俳優の岡田将生がアクションに初挑戦する、本多孝好原作の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月27日公開)の予告動画とポスターが20日、公開された。本作では、極秘機関の実験によって、特殊能力を得ることと引き換えに20歳前後までしか生きることができない宿命を背負わされた子どもたちが、未来の希望を信じた昴(岡田)らチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームに分かれて死闘を繰り広げる。黒島結菜(碧)や松岡茉優(モモ)ら、注目の若手俳優たちが出演していることでも話題を集めていた。ポスターと共に公開された動画では、昴の超視覚、モモの超圧縮呼気、亘(白石隼也)の超腕力など、それぞれの特殊能力を使った迫力のあるバトルが展開。さらに、「人間どもが!」と激昂する学に続き、「やめろ!」という昴の叫びが捉えられるなど、両チームの対立の激化を予感させる内容に。また、後半では4人組バンド、ゲスの極み乙女による主題歌「ロマンスがありあまる」が初披露。闘いの中で苦悩する子どもたちの姿とシンクロするかのような、切ない歌詞が印象的な楽曲になっている。原作は作家の本多孝好氏による同名小説。『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督がメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が脚本を務めた。(C)本多孝好/集英社(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年03月20日岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優らを筆頭に、若手注目株の俳優が勢ぞろいし、本多孝好による新感覚アクション巨編小説を実写化した、映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび疾走感あふれる予告映像とメインビジュアルが解禁となった。1990年代初め、ある極秘機関の実験によって、2組の“進化した”子どもたちが誕生した。全く違う方法で生み出された彼らの共通点は、通常の人間にはない特殊能力を持つこと。彼らはその能力と引き換えに、20歳前後までしか生きられないという宿命を背負っていた。対立する2つの集団、彼らを利用しようとする権力者たち…それぞれの思惑が交差する中、切なくも壮絶なバトルが始まる──。今回解禁された予告映像では、未来の希望を信じた昴(岡田将生)率いるチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームがそれぞれの特殊能力を駆使して闘うアクションシーンがふんだんに使用されており、手に汗握らずにはいられないセンセーショナルな映像となっている。これが初披露となる主題歌は、若者を中心に熱狂的な支持を集め、岡田さん自身も大ファンだという人気4人組バンド「ゲスの極み乙女」が手掛ける「ロマンスがありあまる」。迫力の戦闘シーンに重ねられた透明感ある歌声がアクセントとなり、予告映像を彩っている。また、併せて解禁された本ポスターのビジュアルも、スバルとアゲハ、2つのチームの激しいバトルを暗示した、スタイリッシュな仕上がりに。「人間の限界を超える身体能力を発揮できる」という能力を持った昴を演じる岡田さんと、不敵に構える染谷さんの姿が、まさに“次世代アクション超大作”の誕生を予感させる。混沌とした現代を生きるすべての人々に贈る、切なくも壮絶なアクション・エンターテイメント超大作の公開を心待ちにしていて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月20日岡田将生、染谷将太など新時代の豪華キャストが競演を果たす映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の主題歌および挿入歌を、人気4人組バンド「ゲスの極み乙女。」が担当することが決定。新たに「ロマンスがありあまる」「サイデンティティ」の2曲を書き下ろすことが明らかとなった。本作は、ある極秘機関によって生み出された、“進化した”2組の特殊能力者たちが主人公。宿命によって引き合わされた能力者たちの、希望を未来につなごうとする者と絶望的な未来を破壊しようとする者とに分かれた壮絶な戦いを、葛藤や仲間との絆といった人間ドラマも交えながら、濃密に描き出す。『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督のもと、本格アクション初挑戦の岡田さんを主演に、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、黒島結菜ら若手実力派俳優が結集していることでも、早くも注目を集めている。そんな本作で、主題歌を担当することとなった「ゲスの極み乙女。」。若者やサブカル層に人気の彼らだが、主演の岡田さんも大ファンとのこと。「大好きな瀬々監督作品に大好きな『ゲスの極み乙女。』が主題歌になりました!作品を撮ってるときは毎日聴いてました。これで僕も“ゲス”になれた気がします。『ロマンスがありあまる』最高すぎます!」と喜びいっぱいにコメント。「ここまで時間を忘れた映画はなかなかありません」と本作の世界観にすっかり引き込まれたという「ゲスの極み」ヴォーカル&ギター担当の川谷絵音は、主題歌「ロマンスがありあまる」について、「台本にあったセリフの一部分をそのまま歌詞のAメロの一部に使いました。映画の中でもかなりグッとくるセリフで『是非使わせて下さい』と制作側にお願いしたところ、快く承諾いただいたので使わせていただきました」と明かしている。また、sigh(溜息をつく)とidentity(自己同一性)を含んだ造語から成る挿入歌「サイデンティティ」については、「映画の後半がよりドラマチックになるように計算して作りました。特にサビの爆発力は映像にかなり合っていると思います」と自信を覗かせる。「アイデンティティがわからなくて溜息をついている様を表現しました。映画に出てくる若者たちが自分たちのいる意味を必死に探していて、でもそれが見つからないでいる様に重ねました」。そして瀬々監督も、主題歌の「歌詞の中にある『死に物狂いで生き急いでんだ』にグッと来た」そうで、「この楽曲は、若い衆にも、そんな盛りを過ぎた人にも、言えば気恥ずかしくなる青春という言葉がもっと生々しく感じられるよう、映画に広がりを与えてくれた気がする。ホント、ありがとう、なのです」と絶賛の言葉を贈る。4月22日(水)には2ndシングル「私以外私じゃないの」の発売が決定している中、新たな書き下ろし楽曲で初の映画主題歌、しかも超大作への抜擢となった「ゲスの極み乙女。」。スクリーン上で炸裂する、進化した若者たち×進化した音楽のコラボレーションに注目が集まりそうだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日岡田将生、染谷将太を主演に作家・本多孝好のベストセラー小説を映画化する『ストレイヤーズ・クロニクル』。明日3月14日(土)のホワイトデーを記念して、本作に登場する驚異の身体能力を持った男たちの画像が一挙に解禁。話題作への出演が続く、イケメンの“NEXTジェネレーション”たちが勢ぞろいした。本多孝好による新感覚アクション巨編を、鮮烈な映像表現と世代を超えた実力派俳優たちが高次元の融合を果たして、実写映画化した本作。今回到着したのは、“チームスバル”のリーダー、昴(岡田将生)や“チームアゲハ”のリーダー、学(染谷将太)を始め、亘(白石隼也)、良介(清水尋也)、壮(鈴木伸之)、ヒデ(柳俊太郎)、隆二(瀬戸利樹)とイケメンすぎて眩しいフレッシュな魅力満載の “ストクロメンズ”の新画像。劇中では、『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームのもと、激しいアクションを披露している彼らは、若さと危うさ、その切なさと輝きを、それぞれ演じ切っている。“チームスバル”とは、脳内ホルモンを操作して異常進化を促し、超人的な身体能力を発揮できる者たちだ。岡田さん演じる昴は、視覚と脳内神経の伝達速度が高度に発達し、相手の動きの先を読み反応できる、いわば未来が見える男。仲間を想う気持ちは誰よりも強いが、心の優しさが弱点というリーダーだ。“スバル”の一員、亘は、超腕力・無痛の男。筋力が異常発達し、痛覚が麻痺しているため、自らの肉体を壊してしまうほどのパワーの持ち主。だが、固く結ばれていた昴との絆はやがて破綻し、変貌してしまう。演じるのは、「仮面ライダーウィザード」で人気となった白石隼也。『GANTZ』シリーズにも出演、朝ドラ「花子とアン」での好演も記憶に新しい。また、超記憶力の少年・良介は、目にしたすべての事象を脳内に記憶、さらにその膨大な記憶から求める情報を瞬時に引き出すこともできる、人間スーパーコンピューター。そのために消せない記憶にも悩まされており、引きこもりがち。演じるのは、『渇き。』の“ボク”役や、参加者1万人を超えるオーディションから中学校の問題児役に選ばれた『ソロモンの偽証』の清水尋也だ。そして、明るく能天気な性格で、チームのマスコット的存在となる隆二は、超高速の少年。通常の人間の視力では全く見えないほどの高速度で移動する。「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で連続ドラマ初出演を果たし、本作が映画デビューとなる瀬戸利樹が演じている。一方、染谷さん演じる学が率いる“チームアゲハ”は、遺伝子操作により別の生物の能力を持って生まれてきたグループ。体内に致死率80%のウイルスとその抑制抗体を併せ持っている学は、彼が死ぬとその抑制抗体がなくなり、ウイルスが拡散されてしまう。冷酷かつ非常識な存在だが、強烈なリーダーシップで“アゲハ”を率いている。チーターやバッタなどの遺伝子を組み込まれたのは、壮。“スバル”の隆二と同じく超高速移動の能力を持つが、パワーもあるため、隆二より一枚も二枚も上手だ。演じるのは「劇団EXILE」の鈴木伸之。『桐島、部活やめるってよ』のバレー部員役で注目され、その後もドラマや舞台出演が相次いでいる。また、アルマジロや甲虫の遺伝子を組み込まれたヒデは、弾丸を弾くほどに身体を硬化させることができ、長く鋭利な爪が武器に。学に強い忠誠心を抱いている。演じる柳俊太郎といえば、「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍中。その長身と神秘的なルックスから『クローズEXPLODE』『渇き。』、ドラマ「仮面ティーチャー」「黒服物語」などで存在感を発揮する。いずれも、日本映画界のNEXTジェネレーションを担う面々ばかり。いまから、彼ら“ストクロメンズ”をチェックしておいて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月14日スイスの時計ブランド・ウブロは1月29日、チャリティイベント「ウブロx田中将大 アイアン・アーム・チャレンジ」を六本木ヒルズアリーナにて開催する。