新橋演舞場にて、1月6日(土)から開幕する『平家女護嶋 恩愛真絲央源平-SANEMORI PART II-』に出演する市川團十郎が取材に応じた。同所での新春公演は、これで11度目。「年中行事のひとつではありますが、慣れることなく、新しい気持ちで、舞台に立つという決意をする(1年の)最初の舞台なので、大事に舞台に向かいたい」と意気込みを語った。本作は、上演回数の多い「鬼界ヶ島の場」(『俊寛』)に、『平家女護嶋』という外題のもととなっているものの、なかなか上演されることのない「朱雀御所の場」を加え、新たな解釈や視点で、近松門左衛門が全五段の人形浄瑠璃で描こうとした、平家全盛の世に源氏再興を願った人々の熱い生き様に迫る。團十郎が俊寛、実盛、常盤御前の3役を勤め、市川ぼたんは実盛の娘・ひな鶴、市川新之助は常盤御前の息子・牛若丸(のちの源義経)を演じる。演出を手がける石川耕士氏からの提案で上演が決まり「コロナ禍や襲名披露もあり、なかなかできずにいたが、これ以上(ぼたんと新之助が)大きくなると、親子のバランス的にもできなくなるので、このタイミングになった」と説明。家族が題材の物語になっており「古典の部分も、新しい挑戦もある演目。きっと皆さんの心に残るような演目になる」とアピールした。取材にも同席したぼたんと新之助に対しては、「怪我なく終わってほしい」と視線を注ぎ、「とってもすくすくと、のびのびと、成長していると思う。ぼたんは、周りに気を使いながら、自分を見つめ、行きたい方向に向かうような人になっているし、せがれも気は使いつつ、それを表に出さず、大らかにいる。精神年齢は、私が一番幼い(笑)」と目を細めた。ぼたんは「セリフを覚えるのは、早くできたが、それからが大変でした」と稽古での苦労を回想。一方、新之助は、お気に入りのセリフを問われると「ないです!」と即答し、マイペースぶりを発揮。それでも「緊張はしますね、立ち回りもあります」と背筋を伸ばしていた。また、團十郎は元日に発生した能登半島地震について「心からお見舞い申し上げます」。北陸は旅巡業で頻繁に訪問した土地であり、12代目團十郎との縁も深い場所だけに、「今、自分に何ができるのか。仲間たちと話しながら、やれることを模索している」と話していた。取材当日の1月5日には、公私ともに親交の深かった写真家・篠山紀信氏の訃報も届き、「新之助時代、海老蔵時代、一番多く撮ってくださったのが巨匠(篠山氏)だった。とてもかわいがってくださったし、感謝しきれない。この2~3年は体調がお悪かったが、エネルギーのかたまりだった姿はすごかった」と哀悼の意を示した。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『平家女護嶋 恩愛真絲央源平-SANEMORI PART II-』近松門左衛門 歿後三百年近松門左衛門 作石川耕士 補綴・演出藤間勘十郎 演出・振付出演:市川團十郎市川ぼたん市川新之助※昼夜同一狂言2024年1月6日(土)~1月25日(木)※11日(木)・18日(木) 休演会場:東京・新橋演舞場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月05日当道音楽保存会/日本芸術文化振興会主催、『平家物語の世界その7平家物語の女性たち小督・巴・建礼門院』が2023年9月8日 (金)に紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町6番5号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売です。カンフェティにてチケット発売 公式ホームページ 琵琶法師が『平家物語』を語ったことはよく知られている。『徒然草』によれば信濃前司行長が慈鎮和尚の庇護の下で文章を書き、生仏という琵琶法師に語らせたのが始まりという。『平家物語』は語られることを前提に作られた「音楽作品」であるといってもよいであろう。江戸時代までは多くいた琵琶法師だが、明治維新で琵琶法師はほとんどいなくなり、現在は名古屋の盲人箏曲家が唯一『平家物語』の内の八章段を語り伝えている。この平家の語りを次世代に伝えようと平家語り研究会が伝承に取り組んでいる。今回は7回目となる演奏会で、『平家物語』の女性たちを取り上げる。【出演者】◎菊央雄司大阪府出身。地歌箏曲家。人間国宝故菊原初子の後継者・菊原光治師に師事。平成十四年(二〇〇二)から文化庁の新進芸術家国内研修員として今井勉師から平家の指導を受ける。平成十一年より上方胡弓を菊津木昭に師事。