奈良県と言えば「鹿」ということになっています。奈良県人しては複雑な気分ですが「奈良=鹿」の認知度は非常に高く、ご存じの通り、奈良遷都1,300年記念のマスコットキャラクターの『せんとくん』にも鹿の角があって物議を醸しました。鹿にまつまわるもろもろをご紹介します!■『鹿せんべい』に関する話奈良公園には鹿せんべいを売っている屋台がたくさんあります。鹿せんべいは米ぬかを原材料にしています。試しに食べてみる人もいますが、調味料が入っておらず無味ですから、人間が食べても美味しくありません。屋台の側で人間が鹿せんべいを購入するのじっと待っている鹿も多いです。お利口なことに屋台に置いてあるせんべいを狙う鹿はいません。お金を払って、観光客が手にするとわっとやって来るのです(笑)。ちなみに現在では10枚で150円ですが、筆者の記憶では30円という時代もありました。もちろん大昔の話ですが。■鹿は礼儀正しいか?鹿せんべいをくれる観光客におじぎをする――という話があります。確かになぜか頭を下げる鹿もいますが、すべてがそんなイイ鹿ではありません。観光客が鹿せんべいをくれることを、奈良公園の鹿は知っていて、スキあらば鼻先をぐいぐい押しつけてきます。気をつけないと服が鹿のだ液、鼻汁だらけになってしまいます。■鹿害もあります!奈良公園の鹿は一応建前上は「野生動物」ということになっていますが、『財団法人 奈良の鹿愛護会』によって保護されています。ただやはり鹿なので、近在の畑の苗木を食べたりする害を起こしており、農家の人からは「鹿害に関する陳情書」が出されていたりします。奈良の鹿は、春日大社では「神のお使い」というスタンスですので、そう簡単に間引いたりできないのです。■罰当たりな話筆者が高校生のころに罰当たりな事件がありました。夜中に奈良公園の鹿を(かわいそうに)鉄パイプで一撃。白いバンに積み込もうとした2人組が捕まりました。「鹿肉が美味しいと聞いていたので食べようと思った」というのが犯行の動機です。ほかにも最近ではボウガンで傷つけたり、角を狙ったりする輩もいるようです。けしからん話です。■『鹿サイダー』登場!鹿にかぶせた商品開発は盛んですが、この『鹿サイダー』は新顔です!「奈良県初登場のご当地サイダー」です。鹿の味がするわけではなくて、「柿酢風味」でさっぱりとした甘酸っぱさがウリです。ちなみに柿は奈良県を代表する果物です。というのは、柿は大和朝廷の時代から栽培されていました。「柿食えば……」で有名な法隆寺も奈良県にあります。鹿サイダーが柿酢風味というのも理由のあることなんですね。(谷門太@dcp)『鹿サイダー』を販売しているサイト
2012年11月26日名古屋メシの一つとして全国的に有名な喫茶店のモーニングサービス(以下、モーニング)。大多数のモーニングは「トーストに卵、ミニサラダ」というのがスタンダード。名古屋の日常に溶け込んだ、至って普通のメニューだということをお忘れなく。で、え?タダで付いてくること自体が全国から見ると普通じゃないって?しかし今や、「モーニング」は名古屋メシというよりは、もっと広義な意味で「東海メシ」だと地元ライターとしては声を大にして申し上げたい。統計によると、一世帯当たりの年間喫茶代は、2位が 名古屋市で1万3,547円。堂々の1位に輝いたのは、岐阜市の1万4,481円だそうだ(平成18年(2006)~20年(2008))。しかし今、東海エリアでもっともモーニングで脚光を浴びているまちは、実は名古屋でも岐阜でもない。地理的には名古屋と岐阜の中間に位置する一宮市なのだ。一宮では「一宮モーニング協議会」なる組織を立ち上げ、官民一体となってモーニングでまちおこしを企てている。現在の一宮には750軒ほどの喫茶店があるそうで、人口比率でいえば名古屋・岐阜に負けず劣らずの「喫茶店王国」というのは紛れもない事実である。さて、その一宮モーニングとはどんなものか。「ご当地シバリ」としては、当然だけど一宮市内の飲食店で提供されること。ルーツにならい、卵料理を付けること。そして可能な限り、一宮産の食材を付けること。この3条件が挙げられるそうだ。同協議会では専門サイトの立ち上げはもちろん、クーポンやマップを作ったり、マスコットキャラクターをこさえたり(なかなかキュート)。そして、一宮モーニングNo.1決定戦「モー1(ワン)グランプリ」を開催するなど、なかなか気合が入っている。「モー1グランプリ」はスタンプラリー形式で行われる。評価ポイントは、満足度、癒やされ&もてなし度、マスター&ママの高感度など、味だけでなく、スタッフのホスピタリティやサービスもふくむという。