メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「女性らしいことを楽しむことができません」という、智さん(19歳・大工)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■智さんのお悩み女性らしいことを楽しむことができません。服を買いに出掛けたり、メイクをしたりできないのです。ファッション誌を手に取ることにさえ罪悪感がありできません。でも、たぶん人並みかそれ以上に興味はあります。誰も家にいない時にならできます。物心ついた頃から、家計を苦しめてはいけない、病気がちの母を心配させてはいけない、両親の期待通りに生きなければいけないと、したいことを我慢してきました。それで、小さい頃から自分の身だしなみは後回しにして、全然気にもならないというふりをしてきました。今は自分の収入で欲しい物を買うことができるのですが、ずっと我慢し続けた19年が、私を自由にしてくれません。両親のイメージする私とは正反対の私が苦しんでいるんです。特に女性らしいことがしたい、という思いに一番締め付けられています。どうしたら罪悪感に勝てますか? この先、20代になる前にどうにか乗り越えたいんです。助けてください! ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんより智さん、こんにちは。うん、うん、女性らしいこと、すればいいですよ。だって、せっかく女の子に生まれたんですもの。女の子を楽しみましょう! 自分のしたいこと、よーく、わかってますね。これは、できるできないじゃないのです。するだけ! 自分を縛ってるのは自分だけですから!! そりゃー、怖いかもしれません。だって、ずっと、してはダメだと思ってきたのですから。でもね、怖いけど、するの。してみるの。怖いのは、最初だけだから、ね。怖くなくなるのを待たなくていいの。他にも、したいこと、全部しよう。我慢してきたこと、全部しよう。自分の人生のハジマリ、ハジマリ。おしゃれにお金をかけてもいい。お母さんを心配させてもいい。両親の期待に応えなくてもいい、がっかりさせてもいい。わたしだけ楽しんでもいい、幸せになってもいい。デスヨ! お金を使うのって、ほんと、怖いですよね。私もね、18歳でひとり暮らし始めたとき、買うものがいっぱいあって、どんどんお金使って、使う自分が怖かった。ずっと、倹約、倹約で生きてきたから…。自分が、どんどんお金を使ってしまう人になっていくような、金銭感覚が狂っていくような気がして怖くて怖くてね、母親に泣きながら電話したことがありました。 号泣しながら「お金使っちゃうよー」って。そしたら、「面白い子だねー、必要なもの買うんだから、いいんだよー」って笑われました(笑)。で、今はね、「自分が楽しむためにお金を使ってもいい」って思ってる。というか、そこにお金を使うことが、みんなハッピーになることだし、一番いい使い方だってわかったから! それから、「両親のイメージする私とは正反対の私が出せない」ってことですが…ということは、これまでイメージ通り(だと思って)男の子っぽくしてきたってことよね。もしかして、お仕事も大工さんという男性っぽいものを選んだのかしら?! 実は、女性らしいことや格好にブレーキがかかって、男の子っぽくしている人の多くが、私のカウンセリング経験上、親に「男の子が生まれることを望まれた」って人か多いの。「女で生まれて、ごめんなさい」って思ってたりする…。でもね、だとしても、だからと言って、ご両親も女の子に男の子として生きることを望んでるわけじゃないと思いますよ! あなたが男の子の代わりをしなくていいの。ご両親に聞いてみてね。もしも、小さいときご両親に男の子っぽい服装を着せられたし、両親に聞いたら「男の子がよかった。男の子っぽくしててって言うはず!」と言うなら、100歩譲って言われたとして…そしたら、そろそろちゃんと教えてあげましょう。「私、女の子だよ」って。「現実みてよ、本当の私を見てよ」って言えばいい。「苦しかったよ」って言えばいい。そして、ご両親がどうあれ、もう本当の自分を見せていい。いつでもどこでも、本当の自分でいていい。本当の自分の人生を始めましょう! 女の子は楽しいですよー! カモーン! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人に気を遣いすぎる、人目を気にしすぎる自分が疲れます」という、サムさん(31歳 パート社員(主婦))のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■サムさんのお悩み私は、13歳の頃から過敏性腸症候群で悩まされ、かれこれ現在も悩まされてます。高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした。19歳で結婚し、出産。しっかりした親にならなくてはと必死でした。自分一人で抱え込み、いっぱいいっぱいになったり、周りの目を元々気にするタイプで、ものすごく周りに気を遣い、曲がったこと、嘘が大嫌いで、心配性です。家庭内での自分が、本当の自分だと思います。会社でもいい顔して、友人にも、といっても少ない貴重な友人ですが、いい顔してしまってる自分。自分の予定があっても、何か頼まれると断れません。「助けてあげたい」「力になりたい」と思いそちらを優先し、自分の予定を無理してでもあけて、あとで切羽詰まり、パニックになるのです。この過敏性腸症候群も、13歳の時より、ものすごくひどくなり、外食でも後ろに誰かが座ったり、自分が自由にトイレにいけない状況に陥ると、ものすごく不安になり、おなかを壊します。渋滞が怖くて公共交通機関も使えず、車も家族以外の人とは乗れません。集会や、卒業式や面接にも参加できないくらいです。今までこのような状況を前もってわかってるときは、1日前から断食したりしてましたが、体調を崩すので…こんな病が治ったらものすごく幸せなのに、といつも思います。人と話すときも、集中して聴きたいのにおなかの調子が悪くなり、聞けなくなります。こんな自分に、自信がなくなりました。自分自身が変わりたいと思い、心屋さんの「自分をすり減らしてる人へ」の本を購入し読みました。そしてこのサイトに出会ったので、助けていただけるならと思い、綴りました。解決にいたれば幸いです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりサムさんへ。はじめまして、心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。サムさんへアドバイスさせていただくにあたり、ひとつお約束していただけますでしょうか? 「私はもう幸せになってもいい」と言っていただけますか? 自分が幸せになることをもう許可してあげてくださいね。お悩み読ませていただきました。サムさんは人目が気になり気を使い過ぎて、ご自身の気疲れが溜まってしまって、13歳の頃からおなかを壊されてしまったのですねぇ…。私も気疲れが多かったようで13歳で腸の大病で大きな手術をしました。そして、私もよくおなかゆるゆるさんなのです。新幹線や飛行機にもトイレがあってほんとに助かりますよねぇ。それからサムさんは19歳で結婚出産されたのですね。ずいぶんと頑張って来られたのでしょうねぇ。家事や子育ても大変だったでしょう…。サムさんよくがんばって来られましたねぇ。そして、人目を気にして周りを気遣ったり、立派な親になろうと頑張ったり、自分を後回しにしてまでも他人を優先して、人を助けたい、人の役に立ちたいと行動して来られたのですねぇ。けれども、そうやってサムさんの本当は言いたいこと、本当はやめたいこと、本当はしたいことを、ギューギューに抑えつけて自分を我慢し続け、ずっと自分にウソをつき続けて来たのでストレスが蓄積してしまい、そうやってサムさんのお身体の一部がとうとう壊れてしまったように感じました。そうして、「もう嫌だよぉ…もう助けてよぉ…」と、ずっと泣き叫び続けているように思いました。ご相談でも、「高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした」とサムさんご自身が書かれてありますように、素の自分を出すということに、また目を向けてもらいたいなぁと思います。自分自身を取り戻すために、周囲に嫌われてもいい覚悟で、素の自分を自分で、もう認めて許してあきらめて、周囲にも、もうさらしてしまって、楽になってもらいたいなぁと思います。例えば、こんな感じです。実はおなかがゆるゆるだということ。実は役立たずなやつだということ、実は損得ばかり考えてるズルいやつだということ、実は嘘つき、など。こんな感じで、素の自分を隠さず認めて、許してあきらめて、さらけ出してしまえば、サムさんご自身がどんどん楽になれると思いますよ。それから、幼い頃の家庭での役割を、大人になってからの社会でも無意識に担ってしまうので、ひょっとしたらサムさんは、ちいさな頃に、お母さんを助けて力になってあげたかったのではないでしょうか? そして、お母さんの期待に応えたかったのではないかなぁと感じましたが、いかがでしょうか? 期待に応えたかったのに期待に応えられなかった自分や、役に立ちたかったのに役に立てなかった自分を責め続けて、本当の自分を抑えつけて我慢をし続けていたりしませんか? その我慢を解放してあげることで、サムさんが穏やかに緩やかになれると思いますので、ちょっとこの言葉を言ってみてくださいね。「お母さんの期待に応えなくていい」「ウソをついてもいい」「隠してることがバレてもいい」「もう立派じゃなくてもいい」「おなかがゆるゆるのままでもいい」「役に立たなくてもいい」「助けてもらってもいい」「気づかなくてごめんね」「嫌ったりしてごめんね」「そのままでいいよ」「私は 私で いいんだよ」「気遣いをやめること」「自分の本心を大切にすること」「自分を最優先にすること」サムさん、そのままでも自分が幸せになることを、自分にもう許してあげてくださいね。サムさんが笑いながら穏やかに過ごされる日が来ますこと楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子供を産みたいと思えない」という、ゆんさん(30歳・主婦)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ゆんさんのお悩み子供を作るべきか…。できれば夫婦で暮らしていきたいと思っています。でも周りからは子供をつくるプレッシャーが。主人はあまり子供がほしいとは言いませんが、姪っこや甥っこにデレデレ。私は子育ては大変そうだし、ストレスがたまりそうで、全く子供がほしいと思えません…。子供がきらいなわけではなく、子供を見てかわいいと思いますが、自分で産んで育てたいという気持ちにまでならないのです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりゆんさん、こんにちは。今は「子供を産んで育てたいという気持ちにはならない」これが今の素直な気持ちなのですね。普段カウンセリングやセミナー活動をさせていただきながら出逢う女性の中で、今はまだ子供を持ちたいという気持ちになれないと悩む人は、子供が欲しくて悩んでいる人と同じくらいいるように感じています。子供は天からの授かりもの。分かっているけれど、あれこれ考えてしまうのが人間ですよね。いま、ゆんさんが「子供を欲しいと思わない」という気持ちも「子供が欲しい」と同じようにごく自然な感情のひとつだと思います。ですから、今そう感じている自分に×を付けるのではなく、「私はそう思っているのだな」ということを肯定してあげてください。同じく、子供が欲しいと思っている人は、「私は欲しい」と思う気持ちを、他人や状況にかかわらず、まずは自分が受け止めてほしいと思います。「私は子供欲しくない!」「夫婦二人で過ごしていきたい!」…ああ、いま自分はそう思っているのだな、とただ受け止めるのです。そこに良い悪いのジャッジは不要です。他人の期待や常識に振り回されると、自分の気持ち以上に「べき」が基準になってしまいます。放っておくと自分軸を見失うばかりでなく、他人に受け入れられそうなことしか口にできなくなってしまいますよね。ここまで行くと、とても苦しいです。ですから、「べき」ではなく「『今は』欲しくないのだ」と感じている「自分」を認めてあげてください。その上で、もう一つ気になることがありましたね。それはご主人が子供好きであること。彼の気持ちを思うと、欲しくないと思ってしまっている自分が申し訳なく、後ろめたさを感じてしまいませんか。実は私自身もそうでした。ゆんさんが子供を欲しくないと思う理由は「子育てで大変そうだし、ストレスがたまりそう」とのこと。ここに子供というテーマを通して心の中にある不安があぶり出されているだけだとすると…? 問題は子供そのものではないことも考えられそうです。あなたは普段から我慢が得意だったり、相手の期待に応えようとしてストレスを溜めたりしていないでしょうか? もしくは一人で頑張ってしまい、気が付くと孤独を感じたりはしていませんか? もし子育てが始まったら、今以上に我慢を強いられるのではないかという不安に襲われてしまっているだけかもしれません。一旦子供のことは置いておいて、ご主人に甘えたり頼ったり愚痴や不満も含め、いろんな話をしてみませんか? そうする中で、勇気を出して今の気持ちを伝えてみてもいいかもしれません。何かを誤解したり、決めつけていることも、お互い分かって来るでしょう。ご主人との関係がより安心できるものになれば、今の悩みは悩みではなくなってしまうかもしれません。子供を持つ・持たないって、女性誰もが直面するテーマですよね。だからこそまずは自分の気持ちにとことん素直にいてあげてください。放っておいても人の気持ちは育っていきますから、結論は急がなくてもいいのです。まずは、今もこの先も、ご主人と仲良くお幸せに。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚できるのかしら」とお悩みの、ぱんさん(31歳・医療職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ぱんさんのお悩み一度就職した会社をやめ、改めて専門学校に通い今の職業に就きました。仕事にも慣れ大変ながらも充実しています。しかし年齢を考えると常に頭にあるのは結婚のことばかり。現在彼氏もおらずそれが引け目のように感じます。周りは結婚して子供もいる友達も多く、置いていかれている気がしてなりません。これから愛する人と出会い結婚できるのでしょうか? 自分のペースでとも思うのですが。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりぱんさん、初めまして。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。ご結婚についてのお悩みですが、ぱんさんにとって「結婚」とはどういうものと考えていますか? 結婚についてポジティブなイメージが湧いてきますか? それともちょっとネガティブなイメージが出てきますか? もしかしたらポジティブとネガティブが両方でてくるかもしれませんね。