長谷検校記念全国邦楽コンクール最優秀賞、大阪舞台芸術新人賞、大阪文化祭奨励賞、日本伝統文化振興財団賞など受賞。文楽研修生講師。平家語り研究会会員。◎田中奈央一東京都出身。山田流箏曲家。東京藝術大学邦楽科卒業。同大学院修士課程修了。文化庁新進芸術家国内研修員修了。NHK邦楽技能者育成会第五〇期首席卒業。古典・現代箏曲の演奏のほか、声優の堀江一眞と朗読音楽劇「声劇和楽団」を主宰するなど、多彩な演奏活動を展開している。東京藝術大学非常勤講師。都立王子総合高校特別専門講師。中能島会所属。平家語り研究会会員。◎日吉章吾静岡県出身。生田流箏曲家。東京藝術大学邦楽科卒業。同大学院修士課程修了。手ほどきを生田流箏曲正絃社大師範の三木千鶴師に受け、のちに、宮城社大師範の金津千重子師に生田流箏曲及び三絃を師事。胡弓を髙橋翠秋師に師事。平成二十六年利根英法記念コンクール最優秀賞受賞。同二十八年度文化庁芸術祭新人賞受賞。正絃社師範。東京藝術大学非常勤講師。平家語り研究会会員。過去公演より当道音楽保存会(平家語り研究会)について平家語り研究会は、平家物語を琵琶で語る伝統音楽「平家(平家琵琶、平曲)」を次世代に伝えることを目的に開催されている研究会です。当道音楽保存会(薦田治子代表)の呼びかけに応じ、菊央雄司、田中奈央一、日吉章吾が二〇一五年二月に活動を開始、盲人音楽家によって伝えられてきた平家を習得するために、研究を重ねてきています。二〇一六年度からは文化庁の「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」に採択され、現行の伝承曲八句すべてを習得し終えた二〇一七年四月にデビューコンサートを開催。現在は伝承曲の演奏を一層磨くとともに、伝承の途絶えてしまった曲の復元にも取り組み、「平家物語の世界―語りの伝統を次代に」のシリーズを続けています。公演概要 『平家物語の世界その7平家物語の女性たち小督・巴・建礼門院』公演期間:2023年9月8日 (金)会場:紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町6番5号)主催:当道音楽保存会/日本芸術文化振興会曲目:『平家物語』《小督》《木曽最期》《六道》ほか■出演者<演奏>菊央雄司田中奈央一日吉章吾<お話>薦田治子■スタッフ舞台進行:大森美樹舞台・音響・照明:紀尾井小ホール庶務:小島典子、黒川真理恵■公演スケジュール2023年9月8日 (金)14:00開演(13:30開場)■チケット料金一般:3,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月01日眞双会主催、坂真次郎十七回忌追善 第四十九回 能と狂言の鑑賞会「平家物語夢幻」が2022年10月22日 (土)に国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 『平家物語』に拠った能楽作品は少なくありません。今回は『平家物語』を題材とした作品を集め、「平家物語夢幻」と題してご覧いただきます。国立能楽堂令和4年10月22日(土)「平家物語夢幻」お話「滅びゆく平家の立役者」林望仕舞「熊野」坂賀子「清経」観世喜正「景清」観世喜之狂言「二千石」野村萬斎能「船辨慶」坂真太郎令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演公演概要眞双会坂真次郎十七回忌追善 第四十九回 能と狂言の鑑賞会「平家物語夢幻」公演日時:2022年10月22日 (土)12:00 開場/13:00 開演(16:15 終演予定)会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)■チケット料金正面席:8,500円脇・中正面席:6,000円学生GB席:2,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月01日当道音楽保存会平家物語の世界その6『壇浦の悲劇ー見るべきほどのことは見つー』が2022年9月9日(金)に紀尾井小ホール(東京都千代田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて7月11日(月)より発売開始です。カンフェティで7月11日(月) よりチケット発売開始 公式ホームページ Youtubeチャンネル 「平家語りの伝統を次代に」琵琶法師が『平家物語』を語ったことはよく知られている。『徒然草』によれば、信濃前司行長が慈鎮和尚の庇護の下で文章を書き、生仏という琵琶法師に語らせたのが始まりという。