芸能プロダクションの吉本興業が運営する「よしもと47ご当地市場」(大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月ビル1F・B1F)は、12月20日から2013年1月7日までの期間中、「ええもん!うまいもん!大阪展」を開催する。同物産展は、大阪の街全体を屋根のないミュージアムに見立てて、地域の魅力を発信する「大阪ミュージアム構想」の一環として行われる。大阪ミュージアムショップ商品をはじめ、高槻うどんギョーザ、鳥飼なすといった、大阪産を使った加工品など、各地の商品が集まっているという。なお、1月5日には、「コダイくん・ロマンちゃん(和泉市)」など、大阪府のマスコットキャラクターたちが同市場に来場。PRイベントを実施する。詳細は同市場公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日飲食チェーン店などを手掛けるマルシェは23日、大阪市北区・東梅田に「東梅田ワイン食堂BarVita(バルビダ)」をオープンする。同店は、「逸品料理と世界の銘酒がリーズナブルな価格で存分に楽しめるバル」をコンセプトにしたワイン食堂。2008年に大阪市・天満橋の1号店オープン以来、東梅田店は5店舗目の出店となる。メニューは、イベリコ豚の最高ランク”ベジョータ”を使用したハンバーグや、牛ホルモンのトマト煮込みなど、比較的手頃な価格ながら本格的な味わいの料理をラインナップ。酒類は、ワインをはじめとした世界の銘酒をそろえた。開店は23日17時。場所は大阪府大阪市北区小松原町1~1 小松原ビル1F。営業時間は17時~24時で無休。1月中旬からはモーニングタイム、ランチタイム営業が予定されている。詳細は「マルシェ公式ページ」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日リーガロイヤルホテル(大阪市北区)はテイクアウトショップ「グルメブティック メリッサ」で、2013年2月15日から3月31日まで、旬の苺(いちご)を使ったケーキやパンを販売する「苺フェア」を開催する。「苺のデニッシュ」は、デニッシュ生地に苺のコンポートとなめらかな口どけのカスタードクリームを乗せて焼き上げた上品な味わいのパン(231円)。また、人気の定番パン「ミルクフランス」の苺バージョン「苺クリームサンド(189円)」、自然な甘さの苺ジャムをたっぷり入れた「苺のジャムパン(200円)」、「練乳苺ラスク(315円)」なども販売する。定番の苺のショートケーキ(650円)、苺のタルト(630円)はもちろん、苺とフランボワーズのゼリーの甘酸っぱさが楽しめる「苺のシャルロット(473円)」、フランス菓子の王道ケーキをアレンジした「フレジエ(525円)」にも苺をたっぷり使用。濃厚なチョコレートムースとの相性も抜群のショコラ・フレーズは、ホール(2,310円)、カット(441円)を用意。パウンドケーキ「3種のベリーケーキ(840円)」には、3種のドライフルーツ(苺・ブルーベリー・クランベリー)入り。苺のカップケーキ(263円)、口どけのよいメレンゲにドライ苺を入れた「苺メレンゲ(315円)」はギフトにもおすすめとのこと。カップケーキと苺メレンゲ、苺のマドレーヌとタルトをセットにした「苺の焼き菓子セット」は840円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日阪急阪神ホテルズが運営する「大阪新阪急ホテル」(大阪府大阪市北区芝田1-1-35)は、年末年始の新商品として鏡もちに見立てたケーキ「そっくりスイーツ”Sweets(スイーツ)な鏡もち”」を12月26日から2013年1月11日まで販売する。価格は1,680円。同商品の見た目は、2段重ねの鏡餅そっくりだが、”餅”に見える外側はホワイトチョコ、餅の上にはマカロン、干し柿はドライアプリコットがそれぞれ素材として使用されている。さらに”餅”を割れば、中からはサクサクチョコやイチゴ、シュークリームが登場。見た目も楽しめる商品になっている。販売は、同ホテル1階のラウンジ「ブリアン」にて。高さは約15センチで、2人から4人用となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日福岡銀行は14日、北九州市小倉北区の北九州営業部および行橋市の行橋支店を新店舗に移転し、リニューアルオープンすると発表した。いずれの新店舗とも、ふくおかフィナンシャルグループのブランドスローガン『あなたのいちばんに。』を実践していくために、快適で機能的な空間を提供する工夫を凝らし、環境にも配慮した取組みを行なうとともに、顧客に質の高いサービスを提供できる店舗にしているという。同行は、中期経営計画ABCプランの基本方針のひとつとして「お客さまとのリレーション強化」を掲げている。店舗は地域の顧客との最大の接点であるため、今後も顧客の利便性向上を図り、あらゆる金融ニーズによりきめ細かく対応していくために、店舗機能の向上に努めていきたいとしている。新店舗営業開始日2013年3月18日所在地福岡県北九州市小倉北区堺町二丁目2番18号(仮店舗移転前の旧店舗地)新店舗営業開始日2013年2月18日所在地福岡県行橋市中央三丁目1番22号(仮店舗移転前の旧店舗地)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日東京都台東区の浅草寺境内では、12月17日から19日にかけて「歳の市(羽子板市)」が行われる。浅草寺本堂周辺で、羽子板を売る店が50軒ほど立ち並ぶ。同イベントは正月の縁起物として羽子板を取り扱うことから、浅草の年末の恒例行事となっている。羽子板は「邪気をはね返す板」として、女児の成長を願う風習から来ているという。本堂周辺に並ぶ羽子板を売る露店には、装飾用の大きなものから子ども用のものまで、様々なタイプの羽子板が華やかに飾られる。歌舞伎の絵柄などの他、その年に人気を呼んだ著名人も羽子板になって登場する。2012年は誰が羽子板になるのかも見どころのひとつだ。羽子板市は12月17日~19日に開催するが、18日は浅草寺の観音様の「ご縁日」でもあり、より多くの人で賑(にぎ)わう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日東京都世田谷区では12月15日、16日、および2013年1月15日、16日の4日間、「区制80周年記念 ボロ市」が行われる。「世田谷のボロ市」は430年以上にわたる歴史を誇り、東京都指定無形民俗文化財にも指定されている伝統の市。今回は、世田谷区制80周年記念の節目の開催となる。露店数700店舗、来場者数・数十万人と、活気あふれる同イベント。骨董(こっとう)類、古着、植木から玩具、日用雑貨、食料品など、多種多様な商品が販売される。今回は5年ぶりに代官行列が行われ、地域の人々が江戸当時を模した装束を身につけ、会場内を行列が練り歩く(代官行列は12月、1月ともに15日のみの実施)。さらに東日本大震災の被災地復興を支援するため、復興支援物産展を開催する。日程は、12月15日~16日、2013年1月15日~16日、9時~20時。