした生活術を提案。2006年『お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし』(アスペクト)を上梓し、“持たない”ブームの先駆け的存在に。精神性と継続性を重視した、リアルな暮らしの知恵が共感を呼んでいる。著書に『50代からやりたいこと、やめたこと』(青春出版社)、『クローゼットの引き算』(河出書房新社) 、『お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣』(アスペクト)、『夜家事でかつてないほど朝がラクになる』(PHP研究所)など。<このリリースに関するお問い合わせ先>〒108-0073東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16F株式会社オレンジページ総務部 広報担当:遠藤 press@orangepage.co.jp 20240726『50歳からの心の整理旅』.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月26日ハイク(HYKE)の21年春夏コレクションがオンラインで発表された。無観客のゴーカート場をランウェイにウィメンズ40ルックス。ネックラインやウエストのシャーリング、ローゲージのニットにプリーツスカート、フリンジやオーガンジーなどをミリタリーなメンズアイテムや医療用ユニフォームのディテールを組み合わせることで、独自のフェミニティを更に進化させた。この数シーズンの海外のファッショントレンドの核となる要素の多くはHYKEがブランドデビューから変えていないそのエレメントとなるものだ。「ミリタリー」「ユニフォーム」「ワークウエア」「アウトドア」「テーラード」といったメンズウエアのベースを「ミニマム」に「スポーツウエアの資材」をアクセントに、上質な仕立てで都会のウィメンズウエアとして完成させていく。デビュー以来、デザイナーである吉原秀明と大出由紀子の発表する「ジェンダーレス」で「ミニマム」なアイテムは、メンズラインを正式に展開していないにも関わらず、男性からの人気が高かった。それはすべてのアイテムの前身頃の打ち合わせがメンズ仕立てというこだわりに加え、いまやメインストリームとなった「オーバーサイズ」のブームの源流が、このブランドにあったのではないかと思ってしまうほどだ。さらにコラボブームの先駆けとなったマッキントッシュ(MACKINTOSH)、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)、アディダス(adidas)との「スポーツ」や「アウトドア」専業ブランドとのコラボレーションを振り返っても、単にロゴデザインのコラボでは無く、それぞれのブランドの「ヘリテイジ」にある機能性とデザイン性が、ラグジュアリーなモードに新しい市場の可能性を提案したとも言える。今回のショーでHYKEはこれまでのシーズン同様に、余計なモノをそぎ落とし、全体のバランスのデザインを強調させた。レディスウエアの基本とも言えるシルエットに重点が置かれ、それはシルエットを見ただけでHYKEだと分かるアイデンティティをそこに求めたようにも見える。そのため、各アイテムの色数は抑えられ、コレクション全体を見ても白、黒、ネイビー、カーキ、ベージュの無地、それにストライプ。今シーズンはフランスのヴィンテージ・ワークウエアに見られる鮮やかなブルーとサックスが加わった程度だ。素材は綿、麻、ウールを中心に人工スエードなど、やや重みにある素材使いでオーバーサイズのシルエットを美しく描き出している。超軽量の撥水・ウインドプルーフ・通気性のあるハイテク素材PERRTEXやラミネート加工された光沢のあるロングミリタリーコートやポンチョなどが新しいが、リュックやクロスバッグのアクセサリーを組み合わせることでフォルムを変化させる。20/21秋冬シーズンからの流れのフリンジがヘムに動きを作り、アシンメトリーなデザイン、オックスフォードやグログランなどの厚手の生地に同色のオーガンジーのゆったりした袖、フリルのショールを組み合わせることで、今のウィメンズのハイブリッド感やフェミニティがHYKEらしい表現で提案されていく。無駄なコンセプトやテーマがそぎ落とされ、“ニューノーマル”“新生活様式”などの言葉が一人歩きする時代に、ふわりと“風”が吹いたコレクションとなった。尚、これまで一部のセレクトショップの別注対応だったメンズサイズが、今シーズンからPERTEXのコートをはじめ一部のアイテムにおいて、メンズ用、トールサイズとして4、5サイズが展開されるようになった。Text / Tatsuya Noda