ぜひ紙に書きだしてみて、そしてその出てきたイメージとじーっと向き合ってみてください。意外と頭で考えていたときでは気づかなかった感情を味わえると思います。ぱんさんが本当に幸せと感じることは心からじんわりとしてきたり、嫌だなってネガティブに感じていたことは実はなんとなく上手く乗り越えられそうな気がしてきたり。自分が結婚に対して持っているイメージを再確認してみることで、もしかしたらどこかで拾ってきてしまった結婚に対する心のブレーキを無理なくゆっくり外せることがあります。そうは言っても相手がいないと始まらないと思われるかもしれませんが、ぱんさんにステキな結婚相手を見つけるコツを教えちゃいます。それはお付き合いしている、いないに関わらず男性と食事に行ったときには「おごってもらう」のです。当然お会計の時には財布を出さず、ニコニコしていて男性が支払い終わったら「ありがとう」と言う…。これだけです。ポイントはお付き合いしている、していないに関わらず男性なら年上、年下関係なく誰でもおごってもらってみてください。食事に限らず、コーヒーショップやコンビニでも構いませんし自動販売機で買うジュースでも構いません。そんなところから、男性であればチャンスがあれば誰でも構いませんのでやってみてください。そんなことをして結婚相手が見つかるのかと思われたかもしれませんが、ぱんさんはお仕事が充実されていてお忙しい毎日を送られてると思います。一旦就職された後、改めて勉強されて今の職場にお勤めということで、ぱんさんが本当にやってみたかったお仕事をされていることでしょう。とてもステキで素晴らしいことだと思います。ただもし、もしですが今、努力とか頑張りが強めになっているのであれば、そこを緩めていただくと結婚相手が見つけやすくなります。つまり、ぱんさんが頑張れば頑張るほど、周りにはダメでできない人が現れます。それは、ぱんさんが「頑張る」をするためには周りには「頑張れない人」が必要なのです。ですので、努力や頑張りつまり「自立」の部分を少し緩めて、人に頼りやさしくされるという「依存」の部分を増やす。その依存を増やすには「おごってもらう」のが効果的だったりします。「自立」と「依存」のバランスがぱんさんにステキな結婚をもたらしてくれますので、ぜひ愛され上手な女性になってみてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月06日年末の大掃除は終わりましたでしょうか? 年末年始はテレビも特集番組ばかりになり、家族揃っての恒例行事も終わるとやることがなくて退屈だったりするものです。そんな時に、心の大掃除はいかがでしょう? 一人でできるお金のかからないオススメの大掃除。私たちは日々、頭の中のたくさんの思考とともに暮らしています。私たちの頭は一日中いろいろなことを考えています。無意識のうちにいろいろな想念が浮かび上がっては消えていきます。悩んでいる時、うまくいかない時、進めない時などは、頭の中は思考でいっぱいで、息苦しくなっていたりします。そんなとき、私は大きな紙を用意して頭の中を書き出す(掻き出す)作業をします。どのくらい大きな紙かというと、おすすめなのは模造紙です。ちょうど、2014年12月も終わろうとしています。12月のカレンダーの裏なんかもちょうどいいですね。模造紙と書きやすいペンを用意します。そして、今あなたが頭の中に思っていることを書き出していきます。大学ノートの大きさに慣れている私たちは、はじめはどこに何から書いていいのか分からなくて戸惑うかと思います。それでもまずひとつテーマを決めて書き出すと次から次へといろいろなことを思い出すでしょう。・今の悩み・なりたいもの・目標・欲しいもの・嫌なもの・今日の予定・明日の予定・買い物リストなど、思いついたものをどんどん書いていきます。自分にとって「意味がありそう」と思う大きなテーマから、書くまでもないかと思うような小さなテーマまで。思いついたものをどんどん書く。丁寧に書く必要はないです。誰かに見せるものではありません。あらかた書き終えたら手が止まることもあるでしょう。そうしたら、美味しいお茶でも淹れて一息つきましょう。それまでに書いたその紙を眺めながら、お茶を飲んでいるとまだ次に書くことを思い出すのではないでしょうか。これを一日がかりでやってみてください。一日がかりです。壮大な「頭の大掃除」です。自分の頭の中にあるものを全部絞り出すつもりで全部書いて、もうどこを探しても何も出てこないと思ったらおしまいです。さあ、あなたの目の前にあなたの頭の中身が広がっています。あなたの頭の中にモヤモヤと広がっていたものが全部目に見えるカタチで出てきました。この爽快感はやった人にしか分かりません。書き出した紙は何に使うわけでもありません。とっておいてもいいですが、ビリビリにやぶって捨ててしまっても大丈夫です。後になんの形に残るわけでもないのに、これで私は人生が前に進みだしました。だまされたと思って、この年末年始、あなたの頭の中の大掃除をしてみませんか?
2014年12月30日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門による「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんから、一歩を踏み出せないで悩む全ての方へ、温かくも力強いアドバイスをいただきました。決断できない。仕事をはじめられない。恋人と出会えない。選べない。そんなあなた。もしかして、あなた。ひとつを選ぶと、無限に広がる自分の未来という世界が狭くなる、と思っていませんか? 最良のものと出会いたい。最良のものと出会う前に手近なもので決断したくない。そんな思いが、あなたの決断を鈍らせていませんか? 選択できず、前に進めず。ずっとそこに居続ける。いつまでそこに居続けますか?今、思いついているアイディア。今、これならやれそうかな、と思っていること。今、目の前にある人脈。それがあなたのすべてです。今、あなたがいる場所で、神様は与えられるすべてのものを与えてくれています。それだと、あなたが思い描いているパーフェクトな夢とはほど遠いのかもしれないですね。もしくは、やるからには完璧を求めているのかもしれませんね。起業したら、サラリーマンの友達に羨ましがられるくらいの大成功。歌を歌うなら、有名アーティスト並に人を感動させるくらいに歌えるようになってから。文章を書くなら直木賞並のものを書けるようになってから。着物を来て外を歩くなら、どのおばさまにも文句を言われないくらいぴしっと着こなせるようになってから。ハードルを上げすぎて、そんなふうにはできない自分に直面するのがイヤで、足を踏み出せずにいたりしませんか? 足を踏み出さなかったら無限に広がる可能性が。目の前にあるこの選択肢で妥協してしまったら、私の可能性が急激に狭まる。私はこの程度で終わってしまうのだと思ってしまって、今、目の前にある選択肢から1つを選ぶことができないのかもしれません。逆です。その程度の一歩を踏み出さないことには、可能性は広がらないんです。その程度の一歩を踏み出すことで、その程度の選択をすることで、あなたの人生が動き出します。そうして、動き出したあなたの人生が、次の一手を見せてくれるんです。幻想のままの無限の可能性を惜しんで、その場所に居続けますか? 無限の可能性が消え去る覚悟をして、その程度(に見える)選択をしますか?三叉路の道で一本の道を選ぶと、行けたはずの2つの道を捨てることになります。可能性を2つ捨てる気分になって選べないのかもしれません。安心してください。1つを選んだ先にまた五叉路が現れます。ひとつに決めても未来は狭まりません。もう一度、聞きます。幻想のままの無限の可能性を惜しんで、いつまでその場所に居続けますか? まずひとつ選んで、前に進んでみませんか。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年12月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「大好きな彼が忘れられない」という、ゆうさん(20歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆうさんのお悩み7年前から一人の人を引きずっています。新しい恋をしたい。前に進みたいのですが、今でも忘れられません。いつまでもこのままではないか、と怖くなります。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆうさん、こんにちは。ご相談いただき、ありがとうございます。そんなに好きになれる人に出逢えたこと、とても素敵だと思います。ずっと好きでいる自分に落ち込む必要なんてないですよ! そんなゆうさんに、「次は僕を好きになってほしい」と思う男性はたんさんいるんじゃないかしら。ところで、ゆうさんは、今、彼を忘れようと頑張ってないですか。実は、それ、逆効果なんです。なぜなら、忘れようとするときには、何を忘れるんだっけ?と忘れる対象、つまり、彼を思い出すように脳はできているからです。忘れようとすればするほど、思い出すようになってるんです(苦笑)だから、無理に、忘れようとしなくていいの。大切な思い出としてとっておいてね。しかも、いきなり嫌いになれるわけもないのだし、好きでいていいじゃないですか。彼を好きでいた一途でかわいい自分も一緒に、大事にとっておいてね。ちなみに、その頃の自分が嫌いだったり悔いがあると、引きずる原因になったりしますよ。例えば、本当の自分が出せなかったとか、あの時、ああしていれば…とか。ゆうさんは、どうかしら? そんなときは、自分を許すことから始めましょう。本当は、どうしたかった? どうできてたらよかった? でも、できなかった。悲しかったね。悔しかったね。うんとうんと感じきりましょう。でもね、それが、あの時の自分の精一杯だったんだよ。あれでも最高に頑張ったんだよ。もう責めなくてもいいよ。不器用で、けなげでかわいかったよ。きっと、次は、大丈夫。そして、次の恋に行くためにはだけれど…ゆうさんは、会った時にある程度わかる派かな。友達からだんだんと好きになっていく派かな。前者なら、そのうち、ある日突然、出逢っちゃうから大丈夫(笑)。 こんなことで悩んでたことすら、忘れちゃう。後者なら、彼より好きなれるかどうかって考えないで、いろんな人のいいところを見つけて、気軽にお友達を増やしていけばいいんじゃないかしら? それから 「恋はするものじゃなくて、落ちるもの」って名言があるように、好きな人を「見つけよう」と頭で考えてがんばるのはやめて、今の素直な気持ちに従って、まずは自分のしたいことをしてみませんか。 あなたがあなたらしく楽しんでいる姿は魅力的でしょうし、そんな中で、自然体でいられる人と巡り合えるのではないでしょうか。そうならなかったとしても、楽しいからどうでもよくなって…そしたら、そんなときに現れちゃうものくらいに思ってみて! そして、それが、また、その彼かもしれないし、人生何があるかわからないものです。ご縁があれば、また、チャンスだってあるかもしれない。それまでに、うんといろいろ経験して、キラキラしていましょうよ。最後に、心屋流らしく魔法の言葉として、ゆうさんが一番恐れていることから自由になるために、こんな言葉を呟いてみましょうか。「ずっと、一人でもいい」「好きな人ができなくてもいい」そして、次の恋に向けて、こんなのもどうぞ。「どうせ、私、惚れっぽいし~」確かに、恋は刺激的だし、毎日にトキメキやウキウキ、ハリをもたらしてくけれど、それが全てじゃないから。恋をしていても、していなくても、幸せに楽しく過ごしてね。そして、うっかり落ちてしまうであろう次の恋を応援しています!【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年12月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます」という、ゆーこさん(27歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ゆーこさんのお悩みネガティブ思考で自分をどうしても好きになることができず、自分は幸せになる資格はないと思ってしまいます。そのためか恋愛もなかなかできず、交流を広げたりすることができません。そのためどんどん引きこもってしまい、仕事もプライベートも上手くいかず、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せず、自分は何をしても無駄なんだ、自分は何をしても可愛くはなれない、幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます。どうしたらポジティブに自分を好きになり変わることができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりゆーこさん 超が付くほどネガティブ思考の心屋ジェニーです。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ゆーこさんのお悩みを読ませていただいて、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。という部分に、そうそうそうそうそう! ついついやっちゃう、やっちゃう、と思わず激しくうなずいて同感してしまいました。なんだか私と同じような方が居てくれて嬉しいです(笑)。そして、このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せずと文面にはありますが、ゆーこさんご自身がこちらのサイトにお悩みをご相談くださいましたことが、もうすでに1歩を踏み出されておられます。そして もう変わり始めておられるように、私は感じていますよ。私もゆーこさんのように思っていました。ひがみっぽくってひねくれているネガティブ思考な自分の責め癖や後悔癖、否定的・批判的な考え方に振り回されて、ほんとに疲れますよねぇ…。幸せそうな人の幸せを妬み、楽しそうな人の楽しんでいることにひがみ、いちいちひねくれて受け取る性格や、社交的にできない自分、魅力が足りない自分、面白みに欠けてる自分、どうせ無理という消極的な自分…。そんなネガティブ思考な自分が、私はとてもとても嫌でした。そんな私が、実際に変われた方法をお伝えしますので、これを自分で実際にやってみると すこしづつでもちゃんと変われますので、どうぞやってみてくださいね。まずこの言葉を声に出して言ってみてください。ネガティブでいいーネガティブな自分のままでいいーネガティブな自分のまま、幸せになってもいいーひがんでもいいー妬んでもいいーいちいちひねくれてもいいー社交的にできない自分でもいいー魅力が足りない自分でもいいー面白みに欠けてる自分でもいいーどうせ無理という消極的な自分でもいいーネガティブでいいーネガティブな自分のままでいいーネガティブな自分のまま 幸せになってもいいーそうして、そのままの自分を まず言葉で受け容れてみてください。ネガティブな自分を、もう丸ごと認めました。ネガティブな自分を、もう丸ごとあきらめました。ネガティブな自分を、もう丸ごと受け容れました。ネガティブな自分を、もう丸ごとさらしました。ネガティブな自分を、もう丸ごと打ち明けました。ネガティブな自分を、もう丸ごと隠すことをやめました。そうして、次は行動に移してみてください。そのままの自分を、そのまま隠さずに打ち明けてみたり話してみたり、さらしてみたりしました。これはちょっと勇気が必要でしたが超ネガティブな私にもできましたので、どうぞやってみてくださいね。そうしたらそのうちに、なんだか自分が楽になったのです。そうしてるうちに、なんだかよかったとか、安心するとか楽だとか言われるようになったのです。そして、気づくと自分のネガティブさがウケて大笑いされたり、なぜだか好かれるようになってしまったのです。私、ネガティブのままなのに(笑)。私は 相変わらずネガティブなままなのですが、なんだか幸せな気分にもなれるようになったのでした。そして、自分の気持ちがそうなってしまうと、幸せな人を見たとしても「ああそうか、私もそうなってもいいんだなぁー、私もあんな風に幸せになってもいいんだなぁー」と、やっとそう思えるようになってきました。ゆーこさん ご相談ありがとうございました。どうぞ ネガティブな自分のまま幸せになってみてくださいね。そして、たくさんの隠れネガティブさんたちにも届きますこととっても楽しみにしています。