『平家物語』は初めから語られることを前提に作られた、音楽作品であるといってもよいであろう。『平家物語』には、それを語るための専用の音楽と専用の琵琶があるのである。この音楽のことを「平家」という。上は天皇から文字を持たない人々まで、日本のあらゆる階層の文化に影響を与えてきた。十五世紀の京都には琵琶法師が五、六百人もいたという。平家の流行につれて、琵琶法師の社会的な地位も上昇する。古典音楽化した平家は、連歌や茶の湯の席で、あるいは、儀式音楽としても語られるようになる。江戸時代には、こうした演奏の場が引き継がれ、武士の昇進の祝いや、大店の開店祝いといった祝儀の席で、あるいは、歴代将軍の葬儀や大名家の仏事といった不祝儀の席で語られている。また、茶人、俳人、武士などが、知的で優雅な趣味として、みずから平家を語って楽しんだ。琵琶法師たちは、江戸時代には、平家だけでなく、新しく伝来した三味線や、それまではおもに宮中や寺院で用いられていた箏といった楽器を手にして活躍し、多くの名曲を残した。箏や三味線の音楽家が平家も演奏するという伝統は、明治維新で多くの地で失われてしまったが、現在、名古屋の盲人音楽家がひとり、『平家物語』の内の八章段を語り伝える。現在は、この平家を次世代に伝えようと平家語り研究会が伝承に取り組んでいる。出演者プロフィール菊央雄司(きくおう ゆうじ)大阪府出身。地歌箏曲家。人間国宝故菊原初子の後継者・菊原光治師に師事。平成十四年(二〇〇二)から文化庁の新進芸術家国内研修員として今井勉師から平家の指導を受ける。長谷検校記念全国邦楽コンクール最優秀賞、大阪舞台芸術新人賞、大阪文化祭奨励賞、日本伝統文化振興財団賞など受賞。平家語り研究会会員。田中奈央一(たなか なおいち)東京都出身。山田流箏曲家。東京藝術大学邦楽科卒業。同大学院修士課程修了。文化庁新進芸術家国内研修員修了。NHK邦楽技能者育成会第五〇期首席卒業。古典・現代箏曲の演奏のほか、声優の堀江一眞と朗読音楽劇「声劇和楽団」を主宰するなど、多彩な演奏活動を展開している。東京藝術大学非常勤講師。都立王子総合高校特別専門講師。中能島会所属。平家語り研究会会員。日吉章吾(ひよし しょうご)静岡県出身。生田流箏曲家。東京藝術大学邦楽科卒業。同大学院修士課程修了。手ほどきを生田流箏曲正絃社大師範の三木千鶴師に受け、のちに、宮城社大師範の金津千重子師に生田流箏曲及び三絃を師事。胡弓を高橋翠秋師に師事。平成二十六年利根英法記念コンクール最優秀賞受賞。同二十八年度文化庁芸術祭新人賞受賞。正絃社師範。平家語り研究会会員公演概要当道音楽保存会 平家物語の世界その6『壇浦の悲劇ー見るべきほどのことは見つー』公演日:2022年9月9日(金)14:00開演(13:00開場)会場:紀尾井小ホール『平家物語』巻十一《能登殿最期》《内侍所都入》より*昨年の「平家物語の世界その5」の続きとなります。■出演者<演奏>: 菊央雄司、田中奈央一、日吉章吾 / <お話>: 薦田治子■スタッフ舞台進行: 大森美樹 / 舞台・音響・照明: 紀尾井小ホール / 庶務: 小島典子、黒川真理恵■チケット料金全席指定:3,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月11日出演に須田誠舟・野村萬斎・櫻間右陣ほか櫻間會『平家物語の世界 -語りの伝承 巻二十五-』が2022年8月28日(日)に横浜能楽堂(神奈川県横浜市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月4日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて6月4日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 櫻間會Facebook 櫻間會-110981280533103「平家物語の世界」は櫻間會が主催し、『平家物語』を出典とする、または『平家物語』のエピソードが盛り込まれている能や狂言を、平曲(平家琵琶)とともに上演する公演。1998年に始まり今年で25回目を迎えます。日本が世界に誇る文学作品『平家物語』が、日本の古典芸能で初めてユネスコの無形文化遺産に認定された能・狂言にどのように関係しているかを、実際の演目を観て頂くことで理解を深めていくという本格的な能楽公演です。【公演内容】解説/櫻間右陣平曲「濱軍」須田誠舟狂言「呼声」野村萬斎(和泉流)能「知章」櫻間右陣(金春流)【あらすじ】平曲「濱軍」(はまいくさ)一の谷の合戦に敗れた名将平知盛がその子知章、従者監物太郎をつれて屋島へ落ちのびようとした時のこと、主従三騎は東国武士に囲まれ、知章は父の身代わりとなって討死します。