2020年10月23日“HERITAGE AND EVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)”をコンセプトに、多くのファンに愛されるブランド<ハイク>。この度バーニーズ ニューヨークでは、通常のコレクションではラインアップのないエクスクルーシヴのモッズコートを限定発売いたします。本モデルはバーニーズ ニューヨークのスタッフからも絶大な人気を誇る同ブランドのデザイナー吉原秀明氏と大出由紀子氏が2009年まで手掛けていたブランド<グリーン>時代に人気を博したM-65モッズコートをベースにしながら、こだわりのデザインはそのままに、フードにエコファーを配し、サイジングを<ハイク>で展開するM-65モッズコートよりインスピレーションを得てアップデートするなど、当時のミニタリーやユニフォームを連想させるメンズライクなエッセンスが際立つ、独特の世界観をもつ限定アイテムです。■展開店舗バーニーズ ニューヨーク銀座本店・新宿店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店・オンラインストア■価格8万2,000円+税■サイズ1・2・3(3サイズ展開)バーニーズ ニューヨークオフィシャルサイト:■バーニーズ ニューヨークバーニーズ ニューヨークは 1923 年、マンハッタンにバーニー・プレスマンによって設立され、世界有数のスペシャリティストアとして知られています。現在日本では銀座本店・新宿店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店のほか、アウトレット店舗も含め合計 12 店舗とオンラインストアを展開。取扱いアイテムはメンズ、ウィメンズのウエアやアクセサリー、シューズを主体に、テーブルウエアやステーショナリーまで幅広い品ぞろえです。またバーニーズ ニューヨークのオリジナルブランドと、ヨーロッパや米国、日本などのデザイナーブランドにより構成されています。店舗やディスプレイ、接客サービス、コミュニケーションが一体となって、他にはない新鮮な発見とくつろいだ心地よい時間を提供し、大人の男女が一緒にショッピングを楽しめる空間を提供しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月02日HYKE(ハイク)の限定モッズコートが、2020年9月18日(金)に、バーニーズ ニューヨーク銀座本店・新宿店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店にて発売される。限定モッズコートのベースとなったのは、HYKEのデザイナーである吉原秀明と大出由紀子が、過去に手掛けていたブランド「グリーン(green)」の人気アイテム・M-65モッズコート。当時のミリタリーやユニフォームを連想させるメンズライクなエッセンスはそのままに、フードに毛足の長い真っ白なエコファーをたっぷりと飾っているのが特徴だ。またHYKEで展開するM-65モッズコートに着想を得て、サイジングもモダンにアップデート。HYKEでは一度も展開されたことのない、レアなモデルとなっているため、ブランドファンの人は、是非店頭で直接チェックしてみてほしい。【詳細】限定モッズコート 82,000円+税発売日:2020年9月18日(金)取扱店舗:バーニーズ ニューヨーク銀座本店・新宿店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店※10月2日(金)11:00より、バーニーズ ニューヨークオンラインストアでも発売。サイズ:1・2・3【問い合わせ先】バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンターTEL:0120-137-007(受付時間 11:00~20:00/1月1日を除く)
2020年09月18日スライ(SLY)は、ペインター・山崎 由紀子氏とのコラボレーションアイテムを2020年5月8日より順次発売いたします。独自のコラージュセンスとそれを再構築し作品を生み出す山崎 由紀子氏とのコラボレーションが実現。SLYというブランド、そして今季のテーマ「UNKNOWN PLACE」を山崎氏のフィルターで通して解釈し、表現。キャンバス上で表現される他にはない独自の抜け感を表現する山崎氏とSLYのコラボレーションアイテムは、タンクトップ、Tシャツ、ロングトップス、バケットハットの計4型展開。カラー展開によってアートと配色をアレンジしたリミテッドアイテムは必見です。ここでしか手に入らないスペシャルコレクションを、ぜひチェックしてください。【YUKIKO YAMASAKI x SLY 展開商品】◆YUKIKO YAMASAKI x SLY TANK TOP030DSA01-39904,990円COLOR : WHITE,PURPLE,DARK MINTSIZE : FREEジャストなサイズ感のノースリーブトップスは、袖なしでも肩と腕回りをカバーしてくれる形になっており、デニムなどカジュアルなボトムと好相性。