河原雅彦が演出、劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が脚本を手がける『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』が9月21日、東京・本多劇場にて開幕した。ふたりがタッグを組むのは今回が初めて。初日にさきがけて、同日昼に公開舞台稽古が行われた。『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』チケット情報植原卓也や橋本淳をはじめとした若手俳優のほか、劇団拙者ムニエルの看板俳優・加藤啓や、映画『SR サイタマノラッパー』で主演を務めた駒木根隆介、劇団、本谷有希子でおなじみの吉本菜穂子、劇団猫のホテルの市川しんぺー、真面目な風貌にユーモアあふれる台詞回しで舞台やTVで活躍する伊藤正之といった、個性豊かなキャストが顔を揃えるのも見どころのひとつ。物語はとある田舎の村が舞台。祖父の代から続く金物屋を継いで暮らしている小峰春彦(橋本)は、わけあって入院している。入院中、春彦は不思議な夢をみるようになる。そんな折、村では連続通り魔事件が発生。ベテラン刑事の高橋国男(市川)は部下の石井秀樹(植原)とともに捜査にあたるが、手がかりといえば現場に残されたネジだけ。なかなか犯人をみつけることができず事件は長期化。そんなある日、万引き常習犯として捕まった池田翼(駒木)は「犯人を知っている」と言いだし、奇妙なことを話し始める。タイトルの『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』はことわざで「愚か者がだらしなく伸ばしている鼻毛は、トンボを繋ぐことができるほど長く、大変愚かである」という意味。登場人物たちは、普通に生活しているのに全員何かが狂っている。その狂っている様子に一瞬、面食らってしまうものの、どこか共感してしまうのは、その狂気の中に、誰しもがうっすら感じている現代人の習性のようなものが重なって見えるからだろう。正義感はあるが自分の責任には尻込みしてしまう男、前に進むために考えるのを止めた男、思っていることを言えなくてつい変なことを口走ってしまう女、自分の権利を声高に主張する若者。人間のばかばかしくも哀しい業の深さを描き出す、まさに赤堀ワールド全開の一作だ。クロスワードパズルが象徴的に登場するように、さまざまなヒントが見え隠れし、それをつなぎ合わせていくことで全体像が見えてくる。心の深い部分を見せられるがゆえに直視したくはないけれど、見逃してしまったドラマがあったのではと、もう一度、その世界に潜りたくなる。そんな好奇心が駆り立てられる作品に仕上がっている。公演は本多劇場にて9月30日(日)まで。チケット発売中。文:大林計隆
2012年09月24日さいたま市の大宮七里眼科はレーザー白内障手術機器「LenSx(レンズエックス)」を導入し、2012年6月に日本国内初となるレーザー白内障手術に成功した。白内障は眼球内の水晶体の硬化・白濁化などにより、視力の低下やかすみが現れる病気。80歳以上の人ではほとんどの人がかかっていると言われており、従来の根治的治療方法(完治を目指す治療)は水晶体乳化吸引術などの手術だった。同医院ではその治療法にかわり、レーザー白内障手術機器「LenSx(レンズエックス)」によるレーザー白内障手術を実施。7月8日までに10例以上のレーザー白内障手術を手がけたという。レーザー白内障手術機器は、OCTという前眼部解析装置で目の中を正確に解析し、それをもとにレーザーで目の表面や内部を切開するといもの。レーザー機器で水晶体前嚢(ぜんのう)切開、水晶体核破砕(かくはさい)、角膜切開の3つの課程を行い、その後に従来通りの手法で水晶体を超音波乳化吸引し、眼内レンズを挿入するという。レーザー白内障手術は眼内レンズを挿入する前の課程をレーザーが正確に行うので、レンズをより正確に挿入することが可能。結果として従来の手法よりも正確に手術を行うことができる。また、乱視を治す切開も行えるので、術後の乱視を軽くできるというメリットもある。大宮七里眼科の院長である山崎健一朗医師はレーザー白内障手術について、「的確な位置に眼内レンズを挿入することができ、従来のマニュアルによる手法に比べて良好な成績が得られる。