目の前でむざむざ殺されるわが子を見過ごして、名馬井上黒を海へざっと打ち入れ、海上二十余町を游がせて、宗盛の乗船にたどり着く知盛。船中で兄宗盛に「いかばかり、人の上ならばもどかしうこそ候ふべきに、我身の上になりぬれば、よう命は惜しいものにて候ひけり」と語り、袖を顔に押しあてて、さめざめと泣いたのでした。狂言「呼声」(よびこえ)無断で旅に出た太郎冠者が帰ったと聞いた主人は立腹し、翌日に早速、次郎冠者を連れて太郎の家に行きます。次郎が呼びかけても声に様子を察した太郎は居留守を使って出てきません。度は主人が代わって作り声で呼びかけると太郎も作り声で答えます。続いて平家節を付けて呼ぶと同じく節回しを付けて返します。その後も調子よく返すうちに思わず知らず興に乗ってしまい…能「知章」(ともあきら)筑紫の僧が上京の途中で須磨の浦へ着くと、平知章と書かれた卒都婆を見つけます。そこに里の男が現われ、知章は平知盛の子でここ一ノ谷で討たれ、今日二月七日は命日にあたると教えます。また一ノ谷合戦で父・知盛の命の危機を助けて討たれた話、井上黒という知盛の愛馬の忠誠の逸話を語り、僧に弔いを頼んで姿を消します。僧の回向に知章の霊が現われて、わが身が討たれた後に父・知盛の悲しむ様子や自らの最期を懺悔し、修羅の業に苦しむ身の弔いをさらに頼んで消えていきます。公演概要『平家物語の世界 -語りの伝承 巻二十五-』公演日時:2022年8月28日(日)13時開演(12時開場)会場:横浜能楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘27-2)■チケット料金正面指定席:12,000円脇正面指定席:10,000円中正面指定席:10,000円2階自由席:6,000円2階学生券:4,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月03日東京コンサーツ『平家 閃々と~平家は散り琵琶は咲く~』が2021年12月9日 (木)に紀尾井小ホール(東京都千代田区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティで11月1日(月)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 演目第一部「景清」岩佐鶴丈/委嘱新作琵琶語り/岩佐鶴丈・川嶋信子「小宰相身投~琵琶二重奏による~」坂田美子/委嘱新作琵琶語り/坂田美子・久保田晶子第二部朗読「維盛入水~平家物語(古川日出男訳、河出書房新社刊)より~」朗読/南谷朝子琵琶/川嶋信子・久保田晶子演出/古川日出男主題曲/委嘱新作 高橋久美子■ 出演者琵琶ひとひら会琵琶奏者、川嶋信子により創立。港区伝統文化交流館の百畳敷を拠点とし、定期的に琵琶の演奏会を行う。若手や新人を主体とした会、他芸能とのコラボレーション、楽器に触れてもらうワークショップ、琵琶製作者による製作の紹介なども行う。琵琶界の各流派や他芸能との交流の場を設け、業界全体を活性化も促す。(琵琶): 岩佐鶴丈、坂田美子、川嶋信子、久保田晶子 / (朗読): 南谷朝子琵琶久保田晶子(くぼたあきこ)平家物語や軍記物などの古典曲はもちろん、童話や民話、落語を元に新作の語り作品を創作、自演もしている。アニメ・テレビ音楽の録音、劇中音楽への参加、器楽としてのアンサンブル演奏まで活動は多岐にわたる。国外オーケストラと武満徹作品のソリストとして共演するなど、国外での活動も多数。2019年琵琶楽コンクール第一位。文部科学大臣賞。【所属団体】日本音楽集団、和楽団 煌、谷中琵琶Style、アンサンブル室町。■スタッフ主催: 琵琶ひとひら会 / マネジメント: 東京コンサーツ■ タイムテーブル12月9日(木)19:00開演※開場は、開演の45分前■ チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月08日羊文学の新曲「光るとき」が、2022年1月12日(水)より配信リリース。TVアニメ『平家物語』のオープニング主題歌となる。羊文学の新曲がアニメ『平家物語』主題歌に羊文学は、ボーカル・ギターの塩塚モエカ、ベースの河西ゆりか、ドラムのフクダヒロアからなるオルナティブロックバンド。2021年8月には、芦田愛菜主演のアニメ映画『岬のマヨイガ』主題歌「マヨイガ」を含む最新CD『you love』を発売したことでも話題となった。