店側もそんな空気を感じ取ったのか、他県ではなかなか類を見ないユニークなサービスを展開する店が続出。インド料理店がモーニングを提供したり、一日中“モーニング”を提供する店まで出てきたりと、個性派がそろっている。その結果、栄えある金賞に輝いたのは、「カフェ・メールネージュ」。こちらの店のモーニングは、生クリームをのせたフレンチトーストに、サラダやフルーツ、ゆで卵などがセットでついてくる。銀賞は、トーストの上にホワイトクリームソースベースのトッピングを施した「クリームシチュートースト」が人気の「COCORO CAFE」。そして銅賞は、なんとおにぎりメインという和食モーニングを提供する「Cafe & Dining Karen(カレン)」だ。●information COCORO CAFE 一宮市千秋町佐野字郷西40-1では、ここで現地調査といこう。一宮モーニングに詳しい地元在住の友人にオススメの店を聞きつつ、独断と偏見で選んだ訪問先は、中心地から少し離れた場所にある「マロハウス」。自家焙煎(ばいせん)のコーヒーにこだわる、喫茶店やカフェというより「コーヒー専門店」という趣の店だ。お目当てのモーニングは、一見至ってベーシックなスタイル。さっくり焼き上がったトーストにゆで卵、そしてサラダが付くのだが、サラダは香りごまドレッシングを使っているそうで、このポイントは高い。「このドレッシング目当てに来るお客さんもいるよ」と、マスターの幅光広さんは言う。1杯出しのオリジナルブレンドは濃厚な味と豊かな香りが特長で、これにモーニングがよい「お供」になっている。なんとも落ち着くひとときなことよ、と午前中からリラックスしていたら、マスターがおもむろにギターを取り出し弾き始めた。実はこのマスター、地元のイベントや自分の店をステージに歌うシンガー・ソングライターなのだ。「お客さんからリクエストがあって、手が空いた時にサービスで歌ってるんだわ。いつでもOKという訳にはいかんけどね」。豊かなモーニングメニューとおいしいコーヒー。そして聴かせる歌声。ゆったりとした心地よい空気の中、一宮モーニングタイムは過ぎていくのであった……といっても、モーニングとは日常の一部であることを忘れてはいけない。これは非日常のイベントではないのだ。ハレとケの分類でいえば、ケに属するもの。話題性はもちろん大事だけれど、それよりも毎日でも通っていけるような居心地の良さ。これこそが、モーニングサービスの真骨頂なのである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日歴史の町・奈良では、2011年より奈良のB級グルメNo.1を決める「ならB級グルメ決定戦」を開催している。その初代王者となったメニューは、なんと総得票数の約半分を獲得して圧勝した絶品メニューだとか。東大寺などの世界遺産ばかりが注目され、名産品やおいしいものが少ないと言われがちな奈良。そんな奈良で生まれた激ウマB級グルメとは一体どんなものなのだろうか?奈良県民に聞き込み調査したところ、ある料理の名前が挙がった。その名は「大和焼きそうめん」。焼きそうめんと聞くと沖縄県の名物料理をイメージしてしまう。しかし、県民によると「普通のそうめんを焼いたものではないし、ソーメンチャンプルーでもない、パスタのようなおいしい麺料理」だと言う。期待に胸を膨らませながら、うわさの大和焼きそうめんを開発した「目茶旨地鳥焼家 ごちどり 新大宮店」に出向き、そのそうめんの正体とおいしさの秘密を聞いた。奈良県桜井市周辺の特産品「三輪そうめん」と奈良県唯一の地鶏「大和肉鶏」を絶妙なバランスでコラボレーションさせた料理。それこそが、初代「ならB級グルメグランプリ王者」に君臨する大和焼きそうめん(580円)だ。原料を聞いただけでも、まさに奈良尽くしの逸品であることが分かるだろうが、その味わいがまたすごいのだ。なんせ、スルスルッと喉を通る細麺が特徴の三輪そうめんに、あっさりしていながらクリーミーな味わいが特徴の100%大和肉鶏スープが絶妙に絡む。後をひく強いうまみがぎっしりで、リピーターが続出というのも納得できる。開発者の「奈良にもおいしい料理があるということを皆さんに知っていただきたい」という思いから誕生したという大和焼きそうめん。特別に厳選した大和肉鶏を毎朝さばくことで鮮度にこだわり、より味が染み込むようにとそうめんは生のものを使用している。固めにゆで上げ、そこに7時間コトコト煮込んだスープと秘伝のスパイスを絡ませて作る。「昔からの調理法に倣い、当たり前のことを真面目にやっているだけ」と謙遜するが、料理人のおいしさへのこだわりと、手間暇がかかっているからこそ完成する逸品なのだ。