夏らしいコラージュイメージの限定アートをバックプリントに配置。◆YUKIKO YAMASAKI x SLY T-SHIRT030DSA01-39805,450円COLOR:WHITE,LIGHT GREEN,BLACKSIZE : FREEフロントのコラボレーション限定アートが目を引くTシャツは、メンズでも着用可能なオーバーサイズに。着丈が長めな為、体系カバーも叶う優れもの。◆YUKIKO YAMASAKI x SLY LONG TOPS030DSA01-40006,990円COLOR : GRAY,BLACKSIZE : FREEロングタイプのノースリーブトップスはサイドとバックがスリットのボタンになっており、ボタンを開けてボトムとの合わせを楽しむのもおすすめ。※こちらのアイテムのアートのみ、コラボレーションとして描き起こされたものではなく、山崎氏の作品アーカイブより使用。◆YUKIKO YAMASAKI x SLY REVERSIBLE HAT030DSA01-60604,540円COLOR : MULTISIZE : FREEイエロー背景のアートを大胆に総柄として使用したバケットハットは、裏面がオールブラックの2WAY仕様。夏コーデのポイント使いとしておすすめのアイテム。LIMITED POINT・コラボレーションアイテムの商品タグは、ART部分がステッカーになった特典付き。・トップス3型の背裏ネームは商品の生地と文字を使用したPRINT NAMEとなっており、商品のカラー展開によってカラー配置が異なります。【 About 『 YUKIKO YAMASAKI』 】1988年 京都府出身。画家、ペインター。京都造形芸術大学を卒業後、東京で作家活動を続ける。コラージュセンスとそれを構築し生み出される作品は、「アートアワードトーキョー 2010」長谷川裕子賞、「1_WALL グラフィック」第10回菊地敦己章 受賞。【 商品取扱店舗、ONLINE STORE 】2020年5月8日~ 順次発売予定 ※発売日は店舗により異なります。■SLY直営店■The SHEL’TTER TOKYO東急プラザ表参道原宿店■SHEL’TTER一部店舗■SHEL’TTER WEBSTORE※SHEL’TTER WEBSTOREのみ4月24日より先行発売中。WEBSTORE 商品ページはこちら【 About “SLY” 】“SLY” BRAND CONCEPT「Casual」「Girly」「Mode」をベースに発信する、ディテールへのこだわりが詰まった、どこか必ず女性らしさを感じるアーバンスタイル。さまざまなエッセンスをミックスした、時代の空気を体現するコレクションを展開。SLY HP WEB STORE Instagram @sly_officialSLY APP 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月09日前シーズンに引き続き天王洲アイルの倉庫で、ハイク(HYKE)の2019-20年秋冬コレクションショーが行われた。毎シーズンのテーマを設定せず、一貫して「HERITAGE AND EVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」というアティチュードのもとクリエーションを続ける吉原秀明と大出由紀子。今シーズンもハイクのコンテンポラリーな感性が冴え渡る、ミリタリーウエアを再構築したアイテムを軸にコレクションが展開される。ファーストルックのダッフルコートは、見頃を走る緩やかな縦のカッティングと、肩に沿ったラグラン、たっぷりとゆとりを含んだ袖などが作るしなやかに丸みを帯びたシルエット。その裾からのぞくフリンジスカートの軽やかさ。ミリタリーのエッセンスを宿らせながらも、エレガンスへ昇華させるのがハイクの妙。その佇まいに憧れと、ファッションを楽しむ喜びを感じずにはいられない。2018年春夏よりスタートしたハイク×ザ・ノース・フェイスのコラボレーションは、4シーズン目の今回でラストを迎える。ブラックとオリーブの2カラーで、人気のダウンアウターをはじめコート、パーカー、パンツといったウエアに加えて、ネックゲイター、ベルト、レッグウォーマー、ヌプシローが登場。ロゴのあしらいは前シーズンよりも控えめだ。メンズ、ウィメンズでの展開は引き続き、ハイクのショーでは初めてとなるメンズモデルもランウェイを歩いた。今シーズンからは新たにアイウエアブランド、ジュリアス タート オプティカル(JULIUS TART OPTICAL)とのコラボレーションもスタート。ショーでは多くのモデルたちが着用した。チャコリ(CHACOLI)とのコラボも継続。新たなアイウエアホルダーと、レザーの新色&新素材ウールのトートバッグが2サイズで登場した。竹ヶ原敏之介の手がけるビューティフルシューズ(BEAUTIFUL SHOES)とも新作アンクルブーツがお披露目された。