2014年12月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼を怒らせてしまい1ヵ月連絡がありません」という、emiさん(40歳・公務員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■emiさんのお悩み8年間付き合った彼から「嫌な思いを我慢しても一緒にいたいのか、それとももう我慢ができないか。時間を掛けて考えたいと思います。」のメールをもらい、1ヵ月連絡がありません。これまで何度か、私の軽い気持ちですねたりいじけたりしたメールで彼を嫌な気持ちにさせてしまいました。顔を合わせて同じことを言えば、ちょっとすねてかわいいと思えても、メールではそれが伝わらず、私はなんでこんなことでそんなに怒るの? と思ってしまいます。でも彼にしたら、とても嫌な気持ちにさせられていたようです。彼を怒らせるのは、いつもメールが原因です。言い訳すれば、かえって逆なでしてしまうことになり、どうやって仲直りすればいいのか、アドバイスをお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより長くお付き合いしてきた男性からこう告げられ、とてもショックですね。お辛いと思いますが、1ヵ月連絡がない中で、emiさんも冷静に考える時間が持てたでしょうか。これからのことですが、たとえ彼とこの先どうなったとしても、emiさんには自分らしくノビノビできる幸せが待っていることに変わりはないと思います。そのために、いまお伝えしたいことを書かせていただきますね。もしかしたら、あなたはもともと素直になれず意地を張ってしまうような一面がありませんか? 相手にはその素直なあなたの気持ちが上手に伝わっていない可能性があるような気がしました。これまで、あなたはどの程度、素直な気持ちを彼に伝えて来たでしょうか。もしかしたら、素直な気持ちとは、あなたにとって口にするとちょっと悔しくなるような、相手に負けるような、そんな恥ずかしい気持ちかもしれません。そんな「本音」は言わない代わりに、変化球を投げる方が得意ではありませんでしたか? 実は男性にとって、女性が投げる直球と変化球の違いはとても分かりづらく、どんな球も真に受けてしまうところがあるようです。例えば、本音は「もっと一緒にいたい」。ところが、口から出るのは「あなた、私のことどうでもいいと思っているんでしょ?」だったとします。意地を張ってしまうと本音がつい相手を責める言葉になり、「もういい、知らない!」と彼を冷たく突き放すような、真意が全く伝わらない変化球になってしまいます。この変化球とは「心にもない言葉」、そして本音の裏返しでもあります。あなたにとっては真意ではないそれらの言葉を、いちいち彼が真に受けていたとしたら…? 彼がそっぽ向いてから、「そういうつもりはなかった」と、言い訳したり誤解を解いたり面倒な仕事が増えていたのはこういうことなのかもしれません。変化球を投げたくなる時は、どういう時でしょう。それは相手の真意を確かめたくなる時。つまり、心の中で実は愛されている自信が持てない、と不安に感じているときでもあるのです。いかがですか? つまりお互い「相手に愛されている自信が持てない」という共通点があったかもしれませんね。さて、ここで質問です。彼が大切にしているものが何か、あなたは知っていますか? 男性は基本的に、愛する女性を喜ばせたり、彼女の役に立つことで心の栄養を得てゆくもの。更に、自分の愛情表現が不器用だと自覚しているからこそ、それを豊かに受け取ってくれる女性にとても励まされ、もっと愛したいと思う気持ちが育つようです。emiさんの彼が「我慢を重ねてきた」と言うのですね。それはきっと、彼なりにあなたを理解しようとか、愛情を示そうという努力を続けてきたことが表現されているような気がします。彼が大切にしてきたものとはつまり、あなただったのではないでしょうか。相手が大切にしているものをこちらは「本当に知っているか?」これを疑うことがとても大切なのです。私たち女性はついつい、自分が思った通りの愛情表現をしてくれないとダメ、とハードルを上げたくなってしまいますね。そのハードルを超えようとする男性の姿にこそ愛情を感じるのが女の困った性(さが)。最初は男性も、努力しよう! と頑張ってくれてはいても、励ましもなく我慢が続くと「もう頑張れない」「自分は彼女の望みを叶えることはできないのではないか」と自信を失ってしまうのだそう。そう、これからemiさんがパートナーに伝えていくべきことは言い訳でも弁解でもなさそうです。「あなたの気持ちを分かってあげられていなかったようで、ごめんなさい」「本当はもっと一緒にいたい」他にどんな言葉がありますか? もう意地を張るのはおしまい。自分の素直な気持ちを伝え、相手の愛情を信頼して受け取る勇気を持ってみましょう。あなた自身が将来、素直な気持ちで幸せなパートナーシップを築いて行けますように。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年12月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「元気で明るくなりたいのにどうしたらいいかわかりません」という、ゆかたんさん(26歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆかたんさんのお悩み過去との付き合い方に悩んでいます。とくに過去の自分のあやまちや失敗にとらわれ、心がしんどくなる時があります。このモヤモヤを消化して元気に明るい私になりたいのですが抜けられず、どうしたらいいのかわかりませんので、仁さん、どうか助けてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりゆかたんさんこんにちは。心屋塾認定講師の小林です。仁さんに代わってお答えします。なかなかポジティブな考え方ができず、つい過去のできなかったこと、うまくいかなかったことに焦点を当ててしまうのがダメだと思われているのでしょうか? 確かにポジティブで明るいということは、エネルギッシュで生き生きしていて、周りの人からも認めてもらえそうな気がしますので、とてもステキではあります。しかし、ポジティブで明るければ全ての問題が解決するわけではありません。ゆかたんさんの仕事だったり、家族や友人のこと、パートナーのことだったり、やってみたいこと好きなことに対して全て「ポジティブで明るい自分」で乗り切ろうとすると、ガソリンが切れてしまった車みたいに動けなくなってしまいます。もしかすると、今「ポジティブで明るい自分」になりきれないなら、ガス欠をおこさないように心と体が、自然とブレーキをかけて温存していてくれているのかもしれません。そこで無理に動かそうとすると、心と体がついてこないので、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるかのように、全然前に進まないけど疲労感だけが残っている状態になってしまいます。ですので、まずは緩めるのは「ブレーキ」ではなくて「アクセル」の方であることを覚えておいてください。ブレーキを踏んだままでは、いくらアクセルを踏んでも前に進みません。今のままアクセルを踏むように、明るくなろうポジティブになろうとすると、ブレーキがかかっているので前に進まないのですが、ブレーキを外そうとすると「怖い」という感情が出てきます。この「怖い」が心と体のブレーキになっているんですね。「怖い」のまま、振り切るようにアクセルを踏み込んでポジティブに明るくしようとすると、ふとアクセルを緩めた時にこの「怖い」がやってきて、あわててアクセルをまた踏み込んでしまうんですね。この繰り返しがとてもゆかたんさんを疲れさせて、やりたいことだったのがある日突然つまらなくなり、好きだったものが見たくもなくなり、周りの目を気にしだして自信もどんどん無くなっていきます。ですので、まずはその「怖い」と仲良くなってほしいのです。また失敗してしまうという不安、また誰かを傷つけてしまうという恐れ、どんなネガティブな感情も大切なゆかたんさんの感情です。そんなネガティブなこと考えていてはダメって自分で自分を責めるのではなく、怖かったんだね、不安だったんだね、大丈夫だよ、きっとうまくいくよって、ゆっくり優しく声をかけてあげてみてください。ネガティブな感情から逃げるのではなく、ちゃんと向かい合うことこそが本当の勇気だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月25日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の特技を活かして成功したい!」と悩むRioさん(25歳・介護員兼 音楽療法士)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■Rioさんのお悩みこんばんは。北海道の音大OGです。私は小さい頃からピアノ講師が夢でした。しかしいざ社会人になると、大手の音楽教室は小遣い程度の収入。専門学校の保育科ピアノ講師さえ、空きがない現状。中学から音楽科で学んできた身としては、生活のためとはいえ介護をするのはいたたまれません。社会人3年目。いい加減、音楽を活かせる仕事がしたい。学生の時は声楽を学んだこともあり、TV番組の「うたのおねえさん」になりたいと本気で考えています。自分の気持ちに正直に、人生を成功させたいです!! どうか、哀れな小娘を救ってください。お願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりrioさんはピアノの先生になりたかったんですね。それは大手の音楽教室に雇われないとできないことなのでしょうか? 雇われてもお小遣い程度で食べていけないとのことですが、それでは現状の介護職との二足のわらじだったらどうですか? 両立させるには介護職はきびしいということでしたら、やりたい仕事をやるために「生活のための仕事」に転職してみたらいかがでしょうか? その上で、本業がお休みの時にピアノの先生をしてみるというのはどうですか? その選択肢の中には「開業」という手もあると思います。自分のおうちもしくはレンタルスペースでピアノ教室をはじめる。そんな本も出ていますし、ノウハウもネット上に溢れています。もちろん、その通りにしたからといってすぐに軌道に乗るわけではないと思います。お客様(生徒さん)に来ていただくためには、商品(講師としての自分)が魅力的に見える売り出し方も考えなくてはいけないでしょうし。教室をするための場所も整えないといけないでしょう。いずれにせよ、いろいろな努力を必要とするとは思いますがそれでも、夢だった仕事を現実のものとするための努力は楽しいものです。私も、心理カウンセラーを仕事にしよう。個人事業主としてやってみよう。と思った時にまず思ったのが、「食べていける気がしない」という不安でした。いままで自分でお客さんをとって、稼ぐという働き方をしたことがないのです。当然の不安だと思います。そんな時に、まず私がしたのは、「自分で自分を売り込んで、お客さんを集めて、お金をいただく」という練習をすることでした。具体的には、私の場合はパステル絵の教室を開いてみました。パステル絵の教室を開ける場所を探して、自分のブログで告知をして、集まってくれた生徒さんからお金をいただく。という「経験」を積んだのです。もちろん、ぜんぜん生徒さんが集まらなくて、ゼロの時もありました。人生はトライ&エラーです。うまくいかなかったら、「どうしたらうまくいくだろう?」と次の手を考えるのです。そういった試行錯誤をゲームのように楽しんでみることが、大事だと思っています。うまくいってもうまくいかなくてもいい。これ、試してみたらどうなるかなぁ? という軽い気持ちで挑戦することが、ひとつの失敗を大きく捉えすぎること無く、気楽に「ああ、だめだったなぁ。次どうしようかなぁ」と考えられるのです。そのために、生活の基盤は別で持っておく方がいいと私は思います。だから「両立」はいかがですか? と最初に提案させていただいたんです。生活するための収入源を確保したまま、やりたいことに挑戦する。やりたいこと一本でいけそうな気がしてきたら、生活のための仕事とピアノ講師の割合を変えていけばいいんです。ピアノ講師でもうたのおねえさんでもそうですが。「ひと晩寝て、目が覚めたらうたのおねえさんになっていた!」というものではないですよね。今いる場所でできる小さな一歩が必ず、どんなことでもあるはず。それを「こんなことしても…」と思って、やりはじめもしないからずっと同じ場所に居続けるのです。rioさんが今できる一歩ってなんでしょうね? スタート地点の「今」からゴールの「ピアノ講師・うたのおねえさん」に向かっていくにあたって、やるといいことを思いつく限り書き出してください。その中に今日、今からできることってありませんか? それをまずはやってみてください。「千里の道も一歩から」昔の人の言葉は何かと的を射ていると思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月18日早いもので、2014年ももう残りわずか。来年は、今年よりもっと幸せに、できることならより多くの笑顔や出会い、気づきに満ちた年にしたい…そんなふうに思う方もいらっしゃるでしょう。そこで、「小池龍之介1日を大切にする気づきの手帳2015」を監修された、僧侶で作家の小池龍之介氏に、来年をよりハッピーに生きるため、今年中にしておきたいことをお伺いしてきました!■「今を生きる」ことが大切-小池龍之介「来年のために」を考えないで、何もしないことがよいでしょう。