雨天実施。会場は、東京都世田谷区・世田谷一丁目・通称”ボロ市通り”とその周辺。詳細は、世田谷区公式ページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日同窓会の幹事代行サービス・同窓会ネットが運営する大阪堂は5日より、大阪府大阪市・近鉄大阪上本町駅前の上本町YUFURAにて、「大阪ドッグ」を発売する。「大阪ドッグ」は、50代以上の団塊の世代には懐かしく、若い世代には新鮮な味に感じられる「あのホットドッグ」をコンセプトとしている。1960年代の関西の駅前・盛り場・観光地・公園などで見かけられた、移動販売車で売られるホットドッグを再現した。当時の「あのホットドッグ」は、注文するとコッペパンに切れ目を入れ、キャベツのカレー炒めをフライパンで温め、ポールウインナーをはさみ、オーブンで焼いて提供。パンに少し焦げ目が付いてぱりっと香ばしく、キャベツのカレー炒めがしゃきしゃきとおいしさを引き立てていた。ドミグラ風のホットドッグソースがたっぷりとかかっており、現在のホットドッグとはまったく異なるテイストだったという。同商品は、独特のシャキシャキ感が癖になるカレーキャベツと、ウインナーをコッペパンにはさみ、当時そのままの、黄色と黒の軽の移動販売車で焼きたてを運ぶとのこと。販売は、12月5日~18日の2週間。8時~22時。場所は、上本町YUFURA前エントランスオープンスペース。移動販売車にて出来たてが提供される。価格は1個300円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日ドイツ・クリスマスマーケット大阪実行委員会による「ドイツ・クリスマスマーケット大阪2012」が現在開催中だ。期間は12月25日(火)まで。同イベントは過去10回の開催を重ね、大阪の冬の風物詩として定着。大阪にいながら本場ドイツのマーケットを楽しめるイベントだ。会場となるのは「新梅田シティ」で、会場の中央の空中庭園の真下に、10万個のイルミネーションに彩られた高さ約27メートルの「世界最大級のクリスマスツリー」を設置。ツリーの周りには本場ドイツの雰囲気そのままのヒュッテ(小屋)が27棟、軒を連ねて「ドイツのクリスマスマーケット」を再現する。ここでドイツを代表する工芸品や温かいグリューワイン、香り豊かな焼きソーセージなどの飲食物を販売。なお、ヒュッテはドイツ各地のクリスマスマーケットで使用されるものと同じものをドイツから輸送したもので、イルミネーションなどの装飾もドイツ風に監修したものだ。さらに、期間中の金、土、日、祝日の19時00分~21時00分にはドイツのサンタクロース「ニコラウス」も登場し、プレゼントや写真の撮影などを行う予定。また、115年以上の歴史を持つアンティーク・メリーゴーランドもドイツからお目見えする。現在木製のアンティークものは、ヨーロッパに4台しかなく、これは2番目に古いものだ。そのほか、ドイツの山岳地方の景色を再現したジオラマの中、汽笛を鳴らしながら走る機関車クリスマストレインや、特設ステージではクリスマスソングの合唱やミュージシャンのライブなどのアトラクションが披露されるという。なお、開催時間やイルミネーションの点灯時間などは日によって異なるので、大阪市のWEBなどで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日日本写真印刷とSCRAPが主催するイベント「リアル謎解きプロジェクト 海遊館の失われた秘宝」が現在、海遊館(大阪府大阪市港区)で開催されている。開催期間は11月22日~12月21日。同イベントは、高校生以上を対象にした参加型ゲームイベント。館内に隠されたアイテムや暗号を集め、謎を解き明かし、海遊館に伝わる伝説の秘宝を探すというもの。なお、2012年3月に開催されたものと同じ内容となる。開催期間は11月22日~12月21日10時~20時。最終入館は閉館の1時間前までだが、ゲームクリアには時間がかかる場合があるため、早めの入館が望ましいという。開催場所は、海遊館(大阪府大阪市港区海岸通1-1-10)。対象は高校生以上または16歳以上。海遊館のチケット窓口にて謎解きキット(1,500円)を購入する。チケットは、当日券のみの販売。その他、詳細は公式Webサイトにて確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日2013年4月に市制施行65周年を迎える大阪府泉佐野市では、観光や市のPRなどを目的としたイメージキャラクターを募集している。募集期限は11月30日(金)17:00まで(必着)。募集内容はテーマを「犬鳴山」とし、着ぐるみ制作可能なデザインであること、キャラクターの愛称、プロフィールをつけること、自作の未発表作品であることなど。なお、ほかのデザインに類似したものは不可。入賞作品には記念品が贈呈される。また、採用された作品には「キン肉マン」、「闘将!!拉麺男(たたかえ!!ラーメンマン)」などの作品でおなじみの漫画家、ゆでたまごさんが採用作品をモチーフにしてキャラクターを作成する。募集テーマとなる「犬鳴山」は、661年に役行者が開山したと伝えられ、真言宗犬鳴派本山の七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)などがある歴史の深い山。なお、犬鳴山を含む大阪府と奈良県にまたがる山脈は昭和33年に金剛生駒紀泉国定公園の指定をうけている。犬鳴山には「犬鳴山義犬伝説」が伝わる。犬を連れて狩りのために山に入った猟師が獲物となる大きな鹿を見つけ、矢を射ろうとしたとき、連れていた犬がほえたため鹿が逃げてしまった。猟師は怒りにまかせて犬の首を刎ねたが、その首は躍り上がり、木の上から猟師を飲み込もうと狙っていた大蛇にかみついて主人を助けたというものだ。募集詳細は泉佐野市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日ワコールは21日、阪急うめだ本店(大阪府大阪市)にラグジュアリーブランド「WACOAL DIA(ワコールディア)」を出店する。「WACOAL DIA」は、「新しい下着文化の創造」をテーマに、同社の考える”最高の技術・アート”、そして”おもてなし”を組み込んだブランド。日本から世界に向けて同社が発信していく高付加価値ラグジュアリーブランドとして、2004年2月に誕生した。銀座の直営店を皮切りに現在、国内では東京・横浜に8店舗、海外ではロンドンに1店舗を展開し、今回の阪急うめだ本店は関西初の出店となる。同店で展開することで、商品の良さを関西にも広く認知してもらうとともに、国内の新たなユーザーとの接点を拡大し、ブランド認知をはかっていくとしている。阪急うめだ本店は、建て替え工事を経て、11月21日にグランドオープンする予定。そのタイミングに合わせて「WACOAL DIA」を初出店する。展開場所は、阪急うめだ本店4階 婦人肌着・靴下「メゾン・ド・ランジェリー」。主な取扱商品は、ブラジャー、ビスチェ、ショーツ、スリップ、キャミソール、ナイトドレス、ローブ。