Boxは2月6日、クラウドストレージ「Box」上でノートを作成できるツール「Box Notes」に新機能として、バージョン履歴、表、画像取り込みの3つを導入したと発表した。バージョン履歴は、作成中のノートを以前のバージョンに復元して閲覧できるようにする機能。これにより、作成中のノートは約5分ごとに自動保存されバージョン管理されるようになる。利用するには、メニューから「バージョン履歴」ボタンを押して管理画面が開き、戻したいバージョンを選択することで、そのときの編集内容にノートを戻せる。共同作業をしている場合は、管理画面上でバージョンごとに編集した人を確認できる。表は、ノートの中に新たに表を追加できる機能。表を大きくしたり入力した文字を修正したりなど、簡単な表を作れる。ノートのメニューから「表の挿入」を押して使用する。iOS用のアプリ「Box for iPhone and iPad」でも既存の表を編集できる。画像の挿入はノート内に画像を挿入する機能。メニューから「画像の挿入」ボタンを選び、「コンピュータから画像を追加」と「Webから画像を追加」を選び、中の画像を選択して貼り付けられる。デスクトップの画像は、Box内にできる「Box Notes Images」のフォルダ内に自動的にアップロードされる。iPhoneおよびiPadを使用している場合、3.6.1のリリース以降、カメラを用いて写真を撮ったり、フォトライブラリから写真を挿入したりできるようになる。
2015年02月09日デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行うimpactTVは1月15日、タッチ式デジタルサイネージとして、商品訴求と接触履歴取得を同時に実現するフィールド・トラッキング・ソリューション「PISTA(ピスタ)」オフラインを発表した。「PISTA」は、デジタルサイネージを活用し、商品訴求とタッチ式サイネージの接触履歴取得を可能とするソリューション。画面タッチログを蓄積することで、店頭動向の把握・分析を実現する。また、サイネージにて配信するコンテンツを簡単に作成できる支援ソフトも併せて提供し、自社でのコンテンツ作成が可能に。利用プランは、USBによるコンテンツ更新を行う「オフライン版」と、ネットワーク経由でコンテンツを更新する「オンライン版」の2つを用意する。今回リリースするプランは、オフライン版の「PISTAライト」で、PCにて作成したコンテンツはUSBを用いて端末に取り込むことができる。
2015年01月16日PASMO協議会と株式会社パスモは18日、PASMO公式サイトでの「マイページ・PASMO履歴照会サービス」を正式に終了させると発表した。現行のシステムでは残額履歴などが第3者によって閲覧される可能性を完全に排除できないと判断したため。同サービスは3月1日より一時停止していた。「マイページ」は、PASMOウェブサイトにて自身の持つ記名PASMOとPASMO定期券の約3カ月前までの残額履歴等が全件閲覧できるサービス。PASMOカード番号と、購入時に登録した氏名・生年月日・電話番号を入力することにより本人確認を行っていた。しかしSNSの普及により、これらの個人情報が第3者の目に触れる機会が多くなったことに加え、スマートフォンなどで撮影した写真が即座に公開されることなどにより、カード番号ですらウェブに公開されている現状を踏まえ、サービス終了の結論に至ったとしている。今後、残額履歴を確認するには、PASMOが利用できる駅の券売機やバス営業所などで印字してもらう必要がある。一部の鉄道事業者では、直近26週間以内の利用分100件の残額履歴を印字できるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日転職する上で採用されるためには、履歴書の作成もまた、欠かすことのできないポイントのはず。そこで履歴書作成における注意点などを、キャリアコンサルタントの坂本徳子さんに聞いてみました。――履歴書の作成において、受かりやすいもの、落ちやすいもの、違いはあるんでしょうか。「基本的には、ペンで丁寧にしっかりと漢字を使って書くことですね。文字から受ける印象は強いので、履歴書は採用か不採用の大きな判断材料になります。誤字脱字はもちろん、学校の入学、卒業の年月日の間違えも厳禁です。細かくチェックされることを前提として考えましょう。履歴書はまず、不採用にならないことが大事なわけですから、その原因を自ら作ってしまっては元も子もありません。そしてもし、せっかく最後まで書き終えたのに、見直したら間違いが見付かった場合、その場合は残念ですが最初から書き直しすることをお勧めします。修正液を使った履歴書が、相手に良い印象を与えるとは思えませんよね」――履歴書をパソコンで作成した方が見やすいと思うのですが、それはルール違反でしょうか?「そんなことはないと思います。特別に手書きの指定がない場合、希望する職種が事務系であればパソコンスキルのアピールにつながるかもしれません。とにかく、自分の能力を積極的に相手に伝えることを心掛けましょう」――履歴書にはる自分の写真について、注意点などあれば教えてください。「まず、サイズが合わないなどは問題外ですね。しっかりと枠に当てはまるようはってください。写真が古すぎたりしてもダメ。履歴書用に新しく撮影してください。服装についても、ラフなものは避けた方がいいかもしれませんね。できれば正装で、髪型も整えたものを使いましょう。写真は、あなたのことを知らない相手に、自分のことを分かってもらう大きな判断材料になります。これだという1枚を、慎重に選びましょう」――最近では履歴書と一緒に、職務経歴書の提出も求められますが、こちらも書き方にコツはありますか?「職務経歴書は、自分がこれまで身に付けた経験やスキルの最大のアピールの場となります。どんな仕事に従事して、今までどんな功績をあげたのかなど、分かりやすく的確にまとめます。その際に、具体的な数字などを明記すると伝わりやすいかもしれません。マイナスなイメージの伴わない書き方が望まれます」履歴書1枚が、もしかしたら自分の人生を大きく変えることになるかもしれません。そう考えると、慎重になって当然の作業です。とにかく、自分がどういう人間なのか、丁寧に分かりやすく伝えることを心掛けて書くことが大事なことのようですね。(OFFICE-SANGA 川島光明)監修:坂本徳子パフォーマンスコンサルタント、CMCA認定キャリアカウンセラー、日本交流分析学会正会員。これまで多くの大手企業の新人研修やCAコンサルティング、学生のキャリアデザインなどを手掛けてきている。社会人としてのビジネスマナーなどにも詳しい。監修書籍として『「君、こんなことも知らんのか」と言われる前に読む本』(洋泉社)がある。
2012年04月27日