来年のために何をすればいいのかと思うだけで心の状態が穏やかでいられなくなります。ではどうすればいいのか。「今を生きる」ことが大切です。この一瞬を精一杯に感じていれば、次の良きことが向こうから勝手にやってきます。次にやることは、忘れているくらいでちょうどいいのです。「今」という大事な時間を、次に進むための単なる踏み台にすると、本当に大切なもの見失ってしまい、「今」がスカスカになります。例えば、目の前の恋人を踏み台に利用しようとするなら、関係が冷え込むのにも似ています。未来のことばかりに飢え渇かずに、「現在の時間」を充分に燃焼しましょう。今を楽しむこと、今それ自体を味わうことで、心が充足しはじめます。また、テレビでお馴染みの心理カウンセラー・心屋仁之助氏監修の「心がラクになる心屋仁之助手帳2015」からは、こんな言葉を抜粋してお届けします。■今までとは逆の反応を-心屋仁之助今日一日を、目の前のことを楽しんでいきましょう。今日与えられる出来事を、今日出会う人を、今日出会う記事を楽しんでいきましょう。そして、いままでと違う、逆の反応をしてみましょう。いまの結果をつくり出している、なんとなくやっている「習慣」に気づいて変えることで人生は簡単に変わります。その「習慣」つまり「当たり前」の中にある「これは正しい」「これは間違い」という考え方が、いまの自分の周りの結果につながっているのです。来年をより良い年にするための、ちょっとしたヒント、ぜひご参考にしてみてください。小池氏、心屋氏のお二人が監修された、2015年の手帳はいずれも、KADOKAWA/中経出版から発売中。新しい年を、あなたはどんな1年にしたいですか?気分に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。なお、このページを読んでくださった皆さまの中から抽選で各2名に、下記でご紹介する手帳をプレゼントさせていただきます。ふるってご応募ください!(文=編集よつば)■小池龍之介1日を大切にする気づきの手帳2015「自分の感情に振り回されず、リアルな感覚で今を生きなさい」という小池氏の教えに基づいた1日ひとつずつのメッセージが、あなたを過去から解放します。2015年の人生を豊かにする一冊。1.365日分のオリジナルの言葉を掲載2.自分の感情の波を記録する「快、不快の波線」付3.自分の欲と怒を書き記す「欲望と怒りの感情のメモ」付4.季節を感じられる「七十二候、二十四節季」付5.月の満ち欠けを知る「月齢」付四六判・上製・424P・2色・定価1700円(税別)/ KADOKAWA/中経出版―小池龍之介(こいけりゅうのすけ)プロフィール―月読寺(神奈川県鎌倉市)、正現寺(山口県山口市)住職。1978年生まれ、山口県出身。東京大学教養学部卒。2003年にウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。現在は、自身の修業のかたら、月読寺と正現寺を往復しながら、一般向けに坐禅指導を行っている。主な著書に『考えない練習』『苦しまない練習』(小学館)、『超訳仏陀の言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『しない生活』(幻冬舎新書)、『“ありのまま”の自分に気づく』(角川SSC新書)などがある。弊サイトの連載でもおなじみ「小池龍之介の恋愛成就寺 」(cocoloni PROLO)。■心がラクになる心屋仁之助手帳2015年は、“我慢しない”ということに集中してみよう。テレビでも話題、著書累計250万部以上の著者が送る、人生が変わる奇跡のダイアリー。・「今月」「今週」のメッセージオリジナルカード16枚付き224P定価1600円(税別)/ KADOKAWA/中経出版/四六判―心屋仁之助(こころやじんのすけ)プロフィール―性格リフォームの匠。個性を生かして性格を変える心理カウンセラー。兵庫県生まれ。京都を拠点に、独自スタイル「本当の自分を見つける」カウンセリングを行なうかたわら、東京・京都などでセミナー活動を展開している。ある大手企業の管理職として働いていたが、家族に起こった事件がきっかけとなり、心理療法を学び始める。その過程で自身の性格が変容していったことに気づき、心理療法を世に広める必要性に目覚める。それが原点となり、「性格改善」を専門とした現在のカウンセリング活動をスタート。独自開発のその手法は、開業後わずか2年で毎月のカウンセリングの予約が取りにくいほど大盛況となり、テレビ出演でも話題となる。著書は『仕事・人間関係どうしても許せない人がいるときに読む本』(KADOKAWA 中経出版)など多数。★小池龍之介・心屋仁之助手帳プレゼント本ページでご紹介した手帳2種類を、各2名様にプレゼントいたします。応募・詳細はこちらから。※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:12/1(月)
2014年11月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、レオさん(33歳)からの悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。みなさんはご自分のことを「ダメな人間だ」と感じることはありますか? そしてそんな「ダメな自分」は「愛される価値がない」と責めたりすることはありませんか? でも、それって本当でしょうか。いかり屋圭子さんが、その心理の秘密について優しく回答してくれました。■レオさんのお悩み罪悪感をずっともっていて、どうしたら自分を許せるようになるか教えてください。 高校を中退してからずっと物事がうまくいかず、予備校を経て大検を受けたのに、大学も中退して、自動車学校やパソコン教室など、親にたくさんお金を使わせてきました。 今もメンタルクリニックに通い、お小遣いかせぎのアルバイトするのがやっとです。健康保険料の払込み用紙を見ると、払えない自分を無意識にダメだと思ってしまい、親に申し訳なくなります。自分を罪悪感から解放するには、どうすればいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりレオさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。罪悪感を手放せないのですね。高校を中退してからずっと物事がうまくいかなかったのですね。それは苦しかったと思います。実は私も同じように「人生が思うようにうまくいかない」という悩みをずっと抱えていましたので、少しは理解できるつもりです。レオさんは自分の事を、何事も長続きしない人間、お金を稼げない人間、親に迷惑をかける存在だと思っているかもしれませんね。そして、努力できないそんな自分を「ダメな人間」だと罰しているのかもしれません。けれど私には、学校を途中で辞めて、ご両親にたくさんお金を使わせるレオさんは、人生を自分の思う通りに「うまく」生きてるように思えるのです。そんなこと、あるわけがないと思いますか。いいえ、あるんです。自分はダメな人間だということを証明することを無意識のうちにうまくされています。レオさんは、今、親御さんにどう思われていると思いますか。たぶん「ダメな奴」と思われていると思ってはいませんか。それなのに、どんなに迷惑をかけても、お金を使わせても、ご両親はレオさんを見捨てないですよね。それは何故だと思いますか。レオさんがどんな奴でも、学校を途中で辞めても、長続きしなくても、お金を稼げなくても、健康保険料を払えなくても、無条件に「愛しているから」だと思うのです。もし、叱ることがあっても、怒ることがあっても「愛している」と思うのです。だから、もうレオさんもご両親の愛情をただただ無条件に受けとりませんか。ダメな自分でいることで、ご両親から愛されていないこと、ご両親が不幸せなことを証明しようとしなくていいのです。そして自分はダメな奴だと証明しなくていいのです。何故ならば、「愛されているから」、ご両親は「幸せ」だからです。自分は愛されていないと思っている人は、外側に価値を見つけようとします。それは学歴であったり、キャリアであったり、資格であったり、見た目であったり、収入であったり、ブランドものだったりします。けれど、自分は愛されていると感じられていれば、何もできなくても、何も持っていなくても安心して生きていられます。人に迷惑をかけることすら大丈夫だと思うはずです。愛されていると感じられている時、人は周りの人を信じられるし、周りの人を信じられる自分のことを信じています。ご両親が「ダメなレオさん」を愛していることを信じてみませんか。レオさんは「親に迷惑をかけている、親に愛されていないダメな自分」という無実の罪を償おうとしているように思います。そしてそれにより、償う対象のご両親を無意識のうちに「加害者」にしてしまっていたかもしれません。レオさんに無実の罪を着せた「加害者」です。もうそんな自分を苦しめることはやめましょう。何も償わなくてもいいし、何も証明しようとしなくてもいいし、そのままのレオさんでいいんです。そう「自分の思う通りにうまく生きてきた」というのは「罪人としての人生」です。罪悪感を持っている人は、その罪を償いながら生きています。レオさんの場合は、「自分はダメな人間」として生きることにより、自分の心を傷つけることが、償う方法なのかもしれません。けれど、どんなに償っても、そもそも罪はないのですから、刑期に終わりがありません。終わらせるのはただひとつ。「そもそも罪はなかった」と認めることです。認めていくには、無条件に親に愛されてもいい。親に迷惑をかけてもいい。ダメな自分でもいい。ああ、頑張って生きてきたなあ。これらの言葉をつぶやいていてください。愛されているダメな自分を受け入れ認めてあげると、ご両親の愛も信じられるはずです。ダメが全てではない、ダメなところもあるけれども、頑張って生きてきた、ずっと愛されていた自分を見つけるはずですよ。レオさんが思っている以上に、人間の愛って、ご両親の愛って大きいのです。レオさんがご両親を思うように、ご両親も思っていてくれていますよ。人生は思い通りにいってないと思っていたかもしれませんが、実は思い通りにいっている「道の途中」です。安心して心と身体を休めてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼の元カノに嫉妬してしまう」という、わかさん(28歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■わかさんのお悩み彼の過去の恋愛に嫉妬しないためにはどうしたらいいでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりわかさん、こんにちは。短いご相談の中にも、彼の過去の恋愛に嫉妬して、苦しむ姿を想像してしまいました。好意と恋愛感情をわけるひとつに、独占欲があります。ですから、彼が好きなら、嫉妬はごく自然な感情だと思いますよ。まずは嫉妬してしまう自分を許してあげてくださいね。彼の過去の恋愛を意識してしまう、どんなことがありましたか? 元カノとのツーショット写真が出てきたとか、彼が元カノの話をするとか…。かわいいヤキモチは、恋愛のスパイス。もしも、それを表すのは、よくないと我慢してきたのなら、「捨てて」「話されるとイヤ」って伝えてみて。そのとき、「どんな気がしてしまうからか」を一緒に伝えられるといいですね。それでも、激しい嫉妬で苦しいなら、それは、古傷から来ているかもしれません。それには、先ほどの「どんな気がするのか」が鍵になります。例えば「元カノへの思いが残っているからだ」とか「私よりも元カノが一番なのかも」とか。更に、そう思うと、どんな気持ちが湧いてきますか? 例えば、「ちゃんと愛されてない」「いつか、いなくなってしまうんじゃないか」などです。振り返ると、もしかして、その思いって、今回が初めてではなかったりしませんか? だとしたら、わかさんがそう思ってしまうのは、彼や元カノは関係ありませんよ。わかさんがそう思ってしまうのは、彼や元カノは関係ありませんよ。ほとんどは、お父さん、お母さんに向けられている思いなのです。「どうせ、愛されてるし」って、いっぱい呟いてくださいね。そして「(彼の)一番になりたい! (のになれない)」という思いが強いようなら、それもご両親への思いなのですが、お姉ちゃん(下に妹弟がいる)に多かったりします。わかさんは、どうですか。両親の愛情を一身に受けてきた第一子が、下の子が生まれたことで、両親(愛情)を取られた! そのせいで、自分は愛されなくなったと勘違いすることが多いのです。そして、下の子の面倒を見ることで愛されようと頑張ってしまう。すると、大人になっても、自分が愛されたい、認められたいと願う相手に、自分より目をかけられている人を見つけては嫉妬するパターンにハマることもあります。もし、「そうかも」と思ったなら、「みんなが、弟(妹)をかわいがって、寂しかったな~、悲しかったな~」とその頃の気持ちをちゃんと味わって、わかってあげてほしいのです。そして「なのに、よく頑張って、弟(妹)世話したね~、たまに意地悪したけど~(笑)」ってあの頃の自分をねぎらってあげてね。そして、「元カノに負けたくない」といろいろ頑張って疲れてしまっているなら、元カノの亡霊を吹き飛ばし自由になる魔法の言葉は、「元カノ/弟(妹)に負けてもいい。っていうか負けてるし」です。すごーく抵抗があるかもしれせんが「負けたくない」と思ってしまうのは、悔しいかな「負けている」と自分がどこかで思っているからなのです。最後に、改めて、元カノをどんな風に考えたらいいかというと、「今の大好きな彼を作ってくれた功労者」です。出会い、付き合うって、凄いタイミングだと思うんです。元カノとの別れがあったから、今、わかさんとのお付き合いがある。そして、元カノとの関係で彼もたくさん学んだ結果、今、わかさんを選んでいる。極端な言い方をすれば、元カノの前に出逢っていたら、わかさんと付き合っていない可能性もあるのです。元カノが頭にチラついたら、チョー上から目線で「ご苦労であった。さがってよい。あなたはあなたの幸せを」って言ってお引き取りいただきましょう。わかさんは、これからも、もっともっと彼との関係を深めていける人なのですから、今を大切に、素敵な未来を。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月04日ユニバーサル ミュージックは10月29日、「和風総本家 豆助っていいな。歴代ベスト【初代~11代目】」を発売する。○"豆助"の初代から11代目までをまとめた初のベスト盤同商品は、動物ジャンルのDVDとしては5万本を超す異例の大ヒットシリーズとなった「豆助っていいな。」シリーズの最新作。テレビ大阪/テレビ東京系列で放送中の「和風総本家」(毎週木曜日21時放送中)で大人気のマスコット犬・豆助は、番組冒頭のお茶の間シーンを中心に登場しお茶の間のアイドル犬となった。同作は2008年に登場した初代から11代目までの選りすぐりの映像を1枚にまとめた初のベスト盤で、ブルーレイ盤も初めて同時発売となる。収録内容は、「いつも元気な3代目」「路地裏のプリンス7代目」「花が大好き4代目」「人気沸騰の5代目」「ほっと癒しの6代目」「ヘビー級のマイペース10代目」「とってもやんちゃ9代目」「小さな小さな8代目」「凛々しいお顔の初代&2代目」「ぬくぬくフワフワ11代目」など。ナレーションは、番組オープニング映像でも豆助と共演している麻生久美子。歴代豆助の数々の秘蔵映像とともに番組の雰囲気そのままで優しく語りかけている。本編約62分収録で、価格はDVDが2,800円。ブルーレイは3,500円(各税別)。なお同シリーズからは12月にも、「豆助っていいな。4」DVDが発売予定となる。