モードの視点で発想した、ファッション性の高いランジェリーと、バストを美しく見せる自然で開放的なブラジャーなど、6グループ46品番で展開する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日京阪電気鉄道はこのほど、大阪府枚方市の樟葉(くずは)駅で駅ビルのリニューアルに着手したことを発表した。樟葉駅前の大型商業施設「KUZUHA MALL(くずはモール)」の増床工事に合わせて実施され、「京阪くずは駅ビル」のリニューアル完了は2014年春の予定。駅ビル南館の1部は10月26日にオープンしており、2013年春には全館オープン予定。現在の「京阪くずは駅ビル」は2013年春にいったん営業を終了し、リニューアル工事を行う。「KUZUHA MALL」の増床工事が完了する2014年春に「京阪くずは駅ビル」のリニューアルも完了し、同時期に樟葉駅の駅ナカ店舗でも1カ月程度のリニューアル工事を行う。「KUZUHA MAL」と駅ビル2棟、駅ナカ店舗による一体的な商業集積地区としてのにぎわいを創出するとのこと。駅ビル南館は地上3階建て、延床面積約4,470平方メートル、営業面積約2,950平方メートル。駅ビルは地上3階地下1階、延床面積約4,180平方メートル、営業面積約2,520平方メートル。リニューアル後の営業面積は約2,960平方メートルの予定。いずれも京阪が施設を保有し、京阪ザ・ストアが管理運営にあたる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月17日海遊館(大阪市港区)は12月22日~25日の4日間、同館のダイバーによるサプライズ・メッセージ・サービス「アクアメッセージ」を6年ぶりに再開、13日より参加者の募集を開始した。各日1組ずつ計4組をメールにて募集、応募締め切りは12月6日となる。同館では今年の冬、「smile smile winter」をテーマに掲げ、来場者が笑顔になれるさまざまなシーズナル・イベントを実施。「アクアメッセージ」はそのメインイベントのひとつで、家族や友人、恋人など、大切な人とのすてきな思い出を作りたいという要望を受け、6年ぶりに再開する。同館では、生き物とのふれあいだけでなく、大切な人を笑顔にするきっかけを提供し、思い出に残るひとときを過ごしてもらいたいと話している。開催時間は17時30分~。場所は、同館「太平洋」水槽(ジンベエザメ)または「タスマン海」水槽(カマイルカ)。料金は無料だが、海遊館の入館料が必要となる。定員は各日1組ずつ計4組。対象は、参加希望日の16時30分に入館できる人。サプライズイベントのため、事前の打ち合わせ連絡(電話・メール)に協力できることが条件となる。その他、応募の詳細などは同館ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日リーガロイヤルホテル大阪は、2013年1月4日から5日にかけて、参加型謎解きイベント「ミステリーナイト・ウィンター2013『コックザリッパー~魔の料理人~』」を開催する。「ミステリーナイト・ウィンター」は、目の前で事件が起きるライブ・オンタイム形式で、参加者も”舞台の同じ空間、同じ時間”に存在し登場人物となる、宿泊型の謎解きイベント。劇中で起こる事件の謎を、ホテル内での現場検証や容疑者への聞き込み、実際に手に触れる証拠品などをリアルに体験しながら犯人を追い詰めていく。今回は、被害者の前に豪華な料理を並べて立ち去ることから、英国で起きた連続殺鬼人事件「ジャックザリッパー」になぞらえて、誰からともなく「コックザリッパー」と呼ばれるようになった殺人鬼を追う。1日目は、ホテル宴会場でのディナー会場にて出演者の内野智氏や鈴木コウヤ氏らによる、事件の芝居が上演される。その後、参加者はそれぞれ探偵となり、ホテル内の証拠品展示コーナーやビデオ上映などの場所でヒントを入手。深夜にかけて捜査活動を行い、犯人を推理した結果を「逮捕状」に記入し、提出する。2日目となる翌朝、ホテル宴会場では事件解決までの芝居が上演され、優秀な推理をした参加者には”名探偵”として賞品が贈られる。同イベントは、2013年1月4日19時開演~5日11時40分終演(予定)。料金は、1泊1名2万8,000円で、スペシャルディナー・朝食・イベント参加費・税金・サービス料を含む。小学生未満の子どもは参加できない。11月15日10時より、同ホテル・ホームページにてオンライン予約受付を開始。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日京都銀行は12日、同行が絶対的な営業エリアとする近畿2府3県において最も産業集積の高い大阪市内の営業体制を強化するため、2013年5月27日に大阪支店を「大阪営業部」へ昇格させ、路面店舗として新築移転すると発表した。これに併せて、新店舗から至近距離にある大阪中央支店を「大阪営業部」に統合し、営業人員を充実させ営業力の一層の拡充を図っていくとしている。同行では、1953年12月に大阪支店を開設して以来順次店舗を開設し、大阪府内27か店(うち大阪市内5か店)体制にて営業を展開してきた。このたび、地銀トップ5を目指し、広域型地方銀行としてさらなる業容拡大を図るため、マーケットの規模が大きく集積度の高い大阪市内における営業強化が必要不可欠であると考え、大企業取引とともに中堅・中小企業取引の強化と、住宅ローンなど個人取引の拡大に向け新たに営業体制を構築する。京都銀行大阪営業部の所在地は、大阪府大阪市中央区高麗橋二丁目57番他 京都銀行ダイワロイネットホテルビル1階、2階。「大阪営業部」の設置により、大阪市内の各店舗との連携を図り、顧客の要望により一層応えることができるきめ細やかなサービスを提供するとともに、新店舗では、顧客の利便性をより高めるため、土曜日も利用できる「全自動貸金庫」を設置するなど、機能も一層充実させていくという。同行は4月に池田支店を新規開設し、2013年1月21日には堺北花田支店の開設を予定するなど、大阪府下での「地元化」を進めており、「大阪営業部」は中核的営業拠点として、同行の大阪府下における存在感の向上と地域への浸透を目指していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日ナイキは11月2日、大阪府泉佐野市の「りんくうプレミアム・アウトレット」に「ナイキファクトリーストアりんくう」をリニューアルオープンした。同店舗の面積は216.6坪。同社のストアとしては関西最大規模の店舗面積となり、国内では3番目の広さだという。また、同社が新しくスタートさせるウッドを基調としたストアデザインは、日本国内では同店舗が初となる。オープンを記念して、同社特製大型ガチャガチャマシンを設置。購入者全員に「NIKE iDギフトカード」、「特製ミニトートバッグ」、「オリジナルメダルホルダー」、「ステッカー」のいずれかがもらえるキャンペーンを実施する。また、同店で5,000円以上の買い物をすると、全国の「ナイキファクトリーストア」で使える20%OFFチケットがプレゼントされるという。