2019年03月26日吉原秀明と大出由紀子によるハイク(HYKE)が10月18日、寺田倉庫で2019年春夏コレクションを発表した。テーマは設けず、服飾史や古着などから影響を受け、再構築し、デザインしているというハイク。今シーズンはアメリカやイギリス、フランスなどのミリタリークロージングからインスパイアされたコレクションを提案している。昨年は毎日ファッション大賞を受賞するなど、人気、注目とも更にアップしており、自社でのミニショー形式でのインスタレーションではなく、本格的なランウェーショーとなった今シーズン。その期待に応えるように、ハイクらしさはしっかりと守りながら、デザインを更に進化・発展させ、バリエーションを広げたコレクションを見せた。今シーズンのインスピレーションソースとなったのは、アメリカ海軍の40年代のサルベージパーカーや30年代のデッキパンツ、40年代のシャンブレーシャツやストライプ、アメリカ空軍のM-51フィールドジャケットやフィールドパンツなど30年代、40年代のアメリカのミリタリー。あるいは、40年代のイギリス軍のラップ・アラウンド・コートやフランス軍のモーターサイクルパンツなどの素材やディテールから着想したデザイン。ボレロやパイソン柄、ミリタリーにしわを寄せ、クラシックなクチュールテーストをプラスしたデザインなどは続けながら、アメリカ、イギリス、フランスまでインスピレーション源を広げることでアイテムが増えている。さらに、鮮やかなレッドやブルー、ストライプ、シュルレアリスムやアバンギャルドとも共通する前後を逆にしたようなデニム、トレンドであるアシメトリーなデザインなど、遠くから見てもわかるインパクトのある色や柄をプラスし、デザインのバリエーションを広げることで、変化を印象付けた。また、3シーズン目となるザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とのコラボレーションも、アシメトリーなデザインやロゴマーク入りのシューズなどで新しさや時代性を強調。襟や丈など絶妙なバランスと空気感で、一目でハイクのデザインとわかるオリジナリティーと時代の空気やトレンドの共存するクレバーなコレクションを見せた。今回、初のメンズラインもローンチする。
2018年10月30日「2017年(第35回)毎日ファッション大賞」の表彰式が11月29日、都内で行われ、 ハイク(HYKE)の吉原秀明と大出由紀子が大賞を受賞した。表彰式で、吉原は「自分たちなりの信念を持ち、真摯に取り組んできた結果が今回の受賞につながったと思うし、受賞したことで歩んできた道が間違っていなかったと背中を押してもらえたと感じている。今回の受賞は自分たちが考えたことやビジョンを形にしてくれた工場や附属業者の人たち、お店の人、プレスの方たちなどの協力のおかげ」とあいさつ。大出は「1997年に代官山に古着屋をオープンしてから創業20年という節目の年に受賞できてうれしい。グリーン時代からずっとノミネートされていて、とれるとれる詐欺みたいになっていたので、やっぱりとれるんだと思いました」と喜びを語った。また、新人賞・資生堂奨励賞はユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)の中里唯馬、ファッション界に功績を残した人に贈られる鯨岡阿美子賞はスタイリストの高橋靖子がそれぞれ受賞。話題賞はアシックスとGINZA SIX、特別賞は島精機製作所の島正博会長に決まった。中里は「いばらのような道を歩いてきた中で、転機となる1年だった。これまでの衣装デザインでは、1人1人それぞれの人のためのデザインをしてきたが、技術の進化によって縫製をせずにぴったりとフィットする新しい服ができた。これからも恐れずに時代を切り開いていきたい」と挨拶。高橋は「今回の受賞で何年やってきたのかを初めて知った。今まで55年やってきたのと同じように明日からもやっていきたい」と喜びを語った。表彰式の後に行われたパーティーでは、ユイマナカザトがパリのオートクチュールコレクションで発表したコレクションを紹介するファッションショーも行われた。