「アイアン・アーム・チャレンジ」とは、アメリカのメジャーリーグベースボール「ニューヨーク・ヤンキース」の田中将大選手のもつピッチング最高速度156kmの記録に挑戦するチャリティイベント。参加対象は、小学生以下と女性各20人、中学生以上40人の3部門で先着80人が挑戦できる。予選では、同選手に挑む強い"気持ち"を叫び、1人1投でピッチングスピードを競う。決勝では、予選で3部門中で最速記録上位となった3人(計9人)が再度、同選手の記録に挑戦する。優勝者にはウブロウォッチ(100万円相当)と同選手サイン入りグローブ、準優勝者にはウブロアラームクロック(27万円相当)と同選手サイン入りグローブ、3位および一番強い"気持ち"を叫んだ人にはMVP賞として、同選手サイン入りグローブを商品として贈呈する。また、先着50人には予選参加賞も用意している。さらに、決勝後には同選手が金額の書かれた的を目がけて投球する「ターゲットチャレンジ」(9球を投球予定)も実施。同選手が投げ当てる的の数を予想するクイズを行い、正解した人の中から抽選で1人に、同選手のサイン入りグローブをプレゼントする。同イベントでの挑戦者のピッチングスピード記録×100円の総額、同選手が投げ当てた的の合計金額は、NPO法人「リビングドリームス」に寄付される。同法人は、日本の児童保護施設における生活スタイルの新しいスタンダードを築くために活動している。なお、同イベントはテレビや新聞などマスメディアに紹介される可能性もあり、各部門の先着順人数は状況により変更になる場合もあり。参加にあたっては身分証明書が必要となる。天候やその他の事由により、内容が変更または中止になる場合もあり。予選参加者には、田中将大選手の「ターゲットチャレンジ」の観覧エリアを案内する。同イベントの受付開始時間は15時30分~、予選開始16時30分~、決勝開始18時30分~。
2015年01月21日「ぴあ」調査による2015年1月9日、10日のぴあ映画初日満足度ランキングは、藤原竜也と岡田将生が主演を務める『映画 ST赤と白の捜査ファイル』がトップに輝いた。2位に人気テレビアニメ初の映画化となる『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』が、3位にリーアム・ニーソン主演のシリーズ最終章『96時間/レクイエム』が入った。その他の画像1位の『映画 ST…』は、多様化する現代犯罪を解決すべく警視庁が設置した科学特捜班、通称“ST”メンバーの活躍を描く。出口調査では「事件の謎解きと、ちょいちょい笑いもあって楽しかった。アクションシーンは映画ならではの迫力があってカッコよかった」「藤原竜也と岡田将生のやり取りが好き。ドラマ、映画を通してメンバーそれぞれが成長していく姿に感動した」「藤原竜也が可愛かった。ドラマとは違う部分もあるので観に来てよかった!」「劇場版はさらにストーリー展開がおもしろくなっていて見応えがあった。窪田正孝演じる黒崎がカッコよかった」などのコメントが寄せられ10代、20代を中心に支持を集めた。2位の『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』は、近未来を舞台に公安局刑事課メンバーたちの活躍と葛藤を描くSFアクション。観客からは「主人公の常守朱がとにかくカッコよくて期待以上!映画版はアクションシーンなど映像がレベルアップしている」「今までにない世界観がこの作品の魅力。常守朱のメンタルの強さにも注目してほしい」「機械によって動く社会を舞台にしていて、現代社会へ警鐘を鳴らしているようで興味深い」「ボリュームがあって期待を裏切らない内容。ラストにかけての一連の演出と映像には目を見張るものがあった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、1月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年01月13日映画『ST赤と白の捜査ファイル』の初日舞台あいさつが10日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、キャストの藤原竜也、岡田将生、志田未来、芦名星、窪田正孝、瀬戸朝香と佐藤東弥監督が出席した。今野敏の同名小説(講談社文庫刊)を実写化した本作は、日本テレビ系で放送されたドラマシリーズの劇場版。警視庁内に設置された科学特捜班・STは、法医学のスペシャリスト・赤城(藤原)をはじめ、優秀だが性格に難があるメンバーばかり。そんな中、サイバーテロ事件が起こり、殺人容疑で逮捕された赤城とSTを管理する百合根(岡田)らは対決することになる――というストーリーで、映画は全国公開中。ハッピ姿で現れたキャスト陣は、大歓声を上げる観客に紅白のお餅を配りながらステージに登壇し、藤原は、「監督に多くの人に受け入れてもらえるような作品にしてもらった。今日は笑って温かい気持ちになって帰って欲しい」と胸を張ってアピール。また、朝9時からの舞台あいさつだったため、「本当に眠いです……」と笑いを誘った岡田も、「“キャップ”として、STのメンバーを愛してきた自信がある。変わったメンバーですが、みなさんがこんなに愛してくれてうれしいです」と笑顔であいさつした。また、劇中で、武術に秀でるが言葉を発しないSTメンバー・黒崎(窪田)と対峙するシーンがある藤原は、アクションが得意ということもあり、「窪田くんが毎回毎回とんでもない動きをしてたので、そういうのも良いなぁと思ってた。今回は念願が叶って良かった」と満足げに語った一方、窪田は、「僕は逆にたくさんしゃべって謎解きをしたい」と苦笑い。同シリーズでは、STメンバーによる長セリフの応酬も見どころとなっており、STの監査役・松戸理事官を演じた瀬戸は、「隣りで見ていて、みんな集中力がすごかった」と感嘆していた。舞台あいさつ最後は映画続編の話になり、カツラを着用した役柄だった志田が、「ドラマを観ていた人に『頭デカいね』って言われてたので、カツラを外すシーンをたくさん作って欲しい」と笑いを誘うと、芦田も、「現場検証とかに、STメンバーみんなで行きたい。意味なく集合してるみたいな」とノリノリで、岡田は、「絶対面倒くさいことになる!」と大爆笑。そんなキャスト陣たちの言葉に、佐藤監督は、「全部やりたいですね。頭からあふれるくらい考えてます」と続編制作へ意欲を燃やしていた。
2015年01月11日『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』が1月10日(土)に公開を迎え、主演の藤原竜也、岡田将生、志田未来、芦名星、窪田正孝、瀬戸朝香、佐藤東弥監督が赤と白の法被姿で朝9時から上映前の舞台挨拶に登壇し、映画の公開を祝った。特殊な能力に長けた個性豊かなメンバーを擁するST(科学捜査班)が事件を解決していく様を描いたスペシャルドラマ、連続ドラマの映画化。STの頭脳とも言える赤城(藤原さん)が“容疑者”として追われるという衝撃的な事件の解決にメンバーたちが挑む。朝9時開始の舞台挨拶にもかかわらず場内は満員。藤原さん、岡田さんら登壇陣は獅子舞に先導されて、客席の間を通って登場し、観客に紅白の餅を配りながら壇上へ。藤原さんは「明けましておめでとうございます」とまずは新年の挨拶。「夏に撮影して、ようやく公開です」と満を持しての公開の喜びを口にする。岡田さんは「ちょっとだけ本気で眠いです(笑)」とボヤキ気味に語っていたが、主演2人に続いてマイクを握った志田さんが「お2人とももっとしっかりしたこと言うかと思ってたら意外とナチュラルで…(笑)」と舌鋒鋭く語り、会場は笑いに包まれた。初回上映を前に、制作陣はさらにその先、早くも続編を見据えているようで、登壇陣には「この先やってみたいこと。やり残したことは?」という質問が。藤原さんは「窪田くんが毎回、とんでもない身体能力を見せてくれて、そういうのもいいなと思ってます。派手なアクションやりたい。いつも黒崎(窪田さん)がいいとこを持って行くので(笑)」と武闘派への転身を希望。一方の窪田さんは、「逆に謎解きしたいです。たくさん喋って『謎は全て解けてしまった』とやりたいけど…なんせ(黒崎は設定上は)喋れないので…」と羨ましそうに語っていた。芦名さんは「みんなが揃うシーンが好き」ということで、個性があり過ぎて個別行動の多いSTの面々が「全員で動くのをやりたい。全員で現場検証行ったり、意味なくても一緒にいるのがいい」と希望を明かすが、STのまとめ役である岡田さんは「めんどくせー(笑)!絶対に大変ですよ!」とうんざりした表情。この日は初日を祝って壇上で鏡開きも行われ、ヒットを祈願。キャスト陣からは喜びと共に長年、寄り添ってきた作品の巣立ちに対し「寂しい」という言葉も漏れた。最後に、改めてマイクを握った岡田さんは「僕自身、スペシャルドラマで始まった時からキャップとしてSTのメンバーを一番愛してきた自信があります!みなさんが変わったメンバーをこんなに愛してくれるのが本当に嬉しいです。みなさんの心の中にメンバーが残ればと思います」と語りかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ST赤と白の捜査ファイル 2015年1月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ST赤と白の捜査ファイル」製作委員会
2015年01月10日誰よりも女らしく、誰よりも男らしい。菅田将暉はそんなキャラクターを驚くほど丹念に、心を込め、真摯に作り上げた。東村アキコの同名ベストセラーコミックを映画化した『海月姫』(くらげひめ)で、菅田さんは女装美男子・鯉淵蔵之介を熱演。その“女装美男子”と呼ぶに相応しい女性的な美に、まずは目が行く。しかしながら、程なく浮かび上がってくるのは、女性的な美の中にある男性的なカッコよさ。この複雑な役に、いったいどう取り組んだのか。「とりあえずやれることはやろう」。全てはそこから始まったという。「キャラクターとして成立するのかなって、すごく不安でしたね。分からないことだらけだったし、そもそもゴールが分からない。なので、とりあえずやれることはやろうという気持ちでした。やっぱり男性が女性の服を着ると、絶対に違和感が出るんです。その違和感をなくすことが、まず最初の目標でしたね」。「今まではスカートから出た自分の脚なんて見たことがなかったし」と笑う菅田さんが、違和感をなくすために取り組んだことの1つは“減量”。「数字を気にしていたわけではないんですけど」と前置きしつつも、当時の体重より、結果的に10kg以上減ったと明かす。「女性の服って、すごく小さいんです。こんなの着るの?って思ったくらい。なので、きちんと着られるように何とかしなきゃという思いでしたね。炭水化物を摂るのをやめて、野菜とフルーツだけの生活に切り替えました。2か月くらいかな…。撮影が終わった日には、思いっきりラーメンと餃子を食べました」。そもそも、なぜ蔵之介は“女装美男子”と化したのか。政治家の家に生まれながらも、ファッションの世界で生きることを夢見る彼の女装を、菅田さんは「鎧」と表現する。