なお、同ストアデザインは、順次全国の「ナイキファクトリーストア」で展開していく計画とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日大阪府大阪市の水族館「海遊館」(大阪府大阪市港区海岸通1-1-10)で9月12日、今年2羽目となるオウサマペンギンの赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんは自分で卵の殻を割ることができず、海遊館の獣医師が殻をむいてやっと誕生した。その後健康管理のため人工保育されていたが、20日に赤ちゃんを親鳥の元へ戻したところ、親鳥からエサをもらう姿が確認され、現在は順調に生育中だ。なお、1羽目の赤ちゃんペンギンは9月2日に誕生。生まれた時は240gしかなかった体重が、9月下旬には1,700gにまで成長しており、海遊館の「南極大陸」水槽では現在2羽の赤ちゃんペンギンを見ることができる。詳細は海遊館ホームページで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日海遊館(大阪市港区海岸通1)は11月25日、同館でのウエディングを体験できる「海遊館VIPルーム模擬挙式見学会」を開催する。当日は、太平洋水槽に囲まれた幻想的な空間で行われるVIPルームウエディング、挙式後には館内をウエディングパレード、そしてイベント広場でのライスシャワーといった、同館の人気の演出を実際に体験できる機会となる。見学会は当日13時より受付を開始し、模擬挙式は14時から行う。参加料は無料で、要予約となっている。予約・問い合わせは、天保山ウエディングデスクまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日秋の大阪府吹田市の名物イベント「千里の竹あかり」が10月6日(土)、例年と同じく北千里市民体育館前の竹林を会場に行われる。雨天の場合は、7日(日)に延期する。「千里の竹あかり」は、大阪府吹田市の特産の竹を利用したイベントを通じて、多くの市民が自然とふれあい、竹に親しみを持ち、自然環境、資源保護、人々の交流の大切さを再認識するとともに、千里の竹林の保全意識の普及・啓発を図ることを目的スタートし、今年で12年目を迎える。吹田市の青山台中学校区地域教育協議会をはじめ、青山台中学校、北千里高等学校、竹林・里山保全活動を行っているボランティアグループのほか、多くの市民の協力によって毎年10月に開催。夕暮れの18時00分から20時00分まで、約3,000本のろうそくを中に浮かべた竹筒を並べ、暗闇に包まれた竹林をろうそくのともしびにより幻想的な雰囲気を演出。これに吹奏楽や民族楽器の演奏などともに楽しめるとあって、毎年1,500名が訪れている人気イベント。ちなみに、この竹筒は、竹の節から計算された位置で斜めに切断。水を入れてオモリの入った特殊なろうそくに火を灯し、自作の針金の入れ物でそっと浮かべるそうである。市販の特殊なろうそくは芯が細いため、すべてボランティアたちの手によって太い芯に入れ替えて、2時間半程度もつように改良させている。吹田市の北千里高等学校吹奏楽部、軽音楽部、森の詩(オカリナ&マリンバデュオ)による演奏のほか、特定非営利活動法人すいた環境学習協会や青山台中学校の竹細工の展示など見どころも多い。なお、北千里高等学校軽音楽部は、アニメ「けいおん!」の舞台とされる豊郷小学校旧校舎の講堂(滋賀県豊郷町)で2011年11月19日、高校生がバンド演奏の腕を競い合う「とよさと軽音楽甲子園」で最優秀賞受賞を獲得したバンドを輩出したことで知られている。会場となるのは吹田市の北の端、箕面市との境目にあたるエリア。吹田市の中では万博公園の次に大きい公園である吹田千里北公園があり、緑が豊かで四季を感じることができる。また、園内には約24,994平方メートルの蓮間池があり、バンやカルガモのほか、冬にはカモ類など水鳥が多く見られる。北の方向には山を望み空間が広がっており、眺めが良く、市民の憩いのスポットとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日大阪市人事委員会は25日、民間企業の給与実態に合わせるため、月例給について、大阪市職員の地域手当の支給割合を2.0%引き下げるよう橋下市長に勧告した。引下げ勧告は5年連続。なお、特別給(ボーナス(現行3.95月分))については、民間と均衡しているとして据え置くよう勧告している。今回の勧告は、月例給(8月時点試算)について、職員の給与が民間の給与を1.72%上回っている状態を解消するためのもの。勧告が実施された場合、職員(行政職、平均年齢42.3歳)の平均年間給与は、8月時点に比べて11万4,893円減(1.72%減)の658万1,580円、月給では7,263円減(同)の39万7,059円となる。これにより、職員の月給は民間の月給41万4,509円より1万7,450円下回るほか、人件費が約13億7,000万円削減されるという。ただし、大阪市は4月から給与削減を実施しており、既に職員の平均給与は勧告額を下回っているため、勧告を実施するかどうかは橋下市長に一任される。このほか、給料表の構造と職員の執務意欲の維持・向上について「最高号給に到達した職員については、その業績が昇給に反映されないことになり、執務意欲の低下が懸念されるところである。組織全体の活力を維持・向上させていくため、優秀な職員を積極的に抜擢することを進めるとともに、昇格するまでに至らない多くの職員についても、その執務意欲の維持・向上を図るための方策を検討する必要がある」と意見。また、昇給・昇格制度については「本年、人事院は、50歳台後半層における給与上昇をより抑制するため、昇給・昇格制度の改正を勧告した。本市においては8月に実施された給与制度の改正により50歳台の職員の給与水準の上昇は一定抑制されているなど、国とは異なる状況もあるため、昇給・昇格制度の見直しについては、本市における人事運用の実態を踏まえながら検証・検討していく必要がある」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日渋滞しやすい交差点として有名な大阪市北区西天満。その交差点の傍には、センセーショナル過ぎる看板ゆえに、大阪市民なら知らない人はいない名物靴屋さんがある。黄色い看板には赤字で「店じまい売りつくし」の文字が躍り、さらに、「もうあかん やめます!」と悲痛なメッセージをしたためた垂れ幕までデカデカと掲げている。店の名は「靴のオットー」。初めて店の前を通りかかる人は誰しも、「老舗の靴屋さんにも不況の波が!?」と心配しながら看板をマジマジと眺める。しかし、数分後には違和感を覚えるのだ。なんせ、看板はところどころススで汚れ、塗装もはげかけている。いくら交通量が多い交差点に面しているといっても、この古び具合からはとても最近かけられた看板とは思えない…。一体いつから売りつくしセールが始まったのかが気になる。ここはひとつ、突撃調査に踏み切るか…。意気込んでみたものの、店に入るやいきなり失礼な質問をぶつける勇気はなかなか出ないもの。まずは、店の前を通りかかる人やタクシーの運転手さんをつかまえて疑問をぶつけてみた。すると誰もが、「もう15年以上あの看板かかってるで」と笑う。え?15年前から、もうあかん?店じまい?どういうこと?