「ならB級グルメ決定戦」で優勝した「ごちどり 新大宮店」の栄光をたたえ、「大和焼きそうめん」を奈良のご当地グルメに認定された。B級グルメの王者を競う本家である「B-1グランプリ」に奈良県から初挑戦してはどうか?という話が持ち上がったという。しかし、B-1グランプリに出場するためには、B-1グランプリの正会員ならねばならないなど厳しい条件がある。このことから、B-1グランプリ出場は一時暗礁に乗り上げていた。現在は奈良市の協力などもあり、奈良県内で「大和焼きそうめん」をメニューに取り入れた店が多数出てきたことから、出場できる可能性が高まってきたという。ところで、今や奈良市のお墨付きまでもらっている「大和焼きそうめん」であるが、実は家庭料理から生まれたものだという。「焼きそうめんは家でよく作ってもらっていたメニューなんです。それをベースに試行錯誤を重ねた結果、大和肉鶏のうまみと合わせることを思いついたのです」と開発者の笹井マネジャーがルーツを明かしてくれた。そうめんが特産品で、家庭には必ず買い置きがある奈良県ならではの逸話だ。店では、今や月に約1,000食も注文されるという大人気メニューとなっており、年齢、性別を問わずに多くのお客さんに愛されている。コラーゲン豊富なスープや、抗疲労成分を含有する大和肉鶏とたっぷりの野菜が使われているため、女性のお客さんには特に喜ばれているという。「奈良にうまいもんなし。とはもう言わせない!奈良にはまだまだおいしい食材や料理がたくさんあるということを全国の皆さんに知っていただけるように頑張ります!」本家B-1グランプリ優勝の可能性も十分にある、奈良県の新ご当地料理大和焼きそうめん。奈良を訪れた際には、2012年「ならB級グルメ決定戦」第3位に選ばれた「シンデレラチキン目茶旨唐揚げ」や、大和肉鶏の旨さを最大限に引き出した「ももタタキ」などとともに、ぜひその味をご堪能あれ。●information「目茶旨地鳥焼家 ごちどり 新大宮店」創業:平成15年6月住所:奈良県奈良市大宮町6-9-4アクセス:近鉄奈良線新大宮駅から南へ。徒歩1分営業時間:17:00~翌2:00(LO1:00、日祝は~24:00(LO23:30))定休日:無休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日ホテル日航奈良(奈良県奈良市)は8月1日より、興福寺の節分行事「追儺会(ついなえ)」で関係者へ振る舞われる「粕汁」をホテルの朝食会場で再現し、宿泊客へ提供する。興福寺東金堂で行われる追儺会とは、毎年2月3日の18時30分より、薬師如来の御宝前で除災招福の悔過法要を行い、その後鬼追いの儀式、豆まきへと続く節分行事のこと。粕汁は、その法要前に興福寺の関係者や、行事の手伝いをする人の身体を温めるために振る舞われる一般の人々はなかなか口にすることができないもの。伝統的に継承されてきた食や行事などを体感してもらい、奈良ファンを増やしていきたいというホテルの取り組みの1つで、興福寺の全面協力のもと実現したという。粕汁の具材は、野菜や油揚げなどでヘルシー。白味噌と酒粕の風味が甘く香り食欲をそそる仕上がりになっているという。バイキング形式で、7時~9時30分の間に提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日第一興商は、奈良市が民間活力による施設の再生および都祁地域の活性化を図るために行った、「都祁温泉フィットネスバード」の事業実施者として選定された。「はり温泉らんど共同体」は「温浴日本再生」を旗印に結成された。“道の駅”「針テラス」に隣接する健康増進型温泉施設「都祁温泉フィットネスバード」の事業再生は、その第1弾となる。「都祁温泉フィットネスバード」では、現在の施設を活用し、1) 高齢者を中心に、楽しみながら地域住民の健康づくりが行える場、2) 運動支援などを通じて近隣地域の子供の健やかな成長を支援する場、3) 家族連れ(ファミリー層)が気軽に立ち寄れる場、4) 「針テラス」に立ち寄るドライバーのリフレッシュの場として活用するとともに、6月中旬に、施設内に「DAM倶楽部」をオープンする。「DAM倶楽部」では、高齢者に向けたカラオケ(音楽)や運動、コミュニケーションをテーマに、カラオケ施設や生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」のサービスを展開する。また、施設利用料金を1,400円から700円(税込み)に、営業時間を10:00~21:00から10:00~24:00に変更し、飲食のメニュー・価格の再検討や、エステなどの新サービスを導入。