「蔵之介はずっと、自分の居場所を探しているんです。アイデンティティーの問題ですよね。彼は容姿端麗だし、生まれは政治家の家だし、きっともてはやされて生きてきたと思うんです。自分の力じゃないもので評価されてきた。でも、そういう人間の中には、恐怖があるんです。だからこそ自分で何かをすることによって、反応が欲しかったんじゃないかな」。「そういった蔵之介の生き様が、カッコよく見えたらいいなって思いながら演じました」。女性的な美の中にある男性的なカッコよさは、そんな思いに起因しているようだ。「誰よりも男らしい蔵之介の男らしさを、ちゃんと表現することが重要でしたね。人に影響を与えていくカリスマ性、言葉遣い、パワー、熱量。それらを持って物語を生きているうちに、ビジュアルがどうでもよくなればいいなって。要は不自然なんです。女性としての生き方を捨てた女性たちの中に、男性の姿をしていない男性がいるわけで、よく分からない世界(笑)。でも、それが不自然に思われないようになればいいなって」。菅田さんの言う「女性としての生き方を捨てた女性たち」とは、クラゲオタクの主人公・月海(つきみ/能年玲奈)をはじめとするオタク女子集団のこと。物語は、古びたアパートで共同生活を送る彼女たちが、蔵之介と出会うところから展開していく。自分の殻にこもってオタク道を突き進む月海たちに、勇気と自信を与えようとする蔵之介。「これは僕自身も蔵之介と同じ意見なんですが…」と、菅田さんも引きこもり系オタク女子たちに物申したいことがある様子?「勿体ないなと思いました。特に蔵之介みたいに囚われている人間からすると、自分の好きなものを大事に生きている人が輝いて見える。だからこそ、それを武器にすればいいのになって、お節介を焼きたくなるんです。そこが僕と蔵之介の一番の共通点でしたね」。そんな中、気になるのは月海と蔵之介のほのか過ぎる恋愛模様。男女のことに疎い月海と、勘がいいわりに自分の恋心には気づかない蔵之介。月海に一目惚れする蔵之介の兄・修(長谷川博己)の存在も加わり、事態は混乱していく。とは言え、ベタな三角関係に陥ることはない。“ほのかさ”こそが、この作品を味わい深くする。「それがこの映画の悩ましいところなんです(笑)。月海と蔵之介って、不思議な距離感なんですよね。月海のエリアに蔵之介はなかなか入れず、強引に入るわけにもいかない。その空間を大切にしつつ、関わる方法を模索していくんです。だからこそ、2人をベタベタさせたくはなかった。触れ合わせることで何かが壊れてしまう気もしたし、それよりも言葉や視線だなって。月海が違和感なく自分を見ているだけで、蔵之介的には満足なんです。僕はそこが好きですね。もどかしいけど、恋愛なんてもどかしいものだし。もどかしい自分に酔うこともあるだろうし、すんなり行かないのがいいんじゃないかなって」。女装美男子と化し、『海月姫』の世界を生き、感じたことが2つある。それは「女性がデートに出掛けるまでにする支度を考えると、男はデート代くらい喜んで払うべき!」ということ、そして「自分が好きなものを裏切らないでいることの大切さ」だそう。「だって好きなんだもん。で、いいんじゃないかなって。これはちょっと男性的な考え方かもしれないですけど、人間っていつか戦う時が来るので」と続ける。「だって好きなんだもん」を掲げながら戦う。この状況に、今年の菅田将暉ほど当てはまるものはないのではないか。NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」出演に始まり、公開映画は本作を含め3本。夏には舞台「ロミオとジュリエット」の主演を務めた。すでに撮影済みの出演映画も来年の公開を待っている。「今年はだいぶ戦いましたね。でも、戦おうと思って戦ったので。戦えるって、いいですよね。そんな場はなかなかあるものじゃないですし。自分の首をどんどん締めていく感じです(笑)。傍から見たら“いい感じ”でありたいんですけど、自分の中では“いい感じ”じゃない方がいい。なるべく苦痛を味わいたい。それは、何かを自分で開拓していかなきゃいけないってことなのかなとも思っています」。「芝居が好き。もっともっと芝居がしたい」。こう呟く一方、「どう好きなのかも分からなくなっている」という。「よく分からないけど楽しんでいたら、“ああ、もう50歳だ”ってなるのが理想。走り続けたいけど、走り方にもいろいろあるんだなって学んだ1年でもありました。夏に舞台をやった時、パワーで圧倒してやろうと思っていたんですけど、変に力を入れない伝え方もあるんだと気づいたんです。スキップしてもいいし、四つん這いになってもいいし、逆立ちしてもいいし、後ろ向きで走ってもいい。結果論で評価されることが多い中、過程もフィーチャーしてもらえる役者の仕事だからこそ、そこを楽しんでいきたいですね」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年12月25日ドラマ・映画・舞台と活動のフィールドを広げる俳優・岡田将生を主演に迎え、『デスノート』『GANTZ』の製作チームが贈る『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび、一度観たら忘れられない(?)本作のTVスポットCMを、12月20日(土)からのオンエアに先駆けシネマカフェが独占入手。気鋭のベストセラー作家・本多孝好による同名小説を、瀬々敬久監督×岡田将生という『アントキノイノチ』コンビが再びタッグを組んで実写化した映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。バブル期に端を発した実験により誕生した2組の異能の若者たちが対立する様を描き、やがてはその戦いが人類の未来をも左右していくという壮大なストーリーだ。今回、シネマカフェが入手したスポットCMでは、岡田さん演じる“最強の男”主人公・昴(スバル)の目にもとまらぬバトルや、染谷将太演じる “殺人集団アゲハ”を率いる車椅子の青年・学(マナブ)の登場シーン、2組の若者たちの幼少時代、そして岡田さんの咆哮など、息を詰めて見守りたくなるようなシーンが連続。その合間に、「ストレイヤーズ・クロニクル」と“イイ声”でタイトルが何度も連呼されている。誰もがどこかで聞いたことのあるはずの“イイ声”、その正体はラジオDJの第一人者として知られ、ナレーターの仕事も数多くこなす小林克也。鮮やかなアクションと漂う緊迫感を満喫できる映像の最後には、「ストクロ!」と締める小林さんの歯切れの良い声が強い印象を残している。主演の岡田さんを始め、染谷さん、成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜といった若手実力派俳優陣が、対立する異能の若者たちを演じているだけでなく、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らベテラン俳優たちが彼らを翻弄する重要な役どころで登場する本作。単行本3巻に及ぶスぺクタル巨編をミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを迎えるという映画の世界を、まずはこちらの“凝縮”映像から覗いてみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日日本テレビの連続ドラマの劇場版となる『映画 ST 赤と白の操作ファイル』の完成披露試写会が12月9日(火)に開催。主演の藤原竜也、岡田将生に志田未来、芦名星、窪田正孝、三宅弘城、佐藤東弥監督が舞台挨拶に登壇した。それぞれ専門分野のエキスパートであるが、変人揃いの「ST(科学捜査班)」の面々が難事件に挑んでいく姿を描き、スペシャルドラマ、連ドラと放送されてきたが、連ドラ最終話で藤原さん演じる赤城がまさかの逮捕という形で幕切れ…。今回の映画ではその真相が描き出される。キャスト陣は客席の間を通って登壇。最初に藤原さんと岡田さんがそれぞれ左右の扉から姿を見せると会場は熱狂。窪田さんは、三宅さんと一緒に登場したが、途中で劇中の黒崎と山吹のやりとりそのままに、窪田さんが三宅さんの耳元にささやく仕種を見せ、ファンからは悲鳴のような歓声が上がった。藤原さんは、ドラマ最終話から劇場版を待ち望んだファンに「(ドラマで)モヤモヤした終わらせ方をしてすいません。全部監督のせいです。“赤城逮捕”という…自分でもなんで捕まったのか分かんないけど…(笑)」とこれから映画を観る観客の期待を煽る。スペシャルドラマから2年弱の間で、印象深い出来事を尋ねると藤原さんは、ある飲みの席で志田さんが発した注文「ゆず酒ソーダ割り」という早口言葉のような言葉がキャスト陣の間でブームになり、さらにセリフの中で人物名「柚木響子」、さらに「ストラディヴァリウス」という言葉に苦しめられたと述懐。セリフ量の多い本作にあって、窪田さんだけはほとんどセリフを発しないとあって、藤原さんは「ひと言もしゃべらずに最後にカッコいいとこを持っていく。窪田くんのための『ST』ですよ」と恨み節を連ねて会場は笑いに包まれた。岡田さんは、完成したドラマの第1話を、藤原さんの家で藤原さん、レギュラーであり映画にも出演している田中哲司さんと一緒に見たそうで「共演者と見るのも初めてのことでなかなかない経験だった」と嬉しそうにふり返る。だが、「第1話の感想とかを語り合うかと思ったら、感想を言わずに大の大人3人が『桃鉄』をやりたいとなって…(苦笑)」と感想そっちのけでゲームに興じていたことを明かした。志田さんは、映画のロケ撮影で一泊した際「怖い話をしたんですが、私は苦手で…。星さんの部屋に泊めてもらいました」と明かす。芦名さんは「小動物みたいでかわいかったです」と笑顔を見せた。三宅さんは、その芦名さんがある席でビートたけしのモノマネをしたと暴露!当然(?)、この場で生で…という流れになり、芦名さんは照れながらも「バカヤロー!」とモノマネを披露し会場を沸かせる。さらに、最後の挨拶でも藤原さんが「星ちゃんが、ヤギのモノマネを忘れてたみたいで(笑)」と突然のムチャぶり!芦名さんは観念したように「すぐに終わらせますから(苦笑)…メェェ」と見事にヤギのモノマネを披露し会場は拍手と笑いに包まれた。『映画 ST 赤と白の操作ファイル』は2015年1月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月09日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太や成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜、さらに豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らと共演する次世代アクション超大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームが再結集し、鮮烈な映像表現と若手からベテランまで超実力派俳優たちが共存する本作から、岡田さん、染谷さんの目力が印象的な、スタイリッシュなティザーポスターが到着した。舞台は、1990年代の始め。