2014年10月22日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「嫌なことでも断れない」という、わん子さん(29歳・トリマー)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■わん子さんのお悩み私は何か言われると嫌とは言えないのが悩みです! 仕事で「これやって」と言われれば、嫌だなぁと思ってもやるしかないと思ってしまいます。お休みの日でも用事を頼まれると「お休みしたいなぁ」と思っても、口にしたら相手を怒らせたりダメと言われるんじゃないかと思って言うことができません!どうにか相手に上手く伝える方法はありますか? ■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりわん子さん、こんにちは。相手に上手に伝える方法はいくらでもあります。ただ、その「方法」だけ知っていても、うまく使える人と使えない人が出てくると思います。わん子さんの場合は、もう少し奥の方を見ていくとより効果が上がるような気がしますので、そこをお伝えしますね。わん子さんと同じように「いや」と言えない人は割と多くいると思います。実はこういう方々は、断れないこと自体がイヤというよりも、断ったとき相手にどう思われるかが怖くて言えない、という人がほとんどです。では、わん子さんはどう思われそうで怖いのだと思いますか? 実はそれはもう「相手を怒らせたり ダメと断られるんじゃないか。そう思うと言えなくなってしまう」とおっしゃっていますね。そう。つまり、断ったりイヤだと伝えると相手を怒らせてしまう、と思っている。自分の意見が受け入れてもらえないのではないか、と思っている。つまり、行動する前に先回りして相手の反応を決めつけて怖がっている、ということが分かります。そしてもしかしたら、怖がりながらも心の中では「どうして私ばっかり損な役回りなんだろう」とお腹の中ではイライラや怒りもあるかもしれませんね。この状態になると、自分は何を言っても無駄だと諦めてしまい、自分一人で我慢したり、無理するようになります。それが無意識に態度に出てしまうからこそ、上手に断れなくなってしまうのではないでしょうか。では、どうして「自分の反対意見は受け入れてもらえない」と思うようになってしまったのでしょうか。そのきっかけを振り返ってみましょう。というのは実は、こう思うようになったのはつい最近のことではないからです。意外な記憶が思い出される人もいるでしょう。もしかしたら、いつの頃からか、周りの空気を読んで「自分の意見を言わない方がいいんだ!」と半分ふてくされながら決めたことがあったかもしれません。何事も、何か自分の意思を伝える前に「どうせ受け入れてもらえない」という前提があると、断るときだけでなく、大事な場面で何も言えなくなってしまいますね。これは悲しいことだと思います。あなたは本当に受け入れられない人ですか? 意見を聞いてもらえない人ですか? そこを疑ってみるといいかもしれません。その上で、断って相手が怒ったとしても、「ごめんね」と誠意を伝えつつ、あなたはあなたの気持ちを大切にしてみてください。最初は勇気が要るかもしれませんが、今まで5回引き受けてきたとしたら、うち2回は断ってみる。慣れて来たら頻度を増やす。そうしているうちに、断れるようになるだけでなく、相手がお休みが欲しい時に快く代わってあげられるようにもなるでしょう。また、自分の意見を交えてもっと深いおしゃべりができるようになっているかもしれません。自分一人の中に溜めず、いやだな、断りたいという気持ちも相手を信頼して伝えてみましょう。それでダメだと言われたら、そのときまた考えればいい。今、わん子さんにとって大切なことは、自分は分かってもらえない人という決めつけを緩め、相手と自分を信頼してコミュニケーションを取ること。少しずつトライしながら、お仕事もプライベートも楽しんで行かれますように! 応援しています。
2014年10月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「好きな人がいますが、男の人とお付き合いしたことがなく、前に進むことがとても怖い」という、ラムさん(35歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ラムさんのお悩み35歳なのに、今まで男の人とお付き合いしたことがありません。この歳になれば同級生はもちろん後輩も結婚出産していく中で、焦りがあります。今までには飲み会やら紹介などもありましたし、私のことを良いと思ってくれる方も少しですがいました。しかし、そういう人に限って私の好きなタイプとは真逆なんです。そういう人から好かれても嬉しいというより、気持ちを押し付けられてるようで窮屈に感じてしまいますし、経験がないのでどうしたらいいのかわかりません。接客業なので、プライベートまで人に合わせるのが疲れてしまって…。 現在、好きな人はいますが過去に振られた経験しかないので、前に進むことがとても怖いです。私はどうしたら恋愛&結婚ができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりラムさんこんにちは、心理カウンセラーの小林威之です。今回のどうしたら恋愛と結婚ができるかというご相談ですが、まずは質問をさせて頂きます。ラムさんが考える「ステキな恋愛、結婚」とはどんな感じですか? その答えをマジマジと見つめてみて、本当にその答えがラムさんの心がときめく答えなのでしょうか? そこがポイントだと思っています。ラムさんが本当に望んでいる恋愛や結婚であれば、いずれその幸せがやってくると思います。ただ、ラムさんが心から望んでいるものとは違うもの、例えば、友達、同僚から幸せそうに見られたい、つまり見栄をはってしまっていたり、親が喜んでくれそうな相手を探していたり、テレビや雑誌などの情報で「これが幸せな恋愛、結婚」っていうのをまるまる信じていたり、ラムさんの心の中にある幸せに目を向けず外側ばかりに目を向けていると、幸せが近づきそうで意外と遠かったりします。自分の外側ばかり気にしているとつい力が入ってしまったり、よく見られたいと思って頑張りすぎたり、失敗したくないって思って二の足を踏んでしまったり、なんだか誰かを好きになってもとても疲れてしまうと思います。まずは自分が心から幸せって感じることに注力してみてください。話題が豊富でいっぱい話してくれる人が好きなのか、逆に私の話をたくさん聞いてくれる人が好きなのか、一緒に旅行に行ってくれる人が好きなのか、まったりカフェで一緒に過ごしてくれる人が好きなのか。はたまたイケメンが好きでもいいですし、お金をいっぱい持っている人が好きでもいいです。どんな「好き」にでも○×をつけないでいてあげてくださいね。自分が描いた幸せの中にステキな恋愛や結婚がありますので。彼氏や友達、仕事や会社、ましてや親やお金、ブランド物が私を幸せにしてくれるわけではありません。相手に合わせるのではなく、自分の幸せに相手にも付き合ってもらう感じです。お互いがそんな感じならとても幸せですよね。そして恋愛がうまくいくコツとして、相手に対して「あ、なんかイヤな感じがするな」って思ったとき、もちろん直ぐに次の人を探してもいいのですが、まず試して頂きたいのが、「お父さんみたいな人を好きになってもいい」ってつぶやいてみてください。ついお父さんのイヤな部分、嫌いなところを持っている男の人を遠ざけている時があります。昔、自分がイヤな思いをしたとして、その嫌いな部分を彼氏が持っていても、もしかしたら、あなたの幸せに付き合ってくれる人なのかもしれません。あきらめるには、ちょっともったいないと思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月14日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「真似すること、されることが嫌だ」というきらりんさん(36歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■きらりんさんのお悩み私はカウンセラーを目指して少しずつ叶えようとしておりますが、ある一つの感情が邪魔をします。それは「真似をしてはいけない」です。「こんなことを体験して克服した…、そのことをブログの記事にしようと思うのですが、他のカウンセラーさんが同じようなことを書いていた…じゃあ真似になるから辞めよう…、こんな専門のカウンセラーになろう! でもあの人が同じような専門でやってるから無理だわ~、真似になる…辞めよう」という具合で真似をしたらいけないって思ってしまいます。そして逆も、すごくイヤで真似されるのもイヤなんです。髪型真似された…、服装真似された…、持ち物真似された…。どうしたら真似しても良いと気持ちを切り替えられるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりきっと、きらりんさんには、誰かに真似をされて嫌な気持ちになった経験があるんですね。「髪型を真似された。服を真似された。持ち物を真似された。」そのときどんな気分になったんでしょうね。「私の盗られた!」「私の物なのに!」「私が特別なのに」といったところでしょうか。きらりんさんは、「自分だけのもの」「自分だけの特別感」というものに憧れや渇望にも似た気持ちを抱きませんか? ためしに次の言葉を言ってみてください。「私だけを見て」「私の物を盗らないで」「私だけ特別扱いして」「私のこと好き?」言ってみてどうでしょう? 何かが心の琴線に触れませんか? 「あのとき」本当は心の奥に湧いた言葉。言いたかったけど、言えなかった言葉のような感じがしないでしょうか? もし、ここに挙げた言葉を言ってみることで、心の奥底にある本当の気持ちが揺れ動くような気がしたなら「ああ、私は特別でいたかったんだなぁ」と気づくだけで、まずは良いと思います。ところで、きらりんさんは「守破離」という言葉を聞いたことはありますか? 辞書を引くとこのように書かれています。守破離【剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。】私は楽器やペン習字や日舞を習っていたので、よくこの「守破離」という言葉を意識します。なにをはじめるにせよ、最初は「守」ばかりです。きらりんさんの嫌悪されている「真似」です。先生の、師匠の真似をする。お手本通りになぞっていく。先生のように演奏しよう。お手本の文字をなぞろう。先生のように舞おう。その姿勢は、私にとってはカウンセリングでも同じでした。師匠である心屋仁之助さんの真似をしようと思っていました。楽器もペン習字も日舞もカウンセリングも、「真似よう、真似よう、真似よう、真似よう」としているので、似てきます。が、どうしてもお手本そのものにはなれません。どうしても、どうがんばっても目指しているのもそのものにはなれません。それはもちろん目指しているものと比べて、欠けている部分もあるのですが、出ている部分もあったりします。出ている部分は自分ではなかなか気づかなかったりしますけどね。それが個性というものだったり、独自性というものなのではないでしょうか。私はそう思います。どうしたって、自分色が出てきてしまうんです。どの分野にせよ、ほぼすべてが真似や模倣からはじまっています。完全100%オリジナルの物が生み出せるのは真の天才というべき人だけなのではないでしょうか?(100%オリジナルなんていう物があるのかどうか分かりませんが)きらりんさんは、「あんなふうになりたいな」「憧れるな」と思う人の真似から初めていいんですよ。むしろ徹底的に真似してください。たぶん、最初は自分の独創性のなさに嫌気がさして、すぐやめたくなると思います。そんな時はこうつぶやいてみてください。「つまらなくてもいい」「二番煎じ、三番煎じでもいい」と、つぶやきながら、つまらないブログを書き続けてみてください。単調な、どこまで続くとも知れない人真似の先にきらりんと輝く個性が光り輝くはずです。大丈夫です、きらりんさんの中にはかならず個性が詰まっていますから。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年10月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、サンディさん(46歳)からの介護の悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。 みなさん、まだまだ親は元気だし、なんて気楽に捉えていませんか。でも、いざという時ご両親を、そしてもしかしたら彼の親御さんも面倒をみる覚悟やプランはできていますか。なかなか他人事とは言えなさそうです。■サンディさんのお悩み介護の仕事を23年続けながら、87才の母と17才の愛犬をみています。どちらも認知症です。特に愛犬は昼夜問わず泣き叫ぶようになりました。 犬好きのご近所さんとペットホテルに日中はお世話になっています。母は毎日デイサービスに行っています。最近、家族のことを人任せにしておいて、介護の仕事をしているのはおかしいのでは? と思うようになりました。まずは家族を大切にすることが一番のように思えます。好きで続けてきた仕事ですが、一度辞めて、限りある家族との時間を過ごした方が良いのでしょうか? 経済的な不安も少しあります。辞めるべきか、続けるべきか悩んでいます。アドバイスよろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりサンディさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。認知症のお母様と愛犬の介護と、仕事のことで悩んでいらっしゃるのですね。「辞めるべきか続けるべきか」正解は誰にもわかりません。どちらを選んでもいいと思います。たぶん、どちらを選んでも、また悩むこと、悔やむことはあるかもしれません。けれど、大事なことは、サンディさんが今、本当に選びたいのはどちらなのでしょうということです。家族の介護を選んだら、経済的な不安を少し感じることでしょう。仕事を選んだら、限りある家族との時間を犠牲にしているようで自分を責めてしまうかもしれませんね。いずれにしても、何か、嫌な気持ちを抱えることはありそうですね。決めるのはあくまでサンディさんですが、ほんの少しだけアドバイスできるとしたら、お金は後からでも得ることができると思います。が、ご自身でも書かれているように、家族との時間には「限り」があります。