メスを使わずに傷口を作成することができるので、術後の傷口の閉鎖も安定している」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日話題の調味料「塩糀」を使った、世界中探してもどこにもないようなハンバーガー「塩糀バーガー雅 長芋&かんずりソース仕立て」(390円)が、本日5月24日(木)より全国のモスバーガー(一部店舗除く)で販売される。このハンバーガーは、日本テレビの朝の情報番組「スッキリ!!」商品開発部コーナー内で共同開発されたものだ。国産長芋と枝豆をマヨソースで和えたサラダ仕立てのソースと、3種の発酵調味料、塩糀、西京味噌、かんずりを使用したソースが特徴の、和を意識したハンバーガー。オレンジ色の塩糀ソースに長芋の白色、枝豆の緑色、トマトの赤と見た目にも美しい、和テイストがいっぱいの雅な一品、ぜひ食べてみて。お問い合わせ:モスフードサービス tel.03-5487-7371 モスバーガーホームページ
2012年05月24日東京のおへそに位置する杉並区の大宮八幡宮は、弥生時代の遺跡が発掘されるなど太古からの聖地。古き良き武蔵野の昔より豊かなご神水が湧き出る名所として今日に至ります。東京とは思えない広大な土地と自然に恵まれ、穏やかな気がゆったりと流れています。京王井の頭線「西永福」駅下車7分ほどで着きます。まずは手水屋で手や口を清めてから本殿へ向かい、お賽銭をあげて参拝を済ませます。また祈祷所がありますのでお金を封筒に入れて祈願書に望みを書きます。いくつ書いてもよいそうですが、あまり強欲にならず、節度をもってお願いしましょう。祈願書にお賽銭を添えて本殿へ提出します。またご神水を頂く場合は参拝の際、その旨も伝えると良いですね。手順を踏んだら多摩清水社へ立ち寄り、ご神水をいただきましょう。境内は都内とは思えないほど広大で15000坪ほどあるそうですが、あまりに神域が広大であることから大宮という地名がついたともいわれています。社務所も大きく綺麗で整然としており、気持ち良いです。こちらには、私が個人的に大好きな「ダルマおみくじ」があります。ダルマさんの御顔は手書きでそれぞれ趣が違い、面白いです。是非購入してお持ち帰りしましょう。ダルマさんの中には穴が開いており、そこにおみくじが入っています。読んだ後のおみくじは境内に指定された場所へ結んでも良いし、持ち帰って時々読み直してみるのもよいです。最初は理解できない内容も何度か読み直したり、ある日ひらめいたりして、不思議な気づきがあるものです。さて、ここからがアンリ流パワースポット開運法の儀式です。頂いただるまさんにはおみくじが入っていたところが穴になっていますよね。そこに住所、氏名、生年月日、ご自身の願い事を書いた紙を入れ込みます。そして寝室の枕元に置いてください。これで願い事に一歩近づくことができますよ、是非チャレンジしてみてください。ダルマさんは永久に使えますのでご自身の願いが叶ったり、変わったりすることがあればその都度書き直し、詰め替えます。とてもエコですが、どうでしょう?恋人祈願の場合は個人的には気持ちも刷新する意味で変えたほうが良い気もします。また、願いを書いた紙を処分する場合は清め塩をサッとふりかけ、ゴミとして捨てて下さって結構です。ダルマさんを廃棄する場合は神社の古札戻し所へ置いてくるのもよいですね。この八幡様は四季折々のお花が美しいことでも有名です。春の善福寺川一体に咲く数千本の桜も見事ですが、ゴールデンウィーク頃、表参道には見事なつつじが咲き誇り、お祭りも数々あります。また、冬には社務所前にある夫婦銀杏が美しい紅葉を楽しませてくれます。夫婦和合のシンボルである銀杏は子宝や男女の縁を授けて下さいます。大きく深呼吸をして良い気を吸い込みましょう。遊びや禁断の恋には向きませんが、良い縁に巡り合い、家庭を築く運があります。特に今年は西の方位が良いので東京の中心からみて西にあるこの八幡様は恋愛運や夫婦和合におすすめです。是非、ご自身の開運のために祈願書にお願いごとをしてみましょう。恋愛運はもちろんですが、既婚者なら金運アップや人間関係がスムーズとなり、仕事が実を結ぶ仕事運も高まります。
2012年03月02日