そんな羊文学の新曲「光るとき」は、TVアニメ『平家物語』オープニング主題歌として、ボーカルの塩塚モエカが書き下ろした楽曲。TVアニメの主題歌書き下ろしは、羊文学にとって初めての試みとなる。『平家物語』は、数々の名作アニメを世に送りだしてきたサイエンスSARUがアニメーション制作を担当、山田尚子が監督、吉田玲子が脚本を務めるTVアニメ。塩塚モエカはオープニング主題歌を担当することについて、下記の通りコメントを寄せた。羊文学・塩塚モエカ コメントこの作品は、原作で描き出される平家の魂に対して、並々ならぬ思いをもって作られています。台本を読むたびに、傲慢なイメージで語られがちな平家の人々の、人間らしく美しい側面を知りました。そんな姿を、私たちなりに讃え、照らし出す曲を作ることができたと思います。今までに抱いたことのないような、複雑で尊い感情を教えてくれる物語に出会えたこと、そしてその一部を担わせていただけたことを心から光栄に思い、感謝しています。【詳細】羊文学 新曲「光るとき」配信日:2022年1月12日(水)■TVアニメ『平家物語』放送開始時期:2022年1月12日(水)より順次放送局:フジテレビ「+Ultra」ほか※2021年9月15日(水)24:00よりFODにて先行独占配信。※放送、配信日時は都合により変更となる可能性がある。©「平家物語」製作委員会
2021年09月13日羊文学の新曲「光るとき」が、TVアニメ『平家物語』のオープニングテーマに決定した。同曲は『平家物語』のためにボーカルの塩塚モエカが書き下ろした楽曲で、TVアニメの主題歌書き下ろしは羊文学にとって初となる。また同アニメのエンディングテーマはagraph feat. ANI(スチャダラパー)の「unified perspective」が起用されており、アブストラクトなトラックにANI(スチャダラパー)のラップをフィーチャーしたagraphの名に相応しい1曲となっている。『平家物語』は、数々の傑作アニメを世に送りだしてきたサイエンスSARUがアニメーション制作を手がけており、監督は『けいおん!』シリーズや映画『聲の形』で知られる山田尚子が担当。そのほか脚本は吉田玲子、キャラクター原案は漫画家の高野文子、音楽は牛尾憲輔、キャラクターデザインは小島崇史、さらに声優陣にも豪華なキャストが並び制作発表時にはTwitterトレンドにランクインするなど話題を呼んでいる。放送はフジテレビ「+Ultra」ほかにて2022年1月より開始予定で、9月15日24時よりFODにて先行独占配信がスタートする。また「光るとき」のリリースについては近日発表される。■羊文学・塩塚モエカ コメントこの作品は、原作で描き出される平家の魂に対して、並々ならぬ思いをもって作られています。台本を読むたびに、傲慢なイメージで語られがちな平家の人々の、人間らしく美しい側面を知りました。そんな姿を、私たちなりに讃え、照らし出す曲を作ることができたと思います。今までに抱いたことのないような、複雑で尊い感情を教えてくれる物語に出会えたこと、そしてその一部を担わせていただけたことを心から光栄に思い、感謝しています。<作品情報>『平家物語』TVアニメ『平家物語』ティザービジュアルフジテレビ「+Ultra」ほかにて2022年1月より放送開始9月15日(水)24時よりFODにて先行独占配信※放送、配信日時は都合により変更となる可能性があります。【スタッフ】原作:古川日出男訳 『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語』河出書房新社刊監督:山田尚子脚本:吉田玲子キャラクター原案:高野文子音楽:牛尾憲輔アニメーション制作:サイエンスSARUキャラクターデザイン:小島崇史オープニング・テーマ:羊文学「光るとき」エンディング・テーマ:agraph feat. ANI(スチャダラパー)「unified perspective 」【キャスト】悠木碧 / 櫻井孝宏 / 早見沙織 / 玄田哲章 / 千葉繁 / 井上喜久子 / 入野自由 / 小林由美子 / 岡本信彦 / 花江夏樹 / 村瀬歩 / 西山宏太朗 / 檜山修之 / 木村昴 / 宮崎遊 / 水瀬いのり / 杉田智和 / 梶裕貴アニメ公式サイト:HEIKE-anime.asmik-ace.co.jpアニメ公式Twitter:<リリース情報>羊文学 EP『you love』発売中価格:2,100円(税抜)羊文学 EP『you love』ジャケット【収録曲】1. マヨイガ2. あの街に風吹けば3. なつのせいです4. 白河夜船5. 