バブル経済に踊る日本で秘密裏に行われていた実験。その一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。もう一つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す方法だった。そして現在、この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた…。今回到着したティザーポスターのビジュアルは、岡田さん演じる昴(スバル)は鮮やかな色、染谷さん演じる学(マナブ)はモノトーンと、完全に対比する形のもの。ふたりを分かつ空間には「僕らは、こんな“能力”望んじゃいなかった。」という、本作を象徴する意味深なコピーが配され、“特殊能力の持ち主”同士でありながら、対抗する両者の構図を描き出している。岡田さんが演じるのは、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達した、“未来が見える力”を有する昴。相手の動きの先を読み、反応できるため、すべての攻撃をかわし、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男だ。その昴の立ち姿が右側に大きく配され、ただならぬ存在感をアピール。そして、その左側には、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、自身が死ぬとそのウィルスが拡散してしまうという能力を有する、染谷さん演じる学の姿が。昴たちと闘い合う殺戮集団アゲハチームのリーダーである学の顔がアップで配され、インパクトたっぷりにじっと正面を見据えている。その静かな恐ろしさを湛えた眼差しの奥では、いったい何を考えているのか…。岡田さん、染谷さんの目力に思わずくぎ付けとなるこのティザーポスターから、物語の行方を想像してみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日映画、テレビ、舞台と活躍目覚ましい岡田将生が『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督と再びタッグを組み、哀しき宿命を背負いながらも“未来の希望”を信じて闘う特殊能力者として初めての本格アクションに挑戦した『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、次世代のアクション超大作と呼ぶにふさわしい、迫力の特報映像がついに解禁となった。1990年代始め、極秘機関によって特殊能力をもつ子どもたちを生み出す実験が行われた。二通りの全く違う方法で生み出された子どもたちは成長し、やがて成人しようとしていたが、異常発達した能力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えていた…そんなショッキングな設定を持った本作は、ベストセラー作家・本多孝好氏の小説「ストレイヤーズ・クロニクル」を原作に、鮮烈な映像表現と超実力派俳優たちが高次元の融合を果たした完全実写作品だ。今回公開された映像は、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる特殊能力を持った岡田さん演じる最強の男・昴(スバル)。敵の攻撃を全てかわし、一撃で相手を吹っ飛ばしている迫力満点のアクションシーンが映し出されている。キレのある動きは本格アクション初挑戦というのがうそのような鮮やかさ。さらに映像には、同じ宿命を抱えながらも昴や仲間たちと敵対することになる、殺戮集団“アゲハ”のリーダー・学(マナブ)も登場。最凶のウィルスとその抑制抗体を体内に併せ持つという学を、『寄生獣』の染谷将太が演じる。本作は多くの若手俳優が出演することでも話題になっており、昴の仲間として「仮面ライダーウィザード」で主演を務めた白石隼也や『渇き。』での役柄が印象的な清水尋也、本作で映画デビューを果たす瀬戸利樹が出演。対する“アゲハ”チームには『思い出のマーニー』で主役を演じた高月彩良や『桐島、部活やめるってよ』「あまちゃん」で類まれな才能を発揮している松岡茉優、『クローズ EXPLODE』 でハードなアクションに挑んだ柳俊太郎、「劇団EXILE」の鈴木伸之、そして若き新鋭・黒島結菜が大集結している。重ねて、昴に裏の仕事を依頼する外務大臣・渡瀬役の伊原剛志を筆頭に、対峙する2組の異能者たちに立ちはだかる存在として石橋蓮司、豊原功補などのベテラン俳優が出演し、渋みのあるアクションを披露するというのだから、公開を前にして期待は膨らむばかりだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月28日映画『想いのこし』(公開中)の初日舞台あいさつが、11月22日に丸の内東映で開催され、岡田将生、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が登壇した。『想いのこし』は、岡本貴也原作の「彼女との上手な別れ方」を、『ツナグ』(2012年)の平川雄一朗監督が映像化した感動作。金と女しか興味がない、史上最低のダメ男、ガジロウ(岡田将生)が、大金目当てに、この世を去った4人の人生最期の想いを届けようと奮闘する。岡田や広末は、本作でポールダンスにトライ。岡田のウエディングドレス姿でも話題を読んだ。11月22日の"いい夫婦の日"は、大切な人に想いを形で伝える日ということで、今までで一番うれしかった、大切な人からの贈り物についてクロストーク。主演の岡田は「いま、舞台(『皆既食 ~Total Eclipse~』) をやってるんですが、楽屋にかけるのれんを小栗旬さんからいただきました。身が引き締まりました」とエピソードを明かし、子役の巨勢は「広末さんからもらった釣りの本と湯たんぽです」と答えると、広末もお返しとして「私も、巨勢くんからプレゼントをもらいました。サメのぬいぐるみとキーホルダー。うれしかったです」と笑顔を見せた。最後に、岡田たちには秘密にされていたサプライズ演出が実施。MCが会場に声をかけると、「ありがとう!」という掛け声と共に、500人の観客が一斉にクラッカーを鳴らした。岡田は「こんなサプライズ初めてです。本当にうれしい。この映画を作って本当に良かったです」と驚きながらも大喜び。広末も思わず感涙し「頑張ったかいがありました」と、感謝の気持ちを伝えた。最後に岡田は「すごく素敵なメッセーにがこめられた映画だと思います」と言って、舞台あいさつを締めくくった。
2014年11月23日映画『想いのこし』が11月22日(土)に公開を迎え、主演の岡田将生、広末涼子らが舞台挨拶に臨んだ。広末さんが舞台挨拶の最後に用意された観客からのサプライズのプレゼントに感激のあまり声を詰まらせる一幕もあった。金にがめつい女好きの最低男・ガジロウ。交通事故に遭った彼は軽傷で済むが、同じ事故で亡くなったユウコとその仲間たちの幽霊が見えるようになり、しかも、彼女たちのこの世への未練をなくすためにやり残したことをひとつずつ実行するハメに…。広末さんは劇中で華麗なポールダンスを披露しているが、そこに至るまでには厳しいトレーニングの日々が…。満員の客席を前に「痣だらけで痛い思いをしてみんなで頑張ったこと、正月返上で練習した冬のことを思い出します」と初日を迎えた感慨を口にする。この日は、広末さんの息子・幸太郎を演じた巨勢竜也くんも登壇したが、幸太郎を演じるにあたって「とにかく巨勢竜也を忘れて、幸太郎になるという1点に集中した」と堂々の挨拶を見せ、隣にいた木南晴夏は「カッコいいこと言うねぇ!」とニッコリ。岡田さんも「お前、カッコいいなぁ。一番役者だよ!」と絶賛!当の岡田さんは映画について「とんでもない映画です」とザックリとした言葉でアピールし、平川雄一朗監督から「ちょっと舌足らず」と指摘され苦笑していた。この11月22日は“いい夫婦の日”に認定されており、大切な人に感謝の思いを形にして伝える日とされている。これにちなんで、これまで大切な人からもらったプレゼントは?という質問に、岡田さんは「いま、舞台をやってるんですが、楽屋に掛ける暖簾(のれん)を小栗旬さんにいただき、嬉しいし身が引き締まりました」と明かした。巨瀬くんは現場で広末さんからプレゼントされたという、大好きな釣りの本と湯たんぽを挙げ、広末さんも巨勢くんから送られたというキーホルダーとクッキーの存在を明かすなど親子の絆をしっかりとうかがわせた。さらに、観客からのサプライズプレゼントとして合図に合わせて「ありがとう!」という声と共に、事前に配られていたクラッカーが鳴らされると、一同驚いた様子。広末さんは、声を詰まらせながら「頑張った甲斐がありました」と喜びを口にしていた。『想いのこし』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:想いのこし 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「想いのこし」製作委員会
2014年11月23日映画『ストレイヤーズ・クロニクル』のクランクアップに伴い、主演の岡田将生を始め、染谷将太、成海璃子ら物語の中心となる若手キャスト陣のコメントが到着した。本多孝好の新感覚アクション小説の実写化で、岡田さんが初めて本格アクションに挑んでいることも話題に。ある実験の下で様々な特殊能力を持って生まれた者たちの運命を描き出す。岡田さんが演じた主人公の昴は、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、相手の動きを読み、その情報を体恤に生かすという、いわば“未来が見える”能力を持つ男。『GANTZ』シリーズのスタントチームの下でかなり激しいアクションも披露しているそうだが、岡田さんは撮影を終え「アクションが初めてで、運動神経がいいわけでもなく、体が硬いのに、なんで僕なんだろう…と最初、葛藤もありましたし、それが一番大変でした。あまりオーバーにしないように心がけました」とふり返る。また肉体だけでなく昴の内面を演じる上でも「序盤から後半にかけての、感情のエネルギーの出し方を、最後にもっていけるよう段階に気をつけてやりました」とも語る。昴の下に集うメンバーの紅一点であり、人並み外れた聴覚能力を誇るさやを演じた成海さんは「(音に)敏感だという感覚になったことがないので、そこを自発的に自分で想像して表現しましたが、時々忘れそうになってしまって…(笑)。撮影中は常に音に反応しなければと自分に言い聞かせてました」と語る。“昴チーム”には岡田さん、成海さんに加え、凄まじい腕力を誇ると同時に無痛という能力を持つ亘役で白石隼也、機械のような精密な記憶力を誇る良介役で『渇き。』でも注目を浴びた清水尋也、超高速移動能力を有する隆二役として瀬戸利樹もいるが、岡田さんは昴チームについて「みんなが僕より若い子たちだったんです。そういう現場もあまりなくて。でも、みんな本当にしっかりしていて毎日癒されて、助けられました。毎日撮影が楽しくて、日々の会話をとても大切にしていました」と語る。成海さんも「撮影中みんなでよく一緒にいました。