外壁を明るく塗り替え、夜間ライトアップを行う。施設名称も「はり温泉らんど」と改称し、温泉・娯楽施設であることを強く印象付けてゆく。また、キャラクターを採用して親しみやすい雰囲気を構築。B級グルメ屋台など、エントランス前広場でのイベントも定期的に企画する。■「はり温泉らんど」(旧「都祁温泉フィットネスバード」)施設概要・所在地:奈良市針町361番地(“道の駅”「針テラス」隣接)・設備内容:温泉、プールおよびトレーニング室などを備える健康増進型温泉施設・[1F]:プール(スイミングスクール)/サウナ・[2F]:浴室/エントランスホール(物販、ゲーム)/リラクゼーションマッサージジム/スタジオ・[3F]:ホール(コンビニエステ/大広間(休憩、飲食、イベント開催)/健康カラオケルーム/DAM倶楽部【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日ホテル日航奈良では、6月1日より、「東大寺」をイメージしたコンセプトルーム「華(はな)」を1室限定で販売開始する。また、それを記念して9月30日までの間、期間限定宿泊プランを販売する。「華(はな)」は、宿泊ゲストに、部屋の中でも“奈良”を存分に感じてもらうために誕生したコンセプトルーム。初回のテーマは「東大寺」とし、部屋の名前も東大寺の宗派「華厳宗」の一文字をとり、「華(はな)」と命名した。部屋はホテル9階東側に位置しており、窓から若草山や大仏殿・二月堂も望める。壁には写真家・木村昭彦氏撮影の「東大寺 大仏殿の写真」を飾り、「正倉院文様をあしらった華倭里行燈(かわりあんどん)」や、天平裂をイメージさせる和柄と麻を使った「ホテルオリジナルベッドライナー」などで心が穏やかになる空間を演出。さらに、部屋の中で鑑賞できるよう、過去の正倉院展などの展覧会図録を設置したり、東大寺の年中行事などのインフォメーションも充実させることで、より一層東大寺を満喫できるよう工夫したという。同ホテルでは、既存の部屋を大きく改装することなくバージョンアップし、今後も秋までに「春日大社」や「興福寺」など奈良を代表とする社寺をモチーフに、コンセプトルームを増設していく予定。■「東大寺をイメージしたコンセプトルーム『華(はな)』」概要 ・ホテル9階東側ツインルーム1室のみ(35㎡、トリプル・フォース対応可能) ・客室料金:1室35,000円(税金・サービス料込み)(トリプル39,500円・フォース44,000円) ・アメニティー:ミキモトコスメティックバスアメニティー ■「1日1室・期間限定 宿泊プラン」 ・名称:「朝食と薬湯がついてお得!『コンセプトルーム【華】誕生記念プラン』」 ・期間:2012年6月1日(金)~9月30日(日) ・料金:ひとり17,500円(1泊朝食付き・1室2名利用。税込み) ※3名利用、4名利用の場合追加料金が必要。・特典:東大寺薬湯(1室1個30g×2パック入り) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日今月末に待望のジャパンツアーを行うマイ・モーニング・ジャケットが来日記念盤を3月7日(水)にリリースする。タイトルはずばり『マイ・モニ』(“My Moni”)、全曲が世界初CD化という貴重な内容の一枚だ。マイ・モーニング・ジャケット来日ツアー情報トラックリストは以下のとおり。1. Friends Again2. Outta My System (Alternate Version)3. Circuital (live at World Cafe)4. Victory Dance (live at World Cafe)5. The Day Is Coming (live at World Cafe)6. Slow Slow Tune (live at World Cafe)7. Butch Cassidy (live at Terminal 5)8. The Way That He Sings (live at Terminal 5)9. One Big Holiday (live at Terminal 5)10. It Beats 4 U (live at Terminal 5)11. Smokin’ From Shootin’ (live at Terminal 5)マイモニ節全開の新曲M1から、彼ららしいユーモアが垣間見えるM2、繊細で温もりのあるスタジオ・ライブを音源にしたM3~M6、2010年NYで行った5夜連続ライブからセレクトしたM7~M11まで全11曲を収録。