いつか終わりがきます。またサンディさんのお仕事は「介護職」ということで、常にある一定の需要は見込めるお仕事です。たぶん、一度辞められても、また就職することは十分可能だと思えます。そんな、ごく一般的なアドバイスをさせていただいた上で、サンディさんは、今どう感じますか。お仕事を辞めて、家族の介護につこうと思うでしょうか。もしくは、やはり仕事を続けようと思うでしょうか。どうぞ、「自分が心からそうしよう」と思うほうを選んでみてください。お母様のために、ではなく、愛犬のために、でもなく、「自分がそうしたい」と思うほうを選んでみてください。「こうするべき」「ああするべき」という「べき」は何もありません。ここでもう一度、ご自身が書かれた相談文を読まれてみてくださいね。本当は、もうどちらにするかわかっていらっしゃると思えました。そして、サンディさんならどちらを選んでも大丈夫です。自分の気持ちを最優先にして、その選択に自信を持ってくださいね。優しいサンディさんのことを陰ながら応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月30日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人一倍頑張ってきたけど、何もうまくいきません」という、いちじくさん(36歳・団体職員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■いちじくさんのお悩み今まで人一倍頑張って挑戦してきましたが、何もうまくいきません。夢も必ず直前で事件がおきて破れます。七転び八起きというようにしてきたつもりですが、今は明日に希望が持てません。 ですが、自分がどれだけ幸せか理解してるつもりです。衣食住も確保され、家族、友達も大好きですし、仕事もあります。笑いも生活にあります。これ以上望んではいけないのでしょうが、楽しい明日が描けません。そして、焦燥感にかられます。どうしたら希望が持てるのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりいちじくさんへ。こんにちは 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。いただいたご相談を読ませてもらったのですが、いちじくさんは人一倍頑張って来られたのに、うまくいかないことばかりだったご様子で、自分の心で感じることを、いつしか封じ込めてしまわれたように感じました。衣食住や友達や仕事もあって理屈では一見幸せのようですが、封じ込めてしまった心がとても虚しくうずくまって泣いているように感じます。嬉しい、楽しい、さみしい、かなしい、悔しい、怒り、喜びなど心が感じることを忘れてしまってあるように思いました。私が長年そうだったのですけど、いちじくさんのように私も人一倍頑張り屋さんでした。親の都合と家庭の事情で幼稚園4つ小学校3つ中学校2つの転校を繰り返したので自分の居場所を作ろうとする度、壊されて奪われてしまう感じが何度もしていました。なので、高校はどんなに嫌なことがあっても自分の感情も気持ちも圧し殺して歯を食いしばって我慢して入学した学校を卒業しました。そうして社会人になったのですが、私の心は楽しくなかったのです。理屈や理論で頑張って来ましたが、心を閉じてしまっていたので、自分自身が何を感じているのかさえわからなくなっており、自分も他人も信用せず信用できずにいました。甘えることも迷惑かけることも自分に禁止して、頼ることも任せることもできずに、何でも我慢して、何でも遠慮して、ひとりでずっと頑張り続けていました。そして、いつも満たされず誰かや何かと比較して焦っていて、自分を急き立てて追い立ててしまい、心は虚しくてちっとも豊かではありませんでした。私は人一倍こんなに頑張って来たのに、何が間違っていたんだろう…と途方に暮れる日々を過ごしました。いちじくさん、夢を次々と叶えているうちの塾長を見ているとね、自分がが頑張るのをまったくやめているのですよ。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せているのですよ。そうすると周りの人たちが次々と腕前を発揮してくれて、勝手に夢を叶えてくれるそうなんです。そこで、実は私もまだやり始めたばかりなのですが、今頑張ることをやめてみています。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてお仕事も来月から3ヶ月間お休みすることに決めたのです。そうしたら、そのお休みを覚悟した日からいつも無意識に焦っていた気持ちはなぜか日に日に消えてしまったように感じなくなり、なんだか助けられて支えられて守られているようなことが次々起こり、とても穏やか気持ちなのです。今まで私ばっかり頑張っていたと思っていたのだけれど、いろんなところで、いろんなカタチで、いろんな方々に助けられて支えられて守られていたことが見えなかったのかもしれません。自分で手柄をあげることばかり必死で、頑張ることばっかりに意識を取られていて、人のやさしさや心の豊かさに気づけなかったのかもしれません。いちじくさんも自分が頑張るのをどうぞやめてみてくださいね。周りのひとに頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてみることをお試しくださいね。いちじくさんの焦燥感が日に日に消えて感じなくなり穏やかに過ごされますこと、とっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「摂食障害でした」という、ミッキーさん(20歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ミッキーさんのお悩み私は5年間摂食障害でした。やっと心も回復してきて健康的で魅力的な女性になりたいと思えるようになってきましたが、どこかスッキリせずなぜか太ることへの恐怖が少し残ってふっきれず、モヤモヤが続いてます、確かに過去はがっちりしたからだでしたが肥満ではなかったのですが、前みたいにはなりたくないという気持ちもあります。どうすれば食や体重に、振り回されず幸せな気持ちで生きられますか? ■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりミッキーさん、5年間、しんどかったですね。今は、回復したとのこと、何よりです。「健康的」が、私も目指すところです!しかも、女性の魅力である丸み(セクシーさ)は、脂肪でつくられるので、その点でもある程度あった方がいいですしね! さて、摂食障害は、一般的にも、私のカウンセリング経験上でも、根本には「母親との関係」が大きく関わっていることが多いです。お母さんに甘えられなかったり、愛されていないと感じているなどです。ミッキーさんは、いかがですか? もし、そうなら、この機会に向き合ってみるのもいいですね。もちろん、今は、回復したとのことですし、必要があれば、向き合わざるをえないことが起こるでしょうから、そのときでもいいですよ。いずれにしても「どうせ、愛されてるし」って、たくさん呟くことから始めてみて。「前みたいにはなりたくない」気持ちがあるとのことですが、前のようになると、どんな悪いことが起こると思っていますか? 何を言われそう? どう思われそう?「太ったね」と言われたら、なんて言われたような気がする? 「体型が前のようになること」そのものより、本当は、今挙げてもらったこと、つまり、そのせいで起こった、被ったと思っていることを、再び体験するのが怖いのではないですか? 「前みたいになると、絶対○○される、言われる」と信じてしまっている状態です。前みたいになっても、それらが起こらないとしたら、どうですか? 恐怖が和らぎませんか? まずは、「起こらないかも~」と、そっちの可能性の方が大きいことを知ってくださいね。その上で、「そうされてもいい」「そう言われてもいい」とたくさん呟いてみて。その覚悟で腹をくくること! それが恐怖をふっとばす強さのもとですよ。ちなみに、そうされたり、そう言われたとき、前はどうしていましたか? ぐっとこらえたかしら? 本当はなんて言いたかったですか? 今度は、それ、言ってもいいんです! 平気なフリをしたり、甘んじなくてもいいですからね。さて、摂食障害のご相談も多く寄せられているので、そんな方のために、ここでもう少しお話させていただきますね。ミッキーさんの摂食障害は、拒食症でしたか? 過食症でしたか? 拒食症の方には、完ぺき主義でストイックな方が多いように思います。自分をコントロールできなくなることへの恐れもありますね。だから、「中途半端でいい」「(食べることが)止まらなくなってもいい」「堕落してもいい」と呟いてほしいです。そして、過食症の方は、罪悪感を持ちやすく、意志が弱いと自分を責めがちな方が多いように思います。「こんな私でも、大丈夫、ダメじゃない」「まぁ、よい」って呟いて! 吐かなくてよいよ~。また、寂しさを食べ物で埋めようとするきらいがありますから、寂しいときは、その寂しさをいやがらずに、じっくり「寂しいよ~」って口に出しだしながら味わってくださいね。両者とも、太ることにバツをしてること、0か100か思考という点では一緒です(過食症の方も、食べ吐きする方がほとんどで、「食べたことを、なかったことにする」つまり、0にするのです)。だから、「太ってもいい」「中途半端でいい」が魔法の言葉になりますよ。もうひとつの共通点は、「頑張ること」に○をしていること。拒食症の方は、頑張ってこれちゃった人で、過食症の方が、頑張れない自分を責めてきた人なんじゃないかなぁ。だから、「がんばらなくてもいい」「がんばれなくてもいい」「ちゃらんぽらんでいい」も魔法の言葉になります。ここでご紹介した言葉を呟いてみて、ザワザワする言葉、拒否したくなる言葉をいっぱい呟いてみてくださいね。「おいしくいただく」喜びを味わいましょう。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「両親に対する怒りを乗り越えたい」という、チロルさん(33歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■チロルさんのお悩みネガティブを克服したくて5年ほど前から学校に通ったり、心屋さんの本を読んだりセミナーに通ったり様々なことをしてきました。そのお陰で、本当に少しずつではありますが前に進んでいるなとも思えるようになりました。ただ、そういうことをすればするほど、いきつくところは両親。学べば学ぶほど、落ち込みと怒りがこみ上げてきて、どんどん両親のことが嫌いになってきます。そして、学びの中で気づいた私の悪いクセを目の前でされ、そしてそれを自分がやっていることに気づかず私に注意してきます。堂々めぐりで辛いです。どのように乗り越えていったらいいでしょうか。アドバイス宜しくお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりチロルさん、こんにちは。ネガティブな自分が嫌で、何とか克服しようと心のことを学んで来られたのですね。その過程で、この心屋仁之助塾ページを見つけてくださりありがとうございます! ネガティブな自分、私も大嫌いでした。後ろ向きな姿勢、何でも悪く取ってしまう考え方、悪運を引き寄せそうな口癖(笑)。直そうとすればするほど、自分のダメなところが目について落ち込み、重苦しいオーラをまとっていたのではないかと思います。学びの中で気づいたチロルさんご自身のクセに対して、ご両親がダメ出ししてくるのが嫌なのですね。でも、よく考えると指摘してくる本人(両親)こそ無意識にそのクセが出ているのです。これはどういうことかというと、彼らはチロルさんに×をつけているようで、そのクセを持っている「自分自身」に×を付けているということです。つまり、あなたは悪くないのです。それをダメなことだと信じている彼らの価値観によって、自分を否定されているように感じているだけとも言えます。とはいえ、辛いですよね。チロルさんは本当は、そこを否定せずにまるごと受け入れて欲しかったのかもしれません。私は、ネガティブは克服するものではないと考えています。そう、本来人間はネガティブとポジティブ両方あって完璧な存在。欠けていたり、ネガティブなところがあるからこそ、私たちはお互い豊かに関わっていけるのだと思っています。そんな豊かさをたくさん持っている自分のことを、まずご自身が許し、受け止めることはできそうですか? 例えば、つい愛想笑いをしてしまう自分でもいいと許す…。否定的な言葉を使ってしまう自分が嫌いだけど、許すためにあえて禁止していること(たくさんグチややっかみを言うなど)をしてみてもいいですね。ネガティブは排除したり乗り越えるのではなく許し、共存するものだから。こんな風に自分を許せて来ると、次はご両親に対しても寛容になれるでしょう。もしくは客観的に「この人たちはこれをダメだと思っているんだな」と切り離すことができます。相手に対して寛容になれると、相手の真意がようやく見えてくることがあります。例えば今までダメ出しされていたと思っていたことが、実は両親にとって愛情表現だった、などなど。いまチロルさんは、バランスの取れた自分になっていく途中なのかもしれませんね。どんな自分も可愛がれる豊かな日々を味わって行くことを応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分から別れを切り出すメールして後悔している」という、ムーミンさん(37歳・事務職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ムーミンさんのお悩み恋愛に奥手で今まで恋愛をしたことがありませんでしたが、2年前に友達の紹介で知り合った方がいて、月1回くらいですがデートを重ねていました。でも、回数を重ねても付き合おうとか体の関係になることもなかったので、メールで私から会うのを辞めようと送ってしまいました。相手からは「このままズルズル会うのはまずいし悪いと思ってました」と返信がありました。その時は大泣きして忘れようと決めましたが、心が辛すぎて、相手に「努力をするからまた会ってほしい」とメールしましたが、返信はありません。潔く別れを告げましたが、自分が思っていたより相手のことが好きだったことに気づいて、別れを切り出すメールしてしまったことに後悔で今後どうしたらいいのかわからないんです。私はどうしたらよかったのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりムーミンさん、初めまして。心理カウンセラーの小林威之です。お悩み拝見致しました。大切な彼とのお別れはとても辛い決断だったと思います。月1回のデートが、どこかムーミンさんの心の拠り所にもなっていたのかもしれません。ムーミンさんが彼を大事にしたいという気持ちも、ムーミンさんのことを彼が大切にしてほしいという気持ちも、切ないですがとてもステキだと思います。