初日から打ち解ける事ができましたし、兄弟、家族のような関係に近く、絆が深い役なので、私はとにかくみんなのことを愛のある眼差しで見つめていました。とにかく仲良くできて、私は嬉しかったです」と語るが、この関係性がスクリーンにもきっと、反映されているはずだ。一方、敵対する“アゲハチーム”のリーダーで、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、死ぬとそのウィルスが世界中に拡散してしまうという、まさに人類を滅ぼしうる力を秘めた学を演じた染谷さん。瀬々敬久監督、岡田さんとの仕事は『アントキノイノチ』以来となるが「今回、全然違う方向性の映画で集まれたのが嬉しかったです。瀬々監督は抽象的な言葉で、エネルギッシュに全身で演出して下さります。『アントキノイノチ』のときは『天使になってくれ』と言われ、今回は『悪魔から天使になってくれ』と言われまして。瀬々監督、若干笑いながら言ってきましたが、狙ってるのかな、と(笑)」という言葉からも学という役柄が見えてくる。学は車椅子に乗っているのだが、車椅子での演技は初めての経験。「人に車イスを押されるのですが、自分の足で歩いて芝居をするのとでは感覚が全然違って、それがすごく難しかったです。ただ、逆に面白いこともできました」と手応えを明かす。アゲハの一員で、口の中にセットされた歯の矯正器具から鉄鋲を発射するという恐るべき能力を持つモモ役の松岡茉優は「演じていて楽しかったのは、実はモモという役は『逆手にとると何でもありの役』で、普通の子の役だとこのシーンはこういう表情だと一般的な行動になるんですけど、モモの場合はアゲハという性質だったり、更にアップダウンの激しい子なので、撮影当日、みなさんの演技を見て、今日はどういう風にやろうかと色々考えるのは、その中で何を選択するのかは難しいですけど、その“何でもあり感”は楽しかったです」と充実感あふれるコメント。このほか、キスで毒素を注入し死に至らしめる静を演じる高月沙良、身体の一部を硬化させて戦うヒデを演じる柳俊太郎、敵方の隆二と同じ超高速移動能力を誇る壮役の鈴木伸之(劇団EXILE)とアゲハチームも個性豊かな面々が揃っているが、注目は高周波レーダー機能を持ち、“唯一の希望”とも目される碧(アオイ)を演じた黒島結菜。ドコモのCMや放送中のドラマ「ごめんね青春!」などで注目を集める17歳からは「碧はみんなの希望を背負っていますが、明るい役ではなく、静かな役です。悲しいだけじゃなく、みんなの想いを背負っている、抱えている子だと、そういう風に見えるように意識しました。ほとんどが辛くて重たいシーンでしたけど、ボートに乗って走るシーンは今までそういう体験をしたことがなかったので、そういう意味で体験ができて楽しかったです」というコメントが届いた。昴チーム、アゲハチームそれぞれの個性、彼らの対決も楽しみだが、彼らの能力に付け込もうと暗躍する政治家や大人たちとして伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補らも出演。物語はいったい、どのように転がっていくのか?公開が待ち遠しい。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日岡田将生、染谷将太、成海璃子ら実力派の若手キャストが顔を揃える新感覚アクション映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。劇中、岡田さん、染谷さん、成海さんら中心となるキャストが初めて顔を揃えての初めての撮影が9月上旬に行われ、その一部が報道陣に公開された。本多孝好の人気小説の実写化で『ヘブンズ・ストーリー』、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督がメガホンを握り、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を担当。ある実験の下で、それぞれ常人にはない特殊な能力を有して生まれた若者たちが、葛藤や復讐心を胸に宿命を背負って戦う姿を描く。岡田さん、染谷さんに成海さんのほか、白石隼也、清水尋也、瀬戸利樹、柳俊太郎、鈴木伸之の出演が本作製作決定の第一報の段階で報じられ、続いて黒島結菜、高月沙良、松岡茉優らの出演が徐々に発表されてきたが、この主要若手キャストの多くが初めて顔を揃えたのが、この9月上旬の撮影だ。場所は東京湾が見渡せるビルの高層階。余談だがこの日も含め、本作は夜のシーンが多く、昼夜逆転で夜中に撮影が行われることが多かったという。劇中、岡田さん演じる主人公・昴を筆頭に沙耶(成海さん)、良介(清水さん)、隆二(瀬戸さん)、亘(白石さん)の「昴チーム」と染谷さん演じる車椅子の青年で恐るべきウイルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ学(マナブ)をリーダーに、モモ(松岡さん)、静(高月さん)、ヒデ(柳さん)、壮(鈴木さん)、碧(黒島さん)が属する「アゲハチーム」の2つのチームが激突。この日はまさに、そんな彼らが初めて対峙するシーンが撮影された。先に、アゲハチームの面々が自分たちがどのように作られたのか?さらにはその先に待ち受ける運命について知らされるというシーンがあり、その後、アゲハを追いかける昴らと対面を果たす。報道陣に一部公開されたのは、アゲハチームの面々が、東京湾と夜景をバックにしたシーンの撮影。細かくカットを割って、カメラは一人ずつの表情を捉えていく。撮影・近藤龍人&照明・藤井勇という『桐島、部活やめるってよ』、『私の男』のコンビにより、スタイリッシュ&クールな映像に仕上がっていることが現場のモニター越しにも感じられる。暗闇の中のほのかな明かりに浮かぶ染谷さん、松岡さん、黒島さんらの表情に彼らの心情がありありと映し出される。現場には、瀬々監督の誰よりも大きな「OK!」という声が響きわたっていた。それぞれのキャラクターが異なる“特殊能力”を有しているのが本作の見どころのひとつだが、特に肉体を変化させる能力を持つ面々は、シーンによって必要に応じて特殊メイクが体に施される。この日の現場では、体を硬化させ爪を伸ばす能力を持つヒデ役の柳さんが、黒く長い爪をつけた状態でいる姿なども見られた。残念ながら公開されたのはごく一部であり、もちろん、この日以外にも先々のシーンで彼らが再び顔を合わせ、戦闘を交わすシーンも!ちなみにアクションに関しては『GANTZ』シリーズのスタントチームが参加し、相当ハイクオリティなものになっているとのこと。原作の計3巻の単行本を映画ではミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを用意しているとのこと。現場のプロデューサーは本作を「戦う『桐島』」と表現していたが、どのような物語に仕上がるのか?いまから完成が楽しみだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太、成海璃子に高月彩良、黒島結菜ら若き実力派の豪華キャストが“特殊能力”を持つ若者たちを演じる映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、岡田さん演じる“昴(スバル)”チームと敵対関係にある、染谷さん演じる学が率いるアゲハチームのメンバー・モモ役に、「あまちゃん」「銀二貫」「GTO」などで活躍する若手演技派女優、松岡茉優が決定。哀しみを背負った“人間マシンガン”を演じていることが分かった。本作は、次々と作品が映像化されている気鋭のベストセラー作家・本多孝好による新感覚アクション巨編小説を、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督と『桐島、部活やめるってよ』の脚本・喜安浩平により完全映画化。宿命を背負う若き異能者たちと、彼らの周囲で暗躍する政治家たちによる群像劇を、鮮烈な映像表現といまをときめく実力派俳優たちが高次元の融合で実写化する。今回新たに発表されたのは、『桐島、部活やめるってよ』の野崎沙奈役や、NHK朝ドラ「あまちゃん」東京編の「GMT47」リーダー・入間しおり役が高い評価を受けた、松岡茉優。松岡さんといえば、映画・テレビで活躍し、最近では「オサレもん」や「めざせ!2020年のオリンピアン」でMCを務めるほか、2015年には反町隆史主演のNHK土曜ドラマ「限界集落株式会社」(1月31日スタート)や『リトル・フォレスト冬・春』『サムライフ』(ともに2月公開)が控える注目の女優。松岡さんが演じるモモは、口内の歯の矯正器具から鉄びょうを発射させるという能力を備え、あるときは後方から味方を援護、あるときは敵の急所にヒットさせ致命傷を与える役割を担い、スクリーンを所狭しと躍動する。彼女が所属する殺戮集団“アゲハ”のメンバーには、リーダー・学を『神様の言うとおり』『寄生獣』など引っ張りだこの染谷さんが演じるほか、敵を幻惑させて動きを止め、キスで毒素を注入する静(シズカ)を『思い出のマーニー』の高月彩良、身体硬化能力を持つヒデを「弱くても勝てます」「黒服物語」の柳俊太郎、超高速で移動できる豪腕の壮(ソウ)を「劇団EXILE」の鈴木伸之、そして通常の人間には聞こえない高周波を発射して捜敵するレーダー能力を持つ碧(アオイ)を新鋭の黒島結菜が、いずれも体当たりで演じている。本作の瀬々監督は、松岡さんについて、「若い出演者が多い中で、ただ一人、円熟の芸域に達していると言ってもよいのが松岡さんでした。他の人の芝居を確認して、生かし、その中で自分のベストバウトを提示していく姿勢、そして演技力の高さ。まるで小津安二郎の映画の中の杉村春子のようでした(笑)」と往年の名女優を引き合いに出し絶賛。さらに「(彼女は)昭和顔。ホッとさせられます。芝居の中にも昭和的な情念を発する瞬間が何度もありました。それでいて、勢いがあって、POPで、松岡茉優さんは女優版“椎名林檎”だと密かにずっと思っています」と言い切っている。また、松岡さんも「瀬々監督から頂戴したコメント、ちょっと言い過ぎだよと思いながらも嬉しくて、母に送りました(笑)」と喜びを表し、さらに「『桐島、部活やめるってよ』で佐藤プロデューサーとご一緒させていただいてから、久々に声をかけていただいたのが、いままで演じたことのない役柄でキャラクターとしても興味深い設定だったので、感謝しています」と真摯にコメント。「モモは“テンションが高いとき”と“非常に現実的なとき”の両側面を持った女の子で、逆手にとると何でもありの役でした」と、その役どころをふり返りながら「その何でもあり感は楽しかったです」と演技派の片鱗を覗かせた。そんな松岡さんのオーラには、主演の岡田さんも「思わず『松岡さん』と敬語で話しかけてしまうほど(笑)」(佐藤プロデューサー)だったとか。スタッフ、キャストから絶大なる信頼を寄せられている彼女の、さらに磨かれた演技力に期待がかかる。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日11月22日公開の映画『想いのこし』の完成披露イベントが10日、都内で行われ、岡田将生、広末涼子、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が出席した。