沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターほかを会場に、世界に通じるテーマ“Laugh&Peace”を伝える作品を上映し3月28日(日)に閉幕した第2回沖縄国際映画祭。第1回を上回る大盛況ぶりを、同映画祭の実行委員会(吉本興業ほか)が発表した数字からふり返った。会期は昨年の4日間からプレイベント期間も含めて9日間と2倍以上に延び、延べ来場者数は11万人から38万人と約3.5倍に。1日あたりの来場者数は2万7,500人から4万2,000人。主催の中心、吉本興業の目標だった「30〜50万人」を達成し、映画祭の認知度を広めて集客に成功した形だ。上映作品は国内外の新作、吉本所属のタレントの監督作を合わせて94本。そのうち賞の対象になる長編プログラム作品には150本の応募から選出した26本を上映した。昨年は賞を争うコンペティション部門に80本の応募があり8作品を選出。優れた作品の上映、もしくは新しい才能の発掘などの映画祭の機能も強化された。レッドカーペット・イベントで歩いたゲストは昨年の90人から194人と倍増。逆にカーペットの長さは250メートルから150メートルになった。期間中に出演した吉本所属の芸人数も昨年の169人から123人に減少。とはいえ、吉本以外の俳優、女優、監督が多数出演した。実行委員会ではそちらの数字の発表はしていない。取材媒体は100媒体350人。昨年の100媒体250人から人数は膨らんでおり、注目度も高まったようだ。同社の大崎洋社長は、オープニングセレモニーで「100回、200回と続けたい」と宣言し、クロージングでは「語呂がいいから100回、200回」とトボけながらも意欲的に取り組む姿勢を見せた。第3回の開催は決定しており、2011年3月19〜28日と1日期間延長の予定。今年、前回以上の盛況ぶりを見せただけに、イベント色の強い映画祭としてスケールアップが期待できそうだ。その一方、実行委員会の1社、パチンコメーカーの京楽産業の榎本善紀社長は打ち上げの席で「来年は妻と子供を連れてきます」と挨拶。昨年11月に入籍した愛妻で現在、第1子を妊娠中で今夏に出産予定の女優・伊東美咲を伴った、一家3人での参加を表明。負けじと(?)、吉本興業の社員、木本公敏氏も「来年は妻と子供を連れてきます」と愛妻で、現在第1子を妊娠中で、まもなく出産予定の元フジテレビのアナウンサーのタレント、内田恭子の同伴を予告。関係者を大いに喜ばせた。第3回は2人のミューズ降臨で、ますます大盛況となるか?(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:「三池監督との勝負は五分五分」 哀川翔『ゼブラーマン』続編インタビュー in 沖縄【沖縄国際映画祭】黒沢かずこ主演『クロサワ映画』2冠!即興の歌で喜び表現【沖縄国際映画祭】キム兄、鈴木杏樹の天然トークに苦笑い【沖縄国際映画祭】ロバート秋山竜次、出演場面13秒の映画で舞台挨拶【沖縄国際映画祭】間寛平、イランから衛星中継でギャグ3連発
2010年04月01日0~9まででどの数字が好きかでその人の性格はわかるという説をご存じですか?今回、コブス横丁では「好きな数字」をテーマにアンケート調査を行い、その結果をもとに精神科医で、『相手の心を絶対に離さない心理術』(王様文庫)などの著書で知られるゆうきゆう先生に心理分析をお願いしました。(※好きな数字(0~9)を頭の中に思い浮かべて続きを読んでくださいね)まずは読者943人に行ったアンケート結果です。0=20人、1=65人、2=105人、3=153人、4=56人、5=114人、6=46人、7=240人、8=117人、9=27人。結果としては「7」が最も多く240人、続いて「3」を選んだ153人、逆にもっとも少ないのは「0」の20人でした。人気数字順に並べると7>3>8>5>2>1>4>6>9>0です。――先生、では解説をお願いします。数字というのは生活に密着している分、それに対するイメージは、人によってかなり違っています。ですので、厳密に「この数字なら、これ」という答えを出すことはできません。