お別れを切り出してしまって後悔されているとのことですが、過去の選択が正しかったか間違っていたかは、その選択をする時点ではわからないものです。そのときは正しいと思っていたことも、後になって自分自身を苦しめたりしてしまいます。ですので、その決断をしてしまった自分を責めないであげてくださいね。そのときは精一杯、相手のことを、そして自分のことを大切にしていたんだと信じてみてください。そして、今は苦しいかもしれませんが、あの決断があったから今が幸せって時もくるかもしれません。過去の積み重ねで未来ができているわけではなく決断の数だけ自分らしいステキな未来が訪れると思っています。決断は「正しい」「間違ってる」で選ぶのではなく、ムーミンさんが「好き」か「嫌い」かで選ぶのがコツです。どんな決断でもかまいません。何か資格を取ってみる、ランチに何を食べる、転職をする、誰かとお付き合いをしてみる…、どんな決断も大切な決断です。「正しい」「間違ってる」は自分の本音ではなく、周りの人の空気を読んだり、いい人だと思ってもらいたかったり、うまくいかなかったときの言い訳に使っていまいます。それも悪くはないのですが、好きな人とステキなパートナーシップを築くには、ムーミンさんの本音を相手にちゃんと伝えると、ちゃんと理解してくれる方が現れますので。「好き」か「嫌い」で選ぶというのは一見わがままと感じるかもしれませんし、そもそも、好きとか嫌いで選ぶというのがわからないかもしれません。でも、何かを決めるときにまずはムーミンさん自身に聞いてみてほしいのです。それをすると嬉しいのか楽しいのか、寂しいのか面白くないのか、まずは自分の感情をちゃんと確認してほしいのです。ムーミンさんが「好き」をたくさん集めていくと、どんどん自分のことを好きになり自信も増えていきます。誰かがユーミンさんを幸せにしてくれるのではなく、自分がこうなれたら幸せって思えた中にパートナーも夢もついてくると思っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月02日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼との結婚を待つべきか、別れるべきか」と悩むまおさん(32歳・看護師)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)taka - Fotolia.com■まおさんのお悩み付き合って3年目の一つ下の彼氏とのことです。付き合った当初から彼が結婚に前向きでお互いの両親にも会い、すぐ結婚だと思っていました。しかし結婚前に同棲を始めたこと、彼が昇進したことなどが重なり結婚は今すぐじゃなくてもと言うようになりました。不安でしたが両親にも会ってくれたしと同棲を続けました。それから1年半経ち、九州へ彼が転勤になりました。私は結婚してついていきたかったのですが、彼は落ち着くまでは結婚できないと。泣く泣く遠距離恋愛をしています。私も年齢的にも距離的にも長くは待てないと言っています。彼はまだ社会人となって4年で守りに入りたくないと言います。彼は私を結婚相手とは見ていなくて単に逃げているだけだと感じていますが、普段は仲が良くできれば彼と結婚したい思いがあります。彼がその気になるまで待つのは辛いです。追い詰めたくないけど期限を決めて決断できないなら別れを選んだ方がいいのか悩んでいます。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより32歳。付き合って3年目。それは悩みますよねぇ。私も同世代なので気持ちはとても分かります。気持ちは分かりますが「AとBどっちにしようか悩んでます」という方はだいたいほぼ100%、どちらにするかは自分で決めています。こういった質問をする方が本当に聞きたいことは「Aにしたいのですが、この選択で間違っていないですか?」ということだと思います。私はそれで幸せになれますか? 後悔しませんか? ということを、聞いているのだと思うんです。たとえば、3年付き合って結婚まで考えた彼と別れて、次の人を探す。…面倒ですよね。イチから恋愛して、関係性を深めて、結婚。本当にそんな人と出会えるのか、という不安も出てくるかと思います。それではもう一方の選択肢、今の彼を信じて待ち続ける。…いつになるか分からない。年齢のこともあるし、袋小路になるような気がして不安ですよね。こう言った状況は、人が岐路に立たされたとき、共通に感じる不安のパターンだと思うのです。職場を変わろうかと思う。今のままの場所で地道に続けていった方がいいのか。それとも勇気を出して変わった方がいいのか。留学するか、しないか。結婚するか、しないか。やるか、やらないか。心屋の考え方を知ってる方に最近よく聞かれることがあります。「心屋では損する方を選べといいますが、この場合どちらが損する方ですか?」そんな二者択一の質問。結局「どちらを選んだら、正解ですか?」「どちらを選んだら、幸せになりますか?」ということを聞いているんですよね。失敗したくないし、うまくいく未来がほしい。気持ちは分かりますが、失敗してもいいから自分が「したい」と思う方を選ぶのが一番だと思います。こう考えてはどうでしょう? 新しい恋をするも、今の彼を信じて待ち続けるもどちらを選んでも自分は幸せになれる。「どっちを選んでも、私は、幸せになれる」そんな前提なら、まおさんはどちらを選びますか?別れるか。続けるか。まおさんはどちらにしたいですか?どちらにしたら「いい」か。どちらにする「べき」か。どちらにしたら「間違えない」か。そういった基準で選ぶのではなく、自分の気持ちとしてはどちらに「したい」のか。どちらを選んでも、後悔するかもしれない要素があるんですよね。その後悔するかもしれない要素を受け入れてみてください。それが心屋が言っている「損してもいい」ということの意味です。「後悔してもいいから、別れよう」「後悔してもいいから、信じて待とう」大丈夫です。どちらを選んでも、まおさんは幸せになれます。まおさん自身で決断して、扉を開いてみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼と別れて、何をすべきかわからない」という、RUNさん(25歳・接客業)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。画像:(c)beeboys - Fotolia.com■RUNさんのお悩み最近彼と別れ、今までしたいことなどを自由にはなったのですが、それと同時にこの先どうなるのか、どうなるべきなのかをとても考えてしまいます。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりRUNさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。彼と別れて自由になったけれども、この先どうなるのか、どうなるべきなのかを考えてしまうのですね。RUNさんはまだ25歳でお若いですから、人生もまだまだ長いです。だからそのように考えてしまう気持ちはよくわかりますよ。そして、先が長いからこそ、選択肢の幅が広すぎてわけがわからなくなるのかもしれません。詳しくはわかりませんが、もしかしたら彼とお付き合いしている時は、彼に遠慮したり、どう思れるかを気にしてできないことがあったのでしょうか。彼の意向を尊重したり、彼との時間を優先していたのでしょうか。お付き合いしている方がいない期間というのは、すべての時間を自分のために使えるというメリットがありますね。そんなRUNさんにオススメしたいことがあります。まずは、ノートを広げて、今、「やりたくないのにやっていること」を書き出してみてください。どんなことでもいいです。大きなことから小さいことまで。そして次は、「やりたいと思っていたのに、何故か躊躇してやっていないこと」を書き出してみてください。時間がないからとか、お金がないからとか、今はキリが悪いからとか、全く経験がないからとか、一目が気になるからとか躊躇していた理由はマチマチなことでしょう。書き出しましたか? たぶん、いくつか、もしくはたくさん書けたかもしれませんね。そうしましたら、「やりたくないのにやっていること」の中から一つ選び、今日からやめてみてください。簡単なことでいいですよ。一つやめると、それをしていた時間が空きますよね。その時間で「やりたいのにやっていなかったこと」を一つ始めましょう。これも簡単なことでいいです。これは「好き」「嫌い」で選ぶ、選択の練習にもなりますし、人生を変えるシンプルで即効性のある方法です。実は「これからどうなるべき」の正解はありませんよね。それは一人一人がその時その時考えることで、たぶん時間の経過や年齢と共に変わっていくものでしょう。ですので「どうなるべき」を考えても、答えは出ないかもしれません。そして「どうなるのか」はもっとわからないことです。誰にもわかりません。RUNさんが、一つ一つ、自分の好きなこと、やりたいことを選んで、行動して、積み重ねていくと、自分らしく、オリジナルな人生を歩めると思います。「やりたくないこと」「やりたいこと」を書き出して、我慢せず、人がどう思うかを気にせず始めてみてください。自由というのは、選べるということ。そして、好き、嫌いで選んでもいいということ。やりたいけれど躊躇していたことを始めることで、何かが動きだしたり変化していきます。人生はどうなるのかわからないから面白いし「どうなるべき」はありませんから、自分の好きに選んでみてくださいね。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「痩せたい!」という、あゆあゆさん(33歳・トラック運転手)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)miiko - Fotolia.com■あゆあゆさんのお悩みくだらないかと思われる事と思いますが私にとっては切実かつ恥ずかしい話で誰にも話せません。実はダイエットの成功と失敗を繰り返してもう20年以上経ち、今もってまだ成功していません。どうしても痩せたいです。怒られるかもしれませんが、痩せることで全てが解決すると思っています。自分の意志の弱さにうんざりしてメンタルもぐちゃぐちゃです。どうすれば一生太らない体と意志の強い心を持てますか。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりあゆあゆさん、全然、くだらなくないですよ。ダイエットに何度も挑戦している人、いろんなダイエットを試しては挫折している人も多いことかと思います。恥ずかしいことでも何でもありませんから、安心してくださいね。さて、「痩せる事で全てが解決すると思っている」とのこと、怒りはしませんが、「それは幻想ですよ」と言っちゃいます(笑)。そんなあゆあゆさんへの根本アプローチを、2つご紹介しますね。ひとつは、あゆあゆさんが、解決したいことって何でしょうか? もしかすると、全ての原因を「太っているせい」にしているだけかもしれませんよ。こんな自分であるのも、あれができないのも、あの人の私への対応も、きっと、いや、絶対、私が太っているからだって…。もし、そう思っているのだとしたら、それ、濡れ衣、ダミーの可能性が高いです。長年抱える悩みは、潜在意識では、そうであることにメリットを感じているものです。例えば、原因がいろいろあるとダメダメな自分ってことになっちゃうし、ひとつにしておいた方が楽だし…。そうであり続ける以上、本当の問題を見なくても済む、できなくても仕方がない、諦めのつくことが多いのかもしれません。だとしたら、それがなくなってしまったら、困りますもんね。だから、手放したくないって…。あゆあゆさんは、太っていることで、何ができないと思っていますか? どんなことを諦め、どんなことに甘んじなければいけないと思っていますか? でも、それ、太っていてもできていてる人、甘んじてない人、いますよね? いないと思ったら、ぜひ、探してみてくださいね。「太っているから」は理由にならないことを知ってください。逆に、痩せたら何ができると思っていますか? 何がしたいですか? 痩せて、問題が全部解決したら、どんな風に過ごしていると思いますか? それ、痩せるのを待たなくてもいいです。順番が逆です。先に、やっちゃってくださいね。痩せている人の生活を先にしてみて。私も、ノースリーブを着てみたいけど、二の腕が気になって着られなかったのですが、えいやっと先に着てしまいました。そして、ふたつめは、つい食べてしまうのは、ストレスからくるものかもしれません。普段の生活で、ダメな自分を隠そうとしたり、我慢したり、緊張していませんか? 例えば、頂いた文面からわかるだけでも「くだらないと思われること」や「怒られること」を恐れていたり、自分の恥ずかしい部分を誰にも話せずにいたりしますよね? 他にもいろいろあるのではないでしょうか? 意志が弱いと自分を責めることもストレスとなって悪循環だったりしますよ。もう恥ずかしい自分を隠すのをやめて、人に話しちゃいましょう。それがあなたの魅力です。我慢せずに、したいことをして、言いたいことを言いましょう。そして、恐れていることは、「そうなってもいい!」と腹をくくること。そうしたら、もう、むやみに食べなくてもよくなるのです。これらは、直接痩せることとは関係ないように感じるかもしれませんね。が、いろいろやってみてうまくいかなかったあゆあゆさんだからこそ、ぜひ、試してほしいのです。もう痩せようと頑張らないで。なぜなら、痩せようと頑張るということは、「太っている自分」が前提、セルフイメージってこと…。人は、自分が思っている通りになるからです。これらをしていたら、放っておいても勝手に痩せていくものだと思っておいてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月12日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼氏とケンカばかりでへとへとに…」という、wakaさん(25歳・サービス業)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)Tom Wang - Fotolia.com■wakaさんのお悩み彼氏と同棲を始めて1年ほど経つのですが、喧嘩ばかりです。育った環境が違うので、考え方も習慣も違うことばかり。最初の頃は、違いを受け止め、自分の気持ちを押し殺して彼のペースに合わせたり、彼を怒らせないように必死に気を使っていました。けれど、自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってからというもの、彼との争いが絶えません。お互いをよく知るチャンスだといつも自分に言い聞かせてるのですが、話し合いがヒートアップすると、いつの間にやらバトルへと変わり、明け方まで言い争って、互いにヘトヘトの状態で仕事へ向かうという状況が週に一度のペースで起こります。ですが、彼との交際は今後も続けていきたいです。週に一度もヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには何をどうしたら良いのでしょうか?