岡本貴也の小説『彼女との上手な別れ方』(小学館文庫刊)を原作を、テレビドラマ『仁-JIN-』シリーズや映画『ツナグ』を手掛けた平川雄一朗監督が映像化した本作。主人公である史上最低なダメ男のガジロウを岡田将生が演じ、突然の交通事故でこの世を去ってしまった4人の人生最後の想いを届けるために動き出す感動の物語を描く。この日は主演の岡田をはじめ、広末涼子や松井愛莉、鹿賀丈史といった豪華キャストが勢揃い。印象に残ったシーンについて「ウエディングドレスを着たシーン」とあげた岡田は「あれはもう着たくないです。似合っていると言われるのも嫌だし、似合ってないと言われるのも嬉しくないです。すごく複雑な体験をさせてもらいました」と振り返り、広末は「私はもっと目に入れたくないものが飛びえてくると思いました。顔がはっきりしているから女装が似合ってましたね。違うところに目覚めたかな?」と感想を。さらに岡田が演じるガジロウのダメ男ぶりを広末が「リアルに『イラッ』として、すごくお芝居が上手だと思いました。岡田さんから毒気というかチャラい感じが出るのが想像つきませんでしたね」と絶賛、松井も「実際にガジロウが側にいたら苦手かもしれないです。あまり関わりたくないです(笑)」と話した。劇中での広末は、女手ひとつで一人息子の幸太郎(巨勢竜也)を育てるシングルマザーの笠原ユウコを演じる。「松井さんも幸太郎(巨勢)もお芝居が初めてじゃないにしても、全身全霊一生懸命に向き合っている姿を見て涙が出そうになりまいた」と役同様に母親のような視点で2人を見守っていたいい、「こんなにも笑えて泣けるジェットコースタームービーは久し振りに見ました。痛快に気持ちいい涙を流した作品に参加できて光栄です」と充実した表情を見せていた。映画『想いのこし』は、11月22日より全国公開。
2014年11月11日映画『想いのこし』の完成報告会見が11月10日(月)、完成披露試写会に先立ち開催され、主演の岡田将生を始め、広末涼子、松井愛莉、子役の巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が出席した。岡本貴也の「彼女との上手な別れ方」(小学館文庫刊)の映画化で、岡田さん、広末さんがポールダンスに挑戦したことでも話題の本作。お金にがめついダメ男のガジロウが、彼だけがその姿を見ることが出来る、事故でこの世を去った4人の人生最後にやりたいこと――“想いのこし”を叶えるために嫌々ながらも奮闘するさまを描き出す。岡田さんは自身が演じたガジロウを「最低なクズ野郎(笑)」と語り「あまりやったことない役で、僕にとっては挑戦でした」とふり返る。特に劇中、広末さんに対してゲスな振る舞いが多かったということで「(役の上では)広末さんに嫌われようとするんですが、本当に嫌われるんじゃないかと心配になるくらい、申し訳ない気持ちになった」と苦笑い。広末さんは岡田さんの言葉に「(岡田さんは)柔らかい繊細でピュアな印象だったんですが、イメージと対照的な役で、思いのほかリアルにイラッとしました(笑)」と絶賛(?)。「見ていて新鮮で、新境地になったのでは?岡田さんファンは必見です」と岡田さんに代わってアピールした。また、岡田さんは挑戦という意味ではポールダンスに加え、なんとウェディングドレス姿にもチャレンジしているが「二度としないだろうと思う」「あれはもう着たくない」と顔をしかめる。周囲からは「似合っていた」との声も多かったが「『似合っている』と言われても嬉しくないし、『似合ってない』と言われるのもイヤ!複雑な経験をさせてもらいました…」と女性なら誰もが憧れるはずのウェディングドレス体験を述懐した。これに対しても広末さんから「もっと目に入れたくないものが飛び出るかと思いきや、顔立ちがハッキリしているからなのか、意外に似合っていた(笑)」と称賛コメントが飛び出したが「違うところに目覚めたのかと…」という言葉に岡田さんは「ありませんから!目覚めてない!」と必死で抗弁し会場は笑いに包まれた。また広末さんは撮影で印象的だった出来事を尋ねられると、自身のことではなく松井さんと巨瀬くんの演技に対する姿勢を称賛。寒さの中で平川監督にたっぷり絞られるさまを目の当たりにし「全身全霊で芝居に向き合っているのを見て涙が出てきてしまいそうになりました」と若い2人に心打たれた様子だった。この日は、映画にちなんで「もし明日死ぬなら何をしたいか?」を登壇陣が発表したが、鹿賀さんは「上京してから45年ほどになりますが山手線に乗ったことがない」と明かし「山手線一周の旅」を希望。広末さんは「会いたい人みんなを呼びたい」と「みんなでPARTY」を計画する。岡田さんはずっとやってみたかったという「スカイダイビング」を最後の願いとし「できればダイビング中に死にたい」と明かした。『想いのこし』は、11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:想いのこし 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「想いのこし」製作委員会
2014年11月10日シアターコクーンで11月7日(金)より開幕する舞台『皆既食~Total Eclipse~』のプレスコールと囲み取材が前日6日(木)に行なわれ、主演の岡田将生と生瀬勝久が取材に応じた。同作は岡田将生演じるアルチュール・ランボーと、生瀬勝久演じるポール・ヴェルレーヌという19世紀フランスを代表する詩人ふたりの運命的な出会いから、別離と破滅までを描いた作品。クリストファー・ハンプトンの作を、蜷川幸雄が演出する。主演を務める岡田は今作が舞台初出演。生瀬はその印象について「新人という言い方をすると失礼かもしれないけど、舞台では新人なので、とんでもない新人が出てきたなと。天才ですね。まるで30年前の俺を見るようです(笑)。これから30年間演劇を引っ張っていっていただきたい」と絶賛。謙遜する岡田に向けて続けて、「図太いんですよ。稽古が始まる前は「僕はダメです、ダメです」って感じで結構シャイだったのに、始まるとそんな素振りも見せない。僕は結構意地悪なんで色々と仕掛けるんですけど、全部受けますからね。とても初舞台とは思えないです」とコメント。作品の内容について問われると生瀬は「男同士のつながりを描いた作品で、男同士の感情、人間愛ということに最初は少し抵抗があったんですが、実際にお芝居に向き合った今ではないですね。戯曲の通りに演じていると、ランボーのことが愛おしくなったし、別れの時は悲しいという気持ちが自然に出ました」と説明。また、同作は長台詞が見所のひとつだが、生瀬は「僕は大変でしたが、(岡田は)稽古初日の読み合わせの時に、台本をめくってはいたけど、読んでなかった。つまり全部憶えていたんですね。なので30年前の自分を見るようだと思ったんです。実際に30年前の僕は今とそんなに変わってないですけど(笑)」とユーモアを交えて語った。演出を務める蜷川が体調を崩していることについて報道陣から聞かれると、生瀬は「最初は心配していたんですけど、お会いしたらパワフルでしたよ。すぐに怒鳴られました(笑)。お芝居がある限りあの方は大丈夫です」と話した。舞台「皆既食~Total Eclipse~」は11月7日から29日(土)まで東京・シアターコクーンにて、12月4日から7日まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。
2014年11月07日岡田将生と広末涼子が共演する映画『想いのこし』の公開に先駆け、キャストと監督による完成披露舞台あいさつが11月10日(月)に六本木で開催される。その他の画像本作は、岡田将生演じる金に目がないロクデナシのガジロウが主人公。不慮の交通事故に遭うも生き残ったガジロウは、同じ事故で亡くなった4人の願いを叶えるために奔走することになる。『ツナグ』『ROOKIES~卒業~』の平川雄一朗が監督を務め、劇作家、演出家など多才に活躍する岡本貴也の小説を、本人がシナリオ化した。完成披露舞台あいさつは、EX THEATER ROPPONGIで開催され、岡田のほか、広末、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史、巨勢竜也、平川監督、そして本作の主題歌『あなたを想う風』を手がけたHYが登壇する。チケットは、11月1日(土)午前10:00より一般発売が開始される。『想いのこし』完成披露舞台あいさつ11月10日(月)会場:EX THEATER ROPPONGI19:00の回上映前/舞台あいさつ登壇者(予定):岡田将生、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史、巨勢竜也、平川雄一朗監督、HY料金:2000円(税込)チケット発売:11月1日(土)10:00AMより
2014年10月31日『ツナグ』『ROOKIES-卒業-』「JIN-仁-」と次々にヒット作を世に送り出している平川雄一朗監督が、岡田将生を主演に迎えて贈る『想いのこし』。この度、いち早く本作を鑑賞したお客さんからの“想い”が詰まった映像が到着した。頭の中は“金と女”だけで、日々をいかに楽に過ごすかという事しか考えていない主人公・ガジロウ(岡田将生)が、ある日、交通事故がきっかけで、3人のポールダンサー(広末涼子・木南晴夏・松井愛莉)と老運転手(鹿賀丈史)のユウレイと出会い、4人が遺した多額のお金と引き換えに、4人が成仏できるよう彼女たちの“最後の願い”を叶える約束をする…。今回届いた映像は、HYが歌う主題歌「あなたを想う風」に乗せ、岡田さんと広末さんのやり取り、岡田さんが花嫁姿を披露するシーン、岡田さん扮するガジロウが願いを叶えるべく奮闘する姿とシンクロしながら、非常に心のあたたまる仕上がりとなっている。作品を観ながら涙を流す姿、観終わった直後の感動がふんだんに収録され、お客さんの感動の声=“想い”が集まった映像だ。実はもともと世間の目には触れる予定のなかったというこの映像。“宣伝キャラバン”と題し、平川監督自らが東京・大阪を1日で周り、劇場関係者の集まる場で作品の魅力をプレゼンする宣伝行脚を行うために作成されたものだったが、評判が評判を呼び公開へ繋がった。また、鑑賞直後の感想がホワイトボードに書かれたお客さんの写真が公式サイトに続々と集まっているなか、それが一つの大きなハート=“想い”となり、巨大バナーとなって11月1日(土)より劇場に登場することが決定した。まずはこちらから“今秋の泣ける1本”と反響を呼んでいる、本作の涙誘う映像をご覧あれ。『想いのこし』は、11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日藤原竜也と岡田将生が再び競演を果たす、人気ドラマの劇場版『ST 赤と白の捜査ファイル』。このほど、安達祐実、ユースケ・サンタマリア、天才子役の鈴木梨央の新キャスト3名の出演が発表され、その役柄が明らかとなった。対人恐怖症の天才分析官・赤城左門(藤原竜也)とお人好しのキャリア警部・百合根友久(岡田将生)が所属する、サイエンティフィック・タスクフォースこと、通称“ST”チームが難解な事件に挑む姿を描いた本シリーズ。