これはもう本人に聞くしかない。「黄色い看板に『店じまい売りつくし』と書いたのは54年ほど前だと聞いていますよ」と話してくれたのは、この店の2代目で、初代オーナーの息子にあたる竹部さん。先代がお店をオープンさせて2年ほどたった頃、売れ行きが乏しくなってきてお店を閉めようと思い、この看板を出すに至ったのだったとか。ところが、看板を見た地元の人から「がんばってほしい」と励まされ、結果、なんとか持ちこたえることができたのだそう。しかし、19年ほど前、再び悲劇が「靴のオットー」を襲った。バブル経済崩壊である。オーナーは思った。「今度こそは本当に店を閉めなければいけないかもしれないな」と。そこで、看板にプラスして、「もうあかん やめます!」というメッセージ垂れ幕までかけることにしたのだそう。ところが、ここで再び奇跡が起こる。なんと、垂れ幕のキャッチコピーが話題を呼び、口コミでお客さんが急増したのだ。そればかりか、テレビや雑誌にも度々取り上げられ、一躍人気の靴屋さんになってしまったのだ。ここまでのエピソードを気さくに話してくださった竹部さんの笑顔のおかげで、こちらの緊張もほぐれてきた。そこで、さすがにこの質問は失礼かしら?とビクビクしながらも、「ホンマに閉める気はあります??」とぶしつけなことを聞いてみた。すると竹部さんは、「閉めちゃったら僕が路頭に迷っちゃいますからねぇ」と苦笑い。困った顔にも人のよさがにじみでていて、倒産危機かと思いきや、逆に人気に火がついたという逸話にも納得させられてしまう。そんなキュートな竹部さんは一時期、「あかんもうやめます!」の横に「いややっぱりやります!どっちやねんセール」という垂れ幕をかけていたこともあるのだと話してくれた。今ではこの看板と垂れ幕こそが「靴のオットー」の“顔”になっているそうだ。インタビューのラストには、「これからもこの看板とともに営業を続けていきますよ」ととびきりの笑顔を見せてくれた。店内には、ビジネスシューズからユニークなゴールドのカジュアルシューズまで、豊富なラインアップの靴が並ぶ。中には、この店が日本で初めて販売した、非常に有名な靴もあるという。さてその靴とは?ヒントは名物看板とともにかけられた、「格差社会を是正せよ。身長格差は当店で」という垂れ幕にあった。そう、身長格差をなくす靴といえば、ご存じ「シークレットシューズ」のことだ。今や芸能人の愛用者も多いという、履くだけで身長をアップできる“魔法の靴”のことで、この店の初代が日本で初めて販売したのだという。販売当初は「そういう物があるのなら、ぜひ欲しい」というお客さんがこっそりと買いに来たというシークレットシューズ。今でも月に50足から60足ほど売れる大人気商品で、値段は1足約1万5,000円。既製品からオーダーまで様々なタイプがそろっているそう。お客さんは9割以上が男性で、床から7センチアップのビジネスシューズタイプが一番人気なんだとか。このシークレットシューズは、「特殊で面白い靴をお客さんに販売したい!」という初代の思いが形になったものだという。結果として、身長に悩みを抱える人々に希望を与えるものになった。購入者は若者から中高年まで多岐にわたる。店頭でのオーダーのみならず、同社のオンラインストアを利用する人もいるのだそうだ。そして、竹部さんいわく、「昔の人ほど恥ずかしがらずに堂々と注文される方が多いですね」とのこと。興味ある方は、ぜひ一度こちらの店を訪れてみてはどうだろうか?きっと靴選びからはじめるオシャレで、あなたの魅力が知らぬ間にアップするはず。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日渋滞しやすい交差点として有名な大阪市北区西天満。その交差点の傍には、センセーショナル過ぎる看板ゆえに、大阪市民なら知らない人はいない名物靴屋さんがある。黄色い看板には赤字で「店じまい売りつくし」の文字が躍り、さらに、「もうあかん やめます!」と悲痛なメッセージをしたためた垂れ幕までデカデカと掲げている。店の名は「靴のオットー」。初めて店の前を通りかかる人は誰しも、「老舗の靴屋さんにも不況の波が!?」と心配しながら看板をマジマジと眺める。しかし、数分後には違和感を覚えるのだ。なんせ、看板はところどころススで汚れ、塗装もはげかけている。いくら交通量が多い交差点に面しているといっても、この古び具合からはとても最近かけられた看板とは思えない…。一体いつから売りつくしセールが始まったのかが気になる。ここはひとつ、突撃調査に踏み切るか…。○店をたたもうとする度に奇跡が起こる不思議意気込んでみたものの、店に入るやいきなり失礼な質問をぶつける勇気はなかなか出ないもの。まずは、店の前を通りかかる人やタクシーの運転手さんをつかまえて疑問をぶつけてみた。すると誰もが、「もう15年以上あの看板かかってるで」と笑う。え?15年前から、もうあかん?店じまい?どういうこと?これはもう本人に聞くしかない。「黄色い看板に『店じまい売りつくし』と書いたのは54年ほど前だと聞いていますよ」と話してくれたのは、この店の2代目で、初代オーナーの息子にあたる竹部さん。先代がお店をオープンさせて2年ほどたった頃、売れ行きが乏しくなってきてお店を閉めようと思い、この看板を出すに至ったのだったとか。ところが、看板を見た地元の人から「がんばってほしい」と励まされ、結果、なんとか持ちこたえることができたのだそう。しかし、19年ほど前、再び悲劇が「靴のオットー」を襲った。バブル経済崩壊である。オーナーは思った。「今度こそは本当に店を閉めなければいけないかもしれないな」と。そこで、看板にプラスして、「もうあかん やめます!」というメッセージ垂れ幕までかけることにしたのだそう。ところが、ここで再び奇跡が起こる。なんと、垂れ幕のキャッチコピーが話題を呼び、口コミでお客さんが急増したのだ。そればかりか、テレビや雑誌にも度々取り上げられ、一躍人気の靴屋さんになってしまったのだ。○あかんと言いつつ運営をつづけるチャーミングなオーナーここまでのエピソードを気さくに話してくださった竹部さんの笑顔のおかげで、こちらの緊張もほぐれてきた。そこで、さすがにこの質問は失礼かしら?とビクビクしながらも、「ホンマに閉める気はあります??」とぶしつけなことを聞いてみた。すると竹部さんは、「閉めちゃったら僕が路頭に迷っちゃいますからねぇ」と苦笑い。困った顔にも人のよさがにじみでていて、倒産危機かと思いきや、逆に人気に火がついたという逸話にも納得させられてしまう。そんなキュートな竹部さんは一時期、「あかんもうやめます!」の横に「いややっぱりやります!どっちやねんセール」という垂れ幕をかけていたこともあるのだと話してくれた。今ではこの看板と垂れ幕こそが「靴のオットー」の“顔”になっているそうだ。インタビューのラストには、「これからもこの看板とともに営業を続けていきますよ」ととびきりの笑顔を見せてくれた。○履くだけで確実にスタイルアップ!店内には、ビジネスシューズからユニークなゴールドのカジュアルシューズまで、豊富なラインアップの靴が並ぶ。中には、この店が日本で初めて販売した、非常に有名な靴もあるという。さてその靴とは?ヒントは名物看板とともにかけられた、「格差社会を是正せよ。身長格差は当店で」という垂れ幕にあった。