2017年12月03日吉原秀明と大出由紀子によるハイク(HYKE)が「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/S」期間中の10月19日、東京・中目黒のショールームで2018年春夏コレクションを発表した。前回に続に続き2回目のAmazon Fashion Week TOKYOでのコレクション発表となった今シーズン。今回もモデルを使った小規模のフロアショーを2回行った。服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させることをブランドコンセプトにしたハイク。今シーズンのインスピレーションソースとなったのは「Outdoor Clothing」や「Military Clothing」、「Work Clothing」。アウトドアスポーツで使用する服やミリタリー、ワークウェアなど野外で活動するために作られた素材やディテールから着想し、同ブランドならではの感性をプラスして再構築したデザインを見せた。前回はライダースジャケット、フライトジャケット、アウトドアクロージングからインスピレーションを得たが、今シーズンはMA-1やミリタリーウエアなどがベースになった。丸みを帯びたデザインや袖のポケットを斜めにしたデザイン、ノースリーブなどに変えたり、アシメトリーやボレロにしたり、半透明のプリーツスカートをコーディネートしたりすることで、ドレッシーなデザインなど、まったく違うムードに変えていく。また、ロゴを胸や後ろ身頃などに付けたボレロ風のコートやプルオーバーなど、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とのコラボレーションが登場したことも注目を集めた。ヘビ柄をドッキングさせたコートなど、本格的なアウトドアスポーツウエアもエレガントなムードや力強いムードに仕上げている。白いシャツやニット、ノースリーブのドレスなども、デザインを取り去りながら、丈を変化させるなど、絶妙なバランスで新しさを出し、既存のアウトドアやミリタリー、ワークウエアとは違うアイテムを生み出している。ミニマリズムでもアバンギャルドでもない独特のコレクションだ。
2017年10月24日HYKE(ハイク)とザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)のコラボレーションラインが、2018年春夏シーズンよりスタート。東京ミッドタウン日比谷にオープンするTHE NORTH FACE PLAYにて2018年4月7日(土)より取扱われる。HYKEの感性×ザ・ノース・フェイスの機能性HYKEは、吉原秀明と大出由紀子が手掛ける日本のファッションブランド。立ち上げ当時からテーマを設けず、既存のスタイルや古着からインスピレーションを得てコレクションを製作してきた。そんなHYKEとザ・ノース・フェイスのコラボレーションは、「ザ・ノース・フェイスが現在まで積み重ねてきたデザイン、技術の進化にフォーカスし、アウトドアスポーツウエアの機能性とHYKEの感性を融合させる」というコンセプトのもと展開する。2018年春夏ショーに登場2017年10月に行われた、2018年春夏インスタレーションショーにて初披露されたコラボレーション。ファーストシーズンは、防水耐久性、防風性、透湿性を兼ね備えた機能素材、GORE-TEX ファブリクスを使用した3型のアウターが登場する。いずれもサイズはS、M、Lで展開し、カラーはブラックとコヨーテ ブラウン、そしてHYKEが好んで使うパイソンの3色を揃える。GTX Mountain Boleroバストラインでカットアウトされたショートレングスの「GTX Mountain Bolero」は、つば付きのフードや無駄のないプレーンなデザインで、ザ・ノース・フェイスのDNAを感じさせる。裾にはギャザーが寄せられており、ふんわりとしたシルエットが印象的。GTX Coatブラックのフード付きジャンパーは、ロングコートへアレンジ。無駄をそいだフラットな前身頃に、ひざ下まで伸びるふんわりと裾広がりのシルエットで、アウトドアとエレガンスの両要素を融合している。ポイントとして、胸元にはザ・ノース・フェイスのロゴ、アームにはHYKEのロゴを添えた。GTX Mountain Top「GTX Mountain Top」の中央には大きくザ・ノース・フェイスのロゴを配し、背中にもワンポイントで同ロゴを。お腹の辺りには、大きなジップ付きポケットが配されているが、止水ファスナーにしてボディとの境目をカモフラージュし、上品な佇まいを保っている。【詳細】HYKE×ザ・ノース・フェイス発売日:2018年4月7日(土)販売場所:THE NORTH FACE PLAYのみの取扱い住所:東京都千代田区有楽町1 丁目1-2 東京ミッドタウン日比谷2階※東京ミッドタウン日比谷は2018年3月29日(木)オープン■発売日当日の入場制限(整理券WEB抽選)応募方法:ザ・ノース・フェイス公式サイトで応募フォームを告知応募期間:2018年3月30日(金)0:00~4月4日(水)23:59結果発表:4月5日(木)に入力したメールアドレスに通知※1人1アイテムにつき1点の販売。取り置きはなし。※指定時間に集合していない場合、入場できない場合あり。整理番号を持っていても希望の商品が購入できない場合あり。※整理番号を持っていない人は、持っている人の後に入場。■アイテム詳細・GTX Mountain Bolero 46,000円+税・GTX Coat 72,000円+税・GTX Mountain Top 55,000円+税※いずれもサイズはS、M、L。カラーはブラック、コヨーテ ブラウン、パイソンの3色。【問い合わせ先】ゴールドウインカスタマーサービスセンターTEL:0120-307-560