夜を越えて6. マヨイガ with 蓮沼執太フィル羊文学 EP『you love』ティザー映像羊文学「マヨイガ」official audio羊文学「マヨイガ」MV 映画『岬のマヨイガ』Ver.「マヨイガ」配信リンク:「夜を越えて」配信リンク:『you love』予約URL:羊文学 ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』発売中価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:購入URL:<映画情報>『岬のマヨイガ』8月27日(金) 公開映画『岬のマヨイガ』本予告映像公式Twitter: 公式サイト: 関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年09月10日夜能 平家物語[清経] ×BEYOND PHOTO BY HIROSHI SEO室町時代より続く能楽の名門・宝生流と写真家・瀬尾浩司とのコラボレーションでお届けする 夜能 平家物語[清経] ×BEYOND PHOTO BY HIROSHI SEO。平家物語[清経]の悲恋の修羅の物語と、 瀬尾の写真作品[BEYOND]が、物語の鍵となる「水」をテーマに繋がる特別共同企画展を開催します。 秋の夜、能と写真展が一つになった異色のコラボレーションで、古代と現代のアートが重なる新しい世界に触れてみませんか。■Information:●公演あり 2021年 9月24日(金) 17:00 開場 21:30 閉場 <チケット発売中>●公演なし 2021年 9月25日(土) 11:00 開場 19:00 閉場 <※写真展のみの開催のため入場無料。 ※客席は入場不可 >●公演あり 2021年10月29日(金) 17:00 開場 21:30 閉場 <チケット発売中>●公演あり 2021年11月26日(金) 17:00 開場 21:30 閉場 <チケット発売9月25日(土)>会場 宝生能楽堂 東京都文京区本郷1-5-9 ■夜能 平家物語[清経]について朗読と能楽による新しい形の能楽公演。能楽をご覧になったことのない方でもお楽しみ頂けます。人気声優の語りと共能「清経」を上演 。語り部たちがいざなう、心を鎮める能の物語をご堪能ください 。語り部 2021年9月24日(金)朗読 :細谷佳正 能:和久荘太郎 ほか2021年10月29日(金)朗 読 :小野友樹 能 :田崎 甫 ほか2021年11月26日(金) 朗 読:未 定能 :金井雄資ほか 清経 あらすじ清経平清経の家来・淡津三郎は、都に残った清経の妻に清経の入水の事 を報告し、船に残されていた形見の黒髪を手渡します。妻が形見を前 に、夢になりとも姿が見たいと嘆き悲しむと、清経の霊が在りし姿で現 れます。清経は自死して行く自分からせめて贈った形見への想いを述 べ、入水までのいきさつを仕方話に語り、修羅道に落ちた苦しみを見せて去って行きます。恋の修羅と言われる異色の修羅能。■チケットについて●2021年9月24日(金)、2021年10月29日(金)、2021年11月26日(金) については公演ありのためチケットのご購入が必要となります。〈指定席〉 プレミアA 11,000円 プレミアB 8,800円 指定席A 6,600円 指定席B 5,500円〈自由席〉3,300円チケット購入方法 「能LIFE Online」: ※電子チケット※金額は全て税込です。※公演中止や座席数の変更以外の、お客様都合での払い戻しは行いません。●2021年9月25日(土)については、写真展のみの開催となりますので入場は無料。 ※客席は入場不可■写真展「BEYOND PHOTOBY HIROSHI SEO」について【BEYOND】偶然と必然の間の混沌で生まれる 無限的反復『BEYOND』2020年、世界を一変させた新型コロナウイルス。世界中を巻き込む混 乱の中でもアーティストたちはこの世界の新しい方向性を見出すため の模索をしていました。写真とは、この世の中にある現実の世界を切り 取った断片に他なりませんが、写真家の目を借りることで、世界の新しい捉え方を見ることができる芸術です。写真家・瀬尾浩司が『BEYOND』に収めた、絵画ともグラフィティともCGとも見えるイメージもまた、まごうことなき現実の世界を映した「写真」 です。しかしここに映し出されたものは、形を「超えた」形であり、時間や 現実を「超えた」何かです。これは図らずも、今までの常識を超え、新しい「何か」を創り出さなくてはならない今の私たちの心境とリンクします。