しかし、その数字に対するイメージから、その人が「どういった風に見られたいのか」、「どういった物事の選び方をするのか」が見えてくることはわかっています。つまり、好きな数字を聞くときには、「なぜその数字が好きなの?」という質問も合わせてしてみると、もっと相手のことを深く知ることができるでしょう。――なるほど。では、それぞれの数字を選んだ人の解説をお願いします。0=あまり選ぶ人が少ない数字ですが、「0の概念」というものがあり、一方では神聖視される数字です。また、「何者でもない」、「終わり」、「始まり」というイメージも強いようです。「特別に思われたい」人が選びやすいと言えますね。1=「1番」と言われるように、数字のトップバッターです。一等賞・一位……そのイメージから選んだ人は、認められたい願望が強いと言えますし、かなりの自信家と言えるでしょう。2=一番最初に割り切れる数字として扱われるので、物事をハッキリさせたい人が選ぶと言えます。「あひる」のモチーフで2に親しみを持っている人は無邪気なかわいらしさをアピールしたい人。順番的に1ではなく2を選ぶ……という人は、出しゃばりに思われたくない割に、自分に自信がある自信家です。3=女性が選びやすい数字なのですが、「かわいい」というイメージが多いようです。控えめでかわいい感じ、また3月はひな祭りのイメージもありますから、女の子らしいイメージが強いのでしょう。かわいがられたい、甘やかされたいという気持ちが強い人が多いと言えますね。4=日本ではどちらかというと縁起が悪いと言われますが、外国では四つ葉のクローバーなど、縁起がいい面もあります。そういった縁起を担いでの場合ならかわいらしく見られたい気持ちがあるかも知れませんが、自分にかかわる数字として選んでいるのなら、かなりガンコである可能性が高いでしょう。5=キリの良さや、中間にあるため安定感を感じて選ばれることが多い数字です。そのため、物事をハッキリさせたい気持ちが強く、不安に弱いと言えるかもしれませんね。表面的には好き嫌いが激しかったり、キッパリしていることが多いようです。6=ちょっぴり有名な映画で「悪魔の数字」と言われている数字ですが、あえて選ぶなら「自分にかかわる数字」の可能性が大ですね。この場合は「自分が好き」、「自分を大切にしたい」、「自分を大切にしてほしい」と思っているはず。周囲のイメージを気にせず選ぶという部分では、芯の強い人とも言えますね。7=「ラッキーセブン」と言われるように、7へのイメージはほとんどの人が「いい」と思っています。これは自分以外にも説明しやすく、特に広く知られている知識ですよね。あえてその理由で選ぶ人なら、間違いなく「他人の目を気にしてしまいやすい人」です。「無難に賢く幸せに生きたい」、「他人に幸せだと思われたい」願望が強いでしょう。8=末広がりで縁起がいい!と言われがちですが、やや年配の人か、年配の人からそう聞き続けてきた人が選びやすい数字です。つまり、おじいちゃん子、おばあちゃん子、なおかつ縁起を担ぎたい人!と言えますね。「伝統や年配の方を大切にする人」とも言えますが、きまじめすぎる一面もあるでしょう。9=日本ではどちらかというと「縁起の悪いイメージ」が多いため、好む人はやや少なめでしょう。それをあえて選ぶのは、「誕生日だから」など、自分にかかわる数字という理由から選ぶことがあります。その場合、その人は「自分(と、それにかかわる物)を大切にしてほしい」といった気持ちがあることがわかりますね。クールに見えても甘えん坊、さみしがり屋の可能性あり。――ありがとうございました。身近な人にもこの質問を聞いてみたいと思います。というわけで、ゆうきゆう先生の心理分析はいかがだったでしょうか。ズバリ、数字の好みで性格を言い当てられてしまったという方もいるのではないでしょうか。もちろん、これらは性格を判断するひとつの指標。そればかりに頼りすぎて、本質を見失わないようにしたいところですね。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】心理学ステーション精神科医ゆうきゆう先生のウェブサイトです。心理学に関する著書多数。一、十、百……数字の大きさってどこまであるの?数字に関する素朴な疑問にお答えしております。
2009年08月18日