そう、身長格差をなくす靴といえば、ご存じ「シークレットシューズ」のことだ。今や芸能人の愛用者も多いという、履くだけで身長をアップできる“魔法の靴”のことで、この店の初代が日本で初めて販売したのだという。販売当初は「そういう物があるのなら、ぜひ欲しい」というお客さんがこっそりと買いに来たというシークレットシューズ。今でも月に50足から60足ほど売れる大人気商品で、値段は1足約1万5,000円。既製品からオーダーまで様々なタイプがそろっているそう。お客さんは9割以上が男性で、床から7センチアップのビジネスシューズタイプが一番人気なんだとか。このシークレットシューズは、「特殊で面白い靴をお客さんに販売したい!」という初代の思いが形になったものだという。結果として、身長に悩みを抱える人々に希望を与えるものになった。購入者は若者から中高年まで多岐にわたる。店頭でのオーダーのみならず、同社のオンラインストアを利用する人もいるのだそうだ。そして、竹部さんいわく、「昔の人ほど恥ずかしがらずに堂々と注文される方が多いですね」とのこと。興味ある方は、ぜひ一度こちらの店を訪れてみてはどうだろうか?きっと靴選びからはじめるオシャレで、あなたの魅力が知らぬ間にアップするはず。
2012年08月31日東京の大手私鉄は一部路線を除き山手線の内側に線路を伸ばさなかった。一方、大阪では大手私鉄が大阪環状線の内側にある難波などに乗り入れている。近年も京阪電気鉄道が中之島へ延伸し、阪神電気鉄道が阪神なんば線を開業させて近鉄と相互直通運転を始めた。しかし大阪もある時期までは私鉄の乗り入れを認めなかった。その理由と転機は何だろう?大阪市の公式サイト「デジタルギャラリー2008」を見ると、「大都市のなかで、唯一大阪市だけが市内交通の市営主義を貫いてきました」とある。これは1901(明治34)年に大阪市長となった鶴原定吉氏の方針だ。その理由はおもにふたつ。ひとつは、民間会社が運営すると利益追求のあまり料金が高くなり、設備不良も招くかもしれないから。もうひとつは、市電を運営して収益があれば、まちづくりの財源になるからという。まちづくりの財源にするため市電の利益を追求したら、民間会社と同じリスクがありそうだけど、ともかく大阪市は路面電車を初めから市営で建設した。大阪市電の開業は1903年で、花園橋~築港間の5km。これが日本初の公営路面電車となった。5年後には梅田~四ツ橋~恵比須町間の南北方向、九条中通一丁目~四ツ橋間の東西方向に路線を伸ばした。1909(明治42)年、いわゆる「キタの大火」が起きる。空心町(現在の天満橋付近)から大阪駅南側、福島駅あたりまでを焼き尽くした大火事で、36万坪以上、1万1,000戸以上が消失した。この延焼の教訓から、幅広い公道を整備し、一体的に路面電車を整備すれば効率もいいし、防災面でも都合がいいという考えもあったようだ。当時、大阪の私鉄は阪堺鉄道(後の南海電鉄)が難波まで乗り入れており、京阪電気鉄道は天満橋駅まで、近鉄(当時の大阪電気鉄道)は上本町駅まで通じていた。市営主義の方針の下、京阪、近鉄は大阪市中心部へ延伸できなかった。阪神も難波まで乗り入れる計画だったものの、戦前は千鳥橋駅より先へ線路を延ばせなかった。大阪市電は広大な路線網を持ち、戦後の復興にも貢献した。しかしその後、自動車の普及により渋滞の原因とされ、バスに置き換わっていく。当初、市内の大型バスの運行は難点があると指摘されていたが、後に大阪府が民間のバス会社に免許を与えてしまった。そこで大阪市も市営バスの運行を開始。民間バスと市営バスの激しい競争を経て、1938(昭和13)年に公布された陸上交通事業調整法を背景に、大阪市に統合された。戦時政策によって、大阪市の市営主義は保たれた格好だ。大阪市は次の輸送手段として、地下鉄の建設を始める。ここでも市営主義を貫いた。戦前、戦中、戦後と、民間の鉄道会社が大阪市中心部への乗り入れを申請するものの、市議会はこれを認めず、民間会社が計画中のルートに地下鉄路線を建設するなどして対抗した。しかしこうした施策が裏目となり、建設費の負担が増大。渋滞で不振となった市電の累積赤字もかさみ、大阪市の地下鉄路線網の整備は停滞してしまう。そこで、運輸大臣の諮問機関である都市交通審議会は、1958年に大阪市の地下鉄路線の整備ルートを答申した上で、「民間会社の参入」を勧告した。これにより、京阪電車は天満橋駅から大阪市中心部に乗り入れて淀屋橋駅まで開業し、近鉄も上本町駅から近鉄難波(現在の大阪難波)駅まで開業して南海と接続した。現在は阪神電車も大阪難波駅へ乗り入れ、JR西日本もJR東西線を開業させて大阪市中心部を貫いている。東京の大手私鉄の多くは、地下鉄との相互直通運転で都心への乗り入れを実施している。大阪の場合は大手私鉄が直接乗り入れるケースが増え、大阪市営地下鉄との相互直通運転を行うのは3路線のみ。これは国の政策の違いによるものだろう。大阪では国の介入によって大手私鉄の乗り入れが認められ、東京では調整機関として帝都高速度交通営団(東京メトロの前身)が設立された結果といえそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日東京の大手私鉄は一部路線を除き山手線の内側に線路を伸ばさなかった。一方、大阪では大手私鉄が大阪環状線の内側にある難波などに乗り入れている。近年も京阪電気鉄道が中之島へ延伸し、阪神電気鉄道が阪神なんば線を開業させて近鉄と相互直通運転を始めた。しかし大阪もある時期までは私鉄の乗り入れを認めなかった。その理由と転機は何だろう?大阪市の公式サイト「デジタルギャラリー2008」を見ると、「大都市のなかで、唯一大阪市だけが市内交通の市営主義を貫いてきました」とある。これは1901(明治34)年に大阪市長となった鶴原定吉氏の方針だ。その理由はおもにふたつ。ひとつは、民間会社が運営すると利益追求のあまり料金が高くなり、設備不良も招くかもしれないから。もうひとつは、市電を運営して収益があれば、まちづくりの財源になるからという。まちづくりの財源にするため市電の利益を追求したら、民間会社と同じリスクがありそうだけど、ともかく大阪市は路面電車を初めから市営で建設した。大阪市電の開業は1903年で、花園橋~築港間の5km。これが日本初の公営路面電車となった。5年後には梅田~四ツ橋~恵比須町間の南北方向、九条中通一丁目~四ツ橋間の東西方向に路線を伸ばした。1909(明治42)年、いわゆる「キタの大火」が起きる。空心町(現在の天満橋付近)から大阪駅南側、福島駅あたりまでを焼き尽くした大火事で、36万坪以上、1万1,000戸以上が消失した。この延焼の教訓から、幅広い公道を整備し、一体的に路面電車を整備すれば効率もいいし、防災面でも都合がいいという考えもあったようだ。当時、大阪の私鉄は阪堺鉄道(後の南海電鉄)が難波まで乗り入れており、京阪電気鉄道は天満橋駅まで、近鉄(当時の大阪電気鉄道)は上本町駅まで通じていた。市営主義の方針の下、京阪、近鉄は大阪市中心部へ延伸できなかった。阪神も難波まで乗り入れる計画だったものの、戦前は千鳥橋駅より先へ線路を延ばせなかった。大阪市電は広大な路線網を持ち、戦後の復興にも貢献した。