今回は、本展のために日本の能舞台の3分の1が集まる能の地・佐渡島にて撮影された新作を加えた数点を発表。清経が最後に見た水面と重なり合うイメージの連鎖が、古代と現代の新たな物語を紡ぎます。【BEYOND】【BEYOND】【BEYOND】Photographer HIROSHI SEO/瀬尾浩司写真家・瀬尾浩司広島県福山市出身。京都精華大学デザイン科卒業後、日本を代表する写真家・植田正治に師事。2000年よりフリーの写真家として広告・ファッション・雑誌など様々な分野で活躍。東京都写真美術館、植田正治写真美術館、新津美術館、高松市美術館などでのワークショップや、銀塩写真技術や機材、フィルム、印画紙等を守る【ゼラチンシルバーセッション】へ参加を通じ、写真技術の継承にも貢献。2017年より自身のライフワークとして、 日本の伝統である華道・茶道・武道など様々なジャンルの家元を撮影した「Oiemoto」シリーズを制作。2019年、ロンドンでの展示を皮切りに、ヨーロッパ・東京・アメリカ・カナダを巡回。2020年、北米での展示巡回中に世界的な新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け展示が中止になり、コロナ禍で見た世界の新しいあり方を映し出した『BEYOND』の制作をスタート。 ● 展覧会実績●森アーツセンターギャラリー「PHOTO STAGE」 ●植田正治美術館 「PHOTO STAGE 2」 ●六本木ミッドタウン 「Professional Photographer 200人展」●長崎県美術館 「PHOTO STAGE 3」●東京 AXIS GALLERY 「SAVE THE FILM/GELATIN SILVER SESSION」 ●ミッドタウン富士フィルムスクエア 写真展「うえだ好き」 ●青山 lomography 「I LOVE FILM 展」●Xシリーズで綴る写真展「写真すること」 ●Art Photo Tokyo edition zero TCK presents 「Contact Prints」 ●ミッドタウンFUJI FILM SQUARE 写真展「100-XPhotographers」 ●TAKEO KIKUCHI 渋谷明治通り本店「TAKEO KIKUCHI PHOTO EXHIBITION Photo by HIROSHI SEO」●「OIEMOTO EXHIBITION」 イギリス・ロンドン Peacock Theatre オランダ・アムステルダムTheatre Amsterdam アメリカ・ニューヨーク Queens Theater 他 北米6カ所カナダ・トロント Roy Thomson Hall ●北参道「OIEMOTO Photo by. HIROSHI SEO × DESIGNART TOKYO 2019」他夜能 平家物語[清経] ×BEYOND PHOTO BY HIROSHI SEO■お問い合わせ能の公演に関するお問い合わせ:宝生会事務局(火曜~日曜 10時~17時) Phone 03-3811-4843写真展・取材に関するお問い合わせ:POP UP GALLERY BEYOND (E-mail info@vision-tokyo.net / 担当 吉田)主催:公益社団法人宝生会 協 力: 株式会社イケテイ・株式会社リフレクション・V I S I O N・Cima Coppi・株式会社yd 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月09日2012年1月より始まったNHKの大河ドラマ『平清盛』。松山ケンイチ、玉木宏、松田聖子をはじめとする超豪華キャストが話題となる一方で、源氏と比較するとこれまであまり存在感がなかった平家の歴史にも、注目が集まっている。そんな中、サクッとした焼きあがりと香ばしさ、そして可愛らしいハートの形とユニークなネーミングで人気のお菓子「源氏パイ」の姉妹品として、この度「平家パイ」なるものが2月より発売を開始した。幾層にも折り重ねたパイ生地に洋酒漬けしたレーズンをトッピングし、ていねいに焼きあげた「平家パイ」。名前の由来は、そのお菓子の形を「源氏の放った矢を受ける平らな盾」と見立てたものによる。飾りのレーズンは矢を何本も受けた跡をイメージしているそう。これぞ平成の源平合戦。「源氏パイ」と「平家パイ」を囲んで笑顔の広がる数を競い合うというテーマのもと、参戦したい人はいざ出陣。▼平成の源平合戦なるか?「源氏パイ」と「平家パイ」お問い合わせ: 三立製菓ホームページ
2012年02月15日