劇場版では、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカー・鏑木が焼死体で発見されたことから物語は幕を開ける。殺人の容疑者として逮捕されたのはSTリーダー・赤城左門。それと同時にSTは解散に追い込まれてしまう。真相がつかめないまま時が過ぎようとしていたが、突如、赤城が拘置所から脱走。警察は追跡にSTメンバーを招集し、「赤城 vs STメンバー」の逃走劇が始まる。一方、赤城の無実を信じる百合根は、独自の捜査で感染したコンピューターから情報を抜き取るサイバー暴露ウィルス“フギン”が事件の鍵を握っていることに気づくのだが…。そんな緊迫感が漂う本作で今回、明らかとなったキャスト陣が演じるのはまさにキーパーソンといえる、物語を語る上で重要なキャラクターたち。ユースケ・サンタマリアが演じるのは、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカーにして、やがて国家を揺るがす大事件の黒幕である鏑木徹。さらに、芸能生活30年を超えた実力派・安達祐実が扮するは、鏑木と元同僚でサイバー暴露ウィルス“フギン”について知る謎の女・堂島菜緒美。その娘・堂島椿を演じるのは、天才子役として注目されている鈴木梨央だ。果たして、この新キャラクター3人が藤原さんと岡田さんとどのような演技を魅せてくれるのか注目だ。劇場版『ST 赤と白の捜査ファイル』は2015年1月10日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』のヒロイン・杏奈役を射止め、現在はドラマ「地獄先生ぬ~べ~」にも出演中の高月彩良が、岡田将生や染谷将太、成海璃子ら豪華キャストで贈る映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の新キャストに決定。岡田さん演じる昴(スバル)と敵対し、染谷さんがリーダー役を務める殺戮集団・アゲハの一員として抜擢されたことが分かった。『真夜中の五分前』『at home』など作品の映像化が相次ぐ気鋭のベストセラー作家・本多孝好による全3巻におよぶ新感覚アクション巨編を、『アントキノイノチ』『ヘヴンズストーリー』の瀬々敬久監督により映画化した本作。生まれながらに極限を超えた能力や遺伝子操作による異種混合能力を持ち、哀しき宿命を背負った若き“異能者”たちと、野望のために暗躍するダークな政治家たちなど、多くの際立ったキャラクターが登場する群像劇をまとめあげるのは、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞した喜安浩平。本作で、本格アクションに初挑戦する主演の岡田さんら、若手実力派俳優たちに今回新たに加わったのは、2008年のデビューからテレビドラマ、映画、舞台と着実にキャリアを積み、今年は『思い出のマーニー』でジブリヒロインに抜擢され、声優にも初挑戦した実力派女優・高月さん。高月さんが演じる静(シズカ)は、染谷さん扮する学(マナブ)が率いるアゲハのメンバーで、敵を幻惑させて動きを止め、さらにキスで毒素を注入して死に至らしめるという特殊な能力を持つ難役。高月さんは17才の現役高校生とは思えない妖艶な女性を演じ、“殺戮”ためのキスやマシンガンをぶっ放すシーンなど、これまでにない一面を披露する。そのほか、アゲハのメンバーには、アゲハの身体硬化能力を持つヒデを『クローズ EXPLODE』の柳俊太郎、超高速で移動できる豪腕の壮(ソウ)を「劇団EXILE」の鈴木伸之が、それぞれがダイナミックな肉体感覚で演じ、さらに戦闘力は極めて低いが、通常の人間には聞こえない高周波を発射するレーダー能力を持つ碧(アオイ)を、黒島結菜が演じていることにも注目だ。製作陣は「長身でスタイルが良く、妖艶な静をオーディションで探していたところ、(高月さんが)イメージにピタリと当てはまった」と声を揃え、瀬々監督も「僕らの望む通り、いやそれ以上に、キスシーンやハードなアクションシーンを演じきってくれました。撮影を終えた今、彼女にピッタリの役は“ボンド・ガール”だと信じています」と手放しで絶賛し、今後のさらなる活躍にも期待を寄せている。そんな高月さんは、「初めて脚本を読んだとき、早く演じてみたいという好奇心が沸き起こりました」と女優魂が刺激されたようで、「昔から、特殊能力を持つ役に挑戦したかったので、決まったときはとても嬉しかった」そう。「静は大人っぽいので、クールな女の子をイメージしました。中身は熱いものを持っているけど、表情などは冷めたところがある仕草を意識して演じました」と語る。また、静は“毒”を有するキスが武器となるが、「悪気がなく、キスが武器なので仕方なくキスをするしかない。重くは考えていないんです。これまでのお仕事でキスシーンは経験がなく、最初のキスシーンはとても緊張しました」とふり返りながら、「恋愛ドラマでのキスシーンに憧れはありますが、今回のキスシーンは殺人のためなので、次は違う感じになりそうですね(笑)」と笑顔を見せる。「今回の作品でアクションの楽しさを知った」という高月さん。すらりとした長身から繰り出す妖艶でダイナミックなアクションは、まさに将来の“ボンド・ ガール”となり得るかもしれない。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月21日映画『想いのこし』のスペシャルイベントが10月20日(月)、都内で開催され、主演の岡田将生に子役の巨勢竜也、平川雄一朗監督、劇中の岡田さんらのポールダンスを指導したポールダンス世界チャンピオンのREIKO、同じくダンサーのeMy、MOMO、主題歌を歌う「HY」が来場した。岡田さん、共演の広末涼子が劇中で激しいポールダンスを披露することで、制作時から話題を呼んでいた本作。金と女に目がないガジロウは事故に遭い、軽いケガを負うが、その事故で死んでしまったポールダンサーのユウコと彼女の仲間たちがなぜか彼にだけ見える形で現れる。ユウコらが提示する金に釣られ、ガジロウは彼女らのこの世への未練となっている想いのこした願いをひとつずつ叶えていくことになるが…。この日のイベントは、REIKOさん、eMyさん、MOMOさんの華麗で力強いポールダンスショーで幕を開けた。日本ではあまり知られていないが、ポールダンスはオリンピック競技の候補としてエキシビジョンマッチが行われる“スポーツ”の側面を持つかなり激しいダンスであり、彼女たちの華麗な舞に観客は圧倒された様子だった。その後、監督と共に登壇した岡田さんも「ホントにすごいですね!力強くてエロい!」と興奮気味。岡田さんも劇中で披露しているが「僕もエロくできたか心配になってきました…」と苦笑を浮かべる。だが実際には岡田さんは、普通は1年で覚える大技を、撮影スケジュールもあって猛練習の末に1か月半でマスターしなくてはならなかったそう。「練習できる時間が限られていて、広末さんと一緒にREIKO先生に教えてもらったんですが、最初は(ポールに)のぼることすらできなかったんですよね…」とふり返る。体を支えてポールに密着する内股は擦り切れてボロボロになったそうで「『もののけ姫』の(呪いを受けた)アシタカの腕みたいになってました(苦笑)。『やる』と言ったけど、軽かったなぁ…何でこんなことに…って思っちゃうくらいだった」と苦労をのぞかせた。そんな、岡田さんの過酷な撮影での“支え”となったのが、広末さん演じるユウコのひとり息子を演じた子役の巨勢くんの存在。岡田さんは「ホントにかわいいんですよ!子ども大好きです」と語るが、平川監督曰く「広末さん以上に巨勢くんのことを好きになっちゃって、広末さんに嫉妬してた。めんどくさい奴だった」とのこと。この日はその巨勢くんも来場したが、岡田さんはひと目見るなり相好を崩す。巨勢くんの大人びた口調に岡田さんはタジタジで「お前、大人だな。すごいな…」、「(自分と)同い年だろ?」とどっちが年上か分からないようなやりとりを見せて笑いを誘っていた。クランクアップ後に、岡田さんが巨勢くんを誘って後楽園ゆうえんちに遊びに行ったこともあったそうだが、巨勢くんが「岡田さんはリードしてくれて、頼れるお兄さんでした」と語るとさすがに岡田さんは「そりゃそうだろ!オレ25歳だぞ!」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。この日は、本作のために映画を観て主題歌「あなたを想う風」を書き下ろした「HY」も駆けつけ、舞台挨拶後には同曲を生で披露し、会場に詰めかけた観客は彼らの演奏と歌声にうっとりと酔いしれていた。『想いのこし』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日岡田将生が本格アクションに初挑戦するベストセラー作家・本多孝好氏によるアクション巨編小説の実写映画化『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の追加キャストに、NTTドコモのCMで注目された黒島結菜が決定。メガホンを取った瀬々敬久監督や、これまで戸田恵梨香、吉高由里子ら、映画・ドラマの主演を務める若手女優たちを次々と見出してきた敏腕プロデューサーが、新時代の“ヒロイン” として大抜擢していたことが分かった。1990年代の始め、バブル経済下の日本で秘密裏に行われていた、ある2つの実験。1つは子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させう1つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出させる群だった。やがて、視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(岡田将生)ら若者たちは、その力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えるように。その「破綻」解消のカギを握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)からの裏の仕事を、昴たちはその異能力を活かして渋々解決していた。そんなとき、渡瀬を狙う殺戮集団“アゲハ”が現れる。アゲハもまた異能力者たちだった――。先日、岡田さんを始め、染谷将太や成海璃子といった若手実力派と、白石隼也、清水尋也らフレッシュなキャスト、さらに伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補のベテラン勢が対峙することが発表された、本作。黒島さんが演じるのは、染谷さんが車いすのリーダー・学を務める“アゲハ”の碧(アオイ)。岡田さん演じる昴たちと敵対する殺戮グループ“アゲハ”の中では戦闘能力は極めて低いが、ほかのメンバーにはない能力を有する“希望”の存在となる。CMで注目を集めた黒島さんは、いまやネクストブレイク間違いなしとされる17歳。今後、本作と同じく本多氏原作の映画『at home』や、福士蒼汰&有村架純主演『ストロボ・エッジ』、小関裕太とW主演の『あしたになれば。』