しかしその後、自動車の普及により渋滞の原因とされ、バスに置き換わっていく。当初、市内の大型バスの運行は難点があると指摘されていたが、後に大阪府が民間のバス会社に免許を与えてしまった。そこで大阪市も市営バスの運行を開始。民間バスと市営バスの激しい競争を経て、1938(昭和13)年に公布された陸上交通事業調整法を背景に、大阪市に統合された。戦時政策によって、大阪市の市営主義は保たれた格好だ。大阪市は次の輸送手段として、地下鉄の建設を始める。ここでも市営主義を貫いた。戦前、戦中、戦後と、民間の鉄道会社が大阪市中心部への乗り入れを申請するものの、市議会はこれを認めず、民間会社が計画中のルートに地下鉄路線を建設するなどして対抗した。しかしこうした施策が裏目となり、建設費の負担が増大。渋滞で不振となった市電の累積赤字もかさみ、大阪市の地下鉄路線網の整備は停滞してしまう。そこで、運輸大臣の諮問機関である都市交通審議会は、1958年に大阪市の地下鉄路線の整備ルートを答申した上で、「民間会社の参入」を勧告した。これにより、京阪電車は天満橋駅から大阪市中心部に乗り入れて淀屋橋駅まで開業し、近鉄も上本町駅から近鉄難波(現在の大阪難波)駅まで開業して南海と接続した。現在は阪神電車も大阪難波駅へ乗り入れ、JR西日本もJR東西線を開業させて大阪市中心部を貫いている。東京の大手私鉄の多くは、地下鉄との相互直通運転で都心への乗り入れを実施している。大阪の場合は大手私鉄が直接乗り入れるケースが増え、大阪市営地下鉄との相互直通運転を行うのは3路線のみ。これは国の政策の違いによるものだろう。大阪では国の介入によって大手私鉄の乗り入れが認められ、東京では調整機関として帝都高速度交通営団(東京メトロの前身)が設立された結果といえそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日今回で第17回となる「星空ファミリーコンサート」が25日と26日、服部緑地野外音楽堂で開催される。演奏は日本センチュリー交響楽団、合唱は大阪センチュリー合唱団、大阪音楽大学有志、共演はセンチュリー・ユースオーケストラ。両日とも19時30分開演(18時30分開場)。雨天で中止の場合は、当日18時15分に発表がある。また、25日が雨天中止の場合、翌26日のプログラムが変更される可能性がある。「星空ファミリーコンサート」の演目は、25日はヴェルディの歌劇「運命の力」序曲、「トロヴァトーレ」”朝の光がさしてきた”、「椿姫」”ああ、そはかの人か”、”花から花へ”。クイズコーナーを挟み、復刻アニメメドレー、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」”ダッタン人の踊り”となる。26日はJ.シュトラウスの喜歌劇「こうもり」より序曲、”侯爵様、あなたのようなお方は”、”田舎娘の姿で”と続いて指揮体験コーナーがある。その後、復刻アニメメドレー、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」”ダッタン人の踊り”でフィナーレだ。日本センチュリー交響楽団は大阪センチュリー交響楽団として1989年に活動を開始し、2011年に現在の名称に変更、今年で23年となる。同楽団は、「優れた演奏により地域の力を発信する」、「オーケストラによる感動と癒しを提供する」、「優れた才能の発掘を次世代の育成に寄与する」、「国際相互理解や平和に積極的に貢献する」という4つの理念に基づいて演奏活動を行っている。古典から現代音楽に至るまで演奏の幅は広く、高い演奏能力においても評価が高い。演奏会だけではなく、「タッチ・ジ・オーケストラ」と言われる青少年のためのオーケストラ体感コンサートや、特別支援学校コンサート、病院での室内楽コンサートなど音楽の普及や教育にも力を入れている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日大阪府大阪市中央区大阪城で、第12回となる「城灯りの景(しろあかりのえ)」が開催される。大阪城のライトアップはもちろんのこと、大阪城本丸広場、西の丸庭園、山里丸の大阪城一帯が約2万個のろうそく行灯で彩られる。開催日は8月25日(土)、26日(日)だ。今年は西の丸庭園に雲に見立てたろうそく行灯を配置し、その背後に天守閣が浮かび上がるような工夫を凝らした「天空の大阪城」が登場する。また、西の丸庭園内の迎賓館ではレーザー光線とLEDパーライトによる「Cosmicシンフォニー」と名付けられた光の演出が企画されている。山里丸でも「光の宇宙」と題された、ろうそく行灯とレーザー光線を使用して山里丸を幻想的な雰囲気に包み込む企画もあり、「城灯りの景」に彩を添える。ほかにも、事前予約制(無料)で大阪城ナイトツアーも行われる。「城灯りの景」の見学はもちろん、大阪城の名所を楽しむことができる。コースは西の丸庭園から、大手門、桜門、本丸に至る。天守閣への入場は含まれず、1日100名、2日間合計200名なので注意が必要だ。さらに西の丸庭園特設ステージでは、大阪芸術大学学生の演奏による「管楽の夕べ」や、大阪パフォーマーライセンスを取得したミュージシャンによる演奏を楽しむことができる。そのほか、行灯シェードワークショップ、東部方面公園事務所ワークショップでは竹細工を体験できる。西の丸庭園では「大阪的グルメグランプリ」が同時開催され、屋台形式の店が約50店舗参加する。フードはワンコイン500円、入場は無料だ。「城灯りの景」は、大阪城に蛍が飛びかう様をイメージした市民参加型の光の演出でフィナーレを迎える。西の丸庭園特設ステージでは、ペンライトによる光の演出「HOTARU」が感動的なラストに花を添える。各イベントの開催日時 「城灯りの景」18:00~21:00 「行灯メッセージ」17:00~20:30 「天空の大阪城」18:00~21:00 「Cosmicシンフォニー」19:00~21:00(適時実施) 「光の宇宙」19:00から21:00 「大阪城ナイトツアー」1回目18:00~。2回目19:00~各50分 「行灯シェードワークショップ」17:00~20:30 「東部方面公園事務所ワークショップ」17:00~20:30 「西の丸庭園特設ステージ演奏」18:00~21:00 「大阪的グルメグランプリ」25日(土)16:00~。26日(日)15:00~ フィナーレ「HOTARU」26日(日)20:00~ 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日大阪市交通局は13日、地下鉄駅の駅構内売店および専門店のリニューアルに向け、運営事業者を公募すると発表した。あわせて駅構内コインロッカーや公衆電話の設置事業者、交通局本局庁舎売店の運営事業者も公募する。今回の発表に関連して、「橋下市長の市政改革方針に基づき、運営事業者を公募することで、さらなる透明性・公平性を確保するとともに、競争性の発揮により地下鉄事業の収益向上を図ります」と大阪市交通局。地下鉄駅のサービス拡大・充実をめざし、駅売店のリニューアルを計画するにあたり、「優れた企画力や運営ノウハウを持ち、新たな業態を創出いただけるような活力あふれる事業者」を公募することになった。