来日前に予習しておくには絶好のスペシャル盤だ。また、来日公演を記念してマイ・モーニング・ジャケットの特設日本語サイトもオープン。日本のファンに向けたメッセージが現在アップしているほか、今後の最新ニュースなど随時サイトでアップしていくという。来日公演は3月26日(月)大阪・BIGCATでスタート。チケットは現在発売中。■My Morning Jacket『My Moni』マイ・モーニング・ジャケット『マイ・モニ』PCD-4622 定価¥1,470(税込)■MY MORNING JACKET JAPAN TOUR 20123月26日(月) 19:30開演BIGCAT (大阪府)3月27日(火) 19:30開演名古屋クラブクアトロ (愛知県)3月29日(木) 19:30開演SHIBUYA-AX (東京都)
2012年03月07日世界中の音楽ファンやメディアが“宇宙最高のライブ・バンド”と称賛するマイ・モーニング・ジャケットの来日公演が決定した。「マイ・モーニング・ジャケット」の公演情報全米ビルボード・チャート5位を記録し、世界中で話題となった最新アルバム『サーキタル』をひっさげて行われる来日ツアー。欧米では大型フェスのメイン・ステージ(多くの場合はヘッドライナー級で)を次々と制覇してきたその圧倒的なライブが、また日本に帰ってくる!前回来日の2009年は歓喜の満員御礼。さらにスケール・アップしたライヴは、2012年最も注目のライブになるだろう。マイ・モーニング・ジャケットの来日ツアーは、2012年3月26日(月)に大阪府・BIGCAT、同27日(火)に愛知県・名古屋クラブクアトロ、同29日(木)に東京都・SHIBUYA-AXで開催。チケットの一般発売は12月3日(土)10:00より。また一般発売に先駆け、11月22日(火)昼12:00より11月28日(月)昼12:00まで主催者先行を受付。■マイ・モーニング・ジャケット 来日ツアー2012年3月26日(月) 19:30開演BIGCAT (大阪府)2012年3月27日(火) 19:30開演名古屋クラブクアトロ (愛知県)2012年3月29日(木) 19:30開演SHIBUYA-AX (東京都)
2011年11月22日秋の深まりとともに、魅力が高まる、奈良へのほっこり旅。旅の途中、日本庭園を眺めながら、体に優しい和のランチを味わい、奈良伝統工芸に触れる、体験プランはいかが? 奈良で約300年続く、奈良晒(さらし)の問屋、中川政七商店の和雑貨ブランド「遊中川」の本店では、布蔵を改装した「機場(はたば)」にて、麻の手紡ぎ手織り体験ができる。ならまちの路地裏に残る、築120年の町屋に店を構える、遊 中川本店。奈良の特産品である蚊帳生地を使用したふきんや、日本の伝統色が映える手紡ぎ手織り麻の小物が揃う。奈良晒とは、奈良周辺で生産されてきた麻織物。麻皮を紡いで糸にし、手織りした麻布を天日に晒し、純白にしたもの。日本の麻織物を代表する高級品。現在では、奈良の月ヶ瀬地区で、わずかに生産されているのみ。中川政七茶房のお重ランチ地元・奈良の食材を取り入れ、季節感のある、目にも舌にも嬉しいランチ。ランチをゆっくりと楽しんだ後、機場を体験する。※画像はイメージです。落ち着いた和の空間で、食事や甘味が楽しめる、中川政七茶房。元は布蔵であった場所を改装した「機場」。月ヶ瀬から、最近まで、実際に使われていた織機を運び入れてある。奈良晒の手紡ぎ手織り体験では、大麻を裂いて、撚りをかけて糸を作るといった工程から、織り、布に仕立てるまでを体験。細かな作業の積み重ねで作られ、ひとつひとつの工程が、いかに重要かを知る。アテンドが付き、奈良晒と中川政七商店の歴史について、楽しく、詳しく解説してくれる。その昔、実際に使われていた大福帳といった小物も置かれている。体験してこそわかる、麻織物のよさ。伝統工芸の素晴らしさを改めて知る、いい機会だ。なお、第63回正倉院展開催中(~2011年11月14日まで)の、2011年11月12日(土)には、中川政七茶房の正倉院展限定甘味と機場体験に、正倉院展入場券が付いた「奈良の伝統工芸体験&第63回正倉院展鑑賞(甘味コース)」企画も用意されている。お問い合わせ:中川政七茶房 tel.0742-24-2267奈良県奈良市元林院町31-1中川政七茶房のお重ランチ、アテンド付き機場体験(手織り麻商品の土産付き)1名¥3,000毎日13:00~(所要約1.5~2時間。13時~ランチ、14時~機場体験)※3日前までに要予約。「奈良の伝統工芸体験&第63回正倉院展鑑賞(甘味コース)」 専用応募フォーム
2011年11月07日