『蛇いちご』、『ゆれる』など独自の視点から“生々しさ”をはらんだ人々の絆を描いてきた女流監督・西川美和が、松たか子と阿部サダヲを主演に迎えて贈る『夢売るふたり』が約1か月半にわたる撮影を終え、10月2日(日)にクランクアップを迎えた。東京の片隅で小料理屋を営んでいたある日、火災で全てを失ってしまった一組の夫婦が“自分たちの店”という夢を諦めきれず、再出発の手段として“結婚詐欺”をはたらく姿を描いた優しくも切ない夫婦の愛の物語。8月下旬から埼玉県のスキップシティでクランクインし、都内近郊でのロケを中心に、日差しの厳しい猛暑の真夏から風を冷たく感じる初秋へと季節が変わるまで、長期間の撮影を敢行してきた本作。茨城県常総市で遂に迎えたラストシーンは、日没後うっすらと肌寒さを感じる夕方頃に撮影が開始され、見事“1発OK”で夫・市澤貫也役の阿部さんの撮影が終了した。そして翌3日(月)の冷たい風が吹き抜ける深夜、ロケ地を東京・門前仲町に移し、今度は妻・里子役の松さんが何度も橋を全力疾走する最後のシーンが撮影され、“夫婦”共に無事クランクアップを迎えた。撮影を終えたばかりの松さんは「約1か月半走り続けて、まさかこの日が来るとは!という心境です。ほっとしたような、寂しいような気持ちでもあります。阿部さんとは、映画で、しかも夫婦役でご一緒できるなんてとても光栄なことでした。西川監督との現場もとても面白くて、私たちが演じる夫婦を形作っていただきました。おふたりとも、サイコーです。夫婦は、いちばん近くにいて、そして一生血のつながらない、不思議で、それでいて面白い関係だと思います。どんな映画になるのか、私自身も完成が楽しみです」と、早くも映画の完成が待ち遠しいといった様子。一方、阿部さんは「長い期間、本当にありがとうございました。燃やしていただいたりだとか、水をかけていただいたりだとか、色々やらせていただいて、すごく嬉しかったです。すごく楽しくお芝居をさせていただきました。本当にありがとうございました」と、厳しい(?)撮影の日々をちらつかせる。阿部さんのコメントを聞く限りでは、どうやら撮影は大変なことになっていたようだが、西川テイストの“夫婦”たちが果たしてどんな結末を迎えるのか、楽しみに完成を待ちたい。『夢売るふたり』は2012年秋、全国にて公開予定。■関連作品:夢売るふたり 2012年秋、全国にて公開■関連記事:『ゆれる』の西川美和最新作で松たか子と阿部サダヲが結婚詐欺師の夫婦に!
2011年10月05日急な外泊に対応できるコンビニに感謝!食料品や生活用品を売っているだけでなく、チケットの発券機、銀行のATMなど、何でもそろっているコンビニ。これさえあれば生活のすべてがまかなえるため、毎日行くという人も多いと思います。豊富な品ぞろえの中でも「あって良かった!」と思うものは何でしょうか。20代男性261名に聞きました。>>女性編も見るQ.コンビニで売っているのが意外だけど、便利そうなアイテムを教えてください(複数回答)1位下着23.4%2位ワイシャツ21.5%3位ネクタイ18.0%4位祝儀袋17.2%5位香典袋14.2%■下着……・「旅行や出張で着替えが必要なときに助かる」(28歳/その他/専門職)・「朝帰りのときに重宝します」(29歳/建築・土木/営業職)・「出張に行ったときに便利」(27歳/金融・証券/営業職)・ 「宿泊時に持っていくのを忘れ、慌てて買った」(27歳/医薬品・化粧品/営業職)・「出張先で急に宿泊することになったときに、下着などをコンビニで購入できて助かりました」(26歳/その他/技術職)■ワイシャツ……・「出張や徹夜で遊んだときに便利でした」(28歳/学校・教育関連/営業職)・「鳥のフンがかかったときに、コンビニで購入。すぐに着替えられました」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「徹夜になったときに助かりそう」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)■ネクタイ……・「いつもネクタイをしないので、取引先に行く日に忘れた。慌ててコンビニで買ったが、結構使えるものだった」(28歳/金融・証券/専門職)・「急に葬儀に参列することになり、黒いネクタイがあって助かった」(29歳/不動産/専門職)・「徹夜明けの日はワイシャツに着替えるよりも、ネクタイを替えた方が清潔に見える」(29歳/情報・IT/事務系専門職)■祝儀袋……・「結婚式当日に祝儀袋がないということがあり、助かった」(29歳/機械・精密機器/営業職)・「実際にコンビニで買ったことがある。助かりました」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「結婚式に出席するのに、祝儀袋を家に忘れたことがある」(29歳/金融・証券/営業職)■香典袋……・「お通夜に参列するときに重宝します」(28歳/情報・IT/事務系専門職)・「急に必要になることがあるから」(28歳/小売店/事務系専門職)総評多忙なビジネスマンともなると、仕事や遊びで徹夜をしたり、急な出張を命ぜられたりするもの。そんなときに便利なのがコンビニ。「下着」や「ワイシャツ」、「ネクタイ」までそろっているから、多少の出費にはなるけれども、「翌日もきちんとした身なりいられるので助かる」との声が多数寄せられました。同じように、通夜の参列の際にも、コンビニが便利。仕事でのお付き合いが増えると、冠婚葬祭に出席する機会も増えていきます。通夜は急にあることがほとんどですから、コンビニで香典袋と黒いネクタイを調達できることを覚えておくとよいでしょう。「祝儀袋」は、新札と共に事前に用意しておくものですが、「家に忘れた!」「名前を書き損じた!」というトラブル時にコンビニで買ったという人がいました。やっぱりコンビニは便利ですね。(文・ペンダコ)調査時期:2011年3月31日~4月8日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性261名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【コラム】コンビニで意外と売れているヒット商品とは?【コラム】コンビニに行くと必ず立ち寄ってしまうコーナーは?【コラム】『おでんの汁だけください!』……コンビニに出現する変な人特集完全版(画像などあり)を見る
2011年06月26日