国立音楽大学(読み:くにたちおんがくだいがく)元学長・元理事長で名誉教授の庄野 進(しょうの すすむ)が2023年10月4日、逝去いたしました。生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。葬儀は近親者のみにて既に執り行われました。なお、後日、ご遺族による追悼会が開催される予定です。故人氏名:庄野 進(しょうの すすむ)生年月日:1948年2月17日生(享年75歳)■略歴1979(昭和54)年 東京大学大学院人文科学研究科美学芸術学専攻博士課程単位取得1980(昭和55)年より国立音楽大学非常勤講師1986(昭和61)年より国立音楽大学助教授1993(平成5)年より国立音楽大学教授(2013(平成25)年3月まで)1999(平成11)年より学校法人国立音楽大学理事(2013(平成25)年3月まで)2000(平成12)年より国立音楽大学副学長(2007(平成19)年3月まで)2007(平成19)年より国立音楽大学学長・大学院委員長(2015(平成27)年3月まで)2013(平成25)年より学校法人国立音楽大学理事長(2015(平成27)年3月まで)2015(平成27)年より国立音楽大学名誉教授■著書「聴取の詩学ーJ. ケージから そしてJ. ケージへ」「音へのたちあい~ポストモダン・ミュージックの布置」「講座20世紀の芸術~技術と芸術」「音楽のテアトロン」他■論文「音のエピステモロジー:記譜法から」「電子メディア時代の音楽-アクースマティックな聴取をめぐって」「サウンドスケープ論の立脚点~出発点と現在」「沈黙に触れる…ケージの身体性」「J・ケージのメゾスティックス~ジョイスを介して」「テクノロジカルな音への欲望~17世紀におけるその生成をめぐって」「『作曲』概念の成立をめぐって」他■所属学会等美学会会員、日本音楽学会会員、大学基準協会 大学評価委員会委員、大学評価・学位授与機構 国立大学教育研究評価委員会委員 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日自分らしく“ベーシック”を追求するファッションマガジン『ONKUL』(オンクル)とFUDGE ONLINEのコラボアイテムができました。モノ選びにおいても、毎日の暮らしにおいても“あたりまえ”なものにほどこだわりたい。平凡だけれど、でもどこか引っかかる。自分らしく“ベーシック”を追求するファッションマガジンONKULはFUDGEから生まれました。 4月20日に発売した最新号に掲載中なのは、人気イラストレーター・庄野紘子さんの描くONKULガールがプリントされたオリジナルグッズです。そんな今シーズン注目の2アイテムを紹介します。 THE CANVET×OnKuLUNIVERSAL BAG 革の持ち手のトートバッグは、残布が出ないパターンで裁断。パーツは本来は廃棄される栃木レザーの床革を使用。ムダをださない、環境にも配慮したバッグです。 OnKuL Original CaseMAT Navy for iPhone 8/7 ツヤ無しのマット加工を施したネイビーのハードケースにイラストをプリントしています。サラサラとした質感が手に心地よく、しっかりグリップできるのも嬉しいところ。 どちらもONKULらしいシンプルなデザインがポイントです。どんなコーディネートにも合わせられて、パンツスタイルのマニッシュなONKULガールのイラストが味わい深くて◎。 また、今までもONKULとコラボのiPhoneケースはありましたが、トートバッグは今回が初めて!FUDGE ONLINEでしか買えない限定アイテムなので、早速チェックしてみて。
2018年05月01日大腸がんの治療のため今年2月から演奏活動を休止していたピアニストの中村紘子。3月6日には自身が音楽監督を務める「浜松国際ピアノアカデミー」のオープニングコンサートでリサイタルを行なうなど、すでに活動を再開しているが、6月3日、都内で会見してあらためて現状を報告した。中村紘子 コンサート情報「がんだけど元気なんですよ。体力も耐久力もあるし、深刻なところが全然ないの。楽天的なんでしょうね。あまり元気なせいで、仮病だと疑う人がいるので会見することにしました」と、ユーモアを交えて明るく語る。昨年2月に腸閉塞の手術を受けた際に大腸がんが見つかった。5段階に分類されるがんの進行度のうち、リンパ節への転移のないステージ2という診断だった。いったんは抗がん剤治療を試みたものの、身体への負担も大きく、活動に支障をきたすと判断。その後は食事療法などの民間療法に切り替えて、体調も安定していたという。しかし昨年末、腹部に痛みを感じて都内のがん専門病院で診断を受けたところ、再び抗がん剤による治療を強く薦められたため、2月からの治療休養に踏み切った。いまは4度目の抗がん剤投与が終わったところ。医師からも「できるだけピアノを弾いて、普通の生活をしてください」と指導されているそうで、今月も12日のソウルでのリサイタルや19日の東京オペラシティでのトーク&コンサートなど3本のコンサートがあるほか、12月のサントリーホールでのリサイタルなど、来年3月まで月数本ずつのペースでコンサート予定が決まっている。「最近は若い時ほどはたくさんコンサートをやっていたわけではありませんでしたが、それでもいま思うとかなりプレッシャーだったかもしれません。(このペースだと)楽しみながらコンサートを準備する余裕ができて、生活を楽しむことを久しぶりに体験しています。演奏家にとって大事なのは毎日の練習なので、それをいかにうまく治療と両立して続けていくか。主治医の先生も演奏スケジュールに合わせて治療計画を立ててくださっています。治るかもしれないし、治らないんだったら共存すればいいかなと」治療にも演奏活動にも前向きに取り組む姿勢は中村らしい。今年で71歳。さらに深化していくだろうその音楽を、私たちもあまり深刻にならずに聴き続けることが、なによりの応援になるはずだ。12月5日(土)にサントリーホールで開催されるリサイタルは6月11日(木)により先行発売が開始される。◆今後の主な公演6月19日(金) 東京オペラシティコンサートホール【トーク&リサイタル】9月27日(日) サントリーホール【小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団と共演】10月30日(金) サントリーホール 【渡邊一正指揮東京フィルハーモニー交響楽団と共演】12月5日(土) サントリーホール 【ピアノ・リサイタル】取材・文:宮本明
2015年06月05日