公募に際しては、市営地下鉄中央線を境に「北エリア」「南エリア」に分割(中央線の駅は「南エリア」に属する)。「北エリア」13駅(売店22カ所、専門店9カ所)、「南エリア」22駅(売店29カ所、専門店7カ所)の売店および専門店の運営事業者を募集する。一方、コインロッカーの設置運営および公衆電話の管理運営を担う事業者の募集も、「北エリア」51駅(コインロッカー75カ所、公衆電話76カ所)、「南エリア」52駅(コインロッカー60カ所、公衆電話75カ所)にて行うとのこと。応募資格要件として、募集を行うそれぞれの事業で2年以上の実績を有することなどに加え、「国税及び大阪市税の未納がないこと」「大阪市暴力団排除条例第2条第2号に規定する暴力団員又は同条第3号に規定する暴力団密接関係者に該当すると認められる者でないこと」といった内容も募集要項に記された。応募希望者は25日までに応募登録を行った後、7月2~10日の期間で必要書類を提出。その後、価格提案書も提出する。各分野における事業者の決定は7月13日を予定しており、使用許可開始は8月1日以降となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日りそな銀行はこのほど、大手銀行初となる365日年中無休の新店舗「大阪営業部セブンデイズプラザうめきた出張所(愛称:セブンデイズプラザうめきた)」を大阪市北区にオープンした。営業時間は11:00~19:00。同店は、JR大阪駅のそばにある「ヨドバシ梅田ビル」地下1階(大阪市北区大深町1番1号)に立地。土日や祝日、年末年始、ゴールデンウィークを含めて、年中無休で営業する。休日をなくすとともに、営業時間を通常の銀行より遅い19:00までとすることで、平日営業時間内の利用が難しい人や会社帰りの人などでも、利用できるようにしたという。同行の顧客(口座保有者など)に限らず、誰でも利用することができる。主な取扱業務は、住宅ローンの相談・契約、保障性保険の相談・契約、資産運用の相談・契約、各種届けの受付、生体認証情報の登録など。「家計の見直し・節約」「浮いたお金はしっかり貯蓄」の2つのキーワードを掲げ、各種保険の見直しや住宅ローンの借りかえについて、専任スタッフによる個別アドバイスを行う。相談はすべて事前予約制となり、利用者は待ち時間なしでじっくりと相談することができる。なお、現金の取扱いなど一般の銀行窓口受付業務は行わない。店内は、明るく温もりのあるエントランスをはじめ、落ちついた印象のコンサルティングスペースや、新緑と田畑をイメージしたセミナースペースなど、利用者がくつろげる雰囲気に。また、キッズスペースも完備し、子ども連れでも気軽に利用することが可能とのこと。このほか、店舗では節約・貯蓄・運用など生活設計に役立つ情報を、独自テーマで提供する各種セミナーの開催も予定している。同行広報は、「”うめきた(大阪駅北地区)”という、現在注目の場所に新店舗を展開することで、新たなお客様との接点を持つことができれば」とコメント。さらに今後については、「好評であれば、首都圏でも同形態の店舗の出店を検討していきたい」としている。事前予約の申込みは、同行Webサイトの申込フォーム、または同行各店舗窓口まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日大阪・阿倍野区の昭和町といえば、戦災をくぐり抜けた長屋が点在し、昔ながらのたたずまいが今なお残るところ。毎年4月28日の「昭和の日」には、落語、紙芝居、あめ細工といった懐かしい昭和の文化が体感できるイベントが開催されるなど、注目を集めているエリアでもある。そんな、かっぽう着姿のお母さんやラッパを吹きながらやってくるお豆腐屋さんが似合いそうな路地裏に、「暮らし用品」という器と道具のお店が今年1月7日にオープンした。ウェブデザイナーでもあるオーナーの米田紀子さんは、もともと料理好き、器好きということもあって 3年前から、主に作家ものを扱う同名のネットショップを運営していた。そんなある日、自らの曾祖父が建てた長屋の一室が空いたことをきっかけに、実店舗の オープンを決意。建物の老朽化や住人の高齢化により取り壊してしまう長屋も多い中、商品となる器や道具だけでなく、長屋という空間の再生そ のものを見て欲しい、という想いもあったのだとか。小さな看板が控えめに出ている玄関から、「こんにちは」と靴を脱いで上がるスタイル。懐かしいたたずまいは生かしつつモダンさを感じる空間にリノベーションされており、畳の上でお茶をいただきながら、手にとってじっくり気に入った器を選ぶことができる。「もうすこしあたたかくなったら、縁側でお庭を眺めながらゆっくりくつろいでいただければ」と米田さん。床の間の真ん中にある小さな壺には、ドライ植物をさりげなく生けて。あえて作家ごとにスペースを分けず、ひとつの空間にいろいろな作家の作品が並ぶが、不思議と統一感がある。「シンプルだけどどこか有機的で、人の手のぬくもりが感じられるもの、を基準に選んでいます。ふだん使いの器として長く愛着を持って使っていただきたいので、重ねて仕舞えることや、お手入れがしやすいものを多く揃えています」玄関のすぐ横にある、板張りのスペース。壁にはあたたかみのある手漉きの和紙を貼り、窓枠や建具を専門の職人さんに依頼するなど、内装の隅々にまでこだわりが。 スープ皿、カフェオレボウル、ミルクピッチャー、お箸やカトラリー、カッティングボード、小皿などが、やわらかな光の中で美しく映える。取り扱い作家は、<陶器>浅井純介、石原稔久、岩田圭介、大前悟、小山乃文彦、寒川義雄、鶴見宗次、西川聡、広川絵麻、吉岡萬理<木工>柏木圭、鈴木努 <金属>小沢敦志 <ガラス>鳥山高史(敬称略)など、総勢14人。今後、各作家の個展などもこの場所で年末あたりから開催予定だそう。小沢敦志さんのステンレス製ケーキフォークは「こういうのをつくってほしい」という作家とのやりとりから定番になった商品だそう。持ち手が長めで細くて軽いので持ちやすく、菓子皿から転げ落ちにくい。器のみならず、こんなにファニーでキュートな陶製の動物も。石原稔久さんの作品で、さまざまな動物たちが登場する絵本なども手掛けていらっしゃるそう。最後に直球ストレートな店名に込めた想いをうかがってみたところ、「外国語の洒落た店名は、私には似合わないかな、と(笑)。でも、世代を問わずに覚えやすいと 言っていただくことも多いので、よかったかなと思っています。今後も新しいことをどんどんやっていくというよりは、かっこつけずに、地味だけど着実に、長く続けていくことを大切にしていきたいですね」春を待ちわびる季節、食卓に優しい風をはこんでくれる器を探しに出かけてみてはいかがだろう? 昭和町にはオーガニック弁当の「米day No.1」、天然酵母パンの「ふくらすずめ」、自家焙煎珈琲 の「うさぎとぼく」、カフェ「萌木星(ほうきぼし)」などなど、歩いてまわれる距離に注目のショップが点在しているので、昭和を偲びつつ、のんびりとお散歩するのにもぴったりだ。器と道具「暮らし用品」大阪市阿倍野区阪南町1-45-15電話:(06)6628ー2606営業日: 金・土・日の11:00~18:00ウェブショップ 取材/野崎 泉
2012年02月08日