の公開が控えている。「本多孝好さんの作品は短い期間に2回目で、前回の家族の絆を描いている作品(『at home』)とは全く違う話だったので楽しみにしていました。私の演じる役(碧)は、みんなの希望であり複雑な想いを抱えている子で、感情を台詞ではなく表情で演じるのがすごく難しいので大丈夫かなって不安でした」と明かす。だが、そんな黒島さんを気遣う瀬々監督やほかのキャスト陣の優しさに「私を選んでいただいたことに感謝して、監督が描いているものに応えられるように精一杯頑張っています」と、熱い思いを演技でぶつけたことを語った。瀬々監督は、そんな黒島さんを「アップになると、ある独特のオーラを発します。その強さは相当なものです。黒島さんは良い意味で、久しぶりの映画発信からのアイドルになるのでは」と、大きな期待を寄せている。また、『デスノート』シリーズで戸田恵梨香、『GANTZ』シリーズで夏菜や吉高由里子、『君に届け』の多部未華子、『桐島、部活やめるってよ』では橋本愛ほか山本美月、松岡茉優、清水くるみらを発掘してきた、気鋭のプロデューサー・佐藤貴博氏も「その輝きは間違いなく、この先の日本映画界に光を射す存在」と太鼓判を押す。佐藤氏は、黒島さん演じる碧も含め「“アゲハ”チームは遺伝子操作により、動物や昆虫などの能力を混合された実験体で、長くは生きられず生殖能力も持たない刹那の存在でしたが、碧だけは違って普通の寿命と生殖能力を有していることが分かり、“アゲハ”チームは碧を希望として、自分たちとは離れて、未来を生きることを望みます」と、その役柄を説明する。特殊能力を持ちながらも、哀しい運命を背負った彼らの唯一の“希望”というのは、このためだ。だが、碧を戦いから遠ざけたせいで、彼女は反発、昴チームに身を寄せてしまう。つまり、碧は、同じ異能力者ながら敵対する両チームの若者たちとかかわり、キーパーソンとなるキャラクターなのだ。まさに、フレッシュな魅力で文字どおり本作の希望となる黒島さんの存在に、ぜひ注目していて。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日この秋冬、日本映画界は“女装”がブームのようだ。しかも、正統派イケメン・岡田将生(25)、美少年系イケメン・菅田将暉(21)、そして個性派イケメン・安田顕(40)と、タイプの異なる人気俳優たちが、新作映画で女子顔負けの女装を相次いで披露している。その美しすぎて罪(?)な、彼らの女装姿に迫った。まずは、今年、『偉大なる、しゅららぼん』『オー!ファーザー』と主演映画が続き、出演ドラマ「ST赤と白の操作ファイル」が映画化へ、そして11月、蜷川幸雄演出の「皆既食-Total Eclips-」では若き天才詩人ランボー役で、舞台初挑戦にして初主演を果たす岡田さん。11月22日(土)公開の『想いのこし』で岡田さんが演じるのは、頭の中には“カネと女”しかないというダフ屋・ガジロウ。甘いマスクで女の子を口説き落としてはチケットを売りさばく、という最低のダメ男だ。しかし、彼がきっかけとなった交通事故で、ユウコ(広末涼子)、ルカ(木南晴夏)、ケイ(松井愛莉)の3人のポールダンサーと、そして運転手のジョニー(鹿賀丈史)が死亡してしまう。さまざまな理由で現世に未練があるため、幽霊となった彼らは、ガジロウを使って、のこした“想い”を遂げようとするのだが…。「あなたには、私たちにできないことをしてもらう義務がある」と言い放つ、広末さん演じるユウコの言葉どおり、岡田さんは、ドラマ「昼顔」で注目を集めた木南さん演じるルカの身代わりとなってウェディングドレスの花嫁姿に!しかも、あろうことか、花婿とキスまで!さらに、広末さんとのポールダンスのシーンでは、コテコテの“夜顔”メイクで華麗なダンスを披露。ポールに対して90度になる反りっぷりも見事な、美しいけど、ちょっぴり筋肉質な女装ダンサーと相成っている。続いて、『共喰い』で各賞を席巻した昨年に引き続き、今年も出演した呉美保監督の『そこのみて光輝く』がモントリオール世界映画祭で「最優秀監督賞」を受賞し、さらに第87回アカデミー賞「外国語映画賞」部門の日本代表作品にも選出された菅田さん。「仮面ライダーW」での鮮烈デビュー以降も、連続テレビ小説「ごちそうさん」の坊主頭から、『闇金ウシジマくん Part2』、2015年公開の『チョコリエッタ』『暗殺教室』まで、さまざまな役柄を巧みに演じ分けている若き実力派の菅田さんだが、能年玲奈主演で東村アキコの人気コミックを実写映画化する『海月姫』(12月27日公開)では、驚異の“美”女装姿に。その、もはや嫉妬レベルの女装美男子ぶりには、原作者の東村さんまでも「本当にキレイ」「奇跡のキャスティング」と太鼓判。原作ファンからも、ネット上で「カワイイ!」と絶賛の声を集めている。菅田さん演じる蔵之介は、“クラゲオタク”の能年さんほか、“鉄道オタク”の池脇千鶴、“三国志オタク”の太田莉菜、“和物オタク”の馬場園梓(アジアン)、“枯れ専”の篠原ともえ、といった個性豊かなオタク女子集団・“尼~ず”たちが暮らす男子禁制アパートに、おしゃれ女子の“蔵子”として入り込む。有名政治家一族の次男ながら、ファッションの世界で生きることが夢という蔵之介は、筋金入りのオタク女子たちを懐柔しながら、奇妙な友情関係を築いていくらしい。ここに、蔵之介の兄で女性恐怖症の童貞エリート・修(長谷川博己)がどう絡んでいくのか、いまからも楽しみだ。最後は、映画に、ドラマに、舞台に、「TEAM NACS」の垣根を越えて個人でも活躍著しい“ヤスケン”こと安田さん。今週末10月4日(土)に公開となる『小川町セレナーデ』では、なんとオカマダンサー・エンジェル役で女装姿を披露。「TEAM NACS」のメンバー、大泉洋が『ぶどうのなみだ』で、美人シンガーソングライターの安藤裕子を相手役に寡黙な男を演じ、戸次重幸が小島聖、酒井若菜と繰り広げた不倫ドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」が劇場版になるという中、安田さんは昔、“男女の関係”にあった女性と、2人の間に生まれた娘のためにひと肌脱ぐことになる、オカマパブのスターダンサー役を好演する。借金のため、閉店の危機に陥った真奈美(須藤理彩)が経営するスナック。隣町でオカマバーが大人気であることを知った娘・小夜子(藤本泉)は、自らオカマのフリをして “偽オカマバー”を開き、再起を狙おうとする。実は小夜子の父親であり、カリスマ・オカマダンサーとして小夜子や真奈美を手取り足取り指導することになるのが、安田さんが扮するエンジェルだ。ちょっぴり変わったカタチではあるものの、安田さん演じるエンジェルと、等身大の母親役がハマる須藤さん、映画『アオハライド』の公開も控える次世代女優・藤本さんの家族は、きっと見事な化学反応を起こしてくれるに違いない。さて、あなたのお好みはどの“女装男子”?(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社小川町セレナーデ 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「小川町セレナーデ」製作委員会
2014年10月02日俳優の役所広司と岡田准一が10月1日、共演作『蜩ノ記』の特別試写会に出席した。岡田さんが「試写を観ていたら、横で役所さんが号泣されていた」と暴露すると、役所さんは「岡田君だって泣いていましたよ」と反撃。劇中同様、強い師弟愛(!?)を披露した。前代未聞の不祥事を起こした戸田秋谷(役所さん)は、10年後の夏に切腹し、その日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられる。一方、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎(岡田さん)は、秋谷の監視役を命じられるが、そのひたむきな生きざまに心揺さぶられる。第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を原作に、役所さんと岡田さんが初共演を果たした。この日、役所さんと岡田さんに加えて、共演する堀北真希、原田美枝子、小泉堯史監督が出席し、「涙活(るいかつ)試写会」と銘打って開催された試写会。 涙活とは、意識的に泣くことで心のデトックスを図る活動だといい、涙活プロデューサーの寺井広樹さんが提唱するもの。このたび、『蜩ノ記』が世界に涙活を広める「全米感涙協会」認定映画第1号となったことを記念し、役所さんに涙のしずくをモチーフにした特製トロフィーが授与された。「今日、(イベントの進行)台本を読んで『これ、ギャグかな』と思った」と役所さん。それでも寺井さんから実際にトロフィーを受け取ると、「結構重いですね。今日映画を観てくださったみなさんの涙とどっちが重いかなあ…。とにかく認定第1号ということで光栄です」と涙、ではなく笑みを見せていた。涙といえば、岡田さんは先日、主演を務めたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の撮了会見での“男泣き”が大きく報じられたばかり。岡田さん本人も「つい最近、泣いてしまって」と照れ笑いを浮かべた。また、本作に関しては「小泉監督のために、日本映画界のベテランスタッフさんが集まった。まるで日本映画の歴史を目の当たりにするようで、現場にいるだけで泣ける思いだった。本当に、すごい人ばかりだったんですよ」と涙のエピソードをふり返った。『蜩ノ記』は10月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月01日現在、日本テレビ系列で放映中のテレビドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』の映画化が決定した。藤原竜也、岡田将生らメインキャストが続投し、2015年1月10日(土)に全国東宝系にて公開される。本ドラマは、今野敏の『ST 警視庁科学特捜班』シリーズが原作。優れた能力を持った風変わりなST(=科学特捜班)メンバーが、次々と起こる難事件を解決していく姿が描かれる。藤原は一匹狼を気取る対人恐怖症のSTリーダー・赤城左門役、岡田は、気弱なエリート警部・百合根友久役を演じる。映画版には、STメンバーの志田未来、芦名星、窪田正孝、三宅弘城をはじめ、田中哲司、林遣都、瀬戸朝香、渡部篤郎が続投する。藤原は「3か月間、暑い中で共に撮影を頑張ってきたSTメンバー、そして監督はじめスタッフさんと一緒に映画も撮れることになり嬉しく思います。ドラマの中で描かれてきたSTメンバーそれぞれのエピソードや背景を踏まえて、また皆が各々の力を活かして映画の中でも活躍しますので是非ご期待ください。赤城と百合根の関係にもまた変化が見られると思います」とコメント。岡田は「映画化ということで、またSTメンバーと事件に立ち向かいます。連ドラの時以上にメンバーがまとまって犯人を追い詰めていきますし、百合根の成長も垣間見れます。撮影が楽しみで仕方ありません」とコメントを寄せている。『ST 赤と白の捜査ファイル』2015年1月10日(土)全国東宝系にて公開
2014年08月06日