2017年10月15日吉原秀明と大出由紀子によるハイク(HYKE)が3月24日、東京・中目黒のハイクショールームで2017-18年秋冬コレクションを発表した。東京のファッション・ウィーク初参加となった今回。モデルを使ったインスタレーション形式で2回のプレゼンテーションを行った。服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させることをブランドコンセプトにしたハイク。今シーズンはライダースジャケット、フライトジャケット、アウトドアクロージングからインスピレーションを得たコレクションを提案した。ライダースジャケットのように首元の2つのボタンと斜めに走る銀のファスナー、ベルトなどを付けた、着物やガウンを思わせるオーバーサイズの襟無しコート。装飾を取り去り他のアイテムとして再解釈したライダース。袖をなくしたデザインや、前後を逆に着たように前身頃のデザインを取り去ったデザインのMA-1ブルゾン。襟もボタンもないジャケットや90年代を彷彿とさせるロングジレ。それらのアイテムを膝下まで続くロングワンピースやロングドレスとパンツの重ね着などと組み合わせる。手のひらを隠すほどの長すぎる袖などトレンドもあるものの全体の印象は禁欲的だ。ミニマリズムという言葉を思い出させるデザインとアイテム、その本質はグリーン(green)時代から変わらない。だが、ベーシックアイテムを異素材や異なるアイテムと組み合わせるデザインが続いた後、80年代、90年代の復刻や再解釈とも呼べそうなデザインが登場する中では、逆に新鮮でオンタイムにも見える。アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)への参加を継続するのかなど、今後の展開も注目されそうだ。
2017年03月27日「ハイク(HYKE)」15SSのインスピレーションソースは「スポーツ (Sports)」と「トラディショナルスタイル(Traditional Style)」。毎シーズン、自分達が着目したスタイルや古着などから影響を受け、それを再構築するのがハイク流だ。本コレクションの特徴として挙げられるのが、スウェットのバリエーションと再解釈。三角形の汗止めが拡大されたり、厚手のボンディング素材を使うことで見た目からは予想できない張りのあるスウェット風のジップパーカなど、一見ベーシックだがひねりの利いたアイテムがそろっている。もう一つ特徴的なのがパイソン柄。今シーズン、1950から90年代のスポーツウエアを再解釈するにあたって、特に80から90年代のものによ くアニマル柄が取り入れられていたことと、ハイクの前身であるグリーン時代から頻繁に使ってきた柄ということもあって、採用された。またパイソン柄は、今シーズンのアディダスとのコラボレーション「adidas originals by HYKE」、またマッキントッシュとのコラボレーション「MACKINTOSH×HYKE」でもアイコニックに用いられている。デザイナーの吉原秀明と大出由紀子は今シーズン、スポーツとトラディショナルスタイルそれぞれの歴史・デザインの変遷などを考察。そこから素材やパターン、付属品などを一度分解し、ハイク独自の感性を加え、組み直してデザインしたという。グリーン時代からのアプローチは変わらない。
2014年11月07日「ハイク(HYKE)」と「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」のコラボレーションライン「adidas Originals by HYKE」がスタートすることが発表された。このコラボレーションラインは、アディダスオリジナルスのスポーツウエア、プロダクトのヘリテージを、ハイクとアディダスオリジナルスの個性を重ねながら、現代的な視座で再構築したデザインに仕上げたという。15SSから、3シーズンにわたりワールドワイドで展開される予定だ。ラインアップはウエア、スニーカーなど。ハイクは、吉原秀明と大出由紀子がデザイナーを務めるブランドで、前身となる「グリーン(green)」を、1998年に立ち上げた。デニムを中心としたシンプルでミニマムなラインが話題を呼び人気を博すが、惜しまれながらも2009年に活動休止を宣言。3年を経て、13年よりブランド名を「HYKE」に改め、再スタートを切った。14-15AWからは「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」とのコラボレーションライン「MACKINTOSH×HYKE」の発表も継続して行っている。
2014年10月28日