■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりwakaさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。wakaさん、お仕事でもサービス業でとても気を使われてあるでしょうに。心が安らげるはずのお家の中での喧嘩、言い争い、バトル……。嗚呼…読んでいるだけでも、なんだかヘトヘトになってしまいそうですよねぇ。喧嘩って、ほんとに嫌ですよねぇ…。なんでわかってくれないのよ! いったい何回言えばわかるのよ! って伝わらないもどかしさと腹立たしさ、受け取ってもらえない、理解してもらえない悲しさや悔しさで気分がムシャクシャしますもんねぇー…。お悩みを読ませていただくと、wakaさんが自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってから争いが絶えなくなられた、とのこと。ということは、wakaさんはひょっとしたら小さな頃、お母さんかお父さんに、自分の気持ちがわかってもらえなかった…、自分のやり方を受け取ってもらえなかった…、という寂しくて悲しい、せつない思いをしたことがあるのではないかなぁ? と感じましたがいかがですか? そしてその経験から、私の気持ちはどうせわかってもらえない、私のやり方は、どうせ受け取ってもらえないと、「どうせ私なんて」「どうせ自分なんか」と繰り返し繰り返し 自分に言い聞かせて思い込んでしまったのではないでしょうか。そして wakaさん自身が自分のことを、「どうせ私は、わかってもらえない人」として生きておられるように感じました。この「どうせ私は、わかってもらえない人」と思いながら生きてると、わかってもらえない出来事ばかりが次々起こります。自分が自分のことをそう思っているから、彼氏さんを使って『ほらっ、やっぱり私はわかってもらえない人』を自分に証明し続けている…だけなのです。この、自分が自分のことを「どうせ私は ○○○な人」と思っていることをセルフイメージというのですが、そのセルフイメージに気づいて、それを変えれば身の回りの現実が変わって来ます。なので、ヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには、wakaさん自身が自分のことを【どうせ私は、わかってもらえる人】【どうせ私は、認められる人】【どうせ私は、愛される人】に、ひっくり返してほしいのです。ひっくり返し方はとてもシンプルで簡単です。この「どうせ私は、わかってもらえる人」「どうせ私は、認められる人」「どうせ私は、愛される人」という言葉を毎日毎日、何度も何度も何度も自分に呟いてあげるだけでいいですよ。呟き続けるだけでいいのです。そうすると、ジワジワジワジワ、あれ? あらら? というほど、自分の身の回りの出来事が変わって行きますよ。どうぞ試してみてくださいね。そして wakaさんが 穏やかでゆったりやさしい気持ちで笑いながら楽しく過ごされる毎日になりますよう 楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「後輩に妬み僻みを感じてしまい苦しい」という、ゆっぱさん(28歳・OL)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ゆっぱさんのお悩み今営業事務2年目ですが、私より4ヶ月程遅く入った後輩はノリがよく仕事も早い為みんなに可愛がられていて、できない自分への悔しさと惨めさ、後輩に対する妬み僻みを感じてしまい苦しい毎日で困っています。こんなネガティブ思考から抜け出すにはどうしたらいいでしょうか? アドバイスが欲しいです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりゆっぱさん、こんにちは。いまの状況、しんどいですね。私もコミュニケーションがうまく取れず、仕事もうまくいかない時期がありました。自分が大嫌いで、そこを変えようと必死でした。でも頑張れば頑張るほど「できない自分」を目の前に突きつけられ苦しかったことを覚えています。ですからお気持ち、少し分かるつもりです。現在の私は、あの頃がうそのように毎日を楽しく過ごしています。ですが、欠点を克服したのかというと…正直能力は相変わらずです。ただ、自分の感じ方、考え方が変わったように感じています。なぜならダメだらけな自分のまま、できることをしようと前を向いたからだと思います。いま流行りの「ありのままの自分」ですね。ただ、それが簡単にできないから苦しいこともあると思います。ここで、ゆっぱさんに残念なお知らせがあります。あなたは周りに比べて劣っていると思い、ずっと周りに追いつこうと頑張ってこられましたね。ですが、皆さんはあなたの不器用なところ、よくご存知でしょう。つまり、バレています。なんとか追いつこうと頑張っているところ、つい他人を妬んでしまうことも含めて周りは分かってくれているのです。そしてゆっぱさんができない、劣っていると思っているところを「ダメ」だとは思っていないかもしれません。むしろ、あなたがそこに居てくれることで彼らは助かっている部分がたくさんあるでしょう。そう、能力がない自分は価値がない、ダメだとジャッジを下しているのは実は自分自身だけ。もし周りからダメ扱いされたと感じたら、それは自分の中にある思いを他人が見せてくれているだけなんです。頭の中に「今の自分ではダメだ」という否定的な思いでいっぱいになると、今度はそれを克服しようと自分を追いつめ始めます。ダメな自分を責め、欠点を埋めようと頑張りすぎてしまうから“こそ”、心の余裕を失い、焦りが理解力を低下させてしまうのですね。ミスが多いのもただそれだけのことです。ゆっぱさんはきっと、もともとできることもたくさんあるのでしょう。人と楽しく話せるし理解力もあるのです。ただ今の状態は「自分がダメだ」と責める思いでいっぱいいっぱい。そんな時はどんな方法を取り入れようとしても上滑りするだけなのですね。ですから、まずは諦めましょう。できなくてダメな自分を。心を緩める魔法の言葉を贈ります。「私は不器用でもいい」「私は人をがっかりさせてもいい」もう許してあげましょう、こんなに頑張ってもできない自分を。きっと悔しいかもしれません。でも恥をかく自分を許すことで、やっと心が緩むんです。欠点があるからこそ人と繋がれるんです。もう頑張らなくていい。するとようやく本来の才能や魅力を発揮されるでしょう。実はそれも周りにバレているはずなのですが! どうか、その「ありのまま」で愛されるということをたくさん経験し、笑顔が増えますよう、心から応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「女性らしく自分を輝かせたい」という、エルさん(36歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。画像:(c)QUALIA studio - Fotolia.com■エルさんのお悩み男性の目を見ることができません。目があってもすぐにそらしてしまうし、嫌われようとワザと雑な態度をしてしまい、女性に見られまいとします。けれど、どこかで恋愛をしたいとずっと思っています。自分を女性として、あきらめ感があります。どうすれば自分を女性として輝やかせることができますか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりエルさんこんにちは。心理カウンセラーの小林威之です。お悩みを拝見させて頂きました。本当は男性との距離を近づけたいのについ遠ざけてしまうことで、エルさんがご自身の魅力に自信を失いかけているのではないかなと感じました。男性の目をそらしたりワザと雑な態度をとってしまうことは、もしかしたらエルさんの心の中に「怖い」という感情があるのではないでしょうか? 男性から自分を守るために、つい距離を取ろうとしているのかもしれません。ですので、女性に見られないようにしてしまうことは悪いことでありませんし、エルさんにとって自然なことなのかもしれません。ただ、無理やりポジティブになろうとして男性の前でなんでもないふり、大丈夫なふりをして我慢する必要もありません。我慢することは自分自身にウソをつくことです。自分にウソをついていると、どんどん自分のことが嫌いになってしまいます。ステキなパートナー関係を築くためには明るさ、気だての良さ、可愛げなどポジティブな部分だけを強調されがちですが怒りや悲しみ、孤独感、無力感などネガティブな感情も共有していくことも大切だったりします。ですので、エルさんが男性と向かい合ったときに、ちゃんと今自分が感じている感情を相手に伝えることが大切です。怖い、嫌だ、つらい、苦しい、どんなネガティブな感情でもかまいません。感じた感情を素直に伝えてそれをちゃんと理解してくれる方とお付き合いされると幸せに近づくと思います。そして、何よりエルさんに信じて頂きたいことは、エルさんに元々存在している魅力はどんなことがあっても失われてはいません。ただ、自分だけが気づいていないだけです。自分の感情にしたがって自分が好きなことをしていると、本当にあなたを大切にしてくれる人が目の前に現れます。相手から声をかけてくれる場合もありますが、ぜひエルさんからも勇気を出して声をかけてみてくださいね。特別なことをする必要はありません。挨拶程度で大丈夫です。エルさんが自分に魅力があることを十分に感じていて、自分のことが好きで、幸せなあったかい気持ちは言葉で表さなくても表情や声のトーン、雰囲気で十分伝わります。そのあったかい雰囲気が伝わった相手が、あなたにピッタリの相手になるのではないでしょうか。恋愛や結婚に早い遅いは関係ありませんので。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月22日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「輪の中に入れない」というチェリ子さん(23歳・接客業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■チェリ子さんのお悩み人間関係がうまくできません。いつもムッとしたように見られがちで、“感じの悪い子”と周りから思われてしまいます。誰とでも仲良くなれる人や、慕われる人がうらやましく思います。輪の中にも自分から入っていけず一歩引いた場所から眺めるような感じです。自分の悪口言われてるんじゃないかとも勝手に考えて勝手に落ち込んでいきます。こんな性格なので友達も少なく、なんでも言える人もあまりいません。まぁいっか、で済ませればいい話なのですが、考えすぎてしまう性格でもあるのでネガティブ思考が止まらなくなります。元同僚にはネガティブよりもポジティブの方が楽しいよと言われました。確かにその通りです。考え方次第ですが、物事をポジティブに考えられるくらいの柔軟性もありません。みんなのように会社でもワイワイ話したいし人生損してるなんて言われたくありません。自分自身を理解していないこともあるのでしょうか。どこをどのように変えていけばいいのかわかりません。これからの人生を楽しんでいきたいのでよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりチェリ子さんはいつもムッとしたように見られがちで、自分から輪の中に入っていけないんですね。チェリ子さんは昔からずっと「私はコミュニケーションがうまくできない」「友達の輪の中に入れない」と思って過ごしてきたんだと思います。私はこんな人だから、みんなに嫌われてあたりまえ。私はこんな人だから、馴染めなくてあたりまえ。私はこんな人だから、ダメ。そんな自己卑下の言葉を自分自身に投げかけ続けてきたのではないでしょうか。「私は人間関係がうまくできない人だから」と思っているから、そんな自分にお似合いの状況を、まわりにいっぱい集めてくるのです。私だけ除け者にして、いつも楽しくおしゃべりしているあのグループ。なんだか私の悪口を言われているような気がしてしまう。ああ、また。ちょっと無理して輪の中に入ってみたけど、やっぱり私がいない方が盛り上がってるみたい…。そんな証拠ばかりを集めて、苦しんでいるんです。知っていましたか? チェリ子さんの周りの人は、チェリ子さんを受け入れたくて、待っているんですよ? それなのにチェリ子さんがかたくなに、「馴染めない自分」で居続けるから、周りに馴染めないという証拠ばかりが集まってくるんです。人間は見たい物を見る習性があります。人はみんな、自分が見たい現実を見ているんです。簡単に実験してみましょう。今自分がいる場所で「赤い物を見よう」と意識して、顔を上げて周りをぐるっと360度見回してみてください。さっきまでは目に入ってなかった「赤い物」がいっぱいありませんか? それと同じことが、チェリ子さんの周りをとりまく「現実」にも起きています。チェリ子さんは「馴染めない自分」の世界を見たくて。「馴染めない自分」である証拠集めばかりしています。そして、その証拠が集まってきて「ああ、嫌だ」と嘆いているんです。なぜそんなことをしているかというと、「人間関係がうまくいく自分」「他人と馴染めている自分」というような世界を見ると不都合なことが起こるからです。もし、チェリ子さんが「人間関係がうまくいく自分」「他人と馴染めている自分」でいられる世界に生きていたら、今と何が違うでしょう? おそらく、人の輪の中にぐいぐい入っていかなくてはいけなくなるでしょうね。だって、他人と馴染めているんだから。人の輪の中にぐいぐい入っていく自分。想像しただけでちょっと怖くないですか? やったことがないから怖い? それをしてしまったらどうなるか分からないから怖い? いいえ。つまらない自分が露呈するのが怖いんです。輪の中に入らず、感じの悪い子として、一歩離れたとこから輪の中のみんなを眺めていたら、「つまらない」と思われることはないですもんね。だからチェリ子さんは遠巻きに彼らを眺めているんです。「チェリ子? あの子つまんない」という決定打を受けないように、自分を守っているんです。輪の中に入ってしまうと、そんなふうに傷つけられると、信じて疑ってないんです。だから、そーっとそーっと、傷つかない場所に立っているんです。そんなひとりぼっちの場所にいるのが、もう嫌ならば、輪の中でみんなと楽しく笑い合える自分として生きていきたいと思うのならば、「つまらない人だと思われてもいい」「だって私超つまらないし」そんなふうに思って、勇気を出して、輪の中に入ってみてください。ひと言もしゃべれなくてもいいです。挙動不審になってもいいです。お地蔵さんのように固まってもいいです。そんなつまらないチェリ子さんでも大丈夫なんです。周りの人は、そんなつまらないチェリ子さんだから受け入れてくれるんです。つまらない自分を露呈する勇気を出して、そのつまらない自分だから受け入れられる。そんな体感をした近い未来に、みんなの輪の中で大口を開けて笑っているチェリ子さんがそこにはいるはずですよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月15日